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【思想を刃に、机上の戦場で】能力者スレ【俺達は「静寂」だ】
- 1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2013/03/09(土) 08:15:51.35 ID:OIEo1P7eo
- ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/internet/14029/】
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
・この世界は「多様性のある世界」です。
・完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。
・弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
・戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
・基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
・書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
・描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
・他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
・「コテハン」は禁止の方向で!
・基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
・スレチなネタは程々に。
・スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
・基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
・国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
・他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
・時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
・特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
・あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
・全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
・能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
・エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1362154281/】
wiki【http://www53.atwiki.jp/nrks/】
- 2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 13:43:48.23 ID:2fFVMTHC0
- >>1乙ー
- 3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/09(土) 17:28:45.11 ID:wcEK5c+p0
- >>1乙
- 4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 18:14:26.61 ID:1JS9T2iHo
- >>1乙
- 5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/09(土) 18:15:52.19 ID:d6ISu+a6o
- >>1乙!
- 6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/09(土) 20:18:14.02 ID:mSmttY9To
- >>1乙
- 7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:18:47.35 ID:qwndEMjEo
- 前>>985
なんだ、知らなかったのか機関にまともな人間などいないぞ青二才
所詮人が作った組織だしな……故に暴力が一番扱い易い手段だ、原始的なのは良い事だろう?
【さも当たり前のように説く「暴力」】
【男の言う事など存じているとばかりにため息混じりに答えて双銃を構える】
ほう……その機構面白いじゃないか、どこの製品だ?
それとも自分で作ったか、まあいい何にしても奪って研究すれば分かるものだろう……。
レフト、バレットチェンジ、スプレッド
【アタッシュケース、いや今はボウガンかそれを見て研究者の性か興味深そうに目を細める】
【一方で戦闘用に組み替えた意識はその武装へのカウンターを導き出す、二重思考】
【射出形式の変更、レーザーからショットガンへ―――――カシャンという音が響く】
【銃口を緩ませて射出半径を広く、弾丸をより拡散させる仕様へと変更……決定】
【魔翌力の装填は淀みなく……】
――――――……っ!
【彼が矢を放つと共にこちらも対して打って出る】
【放たれるのは微細な魔弾だが範囲の大きい物で、矢の進行方向をズラすには調度良い】
【しかし矢に付与された属性ゆえか僅かに頬に触れて……焼き切る】
……熱量か、危うい兵器だがだからこそ悪くない―――――――
【グリップを握る親指の先で傷跡を撫でて、く―――――と愉悦混じりの笑みを浮かべる】
【機関においては比較的常識的な研究員だが、機関員という時点で異常者……】
【だから彼女のその美貌も今は恐ろしい物でしかなく】
ライト、チェンジ……ブレード……近接で行こうか
【右手の魔銃を掲げれば声と同期して形式が変わるモーターが高速回転するような音】
【その後にグリップが銃身と平行になるように移動し更に銃口から伸びるのは魔翌力で押し固められた刃】
【ココノエの魔翌力の性質からそれは赤黒く輝いて今正に人間の血液を啜ったように蠢いて輝く】
精々踊れ、小悪党……余興くらいにはなってくれよ?
【左手の魔銃で先程の弾丸をばら撒いて牽制――――集弾性能は先程より良くしているがダメージは見込めないだろう】
【相手の意識をそちらに寄せつつも接近を開始し、右の魔銃……その刃で自らの弾幕を切り裂くように彼の眼前へと現れる】
【斬撃は実に単純な袈裟斬り、男の左肩から切り裂くような軌道で振り下ろされるだろう】
- 8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 20:20:34.07 ID:aQi0xX4R0
- >>1乙ー!
- 9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 20:21:40.26 ID:r0rp97Lko
- >>996
【なるほど、と思った風≠フ力――――変幻自在の力だ】
【それに上手い、体格差を補うその使い方は、研磨されし力だとも】
【だからこそ、だその一手を温いとも感じる】
……おい坊主、俺はテメェと殺し合いに来てるんだぜ
この程度の攻撃で、人一人バラせると思ってんのか?
だとしたら落第だ、とっとと帰って、てめぇの母親バラしてこい
【彼の脚の前に出現する土塊=\―――先ほど出したそれをもう一度出した】
【塊は先に土塊に当たり、消滅するだろう、必然衝撃も彼には届かない】
【しかし、計算違いがあった、予想以上の衝撃は、土塊を粉々にする】
【大量の土片が飛んだ、速度は中々だ、思わず両手で彼は自身の身をガードする】
【距離は5m程度、しかし隙ができた、詰め寄るチャンスともいえる】
- 10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/09(土) 20:23:17.06 ID:d6ISu+a6o
- >>986
―――私のM500≠ヘ、銃身を従来のものと比べて1.3倍ほどに伸ばしてある
これが何を意味するか知っているかね?銃弾の威力が落ちないのだよ
距離にもよるが22mmの鉄板を十枚以上……このモデルなら20枚はブチ抜けるワケだ!
どうかね!君も大火力の虜になるか――あぁいや、止めておこう。まさか弾くとは
……フフッ、騎士だなんて言うのは冗談じゃないようだ。
中々やるじゃないかガガルル公!だが自慢の一発だ、さぞ痺れているんじゃあないかね―!?
【銃弾は確かに弾かれた。弾かれたが―――その重さたるや、自動拳銃などの比ではない】
【なにせ、威力は彼が説明したとおり。世界最強の銃とも号されるのがこのリボルバー銃だ】
【それ故か――ガガルルはほんの少しだけ、距離を詰める前に隙を作ってしまうだろう】
【その隙に、ビスクはなんと左手の拳銃を上空へと放り投げ、カウンターの酒場に左手をかざす】
【すると酒瓶が手に吸い込まれる≠ゥのように飛来して――彼はそれを、自分とガガルルらの間に放り投げる】
純度94%……随分と良い「スピリタス」じゃないか!
肝試しにでも使ったのか知らんが、きっとさぞよく燃えてくれるだろうな――えぇ?
【当然瓶は割れて、強い香りが周囲に立ち込め――落ちてきたM500を左手でキャッチ】
【それと同時に床を撃ちぬくことで着火。火の壁を作ると同時に、吹き飛ばした床の破片が騎士を襲うだろう】
>>993
【銃弾は壁へと命中した。壁だ。――もっとも、それが何を意味するのかは分からないが】
【仮にヘケメトらの術下に落ちたのではないのなら、そこでぴしっ≠ニいう音がするのに気付けるだろうか】
おぉういい動きだ!最高のダンサーになれるぞ、もっと踊るかね――ッと!
……それは棘かね、面白い…!だが、私の銃はただの銃≠ネどではないのだよ
モーゼルM1916=c…別名はレッド9。私の中で唯一命を預けても良い、最高の銃だとも!
そして残念だが私は射撃が大得意なんだ、眼が良くてね?
君も中々の眼をしているが……どれ、視力検査の対決でもしてみるか――!?
【ガァン=\―レッド9が更に火を吹いて、棘の弾丸を見事なまでに撃ち落とした】
【サングラスの下は何も見えないが、まるで人の視力ではないかのよう。ヘケメトの瞳にも気付いたらしい】
【――さて、ここからが問題だ。ビスクがにやりと笑うと、背後の壁が砕ける音と共に、銃弾が飛来するのである】
【それは先程彼の左腕をかすめたもの。誰かが再装填などをしたわけではなく、ただ凄まじい速さで飛来≠キるのである】
【笑み、そして背後からの射撃―――ガガルルとの戦いでもそうだったが、遠くの物を自在に操る力と言えば――】
【――――そして、この背後からの射撃は銃弾がビスクの支配下にある場合の話であって】
【仮にヘケメトらが何かを仕込んでいるのなら、この攻撃自体が消える。尚、狙いは左足の太腿だ。】
- 11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:29:00.46 ID:OWEDx9I7o
- >>994
【良い所のお嬢さんと相手が発言したのを聞き、少しだけ嬉しそうに笑む】
あら…そんな風な事言っていたら私本気にしますわよ?
といっても貴方には奥様がいらっしゃるみたいだから、冗談だって分かりますけど……
そんな風に女性をおざなりに扱っちゃダメですわ、一人の女性に愛を注げる男性で無いと
【結婚の申し込みは奥さんが居ないときにしてね、と静かに呟くリーネ】
【それで相手が奥さんを捨ててしまうと困るので、上記で”一人の女性に愛を注がないといけない”と言った旨の言葉を口にしたのだが】
【まあ、その意図を相手が汲んでくれるかどうかは別として】
ほら諺でもあるじゃないですか、綺麗な花には棘があるって
それと同じ原理ですわ、私も少しだけ危険な女の子って事ですの
ふふっ、これで正々堂々逃げ道なしの戦いが出来そうですわね
【どうやらリーネは相手の逃げ道を無くせたと、そう思っているらしい】
【もちろん自分も逃げるつもりは無いし、相手が心変わりして逃げようとしても逃がすつもりは無い】
【そんな感じのことを考えているうちに相手は右手を鉄砲の形にして向けていた】
あらあらあら……戦闘ではレディーファーストは通用しないのかしら?
【パンと言う声と共に自分に向かって銃弾が発射された】
【だが、そんな事が起こってもリーネはその場を動く事は無く】
御出でなさい、魔人の手
【リーネがそう言うや否やリーネの胸元から大きな腕が伸びた】
【そしてその腕は銃弾を防ぐ様にリーネの右肩を前で大きく掌を広げた】
- 12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:31:45.00 ID:tspmdYsyo
- 前スレ>>997
【中心から少し歩いた先、丁度交差点の中心が2人の中心になるように 立ち止まって】
【相手の方を向き直り、相手の持った剣を見る 巨大な長剣、太刀だ】
【ソウキョ…相手はそう言ったようだか どういった文字が当てはまるのかは知らない】
【今は自分もそれに習って、刀を抜くだけ】
櫻の国ですか……いえ、私は
”日出る国” です。
【対して、取り出したのは単なる太刀 柄は赤い糸、目立ったところはそれぐらいだ】
【刀を右手で持つ、 構えるというよりはダラリと手を垂らして、持っている】
それじゃあコレから 始めということで
【相手がの態度を見て、『来い』ということだろう なら行ってやる】
【刀を持って、一歩ずつ 焦らすようにそちらに歩いて行く】
【リーチでは不利だ、とりあえずはそれの対応を考えておくか】
- 13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 20:32:24.72 ID:OIEo1P7eo
- 前>>999
【音波弾が直撃する寸前、青藍の燐光が瞬いて薔薇が一輪虚空に咲き】
【その攻撃をばぁんと受け止めてすぐに弾け飛ぶ――即席の盾、といった所か】
レヴィ?……嗚呼何や、違う奴かいな
アレは灰色やったか。あの怪物鴉(レイヴン)の音なら、もっと馬鹿デカいしなぁ
――で、蝙蝠男。
あッちはもう機関でも無いし、ましてそッちらみたいなマフィアともちゃうわ
【すう、と男が片手を挙げると同時】
【先程攻撃を盾代わりに受けたのと同じ薔薇が6輪、虚空に浮かぶ】
【酷薄な笑みはそのままに、獣の睥睨に身じろぎもせず小首を傾げて揺らぐ、漆黒色】
月彗(しすい)。元は機関の次席(No.2)、そして今は……風来人、か?
どうぞよしなに。そして、早う去ね
【刹那に弾け飛ぶように散る薔薇の花弁、薄っぺらいカッターの刃のようなそれ】
【全ての花弁を飛ばす訳ではなく1輪につき5枚程度に止めたのは、弾を残すためか】
【それでも掌より大きなそれが30枚近く舞うのは目晦ましめいて厄介であり、切れ味も馬鹿に出来ない】
【その軌道はロバットとネロに対してだが、逆に言えばそれ以外には向いておらず】
【回避は然程難しくない。問題は、再び魔力を充填し起き上がり出す、先程の二本のイバラだろう】
- 14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 20:35:37.94 ID:r0rp97Lko
- >>1000
【言葉の通りだ、知名度からしてみれば、貴女の言葉に嘘偽りはない】
【だからこそ、それは彼の感情を高ぶらせる、黙れ、零れる言葉は紳士などとは程通り音律】
【紡ぐ音律が強い思いを辿ったならば、歪むような音を刻んだ】
……甘いんだよ!!機械人間風情が!!
だったら証明してやるよ!テメェを跡形もなく破壊して、俺が――――D.R.U.G.S.≠アそが最上と、証明してやる!
時間だMother's Lust Quicksilver=I!派手にいこうか……!!
【拳が入った、同時に彼の肩へと向かい来る、貴女の拳=\―――彼は同時に能力を発動する】
【Mother's Lust Quicksilver≠ノよって、貴女の身体を活性化≠ウせた】
【筋力脚力の上昇、それはただ単に、その威力をあげるだけなのだろうが……】
【同時に彼は貴女の神経をも過敏にする、脳から奔る反応が活性化≠ウせたなら】
【通常時に比べ早く到達するのだ、命令が、それはつまり、扱いきれないじゃじゃ馬のように】
【貴女の拳は貴女の意思より早く発射されるのだろう、命中させるのは難しいほどに】
【成功したなら、貴女の拳は彼の肩の数cm上を抜けていくだろう】
【だが一歩間違えたなら、彼の肩を通常の数倍の威力で貫く】
【肌の色が褐色に濡れていく、その隙を、辿られないようにした】
- 15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 20:37:06.62 ID:OeU8XgmFo
- >>998
――Hmm,確かに――貴方の気持ちもわかりますねぇ。
貴方のその、価値観――恐らくは"死"に接する生き方をしている者ならば誰もが行き着くそういう場所です。
しかし――
【駆けるシック・ボーイは、呟く。】
――貴方はきっと、"分かっている"ハズですよ。
本当は価値を見出せないのではなく――
――"見出したくない自分がいるだけ"――であるということにね。
【放った傘が、水流に呑まれる――同時に、それはまるでスライムか何かのように流動し――】
【直線的だった傘による刺突は確かに、その勢いを利用されて後方へと流れる――!】
【まだ触手に呑まれていない銀縁の眼鏡の奥、驚愕に見開かれるシックボーイの瞳――同時に】
【――そこに歓喜の色が、浮かぶ。】
―――過ぎた代物!?いえいえいえいえいえいえ!!まさか――こんなモノを持っていながら
むしろ貴方は貴方を見据えていない事の方が重要――この力は過ぎたものではないデス!!
あなた自身が――まだ真に向きえあえていないだけ!ふふ、ふふふふふふ・・・ッ!
だからワタクシが見せてあげましょう――本物の価値を。
【流されたシックボーイの身体は変質を続け、そして――瞬間、その姿が"消えた"】
【そんなハズなど無い――空間から消える事など本来は不可能、だが彼にはそれが出来てしまった。】
【――正確には消えたのではなく、超絶的な速度による"回避"】
【呑まれた傘を手放し、体躯を跳躍させ――上空、水の攻撃を避けたその"漆黒"が、猛スピードで落下するだろう。】
【その影はまさに――彼が先ほど叫んだその、"嫌な言葉"の通り――】
【――ゴキブリ。人間のシルエットを保ってこそいたものの、昆虫のそれと全く違わぬ外骨格に脚部】
【胴から生えた一対の足はまさにシャカシャカシャカシャカ!!と"あの黒い悪魔"めいて動き】
【頭部から伸びた長すぎる二対の触角は地面にも届きそうなほど――ぴょこぴょこと愛らしく、動いて】
――ウヒヒヒヒひひははははあははははははははっははァァッ!
潰す潰す潰すさぁぁ潰しますよぉぉぉッ!!
【今や人と、ゴキブリの融合する怪物と化したシックボーイの上空からの"降下キック"が、頭上から胴めがけ落下するだろう!】
- 16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 20:39:30.98 ID:r0rp97Lko
- >>11
【嬉しそうな微笑、彼もまた、その微笑に溶けそうにもなる】
【月明かりに溶ける柔らかい貴女の頬のライン、それはずっと、見つめていたくなるほどで】
【美しいなんて言葉では足りなかった、教養が足りないな、なんて思うぐらいに】
……そうかいじゃ、少し剪定させてもらいますかね……
ある程度じゃじゃ馬の方が燃えるったって、ベッドの上で刺されるような目にはもうあいたくないんでね
世間知らずのお嬢さんにはちぃとばかし火遊びは早すぎるんじゃないの……!!
【銃弾を防がれるだろう、それと同時に彼は強く地面を蹴って、後方へと向かう】
【5mほど距離をとるのだろう、ハットを右手で押さえて、スーツの丈が風に塗れるのを見て】
【左手をポケットから出したなら、その手に握った大きな拳銃の銃口を貴女へと向けて】
【一つ、二つと銃弾を発射するのだろう、狙いは隙間――――出現した手の指と指の隙間】
【抜けたならば、貴女の肩を貫くぐらいの精度で、威力はそれなりといったところか】
- 17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:41:59.08 ID:B9t8/63/o
- >>9
【予想外の形ではあったが、アルフォンスにとっては目的通りの状況となった】
【勿論、隙が一瞬では十分な行動は取れない。これを継続させねばならない】
【即座にアルフォンスは距離を詰めるべく走り出し、その両手に空気を棒状に圧縮したものを握り締めた】
【そして十分に接近した後、敵の足元めがけてそれを横に振るう。足払いだ】
【この行動が成功し、僅かにでも敵が宙に舞えば、アルフォンスはすぐさま武器で振り下ろしを行なうだろう】
- 18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:43:14.68 ID:KkV1JcEqo
- >>993
チィ――ッ!
まあよい、よかろう!ならば名乗れ闖入者よ!
我が名はガガルル・レシフィード!
誇り高き女王陛下メルルの臣下にしてカノッサの騎士である!!
貴様も戦士ビスクと同じく相手をしてやろうぞ!
【ビスクに向けての突撃を続けながら、ガガルルは戦士として名乗りを上げ】
【名を聞くことでヘケメトの挑戦を受けようとする】
【同時に大蜥蜴……ブルベガーの顔が微かに横を向き、その視線でヘケメトを捉えた】
【そして襲い来るは棘によって構成された異形の弾丸】
【ガガルルの左腕目掛けて迫るそれを……】
「――!」
【……大蜥蜴が短く吠え、長く伸びた太い尻尾で横合いから叩き飛ばす】
【その際棘に擦れ鱗の一部が剥がれ落ちるも、未だ大したダメージにはなっていない】
どうやら面白い技を使うようだな!!
ならば私もくれてやる、我が森の伝わる狩猟術をな!!
【ガガルルは"ビスクの方を向いたまま"左腕をヘケメトへと掲げる】
【すると腕にまとわりついた蔦がみるみる内に伸び、何かの形を模したものへと変貌した】
【それは――"ボウガン"だ】
【植物が合わさりボウガンの形をとった其れは、蔓でシュルシュルと"弦"を形作ると】
【ヘケメト目掛けて何かを高速で射出した】
【狙いはヘケメトの左腕、飛来するは"植物の棘"だ】
【へケメトを見ていないにも関わらず、正確な狙いでそれは襲いかかった】
【棘の威力はかなり低い、短い注射針程度だろうか】
【しかし直撃すればその部位に、激痛が走る可能性がある――強い物ではないが、痛覚を刺激する毒である】
【先程の蜥蜴と一体になったかのような動き】
【そしてヘケメトを見もせずに放たれた毒の矢……ガガルルの"能力"を特定することは、難しくないだろうか】
/続きます
- 19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:44:03.89 ID:KkV1JcEqo
- >>10>>18
ふん、この程度!大猪の突進に比べれば軽いものだな!
あの程度の"矢"で我が疾走と止められると思わないでいただきたい戦士ビスク!!
(くっ……最大限威力を殺してこれか……!)
(同じ物を放たれたならば、あと一度が限度か……!!)
【声では雄々しく、しかして心の中では確かな痛苦】
【大火力のリボルバーを、技術で抑えきるのは小柄なゴブリンには難しかった】
【槍を持つ右腕がビリビリと震え、槍の穂先も微かに抉れていた】
【カノッサ騎士の疾走は続く……が、衝撃により微かな遅れが生じていた】
【そこまで培った勢いを大きく削がれたのだ、最高速度に到達するまでの時間がリセットされた】
【故に――ビスクの行動は全て成功した】
う、ぐ……っ――火計、か!!
だが、だがまだだ!!ここで怯んで背を向けようものならば女王陛下に顔向け出来ぬ!!
気張れ"ブルベガー"!!敵の戦士は目の前ぞ!!
火に怯え疾走を止める者などを、何故騎士と呼べるものか!!
うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ――――ッッ!!!
【床の破片は、厚い鱗と肉を持つ蜥蜴にとっては軽傷を刻むに止まるが】
【騎手である小柄なガガルルには無視できないダメージとなる】
【幾つか槍で弾くも、痺れた腕では限界があり】
【左足太腿に深く突き刺さり血飛沫を上げた】
【ガガルルは、負傷を抱えたまま勢い任せに火の壁に"突入"する】
【突破に成功したならば、ガガルルはビスク目掛けて勢いを乗せた槍を両手で握り薙ぎ払うだろう】
【しかし火を越えた直後、火傷のダメージと、何よりも視界が正確ではない】
【直線的な突撃、受ければ軽くは済まないだろうがここで蓄積したダメージとその結果……回避することは然程困難ではないだろうか】
- 20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県) :2013/03/09(土) 20:44:18.80 ID:5/QTSftio
- />>1乙でっしゃー
>>12
―――ヒイズル国? 聞いたことの無い国名だが―――。
【まさか女も、彼女が異世界から飛ばされてきたものだと知るわけが無く】
【この世界にもまだ知らないことが山ほどある、なんてつまらない事を一瞬考えて、すぐに通常の思考へと頭を戻した】
【刀使い―――通常の刀使いならば、女は傷1つ負わずに完封できるだろう。通常、普通のものならば】
【そして、この刀を目にしても動じないこの精神は――――――明らかに普通ではない。おそらく、何らかの能力者】
【マフィアがカノッサと宣戦布告してきた理由がようやく分かった。勝てる見込みがあるから、だ】
【だが、今の女には。敵を目前にした女には】
……急いで来ないのならば。――――私から行くぞッ!!!
【関係の無いことであった】
【刀を両手に持ち替え斜めに構えると、そのまま彼女に向けて突っ走ってくる女。その速度はまず、成人女性のそれではない】
【その間に、3mの刀を軽々と大上段へと持ち上げ―――射程圏内に入れば、迷わず刀を振り下ろすことだろう】
【小手調べ。ただ突っ走り、刀を振り下ろすだけならば回避方法など幾らでもあるだろう。最初から女も、避けられることを想定しての動きだ】
【ただ1つだけ。――それが避けられれば剣と衝突した地面が砕け散る。それで彼女には、この刀の持つ力が予測できるだろう】
- 21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 20:45:28.10 ID:r0rp97Lko
- >>15
【僅かに零れる笑み、それを笑みと悟られるほどに、彼は若くは無い】
【きっと普通の人間であれば無表情に色など塗られていない、と思うのだろうが】
【――――恐らく貴方には、これが笑みであると理解できるだろう】
……かつての私の事であるならば、その言葉はイエスだ
殺人という行為が組織≠ノとって、正しい事、と思い続けていた私であるならば
だが、今の私にとってはその言葉はノーだ
分かるだろう、貴方にも、私の言う言葉の意味が
殺戮を肯定するほどに、私は殺戮に溺れてはいないのだからね
【彼の眼前から消える貴方の姿、ちっ、と舌打ちを一つ零した】
【年老いた身体には暗い夜の戦いは不利だ、それも貴方があの黒いゴキブリ≠ナあるなら尚更】
【コンマ数秒判断が遅れた、前、右左、と視線を傾け、そこに無いと理解したなら】
――――上、か……!!
【ウィンチェスターを両手で握り、ぱっと上へと向けようとした、だが遅かった】
【迎撃を諦め両腕で腹部を庇う、貴方の攻撃が、その腕へと沈み込むのだろう】
【くぐもった声が漏れたなら、老体が軋む音がして】
【寸刻、彼の腹部へと、周囲の水が集まってくるだろう、彼の腹部へと蹴りを入れた貴方を流そうと】
【成功したなら、水の流れは、貴方を地面へと落とそうとする、同時に彼は後方へと飛ぶだろう】
【ダメージは中々といったところ、軋む体の音律が響いた】
- 22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 20:48:14.81 ID:OeU8XgmFo
- >>7
・・・聞きかじっちゃいましたけどね、私だって貴女の様な人までこう――強暴だとは信じたくないのですよ。
マフィアは夢の無い世界を生きています、まして私は――ああ、失礼。私はむしろ
"夢"を売る仕事についていましたね――・・・ふふ、ふふふ。
ともかく、貴女のような女性にまでそんなキツイ言葉をかけられると、辟易しますよ。
――まるでそれじゃ、"ウチ"とあまり変わらないですからね。
【――変化する弾丸。なるほど、今度は散弾――その選択は正しい。】
【一本で攻撃してくる矢に対し、散弾であれば十分に迎撃可能だ】
【確かに矢は途中で弾かれつつ、与えるのは微弱なダメージへと留まった。】
――そう、熱を持った矢です。
ただ貴女のその銃が――弾丸の形式を、種類を変えられるのと同じ
私の矢もこれだけでは終わりません。
――ちなみに、アタッシュケースは自作しました。
能力が能力なので――"活かせる武器"がないと何も出来ないのですよ、私。
よければ"レシピ"を教えましょうか?ウチの賞品を買ってもらえるならタダでおつけしますよ、タダでね。
――へぇ!そうきました、か――ッ!!
(近・遠を問わず――結構やりますね、このお方。)
(やっぱり、私のようなただの売人が出張る場所ではなかった――嗚呼、無常。)
【放たれた散弾とは別方向に体を転がし、スーツを土埃で汚しながら"回避"】
【同時に、再び能力を使用――空になったクロスボウに"矢"が精製されていく――!!】
『Tell's Apple』――林檎は必ず射抜かれる。
――"吹き荒ぶ怒り"――ストーム・レイン
【次に装填されるのは"緑"の矢――転がったΔが体勢を立て直すと同時、接近されたのを確認すれば】
【振り下ろされるブレードに合わせ、素早くボウガンを発射――同時、矢から凄まじい"烈風"が吹き荒れるだろう。】
【風によるダメージが見込めるかは分からないが、ともかく魔翌力の刃を弾くための迎撃――射撃の腕は中々のようだ。】
- 23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 20:49:07.15 ID:aQi0xX4R0
- >>14
……馬脚を現しやがったな、チンピラが!!
吠え面だけでどうこうなる世界じゃねぇんだよ!!
それを刻んで、死ね…………!!
【――――改造による制御を受けているブラックハートからしてみれば、機関が全てだ】
【敵に、どれだけの自負があろうとも、そんな事は斟酌するに値しない】
【それこそ、望まなくても機関の為に命を削っているブラックハートからしてみれば、宣戦布告してきた相手に、温情など掛ける理由も無い】
(……随分と熱し易い野郎だね…………あぁ、小物って事か……!?
……だが、戦いぶりまではそうもいきそうにないか……! どの道、煽りなんてあたしの柄じゃない……!)
【こうも簡単に、相手のメッキが剥がれるとは思わなかった】
【そこに、付け入る隙を見いだせないかと思案するが――――それは、今模索すべきところではないと、考えを引っ込める】
……ぬ、あッ!?
【振り抜いた拳――――だが、まるで明後日の方角を切ってしまった】
【手ごたえの無い一撃。まるで、紙のバットをフルスイングした様だ】
(そうか、こいつ…………!! やっぱり、分かってやがる。一筋縄じゃいかないねぇ……!)
【自分の身に何が起こったのか。ブラックハートは理解する】
【この男の能力を、普通とは逆に利用されたのだ――――どうやら、頭に血が上っているようには見えても、その行動の正確さは変わらないらしい】
(――――だが、まだ甘ぇよ……あたしゃ、何者か……まだ、正確に分かってないらしいね……!)
……おぅらッ!!
【拳は相手を捉えきれない。それは、自分の神経伝達に介入されたからである】
【なら、介入されない攻撃を加えれば良い。つまり、より機械化された一撃を】
【――――背中の鎌が、畳みこむように振り下ろされる。狙いは男の両肩から首にかけてだ】
【そして攻撃が終わると、その攻撃の成否も確認しないまま、ブラックハートはバックステップで3mほど距離を取る】
【――――腹部に入った拳の一撃から、息を整え直す必要があったのだ】
- 24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 20:49:49.15 ID:r0rp97Lko
- >>17
【此方へと突っ込んでくる貴方、一瞬驚いたような表情を見せたが直ぐに歓喜へと変わった】
【面白い――――と、単なる臆病者ではないらしいな、と賛辞の言葉を思ったなら】
【口には出さない、ただ貴方へと相対するが如く、前へと向かった】
発想のスケールが足りねぇんだよ……!!ガキが!!
あと1000回戦ってからやり直せ!!
【貴方の攻撃を避けようと、彼は跳躍するだろう――――否、貴方の頭上を跳び越すぐらい、高く】
【純粋な身長の差だ、空中に浮いた彼を振り下ろしで追撃するには、きっと貴方の身長では足りないだろう】
【だが彼としても、破壊という行動が取れないのは痛い、苦肉の策ともいえた】
【貴方の頭上を飛び越えられたなら、地面に着地、すぐさま振り向く】
【その位置は貴方の直ぐ後ろ、振り向くのが少しでも遅れたなら、背後から強烈な一撃をお見舞いしようとする】
【右の拳が背中を一撃、突こうとするのだ】
- 25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:54:17.11 ID:OWEDx9I7o
- >>16
あらあら…剪定だなんて、面白い事を仰いますのね?
ベッドの上で刺される?あら、そんなドジで可愛い一面も持ってらっしゃるなんて…
世間知らずのお嬢様?それは少し失敬ですわ
私は世間を知っていますわ、知りに知って居るからこそ『機関』に居ますの
【世間知らずと言う言葉にむっとしたリーネは端正な顔立ちの男の事を始めて少し嫌悪感を秘めた表情で見つめた】
あら案外お早いのね……フフッ、それも想定内なのだけどね
【バックステップで距離をとる相手を見つめクスクスと笑みを漏らした】
【笑みを漏らすだけでリーネはまだ何も男には仕掛けようとしない】
まあまあ…そんな物騒な物を向けられるなんて……
でも私も一応能力者、そんな物に臆するほど弱い人間じゃありませんわ
【そう言い終ると共に胸元から新しく腕がニョロと伸びだす】
【そしてその腕はリーネを護っていた掌の隙間を防ごうと覆いかぶさる】
腕は二本あるものと相場が決まっていると思うのですが?
【銃弾のダメージは多少也とも腕に蓄積されているらしく、生々しい弾痕が刻まれていた】
/スミマセン! 今度はお風呂です!
/何度も何度も本当に申し訳ない!
- 26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 20:57:18.66 ID:r0rp97Lko
- >>23
【反応する時間が無かったMother's Lust Quicksilver≠貴女に発動したからだ】
【Mother's Lust Quicksilver≠ナ貴女の身体を活性化し続けるのは彼にとってはかなりの不利】
【ゆえにすぐさま解除したが、次の一手への反応が遅れるのだ】
……っ!!ぁっ……!!
【思わず後方に飛びのいたが間に合わない、彼の身に纏うコートを深く切り裂く貴女の鎌】
【致命傷とは言いがたい、僅かな切り傷が、その軌道に出来た程度であろうか】
【コートを破り捨てるだろう、その下の身体が、姿を現す】
【黒のライダースーツを身に纏った彼、白い肌は、褐色の色へと素肌を変えて】
【セミロングの金色の髪は、まるで色を失ったかのごとくやや刎ねたショートカットの銀髪となる】
【舌打ち一つ、零したならば、右手でその髪を、かき上げた】
……中々やるな、俺が早く、この姿になるとは思ってなかったぜ……
能力の弊害ってヤツだ、感情が高ぶったなら、こんな風になっちまう
結構気にいってんだぜ、ただ少し……自分でも制御できないんだけどな……!!
【距離をとったまま、彼は右手の楔を放った、彼から見て貴女の直ぐ右を外れていく楔】
【だが放った瞬間に彼は楔自体の速度を活性化≠ウせる、一瞬にして、手元のワイヤーが長さを伸ばして】
【彼は楔を引き寄せ、再び伸ばす――――狙いは楔ではなく、ワイヤーだ】
【少しでも気を抜いたなら、貴女の首を締め付けるように、ワイヤーが一回転、貴女の首に巻きつこうとする】
【楔は一度、貴女の首周りを回ったなら後方へと跳んで、貴女の後方の地面へと落ちるのだろうか】
- 27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:59:42.87 ID:tspmdYsyo
- >>20
……くだらん事抜かすな
【女性の雰囲気は変わらずに切れ長の目の端で相手を捉えていた】
【戦闘態勢に入ったことは口調の変化でわかることだろう】
【走ってきた、あの刀のくせに 身軽だな 大振りな上段構え】
【雑に見えるが大剣の力を十分活かすことのできる構えだ 】
………ッ!! …シビレルね
【相手の切っ先が動いた瞬間に右へ避ける】
【剣は空気を裂いて舗装を砕く ビリビリとその威力を肌で感じた】
【見た目より重いな。 それがこの剣に対しての彼女の感想】
【良い物だとしても単なる太刀なら、いくらあっても足りん】
【コチラも見ているわけではない、直ぐに右手の振り上げる】
【腹でもなく、腕でもなく、首でもなく 狙ったのは『顎』だ】
- 28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/09(土) 21:00:00.06 ID:mSmttY9To
- >>13
キキキ…機関員でもマフィアでもないなら、貴方が、何故こんな所に?
…まあいい、邪魔をするなら同じ事ーーーキマイラ≠ノ楯突いてはどうなるかその身に教えて上げましょう
【弾け飛んだ薔薇の花弁が舞い落ちるーーー好物のように真赤だが、花は食べられない、今の状況では忌々しいだけ】
【また、新たに咲き誇る花の数を見て、口を少しだけ開く】
【阿呆面のように口を開いたままーーーモスキート音、とも言うべき高温がいつしか鳴っていた】
…ほう、元°@関ーーー
わざわざその名前を出すとなれば、まだ機関の席に未練があると見えますねぇ…
どうやって機関を降りたかは知りませんが、名前というのは威嚇に使う為に教える物ではありません
【ロバットが口を閉じて、モスキート音が止むとーーーロバットの体に、薄っすらと紫色の燐光が纏われていた】
【ニヤリと笑ながら月彗を見やるロバット、挑発を口にすれば、花弁が向かって来て】
キキィ!!
【口をガパリと大きく開いて吠えれば、口から発せられた紫色の音波が薄く広く広がり、壁となって花弁を防ぐ】
【花弁が壁に辺り、散って行く様は目の前を眩ませるが…大体の位置は、耳≠ナ解る】
目眩ましにもなりませんよ!
【続いて、集中させた音波弾を、月彗に向けて打ち出した】
【紫色の音波弾は、槍の様に集中して尖り、音波の壁と花弁を貫き通して、月彗に向かう】
【ロバットからしては、花弁で月彗がよく見えていない筈なのに、狙いは正確だーーー】
「…くっ!?こちらもですか!?」
【ネロの方向にも同じ攻撃がーーー尻尾を膨らませ、慌ててネロは武器を袖から飛び出させる】
【幾つもの節に別れ、鎖で繋がった根ーーー九節ある多節棍を扱い、花弁を弾き落としていく】
【だが、ロバットと違ってその防御には当然隙間も多く、いくつか切り傷が増える】
「ーーーまずい、ここは一旦離れなくては…!」
「首領!茨が動き出しました!気を付けてください!」
【しかし花弁を何とかやり過ごしたネロは、九節棍を長い棒として纏めて持ち、動き出す茨から離れた】
【首領から『手を出すな』と命令があった手前、援護しては面子を潰してしまうーーーネロは安全な場所まで離れようとする】
- 29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 21:01:52.70 ID:r0rp97Lko
- >>25
【嫌悪感を込めた表情、そいつもまた良いな、なんて思う心もあって】
【もう一度、なんて思っていたらそんな余裕もなくなっているのだろう】
【――――貴女の行使する腕、中々に強そうだなんて、思うぐらいには】
そいつは可笑しな話だな俺の常識だったら
世間を知ってるなら、お嬢さんみたいな可愛い子はそんなトコに居るべきじゃないぜ
勿論、俺みたいなアウトローな組織なんかじゃない
素敵な旦那さんを、素敵に支える、素敵なお嫁さんが、お嬢さんの居るべきトコさ
分かってくれたら、少しは俺みたいな男にも優しくしてくれよ……!!
【銃弾は防がれるだろう、だが今の彼に、これ以上威力の高い攻撃は無い】
【少しはダメージがあるようではあったが、続けたとしても、それが確かな形になるとは思えなくて】
【ふむ、と舌先を濡らした、少しは頭を使う必要があるから】
【軽口を叩きながらも表情は真剣に、貴女を見つめているのだろう】
- 30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 21:01:52.85 ID:OeU8XgmFo
- >>21
【――速度。まさにゴキブリであるからこそ生み出せるスピード。】
【装甲はそこまで強固ではなかったが、それでも生じた重量は人間一人より少し、重くなっている。】
【その重量と速度を活かした攻撃――まさに初手から全開、といって過言ではないだろう。】
【――だからこそ、それに対し反応を見せる"相手"に――感嘆を覚えた。】
あああ―――ああああああ!!なんと、なんというコトでしょう――!!
防いだッ!!直撃は逃れ――ふふ、ふふふふッ!強いですねぇ。
【――しかもそこで、攻防は終わらない。水流がゴキブリ――シックボーイの脚部を捕まえた。】
【そのまま流れはぐるん、と変わり――勢いを再び利用され、シックの身体は地へと叩きつけられた!】
【――地面が割れ、コンクリートが煙を上げる――しかしシックの口から漏れる言葉は、愉悦に溢れ】
いたぁぁぁぁぁぁあああい!OH・・・グウウゥウゥ!――なるほど、"便利"ですねぇ――その、水はァァッ!
ですが貴方は矢張り――その便利な力同様、"少々甘い"
いえ、否定はしません――むしろ正しいのは貴方なのです。です。が――
ワタクシから言わせて貰えば、"溺れてしまったほうがよっぽどラク"なのデス!!
溺れまいと!!息をしたいと!!生存したいと!!生かしたいと!!
貴方はそう考えるそう思う願う行動するああなんと凛々しく美しい姿かそれでもそれでもワタクシには――
歪んでいます。
殺しは殺し。
割り切って楽しむワタクシの方がよっぽど―――ん、ふふ・・・ひいぃ・・・!
―――満喫してる、でショウ?
【素早く、自ら足を引き抜き――体勢を立て直す。】
【外骨格が一部、叩きつけられた衝撃で歪んでいるが――まだ、動ける。】
【凄んだその瞬間、トップスピードによる加速、加速、加速――!!】
【シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ!と不気味な音で夜風を切り】
【漆黒の身体を溶かしながら――旋回。】
【円を描く様に周囲を走りつつ――再び接近を試みようと、ダンッ、と前に出た。】
【――更なる速度、向かうは"強敵"の懐――接近を許すのならば、攻撃は間逃れないだろう。】
【だが速度はあるが――移動はあくまで直線的だ。旋回から接近に変わる一瞬をみのがなければ――】
【対応は十分に可能、だろう。】
- 31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:04:16.32 ID:qwndEMjEo
- >>22
―――――――っち、ブレードリリース!
【刃と矢が触れ合えば途端強風に襲われ右手がそれに煽られる】
【姿勢制御が難しいと判断、ならば矢の刺さった刀身その物をを解除し事態を乗り切る】
【腕が微かに痺れて、苛立ちから舌を鳴らし】
(赤、緑……色か?……バリエーションは多岐に渡るかもしれない、か)
【オーディエンスのいない戦いにドラマなど存在しない】
【ただ只管に泥臭く、血にまみれて最期はどちらかが倒れるのみ】
【であるならば今宵永久の眠りにつくのは彼か自分か……】
――――戯けめ商談など持ち込む気はない
元より敵同士だ相容れぬのは周知の事実、違うか?
【距離的に近い、ならば跳ぶようにして男に接近し振り上げた右足で彼の胸元を蹴り飛ばそうとし】
【更にその右足を起点に後方へと身を反らし飛ぶ、つまりはバク宙だが……その間に彼女は魔銃の射出形式を変更】
(ツイン、ノーマル……)
【通常の魔弾はそれ自体一撃で相手を仕留めるには足りないが数さえ重なれば意識を奪いひいては命を奪う】
【宙空に舞うその刹那で右で2発左で2発の合計4発を彼の胸元へと放つ、曲芸に近い身のこなしはおよそ研究員とは言えないような物】
【戦闘に関しての技能は、このココノエという女性は相当の物を所有している】
- 32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/09(土) 21:05:08.17 ID:1qxUUDDwo
- >>10,18
「ヘケケケ、俺はヘケメト!」 「こォーやって戦うのが好きなただの旅人だぜェーッ!!」 『……一応、私はアウ・ダァコルです』
【ガガルルの問いに対して、彼の声は轟く――それこそ、外の自警団にも聞こえ過ぎるくらいの声量で】
【二人に撃ち落とされたり叩き飛ばされたりした棘は、――バラバラになりそして消えた】
>>10
「ヘケケケ、最高の銃だって言ってもハイテクじゃあねェーなら俺には関係ねェーぜ」
「しかし……そんなトコからよォーくわかったなァー」 「そォーだぜ、さっきのは棘!」 「良い感じだろォー」
「――まァー、俺は遠くからの攻撃は好きじゃあねェーからなァー、……こォーさせて……」
【やたらとハイテクを推しながら、再びビスクの方へと顔を向ければ】
【その赤い眼光は、妖しげに光り】 【今まさに、一歩踏み出そうとしていたところだった】
『……音?』
【その数刻前に、銃弾が命中した壁より聞こえる音――】
【ヘケメトは気づいていなかった様だが、アウは気づいていた】
【――そして、背後の壁が砕けてようやく、アウはこの音の正体を理解したッ!】
『まさか……ッ!』 『時間はありません、……リフレクト……シールドッ!』
【素早く展開される魔翌力の盾は、かろうじで銃弾を捕らえていた】
【――しかし、素早く展開したが故に、しっかりと捕らえていなかったが故に】
【それは銃弾の軌道を僅かに上向きにするにとどまった】
「アウ?」 「……リフレクト・シールドを使ったということはそっちに攻撃が、いやでもあいつは……ガァッ!」
【そして銃弾が命中したのは彼の左の方の腹だった】 【――突然の襲来、踏み出す一歩は留まり、代わりに飛び出す赤い血】
【銃弾は彼の肉体を貫くこと無く、その体内へと留まった】
>>18
【そして、銃弾の命中により怯んでいた彼に飛来する"植物の棘"】
【気付いた時には遅かった、左腕には既にそれが到達していたッ!】
「こ……これは……ヘケケケ、俺に生半可な毒なんて効かねェーぜ?」
【――さて、この様に"棘に含まれていた毒"を認識しているということは】
【すなわち、その毒が彼に効いているという事を意味する】 【彼の頬に、冷や汗が一つ流れば】
【これを、ただのやせ我慢と見るか――闘志の昂ぶりと見るか――】
「棘で俺に勝てると思うなよォーッ!」
【先程の一歩の向きが変わった、ガガルルの方へ】 【炎と破片の飛び交うその場所へと!】
【――但し、接近には至らないはずだ】 【数歩大きく踏み込めば、小ジャンプの後に強く床を両足で踏む】
【すると迸るのは、無数の棘が彼の両足の前に生えて―― 一本30cm程だろうか】
【それが、移動するそちらをまるで追うかのように――人が走る二倍ほどの速度で迫り来るッ!】 【狙いは必然的に、蜥蜴の脚だ】
【棘自体の性質は変わっていないが――彼が左腕を抑えながら、接近の隙を伺っているのがわかるだろうか?】
- 33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:06:10.65 ID:B9t8/63/o
- >>24
【避けられた直後、アルフォンスは棒状に固めた大気の束縛を解き、それらを両腕に纏わせた】
すいませんが、貴方ほど瞬発力がないものでしてね
【相手が頭上を飛び越えるのに身体を反転させ、両腕を防御のために構える】
【そして──】
ぐっ…………!?
【回避行動も取れたその攻撃を、敢えて受けた】
【大気の鎧が多少は衝撃を和らげるものの、強力な一撃を受けた腕は嫌な音を立てた】
【だがただ受けただけではない。それと同時に自分に対して向かい風を起こし、更にバックステップを取ることで衝撃を利用して大きく距離を取った】
【アルフォンスはこれでまた離れることには成功したものの、殆ど攻撃は効果がない】
【一方で彼の左腕は力なく下がっている。動かせないわけではないが、ダメージが少ないわけでもない】
【流石に強い──アルフォンスは力量差を現実的な状況から感じ取っていた】
ふふ、貴方も不運な方だ
圧倒的に有利とはいえ、こんな子供に足止めされているのだから
【アルフォンスは挑発的な笑みを浮かべた。戦略的な意味はないが、負ける気だけはなかった】
【徐々にアルフォンスの周囲に大気が集まり始める。それらは塵が混じって白く濁った色に見える】
【大気はある形状を作ろうとしていた。輪郭だけ見え始めたそれは巨人のものと見紛うほどの巨大な腕だった】
【しかし完成するのに時間がかかるそれは集中が必要だった】
- 34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 21:08:52.14 ID:r0rp97Lko
- >>30
【成るほど魅力的だ、思うがままに力を続けるあなたの姿は、とても】
【自分の欲か、或いは自分の為か、いずれにせよその為に力を行使できる姿は】
【大空を翔る一羽の鳥のよう、憧れるには十分すぎる】
ああ、そうかもしれないね……確かに、そういう考え方もありだ
けれども、私はもう溺れる≠ノは年を取りすぎたみたいなのでね
だからこそ妬ましいとも言えよう、貴方のその、満喫してる姿が
【彼へと接近してくる貴方の姿、まさに弾丸のようだ、本来ならば対処のしようがない】
【だけども彼は落ち着いて、その貴方へと銃口を向ける、ウィンチェスターを両手で構えた】
【瞳をその直ぐ側に落としたなら、貴方へと真っ直ぐに向けて】
【――――瞬間、貴方の身体に異変が起こるだろう、加速したはずの速度が、どんどんと減衰していく】
【彼の懐へと直線的に進んでいても、中々思うようにスピードが上がらないと、気づけるだろうか】
【口元が歪んだ、ソレが笑みであるとは、中々に分かりづらい】
あんまり人生に悲嘆してる老人の前で、楽しげな姿を見せない方が良いよ
意外と年をとってからの方が人間はずるがしこくなるって、貴方にもわかるだろう?
