福島第1原発で停電 プール代替冷却など停止18日午後7時ごろ、東京電力福島第1原発で停電があったと原子力規制委員会に連絡があった。事故対応に当たっている免震重要棟が停電、1、3、4号機の使用済み燃料プール代替冷却システムなどが停止した。 原子力規制庁によると、1~3号機の原子炉への注水に問題は生じていない。電源に異常があるとみられ、東電が状況を調べているが、規制庁、東電とも原因を特定できないとしている。 午後10時半時点で、燃料プール代替冷却システムが復旧するめどは立っていない。 燃料6377体を保管する共用プールの冷却も停止したもよう。周辺のモニタリングポストの放射線量に目立った変化はない。 【共同通信】
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