2013-03-17 06:24:18
お赤飯。
テーマ:RECIPE。ハレの日に活躍する「お赤飯」を作ってみました。
お赤飯の豆と言えば、
「小豆」ですが、
小豆は、皮が薄いため、
煮たり蒸したりすると、
すぐに裂けてしまうので、
それが切腹を連想させることから好まれず、
武家社会の色が濃かった関東等では、
小豆の代わりに、
皮の厚い「ささげ豆」が使われてきたようです。
小豆とささげ豆は、
どちらも、
マメ科ササゲ属に分類し、
よく似てますが、
おヘソ部分が縦長なのが小豆、
丸いものがささげ豆です。
また、
赤飯の起源は、
「赤米」を蒸したものらしいですが、
それは、
魔除けの赤色をした食べものとして珍重されていたようですね。
炊きあがった「ささげ豆」が、
あまりに艶やかで、
暫し魅了されてました。
また、
古来から、
赤い色には、
邪気を祓う力があるとされたり、
赤という色から、
「血」をイメージしているという説もありますが、
血の代わりに、
赤色のものを取り入れることで、
体内の血=生命力を増強させるというわけです。
さらに、
小豆に含まれている「アントシアニン」には、
活性酸素を抑制する力や、
免疫力向上・目の健康を維持する力があるとも言われていますし、
食物繊維やビタミンB1・カリウム等も豊富なので、
健康体作りにも最適です。
その上、
縁起もいいなんて、
素晴らしい食材ですね。
「小さな豆」と書いても、
大きな力を持つ小豆です。
そんな小豆と、
STAUBで炊き(沸騰してから12分弱火で加熱して、10分蒸しました)、
完成です。
炊きあがりのいい香りにうっとりしながら、
~
いったん、味見という名を借りて、
自分でしっかり食べ、
納得のいくできを確認し、
お赤飯パワーも宿ったところで、
このお赤飯や、
少し残しておいた小豆と共に、
とある大きな力の元に向かいました。
~~~
続きは、後日ブログにまわしますが、、、
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実は私、
幼い頃は、
小豆が大大大嫌いだったため、
お赤飯の小豆を全て取り除いて食べてました。
~
小豆が大好きな今から考えると信じられない過去ですが、
~
小豆様、
昔は毛嫌いしててごめんなさい。
今はとっても大切な存在です。
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大きな夢は、
小さなお豆からはじまります。
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