Hospital Requiem=\―――後方を、よく見てごらん
【貴方の後方に彼の背負い水≠ェ出現していた、その場で回転し続ける水】
【貴方の前方から、後方へと、貴方の周囲の風を引き寄せているのだ、能力によって、空気を運ぶのだ】
【必然的に向かい風が吹く、貴方の前方からの向かい風は、貴方の速度を緩めるのに十分だろう】
【――――ゆっくりと引き金を引いたなら、真っ直ぐに貴方へと銃弾が向かう】
- 35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 21:09:40.76 ID:aQi0xX4R0
- >>26
く、ハっ…………
(距離が空いた…………! ――――っ、あれは……)
【わずかに前かがみになり、腹部のダメージを気にしながら、飛び退いた男を見やる】
【彼我の距離を図るためのつもりだったのだが、そこで目にしたのは姿を変じさせる、様子のおかしい敵の姿】
……ハッ、ようやく本気かい……いいさ、来なよ――――――――ッ、う、ッ!?
【数回息を継いで、ようやく身体を起こして構え直そうとしたところで、男がワイヤーを投擲してくる】
【ギリギリをかすめる程度の軌道だったが、何が起こるか分からない。ブラックハートはすっと左に身体をシフトさせて、ワイヤーから距離を取ろうと画策し】
【――――それが、仇となった。首に巻きついたワイヤーの反発力を強めて、首が締ってしまう】
は…………ぅぐ、ぁ…………!!
――――そんな……に、死にたい……かい…………!!
なら……望み通りに…………してやる――――――――――――――――ッッ!!
【ワイヤーを、赤熱した右腕で握り締めながら、絞り出す様にブラックハートは呟く】
【右手の高熱で、ワイヤーを焼き切ろうと言うのだろうが――――苦しげなその表情が一転、狂笑へと切り替わった】
――――――――Wake up............
Mode:Iron Maiden
>>Destroy them all.
Stand by ready.........Go
【――――突如、ブラックハートの身体から周囲に響き渡る、電子音声】
【同時に、その背中から大量の武装が展開される】
【鎌が更に2本、ガトリング砲台も2門追加され、そこに更に緑色の箱を繋げた機械触手が2本、赤い砲台を繋いだ触手が2本】
【――――背中から展開される兵装の総数、12。その全てを効率的に動作させる、ブラックハートの『モード:アイアン・メイデン』】
――――Twin Ray
【ワイヤーを右腕で焼き切ろうとしながらも、ブラックハートは男へと攻撃を仕掛ける】
【背中の赤い砲台が、緑色のビームを発射したのだ。その狙いは真っすぐ、男の身体である】
【ビームガトリングの様な連射は効かないが、その分、一撃の破壊力が高い】
- 36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 21:13:26.24 ID:OIEo1P7eo
- >>28
さあ。暇潰し?それっぽい理由、代わりに考えといてえな?
どうせ尻尾振ってる相手にきっちり報告せなならんのやろ?
叱られん程度に脚色すればええ。どうせ結果はそッちの“敗北”以外に無いんやから……
【高周波の音は頭に響く、能力行使の代償に頭痛を伴う男にとっては十分な懸念事項であり】
【僅か、眉を顰めて上げた手を振り払う。すると槍のような音波弾に向かい、】
【6つの青藍の薔薇の内、3輪が体当たりを敢行し――槍に対し三重の壁となる】
【だがそれを三枚目まで貫かれ、薔薇の盾はぼろぼろと崩れ使用不可となって】
はて、未練か……無いと言えば、嘘になるやろうな
せやけど金でも名誉でも足りんからなぁ。ちいとも足りん
――――五体満足の躰を得るには、な
【残った三輪の中心から、今度は直線的な青藍色の光線が放たれた】
【焼き切るよりも衝撃の威力に特化したそれは、一つがロバット、一つが退避を試みるネロへ】
【そして最後の一つが、牛車へ向けてまるで止めというように放たれる。3本全てロバットに集中しなかったのは】
【ネロや牛車に支援手段があることを懸念してだろう。打算的な性格が、僅かに垣間見えた】
- 37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 21:14:23.63 ID:r0rp97Lko
- >>33
【浅いと思った――――その正体は、貴方の身を護った、大気の鎧なのだろう】
【にやりと歪む彼の横顔、強いとも思った、ただの単なる子供ではないと】
【貴方の言葉、それに釣られるほど幼くは無かったが、骨が在るな、と認めるぐらいには】
……ただのガキじゃねぇくせして、良く言いやがる
能力者ってのはこうも規格外なヤツが多くてな、飽きはしねぇな
だがよ、だからこそ――――殺してしまってからがつまらねぇ
【指先に残る感触、鎧ごと貴方へとぶつけた一撃の残響】
【強く響いていた、少しは楽しめると思うぐらいには】
【ならば、もっと強く打ち付けようと、そうしたならば、どんな音が返ってくるのだろうと】
【風が一陣駆け抜けた、頬を濡らす風の音、貴方という存在へと響く音】
【状況は彼が有利だ、だからこそ、貴方のその笑みが、強く見えた】
【だったらゆがめてやる、と思うのは彼が彼の残酷さが故なのだろう】
いくぜ……!!Gaia's Judgement!!
【彼の攻撃は、直ぐ側にあった、中々の大きさの木に向けた攻撃だ】
【一撃で彼は、その木を砕き、倒すだろう、そうしたならば、彼が木≠破壊した事実ができる】
【彼の能力Gaia's Judgement≠ヘ破壊したものが大きければ大きいほど、彼に力を与えるから】
【次の一手は打たない、貴方の攻撃を待つ】
- 38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県) :2013/03/09(土) 21:14:44.12 ID:5/QTSftio
- >>27
【口調の変化に微かに眉を顰める。コレが、彼女の戦闘態勢への移行の証なのだろうか】
【と、それを悠長に考えている暇があるわけも無く、既に戦闘は始まっていた】
【避けるのは想定のうちに入っていた為、相手の反撃に対して女は回避は容易と考えていたのだが】
【彼女の右拳のアッパーによって、それは脆くも崩れ去ることとなる】
(刀を使わない……刀を防護用に使った格闘系か……?)
【そう思ったのは、彼女の攻撃をバックステップして避けてからのこと】
【しかし完全に避けきったわけではなかった。想定外の攻撃によって、拳は女の顎を掠る結果となっていたのだ】
【だがダメージは無い。戦闘は振り出しのままだ。女は地面から何事も無かったかのように剣を抜き出し、構えながら刃を上に向ける=z
―――――――――「 驚 雀 」 ッ ! !
【その声は、明らかに彼女に対しての注意喚起となりうるだろう】
【強く足を踏み込めば、刃を上に向けた刀を構えから一気に振り上げる――――驚いた雀が、急に飛び去るかのよう】
【刀は地面を浅く切り裂き、彼女が避けなければその刃は何れ彼女の脚から肩までを浅く切り裂くことだろう】
【しかしながら予備動作がある故に回避行動を取ることは出来る。そして振り上げきったその瞬間は、この技における隙でもある】
- 39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/09(土) 21:17:14.51 ID:d6ISu+a6o
- >>18-19
ほう、『世界最強』を『大猪』とはいってくれるじゃあないかっ!
だが身体は正直なようだな?小刻みに震える公の腕がよく見える≠シ……!
【遠くの物を引き寄せる、巨銃の反動を完全に[ピーーー]――それが彼の能力、サイコキネシス】
【だとしたら、騎士のモノはなにか。恐らくは意識の共有≠ゥそれに近い何かだろう】
【――なんていうことを考えながら、ビスコは次の標的をどうしたものかと狙いをつけていた】
【火の壁というのは良い防御策では有るが、同時に視界も少しばかり塞いでしまうものだ】
【そんな単純な理由で、とも思えてしまうのだが―――ザクッ、と布と肉を切る感触があるだろう】
くっ……!まさか火と破片をそのまま受けてまで進んでくるとは、中々……!
……いや、十分だッ!流石は騎士公、その胆力はまさしくと言ったところかな!?
しかし私とてただの街に溢れるゴロツキではない……!何も銃ばかりが取り柄ではないのが幸いしたようだ……っ!
――フフッ!『ファルカタ』を知っているかね?その分厚い白銀の刀身は
実に安定した切れ味と殺傷性を使用者に保証してくれる大型のナイフだ!
私は近接戦も不得手じゃあない。今回は偶然にもそれが鎧≠ノなったわけだな?ん?
とはいえ、呑気に話し続ける余裕もないんだ――――Go To Hell/くたばれ=A爬虫類め。
【言葉の通り――槍が斬ったのは、ビスコの胴を横に一薙であったのだが】
【裂けた服からは脇腹を覆うように下げられた2つの大型ナイフが覗いていて、幸か不幸か傷は腹の中央にとどまっていた】
【もっともそれが安心できる傷というわけではなく―――M500リボルバー拳銃を構え直し】
【クリーム色のスーツを汚しながらも、近距離でその引き金を引こうとするだろう】
【狙いはガガルルの愛蜥蜴≠ニでもいうべきブルベガー≠フ胴であった。そう、二度目の鎧抜き≠しようというのである―――!】
>>32
【その一方――攻撃が当たったと認めれば、ヘケメトらへのマークは些か緩いものとなった】
【なにせ腹部に弾を食らわせた相手と、逆に腹部を切り裂かれた相手――当然といえばそうなのだが】
【ビスクはちらりとそちらを見ればモーゼルを構え直して、引き金を絞り】
ほぉ、ヘケメト君というのかね!いい名前だ、見たところ能力者でもあるらしいな?
そちらのお嬢さんと一緒にどうだ、私たちの仲間にでもなってみるかね?
うちのファミリーは規模こそ小さいが自由だ、マルコ坊っちゃんが成人するまではだが……
……あぁただ、答えを聞くまでは君は敵だ。殺さざるを得ない
結果的に死んじまえばそれは不幸な出来事だが――弾丸が体内に留まるとは運の無い
生きて帰れたら早めに摘出した方がいいぞ、はらわたが煮えくり返ってからじゃ遅いからな!
―――――さあ、蜥蜴君と同様、君にも死の宣告を差し上げようか。
【瞬間、モーゼルが火を吹いた。当然のごとく、狙いはヘケメトの胸部である】
【正面からの銃撃とは芸が無いが―――仮に当たれば、先ず重傷に陥る事は間違いない】
【また腹部の弾丸については、流石にもうサイコキネシスでは操ることは出来ないらしい】
【その体内に留まって、じくじくと痛みを生むだけの存在と化すだろう】
【無論、動く度にその痛みが増大するのは言うまでもない。状況は――悪い。】
【左手・S&W M500 残弾数:3/5】
【右手・モーゼルM1916 残弾数:7/10】
- 40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:19:16.24 ID:B9t8/63/o
- >>37
//すいません、ちょっとご飯いってきます
- 41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 21:22:46.46 ID:r0rp97Lko
- >>35
【このまま縊り殺 す、そう思いはしたものの現実的ではないなと思った】
【事実、貴女は直ぐに、その対処法へと気づいたから、上手いな、そう思えるぐらいには冷静であった】
【だが、彼も、ただ負けているだけではなかった、トーリ=ヨハンセンは単なる能力者ではないのだから】
違うな、死にたいわけではない、果たしたいのだ
俺の目的を――――強いて言うなら、俺の親≠フ目的を
それは秩序≠ナあり安寧≠ナあり自治≠セ、誰も彼もが一つの意志の元に統一される
……その為になら、死んでも良い、そう作られたのだからな、機械人間!!
【今まさにワイヤーを焼ききろうとし、彼へと攻撃をしかけようとする貴女】
【寸刻気づくだろうか、貴女の身体に起こる異変≠ノ】
【若干の賭けではあった、届くかは分からない、だが賭けるには十分すぎる】
ならばお望みどおり、任務の中で殺してやろう!
Mother's Lust Quicksilver=I!貴様の身体を十二分に活性化してやった!
きっとその右手も!そのレーザーも!十分すぎる威力があるだろうよ!
だがな……自分の力以上の刃なんざ、持つもんじゃねぇぜ!!
【Mother's Lust Quicksilver=\―――彼の能力により、再び彼は貴女を活性化≠ウせる】
【右手の高熱が活性化≠ウれるだろう、ワイヤーを焼ききるには十分すぎるほどの温度≠ノ】
【彼の能力は無尽蔵だ、熱はどんどんと温度を高くしていく、貴女の右手のパーツの限界を超えさせるほどに】
【同様の効果を彼は期待した、貴女のビームの出力を、通常より高く活性化≠ウせる】
【これは破壊を狙っては居ない、どちらかといえば、エネルギー切れを狙うのだろう、通常の倍以上のエネルギーを消費させるように】
【だが、その代償は大きい、発射されるエネルギーは、逃げ場所の無いほど大きく】
【咄嗟に両手でガードするも、直撃は避けられない、右に跳んで半分ほど回避するが、ダメージは大きいだろう】
【同時にワイヤーが焼ききれ、右手の活性化も終了するが……一体大丈夫であろうか】
- 42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:31:07.56 ID:tspmdYsyo
- >>38
【剣術というのは武士が戦で使う技術 つまりは生き抜く技術】
【他の槍や、弓らとちがって刀は最も死と肉薄した技術なのだ】
【相手の手をひねったり、脛を蹴ったりも教え込まれる技だという】
【しかし、それらは士道不覚悟とされ、その後の『天下泰平』の時代に消えていった】
【拳が入ったなら、脳天が揺れる そこで斬れば 事が楽だ】
【相手の声がビリビリと響く、つい聞き取ることに集中が持っていかれそうになるが】
【今は、相手の未知の手を読むほうが先決】
【技か何かの名を呼ぶなら かなりの自信 大技だろうかから】
【相手の声に合わせたように右前方に飛び込むように回避、ローリング】
【タイミングを用意してくれるんだから 喜ばしいね】
【直ぐ様、今度は立ち膝のような姿勢を取って、右手は刀を握ったまま 左足は軸】
【左手を地面について、右足で相手に向かって 足払いを仕掛ける】
- 43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:31:26.48 ID:tspmdYsyo
- /ちょっとお風呂入ってきます
- 44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽) [saga]:2013/03/09(土) 21:34:34.22 ID:Mec6o/8AO
- 【某国。そろそろ人気も少なくなってきた、ある喫茶店――――そのテラスの一席にて】
【慌ただしく駆け込んでくるなり、ショルダーポーチの中身をテーブルにぶち撒ける少女が一人】
【彼女は、右目の下にある、涙の跡を辿るような縦に並んだ三つの泣きぼくろが特徴的だった】
――ッ、……ハァ、はぁっ……!
う、くぅっ……! ど、こ……?
【腰までの長さの茶髪を一本の三ツ編みに纏めた、あどけない顔立ちに精悍さを帯びる深緑の瞳の少女】
【ハンチング帽を斜めに被り、黒縁の伊達眼鏡を掛けて、両手にはフィンガーレスタイプの手袋を填め】
【ネルシャツにオーバーオール、ロングカーディガンを重ねて着るなど、活動的な恰好をしている】
【足元には小洒落た靴を履き、左手にポーチを握り締めながら――肩で息をしつつ、机上の荷物を漁る】
ぁ……!
――あったぁ……!
【そうして少女が掴みとったのは、PTP包装された白い錠剤だ】
【六つ入っていたらしいのが今は二つ残るのみ、安堵したように笑いながら彼女はそれを眺める】
【見たところ脂汗が額に滲み顔色もあまり良くない、どうにも具合がよろしくないようだが、】
【それでも少女の瞳は爛々と輝きを湛えており、先程の行動も相俟って人目や興味を引くかもしれなかった】
- 45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:36:31.62 ID:KkV1JcEqo
- >>32
【毒は死に繋がるものではなく、放っておけば3レス程度で痛みも消える】
(毒に耐性を持っているのか……!!)
(嘘にせよ真にせよ、跳ね除けるだけの力があるならば変わりはしない!)
(直接叩き伏せるしかないが……くっ……!)
【ビスクから受けたダメージは大きく、意識の大半をそちらに割いている】
【対応できる範囲も必然少なくなり】
【少なくとも槍による攻撃はヘケメトに向けている余裕は存在しなかった】
【そして迫り来るヘケメト、一発や二発の棘弾ならば先ほど同様に対処できるが】
【直接攻撃をガガルルが迎撃しきるだけの力は現状ない】
【また、脚部には厚い革の装甲が纏われているも、表面は焦げて耐久力が落ちていた】
【棘の生えた足で強力な攻撃を食らわされれば少なくないダメージとなることは想像に難くない】
耐えろブルベガー!!
この程度の苦境、我々は幾度となく超えてきたはずだ!!
「――――――ッ!」
【大蜥蜴は雄々しく吠えると、迫り来るヘケメト目掛けて尻尾を振るう】
【厚い肉と硬い鱗に覆われた其れは、決して低い威力ではないが】
【状況からガガルルの取れる選択肢は限られており】
【尻尾による迎撃は予想することは難しくはない】
【尻尾の回避、もしくは対処に成功した場合ヘケメトは問題なく肉迫し攻撃することが可能だろう】
>>39
【"モンスターテイマー"。彼女の持つ能力である】
【動物や魔物と心を通わせ、盟友の契りを結ぶことによって】
【意識共有と召喚・転送を可能とする異能である】
【単体では何の力も持たないが】
【こうして"盟友"に騎乗することによって力を発揮することが出来る】
くっ、浅かった……か――!
(首を狙うには状況が悪すぎた……!)
(当てることを目指し胴を薙いだが、失策であったか――!)
【浅い――胴を切り裂き致命傷に至らせるには遠く及ばないダメージだ】
【この状況で不利なのはどちらか――考えるまでもない、ガガルルである】
【未だ痛みの残る右腕に耐えながら素早く槍を引き、追撃を加えようとするも――】
この距離では……万事休すかッ!!
身体を捻れ!全力で避けるのだブルベガー!!
お前は……私が守る!!
【――至近距離で構えられようとする銃口に背筋を冷やす】
【あれの威力は身を以て知っていた。そして今からでは体勢を整え弾くことも不可能であると】
【大蜥蜴"ブルベガー"は銃口から急所を逸らすために身体を捻り】
【同時に、ガガルルは左手の"植物のボウガン"をビスクへと向けた】
【即座に放たれるは"激痛の毒"を内包する棘の矢】
【狙いはリボルバーを持つ手である】
【激痛により少しでも狙いを逸らすことが目的の攻撃であった】
【しかしそれも射撃の方が先に放たれた場合意味を為さない】
【もしそのまま銃弾が放たれた場合、ブルベガーの鎧を抉りながら蜥蜴の脇腹の肉が大きく吹き飛ばされることだろう】
【不利な状況は最早覆し難い】
【後方からはヘケメトも迫っているのだ。紛れもない窮地であると、しかとガガルルは認識していた】
- 46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 21:37:58.72 ID:aQi0xX4R0
- >>41
......Condition Over......!
【肉体の制御も、その瞬間に機械制御に切り替わったのだろう。無感情な電子音声が、状況の以上を認識する】
【出力が安定しない。機械ならば――――そう踏んだブラックハートの意志とは逆に、出力の制御も安定しない】
【ワイヤーは焼き切れ、異常は解除される。だが、同時に右腕の義手の限界をすら超えての過熱は、無視できない】
【――――赤熱は、もはや白熱の域に達し、周囲にジリジリと火花を散らせるに至る】
【この義手の正式名称は『プラズマナックル』――――超高熱で、電離をすら引き起こせる代物だ】
【だが、それはちゃんと制御されての話――――制御を超えての過熱に、フレームの一部が融解し、煙を上げている】
【恐らく、内部の機器にも相応のダメージが入っただろう】
【それは、背部のビーム砲台『ツインレイ』にも同じ事が言えた】
【連続発射できないのは、エネルギーのチャージが必要だからである。それを無理に稼働させられた影響で、オーバーヒートを起こす】
【チャージの間、どころか、冷却の間が必要になる程、砲身がダメージを負ってしまった。恐らく、この戦闘中に再度使用するのは難しいだろう】
...Feedback
......Wasp launcher......!
......Anchor knuckle......!
【ワイヤーが切れ、改めて調整を直すブラックハートの内蔵プログラム。そうして、更なる追撃を加える】
【背中の緑の箱――――多目的ランチャーボックスである『ワスプランチャー』から、2発の対人ミサイルを発射する】
【小さなミサイルではあるが、命中すれば当然に爆発を起こす。直撃は、相応のダメージを覚悟しなければならないだろう】
【更に、左腕の義手から、矢尻状になっている刃を、時間差で男へと発射する】
【その刃は、ワイヤーで左腕の義手に繋がっており、アンカーになっている】
【状況は、最初に男が仕掛けてきた様な状況に似ている。ミサイルを目くらましにして、アンカーを男の身体に打ち込もうと言うのだろう】
- 47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/09(土) 21:39:19.86 ID:CTc8ibAFo
- 【公園】
【宵闇の中、そこは静けさに包まれていた】
【聞こえる音はフクロウか何か、夜行性の鳥の鳴き声。それを除けば、公園に面する車道を時折過ぎ行くエンジン音くらい】
【そんな場所の街灯の下、ひとつの影がベンチに腰掛けていた】
【それは淡い赤色の髪の少女】
【髪は外ハネのショートヘアで、前髪だけが色が濃く黒や茶が混じったよう】
【瞳の色もそれと同系色で、夕空に似た色合いだ】
【七分丈のカーゴパンツに淡いみどりのカーディガンの衣服と、うっすらとした目立ち過ぎないメイクは】
【お洒落というより「無難」という言葉が相応しいように感じさせるだろうか】
【外見にして高校生か大学生か、といった彼女のその双眸は、興味深げに手元の雑誌に視線を落としていた】
優勝は正義の組織のリーダー……ふーん。
【しきりに相槌を打ちながら目を通すそれは、つい先日までの激戦の様子を収めたもので】
【夢中になって読み耽っているせいか、声が漏れ出ていることすら気づいていない様子だ】
- 48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:42:35.43 ID:OWEDx9I7o
- >>29
【腕は腹を空かせた蛇の様にその身をくねらせている】
【そしてそれを目視しながらも未だに笑みを崩さないリーネ】
【中々にアンバランスな光景を描き出していた】
あら…私にあんな汚れた嘘と欺瞞だらけの世界でのうのうと暮らせと?
嘘と力がはびこったあんな世界で幸せに暮らせと?
それだったら私は最初から汚れていた方がマシ
あんな世界私達が壊して壊し尽くして見せます
そうするしかもう浄化の方法はないんですっ
【少し感情が爆発したリーネは、声が裏返っている事も気にせずそう叫んだ】
だから…こんな汚れた世間から助け出してくれた組織に報いるためにも、私は戦います!
好みを殉してでも!
【リーネが大きな声でそう言い放つと共に一本の腕が男の下へと伸びる】
【手をパーの形に広げて男を吹き飛ばそうとしている腕は、そこまで早くは無い物の男に着々と迫っていた】
/何度も何度もすみません!
- 49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 21:44:18.42 ID:OeU8XgmFo
- >>31
(――チッ、ダメージにまでは至りませんか・・・ならばッ・・・!)
(次の"矢"を精製するまで――まずは・・・)
ピョコピョコと、よく動きますねぇお嬢さん。
私としてはもっとこう――貴女のような方とは静かな場所で、のんびりと過ごしたいものです。
――そういう思いを込めて。
『Tell's Apple』――"支配の影"――グランド・アビリティ
【吹き飛んだ彼女、そして体勢を立て直したΔ――次弾を放とうとし、能力で"矢"を精製――】
【次に現れるは土気色の矢――今までのそれを省みるに地属性、か。】
【どういう降下が付与されるのかは不明だが、それだけでも聡明な貴女には牽制となりえるだろう。】
【にやり、と笑みを零したΔ、ボウガンを放とうとして――】
―――!?ぐ、ううッ!!
(――バカな、なんというスピード・・・ッ!くっ!)
【蹴り飛ばされた、衝撃で胸元が痛み、体が後方へと吹き飛ぶ――ダメージは軽微、しかし】
【そこから相次ぐようにして放たれる"二段階"の攻撃――空中でアクロバティックな動きを見せ】
【とても人間とは思えないような"機動"で銃弾を次々に撃ち放つココノエ――まさに、機関員のそれだ。】
(――次の弾丸!?まずい、ともかく―――ッ!!)
まに、あえ・・・ッ!!
【吹き飛ばされた際の隙を着かれた形となったΔは、対応が遅れ――弾丸を胸元に受ける――いや】
【正確には受けたのは一発だけだ――"ガード"】
【持っていたもう一方のアタッシュケースが散乱し――銃弾で撃ち抜かれた事で破損した。】
【しかしケースでガードできたとはいえ――弾丸を一発、確かに胸へと受けた。これは――】
【ケースと共に彼は後方へ倒れ――――静寂。】
【――と、同時に・・・舌打ちが聞こえるだろう。】
【――何か、起ころうとしていた】
/おくれてすいません!
- 50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/09(土) 21:47:19.28 ID:r0rp97Lko
- >>46
【地面へと叩きつけられる彼、褐色の素肌が破けたライダースーツから露になる】
【漏らす苦悶の声、響く音律は、確かに刻み込まれて――――】
【かくっ、と膝をついたものの、難なく立ち上がるだろう、身体自体は頑丈に出来ているようだ】
ミサイルかよ……っ!!っとに、何でもありだな……!!
だが、それぐらい、何を狙ってるかぐらい、分かるつもりだぜ――――
Mother's Lust Quicksilver
【彼は自身の耳≠活性化させる、確かな聴力は状況を三次元的に把握することに有用だから】
【向かい来るミサイル、それだけではない、その奥から迫り来る、もう一つの攻撃】
【中々上手いな、と賛辞を漏らす時間も無い、対処は素早く、それでいて、丁寧に行うべきなのだ】
【右手から楔を二本、放つのだろう、狙いは真っ直ぐに二発のミサイルである】
【直撃したならば、爆発することなく、からんと軽い音を立てて、彼の直ぐ目の前の地面へと落ちるだろう】
【抑制≠オたのだ、爆発を、なるほど単なるバカではない――――】
【しかし次の攻撃は避けれなかった、彼の左肩へと貴女のアンカーが突き刺さった】
かっ……!!……なぁ、機械女、アンタの身体も機関≠フモノなんだろ……?
だったら、少しは覚悟しとけよ?コイツの治療費はちぃとばかし高くつくかもしれねぇしなァ!
Mother's Lust Quicksilver=I!
【アンカーが突き刺さり血が滲んだ、思わず脚から力が抜けそうになるも】
【右足を強く地面につきたて、雄叫び一つ、彼はそうして思い切り足元に落ちたミサイルを蹴り飛ばす】
【二発のミサイル≠そのまま貴女へとお返しするように、貴女へと蹴り飛ばした】
【そして、貴女の側で抑制≠解除するのだろう、そうしたならば、強引に抑えた爆発が、破裂するだろう】
【だが、ミサイルは抑制≠ウれているだけであり、その機能が消されたわけではない】
【着弾する前に衝撃を与えれば、爆発をさきにおこすことは可能だ】
- 51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/09(土) 21:49:50.87 ID:mSmttY9To
- >>36
…食えないお方だ、しかし、そうですねぇーーー
理由が無いと語る物は、誰しも理由を持っているーーー隠しているか、自分でも気付いていないかは別として
【ああ言えばこう言うーーー最初から、お互いがお互いの言葉を相手にしていないのだろうが】
【ただ、言葉をのらりくらりとかわしながら細剣で刺すかの如く】
【六つある薔薇の内三つを潰したーーーあの薔薇が攻撃の武器だとしたら、半数にした事はいい効果をもたらした】
【長引くなら長引けばいいーーーこちらの策は、既に進んでいる】
【ーーー開いた口からは、また高温が鳴り出して、空気を細かく揺らす】
五体満足ーーーさて、人間はそれで五体ではないと?
未練たらしく依存するのはみっともないですよ
【ニヤニヤと笑いながら、月彗の次の出方を見るロバット】
【薔薇から放たれた光線は見事にばらけたようだーーー月彗の狙いは警戒か、慎重な奴だと内心嘲笑う】
【自分に向かった光線を、身を翻して回避するーーー置き去りにされたコートの端に穴が空いた】
【ーーーだが、攻撃がばらけたおかげで、反撃もしやすくなった】
【攻撃最中の薔薇を防御には使えまいーーー口をガパリと、大きく開き】
キキィ!シンフォニア・ルイード=I!
【その口から放たれるは大量の音波弾ーーー一つ一つは小さく威力の低い音波弾が、マシンガンのように月彗に飛んで行く】
【ーーーだが、これはただ数で攻める攻撃ではない】
【彼の放つ音波は共鳴する、音波が響けば響く程に振動は大きく揺らぎ、威力は上がって行く】
【つまりこの攻撃は、素早く共鳴効果を跳ね上げ、攻撃の威力を高める物ーーー】
「…ニャっ!?まだ狙って来ますか!!」
「くぅっ…!」
【また、同じく狙われたネロは、背後を警戒していたのが幸いした】
【棒で素早く光線を受け止め、強い衝撃を無理矢理受け流し、自ら吹き飛ぶーーー】
【ダメージは負ったが、退避距離を稼ぐのと軽減には成功した、着地して、息を付く】
【また、牛車はほぼスクラップになっていたところを更に追い打ちーーーもはや、原型は留めていない】
【内蔵兵器があろうとなかろうと、使い道にはならないだろう】
- 52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県) :2013/03/09(土) 21:51:15.60 ID:5/QTSftio
- >>42
――――――ッ!!
【女にとって、この大太刀の質量は0。故に人知を超える速度で振り上げられるのだが、彼女はその上を行く】
【それは戦士としての経験だろうか、「驚雀」後の隙も相まって、体を回して懐へと入り込まれる】
【なるほど、女は彼女を見くびっていたようだ】
【そのまま足払いを仕掛けられ、捌くことが出来ずに左足を浮かされる女―――だがその直前、女は笑う】
【唇の動きで分かるだろうか、女はこう言っている―――】
―――――足払いで転ぶと思うな=B
……ハァッ!!
【確かに左足を取られ、転びかける女。だが女には刀の他にも、圧倒的な腕力があった】
【その腕力はもはや人を超えている。そう、例えば今女がしたように、転びかける体を、左腕だけで支える程度には】
【さすがに其処からすぐに反撃に転じる、そういうわけには行かない。だが、足払いに逆らわず転ぶのに比べれば復帰スピードは段違い】
【腕を使って跳ね上がり、左足も確り地面に着ければひとまず慢心から出た危機は逃れたといっても良いだろう】
【そしてそのまま、体を跳ね上げた力もプラスしての大上段からの振り下ろし―――速度は、先ほどの同じものより速くなっている!】
【だがコレは、あくまで彼女が何もしてこなかった時の話。その途中に彼女が何かしてくるならば、その動きを中断せざるをえないだろう】
【そしてもし振り下ろしが発動したとしても、彼女ならば避けることが可能だろう】
/お風呂了解しましたー
- 53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/09(土) 21:53:00.56 ID:1qxUUDDwo
- 「ヘケケケ、左腕に気を取られてたけどよォー」 「ダメージ的には腹のほうが酷ェーかもなァー」
【例え身体に"痛み"が走ろうと"ダメージ"を受けようと、その"闘志"はむしろ燃え上がるのみである】
【体内に留まる弾丸、戦闘中に摘出をするのは至難の業】 【――さて、どう影響してくるのだろうか】
>>39,45
「ヘケケケ、――まァー、能力持ってるしそォーいう事になるなァー」
「俺はよォー、こォーやってバトルが出来るんならどこでも良いんだがなァー」
「あいにく、いつ"別の世界"に行くかわからねェーんだよなァー、それによォー……」
「俺は、あんた達とも戦いてェーからなァー、……ヘケケケ、仲間になったら戦わせてくれなさそォーだしなァ、あんた達は」
「まァー、俺は死なねェーからなァー、"ヘェーック!(ちくしょォーッ!)"ってあんた達に叫ばせてやるぜェ」
【彼は戦う事が好きなのは前述通りだが――やはり、戦いには勝敗が付き物】
【そして、彼は――負けるのが好きな顔には見えない、――故に狙うのは二人からの"勝利"だ】
「じゃあ……俺の能力をもっと見せてやるぜェーーッ!!」 「うううおおおおォォーーーッ!!」 「気ィィ合だァァアアーーーーッ!!」
【その暑苦しい叫びとともに、彼の身体の前面に生えるのは"棘"】
【そして――暑苦しい"魔翌力"の様な――"気"の様な――】
『……あのですね、弾丸をそれで受け止めるなどという無茶は止めてください』 『まったく……"ガーディアン・シールド"』
【それと同時に、アウがヘケメトの近くに歩み寄りつつ――杖先に魔翌力を集中させ、そして展開するのは】
【杖先から半径何メートルかに及ぶ魔翌力の"障壁"である】
【ズガァン!】 【ビスクの手により火を吹いたモーゼル、飛来する弾】
【ビスクには見えるかもしれない、――障壁によって勢いを少しずつ弱められていく"弾"がッ!】
【棘をベキベキとへし折り、ようやくたどり着いた胸部――確かに弾は命中した】
【しかし、弾の尻が胸部から見えるのは――目の錯覚でも何でもないッ!】
「……ヘケケケ、流石に効いたぜ今のはよォー」 「"気合の防御"に"ニードルアーマー"の半分……」
「今回は銃口が向けられたおかげで発動を許してくれたから、フル活用で正面から受け止めてやったがよォ」
「……どっちも消費がでけェからなァー、連発出来ねェ」
【気合と言う名の謎の力は――彼のその防御力を高めていて、気合の籠った棘も同様に防御力を――!】
【――なお、今まで以上にダメージや出血量が多いのは言うまでもない、ただ致命傷は避けられた様だ】
【無理矢理右手で弾丸を抉り出せば、よりそれがわかってくる】
「ヘケケケ、この棘を活かして……こいつも受け止めてやるぜェーッ!」
【――さて、ブルベガーにより振るわれそして迫り来る尻尾――定石は回避、なのだろうが】
【戦いと痛みで興奮状態に有る彼には、そんなもの存在しなかった】
【なんと、その尻尾に掴みかかろうと――両腕を大きく広げれば】 【左腕に走る激痛に歯を食い縛れば】
【気合の籠った棘の生えた身体の前面(胸部周囲は折れてしまったが)を押し付けるべくッ!】
【尻尾が当たる瞬間に、それに抱きかからんとするッ!】 【――例え読まれて尻尾の代わりに槍が迫ってきたとしても、その槍を掴もうとする!】
【――その、"回避行動を取らない"という異変に疑問を覚えるなどをすれば、対処は幾らでも出来るだろうし】
【逆に、両腕を大きく広げた彼に手痛い一撃を与えようと思えば与えられる――ちなみに左腕の力の方がやや弱い】
【それに、――他者からの攻撃への対策を、難しくするということは言うまでもない】
- 54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 21:54:26.22 ID:r0rp97Lko
- >>48
【可憐な少女と、可憐とは程遠い、その乱舞する腕】
【幻想的だと思った、美しい光景と呼ぶには十分すぎるぐらいには――――】
【柄にもねぇやと思ってしまうのも無理はない、自嘲気味の笑いは少し悲しかった】
汚れた嘘と欺瞞ね……あながち間違ってねぇのが痛いトコだねっ……と
だがね、そうでない世界が無いからって最初から汚れた方が良いってワケじゃないでしょ
周りが嘘をつくから自分も嘘をつくじゃ、悲しすぎやしないかい
【迫り来る貴女の手=\―――それをわざわざ彼は受けにいくのだろう】
【前へと向かった、流石に恐れはあった、震える足元を悟られないよう、必死に唇の端を噛んで】
【右手でハットを抑えながら、左手をポケットの中に突っ込んだなら、その前に確かに立った】
【覚悟したものの、貴女の一撃は中々にきいたようで、数mほど彼はその身を飛ばした】
【地面に叩きつけられる彼の身体、かはっと漏らした血液が、彼のワイシャツを濡らして】
【ふらふらと立ち上がるものの、内臓へのダメージは無視できないほど】
ったく……美人の平手ほど、痛いもんはねぇや……
なあお嬢さん、アンタみたいなのが、居るべき組織じゃねぇと思うのは、俺の思い違いかね
助け出された恩もあるかもしれないけどさ、いつまでも恩恩言ってちゃ、向こうさんも重たく感じるんじゃないの
【次の攻撃は無いだろう、彼にはまだ対処する手段は無いから】
【右手だけでタバコを取り出し、口に加えて、一つ風を吐いたら】
【――――少しは言葉が伝わるか、なんて思ったりした】
- 55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 21:57:28.81 ID:OeU8XgmFo
- >>34
――歳?ああ、確かにネ!そうですそうです、ワタクシももう、良い歳なのデスよ。
貴方の言うとおり、我々は旗から見ればなんともファンキーで真摯さに欠けるでショウ、しかし――
それで良いのですよ!なにも年齢を重ねたからといって静かになってしまう必要はありまセェン!
溺れましょう――ワタクシと、一緒に、どこまでも――ふふ、ふふふふふふふふふ!!
こんな夜に、一人だけ水面からにげようだナンテ――ズルイ、のでは?
ワ タ ク シ ハ ア ナ タ ヲ ニ ガ シ マ セ ン ヨ
――ヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒッヒヒヒヒィッ!!
【――狂気、とでも呼べばよいのだろうか。】
【段々と可笑しくなっていっている――シック・ボーイはカタコトな言葉で叫んだ】
【ただ、ただ只管になんの考えもなく突撃――年甲斐もなく、溺れ、酔う】
【まるでそれは蜜の様――舌の上に垂らす事などもう、あってはならないのに】
【それでもまだ、彼はこの甘美な味を求めて――嗚呼、夜へと駆ける。】
【瞬間、速度は最高潮に達し――――・・・?】
【―――達し、無い・・・いや、むしろ――遅くなった。】
【そんな事があるわけが無い、とシックの頭が逡巡する――しかしヴィエリのその言葉に、ゆっくりと振り向き――】
【――その意味を、そして謎を理解した――厄介、だ。】
――どうやら、舌戦でも戦闘でも――貴方の方が一方上、のようデスね・・・!!
まさか、こんな使い方が――ふふ、はははははっ!!面白い!!面白いですねぇ!!
ですがしかァァアァし!!お言葉ですが――それこそ貴方にも言えよう。
ワタクシの前で――そんなに楽しい"技"を――見せられたらァ――こ、こ・・・う・・・
――こうふ、、んん・・・・・興奮するゥゥゥゥゥッ!!
【遅くなった体躯、そして放たれた弾丸により胴体を鋭く、撃ちぬかれる――】
【外骨格がひしゃげ、真っ赤な血が噴出し――シックは叫びながら後方へと吹き飛ぶ、が――ここで】
【――"何か"を、手に取った。それはまさに――天が与えた幸運。】
【風によって吹き飛ばされた彼の、傘――風に舞って彼の元へと、引き寄せられたッ!!】
【素早く其れを掴み、展開――ガシャコン、と音を響かせ】
【柄の部分を握りこめば先端が開口し――ヴィエリには見慣れているであろう、"ガン・バレル"が覗き込む】
【――仕込み傘。火薬が炸裂した――ッ!!銃弾は風に抗いながらヴィエリへと向かう――無論、その精度は酷い。】
【吹き荒れる向かい風もその一因だ――奇襲ではあるが、対応は可能だろう。】
- 56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:59:02.73 ID:qwndEMjEo
- >>49
…………っと、
【着地の動作さえも狂いなく、予定された出来事のように整然と】
【その一切にイレギュラーなど存在せずただ魔弾の銃口から薄らと煙が漏れるだけ】
―――――――なんだ、久方ぶりでもやろうと思えば出来るものだな……
【そうは言うが声色に感嘆など含まれている筈もない】
【当たり前の事を当たり前に出来たから、それでなんだというのだとでも言いたげな不遜さ】
【だからココノエは冷めたままで、魔弾が捉えた彼を探す】
ふう……売人が相手で良かった、かな……
常に戦場にいない分経験を思い出すにも時間が必要になる―――――――
【負傷しただろう彼を助けるつもりは彼女にはない】
【敵として在るなら倒すのは道理で、だからそれに従うまで】
【静寂の手前でココノエは一瞬だけ心を緩める】
【仕留めたとは必ずしも言えない、だからありえるかもしれない次の戦いに備え一時の弛緩】
(負傷しているならノーマルで十分、確実に息の根を止めて……見せしめか)
(……実に私好みのミッションじゃないか、全く―――――――)
【微かに聞こえた舌打ちに再度身体を緊張させて迎え撃つ】
【双銃の眼、銃口は倒れた彼へ……安易には近づかないがその銃身には魔翌力が装填され】
【トリガーに掛けられた指は容易く引き絞る事も可能だ、それでもとどめを刺さないのは「舌打ち」をイレギュラーと捉えたからに他ならない】
【意識を周囲に散らし瞳を左右交互へと向けて繰り返す……何が起こるか、備えるように】
- 57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 22:00:57.80 ID:aQi0xX4R0
- >>50
......Hit
【『ワスプランチャー』から放ったミサイル2発は、ワイヤーで迎撃されるも、その後に絡ませた『アンカーナックル』は確かに命中した】
【本当なら、全弾命中する事が一番望ましかったのだが、今回ばかりはそうも言っていられないだろう】
【今の状況で使えるのは、機械鎌4本、ビームガトリング4門、ワスプランチャー2台、両腕の義手――――プラズマナックルとアンカーナックルである】
【その内、プラズマナックルはコンディションが悪く、そう軽々には使えないのだが――――】
......Attack......!
【だが、プログラムはすぐに次の行動を選択した】
【アンカーが突き立った男の身体へと、そのまま突撃を仕掛ける。アンカーは誘導線となり、同時にダメージ源ともなる】
【この場合、要求されるのはスピードだ。アンカーを外されたり、対応の隙を与えたりしないように】
【背中の機械鎌をカシャリと打ち鳴らすと、ブラックハートはそのまま男へと突撃をかました】
......!!
【だが、そこに蹴り出されるのが、自らの放った小型ミサイル】
【爆発しないとはいえ、炸薬に異常は無いはずで、単なる不発ではない】
【つまり――――いつ爆発してもおかしくないものが、蹴り出されてきた事になる】
......Plasma Knuckle Overheat!!
【プログラムは咄嗟に行動を選択する。本来なら回避がベターなのだろうが、勢いの乗ったところへの投擲は、避ける暇がない】
【かといって、上手くすり抜けながら男の元へと到達する可能性も、そう高くは無かった】
【そこでプログラムが選んだ手段は――――右手の義手を、再度加熱させる事である。それも、意図的に限界を超えて】
【強烈な熱エネルギーを放つ腕は、周囲にエネルギーのベクトルを作り出し――――そして、腕がもたなくなり、爆発する】
…………ッ!!
......Condition yellow......
【ミサイルの爆発を直撃させないために、敢えて自らの右腕を爆発させたのである】
【突き出していた右腕の爆発で、身体は強引に後方へと吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる】
【当然、右腕を失い、身体にも軽くは無いダメージが入る】
【だが同時に――――接近しかけたところからの爆発である。相手の男にも、ある程度のダメージは入っているはずだと踏んだ】
【ともあれ、一番重要なのはミサイルを直撃させない事――――そこは、一応達成できたと言える】
- 58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 22:02:17.79 ID:2fFVMTHC0
- >>47
【遠くから微かに聞こえてくる鳥の声、風の音なんかと混ざり合ったなら、或いは鵺のようにも聞こえるのだろうか】
【――ざ、と。土を地面を踏み潰す音がする。ひどく軽い足音は、それだけ現れた誰かの小柄さを示すようで】
【もしもそちらへと視線を向けたならば、足音の通りの人影がそこに――どうやら、少女のようだった】
【薄らとピンク色のヴェールを被ったような金髪は毛先に向かうに従ってくるりと巻いて】
【ひどくきつく見える顔の造形、勿忘草色の瞳はきっとよく目立つ】
【深い赤色のリボンとレースで飾ったテ・オレ色のロング丈のワンピース、羽織るのは白のケープ】
【両手でぎゅっと胸に抱いているのは画板だろうか。何色でも飾らない指先は白いばかり】
【足元は少しだけヒールのあるパンプス。それでも小柄な体躯は、150センチにも届かないほどで――】
……ああ、そういえばそんなものもあったような気がするが。
【独り言に反応して紡ぐなら、その声は微かに掠れた音色、古ぼけた図書にもどこか似て】
【興味でも惹いたのだろうか、ふらりと近づいたならベンチの傍、つんと立って、】
――隣、いいかね。どうしてもとは言わないけれど。
【そっと首を傾げて尋ねてみても、鋭い目付きは第一印象的によろしくなくって、】
【ガンをつけているわけでは、ないのだが――】
- 59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 22:05:16.69 ID:OIEo1P7eo
- >>51
そうか?そんなら「目障りやった」って理由にでもしといてぇな。
通行の邪魔やったってだけやけど、まるで「あッちが対抗組織の一員だった」ような気ぃするやろ?
そッちが上に報告するんにも丁度ええやろうし……頭ええって困るなあ、ほんに。
【口撃が絶えることは折れたという事を意味する。故に、平然と言葉を交わし続けて】
【お互いが何処か似た食えない調子。ならば、余裕を保てなくなった方の負けだと彼は認識していた】
【蓮の台座を操作し弾幕を回避するが、流石に全弾とはいかず数発が袖や裾を掠め】
【掠めただけだというのに、その振動は手首や足首の骨まで染み入る】
【――月彗の乗る蓮は、揺らがなかったが】
【鎌首を擡げ始めていたイバラが僅かにノイズ音を上げてジジ、と一瞬ブレた事に、ネロならば気が付けるか】
【小さな舌打ちを一つ、すぐに体勢を立て直して、視線の焦点は完全にロバットに定められた】
……目に見えるものだけが現実だと思うたら、あかんえ?
しっかし“共鳴”かいな……これもまた“奴”そっくりやけれど、凶悪さなら桁違いか
そんなら、小賢しいもんはチカラで叩き潰すんが相場、やろうな――!
【刹那に揺らいだイバラはすぐ、何事も無かったように再び蛇のように幹をくねらせると】
【2本が絡まり合い一本の大きな柱と化して、ぶんと思い切りロバット目掛け振り下ろされる!】
【だが――絡まり合うまでの間は長く、更に攻撃は破壊力はあれど、愚直なまでに直線的で】
【掠めただけでも危険であるのは間違いないが、掠めることもなく回避する手だって、勿論存在していた】
- 60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 22:06:38.55 ID:r0rp97Lko
- >>55
【きっと罰だと思った、狂おしい程に可笑しな貴方の姿はきっと】
【彼が今まで殺してきた人々と、今まで痛めつけてきた人々の、叫びにも似た、蹂躙であると】
【口ひげが微かに風に乱れたなら、揺れる心の音律すらも、辿られないままに】
かっ……はっ……!!……ぐっ……ぁ……
ふ、ふふ……っ私も、年をとったものだ……とりたくないな、年は……まったく
重くて……仕方が無い、今までの人生の積み重ねが……な
もう息も、できないくらいにな……溺れるな、という方が、無茶だよ
【直撃する貴方の銃弾、完全に彼の読み違いであった、同時に吹き荒れる向かい風が消えるだろう】
【貴方の後方の水が消えたのだ、それだけダメージが大きかったということであろう】
【地面へとついた膝、腹部にじわりと滲んだ血は、その傷の深さを伝えて】
【口から吐く血液、量が多い、鮮血――――否、そんな綺麗な色ではない】
【もうかすれ切った、枯れた色、もう、そこには何の希望も残されてないような】
【魂よりも黒い、オイルのような血液であった】
……私は諦めた人間だボス≠ェ代わった瞬間に、今までの全てを、無意味と思った人間だ
そんな人間が、人を殺めるというのだ……全く、これ以上無い、無意味な、殺戮だ
一体誰が、こんな私を肯定してくれよう、私でさえ肯定できない自分を、どう肯定できよう
それならば、もう死ぬしかないだろうな、戦いの中で死ぬしかないのだ
あの日あの時あの時間に、この胸を貫かれれば良かった
そうならば、こんな苦労もせずに済んだのだろうか
――――柄にも無いな、こんな言葉、私が零すなど
【立ち上がる、彼、ふらふらとした足元は、今にも崩れそうな枯れ木のように】
【両手で握ったウィンチェスターは、その弾道すらも分からないほどで】
【貴方へと向けるとしても、銃口がぶれた、まともな発射もできないぐらいに】
- 61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/09(土) 22:08:41.43 ID:d6ISu+a6o
- >>45
【ダンッ=\―それはまさしく、猛毒の矢がビスクの左手を貫通して立つ音である】
【直後に引き金が、ほぼ反射的に引かれるものの――その狙いは大幅に反れ】
【下手に動きでもしなければ、ブルベガーの鎧、その表面を削ぐにとどまるだろう】
ぐぅ……っ!?この痛みは、毒か…っ!
だが蜥蜴を捨てて攻めかかれば、毒ではなく俺を殺れたろうもの……
……ふ、フッ!面白いじゃないか騎士公ガガルルっ!
ファミリーでかれこれ二十年以上も動いてきたが、ここまで高潔な奴も珍しいぞッ!
全く惜しい奴だ、機関なんぞ捨てて、人外の多いキマイラ≠ノ収まればいいものを……!
【ずる、り――サイコキネシスによって、ほぼ無理矢理に矢を引きぬき】
【加えて手の血液と一緒に、血液を傷口から絞り出していく】
【全身に毒が回りでもしたら――そう考えると当前の行動か。同時に、数歩ばかり後退し】
>>53
……あぁ、困ったお客さん方だ。俺のモーゼルを正面から止めやがったな?
かといってそれを上回る一撃――M500をぶち込んでやることは、今は出来ない……!
ここは一度引いて……フフッ、いい作戦を思いついたぞ―――。
【位置としては。ブルベガーを挟んでビスクとヘケメトが居るという形になるのだろうか】
【幸いにして彼からの追撃は無い――故に、左手を押さえながら後ろに下がる】
【勿論、M500は取り落としている。モーゼルはなんとか右手で持ち得ているが、満足な状態ではない】
【だから下がりつつ、サイコキネシスでリボルバー拳銃を引き寄せ、時間を稼ごうとするだろう】
【この間は明らかな隙――今まで火砲を撃ち続けていたビスクが、ここで初めて沈黙した】
>>ALL
【―――しかし、気を付けねばならない。ビスクの視線は今、先ほど酒瓶を引き寄せたカウンター席に向けられていた】
【更に、傷を負った左手が上がる。まるでまさに先ほどそうしたのと同じ動作――】
【ぐらぐらと酒瓶が揺れ―――ふわりと浮かぶ。その数はおよそ、10にも及び】
【グシャッ!=\―ガラスの瓶が、上空で一気にはじけ飛ぶのである】
【降り注ぐのはガラスの破片と酒の雨。そして右手、モーゼルをビスクは構え―――】
せっかくのナイトクラブだ、イベント≠ェ待ち遠しいんじゃないかね?
そら踊り給え、『ファイアー・ダンス』だぞ!オマケに……あぁそうだ!『ガラスのシャワー』も心地いいな!?
……キミ達がどれだけ対個人で強かろうと、マフィアってのは集団戦がお手の物でね。
【撃つ、撃つ、撃つ。はじけ飛んだ酒に火が点いて、それがガラスと共に降り注ぐッ!】
【蜥蜴、ゴブリン、人間、少女―――区別なんて何もない、クラブを包み込むのは等しく明るい焔である】
【――ただ、言ったように隙は大きい。落ちてくるまでのラグもあり――ビスコはまさしく、今―スキだらけ――!】
- 62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:10:27.67 ID:OWEDx9I7o
- >>54
そうですわね…確かに周りが嘘をつくから自分が嘘をつくなんて事は恥ずべき事です
ですが99人の狂人の中に常人が居れば、常人が狂人として迫害される世界
正しい事が迫害されるだなんて私は認めたくありませんっ
だからこそ私は真っ黒に染まるのです!
真っ黒に染まって全部壊して―――――作り変えるのです
【相手の言葉は大きな槍となって少女の心に深々と突き刺さった】
【リーネの心からは溢れんばかりの血液の代わりに、醜く曲がったリーネの重いが溢れ出た】
【きっと避けられてしまう、そう思いリーネはゆっくりと次の作戦を練っていた】
【だが、相手は何を思ったか手の前へと立ち塞がる】
―――――カウンター系の能力?
【相手の行動に対する疑問が口をついて出てしまった】
【相手のとった行動の真意はリーネの思考とは間逆の方向の物で】
……何をっ?!
【吹き飛んでいく相手を目を丸くし、驚きの表情を色濃く浮かべながら見つめる】
あの組織への恩返し……それは私が如何にして有益を呼び込めるか
後は死のうが生きようが関係ない……要するに使い捨て…って事ですわね
【伸びた腕を自分の元へ戻しながら自傷気にフッと呟くリーネ】
【笑みも驚愕も全て消え失せた顔には憂鬱気な、一種の絵画のようなそんな表情が浮かんでいた】
- 63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 22:13:54.69 ID:r0rp97Lko
- >>57
【貴女の回避は、彼にとっても予想外であった、ミサイルによる爆発ならば彼へのダメージはないと思っていた】
【だが現実は違った、貴女は自ら自爆する事によって、新たな爆発を作り出したのだ】
【まさにダメージと回避の最善の一手、彼の身体にも軽くは無いダメージが入った】
っ……!!がっ……ハァ……ハァ……!!
やって……られねぇな、おい……機械女、とんでもねぇことしやがる……!!
こっちは生身なんだよ……これ以上傷つけられてたまるか……!!
【所々破けたライダースーツから褐色の肌が漏れる、所々やけどしていて、その跡がはっきりと見える】
【脚がたたらを踏みそうになる、けれども必死にこらえて、彼は右手で肩へと突き刺さったアンカーを握る】
【そうして思い切り引き抜いた、痛みが脳裏を駆け巡る、だが、そこで倒れるほど柔ではない】
なぁ……機械女、どんな気分だ……痛覚も、消されてんのか……?
俺は、痛ぇよ、ものすごくな……こんなとき、テメェは、どう自分を肯定する
……俺にはD.R.U.G.S.≠オかねぇよ、俺の存在が、それだけなんだからよ
だからな、テメェには否定させねぇぜ、コイツ否定しちゃ、俺が否定されるからよ
――――だから、早く起き上がって来い、決着、つけっぞ
【右手を鳴らす、地面へと立ったなら、叩きつけられた貴女が立つのを、まった】
- 64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 22:16:03.69 ID:OeU8XgmFo
- >>56
――――あぁァ、何もかもが気にいらねぇなァ。
さっきの客は金も払えねェようなゴミクソだったしよォ――
今の客ときたらピュンピュン飛び跳ねて挙句の果には人を撃ち殺そうとしてきやがる、あァ――
―――ブチ[ピーーー]
【――口調が変わった?声は変わっていないが――】
【まるで中身が変化したかのように、唐突に彼の言葉遣いは荒くなり――】
【撃たれた事でスーツの黒い側――右側が破れ、血が覗いていた。】
【未だ煙の上がるその傷跡を完全に無視し――瞬間、倒れたままの姿勢で無理矢理、ボウガンを放ったッ!!】
てんめぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!このクソアマがぁぁあッ!!
ビチグソのムシケラの分際でよくもこのオレ様のスーツを汚しやがったなァァ!?あァ!?
タダじゃおかねぇもう関係ねえキレたぜキレたぜああそうさオレ様はマジだァァァッ!!
ゆるゆるの股ぶらさげてそこかしこ動き回りやがって頭が良いフリなんてしちまってよォ!!
ド腐れクソビッチがァァッ!舐めんじゃねェぞ!!地獄に叩き落してケツ穴ほじくってやらァ!!
【――放たれた矢は正確無慈悲に、彼女の握った魔銃めがけ、一直線に向かうだろう。】
【付与された効果は"重力"――矢を中心に着弾点から半径1mの範囲に、者を引き寄せる力場が働くッ!】
【仮に着弾したとしたならば――この廃工場の周囲に存在する幾つ者破片が彼女へ向かう事になるだろう――ッ!!】
許さん許さんゆるさねぇッ!!マジで殺してその後犯し捲くってやるッ!!
綺麗なツラを滅茶苦茶に汚してやるぜヘヘヘハハァァァッッ!!
- 65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/09(土) 22:19:48.74 ID:CTc8ibAFo
- >>58
ん……?
【周囲に渡る音色たちが、少し変わったような気がして】
【ふと何気なく顔を上げてみる】
【そこにいる少女の、どこか非現実的というか、有り体に言ってしまえば不思議な雰囲気に】
【思わずほうっと、もう白くは無い息を吐き出す。】
【そうした仕草で、春が近いな、などと少し間の抜けたなことを覚えたあとに】
うん、どうぞ。ちょうど私も、話し相手が欲しかったトコロなの
【言いながら、隣をすすめるようにベンチの縁へ身体を寄せる。】
【そして思うのは、】
なかなか外見に似つかわしくない、っていうの?固い喋りをするのねぇ
【仕草も可愛らしいものだし、着ている服だってそう】
【鋭い目つきと、その口調とが、ズレているようだと彼女は言う】
【初対面とは思えないほどには率直な物言いだと思うだろうか】
- 66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 22:23:19.07 ID:r0rp97Lko
- >>62
【重いと思った、貴女の言葉が――――そこに込められた、貴女の意思が】
【並大抵の経験ではないのだろう、そこに至るまでの過程が、何があったかなんて、想像するしかないけど】
【その想像が届かないほどには、凄まじい色が、零れ落ちた】
……嗚呼、そいつはダメだ、リーネ……そいつは、最悪の判断だ
アンタの手は、まだ綺麗だよ、ほんと、俺なんかが触れたらいけないくらいにな
消毒液かけられてもしゃぁねぇぐらいに、ほんと綺麗な手してんだからさ……
黒く染まったならよ、ダメなんだよ、黒ってのは強いからな、色んなモンに滲んじまう
そしたら、いくら綺麗なことしても、真っ黒になんのさ、アンタが作り変えてもな
できんのは、黒だけだよ
【タバコの煙が彼を煙る、白煙に塗れるその端正な表情】
【柔な色は消えていた、そこに映るのは、確かな一人の男性の姿】
【互いの距離はきっと、貴女が有利な距離、攻めてこられたら、彼にはひとたまりも無い】
【手の甲から漏れるのは瑠璃色の瞳、真っ直ぐに向けられたなら、僅かな音を零して】
【睫が濡れたなら、そこに在る先の、貴女という存在を確かめるのだろう】
良い返事だ、俺の言葉よかずっと、綺麗で清潔な、良い言葉だ
だがな、そんな顔しちゃいけねぇよ、確かにそういう表情も絵になるかもしれねぇけどさ
可愛い子は可愛い表情してねきゃいけねぇんだよな、ホント、どんな時も、ニコニコって笑うもんさ
うちの女房もな、いっつもニコニコ、ニコニコって、ホント、何が面白いんだろうなーってずっと思ってたらさ
棺桶に入るときも、な、最後の表情も、笑ってるように見えてきてよ、ったく、やってられなかったよ
なぁリーネ、アンタはこのままでいいのかい、そんな風な組織に居て
何が正しいとか言うわけじゃねぇけど、ちぃとばかし選んで欲しいのさ
【タバコを吸い終えたなら、革靴でその破片を消して、再び貴女と相対するだろう】
【次に攻撃するなら、彼はただでは受けない、ソレぐらいに真っ直ぐな瞳を向けた】
- 67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 22:24:40.45 ID:1JS9T2iHo
- 【路地裏】
にゃぁ、にゃにゃ、にゃにゃぁ
にゃにゃぁ、にゃぁ
【路地裏の奥、場所には明らかに合わない平和な声が響く】
【近づいてみたならその声の主は少女だ】
【また、少女の目の前には白猫がいる】
【その猫にかけている声が前述のものだ】
【紅いロングコートを軽く羽織り、中に黒いシャツを着ている】
【下は濃赤のミニスカートをはいて、さらにその下はサイハイソックス】
【そして、黒いストレートヘアーに灰色のカチューシャ】
【カチューシャには紅い花の飾りが付けてある】
【だが、一番目立つのはそれらではなく左手に持っている長杖だろう】
【杖の長さは180cmほど、少女の身長は140cmほどだから目立つ長さだ】
【杖は全体が黒く、だが時々紅の斑点がある】
【この場所に居ることを考えるとその平和な光景は非常に危うい】
【はたしてこの場に現れるものはその光景を保つのか、否か】
【この光景を崩す場合、少女は猫にのみ集中しているため後ろから襲うことは容易だろう】
- 68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 22:27:51.84 ID:aQi0xX4R0
- >>63
......Sleep......
【立ち上がりながら、電子音声は『休眠』を宣言する】
【同時に、背中に展開されていた兵装が、鎌2本とガトリング2門を残して、再度格納された】
――――ッグ、うぅアっ……っぎ……ぃ……!!
【久方ぶりに、ブラックハート自身の声が、その口から漏れ出る】
【――――右腕はちぎれ飛んでおり、更に爆風の煽りを受けて素肌がボロボロになっている】
【そこからは、透明度の高い、肌色の液体が――――おおよそ人間の血には見えない人工血液が――――とめどなく溢れてくる】
【苦悶の声を漏らすのも、無理からぬ状況と言えるだろう】
…………つまらねぇ事、抜かすんじゃ……ないよ……!!
……こんな『兵器』に、自己の肯定なんざ……出来るもんか…………!
【抜き捨てられたアンカーを、左腕に巻き戻しながら、呻くように答えるブラックハート】
【自分の意識をすら遮断するモードまで組み込まれているのだ。一個の個人としての尊重など無く、便利な兵器扱いされているのは想像に難くない】
……その言葉……そっくり、返させてもらおうか…………?
……居場所が無くなったって……貴様、命が無くなる訳じゃ、無いだろ…………?
……あたしゃ、機関が無くなりゃ……捨てられて、壊されるだけさ……アイデンティティだけじゃない、命すら……消えてなくなる……!
【男の言う言葉は、そのままブラックハートにも当てはまる境遇だった】
【――――サイボーグ実験体であるブラックハートのメンテナンスなどは、当然機関の内部の技術者にしか出来ない】
【そして、恒常的に安定した身体など、実験体に過ぎないブラックハートにあるはずが無い。ブラックハートの成果から、それを作り出して行くのだから】
【――――機関が無くなれば、自分の命は無い。それは、ブラックハートにとっても同じ事だった】
さぁ……右腕が無い分、身軽って……もんさ…………!
――――――――喰らえッッ!!
【残った左腕を引いて構えながら、ブラックハートは肩のビームガトリングを乱射する】
【まともに狙いは定めず、弾を『捲く』様に――――まずは、攪乱しつつ牽制しようと言うのだろう】
【流石にダメージが大きい以上、次の一撃は『一撃必殺』を意識しなければならない。既に、消耗戦に耐えられるだけの余力は、ブラックハートには無い】
【――――だからこそ、足を止めての射撃を敢行したのだろう】
- 69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:29:20.48 ID:KkV1JcEqo
- >>53
「――――ッッ!!」
【今までのモノとは違う、金切り声のような咆哮がヘケメトに届くだろうか】
【常態であれば振り払い、叩きつけることも可能ではあっただろう】
【しかしビスクの大口径リボルバーを回避するため身体に捻りも入れていたブルベガーには"余裕"が無かった】
【抱きつかれ、鱗を破り突き刺さる棘……痛覚の鈍い蜥蜴といえどこの苦痛は耐え難い】
【夥しい血が噴き出し、激しく上下に尻尾が振られる】
【その拍子に床や天井に吹き飛ばされる可能性も考えられるが】
【コレは狙った攻撃ではなくあくまでも痛みに抗う反射行動。指向性はなく大した力はかかっていない】
【左腕が弱っていることを差し引いても、耐えることは可能だろうか】
ブルベガー――――ッ!!
っ……!我が力が及ばぬばかりに……ッ!
【ガガルルは騎上で鋭い歯を噛み締める】
【今すぐにでも槍をヘケメトに対して振るいたい】
【しかし前方のビスクから目を離せば、あの大口径リボルバーは一息でガガルルとブルベガーの頭を吹き飛ばすだろう】
【そのビジョンが鮮明に頭に浮かんでいるからこそ、"致命傷"となる攻撃を後回しにせざるを得ないのだ】
>>61
"ブルベガー"は我が盟友……!彼を捨てるなど我が心臓を打ち捨てるも同然!
我らは二身で一体……!!この絆は互いが死するその時まで断たれることはないのだ……!!
(傷は浅い……九死に一生を得たか……!)
【腕のボウガンを引き、槍を一回転させて構えなおし言い放つ】
【ハァハァ、と荒い息を洩らしながらも】
生憎とこれも女王陛下のご意志であり!我らが"ハイゴブリン"の悲願に続く道である!!
戦士ビスク!この騎士を欲するならば御首だけを持っていくがよい!
【高らかにそう宣言すると、へケメトを尾につけたまま"ブルベガー"は走り出す】
【ここまでの痛苦と、ヘケメトから受け続けているダメージにより速度や勢いは削がれているが】
【それでも体高3mの巨体の疾走だ、相応の迫力を持って下がったビスクへと追い縋ろうとし】
――ここでまた、火計だと……!
(この火力……今の状態では走破することなど自殺行為か!)
(槍を投げる……否、それでは戦士ヘケメトに抗することが出来なくなる……!)
(前門の火、後門の棘……これを突破するには……)
>>53>>61
戦士ヘケメト、貴殿の丈夫な身体を借りるぞ!
"ブルベガー"――――ッ!
気合を入れろぉぉぉぉおおおおおおおおおおッッ!!
「――――――ッッ!!!」
【"ブルベガー"の腹部に張り手を入れるように足を叩きつけ】
【棘により与え続けられるダメージに耐えながら】
【右足で大きく地面を踏みしめ、それを軸足としてその巨体を大きく"振るった"】
【それは"投擲"するような全身運動だ】
【もし成功したならば、ヘケメトの身体は"ビスク目掛けて"吹き飛んでいくことになろうか】
【だが無論抗うことも可能だ、そうすればガガルルの行動は失敗に終わる】
【そして成否問わず、降り注ぐガラスによってガガルルの肌に幾筋もの鮮血が刻まれることになる】
- 70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:31:58.02 ID:tspmdYsyo
- >>52
【身体が回転しながら見える―相手のつり上がった唇が】
【なるほど単なる怪力馬鹿じゃないみたいで良かった それに実体もあった。】
【相手が体勢を立て直している時と同時に、こちらもその回転の遠心力を用いて】
【ストリートダンスのように両足を振り上げる、逆立ち、からのバク転】
【掌が刀の柄と地面で少し、痛んだが それを気にするほどのタマじゃあない】
【刀を一度、鞘に収める 手慣れたよう 見なくても収まる】
【そのまま、間髪入れずに二、三回 バク転を繰り返して その場を退去する】
【直ぐに相手の剣が振り下ろされて、目の前のアスファルトが砕けた】
……どうやら、また『振り出しに戻る』のようで
【額から汗が流れる感じがした 疲れたというか集中と緊張によるものだ】
【避けたり、忙しい やっと 刀をしまうことが出来た そう思った】
【つまらん仕事で、家宝を砕かれては 割に合わない 】
/遅ればせながら帰って参りました!
- 71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:33:33.00 ID:B9t8/63/o
- >>37
【風がアルフォンスの周囲へと集まっていく。魔翌力という目に見えない作用で大気が腕の形に閉じ込められる】
【若き風の魔術師の近接戦闘の要がこうして完成した。その腕は姿の見えない精霊が彼を守護するかのように、彼の腕の外側に随伴している】
【アルフォンスは余裕がある笑みを見せた。それだけ彼自身がこの魔術に信頼を置いているということだ】
安心してください。退屈を感じるのは今日が最後です
このアルフォンス=ヴェントが貴方を滅ぼす……!
【創り出した巨大な両腕を目の前で交差させ、アルフォンスは背後に右手を向けた。手の先に空気を圧縮し、溜める】
【そしてそれを炸裂させると同時に相手へと跳躍、風圧で自分を浮かし衝撃を利用して高速で接近する】
【アルフォンスは一切減速をしなかった。彼は愚直に体当たりをしかけたのだ】
//お待たせいたしました
- 72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 22:34:28.72 ID:2fFVMTHC0
- >>65
――ああ、どうも。断られたら立ち去った方がいいかななんて思っていたんだが。
【言葉の狭間、零す吐息。無色のままに蕩けたなら、偶然にも考えたのは同じこと】
【――外出前、コートかケープで悩んだこともあって。そんな思考は、今日で二回目だったりもするのだけれど、余談】
【ふわと零して笑ってみせるのは、きつさを誤魔化すようにも怪しくないよとアピールするにも似て】
私もね、最近どうも人と喋っていなかったから――そもそも、外に出たのがいつ振りやら。
【許可を得たなら、そんな風。世間話のように口にしながら、軽い会釈。スカートを気にしながら、そうっと腰掛ける】
【そうしたなら画板を伏せたまま膝の上に置いて。両手をそっと、その上へ】
【ナチュラルに引き篭もり宣言をしたなら、――ああ、確かに。その白さは、外に出ない類の人種によく似て――】
……そう、かね。今時の若い奴らのことはよく知らんよ、関わらないもの。
【少女へと向ける視線、少しだけ逸れているのは、あまり人の目を見ることに慣れていないよう】
【一度二度瞬いたなら、僅かに視線がずれて、一般的若者のことでも考えてみたのだろうか】
【やがて戻した勿忘草色、首を傾げて】
キミぐらいの子と話すのは本当に久しぶりだねえ。
【――なんて】
- 73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 22:36:57.76 ID:r0rp97Lko
- >>68
【確かに兵器≠ナあった、その存在はきっと、単純な狂信徒≠ネんて言葉では片付けられない】
【だからこそ、だ、貴女に負けるという事は、その存在を否定されるも同義なのだ】
【きっと、彼にとっては、勝っても、負けても、そこに在るのは、そこに居る自分の否定=z
……ざけんなChildern of Bodom≠ノもそんなアイデンティティなんざねぇさ
命なんか安いもんだろ、所詮テメェが組みするのはその程度の組織ってこった
んな事言わせるかよ、俺が俺である為に、俺を俺と肯定すんだよ
居場所がなくなるって事はよ、命が無くなるより――――恐ろしいんだよ……!!
【人とサイボーグ、きっとそれは違うようで、似ている存在だから】
【話す言葉は感情的で思考なんて、正しさなんて、そこには僅かも混じらないのだろう】
【真っ直ぐに立つ、彼、能力と、楔と、それだけあれば十分だった】
【乱射されるビームガトリング、単なる掃射ではあるが、中々効果的か】
【舌打ち一つ、流石に当たるようなへまはしないまでも、常に動かされる事になってしまう】
【距離が開いたまま、その状況が続くのは、残り少ない体力を削られるだけなのだ】
なぁ機械女……怖いか、捨てられる事が――――
【漏れた言葉、不意に音を響かせたなら、貴女へと届くだろうか】
【自然体で立つ彼、少しでも力を仕えるように、と少し溜めて】
【零れたその音律だけが、不自然に響いた】
- 74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 22:38:13.80 ID:OeU8XgmFo
- >>60
【――どしゃり、とゴキブリの体躯は地に伏せる。】
【仰向けのまま転がり、傘の先端――銃口からは煙が上がっていた。】
【息はしている――だがどうにも、胴体を打ち抜かれてはなかなか――】
ん、ぐぅぅぅぅぅ・・・・ッ!!い、いい、、痛い・・・痛いぃぃ・・・ぁ、イイ・・・
イイ・・・すっごく・・・痛いィィ・・・イイです・・・痛い、イイデス・・・ひい、ひひひひ・・・ッ!!
【もはや正気などどこぞへ吹き飛んでいた。】
【興奮しきった様子で、血を垂れ流しながらもシックボーイは立ち上がり――】
【傘を杖代わりに、震える身体を支えた。】
――Hmm・・・どう、ヤラ――く、ふふふふぅ・・・!おたがイ、継戦は――・・・厳しい、ようデス・・・ね。
嗚呼ですが――そうでしたか、貴方はもう、既に――"溺れていた"のデスね。
その血の濃さは――ワタクシと同じ――そう、殺し、殺されない、を繰り返してきた――そういう人間の、血だ。
溺れる場所と――"水"の種類は違えど――・・・フフ!ワタクシと同じ――・・・
貴方も、溺れていた。
【――たとえば其れは、"血"の海かもしれない。――もっといってしまえば、"人生"そのものに――。】
【シックが溺れる"戦闘"とはまた、少し違った――もっと悲しくて、深く、逃げられないものに――彼は】
【ヴィエリはずっと、溺れてきたのだろう。】
【その口から零れる言葉の数々は――まるで、本当に――マフィアかと疑いたくなるほどのもので。】
【シック・ボーイの全身を覆っていた、ゴキブリの外骨格――融合が解けていく。】
――ワタクシも、貴方と同じ、生い先の短い者として――お話しましょう。
恐らく、貴方には信念があった――そうでしょう。ご自分では、お気づきにならないかもしれませんが。
だからこそ、絶望したし、だからこそ、溺れた。
――良いですか?ヴィエリ=サン。
溺れるのは、生きようとするからです。
死に背を向けようとするからです。
死を迎合するものは水に口を浸していても――溺れてはいないのです。
貴方は生きようとし、そしてその結果今も、まだ、溺れ続けている。
息をしようとしている。
苦しんでいる。
―――もう一度、そのご自分の姿をようく、ご覧になってください。
本当に肯定など――認める事など、正当化することなど、必要ですか?
いらないんデスよ、そんな――とるにたらない、ものなど。
他人の肯定も、自信の認識も――必要が無い。
貴方は水の中で息をしようとした――それで十分なのです。
抗い続ける勇気こそが、人を溺れさせ、そして苛む。だがそれでイイ。
ワタクシや、貴方のような"存在"は――ずっと、その心臓が止まるまで、苛まれなければならないのです。
だから――
"死んでいればよかった"等という、つまらないコトは――抗う貴方に、似合わない。
抗い続けようじゃありまセンか!ワタクシと一緒に――ああ、それでこそ人生。
貴方は苦しみ続けていれば良い――悩むだけ悩む方が良い。
――だって、ワタクシも貴方ももう"歳"ですから!!
悩みと言うのは人生の「宝」だ。最後の最後、貴方は良いものを抱えて逝けるかも――しれませんよ?
羨ましい、くらいです。
――長く鳴りましたねェ!いやいや、・・・手負いの爺にこれは、厳しい。
――もしよければ、またお会いしましょう・・・ヴィエリ、さん。
――お互い、まだ"溺れて"いたれたら、ね。・・・・ふふふ!!
- 75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 22:41:14.83 ID:r0rp97Lko
- >>71
【滅ぼすたぁ言ってくれるな、思う言葉をワザワザ口に出したりはしない】
【ただ歪ませた、にやりと、その頬を歪めて、貴方へと向けた】
【――――それで十分、貴方なら汲み取ってくれる、と】
ハッ!テメェが感じるのが今日が最後なんだろ!!
悪ィがそんな攻撃に負けるほど!ヴィセンテ=リベラの名は伊達じゃねぇんだよ!!
Gaia's Judgement=I!
【彼の前方に出現する太い木、彼はソレを右腕で抱え込むように握ったなら】
【両脚を肩幅に開いて、強く地面を踏みしめて、貴方を迎え入れるような体勢になって】
【一つ息を整えたなら、叫んだ、咆哮が周囲を響かせていくのだろう】
【迎え撃つように強く右腕の木を振る、突っ込んでくる貴方を叩き落そうと】
【流石のバトルセンスだ、タイミングは完璧だ、このまま貴方が突っ込んできたなら、直撃は免れない】
- 76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/09(土) 22:41:28.31 ID:mSmttY9To
- >>59
「ーーーなんとか範囲からは逃れましたか…」
「しかし、援護は本当にーーーん?」
【戦線離脱、その後振り向いて戦闘を眺めるネロ】
【調度それは大量の音波弾の攻撃が月彗に当たった時の事ーーー月彗は平気そうであったが】
【全く関係のない茨が揺らいだのを目にしたーーー】
ーーーキキッ!目障り…目障りねぇ
目障りが人を襲う理由になるならば、貴方もまた我輩の目障り、そして通行の邪魔ですよ、元NO.2
我等ファミリーの行く道を塞いで置いて、謝罪の一つもないのはーーーああ、問題だ
【攻撃の合間、会話の合間、ロバットは常に高温を口から鳴らしている】
【その理由は何か、なんの効果があるのかーーー先程攻撃を受けて知った、音波の効果がそのまま当たりだ】
目に見える物が…そうですねぇ、人間は少し、目に頼り過ぎている
…ですが、我輩はそうでもないーーー耳は、目よりもよく見える
尤も、これ程大雑把な物は見るまでもありませんが!
【絡み合い、捻れ、巨大な一つになる茨を見上げ、笑いながら両翼を再び広げた】
【まるで機械音のように高温は鳴らしたまま、地面から脚は離れて体は浮くーーー】
【かと思えばーーー茨が倒れる次の瞬間、ロバットの飛行速度は加速ッ!茨の範囲から素早く逃れたーーーッ!】
【とはいえ、その圧倒的な重量からくる衝撃は生半可ではない、空中で体制を崩し、岩礫が体を打ちーーー】
【しかし、それでも飛行による接近を月彗に試みて、迎撃を遅らせる搦手として、金切り声を叫ぶッ!】
【今迄鳴らしていたモスキート音とはまた違う不快な高音、ダメージは無いが兎に角五月蝿いッ!】
【事実、巻き添えを食らったネロは大きな耳を肉球で抑えているッ!】
- 77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:43:23.43 ID:qwndEMjEo
- >>64
(人格を隠す……か――――――――)
【口調の変わった彼、結論から言えばそういう人種なのだろう】
【悪い事ではない、彼のように分かり易い者は少なくとも人間は誰しも演じたい自分をもつものだ】
【さて、ここで問題なのは今の彼がかつてない程の敵意に満ちている事にあるが……】
さて、…………と
【少し拙いな、なんて酷く冷静に考える】
【右手の魔銃には矢が刺さり、そしてその効果によって―――――――迫る】
【数多の廃棄物に破片】
【先程自分で崩した壁なども含まれるだろう、行いを迂闊だったと後悔する暇もなく】
【重力に引かれる[ピザ]リは寸分違わずココノエへと……】
…………………くっ、これは、面倒な事になったな
【羽織ったコートを翻すようにして破片を防ぐが数には敵わず】
【都合数十にも及ぶ物がココノエを四方八方から突き刺して、床を汚す血液は髪の色と同じ濃い赤色】
【くぐもって聞こえる声は痛みに耐えていると分かる】
【コートの下で矢を引き抜いて投げ捨てて、ようやく乗り切っても……】
【スーツは血まみれで彼の望むような姿に変わっている……だけど】
それにしても……もう少し綺麗な言葉を使った方が良いぞ
そうすれば僅かでも好きなようにされていいなんて思うかもしれない、まあ今更万に一つもないがな。
ああ、そうだ……忘れる所だった―――――――征くぞ……
【その瞳に感慨は浮かばず、流れる血液を見ても冷たいままで彼女はここにいてここにいないよう】
【感想でもない言葉を零して、やがて思い出したように戦闘を継続、ゆらりと身体を揺らし】
【左の銃を自身の後方に放つ、意味の無い砲撃?否、ココノエは銃の衝撃によって前方へと強引に加速する】
【男の目の前に踊り出るに数秒もかからない、そして更に右の魔銃にてその銃口を男へと突きつける
ハウリングファランクス、ファイア……!
【吸気音に似たそれは魔翌力の収縮で、力が集まる様子が分かるだろう】
【数瞬してその押し固められた力は至近の銃口から3つに分けて放たれる――――衝撃】
【例えるならそれはショックガンに近い近距離用の弾丸、リーチは無きに等しい為接近しなければならないが】
【その代わりに当たれば人間の身体を銃口のサイズに抉る事が可能な代物】
【その特性ゆえに左か右に移動すれば回避は容易だ】
【しかし右を避けても左にはまだ魔銃がある、そちらに意識を割く必要性も有るだろう】
【避けた所で安心しては首を狩られる、彼女は強かだから】
- 78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:46:10.74 ID:oFgnhzrZo
- 【路地裏――街の中心部から離れた奥深く】
【大よそ治安が良いとは言えないそこは浮浪者の根城や荒くれ者の溜まり場となっていて】
【今日も誰かの悲鳴がこだまし血の匂いに溢れていた】
――めェ、ヒャヒャッ……美味ェ…
【真新しい大きく開いた腹部の傷口からその生々しい中身を覗かせた女性の死体が一つ、地面に転がっている】
【そしてそんな猟奇的死体を前にソフトモヒカンの男が地面に座り込んで、あろうことか――その亡骸を貪り食っていた】
【男は着込んだ作業着に血が付着することも厭わず死体から肉、臓器、果ては骨までもを取り出して口に運んでいく】
- 79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:49:15.09 ID:OWEDx9I7o
- >>66
【先ほどまで笑顔を浮かべて整っていたはずのリーネと言う花は一気に乱れ散っていた】
【そして花の中から現れたのは真っ黒でドロドロとした負の感情】
【スライムの様にネットリとしたそれはリーネの心を着々と蝕んでいた】
………そ……そんな……そんなことっ!!
黙って黙って黙って!! 黙って下さいっ!
私は綺麗なんかじゃない!そんなの嘘!大嘘です!!
どうして?どうしてそんな事言うんですかっ!?
私は悪いんです!黒なんです!敵なんです!!!
なのにどうして? どうしてそんなに優しい言葉が言えるのですかっ!
【「できんのは、黒だけだよ」その言葉を聞いた瞬間にリーネの心の奥の壁が壊れた】
【そして崩れた壁から流れ出てくるのは真っ黒な濁流】
【感情を爆発させ疲れたらしいリーネは不規則に呼吸を繰り返す】
【こちらも先ほどの華やかで穏やかな色は消え、一人の焦燥感に駆られた一人の少女に変わっていた】
【自身を落ち着けようと深呼吸を繰り返すが効果は無いらしく―――――】
私はもう笑えません……
汚れた罪人には心の底から笑う事なんて許されないのです
……ルシオ様の幸せな奥様と私は違います、幸せな奥様と私を同一線上で見るなんて奥様に失礼ですわ
私には幸せを運んでくれる人なんて居ない、許してくれる人も、求めてくれる人も
だから私は”ここ≠ノ居る、幸せも希望も全部無くしてくれるから、全部許してくれるから
【何とか平静を取り繕おうとリーネは震える声で出来るだけ綺麗な言葉で相手に言葉を返す】
だからっ……!私の全ては組織に有るんですっ!
組織の事を”あんな風≠セなんていわないで下さいっ!!!
【相手の言葉に何かの留具が外れたリーネは再度感情を爆発させた】
【両袖から二本、そして先ほどの二本、計四本に増えた腕が相手に向かって襲い掛かる】
【腕はリーネの心情を表すかのように不安定な動きをしている、狙いも定まっていない腕はもしかすると相手が動かずとも動けるかもしれない】
- 80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 22:50:10.34 ID:aQi0xX4R0
- >>73
……だったら、さっさと死ねば良いさ……!!
その程度にしか、生きてる意味が無い奴なんざ……さっさとねぇ!!
そうだろ、この『人間』がッ!!
【――――元来、ブラックハートは『人間』全般を憎んで生きている】
【ただ立ちふさがる『敵』であると言うだけでも、殺意を抱くのは当然のことと言えるが】
【ブラックハートからしてみれば、相手が『人間』である、それだけでもう、身を焦がすほどの憎しみを抱く事になる】
【命を『安い』などと言うのであれば――――生きていてもしょうがないだろうと】
……あたしをスケープゴートにしやがった人間ども…………!!
【ブラックハートを動かす原動力は、その憎しみである】
【ただの人間として、生きていく事が出来なかった。それだけならまだしも、自分たちの安寧の為に、機関に身売りさせられた】
【その結果――――無理やりに人間を止めざるを得なくなった】
【その怒りが、希望など何もないブラックハートの生きる活力となる。その復讐心が、擦り切れた彼女の心を突き上げる】
(……接近されたら、不味いねぇ……右腕が吹っ飛んだ以上、鎌は引っ込められない……!
でも、ガトリングだけじゃ火力が足りない……! ランチャーが欲しいけど、今、切り替えのチャンスなんて……!)
【ビームガトリングを無秩序に乱射しながら、ブラックハートは次に打つべき手を模索する】
【状況は、『泥沼』と言う形容が一番正確だろう。このままでは、互いに攻め手を欠いて消耗するだけだ】
【しかし、ガトリングの乱射を止めれば、そこが勝負の時となる。なるべく有利な状況に引き寄せる為にも、これを切らしてはいけない――――】
――――――――なんだい、今さら…………あたしゃ『捨てられた』からこそ、今のこの生き方してるんだ…………!
もう人として生きていけない以上、そんな事は今さらなんだよ……!
【不意に問いかけてくる男の声に、顔を歪める】
【――――いつの間にか、サングラスは吹き飛んでしまっており、その両目がカメラでしか無い事を、ハッキリと表している】
【全身を改造された、不完全な実験体――――それが、彼女自身の望んだ形とは到底言えない】
【――――男の口にした過程は、もう既に『過去』の事に過ぎないのだ】
- 81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県) [sage]:2013/03/09(土) 22:50:30.54 ID:5/QTSftio
- >>70
……チッ……。
【素早くバク転で後退する彼女に思わず舌打ちをすると同時に、刀をしまうその姿に違和感を覚えた女】
【なぜ刀をしまったのだろうか。しかも、一度も刀を使わずして】
【ぐるぐると女の頭には考えが浮かぶが、全てを消去して再び刀を、今度は下段で構えた】
【どうせそれらは全て『過程』であり、自分は結果を追い求めるのみ――――そして、今後退した彼女を、ただ斬るのみ!】
―――どうした? まさかこのまま終わるとは言うまい。
貴様の本当の力――――見せてみろッ!!!
【こんな挑発も、女にとっては重要なツールである。相手に本気を引き出させるためのそれは、悪い意味で役に立っているのだった】
【言うなり、女は最初と同じようにダッシュで相手に接近し、強く踏み込めば今度は横へと、その長い刃を振り抜かんとする】
【広い交差点の中央ゆえ、その効果範囲の広さは遺憾なく発揮される】
【だが、女の欠点の1つとして、刀身が長いために次の剣撃を予期されやすいことにあった】
【どれだけ効果範囲が広かろうと、予期されて回避されてしまっては意味が無い】
【それはつまり、彼女にもその薙ぎを回避できる可能性があるということで。しかも、大振りなために隙もあって】
【そして彼女が本来の力を隠していれば―――それはすなわち、女のピンチとなりうるだろう】
/お帰りなさいませ、気づくのが遅れました、すみません……
- 82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 22:51:10.12 ID:r0rp97Lko
- >>74
【嗚呼――――と思った、なんと、正しいのだ、と】
【パンドラの箱だ、まさしく、きっと……ありとあらゆる不条理の下に潜んでいるの真実】
【枯れ木のような男が会うにはただひたすらに苛烈で、ただひたすらに波乱であった】
……そうだな溺れて≠「たなら……また会えるのだろう
だが、シック・ボーイ殿、それは少し、遅すぎるのだよ
【貴方へと向けるウィンチェスター、傘を杖にしなければ立てない貴方とは違い、彼は真っ直ぐに立っていた】
【それは愚直ともいえた、また同時に実直でもあった】
【背筋に一本芯をつきたてられたかのようなそんな真っ直ぐな彼が貴方を向いた】
【銃口は真っ直ぐだ、右手一本でそのライフルを握ったなら、確かに貴方へと向けた】
【狙いは顔面、直撃したなら、たとえ貴方といえど、ただではすまない】
【それほどまでに苛烈な弾丸が、貴方をきっと、貫くのだろう】
私はもう溺れてなどいない……
溺れるのは呼吸をするからだ、生きようと、思うからだ
今気づいたのだ、私は――――私は、もう、生きようとなどしていないのだ
あの日、私が、進むのを止めた日に、私はもう、その手を止めたのだよ
思えば、沢山の人々を、巻き込んでしまったな、落ちていくだけの、孤独な老人に
まだ生きようともがいてる人々の、足を手を握って、引きずりこんでしまったのだ
それならば最後くらいは、自分が認めた相手を、引き擦りこもうか
――――また会うことなんて、できなかったね
【貴方へと真っ直ぐに引き金を引いた、対処しなければ、きっと射殺されるだろう】
【もう手加減など必要なかった、彼より先に、撃つだけでよかった】
【彼より先に撃ち殺 すだけでよかった】
【――――かちゃん、引き金をひかれても銃弾なんて、出ないのだから】
- 83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:54:55.08 ID:OWEDx9I7o
- >>66
すみません!最後の一行の【―――――動かずとも動けるかもしれないを】
【―――――動かずとも避けれるかもしれない】に変換お願いします!
- 84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/09(土) 22:56:13.07 ID:1qxUUDDwo
- >>61,69
「ヘケケケ、俺の気合と棘が――」 『…………』 「……それと、アウの盾が合わされば、このくらい出来るんだぜェ」
【掴みかかる直前、胸部を抱えながらそう挑発的に言っていたとか】
【けっして有効打は持たないアウ、しかしヘケメトをより暴れさせる為の支援の手は無数に持っているッ!】
「ぐ……ヘケケケ、どォーだ俺の抱きつきは!」 「熱いだろォー……な、ぬゥゥアアアーーーッ!」
【返り血に濡れながら、その振られる尻尾に必死にしがみつく彼】
【――しかし、その必死さ故に――大きく振るわれる巨体、抗えば痛む腹部の弾丸、傷、そしてその手を離してしまう】
【ただでさえその体重は108kgと重い上に――前面に生えた棘、運が悪ければそれまでも刺さるかもしれない】
【――――回避されるか否か、それとは関係なく動くものがいた】
【降り注ぐガラスと炎のシャワー――】 【しかしヘケメトはごらんの有様!】
【――その女性は飾りなどではない、今までも目立たないがヘケメトに利益を与えていたその女性は動いたのだ!】
『……"ガーディアン・シールド"の出力増加、範囲低下』
『そして……"トゥワイス・エフェクツ"発動』 『そのまま"フェベロリゲステスプ"ッ!』
【杖先から展開されていた魔翌力の障壁がより濃くなれば――しかし範囲は小さくなれば】
【障壁はそのままに彼女の身体が光となり、そしてヘケメトへ一直線へと向かう】
【ヘケメトの背を中心に纏われるその光――たどり着く頃には、もう既にガラス片と炎もたどり着いていて】
【彼を覆う程度の範囲しか無いその障壁は、確かにガラス片や炎を弱めているが】
【防ぎきれる程その障壁は強くなく――血に混じって、光の破片が辺りに散っていた】
『エンジェル・ウィング』
【――降り終わった後だろうか、魔翌力の障壁が解除されると同時にその背に纏われたアウより"光の翼"が生えたのは】
【ある者は言った、――こんな天使居て堪るか!――と】
「ヘケケケ、そこのあんたよくもふっ飛ばしてくれたなァー、……で、……誰が集団戦がお手の物だってェ?」
【服に引火した炎を無理矢理右手でもみ消せば、血に塗れ光が溢れるその身体は宙へと浮く――羽ばたきによって】
【――天井も有る為か、50cm程しか浮いては居ないのだが……】
「――――ニィィードォォオオウウウテェェエエーーイゥ!」
【その尻より生える、無数の棘で構成された尻尾――先端は"矢尻"の様な形をしているそれ】
【長さは1mより少し長い程度――108cmだろうか】 【棘の性質は、今までとなんら違いない】
【そしてその尻尾はしなやかに、ビスクからガガルルの乗るブルベガーヘ向けて薙がれるッ!】
【飛んでいるため、多少の距離の離れは無問題!】 【特に腹部から血を辺りに、――背よりいずる光の破片と共に振りまく】
【その尻尾の攻撃の結果を問わず、彼らは地面へと降り立つ――翼はそのままに】
【その時小さく呻いたのは、流石にダメージが大きいからなのだろう、特にアウはヘケメトなんかよりよっぽど脆くて――――】
- 85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 22:57:02.91 ID:OIEo1P7eo
- >>76
――何で、このあッちが、そッちらみたいな害獣風情に、頭を垂れる必要があるんかいな?
それに……っちィ! 阿呆みたいに口広げはって、喧しい蝙蝠やわ!!
【最初の反応通り、ロバットの放つ高音に対して月彗はポーカーフェイスを保とうとしてはいるが】
【腹の中を探り合う事を常とするマフィアたる相手に対してはお笑いにも近い】
【荒くなりがちな語気からもそれは読める。性急な攻撃の連続だって、早く終わらせたい焦りを写している】
【その人外の容姿からも伺える、相手の機動性】
【勿論イバラの一撃で叩き潰したものだとは思ってはいなかったが】
【此方まで接近できる程とは予想外であって――砂塵の中から相手を捉えたとほぼ同時に】
【回避へ移ろうとして、その金切り声が狙い通りに迎撃の手を遅らせた】
【イバラも薔薇も瞬間に泥のように瓦解する……そして当の本人は、両手で頭を抑える始末と来ている】
【切れ長の視線が酷く焦ったように相手を捉えてはいたが、それだけだ】
【迎撃の手など持ち合わせようも無い。距離も近い今、攻撃を仕掛けるには最大のチャンス――!】
- 86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/09(土) 22:57:26.22 ID:CTc8ibAFo
- >>72
ふふ、私の懐の広さを思い知ったかしら?
【少女の笑みに対して答えるように、ふんふんと鼻を鳴らすように胸を張ってみせる】
【恐らくは、彼女なりの返答なのだろうか。あるいは何も考えていないようにも取られるが―――兎に角。】
うわ、アンタ引きこもり?道理で色白なワケね……
てっきり夜しか活動できない吸血鬼のお仲間ー、とかかと思っちゃったわよ
【冗談めかして言うものの、有り得ない話ではないとも思う】
【目の前の少女のどこか浮世離れした雰囲気は、それに近いものを匂わせる】
ふふ、なにそれ?アンタも十分に若いじゃない?
【お世辞でもなく、当然のように言う返答】
【それでも彼女の夕色の瞳は、別の可能性を考えるようにぐるぐると巡って】
なあに、それとも本当に吸血鬼とでも言うつもり?
- 87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/09(土) 22:58:11.85 ID:1qxUUDDwo
- >>84
/追加
/【もしビスクがヘケメトと衝突していて、尚且つ近くにいれば――障壁の効果を得られるかもしれない】
- 88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/09(土) 23:03:29.29 ID:EV3Lat12O
- >>946
(いつの間に人が…気がつかなかった)
【青年がいた事をここで漸く認識したようだ。驚いた顔を相手に向ける。】
【そしてどうやら、手を貸してくれる様子は無いようなので少年は自分の力で立ち上がるのだった】
【といっても、ぶつかったのは気がつかなった自分が悪いのだからどのみち自分で立ち上がるつもりだったのだが】
すいませんでした…大丈夫でしたか?
【少年は申し訳なさそうに青年にそう尋ねるだろう。】
【その様子はやはり、青年の言うところの羊である。】
【オドオドとしたその態度だと野犬に抵抗する事が出来ずに喰われるだけなのが容易に想像できるだろう】
【では、果たして何故彼のような者がここにきたのかというと】
【残念ながら青年が期待しているようなものはやはりなく】
えっと…
旅の者なので、ここの地理は全くわからなくて…
【やっぱりただの迷子である。】
- 89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 23:05:26.17 ID:r0rp97Lko
- >>79
【乱れる貴女の姿、それを美しいなどと思う余裕も、彼には無くて】
【ただ感じるのは、カットされる前の、ダイヤモンドの原石のよう、ということだけだった】
【不規則で、ただ、不器用なその姿が、どうしようもなく魅力的だった】
さあな、俺にだって分かんねぇよ、俺だって此処に、殺 すために派遣されてんだからよ
でも、一つ言えることはな、アンタが嘘つきでも、綺麗じゃなくても、敵じゃなくても、アンタにはきっと、こう言うさ
なんでかって、ほら、あれだ、嘘つきとか綺麗だとか敵だとか、そういうもの以前に
俺達は男と女だ、きっと、理由はそれで十分だろ?
【ヤバイな、と思った、貴女が予想以上に不安定な色を見せたから】
【溢れ出る感情を抑えきれるほど貴女は鈍感にはできていなかった、むしろ精密すぎた】
【可憐だ、とても、両手では抑え切れないぐらいに――――】
【崩してしまったら、彼などでは取り返しがつかない、それぐらいに精巧なのだから】
【どうしようかなんて、考える余裕も無かった、ただ、貴女に一つずつ返すだけ】
【揺れる貴女の心の奥底まで、理解できるには彼は少し年を取りすぎた】
なんだい、アンタの全ては俺にあんな風≠チて言葉で片付けられるほど軽いのかい
違うだろう、違うから、アンタは怒ってるんだ、組織を否定されることは、アンタの全てを否定するんだからな
アンタの幸せも希望も、そんな風に軽いもんじゃ、ないんだろう
だからな……そんなとこに居ちゃダメだぜ、そこは確かに居心地が良いかもしれねェけど、ただ人を腐らせるだけだからよ
温室で育てられても花なんか綺麗に咲かねェよ、お日さん浴びて、雨に打たれて、ようやく咲くんだよ
いこうぜさっさと、嘘と欺瞞に満ちた、クソッタレな世間にな
そしたらきっと、皆アンタが笑うことぐらい、許してくれるさ
だから今は、少しだけ我慢してくれよ――――!!
Boys Like Girls=I!!
【貴女の注意が完全に彼に向いたとき、貴女の腕が彼に向いたとき】
【彼の左手がポケットから出された、握り締められた拳が、空を切った】
【瞬間、風が吹く、風が拳の形に集まり、貴女の顔を思いっきりぶん殴るだろう】
【貴女の軽い身体だ、直撃したならふっとばされるかもしれない】
【けれども加減はしなかった、そうしたならきっと、伝わらないから】
【きっと、腕は彼には当たらない、立ち尽くしたまま、吸い終えたタバコの残照を辿った】
- 90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 23:05:31.11 ID:tspmdYsyo
- >>81
本当の力?実力でぶつかっているじゃない
まあ…どちらにせよ、今ご覧にいれるわ
【相手が、刀を構えている時、挑発に飄々とかえす女】
【頭が相当、頭が燃え上がっているらしい こりゃあ好都合】
【今から見せる子供騙しの手品も 見せる相手とシチュエイション次第で立派なマジックだ】
【相手がダッシュしようかというところで、その異常に気がつくだろうか 辺りの異常に】
【街灯はあるが夜の続く真っ暗な交差点に煌めく、幾多の刀の姿が】
【辺り一面に、ザクザクと突き刺さっている刀 地面、舗装路、ビルの壁】
【何処もかしこも戦場のようで 血の臭いのしてきそうな光景】
皆殺しの野原にようこそ、お嬢さん
【それでも走るというのなら 女は刺さっていた刀を一本、もう一本と抜いて両手に握る】
【そして、真っ直ぐに突っ込んできた相手にそれを投げつける】
【よければ、避けた先にももう一投、もう一刀】
【ただ、刺さることはない なぜなら実態のない幻影にしか過ぎないからだ 触れることも出来ないだろう】
【じゃあなぜ、この女は刀を握っているのか? それはまだ疑問にしておこう】
- 91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 23:06:42.21 ID:OeU8XgmFo
- >>77
あぁァァア!?ファッキン・シットのマザーファッカーが!!
テメェみてぇな斜に構えたアマが一番腹立つんだよォ!
「ワタシはなんでも知ってるのよウフフフ」とでも言いたげな冷めたツラしやがってよォォォ!!
顔面に矢ァブッ刺しまくってもう二度と鏡も見れねェような酷ェツラにしってやっからなァイヒヒヒヒ!!
ぜってーにブチ殺してやるぜェ!?ヒャハハハハッハッ!!
【立ち上がる、血が噴出すが構わない――どうやらこの二人、お互いに自分の身体に無頓着らしい。】
【ある程度のダメージなど覚悟の上で戦う、というスタンスはある種の共感を呼ぶが――】
【Δは完全に吹っ切れていた、瞳の色を怒気に染めあげ、ボウガンを片手で構える。】
あァ?なにテメェ人に説教なんか垂れ流そうとしてやがんだこのボケアマァ!!
綺麗な言葉遣いだァ!?っざっけんじゃねェぞテメェ教師気取ってんじゃねェ!!ああ腹立つぜマジ許せねェ!
ここは小学校じゃねェんだ、[ピーーー]も[ピーーー]も[ピーーー]も[ピーーー]もいい放題だどうだ見たかもっと怒れハハハハアハァッ!
だいたい好きなようにされるだぁ?抜けたコトほざくんじゃねぇェよ!
テメェみたいなプライドの高そうな気の強い女が好きにされるぅぅ?冗談じゃねぇ勘弁しろそれこそファックだ!!
女は犯すに限るッ!!犯すってのは「好きにして良いよ」なんて舐めたコト抜かす女相手には成立しねぇんだそりゃただの交尾だ!
オレ様が望むのは[ピーーー]で[ピーーー][ピーーー]で[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]なプレイだわかったかメス豚がァァ!!
【瞬間、放たれる後方への弾丸――なるほど、機動力を強化するために銃弾を用いるとは】
【なかなかに考えられた武器の構成――褒める事は決して、決して無いがΔも舌を巻く。】
【接近を許し、そのまま魔の力が銃口へと注ぎ込まれていくのを肌で感じ取る――くるか。】
【おそらくは至近距離用の銃撃――わざわざ接近したという事は射程は狭く、射角も広くないという事だろう。】
【であれば真横、左右に避ける事が望ましいが――忘れてはならないのがこの女、二挺拳銃だという事。】
【それに自分は手負いだ、あまり無茶な回避は出来ない――ならば】
――コイツで勝負だァァ・・・!
――"離れていても繋がっている"―――アンカー・ラヴ
【瞬間、彼の握ったクロスボウが天井めがけ放たれ――矢が一直線に工場の内部を走る鉄骨に命中】
【しかしそれに何の意味があるのか、きっと不思議に思うかもしれないが――何か、可笑しい事に気付くだろう。】
【放たれたはずの矢が――いや、矢から線が延びていて――ボウガンの弓と、繋がっている――まさかこれは――】
ヒヒハハハハアハハハァァッ!!やっぱり女は見下すに限るぜェェェッ!!
【――アンカー・ショット。つまるところ矢ではなく、移動用の"アンカー"】
【刺さった矢からはワイヤーがボウガンにつながり、そのまま伸縮――彼の身体を天井へと高速移動させた!!】
【真横でも、後方でもないまさに彼らしい、斜め上の回避――!】
【そのまま今度は上空で矢を次のモノに変える――上空から射撃する気だ。】
- 92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 23:13:20.85 ID:r0rp97Lko
- >>80
【きっと言葉は平行線だ、元より通じるなんて思っていなかったが……】
【貴女の憎しみは予想以上に深かった、互いに分かり合えるなんて無理なのだろう】
【舌打ち一つ、被った境遇に重ねた思いを少しでも、忘れられるように】
言いたい事言いやがるな機械女が!!
人一人捕まえてその程度≠ネんて言える風にテメェも生きてるのかよ!
憎んで、恨んで、それだけの人生か!楽でいいねぇ、少しは分けて欲しいもんだ、そんな楽な人生の生き方をな!
境遇に甘えて、状況に淀んで、そうして誰かの命令で戦う奴なんか、怖くもなんともねぇよ!!
【覚悟を決めた、依然として掃射されるガトリング、その様子から見て、まだ切れるには時間がかかる】
【それならば飛び込むしかない、その雨の中つききるように彼はそのみを前方に傾けた】
【地面を強く蹴って、飛び込むよう、そして同時に右手から楔≠投擲した】
【狙いは貴女のガトリング、直撃したならその射撃を抑制≠キる、掃射が一瞬、止まるだろう】
【成功したなら、彼は楔についたワイヤーを収縮するのだろう、一気に距離を零へと詰めにかかる】
【コンマ数秒の恐れも許されない一瞬に、彼はそのみを投げ込んだ】
だったらテメェはそのままだ、そのまま一生愛玩動物として生きてくがいい!
俺は棄てられたくねぇ≠ゥらな!精一杯俺として、生きてくんだよ!!
【左手に力が篭るのが分かるだろう、恐らくは彼の、最後の一手だ】
- 93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 23:14:22.15 ID:2fFVMTHC0
- >>86
ああ――うん、そうだな、そうしておこうかね。
【勝ち誇ったようにも見える少女の様子、吐息のように声を零すなら、僅かに考えるような間が空いて】
【やがて口に出したなら、少しだけ上から目線にも聞こえるだろうか。彼女にはそんなつもり、無いのだが――】
【――尚、この少女。どこからどう見ても年下である。中学生ぐらいだろうか、未完成の曖昧さがそこにある】
【子どもっぽさを残す細い手元、画板の上で手繰ったなら、自らの両手を絡めて】
……いや、本職には劣るよ。買い置きが切れたら外には出るのだから。
昼間は苦手だがね。日焼けするだろう、いろいろなものが――紙も焼ける。
【言葉に乗せる本職、ガチのニートを差しているのだから、比べるものを間違えている気がする】
【その言葉は買い置きがある限りは外に出ないとも取れて、しかも昼間は嫌いだとのたまうなら、さらに吸血鬼めく】
【買い置きの理由は、お金が無いので安いときにがっつりと――なんて、ひどく現実的なものだったのだけれど】
肉体的にばかり若くともね。少なくとも、私はそこいらで騒いでる今時のとはつるめんよ。
何考えてるんだか分かりもしない、たまに関わる分にはいいかもしれないが――――
【ちなみにこれで十五歳。解いた指先がセミロングの髪を軽く梳いて、後ろに流す】
【溜息を吐いたなら、どこか遠い目――住む世界が違うなんて、そっと思って】
…………――いいや? ごく普通の人間として生まれて生きてきたはずだが。
【そうしたら。冗談の類と流していた吸血鬼疑惑、再び持ち出されて】
【少しだけ驚いたような仕草、つった眼が少しだけ丸くなって、瞬いて】
【小さいながら否定のように首を振ったなら、普通の人間であると、返した】
- 94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/09(土) 23:15:32.62 ID:d6ISu+a6o
- >>69>>84
【果たして炎とガラスのシャワーがどのような効果をもたらすか――】
【ビスコはそれを確認せず、そそくさとM500を拾い上げるだけの行動を取った】
【何故か。理由はこれまた単純で、他に何をしようがどうにもならないからであった】
【それは一種の覚悟――サングラス越しに二人と一匹を見遣ってから】
【ドッ−ズぐッ≠ネんて音を立てて、背中から左肩にかけてを『ニードルテイル』で打ち抜かれ】
っ……あぁ、流石にキくなっ……!首でも狙われていたら危なかったぞ……っ!
だが、だがな……、…フフッ!私の目的はもう達せられているんだ、アホ共。
機関の利用する拠点を1つ潰す。この規模の火事を早々止められるかね?難しいだろうなぁ……!
さあそろそろ撤収だ、死なないうちにな―――マルコ坊っちゃん!頼みますよぉ!
【モーゼルとM500を両手につかみ、叩き付けられた勢いで出血の増した腹部の傷】
【――引き際だ。それを確実視すると、ビスコは誰かの名前を大きく呼んだ】
【すると手近な壁の向こうでエンジンの音がして、その種も仕掛けもない壁が―――】
>>ALL
【――どろりと、クラブの壁が文字のとおりに溶け落ちた。いや、この香り――】
【甘い香りと溶けたものの茶色さは――チョコレート≠セろうか】
【あぁ、目の錯覚ではない。アレはチョコだ、壁がチョコレートなって溶け落ちたのだ】
【その奥、店の裏側に当たる位置には一台のポルシェが停まっていて】
【後部座席には茶色い前髪を左に流すような、特徴的な髪型をした小さな影が座っており】
『ビスコ!おいビスコ、はやくしろ!ボクはこんなところキライなんだ!』
『あんな人でもないような奴らのためにいつまでも居たくない!かえるぞ!!』
えぇ、マルコ坊っちゃんのお言葉に甘えさせて頂くとしますとも……!
ただその『人でもないような』という言い回しは此処だけでお願いしますよ
仮にもスペーツィエ・ファミリーを支えてくれているのは彼らですからね――
―――さあてそういう訳だ。アリーヴェ・デルチだ、お二人さん
ここまでの進行はスペーツィエ・ファミリーのビスク・フランコがお送りしました――ーってな!
お姫様によろしく頼むよ騎士公!あとそっちの…そう、棘!……夜道の背後には気を付けな。
【グォン!=\――そんな音と共に、飛び乗ったビスクは左手だけで運転を始めて、すぐに車は姿を消した】
【一足早いが撤退だ。残されるのは二人の戦士、そして広がりを見せる火の手―――】
【スペーツィエの狂犬、ビスク・フランコは―――そう、颯爽と。その場から姿を晦ましたのだった。】
/…というわけでっ、一足お先に失礼しますねー!お二人ともお疲れ様でした〜!
- 95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県) [sage]:2013/03/09(土) 23:18:36.12 ID:5/QTSftio
- >>90
ッ!?
フフ……有るじゃないか。貴様の本当の力……ッ!!
【一旦走り出そうとしたその足が、まもなく止まる。繁華街の中心地に近かったこの交差点の雰囲気が一変している】
【至る所に差し込まれた、あらゆる刀……その姿は、まさに剣山と形容するのが相応しく】
【それは同時に、女の闘志を沸きあがらせる――――さらにニヤリと笑う女は、マジック≠ノ掛かってしまったかのよう】
【そして、女は再び走り出す。避けなくとも、自分には創虚がある、向かってくる刀は全て叩き落す―――そんな意気で】
【だが、幾ら剣を振ろうと金属音が鳴り響くことは無い。3度刀を振っただろうか、女はその事に気づいた】
(幻影……!?)
【気づけば、落とせど落とせど襲い来る無限の刀に一々刀を振る必要は無い。体に下される指令は全てを無視し、突っ切る=z
【幻影と言えども襲い掛かるのは剣。恐怖で避ける者も居るだろうが、少なくとも女はそれで真っ直ぐ相手に迫ることが出来た】
―――――……ハァッ!!!
【近づくことが出来れば、三度大上段からの振り下ろしを敢行するだろう。何度かわされようと、コレには絶対的な自信があるらしく】
【それにしても、今の彼女の行動は不思議である――――――それが女に分かるのは、このすぐ後だろうか】
- 96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 23:21:17.03 ID:B9t8/63/o
- >>75
【アルフォンスの考えは甘かった。いくら高速とはいえタイミングが見えている直線移動ではこの強敵に通用することはない】
【経験の浅い彼ではその読みがなかった。彼の実質最大戦速はまだ遅かった】
【しかし幸運にも大きな予備動作があるのは敵も同様だった。そしてアルフォンスはそれを捉えることができた】
【目の前で交差させていた大気の腕を振り下ろしを防ぐ形に上へ移動させる。彼はこのまま防御はしない】
【振り下ろしのタイミングに合わせ、交差を解く。木の側面から風の腕を叩きつける】
【それは質量が無い故に速く、圧力の高さ故に強い衝撃でもって攻撃を弾いた】
【だが防御行動を取ったことでアルフォンスの接近は一瞬、止まった】
【減速を余儀なくされた彼はもう一度大地を蹴り、身体を浮翌遊させて相手の元へと駆ける】
【距離を詰めることに成功すれば、彼はその巨大な腕を真っ直ぐに振るい、ヴィセンテの胴体を打ち抜こうとする】
- 97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/09(土) 23:22:03.34 ID:OeU8XgmFo
- >>82
【――反応した。】
【杖の代わりにしていた傘を無理矢理、持ち上げ――開く。】
【ケブラーの線維は銃弾を弾くのには事欠かないだろう――恐らく一発か、二発までならなんとかなる。】
【――言葉は届いた。だが、どうやらその意思はシック自身が思っていたものよりも、もっと深く――。】
【――覚悟した、その時】
【――響いたのは銃声ではなく、リロードを損ねたウィンチェスター・連発銃の――ハンマーが落とされる音だけだった。】
・・・どうやら。
また、お会いする事になりそうですよ、ワタクシも、貴方も。
ふふ――運が良い。命拾い、しました。
【広げた傘をそのままに、彼は自力で、歩き出した。】
――引きずり込んでください!ワタクシのような不束者でよければ――貴方のいる、その水面に。ワタクシも。
今夜は良い天気で――星も綺麗だ。雨も無い。ですが――。
――雨が降っていなくても、傘を差したい気分ですね。
――それは恐らく、ワタクシと貴方にだけ、何か悲しいものが降っているからでしょう。
ただ、そんな夜が合っても良い――誰もが生きようとする世界で、死のうとする者がいても、良いように。
ただ――先ほども言ったとおり。貴方は矢張り、溺れるべきだ。
・・・ご自分を、お大切に。
【――言い残し、消えていくだろう。闇世の中に――シルクハットが溶けていく。】
【――再戦の、再会の予感を残して――ただ――。】
/ちょっと速いデスがこんなところでショウか!
- 98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/09(土) 23:25:05.11 ID:mSmttY9To
- >>85
「ーーーくっ…相変わらずこれはキツイ…」
「い、いや…それよりもーーー」
【ロバットが叫ぶ金切り声に悶えながら、戦闘を見るネロは、月彗が迎撃の体制に入ったのを見た】
【ーーーが、月彗の迎撃の構えはすぐに解かれ、薔薇も茨も、まるで幻だったかのように消える】
【何があったのか、目を見張るネロは、月彗の様子を見て】
「そ、そうか…彼の能力は恐らく、集中力か精神力を消費する…だから、それを削がれる首領の金切り声の効果が予想外の効果を生んだのか…!」
「この状況は良い状況だーーーし、しかし…首領にもダメージや疲労が無い訳ではない筈…」
「飛行もそうだが、あんなに連続して声を出し、攻撃の余波でダメージは蓄積している筈…今はその様子を見せないようにしているだけに違いない…!」
「だが、首領は何故あんなに接近を…破壊力の高い攻撃は近付く物ではないはず…」
【目で見て、肌で感じた状況を整理し、口に出して顧みる】
【しかし、ネロの言う通りーーーロバットは、表に見せてはいないが、疲労が溜まっていた】
【大声を出すのは当然の事、飛行にも多大な体力を使うーーーおまけに、常に口から鳴らしていたモスキート音も、その要因】
【だから、それをロバット本人は感じているから、次の一撃に賭けている】
「…そうか、首領がずっと発していた小さな高音はーーー振動を体に溜める∴ラッ!」
【月彗に接近するロバットは、一気にスピードを上げ、勢いを付けるーーー帽子が風で飛んで行き、蝙蝠らしい大きな耳が露出した】
【いつしか大きな金切り声は止み、また鳴り出すのは小さな高音ーーーいや、これは口からでなくロバットの体ッ!紫色の燐光を纏う体から響いているッ!】
ーーー高周波ブレード≠ニいうものを知っているかね?細かな振動で物を簡単に断ち切る代物だ
私の能力は音を共鳴させ、溜める事…声も音も振動≠セよ
ーーーグリート・レクイエム=[ーー!
【音によって高速で細かい振動を付加した翼に、勢いを付ければ、それは最早巨大な刃ッ!】
【広げた右翼で、すれ違いながら月彗を切り裂こうと肉薄するッ!】
【これがロバットの、最後の一撃だーーーッ!】
- 99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 23:25:38.74 ID:r0rp97Lko
- >>96
【弾かれる木の一撃、まさかとは思った、何かしらの反応はしてくるだろうと思ったが】
【――――まさかここまでとは、思う心に無理は無かった、ちぃ、と舌打ちする音が響いたなら】
【寸刻、次の攻撃に移ろうとした、しかし、貴方の動きが止まった】
そこで止まるのかよ!!チッ……!!まにあわねぇ……!!
【浮かび上がる彼の身体、筋肉があるためいくら早いと言っても、それは一瞬の動きだけだ】
【加速や減速には向いていない、そういう意味では貴方のオンオフの動きは見事であった】
【遅れた彼の身体、ソレが全て、だったといえよう】
かっ……はっ……!!んっ……だと――――!!
【カウンター気味に彼の腹部へと入るその巨大な腕】
【彼の身体が撃ち貫かれ空中に浮かび上がる、一瞬、彼の動きが空中で止まった】
【瞬間は無防備、それならば追撃のチャンスだ】
【だがしかし、今この一撃は彼の命をも奪いかねない】
【止めをさすことは可能だ、だが、命を奪う事、その覚悟が、貴方にはあるのだろうか】
- 100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 23:30:40.05 ID:aQi0xX4R0
- >>92
…………はは、はははは…………!!
【叩きつけられる怒号に、いつしか乾いた笑いがこぼれた】
【その身体に蓄積されているダメージは、もう重篤の域に達している。相当に、苦しげな笑いだ】
【だが、本人は如何にも愉快と言う様な――――あるいは滑稽と言う様な嘲笑を止めない】
――――世界がどうの!! 統制がどうの!!
そんな高尚な事を抜かしていた奴が、小さなコミュニティにだけ生きる理由を仮託して!!
自分に嘘をつきまくってるんじゃないか!!
何にもなれない、何もできないゴミみたいな命に縋ってるくせに、馬鹿みたいだねぇお前はぁぁぁ!!
【――――もしもブラックハートに眼球が残っていたのなら、さぞ見下した、侮蔑に満ちた表情を見せたのだろう】
【そんな事を思わせる程に、その口からはとめどない罵声が溢れ出る】
【――――自分は違う。そんな事を言いたげに、あるいはそれを間接的に表現するために、とにかく相手を言葉の上で否定する】
【この身体の、忌々しい枷さえなければ、自分は今すぐにでも、己に殉じて全てを殺し尽くすだろう】
【生きる理由を、組織の外にだって、求める事が出来る――――だから、こんな男と自分は違う】
【――――ひたすらにそこに意識を向けることで、自己を肯定しようと言うのだろう。身体が既にボロボロだからこそ、精神の上で、優位に立ちたいのだ】
(――――――――――――――――ッッ!!)
【打ち込まれた楔=Bそれは、最後の一撃を叩きこむ、きっかけの呼び水だ】
【本当は、ここから優位を引き出すために何らかの立ち回りを挟みたかったのだが――――向こうから仕掛けてきたのなら、そうも言ってられない】
【沈黙するガトリング砲台、そして飛び出してきた敵――――やるべき事はただ一つ、迎撃して撃墜するだけだ】
…………ワイルド……ライオットぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
【一気に距離を詰めてきた敵に対して、ブラックハートの打てる手段は1つ】
【背中の鎌――――否、それは防御へと回す。使えるのは、胴体前方部に仕込んだ、隠し武器『ワイルドライオット』】
【チャージされた電撃が、青い放電現象となって、接近する男を迎え撃つ】
――――うぁが、はッ…………!!
【そして、放たれる男の拳に、咄嗟に背中の鎌触手で『受け』に回る】
【少しでも、胴体部に入るダメージを減らさなくてはならないのだ。結果、ダメージの軽減こそできたものの、無力化には至らず】
【そして、その2本の触手もへし折られてしまう】
【――――この両者の勝敗を決める要素はただ1つ。ブラックハートの放った電撃が、どのような結果をもたらすかである】
- 101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 23:31:25.30 ID:KkV1JcEqo
- >>84
(選択できる手段が少なすぎる……!)
(振り解けはしたものの、"ブルベガー"の尻尾の傷は大きい)
(無理に動かすことは出来まいな……!)
【振り払う際に更に突き刺さった棘、それによって損傷は酷く大きくなる】
【最早尻尾を使った攻撃は不可能だろう】
【ただ身体のバランスを取るために水平に浮かせたまま、血を垂れ流し微かに痙攣していた】
くっ……!敵ながら見事なコンビネーションだ……!
あの体勢から攻撃まで繋げるとは……やはり並の戦士ではないな――!
(どうする――槍で受ければ、搦め取られる可能性も考えられる!)
(私も"ブルベガー"も共に損傷は大きい……!)
【降り注ぐ硝子によって、ガガルルは額や腕などから多量の血を流している】
【序盤に負った左足の傷もあり、多くの血液を失っている状況だ】
【人間よりも小柄なゴブリン、妖精種とは言え生身の肉体を持つ"生物"である以上】
【これ以上出血し続ければ、気を絶し死に至ることだろう】
【ガガルルは霞み始めた意識の中で行動の取捨選択をし……】
ええい!――細かく考えるなど、私の性には合わん!!
"ブルベガー"!今一度奮い立て!!
道は私が作って見せよう――――ッ!!
【……即座に放棄】
【周囲の硝子をビリビリと震わせる剛声を上げ】
【襲いかかる棘の尾を槍の柄で受け止める】
ぐ……うぅぅぅおおおおぉぉぉぉ――――ッッ!!!
【最大限衝撃を外に逃せるよう斜に構えインパクトの瞬間受け流すようにして槍を動かすも】
【重傷を負ったゴブリンの身でしなやかに振るわれた尾を受けきれるはずもなく】
【腕から血を吹き出し、吹き飛びそうになる身体を、足で"ブルベガー"の胴を抱え込むことで耐えた】
/続きます
- 102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 23:31:39.23 ID:OWEDx9I7o
- >>89
【心の奥底では自分が今どんなに醜い醜態を晒しているかは理解できている】
【自分がどんなに捻じ曲がって、相手の言葉から逃げるように否定を続けているのも】
じ…じゃあ……殺す気で掛かって来て下さいよっ!
綺麗とか可愛いとか美しいとか、そんな言葉抜きで殺しに来れば良いじゃないですかっ!
私達が戦うにはそれだけで十分なんです! 貴方が私を殺したいと思えば全て成立するんです!
【相手の言葉は全てが全てリーネの虚飾を引っぺがしていき、リーネ自身を露にする】
――――――――――……っ
【そして最後に言われた言葉はリーネを深々と貫く】
【それと同時に大分前に捨てたはずの感情や想いが一気に込み上げてくる】
【必死で押さえつけようとしても溢れる物は止まる事を知らない、真っ白な表情と共に涙が零れ落ちそうになる】
【それだけは絶対に避けたい、そんな事すれば自分をそして今までを否定してしまう事になってしまう】
【だからこそリーネは必死に歯を食いしばり、手を硬く握り締めた】
要らない! 独りになるくらいだったら夢も希望も要らない!!
やめて下さいっッ!! それ以上言わないで……
あそこはあの人達は私の全てで希望で夢なんです! だから…だから私はあの場所以外は何も望まない!
いい加減黙りなさいっ!!
じゃないと…じゃないと本気で殺してやるんですからっ!!
【殺意を込めて動かす腕も思い通りにはまったく動かず】
【寧ろ男の言葉に共感するかのように、動きを緩めているようにそんな風にも感じ取れる】
【こちらには相手の行動を見ている余地なんてなかった、それ故に気付いたときにはもう遅い】
【気付いていたとしても腕が全て出払った今、防ぐ事は不可能だったのだが】
――――――――――あ…
【一瞬の出来事に間抜けな声を上げてリーネは吹き飛んでいた】
【宙を舞うなんて初めての体験、死んだのかなとも思ったがヤケに意識はハッキリしており――――】
【気が付くと自分は星が瞬く空を見つめていた、自分が倒れている事なんて忘れていた】
【あるのは顔に走る鋭い痛みと、今まで堪えていた涙が溢れるように頬を伝う感触だけだった】
- 103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 23:32:16.68 ID:KkV1JcEqo
- >>94>>101
――ッ!私は掌の上で踊らされたということか!
しかし……敵ながら見事な手前であった!!
その武勇、誓いに従いしかと女王陛下に届けてみせよう!!
戦士ビスク……次に見(まみ)えることがあるならば
その時は貴殿の御首を頂いて見せるぞ――――……!!
【逃げ去るビスクを、しかし追いはしない】
【勝敗は決したのだ……ビスクは目的を達成したその時点で】
【彼の言うとおりだ、最早この拠点は破棄せざるを得まい】
【騎士ガガルルは、この場所を守れなかったその時"敗北"したのだ】
【己の無力さに牙を噛み締め、強く槍を握り締めながらその背を見送った】
>>ヘケメト
さて、戦士ヘケメトよ……如何するか!
辺りは火の海だ、留まり続ければ一寸先にも我らは飲まれかねぬ!!
ここは決闘を止め、改めて機会を待ち武勇を競うか!!
それともこの場で炎の中雌雄を決するか!!
私はどちらでも構わぬ――返答は如何に!!
【状況を見たガガルルはヘケメトへと提案を投げかけた】
【火の手は今も悪化し続けている、数分もすれば建物自体が倒壊しかねない】
【それを見た上でガガルルは、決闘を続行することが難しいと判断した】
【互いに炎に焼かれる結末は、この騎士としても望むところではない】
【しかし炎の中でも武を競おうとあったならば……戦士としての矜持はそれを拒むことはない】
- 104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 23:33:27.74 ID:r0rp97Lko
- >>97
【消えていく貴方の背、見送る姿は闇夜へと溶けていった】
【死に切れなかった彼、ただ呆然と座りつくしたなら、跡に残った欠片だけを見つめた】
【言葉の音律、残るその音が、確かに響いたのなら】
……溺れろ、か……ふふ……こんなロートルに無理を言うものだ……
だが、理由ができたな、まだ[ピーーー]ない、理由が――――
シック・ボーイど――――――っ!!!
【――――響き渡る銃弾の音、硝煙が上げる雲、その中に、落ちる軽い人影】
【彼の色が消えていく、その闇の中に、溶けて、しまうかのように】
【かはっと吐いた血、何が起こったのか、理解できない、と言いたげに】
【苦しげに、彼は顔を上げた、そこに居るのは、高い人影で】
【彼を見下ろしながら、紡ぐ言葉は一つ、ふむ、とした淡い音律】
「やっぱりダメだよね、目の前にボロボロの敵がいるのに、見逃しちゃうなんてさ
何か言いたげだね、ヴィエリ――――でも、もう何も言えないか
僕も心苦しいんだよ先代≠フ頃から、随分と面倒見てもらえたからね
――――だから暇を出したんだ、どう、僕って優しいだろう?」
【ウルフカットの灰色の髪、黒いハットをその上に纏って、前を空けた黒いスーツを着る】
【白の高級そうなワイシャツの上から灰色のベストと、黒いネクタイ、革靴は汚れひとつ無い一流品】
【溢れんばかりのオーラとそれに相応しい美しい黄金色の瞳、整った顔たちは貴族と言われても納得するほど】
【背の高い優男風ではあるものの、気品に満ちた青年と呼ぶのが相応な格好の男】
【声を上げたなら、楽しそうに笑って、硝煙の曇る銃を、物言わぬ躯と化した彼へと投げつけた】
【――――アレッサンドロ・ディ・ロッシ=\―――通称ロッチナ=z
【その悪意は、未だに、誰にも止められなかった】
/お疲れ様でしたー!
- 105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 23:36:36.04 ID:B9t8/63/o
- >>99
【一瞬の遅れは致命傷になるだろうとアルフォンスは思っていた。しかしそれは僥倖に働いた】
【空中に浮く敵の身体。全く無防備な瞬間。次の一撃で全てが決まる可能性がある】
【────アルフォンス=ヴェントが迷うことはない。彼は少年の身でありながら、既に覚悟していた】
これが法を犯し、弱者を虐げる者の末路だ!!
あの世で苦しみ続けろッ────!!
【アルフォンスの叫びと共に巨大な腕が真上へと持ち上がり、真っ直ぐ振り下ろされる】
【それは驚異的な速度でもって迫り、間違いなく止めの一撃として振るわれた】
- 106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 23:37:14.59 ID:e+h9qehT0
- 【見るからに廃れた教会。その辺りを彷徨いているのは、其処で働く修道女であろうか】
【右を見たり、左を見たり。捜し物をしているのか、或いはただの散歩か】
【――――小難しい表情を浮かべて居る辺り、“ただの”何て事は無さそうだけれども】
「困りましたね……行商の方から買ったばかりだと言うのに……
ついていないと言いますか、此も主の与えた一つの試練だと考えますか……」
【溜息を一つ吐けば、再び辺りを見遣って】
【――――あれを読まなければ何も分からないというのに。何て呟きが漏らされるのだろう】
【人気の少ないこの辺り、存外その呟きも響くはずで】
「幸い、生活に響くほどでは無いとしても……やはり、惜しい気がしますね」
【さて――――この時間ではあるが、近くを通りかかる者は居るであろうか】
【或いは、先程の呟きを聞きつけた者か――――その教会に興味を持って近づいた者か】
【いずれにせよ、右往左往する様は訪問客の興味を引き付けるはずであって】
- 107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/09(土) 23:37:16.89 ID:CTc8ibAFo
- >>93
アンタ、絶対思ってないでしょ……
【見下ろしたような態度を取る少女を見て、少し不満そうに口を尖らせる】
【しかしすぐにまあいいけど、と切り替える辺り、彼女としても本気ではなかったのだろうか】
いやいやそれガチの本職一歩手前だからね?世間的に見たらもう立派なヒッキー予備軍だからね?
【一体どんな生活をしているのやら、と顎肘ついて隣の少女を見やる】
【どこか老成したようで、外見的にはまだまだ未熟そのものの、不安定な姿。】
【寂しくないのか、と聞きたくなるが。そんなことを聞いても答えは決まっている】
なに、じゃあ本当に精神的に老けてるだけってコト?
【言ってしまえば余りに余りな言葉で返す。本当に疑っていたらしい】
【「なーんだ、そっかー」などと軽く、少し残念そうにも見える様子で足を前後にぶらぶらと揺らし】
あ、今の可愛かった。ね、もう一回やってみせてよ
【などと、一瞬の驚きの表情を目ざとく見つけては、要求】
- 108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 23:39:08.13 ID:OIEo1P7eo
- >>98
【――ネロの判断は、恐ろしいまでに的確だった】
【否、そうでもなければ裏業界の頭脳補佐など出来はしないだろう】
【ロバットの白刃の煌きの許に晒されて尚、月彗が薄ら哂ったのは、何なのか】
…………さよならか。そんなら、“また”今度――
【鎮魂の音色は、命あった者に響かせる為の送り唄】
【ならば。初めから命など無かったこの木製人形には、きっと響かない】
【右翼に胴を割かれると同時、月彗の躰から青藍の魔力が溢れ出し】
【その形がぐらりと崩れて――蓮も消え去り、ただ自由落下する残骸は、ただのデッサン人形】
【胴で真っ二つにされたそれ。この瞬間の変わり身ではなく、】
【初めから月彗の躰は偽物であったという事を、それは如実に示していた】
【後に残されるのは、人形の残骸と耳鳴りのしそうな程静まり返った静寂だけ】
【機関より掴み難い混沌、マフィアより捉え難い第三の悪意を滲ませて――】
【そうして、その気配は、跡形もなく消え去ったのだった】
/ありがとう御座いました。お疲れ様でした!
- 109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 23:41:48.52 ID:qwndEMjEo
- >>91
(避ける……か……)
【最初に放ったレーザー式を遥かに超える轟音】
【しかしそれが当たる事はなく、虚しいだけの空砲が大気を揺らすのみ】
【忌々しいと言いたげに舌を鳴らし、上空へと飛んだ彼を見上げる】
戯けめ、それでアドバンテージを取ったつもりか
この私が、ただ指を加えて見ているだけと思うか、そんな訳があるまい……絶対応報だ
【昏い瞳が彼を見つめて、冷たく嗤う】
ナイン、リローデッド……!
【両の銃はその砲身に九つの魔翌力回路を有しその組み合わせで射出形式を変更する】
【威力の強弱から弾丸のバラつきに弾数まで各々を微細に調整して弾丸として放つその装具】
【与えられし名前はナイン、ココノエの名と合わさるそれは必然彼女にしか扱えない欠陥品だ】
幾ら私とて貴様のような人間に見下されるのは不快でしょうがない
ああ、その通りだ理念など無い……感情的に叩き潰してやろう、鉄槌を与えるは我に有り……だ
【「かしん、かしん」と組み変わる中身……砲身を中心として露わになる回路】
【組み合わせ組み換え絞り緩め、迂回させ直結させ並列に組み直列に繋ぐ】
【魔翌力を通る血管が出来ればそこに血を流そう、赤黒い自分の魔翌力を鼓動とし動かし放つ魔弾】
【拍動は早まり彼の耳にもその規則正しいリズムが届くだろうし暴虐を宿すその銃口が見えるだろう】
【光は数秒毎により強く、強く輝いてさながら地上の星のように工場を照らす】
蜘蛛の糸を焼ききって、昇る者の首に手を掛けて、爪で抉って引きずって、地に引き摺り叩きつける……
【凶星はここにあり、既に地に堕ちている星は頭上にある彼を同じ位置に落とそうと唸りを上げ始める】
【怨嗟の声の正体は魔翌力回路が廻る音だがしかし、男にとってはどう聞こえるか】
【奔流は辺りの空気を乱し吹きすさぶ風にココノエの髪も踊る】
【未だ「溜め」の動作の魔銃はしかし対処しなければ確実に放たれる、或いは窮地かチャンスか選ぶのは彼以外になく……】
- 110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 23:43:00.76 ID:tspmdYsyo
- >>95
【相手はやって来る、突っ込んでくるまあ、折り合い済みだ】
【兎に角は、相手との交戦距離―大体3m手前のところに来るまで刀を投げ続ける】
【フェイクの刀を抜いて、投げる 繰り返す繰り返す繰り返し】
【左手で拾って、右手に渡して、右手が投げて、その間に投げる】
【フェイクフェイクフェイク】
【その自然な単調な流れで相手はフェイクに飽きて無視する】
【今は 詰め寄るように、走りながらやって来る ほぼ目の前 交戦距離だ】
【女は左手の刀を右手に取る―ふりをして、腰に差した一本の直刀を抜いて投げた】
【すっかり、上段の体勢で斬ることに夢中になっているなら ソレは胴体を貫通して鍔で止まるだろう】
【ソレを剣で弾き落としたのなら 女は次の体勢に入っているのが見えるだろう】
【女は投げた後、左手の刀の刀身を右脇に持ってくるように構える】
【体を捻るような体勢で空いた右手でその切っ先を摘む】
【左足を一歩前に出し 右手を放す ギリギリまで伸ばしたゴムひものように腕がハネる】
―――『秋水』
【シュウスイと名乗り、まずは横一閃 その回転を活かすように右足を出し、 相手の横…相手から見て相手の右側を通り、右後方を陣取る】
【そして、そこから回転を生かして、もう一閃右から左へと脇腹か背中を切り裂くだろう】
【一連の素早い動きで二度、斬る それが秋水らしい】
- 111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/09(土) 23:43:35.12 ID:oFgnhzrZo
- 【路地裏――街の中心部から離れた奥深く】
【大よそ治安が良いとは言えないそこは浮浪者の根城や荒くれ者の溜まり場となっていて】
【今日も誰かの悲鳴がこだまし血の匂いに溢れていた】
――めェ、ヒャヒャッ……美味ェ…
【真新しい大きく開いた腹部の傷口からその生々しい中身を覗かせた女性の死体が一つ、地面に転がっている】
【そしてそんな猟奇的死体を前にソフトモヒカンの男が地面に座り込んで、あろうことか――その亡骸を貪り食っていた】
【男は着込んだ作業着に血が付着することも厭わず死体から肉、臓器、果ては骨までもを取り出して口に運んでいく】
- 112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 23:44:32.87 ID:r0rp97Lko
- >>100
【神経をさかなでるような貴女の言葉、きっと平常時であればその言葉に乗るのだろう】
【だが今は違った、互いに消耗しきった先にある言葉はきっと、何であれ、確かな意味を孕んでいて】
【ただひたすらに侮蔑する言葉だけではない、そこの奥には、それに至るだけの理由がある】
ハッ、他人の否定ばかりして!結局テメェは何にもなれねぇんだろ!
敷いたレールの上を進むだけだよ!一生な!どうせその先は落ちるだけなんだからな……っ!!
分かったらとっとと、地獄に堕ちちまいな――――っ!!
【放たれる青い放電、空中に響く轟音のような大量の電流】
【咄嗟に彼は能力による対処を考えた、どうにかして、それを抑圧≠オようと】
【だが、その時間は無かった抑圧≠オたとしても、彼の身体を焼き尽くすには十分すぎるから】
【――――ならば、と思った、貴女へと放った拳は直ぐに離されるだろうか】
【楔をまだ打ち込んだまま、放たれる電撃へと、微かな覚悟を寄せた】
いくら偉そうに言ってもよ……!!テメェはどこまで言っても機械なんだよ……っ!!
機械は機械らしく、黙りやがれぇえぇえええ!!!
Mother's Lust Quicksilver=I!!
【打ち込んだ楔を起点に彼は活性化≠ウせた、放電される電撃の威力を活性化≠ウせたのだ】
【それは一瞬だけで良かった、一瞬だけでも、凄まじい勢いにまで、その威力を高められたなら】
【――――光る閃光、極限にまで電撃を高められた≠ネら、次に起こるのは……】
【空中に生じた大きな電位差を埋める、天からの制裁】
【それは所謂雷=\―――と呼ばれるもの、貴女の電撃を極限にまで活性化させ、雷をよんだのだ】
【だが同時に彼にとっても賭けであった、貴女へと雷を放つよりも先に、貴女の電撃が彼を焼くのだから】
【雷の威力は非常に高い、けれども大部分が機械≠ナある貴女にとっては彼ほどのダメージは無い】
【直撃する電撃、彼の身体が、地面へと投げ出されたなら】
【――――少し遅れて、あなたへと雷が襲い掛かるだろう】
- 113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/09(土) 23:48:56.60 ID:2fFVMTHC0
- >>107
さあ、どうだろう。人の気持ちなんて移ろうものなのだから、ねえ――。
【曖昧な言葉。くすと浮かべた微かな笑みの中、全てを有耶無耶にするように誤魔化すのだろう】
【言い終えたなら、この話題はもう終わったとでも言うような顔――言うだけ言って、これである】
……まさか。あいつらは部屋とトイレを往復するだけのもの。だったら、別物だ。
私は部屋からはきちんと出るのだから――そんな生活するのは多くて週に一度かね、あいつらほど自堕落では無いよ。
【――――うん?】
【ひっそりとおかしなことを口にしたのは気のせいだろうか、いいや違う】
【プロニートとは違うなんてどの口が言うのだろう、予備軍というより、最早完全に片足突っ込んでいらっしゃる】
【ぱちくりする瞳は本当に違うと思っているようで、なんと言うか――だめだこいつ】
自己判断はしてみたのだがね。結論としては本を読みすぎなんじゃないかという結論に。
ただ、それを言うならば私のせいではないだろう。家が図書館なら誰だってそうなると思うのだけれど――……。
【正式でも何でもない、ベッドの中で眠りに堕ちるまでにするような、ひどく不安定のそれ】
【かわいげがないことは自分でもなんとなーく程度に把握はしているよう、危機感なんて抱いてないけれど】
【本――たくさんたくさんの知識や思いを詰め込んだもの】
【幼い頃から囲まれていたなら、幼い頃から耽っていたなら、或いはしょうがないのだろうか】
……は?
【――顰めた眉。言われたことを理解しながら理解しがたく拒絶する思考は、そのまま鋭い視線に表れて】
【結果。ただでさえ鋭い目付きはそれこそ刃物のよう、向けたなら、彩らない声は低く紡いで】
【「何言ってんだこいつ――」そんなこと、きっと考えていた】
- 114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/09(土) 23:52:19.43 ID:1qxUUDDwo
- >>94
「おいあんた!」 「まだ決着はついて……逃げるなァーッ!」
【床に降り立った彼、ふと眼を移せば――甘い香りと、車】
【あのチョコレートって食えるのかなァ、動いたし血も出たから腹減ったしなァ……なんて思っている内に】
【その車に乗りこむビスコ、追おうとした時にはもう闇へと消えていた】
>>101
「この炎……――……ヘケケケ、あんたはまだ逃げねェーんだなァー?」
「いや、逃さねェぞ、……俺たちはいつ"この世界"を離れるかわからねェーからなァ……今、決着を付けるぜェー、あんたとは!」
『……帰りましょうよ、ヘケメト』 「やだァーッ!」
【広がりを見せる炎の海、それよりも燃え盛るのは彼の闘志――右眼の赤い眼光が一度強く輝けば】
【返事は――間違いない、この命を削りかねない"高熱の空間"で彼は戦おうというのだ】
【右手で押さえるのは"胸部"、……いつの間にか棘は消え失せていて】
【その手に付く血も、後腹部より流れる血も、――返り血との区別はもはやつかない】
『……でしたら、場所を変えるくらいはしましょうよ、……あなたはともかく私は熱いんです』
「アウ!」 「行くぞォォーーッ!」 『……あの…………』
『……持って数分がいいところです、本当に危なくなれば逃げますよ、……わかりましたね?』
【それはただの、――戦闘に狂いし者】 【勝つか負けるか、時間を掛け過ぎればそれは焼き尽くされる】
【――しかし、もはや彼は止められない、どちらかが倒れるまでッ!】
「アウ……魔翌力を借りるぜェー、さっさと決着を付けねェーとうやむやになっちまうからなァー」
【左腕の痛みはようやく引いてきたところだろうか、しかし熱は、"炎"は、――そして"出血"や"ダメージ"は、確実に体力を奪っている】
【ふと脚元を見れば、火に飲まれていないスピリタス――】
【彼の右腕に、一層濃い"気合"が籠って――彼の右眼の様に"真っ赤な棘"が生えて】
「燃えるが早いか、ぶっ倒れるが早いか……だが、どうせ燃えるなら……こうだァァアアーーーッ!!」
【そして――背の光……アウが伸びて捕らえるのは、その"スピリタス"!】
【――蓋を開けて、右腕にぶっかけるとは……なんと器用なのだろう】
【いや、そう言う問題ではなく――】 【言うまでもなく、"燃え盛る"彼の腕――】
「気合と炎のォォ……レェェエエッドニィィードォォオオウウウ……アァァアアーーーームッ!」
【その叫びとともに、背の翼で飛翔して――急接近を試みて――"拳"が狙うは、ガガルルの"胴体"ッ!】
【それは今までの棘よりも"強力"で、"燃えて"いて、――防がなければ、かわさなければ――!】
【――"棘"と"気合"で軽減しているとはいえ、炎に包まれたその腕】 【もはや"自傷行為"そのモノッ!】
【腕を振るい終えれば見せるのは、小さな"呻き声"とダメージから来る"怯み"――つまり、これを凌げば"チャンス"は見えてくるはずだッ!】
- 115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 23:53:36.92 ID:r0rp97Lko
- >>102
【攻撃は結果≠ナしかなかった、少なくとも貴女へと向けたいくつもの言葉は嘘ではないのだから】
【右手で次のタバコを取り出し口元へと引き寄せたなら、軽く口で挟んで、火をつけるのだろう】
【軽くハットを抑えて、貴女へと辿る道のりを少しずつ正しくしていった】
……俺はよ、リーネみたいにちゃんと教育とか受けてるワケじゃないしさ
どっちかというと割りとクズみたいな人間だし、リーネに正しい事なんて言えるワケでもないんだけどよ
ただ、一つ言えるのはな、アンタの今居る場所は間違ってる≠チてことだけだ
かといって俺の居る場所に来いってワケでもないけどな
どっちかと言うと、俺のトコも割りとクズだ、その辺りはもう、どうしようもないからさ
どうしようもないなら、どうしようもないなりに何とかする手段はあるんじゃねぇかな
【貴女の直ぐ側へと近づけたなら、よっこらしょっと座り込もうとするのだろう】
【涙を零す貴女の姿、眩しすぎると思った、こんな風に真っ直ぐに涙を流せる貴女が】
【同時に美しいとも思った、ずっとこのまま見ていたいと感じるほどに】
【だけどもその辺りはちゃんといかなくて、スーツからハンカチを取り出したなら、貴女へと放るだろう】
【一流品のハンカチ、身だしなみにはそれなりに気を使っているのだろう】
- 116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/09(土) 23:55:59.99 ID:r0rp97Lko
- >>105
【辿る言葉も無く、紡ぐ音もなく、視界の端に捉えるのは貴方の姿】
【覚悟を決めたその姿は、最早少年の様子ではなく】
【一人前の戦士=\―――とよぶに相応しいものだった】
【はじけおちる彼の身体、最早その呼吸すらも消えてなくなって】
【後に残るのは達成感であろう、確かな強者を貴方は倒したのだ】
【傾く月光と、それに寄り添う言葉の音が】
【じわりと滲んだならば、貴方の勝利を伝えるのだろう】
【ヴィセンテ=リベラ……死亡】
/お疲れ様でしたー!
- 117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/09(土) 23:58:26.93 ID:mSmttY9To
- >>108
「ーーーや、やったッ!」
【ネロが歓喜の声をあげたのは、ロバットの翼が月彗の体を真っ二つに斬り裂いた瞬間】
【ーーーだが、様子がおかしいのを、ロバット本人はひしひしと感じていた】
「ニャにぃッ!?これはーーー人形!?偽物だったと言うのかッ!?」
「首領!まだ本体が何処かにいるかもしれない!気を付けてください!」
【ガシャンと地面に落ちるデッサン人形の残骸の元、地面に降り立ったロバットにネロは駆け寄る】
【本体がいると想定し、加勢のつもりで近付いたネロであったが、ロバットに制止されて】
…もうこの辺りにはいないでしょう、心配はいらない
ーーーそれより、大分時間を食ってしまった…終わっていればいいのですが
【帽子を拾って、埃を払い、頭に被り直すロバット】
【少し心配そうなネロは、一瞬躊躇いながらも、棒を分かって服にしまう】
ーーーさて、歩くとしますか
「…はっ」
【ーーー大きな戦いの跡を残し、二人の獣人は大通りを歩きで進む事にした】
【少しして、また合戦があった場所にも、爪痕を残してお互いが痛み分けとなる結果が残ったがーーー】
/お疲れ様でした
- 118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/09(土) 23:59:06.79 ID:aQi0xX4R0
- >>112
……てめぇと一緒に、すんな…………組織の中でしか生きれない、テメェとはなぁ……!
【最後の一撃の刹那――――男の言葉にまともな反論をする余裕は無くなっていた】
【最後に告げたのは『突き放し』の言葉――――もう、それしか出来る事がないのだろう】
【――――実際的な、生死の境の迫る、最後の一撃の刹那では――――】
なっ――――!!
(……不味い、こんな所で電撃の過剰放電なんざ起こしたら――――――――ッ)
【打ち込まれた楔≠ゥらの、ワイルドライオットの活性化=B流石にその意図が読めずに、混乱する】
【だが、少なくとも生まれる現象については、大まかに予想はついた――――過剰なエネルギーの流れは、何か、致命的な事態を引き起こす】
【男が、それを狙って自分を道連れにしようと――――――――】
ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ――――――――――――――――――――――――――――――――!!
【内側からではない、外からの電撃に貫かれるブラックハート。苦痛の絶叫が、通りに響いて】
【がくがくと身体を痙攣させたブラックハートだが、最後には膝をついて、その場にくずおれる】
【――――金属は、電気を引き寄せると言うが、それは電気を通し易くするためのもので――――翻ってみれば、外へと電気を逃がす道でもあるのだ】
【露出していた右腕の傷、そして左腕の義手から、一部の電撃は体外へと逃がせたが、それでもダメージは大きかった】
【もはや、生命維持にも支障をきたすほどのダメージである。戦闘不能に――――】
――――――――Wake up............
Mode:Glow Erupt
>>Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.Survive.
Stand by ready.........Go
【――――戦闘不能に陥る状況であると、内蔵されたプログラムが判断したのだろう。強制的に、モードが切り替わる】
【右腕だけに非ず、デッドウェイトである左腕と両足をもすら、パージされて】
【――――生存・帰還を最優先にする自動モード『グロウ・イラプト』により、トルソだけを残したブラックハートが、緊急スラスターの噴射によって、宙に浮く】
【――――何らかの形で、追撃を加えなければ、そのまま離脱してプログラム通りに、情報その他を持ち帰ろうとするのだろう】
- 119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/10(日) 00:02:18.76 ID:qmjAyGXSo
- >>118
【――――彼にはもう、貴女のその行動を邪魔することができるような余裕は無く】
【地面へと倒れこんだまま、貴女が消えていくのを、ただ肌で感じているのだろう】
【勝敗はない、ただ相打ちと、よぶのが相応しいのだろうか】
/お疲れ様でしたー!
- 120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/10(日) 00:03:09.93 ID:c7gCuiEyo
- >>109
ヘヘヘハハァッ!バカアマがァッ!テメェの冷めたツラは上から見下ろすとサイッコーに気持ちが良いぜェ!!
アドバンテージィ?抜かせターコ!んなもんはなァ!!最初からオレ様が戦いが始まった瞬間にもう握ってんだよォ!
今更握る必要なんざありゃぁしねぇ!勝つのはいつでも――このオレ様と決まってんだッ!!
――だから何を足掻こうと、テメェにゃオレ様は落とせねェ・・・ッ!!
【アンカーで天井の柱へと張り付き、そのままぶら下がったは良いものの――】
【このままでは恐らく、追撃が来る――しかも、どうやら――】
【ココノエの、構えた銃口から漏れる圧倒的な光を見る限りそれはどうやら相当に強力で、そして】
【当たれば一溜まりもなさそうな代物で――有体に言って、防ぐ必要が在った。もしくは――】
【防げずとも、威力を軽減させる必要が――!】
チィッ・・・クソアマァ、何考えたんだか知らねェがテメェ結構ガッツあるじゃねェか――ハッ!!
益々、益々気に入らねェッ!!ああもう絶対に殺してやるからなァ!!
(――とはいえ、どう防ぐ――いや、やるならこれしかねぇ・・・)
(ああクソアマッ!!厄介な重火器持ち歩きやがって畜生のクソッタレめが!!)
――ケッ!鉄槌ィ?テメェの頭より上にいるこのオレ様にどうやって"下す"んだこのボケカスが!
だが感情的になるのは嫌いじゃない――もとより女なんてのはそういう生き物だ、いいぜぇ受けて立ってやる・・・!
――見てろよ、このノロマな固定砲台め・・・オレ様の本気を・・・!!
【瞬間、彼は――先ほどまでの"アンカー"を消滅させ、次の攻撃に打って出た。】
【アンカーが消えれば当然、彼の身体は宙に放り出される――落下、するはずだったが――ッ!!】
"吹き荒ぶ怒り"―――ストーム・レインッ!!
【再び、放たれたのは先ほどの風の矢――着弾点はなんと―――自身の、肉体ッ!】
【そのまま着弾点、つまりはΔの肉体を中心に風が吹き荒れ――甚大なダメージと共に、彼は"滑空"】
【そのレーザーの射程から逃げようと――落下しつつもココノエから見て左の方へと高速で飛んでいく――ッ!!】
- 121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県) [sage]:2013/03/10(日) 00:07:11.52 ID:JIiBhibTo
- >>110
【まだ続けるのか、そう思いながらも幻想の刀を無視し続けて、もう既に大上段へと構えは変わっている】
【そして、おそらく創虚が彼女の体を切断する前のラストの一本だろうその剣を無視しようとして――――】
【気づく。先ほどの不審な動き、アレは幻の刀を取ろうとした動き……ならば、今彼女が投げたのは――――】
(真剣……ッ!! ――――――――ッ!!!!)
【もし気づいていなければ、おそらく後方へと飛んでいった刀で女は串刺しとなっていただろう】
【女は創虚を振り下ろして刀を弾くことも出来ない……しかし女には、妖刀から得た身体能力があった】
【上昇率は低いが、体を目一杯移動させて脇腹を削る程度にダメージを減少できたのは大きいだろう】
【しかし、先ほどから女は、まんまと彼女のトリックに嵌っていたのだ。小癪な……しかし、相手を[ピーーー]ためには必要な手段】
【そして、自分の能力を最大限に生かす――――そんな戦法だった】
【そう、彼女は紛れも無く。少なくとも女よりは。戦術において勝っているのだ】
【白地のインナーに、また紅い花が増える。血で描かれた紅い花は、他人のものだけではなく、自分の血のものも有ったのだ】
【コートとインナーの布を削り、脇腹の皮膚を削いだダメージは、貫通よりはマシといえど大きい―――しかし】
――――――舐めるなァッ!!!
【次の連撃、血が流れ出る脇腹を気にも留めずに女は彼女へと向かっていく】
【跳ねた刀に自分の創虚を合わせ、第一撃をいなすようにして回避すると、次は回り込まれた回転斬り】
【創虚を倒し、自分も体を低くしてその刀を避ける……脇腹から血が溢れる。それも、女は無視する。勝利という結果のために】
【その低くした体勢のまま、女は刃を外側にすると自らも体を回転させて彼女のほうを向き、そのエネルギーで創虚をも振った】
【相変わらず普通とは別格のスピードだが、刃面を外側にしているために斬られることは無いだろう】
【その代わり当たれば、彼女に叩き込まれるのは猛烈な衝撃―――吹き飛ばしだ】
/遅くなりました、すみませぬ!
- 122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 00:07:41.94 ID:JRhUxlu3o
- >>115
【こんな暗い空でも星はキラキラと輝いている】
【こんな風に何も考えないで星空を見たのはきっと大分昔だった気がする】
正しい教育が正しい人間を生むとは限りませんよ
現に私は捻じ曲がってしまっていますし……
ええ、確かに間違っているのかもしれません
ですけどもう抜けれない所まで来てしまっているのです
後戻りなんて出来ないし、やり直すなんて綺麗ごとも言えない
………どうしようもないなりに何とかする―――ですか――――――
【不思議な事にリーネの心はもう男の言葉が刺さる事はなかった】
【虚飾が剥がれきった心には不思議と男の言葉が染み渡る】
【自分自身でも不思議だが、流れ出る涙の感触が現実だという事を知らしめていた】
【ハンカチを受け取るとリーネはワザとハンカチを広げ全体が汚れるように涙を拭いた】
【そして一通り涙を拭き終えると近くに座っている男の下へと静かに歩み寄り―――】
私、結果的に負けてしまったみたいですわね
いいえ、負けです……決定的な負けです
【そう言い男から渡されたハンカチを仕舞い込んだ】
最初にした約束覚えてますか?
私と……その……
【そこまで言い終えるとリーネは口篭る】
ハンカチはそのとき二で洗って返しますわ、見ての通り汚してしまいましたし…
【少しバツの悪そうな表情を浮かべたが、その後は最初と同じ笑みを浮かべるのだった】
- 123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 00:07:50.01 ID:EoMf+Lweo
- >>113
………。
【ぽかーんと、言葉を失い少女の顔をまじまじと見る】
【その様子は、まさしく唖然という言葉が相応しい】
い、一応聞いておくけど……家から――部屋からじゃないわよ――家から出るのは、週にどれくらいなの?
【人差し指を立て、眉を寄せて。先ほどまでより声のトーンが落ちたのも気のせいではないだろう】
【疑問も抱かないその表情を見て、真剣に不安になってきたらしい】
ああ、本をね……私も読書は結構好きよ?好きな分野だけしか読まないけどね
アンタは、その口ぶりからしてどんなジャンルでも手をつけてそうだけど。
ちなみにどんな本が好きなワケ?
【今日の場合は新聞だったが、こうして屋外で読書をすることもよくあるのだと彼女は言う】
【隣の少女の場合は家でしか読まないのだろう、勿体無いことだと口惜しく思う】
お、おおう……そんな怖い顔しないでよね。冗談よ、冗談
でもいいじゃない、少しくらい。折角褒めてるんだし。そのほうが可愛いわよ?
【両手を挙げ、降参と言わんばかりに。】
【それでも小さく反論するのは、やはりもう一度見たかった、ということなのだろう】
- 124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:08:07.13 ID:eavDI2n9o
- >>114
戦士ヘケメトの返答、しかと受け取った!
ならばこのガガルル・レシフィード!!騎士の名にかけて雌雄を決する!!
【槍を器用に回し、満身創痍の内ながらも声高らかに宣言する】
【如何に傷を負っていようとも、如何に苦境があろうとも】
【互いの戦士に決闘の意志あらば受けて立つのが騎士の矜持だ】
【だが同時にガガルルは、自身の限界を把握していた】
【放つことが出来る攻撃は一撃のみだ】
【その一撃を放てば最早自身は死に体となろう】
【しかし――否、だからこそ騎士の瞳は燃え上がる】
【死地を超えてこそ己を高めることが出来る】
【強者との戦いを乗り越えることでまた一歩進むことが出来るのだ】
【こうした簡単明瞭に互いの"力"をぶつけ合える展開は、ガガルルも望むところであった】
行くぞ"ブルベガー"!!ありったけの力を振り絞れ!!
我が槍の輝きに掛けて、我らが勝利を掴み取る!
うおおおおぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお――――――ッ!!
【凌ぐ?躱す?防ぐ?】
【ガガルルの焼き切れた脳には既にそんな考えは存在しない】
【真っ向から最大の力をぶつけ合う、それだけであった】
【"ブルベガー"は最後の力を振り絞り、ヘケメトに向けて突撃する】
【初動はほぼ同時であったろうか】
【放つ攻撃は当然――騎兵の代名詞とも言える"突撃[ランスチャージ]"である】
【槍を水平に構え、勢いのままに相手を薙ぎ払うガガルルの持つ最高威力の攻撃だ】
【助走距離が足りず、更に騎馬も騎手も満身創痍】
【全盛の一撃とは程遠いが、それでも直撃したならば凄まじい衝撃を受けることになるだろう】
【また、先端に触れない限りは"突き刺す"ようなものにならず、強力な"殴打"といった具合になるだろうか】
【攻撃の成否に問わず、ヘケメトの攻撃はガガルルに命中する】
【"ブルベガー"が硬い頭を掠らせるようにして多少衝撃は弱めるものの】
【強力な一撃により、ガガルルは"ブルベガー"より落ち吹き飛んでいくだろう】
- 125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga]:2013/03/10(日) 00:10:51.16 ID:iKunmxlE0
- >>88
(……まあ、こんな事もよくあるのだろう。)
(これで旅の者というのが、些か不可思議ではあるにせよ――――)
【“期待に反して”、或いは “けれど予想の範疇で”――― 少年はただひたすらに無防備で無垢な存在だった。】
【……特に失望は感じなかった。一つだけ、上記の疑問を感じはしたが。】
【そして自らの無事を簡単な言葉で少年に伝えると、青年は新たに問いを投げる。】
…………この場所には迷い込んだだけ、そういう事だな?
望むなら街までの案内はしよう―――― オレも、この場所に用がある訳でもない。
【そして続いて為される提案。街までの案内を申し出る其れ。】
【…………どこか、何か新たな期待でも抱いている様な声だった。今を楽しもうとでもしている様な。】
【もしも少年が同意するなら、青年は、彼を先導する様に歩き始める。
【そして青年は、その道程の中途で再び口を開くだろう。】
……聞くが、何か力を持ち合わせてでもいるのか?
勘が鋭い様にも見えないが、生き残る術が果たして有るのか……――――
【何を答えようと、答えまいと少年の自由だった。】
【旅の者としては甘すぎるように見える彼を、青年が不思議に思っただけの様でもある。】
【それに対する答えの有無に関わらず、おそらく彼らの歩みは停まらず―――】
【―――― その先で差しかかるのは二つに分岐したY字路。】
…………さて、どうする?
些細な違いこそあれど、何れも確かに街に到るルートだ――――……判断はお前に任せようか。
【右は “殊更に危険な” 道。ドラッグ、裏結社、殺人鬼―――そうしたモノと縁深い、少年にとっては厄介なルートだ。】
【左は “比較的マシな” 道だった。恙無く通り抜けられる可能性が高く、従ってこのまま会話を続けることも容易だろう。】
【……どちらを選ぶかは少年次第だ。男は、彼に答えを求めているのだから。】
- 126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 00:11:23.08 ID:VjEf2fdy0
- >>119
【――――合流地点 移動拠点『Factory』】
「――――さんざボロボロになって壊されてきおって、久しぶりじゃのう……ここまでの様は…………!」
【四肢を失い、宙を掛けて帰ってきたブラックハートを、≪No.6≫が迎える】
【その表情は、何か非常に腹立たしいと言わんばかりの、不愉快さに満ちたものだった】
「…………もう、潮時かの…………こいつは……!」
<ッ、ウルバヌス様……ブラックハート様を破棄するおつもりですか!?>
「今すぐとは言わん…………≪No.3≫の救出など、直近で即戦力が必要な状況である事に、変わりはせんからのぉ……
じゃが…………そろそろ限界じゃろ、こいつではの……!」
【ブラックハートを回収すると、カラフルなペイントのその巨大トレーラーは、Owl City≠ゥら撤退する】
「継ぎ足し、継ぎ足し……色んな仕様を取り留めなく上乗せしただけじゃ…………!
今はもう、プロジェクトも息を吹き返し、次の段階に差しかかっておる……!
……な、潮時じゃと、思わんか…………!?」
<……ッ>
【悪意を乗せたトレーラーはひた走る。自らの闇に帰る様に】
/遅くまで乙でしたー!
- 127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:14:24.06 ID:eavDI2n9o
- >>124
/訂正
/【槍を水平に構え、勢いのままに相手を薙ぎ払うガガルルの持つ最高威力の攻撃だ】×
/【槍を水平に構え、勢いのままに相手を打ち貫くガガルルの持つ最高威力の攻撃だ】○
- 128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/10(日) 00:17:43.58 ID:qmjAyGXSo
- >>122
【夜空に瞬く満点の星がキラキラと零れたなら、貴女の横顔をすっと照らすのだろう】
【純白の素肌へと零れるその色合いは、とても柔らかそうな貴女の頬の色を強く映し出す】
【それは軟派な彼すらも絶句させるほどに、美しい一瞬であったから】
……そういやしたっけな、そんな約束も
俺ってば余裕ないからね、ホント、相手するので精一杯だからすーっかり忘れてたの
いいのかい、俺なんかと一緒に遊んじゃって、朝から晩までずっと甘えちゃうぜ?
まあリーネと一緒だったら、きっと、どんなところだって楽しくて面白いんだろうけどな
んじゃそれまで、そのハンカチは預けとくぜ、それと――――
【彼は纏っていたスーツを脱いだら、貴女へとそっと纏わせようとするだろう】
【可能ならばハットも、きっと貴女にはどちらも大きすぎて、すこしぶかぶかかもしれなくて】
【きっと、それでも、そこに映る貴女の姿は彼にとっては魅力的で、一途な女の子だから】
【立ち上がる彼の背、チラリと貴女を眺めて、くしゃっと微笑んだなら】
【そこに浮かぶのは確かな大人の笑み、沈むことすらしらない緩やかな流れのように】
【柔らかそうな貴女の素肌を可能ならば、指で辿ろうとするだろう】
んじゃ、コイツも餞別だ――――忘れずに、返してくれよ?
【できるならば、可能ならば、彼はそっと、その顔を貴女へと近づけて】
【貴女のほっぺたへ、その柔らかな頬へと、軽く接吻を零そうとするだろう】
【拒否されたならそれまでだ、肩をすくめて、その場から去っていく】
【――――形はどうであれ、それを最後に済ませたなら】
【彼はその場から、去っていくのだろう】
/お疲れ様でしたー!
- 129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/10(日) 00:18:58.80 ID:qmjAyGXSo
- >>ALL
【轟音が戦場に響き渡るだろう、残る戦闘は既に少なく大部分の戦いは決着がついていた】
【下部構成員同士の戦闘は熾烈を極めた、銃弾が飛び交い、硝煙が舞い散る戦場】
【時折漏れる断末魔が少なくなったのも、その人数を減らしたからなのであろう】
【亡骸の上を踏み歩いて、物言わぬ躯を楯にして、また一つ新たな死体を積み重ねる】
【能力=\―――など、問題ではなかった、そこにあったのは矜持と欲望に塗れた戦闘で】
【周囲に広がる鮮血の香りだけが、確かな音律として、人々にはとらえられるのだろう】
【その中で、空を裂く一陣の閃光、奏でられる羽音は終末を吹きすさぶ蝗の音のよう】
【ヘリコプターだ、軍用のヘリが上空を舞って、響き落ちる旋律が、まだ残る僅かな生存者達に落ちる】
【音が落ちる、近くのビルの上へ、ヘリが着地したなら、二つの人影が顔を出した】
【一人は、長身で――――シルエットしか分からないだろう、月を背に立つ姿は、輪郭しか浮かばせず】
【ふむ、と紡ぐ声、マイクでも使っているのか、ありとあらゆる戦場へと響かせて】
【Owl City≠ノ語りかけるその音を、僅かなノイズと共に刻んだ】
……諸君、健闘ご苦労、そろそろ引き上げ時だ
数多の血が流れた、敵も味方も、それ以外も、数え切れないほどだ
だが今宵の戦いは、前奏に過ぎないのだから……ここで終わらせては散っていった者達も、浮かばれまい
彼らは何のために死んだのか、己が友人は部下は恋人は、単なる無駄死にであったのか
違うだろう、彼らの死を昇華することで初めて――――
――――Awaken I Am℃達を私達たらしめることができるのだから
これがDestroy Rebuild Until God Shows=\―――分かっていただけたかな
カノッサ機関≠フ面々に……参加してくれた、その他の面々
我らは媚びず、我らは省みず、そして我らは負けないのだよ
……世界を委ねるべき人物を、あまり見誤らないで欲しいものだ
【彼の言葉が終わると同時に、ヘリコプターが多数、周囲から飛来してくる】
【生き残ったD.R.U.G.S.≠フ面々を収容しようと言うのだ、可能ならばそのまま安全な所まで運ぶだろう】
【これは前触れに過ぎないと彼は言った、ならばこの戦闘の真意は……?】
【ヘリコプターへと戻る彼を尻目に、もう一つの人影が、声をあげた】
【女性≠セ――――小柄なシルエットに、華奢な肩幅、良く透き通る声は、ソプラノの音律で】
【――――きっと幾人か、この戦場に居る、数人は気づけるだろう】
【それがカノッサ機関#髀早\―――】
【ソレイユ=ナイトシェイド≠サの人である、と】
- 130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!nasu_res]:2013/03/10(日) 00:19:37.18 ID:qmjAyGXSo
-
【薄くピンク色のかかった桃色の長髪が腰の辺りまで伸びて】
【淡紫色の瞳と同じ色のフレームをしたメガネをかけている】
【真っ平らな胸のスレンダーな体躯を黒地の高級そうなスーツに身を包ませて】
【黒いストッキングでその美脚を整えた幼い雰囲気の女性】
【屋上へと躍り出たなら、周囲を見渡して一呼吸、整えたなら続く言葉を告げるだろう】
「……聞こえたでしょうかファミリー≠フ各位、並びに敵対する皆様
そうして理解できた筈でしょう、我らD.R.U.G.S.≠フ理念が
我らの本意は自治≠アの混沌たる世界を、一つの方向へと導く事にございます」
【言葉は冷静で、トーンの変化もなく、ただ静かに、決められた言葉を辿るだけで】
【小柄な身長は一片も乱れず、身に纏うスーツは、微かな音も零さずに】
【見つめる視線の色だけが、僅かに揺れたような気がした】
「その中で、世界を混沌たる方向へと導こうとする機関=\―――彼らに対し、私達は徹底抗戦を行う構えです
そして市民の皆様に完全なる安全と平和を保障しましょう、皆様あっての私達なのですから
ご理解いただけなければ、その時は、貴女方も機関≠ニ同じ、と判断されるだけにございます」
「今日は夜ももう遅いです、皆様各位お帰りには気をつけて――――
以上D.R.U.G.S.#髀早Aソレイユ=ナイトシェイド……失礼」
【ヘリコプターへと乗り込んだなら、再び彼らは消えていく、天空へと上がって、そのまま消息を絶つのだろう】
【暴風が去ったなら、後に残るのは終戦を告げる音、声の届いた範囲から武装解除し、そのまま退却していく】
【勝ち≠熈負け≠烽ネく、ただ死≠セけが、そこには蔓延っているのだろう――――】
/以上で一応イベントAwaken I Am≠ヘ終了です!皆様お疲れ様でした!
- 131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 00:21:13.84 ID:/nNvitoR0
- >>123
【少女のぽかーんとした表情が瞳に映る。綺麗な勿忘草色、寒色であることが、余計に彼女をきつく見せるのだろうか】
【まじまじと見つめられたなら、訝しげな色を湛えた表情が少女に向けられることだろう、僅かに引いているような】
……。
【尋ねられたなら、刹那にきょとんとした顔をする。僅かに視線を伏せたなら、】
図書館への移動を別とするなら、ついこの間かね。
【――おかしい。返答になっているようでなっていないのは、つまるところ“前がいつだったかを覚えていない”?】
【日付の分からない最近なんて最近と呼べるのだろうか。この調子ではもしかしたら今が今週初ではないのか】
【疑惑ばっかりがいくつも浮いていく――自分ちである図書館へ行くためならよく出ているようだが、含めていいものやら】
ああ、それはもったいない。知らない本だとしても、読んだならそれなりに楽しいものだよ。
知らない知識を別の本で調べながら読むも良し、その本の中だけで何とか理解してみようとするも良し――。
家にあるものなら一通り読んだかね。特に好きなジャンルというものも無いが、強いて言うならファンタジーが好きだろうか。
【好きなもの以外も触れろと、呆れ混じりの溜息と態度が紡ぐ。貞操なし、本なら何でもいいらしい】
【定義するなら本の虫だろうか。実際本に巣食う紙魚の類を彼女はとても嫌っていたけれど――】
【「人によって世界観が変わるからね、飽きない」――らしい】
……そんなもの知らんよ、特に何もしていなかったろうに――。
【降参のポーズに、鋭い瞳がじとりと伏せられる――そうして少女をしばし見つめたなら、ついと逸れるのだろう】
【そのまま少女から顔ごと視線を逸らして。横顔を晒したなら、やっぱり子どもらしさがずいぶんと残る】
【唇を歯がそっと噛んだなら、隠そうとする感情は何なのだろう。かわいいなんて言われた経験が、あまりにも少なくて】
【少しだけ照れたなんて――画板を、指先がぎゅっと掴んだ】
- 132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 00:28:50.88 ID:qmTO/JlAo
- >>124
「良いぜェー、良いぜあんたッ!」
「もやもやした決着なんかより、はっきりした決着ゥッ!」
「そりゃ、負けたら悔しいがよォー、もやもやするよりは良いからなァーーッ!!」
【ガ、ッキィィーーンッ!】
【ぶつかり合う二つの力は、炎よりも熱く、そして眩しかった】
【どちらも全力で振るった攻撃】
【故に、――"回避"なんて考えていなかった】
【――薙ぎ払われる槍、自然と自らその薙ぎと"激突"する形となる】
【拳がブルベガーを掠めて、ガガルルを捉えた――その事実を噛み締める間もなく】
「――――」
【槍の殴打が直撃して彼を吹き飛ばし、……受け身など取らせず、床へ、背中から叩きつけられた】
【その寸前で、光となったアウが背から退避し――彼の胸部にそのまま乗って】 【潰されたら死にかねないからだ】
【叩きつけらた衝撃で口部より吹き出す血、より勢いを高めた腹部の弾丸の傷や胸部の傷】
【――幾ら自前の"鎧"が厚かろうと、それは強力な一撃だった事に変わりない】
「――――……良いぜェ、戦いに悪も善も関係ねェーからなァー……!」
【彼はもう、立ち上がることはない】
【――燃え盛る火の手は、より勢いを盛んにしていて】
『……どうしましょう、自警団を呼べばあなたが捕らえられかねませんし…………傷の治療の時間もありませんし』
『かと言って二人も運べませんし……いえ、"無理"をすればできなくもないですが……』
『…………その"ブルベガー"に乗れば……脱出出来ますか?』
【一方で、光となったアウはヘケメトの胸部の上でそう悩んでいた】
【時間がない、既に建物の一部は崩れてきているッ!】
- 133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:29:35.23 ID:Q0prHDNWo
- >>120
[ピーーー]?ああ、[ピーーー]とも愉しい殺戮だ実に好みだ、相手を選ばず味方も選ばず敵さえも区別なく、因果応報善悪相殺……生きているならば等しく死を。
構わんだろう?死などどうせ生の隣にあるだけの物だ、一線を越えるのが早いか遅いか……ただそれだけだ
或いは……越えるのが恐ろしいのならば私自ら、この手で世の果てへの引導を渡してやろう。
【極限まで早まった魔銃の鼓動は絡まり廻る魔翌力回路の回転音と合わさり荘厳の音楽にさえ似る】
【緊張は最大に膨らみに膨らんだ風船は少し触れるだけで破裂して、後は流れるままに前に立つ物を区別なく飲み込む】
固定砲台……?ああ、そう言うのも良いだろう構わんさ
しかしなあ、この砲撃は少し痛いぞ?なんせ――――――――
【不意に拍動は止む、時が凍るように静止して……数拍】
【そう、それは予兆だ暴虐の赤の星が空に有る全てを叩き落とそうと叫ぶ!】
【双銃の先には収束の魔法陣が1つ現れて周囲に花弁を九つ散らす】
【それぞれが砲撃の安定の為の「支え」であり、これから撃ち抜くモノへの「宣誓」でもある】
【花弁は標的を確定し一番から九番までが次々と魔法陣に垂直に立ちあがる】
なんせ全てを区別なく叩き潰すのだからなぁ――――――――!!
【かくして砲撃は放たれる】
【一度空を撃ち、その後空へと伸びる赤い暴虐は己に触れる物の一切を焼き切って蒸発させる程の熱戦として】
【工場の一角を吹き飛ばす、即ち先程まで男が居た場所を円状に突き破り……しかしそれで終わる理由もなく】
逃げるか、それもいいがな!今更逃がす筈が、ないだろう――――――――!
【双銃を、砲身を、魔法陣を無理矢理に動かし熱戦を以って工場の天蓋を裂き断ち割る!】
【数メートル進む度に瓦礫が落ちる、鉄柱は焼け落ち融解した鉄は床に落ちて異臭を立ち込める】
【彼女は、ココノエは己の生存さえ顧みず全てを壊し瓦礫に埋めるつもりだ】
【工場その物が壊れてしまえば彼がどこに居ようと関係あるまい】
【視界の端で彼を追って愉悦混じりにそちらへと砲身を鈍く移動させる】
【ゆっくりと近づく熱戦はさながら断頭台へと続く階段のように、確実に迫り瓦礫を振らせ埋めてゆくだろう】
- 134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:29:46.33 ID:T1dNCIeCo
- >>121
【投げた刀は血を付けてアスファルトに落ちてカラカラと回って止まった】
【相手が異常な身体能力を持って刀を回避し、構えを維持していたのは誤算だった】
【だが、刀を振るうことに夢中でその誤算には気づかなかった】
【まずは一閃、手応えはない だが問題ない それは範疇】
【一歩移動し、まだ生きている 裏を取った 一閃、これも手応えはない 】
【ズレたか、一旦下がって体勢を――― しまった 】
チッ…南無三…………ッ!!
【刀を地面に突き刺して防御体制――ただ予想通り破壊される…!】
【刀は少し威力を弱めたが砕ける、その軽やかな音に共鳴するように辺りの刀らは鳴る】
【五月蝿く、不安になるような耳を突き刺す金属音 うなりが上がる】
【女はふっ飛ばされて、離れたアスファルトを身体でこする】
【その辺りにもうめつくされた刀を通過する 倒れた身体に まるで刀が突き刺さったように…】
……畜生、痛いな
【砂ホコリまみれのスーツ、地面に打ち付けた頭から血が流れる】
【ふらふらと、立ち上がりながら 辺りの刀をひとつ取る】
- 135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 00:30:32.90 ID:JRhUxlu3o
- >>128
【男の言葉を聞いた瞬間、リーネは大きく溜息をついたと同時にクスクスと笑った】
そんなに夜遊びばっかりしてるだなんて……
今度はベットの上で砕かれちゃうかもしれませんわね
その時は私、貴方の骨を肥料に家庭菜園でも始めますわ
良いですわよ?私お仕事の時以外は暇で暇で仕方ありませんから
いえいえルシオ様、その言葉をそっくりそのまま貴方に返して差し上げますわ
ええ、確かにハンカチは預かりましたわ
【不意に自分を包むのは暖かい何かの感触】
【突然のことにビックリはしたのだが、不快感などはまったく無く―――】
【寧ろ心地良いかもなんて思ってしまう】
【そして次に来る感触も突然すぎる物であった】
【自分の肌を優しく辿る男の指、色々な感情が入り混じって硬直してしまうリーネ】
――――っ??
【そして最後に訪れるのは男の優しい接吻だった】
【硬直していた体は一瞬にして茹で上がったロブスターのような色に染まり】
【リーネの心臓は何故か爆発しそうなほどに鼓動を刻んだ】
………必ず、必ず返して差し上げますから――――
【去りゆく男を見つめながら、リーネは物凄く小さな声で呟いた】
【餞別に貰ったハンカチ、後大きな何か、それをしっかり握り締め帰路に付くのであった】
/お疲れ様ですっ!
- 136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 00:35:13.91 ID:qmTO/JlAo
- >>132
/おっと、訂正に合わせてこちらも……
/【薙ぎ払われる槍、略】
/→【撃ち貫かれる槍、運悪く"先端"は彼の"左腕"を大きく抉り――そして、それに自ら"激突"する形となっていた彼は】
- 137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:37:09.14 ID:P4pooTpmo
- >>116
【止めの一撃を振り下ろした後、アルフォンスはしばらく動かなかった】
【息を切らせ、既に事切れた相手を疑いの眼差しで見る彼を静寂が包んでいた】
【数十秒経った後に、彼はようやっと魔翌力を収めた。彼を守護していた大気も霧散し、風に戻った】
【徐々に落ち着いていく息と共に、彼の頭には冷静さが戻ってきた。戦場の高翌揚感が引き眼の前に広がる現実を彼は見つめた】
【──彼は初めて人を殺した】
う、ぁ……あぁ……っ!!
うわあああぁあああぁあああああぁあああぁぁああああああああぁっ──!!
【アルフォンスは膝を折り崩れた】
【アルフォンスの口から出たのは慟哭だった。覚悟をしていたはずの少年は歳相応に涙を流し叫んだ】
【これは彼の内に住む“弱い半身”の叫びだった。若く幼い魔術師の中にある少年としての全ての部分が悶え苦しんだ】
【自分がどこにいるのか、何をしたのか、ありとあらゆるものが彼の中でごちゃ混ぜになっていた。思考と感情の境界線が溶けてなくなった】
【今ある現実と自分が目指していた理想。師に教えられたことと自らが見聞きしたもの。人々に語って聞かせたことと自分の行動】
【思い描いていたものと自らの言動の矛盾が彼の精神を切り裂いた】
【そして彼が掴んだ最後のものは────】
────そうだ、これでいい。何一つとして間違ってなんかいない。
これは許容すべき損失だ。弱さを捨てるための試練なんだ。────
【────歪な笑みを浮かべる人間がそこには居た。夜闇が彼を讃えていた】
//うう、上手くできずに申し訳ありませんでした
//お疲れ様です。ありがとうございました!
- 138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:41:32.71 ID:eavDI2n9o
- >>132
…………ああ、私に気を遣う必要はない
私とて、未だ[ピーーー]ぬ身なのでな……自力で脱出して見せよう……!
【吹き飛び地面に転がったガガルルは】
【炎に炙られながらも返事をし、右手を天を掴むように掲げる】
【すると手の甲に青い光が発生し、樹木のような形状の文様が浮かび上がる】
《我らが城に帰れ》――"ブルベガー"
《我が元に馳せ参じよ》――"ブラックアニス"
【ガガルルがそう呟くと、ブルベガーは青い光に包まれその場から消え去り】
【新たに巨大な存在が出現した】
【それは翼長6mにもなる漆黒の大カラス】
【額から右目を通るようにして縦に大きな傷跡が刻まれており、紅色の左眼のみで世界を見ている】
【胸と頭部に皮の装甲を纏っており、両肩には小型のバリスタが取り付けられていた】
【ガガルルは這うような動きで"ブラックアニス"の身体によじ登ると】
【"ブラックアニス"は翼を高く広げ――振り下ろす】
【それに呼応するようにして装置が作動、バリスタから大きな矢が射出され建物に大穴を開けた】
決闘は……互いに立てぬ以上引き分けといったところか
貴殿は紛れもない強者であったぞ戦士ヘケメト……
また機会があるならば、互いに武を競おうぞ……!
【ガガルルは掠れた声でそう言い残すと、"ブラックアニス"に意思を伝える】
【大鴉は翼を打ち振るい周囲の火気を遠ざけると】
【今しがた開けた大穴に向けて一陣の黒い風の如き速度で飛翔し――去っていく】
【こうしてカノッサ機関とD.R.U.G.S.=Aそして数多の戦士たちの戦いの一場面は終わった】
【この夜の出来事が世界に、能力者達にどのような影響を及ぼすかは】
う〜む……むにゃむにゃ……
メルル様……それはクッキーではありませぬぅ……
【少なくとも大鴉に抱きつきながら眠るこの騎士には知る由もないことであった】
/長時間お疲れ様でしたー!
- 139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 00:43:38.39 ID:EoMf+Lweo
- >>131
あ、ちょっ……引いてる?そんな顔しないでよー!
【引いているか、と聞かれて素直に答える人間がどれだけいることやら】
【兎に角、得られた答えは――】
すっごい曖昧なんですけど……正確な日にちを要求するわ!
それともそれも分からないほど前なワケ?それってかなりヤバいと思うんだけどー!
【一人でに勝手にテンションが上がっていく】
【その様子を、見ていて飽きないとするか、それともただ騒々しいだけだと見るだろうか】
うーん、興味がない本ってどうしてもページが進まないのよねー
知識がどうこうっていうより、ストーリーを追う方が性に合ってると思うわ。私には
ファンタジーかあ、あ、えーっと、アレ読んだ?エルフとかドワーフとか出てくる話
【そう言って語り出すのは、ファンタジーの中ではマイナーと言われる作品だ】
【恋愛小説としての要素も多く含んでおり、彼女はそこが好きだという】
だったら自然体がいいって事よ。
……ふふ。
【諸手を上げながら、それでもやはり悪戯じみた口調で告げた後】
【つ、と顔を逸らした少女の表情、その口調とのギャップに思わず口端が緩んでしまう】
- 140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県) [sage]:2013/03/10(日) 00:45:22.03 ID:JIiBhibTo
- >>134
ごほッ……は、ッ……。
ク、ククッ……どうする。
先ほどの手が通用するほど、……私を甘く見るなよ。
【吹っ飛ばしたまでは良かった。しかしその直後に女は大量に吐血する。脇腹の傷が大きいことの証拠だ】
【しかし今までも、そして斬られてから今に至るまで女がそうしているように、その程度で女は動きを止めない】
【口と脇腹から赤い液体を流す女は、この戦闘を楽しんでいる―――脳から大量に、麻薬物質が生成されていることだろう】
【だからこそ笑える。大ダメージを負った後でも。明らかに彼女より大きな傷を負っても、なお】
―――さぁ、いくぞッ!
【膝立ちのままだった女はベージュのカーゴパンツを紅く染めながら立ち上がり、刀を下段に構えた】
【そのまま駆け出す――――だが、その速度は先ほどよりも格段に低い、ダメージが後を引いている!】
【それでも走り続ける女。切迫できればその刀を振り上げ、彼女の体を切り裂かんとするのだろう】
【しかしその威力も明らかに下がっている、そして切り上げ特有の隙もまだ健在だ】
- 141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/10(日) 00:52:08.74 ID:c7gCuiEyo
- >>133
【砲撃は放たれた。もはやそれは光線と呼べるような代物ではない――】
【もっと単純に、光の奔流――あまりの光量に一瞬、工場内がスタン・グレネードでも喰らったかのように】
【ビカッ、と明るく輝く――窓から漏れた光が夜を照らし出す】
(ふ―――ふざけんなぁぁあっぁァァァッツ!!な、なんだこりゃァァァッ!?)
(とてもじゃないが撃ち落せるもんじゃねェェェッ!!くっ――!!)
ぐ、あああ畜生パワーバカの火力鈍足野郎がァァッ!!気にいらねぇェッ!!ああクソッ!!
オレ様は力任せなヤツが大嫌いなんだよォォォォッ!!クソックソッ死ねッ!!
【――風を纏い、なんとか地面へと着地するも――レーザーそのものよりも更に、別の脅威が彼を襲った。】
【――廃工場であることがここで、仇となった――破壊された破片が、瓦礫が、鉄が何もかもが降り注ぐ――!!】
ああああクソッ!!ファッキン・ビッチの脳みそ筋肉バカ女テメェ!!やっりやがったなアホンダラ!!
こんな――こんな無茶な攻撃したらテメェまで――ふざけやがって・・・ッ!!
「自分も道連れに殺してやる」ってかァ?あァァ!?冗談じゃねェえぞ腐れ娼婦の分際でェェ!!
誰が逃げるかクソがァ!!ビチグソ女見てろ――オレ様が逃げるかよォォッ!!
【降り注ぐ瓦礫に照準を合わせ、素早く、ボウガンを撃ち鳴らす――ッ!!】
【瞬間、また見た事のない矢が精製され――発射】
【凄まじい勢いで放たれたそれは一本の矢であったが――刹那、分裂――いや、分身か!】
【一本の矢が5本に、10本に増殖し降り注ぐそれらを片端から射抜く、射抜く――!!】
【ボウガンの射圧ではもちろん、命中したところで弾き飛ばす事は出来ないが――】
【分裂した幾本もの矢が次々に破片を射抜き、少しずつではあるも軌道をずらす――!!】
【かくしてそれらは空中でぶつかりあい、弾け、間一髪のところでΔへの致命傷を避けていく――!!】
"選択肢は無限大"―――インディヴィデュアル
【続けて、何発も何発も矢を、穿つ――!!複数に分裂する矢によって破片同士をぶつけさせ】
【なんとか迎撃していくが――彼の計算にも狂いはある。】
【当然、全てを撃ち落す事など出来るわけもない――其れほどまでの、破壊の嵐。】
【鉄骨の一部が彼の腕を貫き――そこで、彼の射撃は終わった。】
――ぐ、ううううっ!!ちく、しょ・・・ッ!!
【もはやここまでか――そう思った矢先、>>129>>130の、声が聞こえてくる】
――ケッ・・・おしまい、かよ・・・ッ!!チィッ・・・!!
おい良いか脳みそ筋肉のコマンドー女ァ!!今日の所はひとまずお預けしてやる――ッ!!
また遊んでやるから覚悟しとけッ!そん時は――必ず、ブチ殺してやる・・・ッ!!
【はき捨てると、彼は入り口へ向かい再び、"アンカーラブ"を射出――ワイヤーを使い離脱。】
【戦線から逃げるようにして、去っていく――・・・。】
/こんなところでしょうかッ!おつかれさまでした!
- 142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:57:11.14 ID:T1dNCIeCo
- >>129 >>130 >>140
……Fuck Off(立ち入るんじゃねえよ)
【声に対して女はそうつぶやいた】
――お待ちくださいっ!!!
【相手が走り出す前、正確には『さあ、いk』の辺りで割って入る】
【多分、今日一番 大きな声を出した】
すみませんが、D.R.U.G.S.としての『職務』が終わってしまいました
つまりは、これからここの封鎖が解かれますため場所を移さなければ……
それと私は富嶽会の一員としての『業務』に戻りますので…会に則って無為な殺傷はできません
つまりは、手加減しますが……よろしいですか?
【相手がそんな話を織り込み済みで突撃をかましてくる ってのも想定できる】
【即ち、刀を持って構えは崩していない まだ、やる気はある】
【ただ、相手はそんな事を言う相手を斬るだろうか つまらない人物を切った それは誇りあるものなら汚点だ】
【ずらりと並ぶ剣の園、ヘリコプタの音が五月蝿い】
- 143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 00:57:25.58 ID:qmTO/JlAo
- >>138
『……"杞憂"でしたか、でしたら私達も早く脱出しましょう』
「ヘケケケ、――ところで、そのでけェーカラスって、……食えるのかァー?」
【ヘケメトはその身体を転がし、うつ伏せにすれば】 【アウは再び"光の翼"と化す】
【――この状況下で、食欲が出てくるのは彼らしいと言えば彼らしいか】
【アウに「あっちの穴からにしてくれ」と、最初に比べたら弱い声で伝えると】
「そォーだなァー、また会えたら、……また戦おうぜェー、!」 「……ヘケケケ!」
『……私を巻き込まないでください』
【その闘争心は、燃え盛る炎のように――未だ、止むことを知らず】
【――先程ビスクが脱出していった穴から二人は脱出していった】
「……うゥ〜ん、甘ェー」
【……アウより伸びる光の手でチョコレートをラグ無く回収しつつ、なのだが】
「…………結局、どっちが勝ったんだろォーなァー」
「後……痛ェーッ!」 「早くどっかで治してくれェーッ!」 「弾も取ってくれェーッ!」
『…………わかっていますよ、ヘケメト』
【背に光輝く翼を生やし、しかし先端が矢尻の形をした棘の尾を生やしたままで】
【その姿は、きっと、――その存在は、"悪"でも"正義"でもなんでもない】
【ある意味での"中立"、"中庸"と言った、――そんな存在だということを端的に表しているのかもしれない】
【――――ただの野次馬は、……この戦いに何を残したのだろうか、どのような影響を与えたのだろうか?】
/お疲れ様でしたー
- 144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 01:02:06.23 ID:/nNvitoR0
- >>139
【引くなと言われたって、気持ちがそう簡単に揺らぐこともなく】
【ほんのちょっぴり身体を引いたなら、今までよりもずっとずっと引いた感があるのは気のせいではないはずだ】
【――それでも。心のそこから本気、なんてわけではないのだろう。そうだったなら、きっともう立ち去っている】
【ちょっとだけひねくれたお遊び――のような。そんな、気楽さが】
………………――。
【――あ、黙った】
【正確な日にち? 求められて、いつだったか思い出すように思案する、黙り込む】
【最近であることは確かだと言える。そんなに寒くなかった、今夜みたいに暖かな夜だった】
【ならばなぜ答えが出ないのかといえば、答えは簡単――日付と曜日の感覚がほとんど無い】
【今日が何日なのか、今日が何曜日なのか、本を読む暮らしに必要があるだろうか。――うん、ない】
……その気持ちは分かるがね、興味のないことであればあるほど、知らない知識が増えるだろう?
紅茶キノコとナタデココが同じモノだとか。――たいていは無駄知識に終わるがね。
【いろいろな環境の人が、いろいろな国の人が、いろいろな年齢の人が、それぞれ書き記したなら】
【例えば同じ事柄を書いたってブレが生じる。得られる知識だって変わってくる、結局は知識を得ることを目的としているのだろうか】
【なんだかとってもどうでもいい無駄知識。彼女だって自覚しているらしいが――本当に役立たないなこれ】
【彼女の挙げた本については。「ああ、それ――」なんて続けたなら、おぼろげに思い出したのだろう】
【ヒロインに対するあの態度はどうかと思う――だとか、そんな風な感想を述べるのだろう】
【――それにしたって、家からもろくに出ない、同じ年頃の人と会話することも滅多にないと彼女は言うけれど】
【これから先の命を模っていくためのとっても大事な時期、自ら進んで本の山に擲っている】
【そして、それがどれだけ良くないことかも、きっと気付いていない。或いは、なんてことないと無視している】
【例えば人の感情だとか、暖かさだとか、知ってはいるのだろう。けれど、触れたことがない】
【それはきっといいことではない。たくさんの本に囲まれて、それだけで生きていけるはずもないのに】
【そういえば、この年齢ならば一緒に居ることが普通であるはずの存在、親のことが僅かたりとも話題に上らない――まるで居ないかのように】
だったら、リテイクなんて希望するものじゃないと思わんかね。
【――少女にしては低く掠れた声音、少しだけ拗ねたような色合いが飾るのだろうか】
【横目で見るまでもない、なんか笑われた気がして――】
- 145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/10(日) 01:05:31.92 ID:Y8maUb/e0
- >>125
はい…お恥ずかしながら…
僕こういう地図を見るのは苦手でして
全く、近くで地図を一枚買ったんですけど分かりづらいんですよ。見てくださいこれ
【そう言って青年に地図を渡して持たせて見せようとする。】
【といってももし見たところで何の変てつもない普通の地図なのだが】
【地図が分かりづらいのではなく、単にこの少年が方向音痴なだけなのが分かるだろう】
能力…ですか?えっと一応有ります…けど…
えっと.対した能力じゃ…
【そう言ってやはりオドオドした態度で答えて、】…
【両手で地図を上げて恥ずかしそうに顔を隠し答えるのだった。】
じゃあ、
危険じゃない方で…喧嘩沙汰は嫌なので
【少年はその大人しい性格故に】
【当然といえば当然ながら安全の方を選ぶだろう】
―――……
【ところで,青年ははたして気づくだろうか?】
【実は今、まさにたった今「物理的にあり得ない矛盾」が起きている事に――】
【少年の能力の断片が垣間見えているのが――】
- 146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県) [sage]:2013/03/10(日) 01:16:46.83 ID:JIiBhibTo
- >>142
何……ッ?
【息を吐き出し、走り出さんとした瞬間に掛けられるその声】
【言葉の意味を理解すると、先ほどとは打って変わって、いつもの女の表情―――氷のようなそれに変貌した】
【中途半端なところで戦闘を止められる。それが、女にとってどれだけ苦痛だろう】
【ともすれば、プライドの話よりも其方のほうが優先かもしれない】
【―――― 一歩、女は踏み出す】
ふん、それで私が帰ると思ったか?
下らぬ……やはり貴様は此処で切り捨て―――――――――――……。
【女が耳に付けた小型インカムが音を発し始めたのはそんな時だった】
<……冴。聞こえているかい? 撤退だよ、Owlの街にもじきに自警団たちがやってくる。君にはまだ死んで欲しくないんだけどね>
―――貴様……今良いところだ、邪魔をす――――。
<――――――― 撤 退 。 だよ? 冴。 じゃ、また後で>
クッ……。 ……良いだろう。今日は撤退だ。―――だが、次は[ピーーー]。
私の名は梔子 冴。カノッサ機関、No.110……覚えておけ、D.R.U.G.S組織員……。
【インカムの向こうの誰かと話している様子が、彼女からでも分かるだろう】
【短い通話、それが終わると女は苦々しい顔をしながらも彼女にそう告げる。よほど、此処で決着をつけられないのが悔しいのだろう】
【くるりと背を向けると、女は去っていく。Owl Cityのある一戦は、引き分けという結果に終わるのだった】
/ここらで〆ましょうか!
/絡みお疲れ様です! そしてありがとうございました!
- 147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 01:17:37.10 ID:Q0prHDNWo
- >>141
ああそうだ!どうも私は目の前にある物全てを滅ぼさずにはいられない質でなあ!
それが敵であれ味方であれ……そして自分であれ、壊してしまいたくてたまらないんだ狂おしく愛しくなあ!
安心しろお前を殺せば次はお前の周りにいるモノを順番に始末していってやる、平等に……だ、実に素敵だろう!
【そう例外など無い、工場を破壊せしめんとするココノエへも瓦礫は降り注ぐ】
【鋭く尖る破片を背中に受けてしかし彼女は止まらない、一歩踏み出してしまったからには走るしかない】
【坂道を転がった石が自ら止まれないように彼女が自制を解けば残るのは焼け跡だけ】
【残るのは敵味方の死体と彼女だけ】
【それが幸運か不運かなど、とうに通り過ぎていて……】
さあ、さあ、さあ!どうした早くしなければ生き埋めだ見せてみろ足掻いてみせろ!
【狂奔は崩壊の音と同一している】
【極光の砲撃はしかし既に止んでいて、ガラクタの下で足掻く彼を見ながら背を反って嗤う】
【砲身は赤熱化しているというのにそれで髪を掻きあげてきゃらきゃらと、足元の蟻を見るように】
――――――ち、邪魔が入ったか……忌々しい
本当に久しぶりに己をさらけ出せると思ったというのに……残念だよ……。
だが楽しみは後々に、というのも良いか……。
ああ、歓迎するよ来るならば来い滅ぼすつもりで来い。それならばこちらも相対しようじゃないか。
肉を捩じ切るような享楽よ、私はココノエ・クチハは待っているぞ―――――――!
【この状況に抵抗する彼に何を見出したか、頬こけた月のように唇を曲げて】
【遠ざかる背中を銃口へと突きつける、ロックオンだ……逃しはしないと言うように】
【そうしてやがてココノエの頭上の屋根に亀裂が走り】
【膨大な質量は重力に従って、堕ちる――――――――】
【巻き上がる瓦礫から彼女の姿を確認するのは難しい、或いは押しつぶされてしまったか】
【しかし、彼女の残した言葉が「嘘」である筈もなく……】
【有るとすれば、やはり「次」に――――――――】
/お疲れ様でした!
- 148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 01:27:46.70 ID:EoMf+Lweo
- >>144
うっ、アンタって……ひどい……
【わざとらしくしなを作っては手で目元を覆い隠してみせる】
【どうやら効果は覿面だったようだ。それも、お遊びである、というところまで】
【だが、遊びであると言ってしまえばそれはそこまで。言わないからこそ楽しめるというもの】
………。
【黙りこみ、思案している様子を見て、一層不安感は高まるばかり】
【だって、その日付が分からないということは。他者との関わりがそれほど希薄だということ】
【例えばこの年代の女の子が、普通の暮らしをしていれば。】
【学校の友達とか先生とか家族とか。いろいろな人と話をするだろう】
【それらが全くなくて、その分がすべて読書の時間に置き換わっていたとして】
【隣の少女は、それでもまるで不満はなさそうだけれど。】
いや、っていうか……紅茶キノコって、何?
【名前からしてオシャレ感漂う感じだけど、残念ながら初耳だ】
【どうやらこの少女に知識では敵わなさそうだ、と思いながら】
あ、やっぱり知ってる?あんまり周囲にこういうこと話せる相手がいなくってねえ
【小説を読んだら。それに限らず、何かに心を震わせたら。誰かと感想を共有したい、と思うのが自分の性分だ】
【しかし、この少女はそういうことは望まないのだろうか】
……よし。
【何かを心に決めたように、ぐ、と拳を握って。】
【勢い付けてベンチから立ち上がり、そのままくるりと身体を反転】
【結果、となりに座っていた少女を見下ろす形となって】
【ついで、目をそらしていた勿忘草色をはっきり見つめる夕空色】
【すうぅ、と息を吸い込んで】
友だちに、なってくれないかしら?
【告げる言葉は、なんとも普通の。】
- 149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 01:27:53.58 ID:T1dNCIeCo
- >>146
…ご理解、ありがとうございます
【刀を、捨てて 一礼する】
【その時、額から血が垂れたが靴底で消した】
【ホコリまみれのスーツの払いながら先ほど投げた刀を拾いに歩く】
【もう、当たり一面の剣の荒野は見る影もない】
私は富嶽会、秘書の霧崎 舞衣と申します では、今度は夕食でも
それと―――D.R.U.G.S.と呼ぶんじゃない、肥溜めにぶち込まれた気分だよ
【もう一礼し、顔を上げる】
病院にお連れしますか? 会の息のかかった医者が居りますので問題ないかと……そうですか、ご無礼しました
【直ぐ様帰っていく相手を見ながら謝罪する】
【去っていく、相手の背を見て 少し立った後】
【止めてあったセダンの方へ行って、運転席に潜り込んで車のキーを回した】
/シメですかね ではシメましょう!
/遅いレスで申し訳ありませんでした ありがとうございます!
- 150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 01:56:05.58 ID:/nNvitoR0
- >>148
【ふふ、と。まるで聞き間違いのよう、空耳のよう、幻聴のよう――微かな音色は、確かに笑い声に聞こえた】
【うっかりと零してしまったような感情は、咲く朝を待つ花の小さな蕾のよう、きっと柔らかで】
【もしも見つめたなら、そのうちに視線に気付いて表情を消してしまうのが、少しだけ、もったいないように思えて】
【日付と曜日の感覚喪失。例えばそれは、学校に行っていたならば引き起こされないものだろう】
【ならば、それを喪っている時点で彼女は学校になんて行っていないと断定できる。そして、それは間違えていない】
【学校に行ったなら、なんだかんだ人と話すことだってあるだろう。それを彼女は、目の前の少女を指して「久しぶり」だなんて】
【人との接触が明らかに足りていない。もう少し積極的に外に出るべきだし、もう少し積極的に人に関わるべきなのに】
【本人が良しとしているならばそれでいいのだろうか。苦言を呈するような両親は、どこに――?】
【――結局、黙りこくることで誤魔化そうとするのは、ひどく拙い手立てだろうか】
ああ、だいぶ昔に流行ったやつで――お茶に砂糖と乳酸菌の塊を入れてしばし放置。完成。
最近一部でまた盛り上がっているとか、居ないとか。……一種の発酵飲料だがね、私は飲んだことはないが。
【紅茶キノコ。見た目が存外グロいとか言うけれど――まあ、そこは今は関係ないだろうと斬り捨てて】
【ざっとした説明。大雑把すぎる気もするけれど、あんまり真ん中に据える話題でもないだろうから】
メジャーなものなら語り合えもするがね、マイナーなものだと困るよ。
そもそもの会話が「なにそれ?」から始まったりするのだから……別に貸してやってもいいんだがね。
常に持ち歩いているわけじゃないだろう、家に呼ぶのもかったるい。
【本の感想。言い合うのは、別に嫌いじゃない――というよりも、好いているような節はある】
【ただし。あんまり覚えていない本に対してだと先ほどのように本腰入れない態度になってしまうのだろうか】
【――相手が好きだと言っている本を適当に語るのが憚られる、なんてそんな理由からなのだけれど】
【(読み直そうかな)なんて思考は、特に変えない表情の裏側、心の中でだけ過ぎるから、分からない】
――……。
【――ぴくんと跳ねる肩はほんの少しだけ。それでも驚いたことは確かである】
【ぱちと瞬いたなら、勿忘草色が追いかけるように見上げて――】
うん?
【まるで先ほどの少女の頼みを聞いてくれたかのよう、浮かべたのは驚いた表情、再現のように】
【きつさがだいぶ軽減したなら、悪くない造形をしているとは分かるだろうか】
【白い肌を三日月の細い明かりで照らして、長い睫毛がふんわり目蓋を彩る、ぱちぱちと瞬いて】
【先ほどよりも浮かべているのはずっと長い。言葉を反芻するような間、ふっと横たわって――】
- 151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 02:29:12.48 ID:EoMf+Lweo
- >>150
【微かに、でも確かに聞こえたそれは、とても可憐でいじらしい】
【指摘すればまた恥ずかしがって、あるいは拗ねたようにそれを隠してしまう】
【けれど、それでいいのかもしれない。表情もまた、移ろいゆくものだ】
【隙を見て携帯で撮影しよう、などと密かに考えているのはまた別の話】
アンタって―――
【――親はどうしてるの、なんて。聞いてもいいものだろうか】
【普段の自分なら、どんな不躾な質問も難なくしていただろう】
【それが自分の本分だと理解しているし、それで相手を傷つけても。嫌われることになったとしても、構わないとすら思えていた】
【でも。】
【目の前で座って、此方を見上げるこの少女はどうだ】
【家に閉じこもって、他者とのふれあい自体が希薄で。】
【他人の自分から見たら、それはとても寂しいことなのに。まるで自然なことのように受け止めている】
【そんな彼女を傷つけたくないと思う自分がいて】
【ならばやはりこれは、まだ聞けないことだ】
発酵飲料、というとヤク○トみたいな奴よね
一体どんな味がするのかしらね……
【味はおろか姿形想像もついていないようだ】
【キノコというキーワードがなにやら不穏に感じさせるが、はたして現物を見てどのような反応をするのやら】
ふふ、私もそこまでマイナーなものは知らないわよ。メジャーもそこまで押さえてはいないもの
じゃあオススメを貸してよ。今度アンタの家の図書館行くから
【かったるい、という意見を黙殺。図書館なんだから行っても問題無いだろう、と言わんばかりに】
【ついでに案内させよう、という魂胆が透いて見えるようだ】
うん、だから友だちになって欲しいの。
【しっかりと少女の瞳を捉えたまま、ニッコリ笑ってみせる。】
【そして少女の表情の変化を見るやいなや、笑顔は更に深まって】
【夕空の色の瞳は、燃えるような明るさは持ち合わせていない。ただ、澄んだような朗らかさで】
私は六鹿 陽瑪(むつが ひめ)。アンタは?
- 152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga]:2013/03/10(日) 02:33:24.86 ID:iKunmxlE0
- >>145
【地図を受け取り、軽く目を通し……。】
(…………。)
……よく分かったよ、お前がとことん旅に向かないという事は。
いっそ清々しくさえもある――――
【呆れ声。表情は変わらなかったが、少年に抱いた感想は十分に伝わりそうなその響き。】
【そのまま地図を少年に返すと、青年は目的地――――最寄りの中心街に向けて歩き出す。】
【周辺の喧騒には目もくれない。ブレなく、ズレなく、一顧だにせず続く移動。】
【土地勘といったモノでなく、精密機械が条件に合うルートを選択し続ける様な、まるで無駄のない足取りだった。】
【それは、青年の特異な部分を仄めかしているのかも知れなかったが……。】
(……、…………。)
【その中途で向けた問いと返ってきた答え。】
【……少年は能力を持ってはいるが、別段大したものではない、と――――】
【青年は言葉を返さなかった。今は、自らの内側で思索を進めて、それ以上掘り進めようとはしなかった。】
【そこに手掛かりを齎したのは、Y字路に於いて少年が紡いだ言葉。】
【まるで危険の所在を知っているかの様な――――】
【……或いはサイコメトリーの類の様に、青年の知識か、この区域かの情報を読み取ったかの様な。】
【彼らは左の道へと歩みを進める。そして予定通り何事も無く、中心街の表通りに到達しただろう】
【青年は少年へと振り向いた。そして何処か愉しげな声で口を開く。】
…………争いを避けるために用いたそれが、貴様の力という事か。
次に出会う事があれば、もう少し知ってみるのも良いのだろうが……。
……今宵はこれで御別れだ、幸運な、或いは不運な少年。
今はゆっくりと眠るがいい―――― 羊が羊のままでいられるのは、長くは続かぬ時なのだから。
【そして今宵初めて、青年は、少年に対しての笑みを見せた。】
【……変わらぬ “渇き” を瞳に湛えた其れは、人ならぬ魔物を思わせる様でもあったが――――】
【其処への返答を待たずして踵を返すと、青年は闇に消えるだろう】
【この遭遇が後に何を生み出すのか、今は、誰一人として何も分からず―――― 】
【だが青年の言葉だけが、予感めいた何かを残す様でもあった】
/すみません……眠気の限界が来たのでお先に失礼します。
/あまり話を広げられず申し訳ないっ……二日間お疲れ様でしたー!
- 153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 02:49:11.59 ID:/nNvitoR0
- >>151
【さぁと、公園をひとつ風が駆け抜けていく】
【刺すような冷たさはまどろんだように蕩けて、柔らかな暖かさばかりが篭る】
【舞い上がる髪を咄嗟に押さえた小さな手――まるで描かれたようにかちりと噛みあう、ほんの刹那】
【乱された髪に不機嫌そうな色を示したなら、一気に台無しである。――素体は悪くないはずなのだけれど】
【呼びかけられたなら、不機嫌な中に不思議そうなものを篭めて、見上げるのだろう】
【少女の逡巡なんて、気付いたってその中身を探ることは出来なくて――だから、黙っているばかり】
なに?
【少しした頃合だろうか。そう問いかけるのは、少女が尋ねることをやめたことに被せるように】
【それでもなお、尋ねたくないと思うならば。適当に取り繕って流してしまえばいい、そうすれば彼女は追いかけないから】
【尋ねたなら、今までみたいに軽く答えてくれるのだろうか。それとも、表情を乱してしまうのだろうか】
【そんなのはまだ分からなくって――】
【紅茶キノコの味については、「不味くないらしいがね」なんて――】
まあ、家にあるものなら一通り読んだがね。ないものは――保障しかねるよ。
後から私書として増やしたものもいくらかあるけれど、国立国会図書館ばりの品揃えなんて無理だもの。
…………好きにすればいいさ。
【実家が図書館だと言うならば、きっとそれなりの数は読んでいるのだろう、けれど、完璧なわけがない】
【全ての本をかき集めるような場所に比べたら当然、雀の涙ほどしかないわけだし――】
【そもそも、個人経営の図書館なんて趣味の延長線上。あんまり期待するものでもないかもしれないけれど】
【「掃除はしておくから」と、少しだけ逸れた視線で紡ぐ。――何か、少しだけおかしい?】
……――、……アンネリーゼ。
【ぱちくりする瞳、言葉の意味を捉えあぐねるみたいに】
【ぴったり合わされる視線から逃げ出すみたいに、ふらりふらうろつく視線は悩むよう、少しだけ怯えるようでもあって】
【あけた間はたっぷり長く、ともすれば重たく感じるかもしれない十数秒】
【友達になってだなんて、最後に言われたのはいつだか思い出せないぐらいに昔の話――だったから】
【それでも。ぼそと紡ぐ声は微かでも、向けられた好意をようやくきちんと捉えられたなら、それは確かに肯定の意味】
- 154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 03:15:31.80 ID:EoMf+Lweo
- >>153
【走り去る風に軽く目を細めたあと、手櫛でそれを整える】
【そうしながら、絵になるんだから、髪を押さえる彼女を見る。まったく、絵になるんだから、と】
【その後の表情には目を瞑ろう。あるいはそれも彼女の個性なのだから】
ううん……、なんでもないわよ。
眼の色綺麗で羨ましいなー、って思っただけ
【やはりこれは、そうそう簡単に口にはできない】
【ならば笑って誤魔化して】
そんなにあっても困るわよ、逆に選びきれないでしょ
それに、アンタがどんな本読んでるかも興味あるしね
【今まで読んだことのない本があれば読んでみたい】
【読んだことのある本ばかりでも、この少女と感想を言い合えると思えばいいものだ】
【そして、ひとりごとのような言葉を聞いて、少しの間を取ってから】
ふふ、ありがと。楽しみにしてるわね
………。
【待つ。】
【目の前の少女の生活事情からして、多分こういうことに慣れていないことは予想の範囲内】
【だから、期待とともに待てる】
【そして】
オッケー、アンネリーゼ。これからよろしくね?
【得られた名前を溢れんばかりの笑みで呼び返し。これで、ちゃんと友達だ。】
- 155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 03:38:09.10 ID:/nNvitoR0
- >>154
【駆け抜けて消えていった風の名残、さらさらと惹かれていく砂粒たち】
【追いかけるようにほんの少し視線が撫でたなら、ほんのりと遠くを見るような目をするのだろう】
【冷たくない風は、春がすぐそこだってこれ以上ないぐらいに教えてくれる。淡く咲き誇る桜の花――目蓋の裏、空想して】
……そう、かね。
【誤魔化されたこと。気付けもしないなら、傾げた首に髪がさらりと揺れて】
【ほんの微かに開かれる口元、何か言葉を紡ごうとして――やめる】
【(キミも――だなんて、キャラではないような気がしたから)】
たいていのものは読むがね、本の形態をしているなら。
携帯小説の類は良くない、紙媒体でない書物に何の価値があるのやら。分かりかねる――……。
……ああ、キミの好きそうなものを見繕っておくよ。
【どれだけ綺麗にしたって微かに漂う埃のにおい、しばらくぶりに出した本の黴のにおい】
【雨の日のちょっとだけ湿ったようなページの感触、晴れの日のさらりとした感触】
【狭い部屋にいっぱいいっぱい詰め込んだ本の圧倒されるような感じ、抱きしめた時のずっしりする重さ】
【それこそ小さい頃から一緒だったから――どうしても、こう、こだわりがあるようで】
【理解できないと眉を顰めたのは一瞬だけ。楽しそうに笑んだなら、どんなものが好きなのか、尋ねてみるのだろう】
……――ああ、うん、……よろしく。
【夜中には明るすぎるぐらいの陽瑪の笑顔。圧倒されたように、表情が変わる】
【やっぱり慣れてない。それでも、ぎこちないながらに言葉を返したなら】
【――視線が落ちる。黙り込む。ほんの少しだけ唇を噛む。少しだけ遅れて、羞恥が追いついたらしい】
――悪い、が。そろそろ、……帰る、よ。
【結局伏せたままだった画板、立てたなら胸に抱いて。そっと立ち上がるのは陽瑪よりずっと、大人しい】
【親に怒られるというより、今恥ずかしいから今逃げ帰りますと、そんな様はやっぱり少し、おかしいけれど】
- 156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 04:01:46.54 ID:EoMf+Lweo
- >>155
【こんな三日月の夜に、春を感じさせる息吹】
【きっと今年の春も、夜の桜は満開に咲く】
【既に梅は我慢しきれず花開いているのだから。きっと、その日はすぐそこだ】
【誤魔化したことに罪悪感はない】
【きっといずれは聞けるだろうかと、未来を思って瞳を閉じるだけだ】
ああ、それは分かる。こう、紙の良さってあるわよね
【書店の――特に古本屋の、独特の匂いを思い出す】
【いろいろな人が手にとって、いろいろな思いを乗せた本が好き】
【物語という意味でも、その文章を縁取るに相応しいものであるように思うから】
【そして答える彼女の好みは、恋愛小説や青春小説】
【ファンタジー要素や推理要素が含まれているものもいいが、それだけにこだわったものも……というのは、結局どちらも好きということか】
そうね。結構話し込んじゃったし、そろそろお暇かしら。
【立ち上がって画板を抱える、そんな彼女の様子を見てくすりと笑った後、公園の出口へ向き】
私の家はあっち。それじゃあ、また会いましょうね、アンネリーゼ
【言って示すのは町外れの方向。再び名を呼ぶのはしっかり刻み付けるためか】
【軽く手を振り別れを告げてから、夜の風にショートヘアを揺らしながら、公園を立ち去っていった】
/こんな時間までありがとうございましたっ!
- 157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 04:20:02.10 ID:/nNvitoR0
- >>156
【胸に抱いた画板。ちらりと覗き見たなら、真っ白なままの原稿用紙】
【何かしらを書こうと持ち出したそれ。思い通りにならなかったのに、舌打ちする気にはなれなくて】
【――楽しいだなんて。自分の感情が少しだけおかしくて、ただ、嫌ではないと断言できた】
【恋愛モノ、青春モノ。分かったと頷いたなら、「まああんまり期待しないように」だなんて、付け足してみる】
【「何かしら気に入るものはあると思うがね――」という言葉は、ぎっしり詰めた書架全てに対する言葉だったけれど】
…………また。
【向かうのは別々の方向。それなら、同じ場に居る最後、そんな言葉を零してみせた】
【再会を願うこと。せっかく本を見繕うのだから――なんて言うのは、建前のような気もしたが、無視を決め込んで】
【――きぃと、扉を開ける軽い音。置ける限りの本を置いた狭い家、彼女の住む場所】
【軋む床板、薄ら積もる埃、遅い帰宅を咎める声なんて、響かない】
【もう一つ扉を潜りぬけて、たどり着く先もまた、本だらけの空間だ】
【暗幕で閉ざした窓、積み上げた本、ベッドが一つと――】
――ただいま、
【ベッドに腰掛けているもの。ワインレッドの毛色をした、大きな大きな熊のぬいぐるみ】
【立たせたならば、彼女とどっこいぐらいの身長だろうか。一般的なものより、ずーっと大きくて】
【抱きついたいつもの柔らかさ、瞳を閉じて――】
ローゼ、私、友達、できたよ
【紡ぐ声はいつもよりずっとずっと柔らかで、暖かで、或いは別人と疑ってしまいそうなぐらい】
恋愛の本と青春の本。明日一緒に選ぼう、ローゼ。
【――親なんてもうずっと家に居ない。外になんてほとんど出ない彼女が、久方ぶりの外出だって声を忘れない理由】
【それがこの大きすぎるぬいぐるみだと知れたなら。どれぐらいの人が妙な顔をするのだろうか――なんて】
【二人っきりの夜が今日も過ぎていく――その日のお喋りは、いつもとちょっとだけ違っていた、とか】
/おつかれさまでした!
- 158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 13:33:16.33 ID:VjEf2fdy0
- 【――――世界は、絶えず時の流れと共に移り変わっていき、今を生きる人の数だけ、物語もまた時の流れと共に紡がれていく】
【今を生きる人の数だけ紡がれる、幾百億編の物語――――】
【――――風の国 森】
……久しぶりに会ったと思ったら、随分剛毅なお土産を持ってきてくれたね……
<故郷の味を土産に持ってくるのは、珍しい事ではないだろう? 特に……君にとっては郷里の味になる……>
「だねー! 魔海産の肉って、本当久しぶり!」
【燃えるような赤い短髪に黄金色の瞳を持ち、首には緑色のスカーフを巻いた】
【長旅用の生地の厚い服の上から、胸部を覆うブレストアーマーとショルダーパッド、焦げ茶のマントを羽織り】
【腰に歩兵用の両手剣を佩いた、身長170cm前後の青年と】
【白いストレートの長髪に赤く緩やかな光を纏った瞳をしている】
【白いタンクトップの上から白いジャケットを羽織り、白いハンドグローブに白いスカートを履いた】
【肌の色白さも相まって、眩いほどに白さが際立っている、身長160cm前後の少女と】
【分厚い筋肉質の肉体を暗緑色の皮膚で覆い、赤茶けた髪をもっさりと生やしている】
【何かの獣の皮革を材料としたらしいと思しき頑丈な半ズボンに、両腰に巨大な短斧(柄の短い斧)をぶら下げた】
【素肌を晒している上半身の、その胸元に焼きごてらしきもので魔方陣の様なものを焼きいれている、身長220cm程の巨人が】
【焚き火を囲み、串に刺した肉を炙りながら、談笑している】
それで……商売再開の目途は立ったのかい?
<そうだな……夜の国に近付く事が無ければ、当面は安全だろう……それに、こう不安な世の中になれば、魔海のアイテムを頼る人間も増えてくる……>
「きな臭い話は止めようって……せっかくの御馳走なんだからさぁ!」
……それもそうだね
【パチパチと焚き火の爆ぜる音に混じって、芳しい匂いが辺りに漂い始める】
【森の中の焚き火と言うだけでも、遠目からでも目立つだろう】
【――――所変わって、水の国 路地裏】
……ダメ……まるで、まるで足りない…………
【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のどこか虚ろなオッドアイを持ち】
【白いワンピースの上から、明らかに身の丈に合っていないボロボロのコートを着込んだ、10歳くらいの少女が】
【くずおれ、身体を痙攣させている4人の暴漢を見下ろしながら、何かに苛立つ様に顔をしかめている】
【その身からは、尋常ならざる量の魔力が感じ取れるかもしれない】
……こんなんじゃ、全然足りない……!
……敵は、私の敵はどこ……どこにいるの……誰なの……!?
【虚ろな輝きの瞳をカッと見開いて、泣き出しそうな表情で空を仰ぐ少女】
【細切れになった空は、明るくも、どこか淀んでいた】
【――――どの物語も、今と言う時の中に、確かに存在している物である】
【もし変化が訪れるとしたら――――それはどの物語なのだろうか】
/15時ごろまで待ちますです
- 159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/10(日) 14:24:04.61 ID:xninfpK90
- >>158
……えらく、物騒な、独り言をしているね
【路地裏のゴミバケツの上、少女へと独りの少年の声が掛かるだろう】
【ハンチングかキャスケットのような帽子を被り、煤汚れたカッターシャツとサスペンダーをしていて】
【手には、擦り切れたブラウンのコートを持っている】
【少年は、ゴミバケツから降りると少女の方へと歩み寄る】
へぇ、能力でも使ったか
【痙攣している暴漢たち四人を見下ろしながら呟く】
【少年が魔翌力に気づくことはない】
【素質がないのだ、あるいは単に鈍感なだけだろうか】
きみは何だ、何で敵を探しているんだ?
望むなら僕がその敵を探してやろうか
なってやろうか
【少年は、痙攣している暴漢たちの懐をまさぐり身元をはぎながら】
【少女にそう告げた】
- 160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 14:36:45.45 ID:VjEf2fdy0
- >>159
……っ、誰……!?
【天を仰いでいた少女は、視線を下ろして声のする方へ向き直る】
【じろり、と、その虚ろな瞳が少年の姿を捉える】
――――聞きます。あなたは……強いんですか……?
【先ほどまでの泣きそうだった表情が一転、強張る様に引き締まっていき、そう問いかける】
【この暴漢達を叩きのめしたのも、少女の力なのだろう】
【だとしたら、普通の人間相手では少女の『敵』は務まらない】
【少年に「強いのか?」と問う少女は、恐らく――――弱い相手と戦いたくはないのだろう】
……無理に戦う気は、無いです……
その気が無いって言うなら、こっちからは何もしませんよ……!
【一応、暴漢達は命にかかわる様な負傷をしている様でもない。それは、この少女が力をセーブしたからだろう】
【無用な争いを繰り広げるつもりは無い、少なくとも、無駄に事を荒立てるつもりは無い様だ】
【互いにやる気だったから――――恐らくは、そう言う事なのだろう】
- 161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/10(日) 14:43:07.84 ID:xninfpK90
- >>160
僕に、誰と聞くとは愚問だ
野良猫に決まった名前がないように、決まった生がないように、僕にも決まった名はなく、決まった死はない
【虚ろな瞳を、少年の蒼い深海のような瞳が反射する】
【暫くの間を置いた後、少年はクッと口元を歪ませて笑う】
さあ、どうだろう
僕は不死身であるが、それが強いとは限らない
あらゆるものに成れるが、それが強いとは限らない
【両の手と手を合わせて、疑問を投げかけるように言葉を紡ぐ】
【少年の言葉は、少女の問いに答えたものではないが】
【自分は他者とは違うと言うこと、それのみは答えている】
だが、君は敵を探している
その力のはけ口か、感情の捌け口か、どちらかしらないが
そのために敵を探している、そうだろう
【その言葉はどこか、誘うような言葉だった】
【相手がやりたいと言うなら、此方からやってやろうかとでも言いたげな】
- 162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 14:56:20.74 ID:VjEf2fdy0
- >>161
…………?
何を言って…………
【煙に巻くようなその言葉に、少女の表情が訝しげに歪む】
【何か、理解しがたいもの――――それ以外に、眼前の少年を形容する言葉は思い浮かばなかった】
……………………
【始めは、食ってかかろうとした少女だったが、すぐに対応を改める】
【その謎かけの様な言葉は、恐らくまともに受け取っても仕方の無いものだ】
【少なくとも、今のこの場にはそぐわない、全くの不必要な言葉だ】
【少女にとっての重要な事実は、そんな謎かけではないのだから】
…………ダメ
【黙って少年の言葉に耳を傾けていた少女だが――――やがて沈痛な雰囲気を覗かせて、ポツリと呟く】
……多分、あなたじゃ……あなたがどれだけ強くても、私には意味が無い……から……
あなたじゃ……私は、満たされない……
【まるで心を覗きこもうとするような、そんな言葉に、少女は何か『嫌なもの』を感じたのだろう】
【瞳を覗きこまれない様に、さっと顔を逸らしながら、少女は拒否の言葉を返した】
【この少年相手に、力を振るって戦う事は不味いと、そう考えたのかもしれない】
- 163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/10(日) 15:06:22.15 ID:xninfpK90
- >>162
こういうことだよ
【笑いながら、少年が右手を口元へと近づけると人差し指と中指が繋がり刃と化した】
【そして、少年はその刃を首筋へと突き刺した】
……ッ
【痛みに暫く、顔を歪ませた後勢い良くその刃を首を切る形で首から放した】
【首筋から、ドクドクと血が勢い良くシャツを染めていく】
【だが、少年はその出血に対して焦る様子もなくニタニタと笑うだけである】
【数分、あるいは数秒でもいいだろうか】
【そうすれば気づくだろう、傷口が徐々に――それこそ一滴の水が筒を通るようにジワリジワリトであるが】
【首の傷が癒えて行ってるのが】
僕は死んでも死ぬことがない
君は違うのか、君も何か人間離れした奴じゃあないのか?
【首筋の傷をさすりながら少年は問いかける】
【最初に出会ったときの、視たときの、少女の異質な状態】
【それに興味を示したのか、少年はそう問うのだ】
僕が空っぽだと言いたいわけか、間違っちゃあいない
で、君は何を満たそうと考えているんだ
【少女の拒否の言葉に、少しがっかりしたような表情を浮かべた】
【それを隠すように、少年は帽子を深く被りなおす】
- 164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 15:19:17.28 ID:VjEf2fdy0
- >>163
――――――――ッ!?
【肉体の変質――――それを目の当たりにした時、少女の目に光が走る】
【そうした存在を、知らなかった訳ではない。むしろ、今まで何人も見てきた】
【だからこそ、より正確にその姿を知ろうとして、知らず瞳に力が籠ったのだ】
……尋常じゃない、肉体…………
……確かに、あなたは普通じゃない……
【そして、デモンストレーションで傷つけられた首筋の傷が癒えていくのを見て、少女もようやく声を出す】
【人の姿をしているが、その肉体は断じて普通の人間ではない。それが良く分かる光景だ】
【今、足元に転がっている様な、取るに足らない連中とは、明らかに一線を画した存在――――それを、確かに認識して】
…………自分の、存在意義…………
【何を満たしたいのか、その問いに、少女は端的にポツリと言葉を返す】
【ひどく端的な一言である。同時に、ひどく的確な言葉でもあるのだが】
【しかし――――その一言だけでは、少女の何を以って『存在意義』と見做すのか、それが分かりにくいだろう】
……あなた、多分…………私と同じ…………虚ろ…………
だから、あなたと戦ったら……多分、強いんだとは思う…………でも、それじゃ満たされない…………
それどころか…………私まで、その虚ろに、食われる…………!
【それは、少女の直感だった】
【――――その身から迸る魔力を感知できないなら、まして外見からは到底理解できないだろうが、この少女、多くの死地を潜り抜けてきた】
【しかし、今は己の存在意義を見失い、それを取り戻そうとしているのだ】
【その中にあって、少女は多くのものを見て、そして触れて、ともすればその多くと戦ってきた】
【そんな生き方をしてきた、少女の経験則が、この少年との戦いは、勝敗とは別のところで『危険』だと、直感したのだ】
【空っぽの者同士、ぶつかりあおうとも――――そこからは、何も生まれないと】
- 165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/10(日) 15:32:30.92 ID:xninfpK90
- >>164
自分の存在意義、それを探してどうとなる
世の中には意味もなく、存在しているのもあるんだ
丁度こいつらみたいに
【足元を見ながら、その意味のないものを目で示す】
【視線の先は、ちょうど転がっている人間共だ】
【刃だった自分の血を戻す】
【指にはまだ、先ほど自分で切り裂いた首の肉の引っかかったのがちょっぴりと血がついていて】
【それを舌先でチロリと舐めた】
僕は傀儡だ
空っぽだ、僕は空っぽゆえに傀儡でだからこそ僕は『傀儡子(マスター)』を捜さなきゃあならない
僕に生きる意味と理由を与え、僕を操ってくれる人をだ
【少女とは真逆な答えを少年は述べる】
【自分の存在意義を考えず、目と耳を塞ぎ、他者に拠る生を】
【独りよがりで、酷く他力本願な答えだ】
【少女の強い意志とは逆の、道化のような答えだった】
いいじゃあないか、虚ろで
何も考えず、何も感じず、何もしない
楽でいいじゃないか
【少女の直感は、至極全うなものだ】
【少女が取り戻そうとしているものを、少年は探そうとも取り戻そうとすらしていない】
【只の放棄である、逃避である】
【――そんな空っぽな存在なのだ】
だのになぜ、君はそんなものを探そうとする
- 166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 15:48:23.14 ID:VjEf2fdy0
- >>165
…………存在意義も無く、生きてたってしょうがない…………!
【当てつけの様に蹴りつけられる足元の暴漢達を同じく見下ろしながら、少女はハッキリと反論する】
【それは、自己の認識の問題に過ぎない。しかし、だからこそ少女にとっては『自分がそう考える事』が重要だ】
【――――だが、少女の口にするそれは、人間普遍の抱く、アイデンティティの不在に悩むそれとは、趣を異にしていた】
……やっぱり……あなたとじゃ、私は満たされない……!
……『反応』って言うのは、違うモノ同士の間で、起こる……!
あなたと戦っても、私には、何の得にもならない…………本当に、無意味……!
【違うモノ同士で、ぶつかってこそ――――少女の言葉を素直に受け取れば、少女は少年を自分に近しいものと捉えている様だ】
【空っぽで、何かを求めて――――少女と少年は、志向するところが非常に似通っている】
【違うものと言えば、自己実現を目指そうとする少女と、それを放棄する少年と言うくらいのもの】
【その、たった1つの差異故に、少女は少年と関わる事を『危険』と判断したのだろう】
……今のあなた、どんなに凄い力を持ってても……こいつら以下の存在ですよ……!
『意味が無い』以上に……『意味を捨ててる』んだから……!
【少女の言葉は、少年を突き放す】
【思考停止を標榜する少年の姿は、自分の意味を探す少女にはひどく下賤な存在に見えた】
【そう――――足元に転がり、未だ苦痛に呻いて立ち上がる事すらできない、ただの悪漢以下の存在にさえ、見えるのだ】
【少なくとも、この面々でさえも、独りよがりな自己完結で、己自身を片づけたりはしないだろう】
……傀儡でいたいなら、今すぐに機関にでも飛び込めばいいじゃないですか……
力だけで、あなたは喜んで手繰られるんじゃないですか……?
【ある種の皮肉のつもりなのだろう。少女は少年に『機関の操り人形になれ』と口にする】
【考える事すらなく、自らの理由も求めないと言うのなら、その身に秘めた力だけでも、機関は歓迎するだろう】
【そうすれば、少年の求めるものはすぐにでも手に入るだろうと、少女は水を向けてみる】
- 167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/10(日) 16:03:49.34 ID:xninfpK90
- >>166
あははは……、今更生に意味を見出して何になるって言うのさ
世の中の奴らを見てみろ、ドイツもこいつも意味も知らずに働いて、寿命を浪費している
それと変わらないじゃないか
【乾いた笑い声を上げながら、少年はまた問いを投げかける】
【自分からきちんとした答えは出さず、相手を質問攻めにする】
【その意図は、おそらく相手を言い負かせるため――揚げ足を取って黙らせようとする卑劣な方法だ】
そうだよ、僕と君が戦っても無駄だ無駄
だがそういって、君はいつになったら満たされると言うんだ
所詮世の中無意味で溢れた存在なんだよ
物事に意味を見出そうとするな、そもそも世界に意味はないんだからさ
【少女が満たそうとする何か、それすらも少年は無意味だと切り捨てる】
【おそらく、少年と少女は似ていて――そして、それゆえに交わらないだろう】
【黒と白ほど、ハッキリと違うわけでなくとも灰色にも白に近い色と黒に近い色とがあるように】
【その狭間の部分で相いる事のないところ】
何も、生み拾うのが生じゃない
捨てることも必要なんだよ、この世界には
ハッキリとした真実があっても目を塞ぎ虚偽で廻る社会のように
【ガキの理屈だ】
【少年の言葉は、社会を知った風にしか語らない子供の理屈でしかない】
【それが、存在意義すら捨ててもいいという理由にはならないと言うのを分かっていない】
機関じゃあだめだ
どこもかしこも意味を見出そうとする機関じゃあだめだ
そんな下らない機関じゃあ、僕は何も考えることは出来ない
どこで染められるか分からない
僕が求めているのは、僕の探す『天国』は全てが等しく最悪で今日しか考えない世界だ
僕はそんな世界を求める人間を、傀儡子を求めているんだ
【只の我侭に他ならない】
【自分では、操り人形でありたいと言うのにその操り師に対して注文をつけている】
【何も考えないでいたい、けれど自分の求めるもの意外は嫌だ。そんな我侭だ】
- 168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 16:23:50.14 ID:VjEf2fdy0
- >>167
……そう思いたいなら、あなたが勝手にそう思ってれば良い……!
『死なない』あなたに、命の意味なんて永遠に理解できないものでしかないんだから……!
【相変わらず、冷たい言葉で突き放す少女だが、その瞳には微かな怒りが感じられる】
【前提が違うのだ――――少年の口にする『不死』が、事実なのかは分からないが、少なくともそれを前提にするのであれば】
【そもそも生死の概念の無い少年に、理解など出来ようはずもないと】
【――――この時、少女は死に分かれた自分の『父』を思い出していたのかもしれない】
それを決めるのは、あなたみたいな蒙昧な存在じゃない……!
受け止める事すらできないあなたに、世界が意味を与えるはずもないから……!
【仮のたとえ話だが――――質量がある者同士なら、ぶつかる事が出来る。だが、片方に質量があって、片方に質量が無ければどうだろうか?】
【そこにあるのは、通過と言う絶対的な結果。そして、互いに互いを感じないと言う、相対的な感覚】
【少年が世界を無意味と断じるのは、自分自身がそうだからでしかないと、少女はその主張を撥ねつける】
……じゃあ、そうやって思考停止して、自分の世界に閉じこもっていれば良いじゃないですか……!
世界はあなたに、構いやしないから……!
【ふつふつと、少女の中の怒りが湧き立って来る――――かつての敵の姿が、少年に重なって見えたのだ】
【だからこそ――――自らの身勝手で、世界の『命』を駆逐しようとした敵の姿を思い出したからこそ】
【世界は、そんな少年に構いはしないと、少女は口にする】
【――――それでも、少年の方から世界を侵すと言うのなら、それは捨て置けない話になってくるのだろう】
――――傀儡が、求める事など許されると思うな、愚図……!
お前は人形ですらない、ただの馬鹿だ…………! 痴れ者の分際で、それ以上分かった様な口をきくな……!
【――――傀儡である事を標榜しながら、少年は『自らの理想』を口にする。その矛盾に、少女も気づいたのだろう】
【それまでの、力が籠りつつも年相応な口調をかなぐり捨てて、怒りの言葉を吐きつける】
【矛盾と自分勝手――――2つを同時に抱えて、更にそれを他者へと強要する――――例え少女でなくても、そこに怒りを感じる人間は多いのだろう】
【少女は、少年から視線を外すと、足元で呻いている暴漢を抱き起そうとする。事更に無視を決め込もうと言うのだろう】
【同時に、この暴漢達を放置しておけば、この少年の様な『どうしようもない存在』に、脅かされかねないと踏んだのかもしれない】
- 169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/10(日) 16:46:28.56 ID:xninfpK90
- >>168
あぁ、分からないよ死に切れないからね
なら命に限りがあればそれに答えは出るのか?なあ、そんな単純モノなのか命ってのは
ならなんで皆惰性の様にずるずると生きていられるんだ
【その表情は先程までの、へらへらとした物でも虚ろなものでもない】
【羨望のような、そんな表情だ】
【そして、どこかそれは意地の悪いような子供のような】
あぁ、曖昧だよ僕は酷く曖昧だ
人と獣の領域すら曖昧なところに漂う曖昧な存在だ
けれど、この世に曖昧でない人間なんかどこにいると言える?
【結局、一般的な大衆は自分と変わらないとそう間接的に答える】
【曖昧なのは自分だけじゃ無い、世界を無意味と思っているのは自分だけじゃあない】
【どんな人間も皮一つ剥がせば、自分と同じだとそう少年は主張する】
君がそうやって怒り、僕を否定するのはそうしないと君が立ってられないからだ!!
自分が空っぽだから……、同じように空っぽな僕を見てそれを否定しないと自分は空っぽだと心の底でもそう思うから
僕を否定するしかないんだろう
でなければ、敵はどこだとかも言わないだろうさ
存在意義を見つけたいと言っておきながら、お前もまた与えられるのを望んでいるんだ!
結局、お前も僕と同じだ。役割を与えてほしいのだろう?敵を示してほしいのだろう!?
【少女の怒りの言葉に対して、少年もまた自分の感情が浮き出始める】
【鍍金が剥がれる――その言葉がまさしく適当な状況だ】
【少女の言葉は至極全うで、だから少年は悪あがきのような――答えにも何でもない開き直りやヤケクソに近い言葉を吐くしかない】
【それこそ荒唐無稽な言葉を】
僕は痴れ物でもなんでもない
今文明人を気取っている奴らも一皮剥がせば皆同じ傀儡を望む
いや、既に望んでいる
僕は他の奴らの一歩先を行っているに過ぎない……!!
- 170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 17:01:32.27 ID:JIiBhibTo
- 【昼間の公園。日曜日ということも有って家族連れが遊具で遊んでいる中、その男はいた】
【遊具のあるエリアからちょっと離れた広場のエリア。その端にあるベンチに寝転んだ男は、真っ青の空を見上げていた】
――――あーあ、なんだかなぁ……。
【頭には大きな紫色の三角帽子。体には紫の下地で縁に金色の刺繍が施されたローブ、そして手に握られた木製の杖】
【まるで御伽噺に出てくるような魔法使いスタイルの男――ただし、ローブの下は現代風のカジュアルな服装だが――だ】
【ぼんやりと見つめる先には、ふわふわと浮かぶ雲と青だけ。男は静かに目を閉じる】
【―――最近カノッサ機関ハンターを名乗りだした割には、機関員に会ってない。自分はそんなでハンターなんて名乗っていいのだろうか】
【しかも一回会った相手に勝ったとはいえ、まだまだ強い相手もいるだろう。自分はそんな強敵たちに勝てるのだろうか】
――――っあぁっ! 面倒なことばっかだなコンチクショーがっ!
【やがて考えるのも面倒になったのか、がばっと起き上がると誰も居ない広場に目を向け、自分の真下にある小石に目をつけた】
【手首に掛けた5色のブレスレット。そのうち緑が光り、また消える――――男の魔法発動の合図でもあった】
「 S 2 A c c e l W i n d 」…… お ら ぁ っ ! !
【無風だった公園内に何処からか風が舞い込んで……男の足に風が集中し、まとわりつく】
【緑の色を纏った風は、男がその小石を蹴った瞬間小石に移行し――――追い風を受けた石はかなりのスピードで発射される!】
【……とは言うもののいつもより遠くに飛んでいくだけである。しかも足元が狂ったのかそれは入り口の方面へと……あ、誰かに当たる……】
- 171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 17:11:58.35 ID:VjEf2fdy0
- >>169
お前が『そうであるもの』だと思ってる限り、思いたがってる限り、答えなんてない……!
お前は結局、自分のかくあるべき結論を押し付けているだけだから……!
【それこそ、少女の求める様な、自己の存在意義――――アイデンティティである】
【その答えは、人によって千差万別であり、簡単に見つかるものではない】
【だからこそ、それを見つける事無く、惰性に甘んじて生きていく人間も多い】
【だが――――そんな大衆でさえも「始めからあり得ないもの」だと決めつけはしないだろう】
【それをしている時点で、少年にはそれを問う資格など無いと、少女は断じる】
同じだと思うな……ッ!
お前は単に開き直ってるだけだ! 胡坐をかいて、勝手に他人を同族嫌悪してあざ笑ってるだけだ!
そんなふざけた事を、誰も彼もがやる事じゃない……!
【――――昔を思い出す。かつて、正義の旗印を掲げて戦っていた時の事を】
【もう、その旗印は潰えた。自分の居場所すらなくなって、それはただの歴史になったと思っていた】
【だが――――少年に対して感じる怒りは、そんな過去の己を思い出させる。こうやって、悪徳に怒りを感じる自分の心の動きに、戸惑いを覚える】
【それでも、勝手な力を振り回して、勝手に世界を卑下する少年への怒りは、留まらない。自分に疑問を、差し挟む余地を与えない】
――――――――だからどうした?
【少年の、徐々に本性を表す言葉に、少女は冷えた一言を叩き返す】
【抱き起した男たちに、目だけで「失せろ」と命じて、立ち去らせて】
お前の言った事が事実だとしても、支離滅裂なお前の存在の肯定になんて、毛の頭ほどにも役立たないよ……!
思考停止こそ、楽で利口で、何も感じないんでしょ!?
それがなんだ……世界が全て最悪である事が望みだとか、お前は自分で自分が人形である事をすら、かなぐり捨ててるじゃないか!!
――――私がどうだろうと、お前が腐れた魂の奇形児だって事は、変わり様がない事実だ……!
そうやって永遠に、無いものを探し続けてれば良い……超越者気取りの白痴が……!!
【少年の言葉には、どう吟じても解決する事の出来ない、絶対的な矛盾が含まれている】
【そうである以上、その言葉の正しさなど、始めから問題にならないのだ。既に、言葉を放つ存在そのものが『過ち』なのだから】
【だからこそ、少女は自分が少年と本当に同じ存在なのか、それをも問題にしなかった】
【既に少年は、『攻撃の形を借りた自己弁護』を口にしてしまっている。なら、他者を攻撃する事でしか、自分を維持できないのは、むしろ少年の方なのだ】
【怒りが心を熱くさせている少女は、もう自分の否定される事に、痛みを感じる事も無かった】
【「論破されるにも理性は必要」――――今の少女には、その理性が働いていなかったのだろう】
【そのまま、自分が叩きのめした暴漢を介抱すると、少女は少年に背を向けて歩きだす】
【何らかの形でそれを止めなければ、もう少女は顧みる事もしないだろう】
- 172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/10(日) 17:42:11.43 ID:xninfpK90
- >>171
……ッ
【少年は何も返せない。返せるわけも無い】
【少年の上面だけの正論と違って、意思のあるその言論は千の空虚な正論にも勝る億万の意思ある言葉だ】
【たとえ其処に意見をしようとしても、何も無い少年がそれを覆せる言葉など持てるわけが無い】
……ッグ
【もう少年は何も出来ない】
【ただ少女の言葉を、唇をかみ締めて聴くことしか出来ぬ子供と化す】
【大人に叱られ、怒ろうともその自分勝手な怒りも振るえない子供にしかなれない】
ふ、ふふふ……ははは
アハハハハハ……!!
確かに僕は魂の奇形児かもしれない、無知無能な超越者気取りの白痴かもしれない
矛盾の塊でしかない虫けらかもしれない
だが、それが僕だけと証明できる証は無い……!!
ドイツもこいつも理性があれば、思いとどまる、無ければどうなるかなど分からないと言うことを示されたことは無い……!
人は見たいように物を見て、聞きたいように聞いて、やりたいようにやる……!!
そこに意味を考える奴などいない……!!
【少女に突きつけられる意思ある言葉を、静かに聴いた後】
【気がふれたように乾いた笑い声を上げながら、ヨタヨタと後ろへと下がって壁へと持たれかかる】
【そして、最後の悪あがきのような。ある種悲痛な叫びのような言葉を紡ぐ】
【少女にいくら非難されようと、まるで自分は間違ってはいないのだと言いたげに】
【ぐにゃり、と少年の身体がまるで背骨を抜かれたように力なく倒れた】
【しばらくして、それはこねくり回される粘土のようにうねうねと蠢いて烏へと変わる】
君の言葉、認めよう
僕が魂の奇形児で、白痴で、人形すらかなぐり捨てた存在だと言うこと
無知無能な癖に超越者を気取っていたこと……全て認めよう
【カラスは鈍く光るその金色の瞳で少女を見つめ、嘴の奥から少年の少し高い声を発すと翼を広げて二歩、三歩ほど下がった】
【そして、自分の負けと少女の言葉全てを認める】
だが、世界が無意味であり、人類全てが僕と変わらないこと
皆、結局傀儡を望みながら、意思を求めようとしていること、特別でありたいと思っていること
これだけは正しいと言い張ろう
【少年の深海のような蒼い瞳と変わらぬ色のその翼を羽ばたかせて、烏はゆっくりと紡ぐ】
【自分の主張していること、それだけは絶対に正しいと】
今回は僕の負けと認めよう
この無様な姿を晒しているのも認めよう
だが、いつか僕の主張は間違いではないと言うことを知らしめよう
僕自身がじゃあない、この世界がだ
そのときに、屈辱的な想いを感ずるのは君だ
【捨て去るようにそう告げると、烏は空へと飛んでゆく】
【矛盾の塊、無知無能な白痴の超越者気取り、我侭を望む傀儡】
【そいつは子供のように捨て台詞を吐いて、夕焼けの空へと消えて行った】
/こんな感じで締めですかね?
/お疲れ様でした
- 173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/10(日) 18:00:29.46 ID:VjEf2fdy0
- >>172
…………
【立ち去ろうとしたその背中に、少年の狂笑が聞こえてくる】
【少女はそこで立ち止まり、振り返る事無いまま少年の言葉に耳を傾ける】
…………
【やがて、背後で何かが変化を起こし、少年だったカラスが飛び去っていくのを認めると、少女は再び歩を進める】
【いくらか、過熱した心の怒りは引いたが、それでもまだ、その小さな身体には燻ぶるものが残っている】
…………結局、あいつと同じだ…………あの子は……!
自分勝手な見方を、世界に押し付けて、それで何もかもを壊そうとしてる…………!
……ただの人間じゃない分、ただの人間よりもずっと性質が悪い……!
【過ごしてきた過去の故に、倒してきた敵の故に。少女の怒りは中々収まらなかった】
【――――死をも覚悟した、かつての死闘を思い出しながら、少女は怒りに歯を食いしばる】
……どうしよう…………結局、正義とか善とか…………そう言うモノの為に戦うのが、一番なのかな…………!?
……そう言う事を、許せないって思うのは……やっぱり私が、そういう心を持ってるから……!?
【最初の、何かを求めて泣き出しそうな姿を見せていた、あの弱々しさはもう消え去っていた】
【そこにあるのは、過去の自分を見据えてこれからを考える、1人の戦士の姿である】
【――――失われて、もう取り戻せない過去を、引きずるような真似はしたくなかったのだが――――】
…………それで、世界が安定して、私の居場所が無くなっても…………その時は、それで良い…………!
その時は、私が自分の意志で決める…………今度こそ…………それだけ…………!
【――――少女が、己を貫徹しながら、失った存在意義を探していたのは、理由がある】
【――――少女が、人間ではなく、兵器としてこの世に生まれた存在だったからだ】
【兵器――――つまりは「戦う事のみが存在意義」な、そんな己を肯定するために】
【人として生きながらも、己の生まれを尊重して、戦いの中に己を見出そうとしていた】
【だが、少年との邂逅で、少女は自分に、決してただの兵器には徹し切れない心がある事を悟る】
【人間であり、同時に兵器でもある――――その二面性に、少女は真っ向から向き合う】
【せめて、あの少年の様にはならず、己に正直であろう。そしてそれを貫徹しようと――――】
【仲間を失い、父を失い、主をも失った従属物は、自分の意志と自分の足で、闇の中へと消えていく】
/乙でしたー!
- 174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 18:45:54.98 ID:qmTO/JlAo
- 【UNITEDTRIGGER――店内】
「……さて、優勝・準優勝祝いはどこに置いてやるとすっか」
「まァー、腐ると悪ィし冷凍庫か冷蔵庫だな」
【店の奥の方の席に態度悪く座る一人の人間が居た】
【それはぱっと見三白眼の強面で、約190cmで細いが引き締まった体型で30代後半の男だ】
【一重かつ褐色虹彩で、髪型は整っていないリーゼントもどき、姿勢はやや猫背気味】
【やや派手目の金色模様がある黒いコートに、エメラルドグリーンで波のような模様のあるシャツ、紺色のジーパン、白い靴下】
【改造されたベルトにより左腰に差された木刀、左手首には腕輪のように鈴が身につけられている】
「……持っていく前に休憩だ」
【右手には箸が持たれていて、手前の机に置かれた刺身を食べていて】
【左手で麦茶の入ったカップを持っていて、それを時々飲んでいた】
【その脚元に置かれているのは、とても大きなクーラーボックス――宅急便(魚屋より)のシールが貼られたそれと】
【丁寧に包装されていて、「ソイルベイビィ研究所より」と書かれた段ボール箱】 【それぞれ一箱ずつだ】
- 175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/10(日) 18:51:24.22 ID:9oW3X08lo
- 【街中】
「最後にこのペンダントですが、どうやら"旧遺物"のようですね!」
マジッスか!?
【などというやり取りがあってからかれこれ数日が経過し】
【無事換金が終了した事で、突然手元に転がり込んできたあまりの大金と、予想だにしない宝物の重さに】
【ふら、ふら、と足取りがおぼつかない様子で街を歩く者の姿がある】
【灰の髪がはみ出る頭のタオルは今まさに仕事から帰ってきたかのように薄汚れており、その下に雄々しく、鋭さを感じさせる目が覗きこむ】
【首には、竜の牙の入った四角く削り取られたルビーのネックレスに、腕には紅白のリストバンドを巻いていた】
【鍛え抜かれた上半身を包む、白かったのが同じく泥で汚れたタンクトップの上に、背中に『不退転』と描かれた赤色の真新しいジャンパーを着て】
【膝が白く色あせた青のジーンズ、そして便所サンダルという奇妙なガテン系スタイル、そんな外見の青年だった】
"旧遺物"……"聖遺物"とどう違うのか学のねえ俺にはさっぱりッスけど……トンでもねえ物を手に入れてしまったッス……
いやはや、あの換金屋ですら引き取ってもらえなかったし……どんだけスゲェ宝物なんだよ……
まあ無事おふくろの故郷に、姉貴にばれないうちに戦利品の半分を持っていくことも出来たし、当分は飯の心配はしねえでいいし
じゃあ後は……荒れ狂う戦いの最前線に堂々と戦線復帰をするだけッスねえ!
【しゃあ!と握り拳を空に掲げて気合を入れた青年は】
【ちょっとウキウキした足取りでまた街中を歩き始めた……はた目からは結構浮いて見える光景だ】
- 176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:19:51.12 ID:KYgdvnPYo
- 【路地裏――街の中心部から離れた奥深く】
【大よそ治安が良いとは言えないそこは浮浪者の根城や荒くれ者の溜まり場となっていて】
【今宵も誰かの悲鳴がこだまし血の匂いに溢れていた】
――めェ、ヒャヒャッ……美味ェ…
【真新しい大きく開いた腹部の傷口からその生々しい中身を覗かせた女性の死体が一つ、地面に転がっている】
【そしてそんな猟奇的死体を前にソフトモヒカンの男が地面に座り込んで、あろうことか――その亡骸を貪り食っていた】
【男は着込んだ作業着に血が付着することも厭わず死体から肉、臓器、果ては骨までもを取り出して口に運んでいく】
- 177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:32:12.37 ID:xpf6vRzno
- 【水の国大通り】
…相変わらずここは人が多いなァオイ
しばらしくしないうちに体がなまっちまったぜ。
【ふらりふらりと、覚束無い足取りで歩くグレーのスウェット姿のねーちゃん】
【じゃり、じゃりと耳障りな音を立てて、派手な健康サンダルを擦って歩いている】
【濃いオレンジの長髪には鮮やかな毒花が挿され、身を包むグレーと相反して覚めるような色彩を持っていた】
- 178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/10(日) 19:47:31.14 ID:8HOduvVno
- >>175
――あ、もしかして……
【うれしそうに歩く青年の姿を、ある人影が見つめていた】
【少し癖のついた、炎のような澄んだ緋色のショートカット、ガーネット色に輝く瞳】
【薄灰色の丈の大きいやや薄手のトレンチコートを羽織り、黒い長ズボンを穿いている】
【首には竜をかたどったペンダントを提げていて、額に傷があるのか包帯を巻いている】
【背中には、魔翌力を帯びた「竜の翼」と思われるものが生えている】
【そんな格好をした、14、5歳程に見える少年だ】
えーと、久しぶり。覚えてるかな?
【追いつくのなら、青年の背後から小走りに近づき、声をかけるだろう】
【この少年は以前、青年から金を借りて服を買ったのだが、覚えているだろうか】
/まだいますかな?
- 179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:48:25.61 ID:Q0prHDNWo
- >>174
…………………
【彼が夕飯に舌鼓をうっている頃にその店へと近づく人影があった】
【それは扉の前で足音を止めて、数秒何もしないままで佇んできっとその気配も分かるだろう】
【或いは彼からしてみればその人物が店の中を伺っているのではなんて疑念を浮かばせるには十分で】
【その実佇む彼女はただただ入店するのを躊躇いつつ緊張しつつ】
【つまりはただ扉を叩く事を悩んでいるに過ぎない、かの女はひと目の無い所では優柔不断なのだった】
(報告すべきか否か……でももしアイツがいなかったら何しにきたのって感じだしなあ)
(それに居たとしても知らないヤツだったら気まずいし、最悪この性格でしょ?……印象悪くなりそうよね)
【紫紺のなめらかな布地で出来たフードローブをゆらりゆらりと泳がせて】
【少女としてのあどけなさが僅かに残った顔を曇らせる、ドアノブへと指を伸ばしたり引っ込めたり】
【考えばかりが先に進んで行動が何時まで経っても伴わない、そんな自分に嫌気が差しつつも踏み込めなくもあるもので】
(でもでもここまで来ちゃったし?尻尾を巻いて逃げるっていうのも……あーもう……どうしよ)
【黒髪をわしゃわしゃ掻きあげてみても状況が変わるでもなし】
【悶えて身体を揺らせば所持している大きな魔術杖もやはり揺れて、扉に「ゴン!」と音を立ててぶつかる】
わっ!ひゃい……っ!…………
【自分で決断して扉を叩くならばまだしも偶然の産物であるそれに心の準備などなくて】
【年頃に似合う驚きの声をあげてアワアワと右に左に視線を動かす、逃げるべきか立ち向かうべきか】
【そもそも戦場でもないのだから気にする問題でもないのは至極当たり前の事である】
【ともかくとしてだ、扉を叩いた音にいよいよ彼は気がつくだろう】
【警戒するもよし単純に客人を迎えるもよし、扉を開ければそこにいるのは160cmくらいの女性】
【出会ったなら慌てつつも取り繕って「こ、こんばんは」と引きつった顔で挨拶をするかもしれない】
- 180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 19:51:35.95 ID:4DeBBrugo
- 【櫻の国――南西部、海沿いの廃寺】
【祀る仏も死に絶えたような吹き曝しの伽藍は、潮風の腐食を受けて見るも無残に建物の体を失いかける】
【嘗ては楼閣の様式であっただろう建築に往時の美麗さも荘厳さも一片も残されてはおらず、腐ったような香しか無い】
【近隣の集落も廃村となっており、檀家も無いような寺が存続し得る理由などあるはずもなく、残された人間はいない筈であった】
【……経文を読む、声がする】
【ボロボロの障子で辛うじて囲われているような一室、腐り抜けた畳の上に、黒服姿が5人ばかり横並びに座っていて】
【光の加減のせいか、全員の姿が真っ黒に塗りつぶされたようで顔を確認することが出来ない上に】
【時折奇妙なことにその影は左右にゆうらり揺らいだり、ジジ、と一瞬ブレたりとまるで生気のない様子だった】
【また、崖の上に建立されたその寺の裏庭に当たる場所では】
【紅茶色の長い髪を潮風に揺らす黒衣の長躯が、海を一望する其処に佇んでいる】
【手には枯れた植物で編まれた輪を携え、もう片手には魔石の散りばめられた西洋風の拵えの和刀】
【その足許には妙な黒い澱みが渦を巻いて、何か腕のような形を成したり、脚のような形を成したりしていた】
【そう広い寺院でもない。敷地に入ってすぐの本堂か、経文の聞こえる奥座敷か、裏に回った断崖か】
【立ち入ってみるとすればこの三箇所の内どれかになるだろうが――果たして、現れる者などいるのだろうか】
- 181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:57:50.96 ID:JIiBhibTo
- />>170再募集ですー
- 182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 20:05:01.57 ID:qmTO/JlAo
- >>179
「……ったく、俺も調子乗って獲り過ぎたぜ」
「しかも、変装して台車に乗せて……って周りくでェ事した挙句、誰も居ねェっつーオチ」
「まァー、周りの奴らも居たし良いかァ」
【ぶつくさと独り言を発しながら、ひとときの休憩の時間と刺身を味わっていた彼】
【――ふと、何かの気配を感じて扉の前に目を移すが】
【入ってくる様子もなく、疑問符を浮かべながら、少々警戒しながら、――刺身に戻り】
「……いいからさっさと入って来い」
【中々入ってこない彼女がじれったいのだろう、そう低いが外まで聞こえる声をぶっきらぼうな口調で出して】
【しかし出迎える者は"人間"などではなかった】
『チィーッス』
【ガチャリと扉を開けたのは――額に竜のような鰭を1つ持った鱸の頭に、海水を主としたゲル状の物で出来た人の様な姿を持つモノ】
【手の甲や背には魚の背鰭が、踵上部には魚の鰭が、尻には魚の尾があり】
【頭部や尾、鰭の断面は虚空の様に見え、ゲル状の物がそこから出ていて――生えていると言った方が適切か】
『中々入ッテ来ナイカラ、相棒ガ待チ切レナクナッタミタイダゾ――マァ、入リナ』
【明らかに人ではないその存在、――口調はやたらとチャラい】
- 183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/10(日) 20:16:37.15 ID:9oW3X08lo
- >>178
【ぴたり、と足を止めて背後から聞こえた声に気が付く】
【振り返ってみると以前に見覚えのある顔、確かに以前どこかで合ったはずの人物だ】
【思い返す事三秒、しばらく考えた後に】
―――おう!このジャンパー買った時のガキじゃねえか!よく覚えてるぜ
声をかけて来たって事はこの間貸した金そろそろ返せるって事か?よーし返せ!すぐ返せ!
もう気が付いたら春始まっちまうじゃねえッスか!
つか、あれから少々立つが、もう流石にアルバイトもやってるよな、お前?
【服屋で金を建て替えたあの半竜だと気が付いたと同時、即座に手を差し出す】
【この涼宮 善太郎という青年、金の貸し借りには結構うるさいタイプのようだ】
【金額の問題ではなく、誰かに貸し借りがあるのを清算せずにはいられない性分であるようだ】
/失礼、メシ食ってました
- 184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 20:16:41.66 ID:Q0prHDNWo
- >>182
――――――――
【声が出ない、というかどう反応していいのやら……なんだろうこのナマモノは】
【いやそもそも生き物という範疇に入れて良いモノなのか】
【空きっ腹に冷たものでも飲んでしまったような感覚で扉を開けたソレをじっと呆然と見つめる】
え……あ、……はい……
【唐突な未知との遭遇にやはり彼女の言葉は辿々しい】
【挙動はどこか怯え混じりでさえあって、仮にその姿を彼女の知人が見たならば一笑に付すだろう】
【ブーツを鳴らして店に入って、無論視界の端にその魚人?を入れておくのは警戒の為】
【不思議生物を不思議生物としてありのまま受け入れる準備は精神的にもまだ出来ていなかった】
あー……えっと、あのガンマンは……セリーナいる?
【見慣れない物だらけの店内、慣れない環境で彼女が求める物といえば「普通」と呼ばれるもの】
【即ち現実に存在する人間でそれは知人であるほど心強い、いなかったら結構辛い】
【男の背中に向けてそんな一縷の望みを託して小さめの声で問うのだった】
- 185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 20:27:25.86 ID:KYgdvnPYo
- 【路地裏――街の中心部から離れた奥深く】
【大よそ治安が良いとは言えないそこは浮浪者の根城や荒くれ者の溜まり場となっていて】
【今宵も誰かの悲鳴がこだまし血の匂いに溢れていた】
――めェ、ヒャヒャッ……美味ェ…
【真新しい大きく開いた腹部の傷口からその生々しい中身を覗かせた女性の死体が一つ、地面に転がっている】
【そしてそんな猟奇的死体を前にソフトモヒカンの男が地面に座り込んで、あろうことか――その亡骸を貪り食っていた】
【男は着込んだ作業着に血が付着することも厭わず死体から肉、臓器、果ては骨までもを取り出して口に運んでいく】
- 186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 20:30:06.29 ID:qmTO/JlAo
- >>184
「……そいつは無害だ、――つーか俺の能力だ、安心しな」
『疲レテ立ツノガ面倒ダカラト……』 「はい、そこまで」
【遠くからでも、彼女が呆然とその扉を開けた存在を見つめていたのがわかったのだろうか】
【しかし、彼の目線はどう見ても"刺身"だったのだが――】
【そして、その存在は、――なんと"地面"へ穴も開けずに"潜って"いった】
「セリーナ?」 「……ああ、あいつか」
「そォーだなァー――残念だが、まだ帰ってきてねェーんじゃあねェーか?」
「少なくとも俺が来た時から、この店には誰も居なかったからな」
【そちらに軽く目線を向けながら――態度と相まって少々怖い雰囲気を出しながらそう言って】
【流石に食べ物を口に入れたまま話すような真似はしないようだが――】
【喋り終われば、再び"刺身"を食べ始める】
『其内帰ッテ来ルダロ、取リ敢エズ此ノ刺身デモ食エ、箸ヤ皿ハ其ノ辺ニ有ル』
【――先程の謎の存在、彼の能力が彼の隣へ地面から現われると、そう告げて】
- 187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage saga]:2013/03/10(日) 20:36:08.11 ID:8HOduvVno
- >>183
うん、ほら!
【懐をまさぐり、紙幣を取り出す】
【ちなみに紙幣には「壱万」と書かれていた】
あ、それは……
えーと、まだで……
【口ごもる。まだバイトは見つかっていないらしい】
先月、カノッサとかいうやつらと戦って、その報酬でお金もらったから、それで。
別に、やましい事じゃないよ。本当に。
【少々冷や汗をかきながら弁解する。先月の『エルジオ中央博物館の護衛任務』に参加していたらしい】
- 188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 20:43:40.51 ID:poVthZ+Co
- >>180
【――果たして、『物好き』というのは居る物で】
【寺門と言うべきかも分からない、交配した其れを抜けて、敷地の中へと入る人影】
【…、…暫くして、“経文”に気付いたのか、その眉を顰め、立ち止まり】
――、バケモン…、…にしちゃあ、信心深いな。
【ミディアム・バイオレットに黒のラインが縦に奔るシャツ、双眸の上には黒のサングラス】
【腰まで伸びた黒髪は後頭部で纏め上げられており、其の結び目には菊花の簪≠ェ差されていて】
【光沢を持つ灰色のスラックス――左腰には黒鞘の刀、右腰にはフリントロック式の銃を差している】
【――近くの村々に寄ってはみたが、人っ子一人も居なかった】
【幾ら寺とは言え、檀家も居なければ、経済的に成り立つ訳も無い、と、思考を巡らせ】
(…、…マジな話、バケモンの方がマシなんだが。)
(こんなトコに集まって、どんな邪教を崇拝してんだよ――。)
ま、……見るだけなら、罰も当たらねぇだろ。
【「ヤバけりゃほっとこう」――最初から逃げず、そんな思考に至るのは、好奇心故か】
【……取り敢えず、奥座敷へと足を進めて、もし其処まで辿り着いたなら】
【障子の隙間か穴から、中の様子をこっそり伺おうとすることだろう】
/まだ大丈夫ですかー
- 189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 20:44:26.66 ID:YS0rEHi4o
- >>180
【誰も居ないはずの廃村の廃寺。だからこそ、入り込んでくる者も居るのである】
【ジャリジャリと音を立てながら廃寺に入り込んでくる男が一人 ────居た】
やれやれ……。この国は“あそこ”を思い出して好きにはなれませんね……。
【黒髪を野暮ったく肩まで伸ばし、深々とシルクハットを被るサングラスを掛けている男】
【漆黒のスーツを身に纏い、星柄のモノクロマントを羽織る。黒尽くめ、故に両手の手に】
【付けられた白い革手袋は良く映えた。肩には奇妙な鋼色の翼を持つ雀が止まっている】
【男がやってきたのは廃寺の《 本堂 》。前のめりになり、首を伸ばす様に覗き込み、周りを確認している】
誰も……居ません、よね?
【男は歩く度にジャリジャリと大きく音を立てる。これはわざとであり、誰も居ない事を確認するため】
【“自分が入ってきたぞ”と、周りに伝えるためにやっているのだ。人が居るなら、反応するはずだ、と】
【男の目的は、この場所を宿代わりにする事。何も無い所で野宿するよりは夜風は防げるだろう思い、やってきた】
【いかにも“でそう”なこの場所だが、神を信じず、幾多の怪物を見てきた彼はまったく恐れる様子も無い】
【遮る者が居なければ荷物を広げるため本堂の奥へと進んでいく事だろう──】
- 190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 20:45:40.74 ID:Q0prHDNWo
- >>186
あ、ああ……そうなの……へえ……
【心ここにあらずである】
【説明されても理解が追いつかない、脳はただ空回りするだけだ】
【学者である彼女は自身で「おかしな事」を見るのには慣れたつもりだったけども】
【地面に潜ったそれを見て、まだまだ甘いななんて思うのだった】
―――――まあ、いないだろうなあとは思ってたわ……うん
【取り敢えず落ち着くことから始めよう、と意味もなく魔翌力回路を低速で回し始める】
(……っ、いたっ……と、そうそうこれでいいのよこれで……っ)
【弱い電気を流されるような痛みが頭脳を正常へと推移させてくれる、痛みは人間には必要な要素だから】
【「ふう」と息を整えて片手でぱしんと頬を叩いてようやくシステムは通常モードへ】
あっそ、ただでご相伴預かれるなら願ったりだわ
そういえばこないだはここで寿司食べたわね寿司……何かしら海産物の縁でもあるの?
【取り繕えるなら彼女は唐突に大胆になる】
【胸を張って偉そうな感じで彼らに言われるままに適当な椅子に座って】
【躊躇いなんて一切無しに刺身をかっ喰らい始める】
……ん、で?アンタ名前は?そっちのナマモノはどういう……その、なんていうのかしら
どういう理屈のナマモノなの?そこだけ気になってしょうがないんだけど……
【一息ついて、まだ頭にこびりついている疑問を解消する余裕も出てきた】
【行儀悪く箸の先を件の男の能力へと向けて、問う……それはなんぞやと】
- 191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/10(日) 20:49:20.42 ID:9oW3X08lo
- >>187
【エルジオ博物館、たしか自分の兄貴分が顔を出して袋叩きにあった場所ではなかったか】
【あまりいい響きの名前ではない、それを聞いてやや苦い顔をするが、とりあえずきにしないことにする】
【手渡された一万と書かれた紙幣を受け取ると、その場で財布を手にして、別の紙幣を取り出し始める】
おう、確かにもらった……んじゃあこいつは釣りだ
これで貸し借りはなしッスね、しかし報酬か……おまえも賞金稼ぎだとかトレジャーハントだとかで
どーんとデッカく儲ける手に打って出る事にした訳ッスか、ちまちま稼ぐのは性に合わねえってか?
体が資本なんだ、使い方に特に口出しするつもりはねえが、ほどほどにしときな
【手渡した釣りは五千が一枚に、千が四枚】
【確か以前渡したお金は千が一枚だった事を思い出していたのだろう、しかしちらりと見えたその財布の中身は】
【そこそこ金が詰まっており、羽振りがよさそうだ……その理由はすぐに語られたが】
まあ俺も人の事は言えねえんスけどね
この間ヘルクラネウムって火山地帯にトレジャーハントしに行ってよォォォ〜、おかげで結構
金銭面には余裕が出たんスよ、もうずっとこれで食っていこうかとか思ったくらいッス
【どうもあの後彼も『どーんとデッカく儲ける』手段に打って出て金を稼いだらしい】
【その外見から感じ取れる気質通りではあるが、結構無茶を許容するタイプの人間らしい】
- 192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/10(日) 20:49:40.58 ID:nMuuqsnT0
- 【川の流れるせせらぎが聞こえ、吹く風が草木を揺らす森の中。】
【このあたりはちょうど木がちょうど太陽を遮る、いわば避暑地として有名である...といっても今は誰もいないが】
【そんなせせらぎと草木が揺れる音で支配されている森と川辺に、一人の異物が紛れ込んでいた。】
【仰向けに倒れた人らしき物の背中が、川の水に浮いていて、そして流されていた。】
【人型の服装は顔にはまるで馬と山羊の首の背後を連想させる、頭から首までを覆う、精巧に作られた
マスク。そして川に浮いている黒いローブつきのチェスターコートを着ていた。】
【ゆったりと、ただピクリとも動かずに川に流される様子はまるで水没死体を思わせる―。】
(やべぇ、服に水が入って重いし動けないわ……。水中で死体ごっこなんてするんじゃなかった...)
【なんとこの男、水没死体の物真似という物好きな事を湖でしていたらうっかり川に流されてしまったのだ。】
【といっても本人は生きているのだが。勿論、普段は静寂な森の中に水没死体らしきものが流れているという
事態はそうそうない。】
- 193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 20:59:55.52 ID:4DeBBrugo
- >>188 (奥座敷)
【――覗き込んだ障子の穴。暫くはゆうらり揺れる五人の姿が見えていたが】
【不意に、視界が紫一色に染まる。……否、“紫の目が覗き返している”】
…………誰かいな。殺すか?
【次の瞬間、どォん!と大きな物音が部屋の中から上がり】
【そうして障子をぶち抜くように現れるのは、真っ黒色の人型5体であった】
【どうやら、その全てが青藍色の奇妙なイバラに縛り付けられ操られているようであり】
【イバラを手繰りそれらを操っているのは、部屋の中に佇む一人の書生姿の男】
【肩口で切り揃えた髪、葡萄色の双眸。それは、先程覗き返した目の色だった】
【裏手の断崖。海を茫洋と見つめていた紅茶色の髪の男が、物音に振り返る】
【手にした騎士槍のような形状の刀が振動に僅か震えて――彼は、小さく小首を傾げ】
>>189 (本堂)
【彼が立てた物音に、本堂奥で何かが動いた】
【嘗ては仏が座していたであろう場所、人の背丈ほどある蓮の台座に、何者かがいる】
――浮浪者、か?
…………いや、俺も人のことは言えないが
【それは、癖のある黒髪に目つきの悪い灰眼をもつ、やけに血色の悪い男だった】
【よれたスーツはこの場所で何か探し物でもしていたかのように埃まみれであり、】
【何処かバツの悪そうに掻く右頬には、「牛の生首の乗った皿」の刺青が刻まれている】
取り合えずあんた……名乗れ。誰だ?
嗚呼俺は、UNITED TRIGGERの――
【丁度そこまで言葉を発した所で、奥座敷から上記の物音が上がる】
【不意の状況でありこの死人めいた男も流石に動揺した様子だったが、ちらと相手を見遣る目には】
【「行ってみるか?」なんて問い掛けるような、妙に含みのある色合いも合って】
/よろしくお願いしますー
- 194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 21:02:19.48 ID:cprxedn5o
- >>180
…………こんなキナくさい場所、あったかしら。
【風化と荒廃の中に存在するその寺院。その中へと、近寄っていく影がある】
【黒いブレザーにチェック柄のプリーツスカート、赤いネクタイという学生服に身を包んだ少女だ】
【やや長めの前髪、顎までで揃えられたもみ上げ、胸までの長さの後ろ髪と、そのすべてが一直線に切り揃えられた髪型。その艶めく黒髪は、よく見ると日焼けで少しだけ赤紫色をしていて】
【背中には、彼女の身長よりも長い布袋のようなものを背負っていた】
【櫻の国の知人を訪ねてきて、偶然この場所を発見した彼女だが…………退廃的で黒々しい雰囲気を纏う寺院を前に、足を止めざるを得なかったようで】
【不審な感覚に眉を顰めて、白磁の肌を外気にさらし、長い睫毛を風に揺らしながら、少女は一歩ずつ歩を進めていき――――】
(…………人影?)
【そうして見定めるように寺院の周囲を歩けば、裏手の断崖で長駆の男を見つけることになる】
【警戒心を高めながらも、胸中に渦巻く嫌なものを払拭せんと、少女はその男へと近づいていく】
【少女の警戒心が高まるたび、強く――――かつてこの寺院にも満ちていたかも知れない、神に仕える場所特有の"神聖さ"のようなものが、彼女を中心に沸き立っているのがわかるだろうか】
/まだ断崖ルート行けるかな?
- 195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 21:05:25.81 ID:qmTO/JlAo
- >>190
『オーイ、大丈夫カー』
【潜る前に、説明に対して空返事しかしない彼女へ】
【……そうなった元凶の存在が、そう呑気に声を掛けていたとか】
「まッ、運が悪かったな――ただの"居候"しか居なくてよ」
「……なんだ、いきなりキャラ変わったなお前」
「おーおー、そんなにがっついて……喉にでも詰まらせんじゃあねェーぞ」
「まァー、食うだけ食って貰って構わねェ、獲り過ぎたし、どっかで買った訳でもねェーしな」
【刺身の量は結構ある上に、炊飯器(中身入)まで完備してある所を見れば――】
【一人で食べるつもりは元々なかった、ということに違いない】
【―― 一つ気がかりな点といえば、市場にあまり出回らず見慣れない魚などの刺身まで有るということ位だろうか】
「俺の名前か?」 「そォーだなァー……"バンチョー・スズキ"とでも言っておいてやんよ」
『俺様ハ"流溶(リュウト)"ダ』 「能力名で言うなら"煤魚の海襲"だがな」 『本名デ言ウナラ"黒次郎"……イヤ何デモナイ』
【箸を置いて醤油を持ち――その醤油を能力に垂らそうとすれば、それは慌てて地面へ潜っていく】
「んゥー、……理屈を聞かれっと困んなァ……」 「まァー……そう言う"能力"ってことで勘弁してくれやァ」
【頬を右手で数回掻き、数刻の間悩んで――しかし、結局理屈はよくわからないままで終わる】
「……んで、聞き返すがよォ、……お前の名前は?」
「つゥーかお前、ヘルクラネウムに行った時に居なかったか?」
【何となく見覚えがあったのかもしれない、二番目の問いは半ば確認の様なモノ】
- 196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage saga]:2013/03/10(日) 21:05:58.46 ID:8HOduvVno
- >>191
あ、お釣りは……まぁいいか。
オレは人じゃないから、なかなかいい仕事が見つからなくてさ。
今度、ユナイテッドトリガーってところに行ってみようと思ってる。
【お釣りはおとなしく受け取り、今後の展望を語る】
【博物館での戦いで、正義組織に関わりたいと思ったようだ】
へぇー、ヘルクラネウム……
そういえば、そういうトレジャーハンターって手もあるな……
【ふむふむと腕を組み、考え込む】
- 197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 21:09:23.58 ID:4DeBBrugo
- >>194 (断崖)
【>>193での物音に気を取られていた男であったが、すぐに視線は彼女へ向いた】
【こんな不穏な場所に相手のような少女がいるからか、或いはその神聖な気配に対してか】
【僅か怪訝に眉を顰めたが……刀の鋒を、それ以上近づくなというように其方へ向けた】
…………縁結びならば、神社を当たるといい。ここの仏はもういない
で、君は……あの物音と、関係しているのかい
【“少女”が寺に来る、その理由をそう解釈したらしい男の短絡さは、無遠慮に突き出した鋒からも読める】
【彼はそれと同時に、そっともう片方の手に握られていた植物の輪を後ろ手に隠した】
【その間にも物音の発信元へ視線がちらと向けられていて――気には、なっているようだが】
/大丈夫ですよー!
- 198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 21:13:38.49 ID:aZtt1FOmo
- 置168-169
――――――。
【少し面食らったかのような様子を見せた後に、彼女へ向けていた“期待”を捨てるかのように、溜め息を吐いた。】
【だが、当の彼は逆に彼女の事を評価していた。“幼い”と思わせながらも、確かにそこには“芯”が存在する、と――――】
君が“正義”であるかを迷うなら、“それはきっと正義の証だ”、とは先に言っておこう。
――――自分が正しいと思う事に全力を尽くす行為。
…それ自体を、“悪い”と思う者は居ないのだから。
そして、それが。
かつて“私”が通した“偽善”でもある――――!
【彼女の能力が発動した直後、少し腰を落として周囲の様子を確認する。】
【“確かに”、彼女の能力の正体を知るのは容易かった。だが、それは彼が“視野”に長けていた、というだけの事だ。】
【“だから”、】
【彼女から弾丸が射出される刹那。】
【――――“展開する”彼の視界は、“確かに弾丸を捉えた”。】
【捉えられる訳が無い、と思ったかもしれない。“銃弾”なんて凄まじい速度で放たれる物体が、“普通に見える筈は無いのだから”】
【彼女がスコープに目を通した途端、彼は一瞬だけ“紅の瞳を見開いた”。】
【彼にとっては、“それだけで十分だった”。】
【それが彼にとっての、“全力の証左”。】
【“明瞭に晴れ渡る”彼の視界。】
【――――それと同時に“銃弾殺し”の異能が、展開する。】
- 199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 21:13:50.18 ID:aZtt1FOmo
-
≪Insight≫
【銃弾の軌道を捉ると、歩法、“双舞式”を用いて左回りに高速回転。右手で握る長剣の刃を、“寸分違わず”そこに衝突させると、】
【まるで車輪を鉄製のレールに乗せるようにして、彼から見て腕の右側に“逸れる”よう、“弾丸を刃で滑らせた”――――!】
【弾丸を受けた刃が傷付いていない所を見ると、その刃の硬性が伝わるだろうか。】
【更に彼は、左手の魔銃を下から右手の剣に重ねると、先程の彼女の軌道を辿るようにして、カウンターとして橙色の魔法弾を射出。】
【通常の弾丸に比べれば“遅く”、此方の弾丸は恐らく“目で捉えられる”だろうが、】
【弾丸を受ければ衝撃では無く、“込められた魔翌力を以って爆発を引き起こす”という効果を持っている。】
――――“視える速度”を“刹那の次元”まで引き上げる。それが私の能力だ。
【こんな“曲芸染みた真似は”何度もしないが、と冗談を続けた後に、】
…だから君に宣言しておこう。
――――――“視えるなら躱せる”、と。
【そう言って、彼は勝ち誇るかのような笑みを見せるが、よく見れば汗が滲んでいる。】
【能力の代償として消費されるのは、膨大な体力。更に言えば、膨大な映像量を超高速処理する為の脳への負荷も大きい。】
【長時間使用し続ける事が出来ない為、実際に発動されるのは“彼女”が動きを見せてからの数秒間のみである。】
【だが、勿論、彼はそんな“弱点”まで彼女に告げはしない。】
そしてこの銃は“Ultimate Bullets”社製モデル、名称は“フォーマルハウト”。
“炸裂”を引き起こす魔術ユニットオンリーの構成。
チャージ量によって威力と弾速が大きく変化する事が特徴だ――と、少しばかり語り過ぎたか?
【――言い終えると同時に、ダン、と一度大きく地面を踏み鳴らして接近を開始。】
【走らず、ショートステップを繰り返すかのような動きで、右へ左へと動き回る。】
【その速度は、さほど速くはない。だが、それでも接近する事が彼にとって有利である事は言うまでも無いだろう。彼の剣の射程内に入れば、彼には直接“切り裂く”という攻撃方法も存在する。】
【接近中に彼女が弾丸を射出“しようとすれば”、彼は能力を発動し、“射線”に対して“最短軌道”での回避を試みる。】
【能力発動中疲労する事には変わりない為、例え射線を向ける事が出来なくても、恐らく彼は多くの体力を消費するだろう。】
【だが、まだ彼は“攻撃を仕掛けない”。それは、“何か”を警戒するような動きにも思えるが――――】
- 200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:17:20.61 ID:Q0prHDNWo
- >>195
スズキに?なにそれ能力に名前なんかあんのね……ふーん
【人間でない物に名前があるというのは彼女からしてみれば奇妙な事だった】
【名前というのは。人格か知性があり、かつ生態系として成り立っているモノに与えられる物だと彼女は解釈している】
【その考えの上ではかのリュウトとやらは知性はあれど生態系としてはどうなのだろうか?なんて学者めいた思考】
【リュウト本人からしてみれば侮辱にさえ取られかねないかもしれないが】
【興味のある事ばかりに注力する彼女からすれば他人の感情の機微は捉えにくくて……】
【まあ要するに友達が少ない人種なのである】
なによ自分で自分の能力の理屈も分かってないの……
(ああ、でも……人のこと言えないか)
【呆れた、とでも言いたげにため息を零すけど】
【自分の視界に映る杖を見て、そのルーツも知らないのに偉そうに言うものだと自嘲を混じらせ】
ん?アタシはヒトツギ・カズネだけど……
え、なにアンタあの遺跡にいたの?へー全然気が付かなかったわー……。
あ、じゃあアンタあそこで何かこう学術的に利益になりそうな物見つけたりした?
【あの時は彼女の興味、その全ては遺跡へと向いていてそれ以外の事はあやふやで】
【彼に言われてやっとこさ「そういえば居たような……」などと言い出す始末、酷い人間もいたものだ】
- 201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [saga]:2013/03/10(日) 21:17:45.06 ID:poVthZ+Co
- >>193
【『中』――、何だろう、「人」だろうか】
【否。「人」と言うには、些か…、…言葉に表せないが、違う気がするが】
【さて、これは大した事もないか、と、思考を巡らせた瞬間―― 】
――ッ!!
【 、ぎろり、と。 紫の眼=@】
【――咄嗟に襖から離れ、腰の『銃』に手を掛けて】
【顔に浮かべるのは、後悔の苦笑い。…、…面倒な方≠セった】
【続いての問いかけに、返答を返そうとして――】
…、…いや、その。 お邪魔しまし―― ぃ!?
【――ドォン=I と、襖をブチ抜いて、飛び出すヒトガタ達】
【此処に来て、完全に銃≠引きぬき、右手でそれを構え、距離を取り】
――、オイオイ。
いきなり『殺す』なんて、お前、思春期真っ盛りかよ。
【若干、たじろいだ風味の苦笑を浮かべ、サングラスの下の双眸を細めて】
【「やるってんならやるぜ」、と、『喧嘩を買う』姿勢を示し――】
【…、…右手に持った銃が、少し、白色の魔力を発し始める】
- 202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:20:13.61 ID:R+ecq07so
- >>192
//まだいらっしゃいますか?
- 203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 21:20:50.29 ID:cprxedn5o
- >>197
【刀の鋒で少女を牽制する男だが、当の少女はそんなことをするまでもなく】
【男がこちらに視線を向けた瞬間、少女はぴたりと立ち止まって、それ以上は決して近寄ろうとはしなかった】
そんなことは見ればわかるわよ。
…………物音?
【男の言葉にぶっきらぼうにそう返答すると、わずかな敵愾心を覗かせた黒い瞳が男の全身をさらっていくだろうか】
【それは人に慣れぬ獣のように不躾な視線だが、悪意があるわけではない。ただ、男が少女に抱く以上の警戒を、少女が男に重ねているだけだ】
【…………と。男を警戒するあまり、本堂から響く物音――爆音?――には今まで気づかなかったようで】
【尋常ではないその様子に、そっと聞き耳を立てる】
…………むしろ、それはあなたに聞きたいところだけれど。
【いったい何が起きているのか――――少女もそれが気になっているようで】
【男が隠した植物の輪については、気づいてはいるようだが、今は触れないことを選んだようだ】
/では、よろしくおねがいしますー
- 204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 21:22:22.54 ID:YS0rEHi4o
- >>193
【目つきの悪い男が二人。まあ、なんて柄の悪い空間──】
あら、住職サマって感じじゃあないですね。先客が居ましたか。
【念の為の確認のつもりだったが。以外にも居た先客に面を喰らった様な表情で言葉を投げる】
んまッ、失敬な。こんな身なりの良い浮浪者が────……
【少し、目を伏せる。ああ、いるな。そういえば、居たな一年ぐらい前まで。】
【よく考えたら、前はそれに近い生活をしていた事を思い出してしまい、言い淀んでしまう】
私は、リロード・ザ・マジシャン。ザさんとか、マジシャンさんとは呼びづらいでしょうし、どうぞ呼び捨てて……。
【その次の瞬間には、思い立ったが吉日。とでも言わんばかりに奥座敷に向かって歩み出すだろう】
【「行ってみるか?」なんて、言葉にすれば「もちろん!」と口にするのが手にとって分かる笑顔を横切る彼に見せる──と、】
【彼の言いかけた言葉に気づく「UNITED TRIGGER」といえば最近活躍し始めた正義組織──。その所属か?と、頭を働かせ】
昔、対機関連合とかに居た気がします。
【かつて機関を相手に活躍していた組織。半分くらい幽霊部員だった気がするが】
【この状況で相手の信頼を得るには丁度いいカードだと思い、その名前を出した】
【まあ、その所属とは言い切って居ない。「の──死神となる男だぜぇ!グヘヘヘ!」】
【なんて続くかもしれない、好カードになるかは彼の反応によるだろう】
- 205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/10(日) 21:24:14.22 ID:9oW3X08lo
- >>196
正義組織に参加する気か?俺もジャンクちゃんの手伝いするつもりだから
止めるつもりもねーけどよ……ほどほどにしとく事だぜ
UTと言えば、セリーナ・ザ・"キッド"!おめーこの間の試合見たか?
あの興奮冷めやらぬあの決勝戦の激闘!この間チケット取って見に行ったんだけどよ
なかなかすごかったよなあ!手に汗握っちまったぜ!お前は見た?
【ちなみにあのフルーソスタジアムの大会は全てテレビで放送されている】
【チケットを取って見に行くにしろ、テレビで見るにしろ、その激戦を見る機会は多くある】
【その戦いを見ることが出来たか?と聞いているらしい】
まーこの間の火山地帯の宝探しは極端な例かもしれないッスけどねー
生きて帰るだけで100万貰えちまうような任務だったしよ、一歩間違えばあのマグマに飲み込まれて
あっと言う間にお陀仏になってた所だ、ついさっきまで自分がいた場所がマグマに飲まれた所を見たらぞっとしちまったぜ……
その分リターンもすごかったが、次行くときは比較的命の危険が少ない場所に行ってみたい所ッスね……
【大儲けできたから今回はまあいい、と頷きながら】
【善太郎はこの間の大冒険についていろいろと語ってくれる、トレジャーハントはロマンがあるが命の危険も極めて多いようだ……】
- 206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 21:24:45.67 ID:4DeBBrugo
- >>201
【地面に這いつくばってみたり青藍色に手繰られて首吊りのように浮いた人型は、嫌な異臭を放っていた】
【死後、白骨化しないまでの時間を放置されたようなその躰。腐敗を通り越して、既に木乃伊の域にある】
【それらが襲ってくる、という訳ではないようだ。替わりに歩みだしたのは、書生姿の男】
“お前”やのうて、月彗(しすい)。
覚えたら早う“根の国”へ呼ばれませ――“さようなら”
【――突如、揺らぐ五体から直接生えるように青藍色の巨大な百合が咲き】
【その先から魔力光が収束し始める。僅かな間を置いて其処から放たれるのは、五発の魔力弾だ】
【狙いは男の心臓へ、五発全てがぶれる事なく其処を狙っていた】
【それは限りなく無慈悲であり、そして何処までも“読みやすい”】
- 207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 21:29:25.46 ID:FZ3qjUWGo
- 【路地裏】
……弱くなったら……縮めば……よかったのに……
【夜の路地裏に、やけに澄んだ声が響いた】
【誰に向けるでもないヒトリゴト――それには退屈そうな色が含まれていた】
【スラリとした痩駆の長身に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪】
【前髪は短く切り揃えられていて、紫色の双眸を持ち、腰には鞘に収まった刀を一本ベルトで固定させていて】
【袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーを履いた、そんな少女だ】
【首元には鈍色に光るNo.696とカノッサ機関の紋章が刻まれたドッグタグが、無機質な音を立てていた】
【魔翌力を感知できるなら、ある程度まで近づけば少女の周囲にどす黒い魔翌力が漂っているのがわかるだろう】
【そしてその中に、僅かだが含まれるのは“哲学者の卵”の黒い魔翌力――】
退屈だな……
【手を後ろで組んでふらりふらり揺れる影はきっと目的地など持っていないのだろう】
【特徴的な長い髪を揺らす、どこか幼さを残す姿は、路地裏には酷く不釣り合いにも取れるだろうか】
……足りなく……なると……欲しくなる……
【足音が止む。細い身体から漏れる魔翌力が一層強くなって――何かに耐えるように、拳を作った】
【前髪から垣間見える紫水晶は、どこか獲物を探すようなそれでもあって――】
/久しぶりに使うキャラなのでぶれたらごめんなさいですが…それでもよければどなたかっ
- 208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 21:31:55.18 ID:4DeBBrugo
- >>203
……本当にただの、来客か
私はただね。私自身と、“お師匠サマ”のルーツを辿っていただけだ
【紡がれる言葉は仔細な事情を知りえない相手にとっては傾首ものだろうが、意図にも介さぬよう】
【不意に鋒を降ろして其方に向けて歩みだす。だがそれは、少女に何かをしようという訳ではなく】
【彼女を通り越し、その先の異変があった場所へと向かう心積もりのようであったが、一旦足を止めて】
…………良ければ、一緒に来てはくれないだろうか
怖くてね。一人では進めそうにもない――怖くて
【後ろ手にした輪は、隠すというより“護る”ためであったらしい】
【そんな枯れかけを大事にする意図など、余計に分からないであろうが】
【酷薄な視線の何処に畏怖の感情があるのかと思うほど、無に近い光の無い目は】
【――何故か、相手と合わせられる事はなかった】
- 209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:35:48.74 ID:nMuuqsnTo
- >>202
//まだいますよー
- 210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/10(日) 21:37:17.40 ID:xninfpK90
- 【豪華なシャンデリラの飾られた教会内】
【しかし明かりはあまりついておらず、薄暗い中にキャンドルが灯され神秘的な雰囲気を漂わせている】
【そんな教会の長椅子に座り、黙祷する者が独り】
【銀の長い髪を、荒縄のようなもので結んでおりその髪の間からは鮮血のように紅の瞳が覗く】
【服装は至って普通な神父服、これだけなら普通の聖職者と思われる】
【しかし、異質なのはその腰に下がった物騒なものだった】
【左右に三本、十字架のような小剣が、そしてまた左右に一つずつ鋏をばらしたような剣が目立つ】
【そして、口元には何かを隠すように包帯のような布が巻かれている】
AMEN
【胸で十字をきった後、両手を合わせて礼をする】
【今、この場には神父服の人間只一人しか存在しない】
【教会の内部の人間には別の部屋に行って貰っているためである】
【そんなところに来る物好きはいるのだろうか】
【だがそんなことはお構いなしに、神父服は只黙祷を捧げた後】
【キャンドルの灯りを頼りに、聖書を黙読するのみである】
- 211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 21:39:53.40 ID:4DeBBrugo
- >>204
【相手の歯切れの良い返答は彼の好むところであったらしい、にいと意味深に笑って見せた】
【それから手っ取り早く、しかし最大限の警戒の色を浮かべながら、渡り廊下を進んでいくだろう】
【懐から抜いた拳銃はコルト・パイソン。……この男、正義というより容姿から見ればヤクザの方が合っている】
手品師か?……じゃあ、リロードで良いか
俺は悦那(えつな)だ。悦那・スティングレイ
――対機関連合、か……なら、一安心だ
【まさかドッキリな続きがあるとは思わず、胸を撫で下ろすような冗談めいた動作をし】
【何事もなければ、そのまま奥座敷への道を進んで行く。そうして見えてくるのは】
【>>206の、書生姿の妙な男と、それに相対する>>201の男の姿だ】
【二人からは見えない位置、悦那はその場所からまずは状況を伺おうという算段のようで】
【此処についてなり、彼に対して問い掛けられる間ともなるだろう】
- 212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 21:42:05.09 ID:qmTO/JlAo
- >>200
「まァー、元々は"別々の存在"だったからな、その名残ってとこだ」
『ヒャハハ、名前ガ有ッテ悪イカヨ』 『デモ、能力名ト別ニ有ルノハ珍シイカモナ』
【そう、さらっと重要そうな事を言えば、再び刺身を――海鮮丼にして、もしゃもしゃと食べ始める】
【能力自身はそうは言っているものの、対して気にしている様子はないようだ】
【――その口調の軽さを聞けば、それは瞬時にわかる】
「……陸海空を泳げる上に変幻自在の海水体、なんてどォーやって理屈をつけろっつゥーんだ」
「そう言う能力なんだからしゃアーない、ああ――生臭ェのは魚だからって所はわかってるぞ、……まァそォーいうこったァ」
【その発言は、学者にとっては挑発や、そういった類に取られかねないかもしれないが――】
【わからないものはわからない、そうはっきりとした言葉で告げれば】
「なんだよ気が付いていなかったかのかよ、……まァー、遅刻寸前で後ろに乗り込んだし、お前とは別行動だったからなァ」
「そもそも"ユウトさん"の"代理"で行ったしよ、しゃアーないか」
【気が付かなかった、そう言われたが特に怒るわけでも無く、少々不機嫌そうに見えるのは元々の口調のせいでもあって】
「学術的に利益になりそうな物ォ?」 「さァーな、俺はザクセン探して……やたら色んな素材があった火山に突っ込んだからなァ」
「まァー、蜘蛛の眼が"宝玉"になったとか、拾った素材でこれ作って貰ったとかしか……」
「――……つまりだ、そんなものはねェ」
【そう言って、どこからか取り出したのは――先端に3つの爪の付いた、赤茶色の金属の篭手だった】
- 213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 21:42:51.63 ID:poVthZ+Co
- >>206
【――、ヒトガタの『正体』を認識して、初めて、男が「厭な顔」をする】
【想像していた範囲と言えば範囲だが、気分は良くなるわけがない】
…、…へぇ、それはそれはご丁寧に。
月彗、な。 俺内趣味悪い奴ランキング上位に名前載っけといてやるよ。
後、勘違いしてるみたいだから言っといてやるが、俺は伊邪那岐じゃねーからな。
【「そんなトコに行く理由は無ぇ」――、言うや否や、“行動”を開始する】
【転がりつつ、右側へと身体を投げて、魔翌力弾を『回避』すると】
【――、回転の終点で素早く立ち上がり、“銃”の先を、ヒトガタの一つの頭部に向けて】
―― ネルガル
【発射される銃弾――、纏うのは、白色の魔翌力=z
【弾丸に纏われた魔翌力の純度は非常に高く、“木乃伊”の様な存在には非常に効果が高い】
【…、…尤も、魔翌力の持つ攻撃翌力を除けば、只の、『炸裂弾』なのだが】
- 214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:44:38.72 ID:R+ecq07so
- >>192
【突如として男の身体が浮かび上がった。ゆっくりと川から離れていき、陸地で降ろされる】
【降ろされた男の隣には少年がいた】
【彼は15歳前後の風貌──160前後の身長、幼さの残る顔立ち、細身の躰──だ】
【魔術師としては標準的なローブに身を包み、すっぽりと被ったフードの隙間に金色の髪が見える】
【右腕の腕輪はトパーズで飾られていて、黄金色の輝きを放っている】
【偶然にも近くを通りかかったこの少年は、持ち前の正義感を発揮して男を回収した】
【手段は風の魔術だった。大気の力を用いて浮かび上がらせたのだ】
えっと……こういうときはどうするんだっけな……?
人工呼吸? 心臓マッサージ?
【男が生きているかどうか知らない彼は次に取る手段について悩んでいる】
【こういう状況に慣れていない少年にはまず生きているかを確認するという作業が抜けていた】
//ではよろしくお願いします!
- 215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/10(日) 21:45:47.63 ID:qmTO/JlAo
- >>212
/追記:すみません、10時頃には落ちますので
/持ち越しか切るかのどちらかでお願いします!
- 216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 21:46:33.76 ID:yP1S1g+eo
- >>207
――――時には我慢も必要、だと、思うのです。
櫻の国では、質素倹約が美徳とされてるんですよ、
【ぽそり。蚊の鳴くようなかすかな声が、樗色の少女に向けて、掛けられた】
【次いで、かつり・こつりと、靴の音。それらの音源は、曲がり角の向こうから】
【するりと姿を表して、少女に向かい合い、止まった】
【簡素な黒服の上から、白地に赤い花弁の舞う小袖を羽織り】
【長く伸ばした前髪で、右の眼をかたくなに隠している】
【肩甲骨の辺りまで伸びた真白い髪を持つ、線の細い小柄な――少女】
……まあ、そんなことは今は、どうでもいいでしょう。
今晩は、欲しがりさん。
とりあえずはその、不穏な魔力を収めてみては如何です?
【樗色の少女よりも、大分小さな体躯をしたその少女は】
【すうと薄い笑みを浮かべて、小鳥のように小首を傾げて】
【軽いトーンで語りかける、まるで、既知の友人にそうするように】
- 217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/10(日) 21:49:31.83 ID:8HOduvVno
- >>205
うん、直接じゃないけど、テレビで。
すごかった。オレには、あんな戦いはできないと思う。
だから、仕事とか関係なく、ただ「会いたい」っていうのもあると思う。
【宙を見つめ、あの時の光景を思い出す】
【互いに全力を出し切り、力尽きながらも戦い抜いた二人を】
【話はトレジャーハンターに戻り】
火山か、それは大変そうだね。
でも正義組織でカノッサと戦うのとどっちが危険か、と言われると、ちょっと難しそうだ……
【ふーむと腕を組む。どちらも命に関わる仕事】
【ここで間違えれば、無駄に命を散らすことになりかねない】
- 218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 21:50:38.50 ID:cprxedn5o
- >>208
…………そういうあなたも、どうやらこの異音とは関係なさそうね。
まあ、私の方の理由は、そんな大層なものでもないけれど。
【男の態度に、少女もその過剰な警戒心をいくらか緩めたようだ。完全に信用したというふうでもなさそうだが、かといって邪険にする様子もない】
【自分自身と師の影を追うなんて、偶然ここを見つけただけの彼女とは対極の理由で】
【ちらりと、少女は背中の布袋に目をやる。元はといえば、"これ"の整備を頼みに櫻の国まで来ただけだったのに、どうしてこうなったのか】
【早く帰りたい、というのが、少女の正直な心境だ】
【それはこの場所に対する恐怖ではなく。この櫻という国そのものに、彼女は"居づらさ"を感じていて――――】
…………姿に似合わず情けないことを言うのね、あなた。
どこまで本気か知らないけれど…………いいわよ、私も気になっているし。
怖いというなら先に行くわ。勝手に後ろに付いてきなさい。
【目も合わせず、そして表情も読めない男の言動は、彼女にとって信憑性のあるものではなく】
【しかし、少女もここまで来た以上、確実に何かが起きている場所を確かめずに帰るわけには行かない】
【ならば、不測の事態が起きたとき、戦力は一人でも多い方がいい――――男の携える刀を見やって、彼女の中の冷静な部分がそう判断する】
【…………言い方がいちいち高慢で雑なのは、どうやら性格上の問題のようだが】
【挑発するような物言いで男を追い抜けば、彼女は異変の感じられる場所へ足を向けるだろう】
- 219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 21:52:26.66 ID:YS0rEHi4o
- >>213
じゃあ、私もそちらで呼ばせて頂きましょう。悦那さん。顔怖いですね。
【名乗りあっただけの相手に速攻で距離を詰めてきたぞこいつ!……それはともかく】
【ふぅむ。と手を顎に当てる。二人の男が戦っている。そこまでは分かる──】
【が、その理由は来たばかりの彼。そして状況を伺う悦那を見て、彼も知らないのだろうと読む】
誰か戦ってますね。──ここってどういう場所なんですか?
【リロードはたまたま見つけたここを宿代わりにしに来た男である。どういう場所かは理解していない】
【先客だった悦那はどうだろう、と問いかけて見る。だが、その前に彼は動き出すだろう────】
まあ、彼らが我々の敵かどうかはすぐ分かりますよ。
【あろうことか、様子見する悦那を横目に、静止する事無く戦場へ歩いて行くと】
>>206,213
こんにちはーっ
【────それは実に軽快な挨拶だった】
【悦那を横切る、その一瞬。半笑いの彼の目はこう言っていた。「なぁに、手を出してきた方が敵ですよ」──と】
- 220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 21:53:32.01 ID:4DeBBrugo
- >>213
【動かない木乃伊の一柱に弾丸が炸裂し、奇妙なことにその死骸が“悲鳴”を上げた】
【その瞬間、躰から真っ黒な“無”へ誘う渦が生まれ、遺骸と百合ごと恐ろしい引力でもって飲み込んでしまう】
【小型のブラックホールと例えればイメージはしやすいだろうか。その虚無は悲しいまでの“呪詛”を帯びていた】
……やっぱり“あれ”と同じ類の呪い、か
なら簡単やな――ほゥら、気いつけて怖さんと、そッちも“虚無”に飲まれてまうえ?
【――月彗自身も、遺骸の呪いとその効力には今しがた気が付いたらしい】
【好都合とばかりに微笑んで、イバラの操り糸でもって、彼は残りの遺骸のうち三柱をついと吊り上げ】
【そのまま相手目掛けて思い切り叩きつけようとする。厄介なのは、三柱を順に叩き受けていこうとする動きと】
【その躰がイバラに覆われていることで、付属する物理ダメージが大きくなることだろう】
【だがその振りは大きい上、操る元が妙であるとは言え“細い植物”であるのが、刀を持つ相手には好都合か】
【ただし、破壊した際に起きる現象は先程の通り――厄介極まりない】
- 221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:59:26.72 ID:Q0prHDNWo
- >>212
別々の存在?何よ、それこそ意味深じゃない説明しなさいよ説明
ぼかしつつ小出しにされるとイライライするのよね、アンタ達の事他人にペラペラ喋らないから教えなさいよ……。
【好奇心が湧けばこの通り、身を乗り出すように彼らの関係構造について尋ね始める】
【全ての源は好奇心に、それさえ分かればこのカズネとやらは実に扱いやすい人種かもしれない】
ああ、そういえば人助けが本来のミッションだったワネー……
【露骨に目を逸らす、ロクデナシ】
【興味以外の事は手も付けないし覚えようともしない】
【どこの世界に救助隊を名乗りつつ我先に遺跡へと乗り込む者がいるだろうか】
ユウトさんとやらの代理なんてお疲れ様ね、アンタ見かけによらず律儀なんだ
……あ、ところでそのユウトさんってのもここの関係者だったりするの?
【左手で机をつんつん指差す、意味する所は一つだろう】
なーんだつまんないのー……宝玉ってのは気になるけど、壁画とかなかった?
あーの、ホラ文明の痕跡とかそういう感じのよ何も今持ってるものじゃなくてもいいわ。
篭手?ってそれが作って貰ったものか……どんな効果があるの?
まさかただの何の変哲もない装備なんてことないでしょう?
【不機嫌そうに見えてそうでない彼と目に見えて不機嫌な彼女】
【違う場所を探索したなら自分が見つけたものと毛色の違う何かを見つけた、なんてことを期待したのだろう】
【でも彼の答えは目当てのものがなくって、口をへの字に曲げて気に入らないとでも言いたげにそっぽを向いてみたり】
- 222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 22:04:31.87 ID:FZ3qjUWGo
- >>216
……我慢……してるもん
【曲がり角から姿を現した影、それが紡いだ言葉を聞き漏らすことなく受け止めて】
【だけど紫色の少女は精いっぱいしてるとでも言いたげな口調で言葉を返して】
【す、と華奢な瞳をそちらに向けたなら、櫻の国がどうと言うだけあっての絢爛な装いが眼に入った】
【櫻の国の人達には和やかな雰囲気か、張り詰めたそれかどちらかを感じることがある】
【眼の前の少女は――張り詰めた、凛とした印象を受けた。ぴんと伸びた糸のような声のせいだろうか】
……こんばんは
これは……その……どうにもできなから……
【いまいち歯切れのよくない言葉の理由は、制御できない魔翌力を恥じてるからだろうか】
【視線はすこし落ちて、少女の足元へと向かった】
【後ろで組んだ手をきゅっと握って。閉じこもった感情は、まだ外にはあまりでていなくて】
あなたは……道に……迷ったの……?
危ないから……人がいるところに……行った方がいいよ……
【心配、しているのだろうか。それとも別の要因か】
【そいうしている間に、彼女の身体から漏れだしていた黒い魔翌力が、そちらへと伸びてゆくだろう】
【ごく薄いそれは魔翌力に敏感な者でないと察知は難しいはずだ】
【しかし害はない。どうやら少女が魔翌力を持っているかどうかだけを調べる性質のものらしい】
- 223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/10(日) 22:07:46.69 ID:FwBXEQ6Mo
- >>217
あんな戦いはできない、ねえ
俺はむしろいつかあれほどの戦いができる人間になりてぇ、という気持ちの方が強いッスね
そういう気持ちでいなきゃあよ、正義組織でなんかやっていけねえじゃねえか
もっとガツガツした気持ちでいた方が有利なんスよこういうのは!
【正義組織を志望する以上、力にはある程度飢えていることが必要と説く】
【そうでなければ気持ちで負けてしまう、戦いに勝つ負けるとかを考える以前の問題だろう】
【そう説いてくるのは、彼自身の過去の経験からだろうか】
まあまずは自分の興味が向いた方にツラを見せにいけばいいんスよ
習うより慣れろって言葉があるじゃねッスか、実際に体験してから向き不向きを経験すればいいんスから
―――おっと、じゃあ俺はそろそろ行くぜ、ゴウさんと待ち合わせしてるんだ、そんじゃあな
【ともかく安定して稼げる食い扶持は確保しとけよ!と最後にそれだけアドバイスすると】
【そのまま彼はその場から去って行ってしまったのだった……】
【←To Be Continued...】
/では少々早いですが、ここで失礼させていただきます
/本日はお疲れ様でしたー
- 224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 22:15:23.00 ID:poVthZ+Co
- >>220
【『悲鳴』をあげる木乃伊――、そして、黒の渦】
【どうにも、非現実めいた光景だが、“飲み込まれて”はいけない】
【…、…精神と肉体の距離を取り直し、口に入った砂を、唾と共に吐き出して】
(……、何だアレ。櫻・スタイルの呪言か何かか。)
(反応を見るに、アイツの掛けた物じゃねぇ――、と、すると。)
(『渦』を、あっちの近くで起こしてやれば、解除する手段は―― )
――、あぁ。やっぱ、普通はそう考えるよな――!!
【『相手を飲み込ませれば楽』――、その思考に、二人は同時に辿り着いたようで】
【悪態をつきながら、男は銃を腰に戻し、『後方』を向いて、取り敢えずは回避・逃走を――】
あ、こんにちは。
――、 じゃねぇよ何で人が居るんだよ退けぇぇぇぇぇーーーーっ!!!!
【――開始したのは、>>219の方向。 彼等の方からすれば、】
【『走って来るグラサン長身男とその後方から襲い掛かる薔薇木乃伊三体』の構図が見えるだろうか】
- 225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/10(日) 22:17:17.25 ID:fgG+rjtMo
- 【水の国 カフェ・テラス席】
―――……あー、やっぱり見つからねぇか。
コレで現役の時に関わった情報屋は全滅かい……ま、そうだよなぁ。そう簡単にカノッサのアジトなんか掴めねぇよな……
【溜息を吐きながら、空いた右手で頭の青いソフト帽を取った。頭を小さく振れば、ショートの茶髪が軽く揺れる】
【穏やかな雰囲気の店内のテラス席に、一人座る男。……結構人気店らしく、混み合っており気付けば開いた席は男の向かい位で】
【白シャツ×灰色のジレ×ジーンズのシンプルな格好に身を包んだ彼はホットココアを啜りながら、テーブルに置いた携帯の画面を眺めていた】
「WILD」待ちってのも情けねぇぞ俺……積極的に動いておかにゃ正義の示しがつかねェし。
あーそうだ、「UT」のメンツにも挨拶しなきゃいけねェんだ。……メンバーになるわけじゃねーが、ジャンクちゃんの所と協力体制だし同じ様なモンだろ
―――……協力し合う正義っていいねぇ。ったく、当時の自分が阿呆らしくなってくるぜ……
【「すまない、カノッサのアジトに関しての情報は無い」だの、「其処まで突っ込めば生命が幾つ有っても足りない」だの】
【情報屋からの「お手上げメール」が彼の携帯画面に映って―――つまり手詰まり、と言う訳だ】
【ココアの入ったカップを置いて、自らの髪をわしゃわしゃと掻く。色々としなければならないこともあれば、どうしようも無いこともある】
【そんな先の霞掛がかった現状に、少し嫌になっている様子の彼らしく。「あー」とやる気の見えない声を漏らしながら、窓の外に目線を移した】
―――……2年前はポスターでこの街埋めて見せたのによぉ。マーシャル・T・ロウって名前が一瞬広がって直ぐ消えて。
もしかしたら「UT」のトップは失敗例を俺に学んだのか? ……自惚れんな俺、んなわきゃねーだろーが
【正義組織が新しく出来たのは実に2年ぶりらしい。新正義組織「UNITED TRIGGER」は、なんとスムーズに知名度を上げてきたのだろうか】
【人々の期待も高まっており、先日の水の国天下一武道会では決勝のカードが「UT」対決だったと聞く。其れを羨ましく思う男が、此処にいた】
【その2年前に正義組織を建てた男。其れが今ココアを啜っている彼、ロウである。当時の有力正義組織を煽るようなポスターをバラ撒いた、張本人】
【彼の立ち上げた「青義同盟」の名を、今どれだけの人が覚えているだろうか。直ぐに消えた口だけ組織なんて言われれば、ぐうの音も出ない】
【順調にスタートを切り着々と規模を広げている「UT」が、彼の描いたかつての組織の理想だったのかも知れなかった】
- 226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 22:19:05.93 ID:yP1S1g+eo
- >>222
……あら、それは失礼しました。
けれど……魔力の制御ができないのは色々と不便でしょう?
生憎私は魔術師じゃないのでアドバイスはできませんけれど、専門の人に訊くなりして――
【「どうにかしたほうがいいんじゃないですか」、なんて】
【距離を保ったまま、表情は変えず。世間話でもするように】
【小さいながらも通る声で語る少女は、それでも警戒は怠っていなかった】
……ああ、迷子な訳じゃあないんです。
ただなんとなく、歩いてただけですよ……そう、散歩みたいなものです。
そういうあなたも、危ないのではないのです?
【白い少女は、伸びてくる黒の魔力には気づかない】
【恐らくそれを察知する術を持たないのだろう、その身に宿す魔力も微量で】
【先程少女自身が述べたように、魔術を扱う人間ではないということが分かるはずだ、――が】
【――少女の全身の「ある一点」にだけ、やや強い魔力が感知できる箇所が在る】
【帯も締めずに羽織った小袖の内側、隠し持つようにして】
【「炎の属性」の魔力が、揺らめいている――】
//わーすみません、お風呂に入ってきます……!
- 227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/10(日) 22:21:29.91 ID:8HOduvVno
- >>223
――……そうか、そうだよな。
今までオレは、気持ちですでに負けてたのかもしれない。
【息を呑み、目を見開く。胸の奥につっかえていた何かが取れたような感覚があった】
よし、オレ、もっと強くなる!
【何かを決心したように、大きくうなずく】
うん、じゃあまず、正義組織の方に行ってみる!
アドバイス、ありがとう!
じゃあ、また!
【走り去っていく青年の背中――不退転の文字――を眺め、大きく手を振り】
【踵を返し、小走りでどこかへ走り去っていった】
/お疲れ様でした!
- 228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 22:27:33.81 ID:4DeBBrugo
- >>218 (少女)
【相手の言葉に対し腹を立てる気配も無いのは、年相応の姿も言えた】
【ただ少しだけ、ふつりと笑んで再び前を向く表情の何処かに、深淵めいて深い悲哀が覗く】
【――それだけだ。すぐに「感謝します」と一言紡いで、彼も相手を追う形で物音のあった場所へ向かう】
【途中で思い出したように、セシルという名を相手に伝える。余裕があれば、相手の名も尋ねるだろう】
【そうして、辿り着くのは件の奥座敷が見える渡り廊下。其処には既に先客が2名】
【>>213の黒服姿(悦那)と、>>219のシルクハットを被った男(リロード)だ】
……悦那?
【黒服姿の方を認めてセシルは首を傾げ、静かに声を掛けようとしたが――】
>>219 (リロード)
「ばっ……!!」
【まさか、この場でいきなり突出という手を取るとは思わなかったらしい】
【軽口といい読めない男だとは思っていたが――呆れた、と言わんばかりに額に手を当て】
【こうなれば自分ばかりが隠れていても仕方がない、と踏んで進みかけたところで、後方の二人に気付いた】
「――セシル?お前、何で此処に……
と、そっちの嬢ちゃんは娘の……いや、違うか」
【何かの妙な疑問があるらしいが、今はそんな場合では無いとばかりに首を振る】
【悦那もすぐにリロードに続いて走り出す。そうして戦闘の渦中へと足を踏み入れて――】
>>224 (男)
【此処で、月彗も少女(>>218)とリロード(>>219)の二人に気付いた】
【にたりとした嫌な笑みを一つ浮かべ、手許に残していた一体の木乃伊を手繰り寄せ】
『…………揃いも揃って、死にに来た
アハハ、馬鹿らしい!呼ばれて来はるんは“亡者”だけで十分やのに!!』
>>ALL
【月彗の攻撃の手は、新たな来訪者を前にしてもなお緩むことは無かった】
【回避を図る男(>>224)とリロードを同時に木乃伊3体で攻撃しようとしながら】
【残りの一柱を、>>218の少女目掛け叩きつけようとする】
【――黒い死骸、イバラに巻かれた上に、妙な呪いが掛けられている】
【実直に破壊を狙うのは危険極まりないが、それを知り得るのは>>224の男のみだ】
【だが、悦那の動きは月彗を捉えた時点でぴたりと止まってしまう。故にリロードの援護には至らず】
【そして――機を伺うセシルの後方でも、先程>>218の少女が視認したであろう、妙な黒い霞が渦巻いていた】
- 229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) :2013/03/10(日) 22:31:49.28 ID:qmTO/JlA0
- >>221
/PC権を奪われ返レスが難しいこともありますが、前言通り落ちますすみません
/煮るなり焼くなり持ち越しなりでお願いします!
- 230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/10(日) 22:34:02.90 ID:Q0prHDNWo
- >>229
/了解であります!
/持ち越し、しましょうか(ニッコリ)後のことは舞台裏にてよろしくお願いします
- 231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 22:39:42.09 ID:FZ3qjUWGo
- >>226
怖い人って……思われたりするけど……慣れちゃった
……どうにか……できるなら……するんだけど……
【自分でも扱いきれない程の大きな魔翌力なのだろうか】
【その答えは彼女の身体の中に巣食う、哲学者の卵≠ノあるのだが】
【少女がもし知らなくてもイメージが感じられるかもしれない】
【墨汁をぶちまけたような、全てを黒く染めようとする魔翌力のイメージを】
……そうだね……。でも、わたしは……いいの
【魔翌力を検知できたなら、向かわせていた魔翌力を引っ込めるだろう】
【ぴくりと動いて、彼女は少女の顔をまっすぐに覗き見る】
【そして組んだ手を解くと、ゆっくりと歩いて距離を詰めようとするだろう】
……あなた……
【きょろり、きょろりと、大きな瞳で少女の身体をなぞりながら――】
【後ずさったりしなければ、触れ合える位置まで近づこうとする】
【ざり、――最後にかすれた砂音を立てて止まると】
――きれいな魔翌力……持ってるんだね……
【 一瞬垣間見えるのは、噛み殺したような笑みで 】
【白く細い腕を、少女の首元に、そっと伸ばそうとするだろう】
【肌と肌が触れたなら――少女が持つ魔翌力を奪おうとするはずだ】
【無論抵抗するならいくらでもできる。しなくても死ぬようなことはない。傷つけもしない】
【ただ、急激に力が抜けていく感覚に襲われるだけだ】
/はいはい! 了解ですよ!
- 232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 22:47:43.30 ID:YS0rEHi4o
- >>224
ああ、分かりました!
【ポン、と左掌に握りしめた右手を打ち付ける。おお、分かってくれたのだろうか】
挨拶を返してくれたって事は、貴方が良い人ですね!!
【そ ッ ッ チ か よ ォ ォ オ オ オ オ ───z____ ッ ッ ! !】
【既に戦っているサングラスの彼があれだけの気迫で「退け」と言っているのだ共に逃げるが得策】
【──が。化物はここにも居た。好奇心と言う名の怪物が、彼の中に巣食っていたのだ────】
>>228
【さらに現れる二人の訪問者。知り合いと出会ったであろう悦那を軽く横目で見て敵ではないとすぐに分かり】
フフフ……賑やかになって来ましたね…………。
【すうっと彼は右手で装着したサングラスを取り出すと顔を上に上げ、左手を口の中に突っ込んだ】
へぇことは……悪い人は、あの方だけっへぇ事でふねぇ……?
(って事は……悪い人はあの方って事ですねぇ……?)
【ズ……ズズズズ……。突っ込んだ左手を引き抜くと、彼の口から生える様に出てきたのは一本の刀だった──】
【ヒュンッ!と片手で細剣を振るかの様に器用に振り払うと体液の様なものがピチャリと刀から剥がれて地面を濡らした】
>>224
あれ、そんなに怖いですか?なんですか、あれ。
【刀を真っすぐ、こちらに走ってくるサングラスの男の肩越しに狙撃銃で狙う様に黒い死骸に突きつける】
【空気の流れが変わった。比喩ではない。彼の刀を中心に渦の様な物が形成されているのだ────】
【“ブラックホール”とまでは言わないが。この刀もまた、“空気”を喰ッている────】
- 233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/10(日) 22:51:40.15 ID:Btbca7yFo
- 【公園】
ーーーまあ、だろうとは思ってたよ…テメェはそういう奴だ
毎回毎回、飽きもせずよくやるもんだ
【ーーー夜の公園、枯れた草と冷たい空気と、闇に穴を開ける街灯の光に包まれて】
【一人の男は、宿敵≠ニ対峙する】
…ちっ…まただんまりかよ…いい加減にしろよまったくよ…!
どうして俺の時だけ…
【男がいくら語り掛けようと、睨もうと、冷たい体と心は応えない】
【その巨体を、重い体をただそこに立たせたままで、正面から向き合って睨み合うだけ】
……はぁ…これだけはやりたくなかった…!
【黒いビジネススーツ、黒い革靴、骨が散りばめられた模様のネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型の男だ】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げている】
【宿敵≠ヘ、いつまでもいつまでもだんまりで、遂には頭に来た男は、右の拳を握りーーー】
【コツン、とそれをーーー自動販売機≠小突いた】
【刹那鳴り響く警報音ーーー怒りと呆れと悔しさに男の体はわなわなと震え出し、うるさく鳴り響く自動販売機に頭をつけた】
- 234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 22:55:33.77 ID:cprxedn5o
- >>228
【道中、男――――セシルの名乗りに応え、自身もまた「幸徳井佳乃」という名を彼に伝えて】
【廊下の中央を堂々と踏み行れば、既に交戦中の男二人を視認した】
…………とんだ大所帯だわ、まったく。
【呆れたように、そして不機嫌そうに、佳乃は呟いて。人間不信である彼女にとって、他人の多い環境は不愉快なものでしかないのだった】
【それも自分以外全員男となれば、居づらさも倍増すると言うもので――――】
【しかし、佳乃の思考はそこで中断される。不可思議な植物でもって釣り上げられる木乃伊と、それを操っているらしき男の姿を、見つけたからだ】
【状況はまだ理解できていないが、当面その男が敵であると、彼女は認識した】
【背中の布袋から、すらりと"それ"を取り出す。そのまま下段に構えられたそれは――――一振りの薙刀】
【浅い反りと波打つ刃紋、散りばめられた金剛石の破片が輝く玉鋼製の刀身に、赤い縄による意匠と金箔で描かれた紋様を持つ柄で構成される、美しい薙刀だった】
白刃龍紋流・壱の太刀――――『一矢』!
【一分の隙もない構え――――そんな佳乃の体から、『神気』という名の"聖"の力が噴出する】
【それが刀身に纏わりつくと同時、佳乃は掛け声とともに、薙刀を下段から上段へ振るって――――】
【直後、奥義『一矢』が発動し、薙刀の軌道に合わせて光の刃が飛翔するだろう!】
【全長80センチほどのそれは、ある程度の速度を保ったまま真っ直ぐな軌道で木乃伊へ迫る。狙いはど真ん中、体を縦に割るような軌道】
【この神気には、木乃伊などの『種族として邪の属性を持つもの』に対して使うと"浄化"の力を発揮し、激痛と火傷のような症状を伴う追加ダメージを入れる効果があるが】
【生き返って自らの意志で動いているわけではない、何かしら施術されたというだけの単なる"死骸"であれば、その効果は発揮されないか】
【ともあれ、飛翔する斬撃は、彼女の持つ薙刀で薙ぎ払われたのと同等のダメージを持つ】
【木乃伊が佳乃の見えないところで行われた戦闘通りの耐久性なら、一撃で落とす程度の威力はあるだろうか】
【ブラックホールのような"飲み込む力"を木乃伊が持っていることを知らない佳乃が、遠隔攻撃を選んだのは、運が良かったとしか言いようがなく】
【また、セシルの背後の黒い霧には、まだ気づいてない様子だ】
- 235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 23:04:54.04 ID:yP1S1g+eo
- >>231
……そんなことに慣れたって、いいこと一つもないでしょう?
だからほら、
【笑みをほんのちょっと崩して、小言じみた言葉を続けようと】
【して、――ぞわり。ぐちゃぐちゃに塗りつぶしたような「それ」に、気付いた】
【何度か感じたことのある強烈な違和感と、不快感。ああこれは「卵」の魔力だ、と】
――――っ、ッ!
【気付いて半歩下がろうとした、その時だった】
【樗色のあなたの、幽霊じみた腕が、自身の急所へ向けて】
【伸びたのを確認した途端――「ひゅん」】
……っ、……ほら、我慢はどうしました……?
【勢い良く腕を振って、腕を振り払おうとすると同時、後ろへ退がる】
【ほんの少し遅れた反応、掠めるように触れた指先が】
【するりと自分の中のナニカを、持っていった感覚だけを感知して】
【――表情に浮かべる警戒の色を、濃くさせた】
//お、お待たせしました……申し訳ないっ
- 236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 23:06:46.29 ID:poVthZ+Co
- >>228>>232
【――、駄目だ、アイツ駄目な奴だ】
【眼前のシルクハット男に対し、そう認識を改めたのかは定かで無い】
【だが、どちらにせよ、何時までも逃げている訳にも行かないのは同様だ】
潰すのは良いが、“遠距離”で潰せッ!!
何かよく分からない渦が出て、巻き添え食らってお陀仏になるッ!!
【左腰の『黒刀』に手を掛けると――、右手で引き抜き、後方を頸だけで確認】
【それから頸を前に戻しつつ、>>232、>>234、それから二人の男を確認し】
――、よし!!お前やる気満々だし任せた!!
【取り敢えず――、一番ヤバそうな奴(リロード)に、背後のヤバい奴等(木乃伊s)を任せつつ】
【リロードの脇を通り抜け、そのまま、奥座敷の方へと走り抜けると――】
はぁ、はぁ…、…おいアンタ等。あの月彗とか言う奴の知り合いか。
責任取って何とかしろ。ちょっと覗いただけで[ピーーー]とか言われて困ってる。
【少女とセシル、その近くで停止、汗を拭き、月彗の方へと向きながら】
【――、何となく、コイツのせいで戦端が開かれたんだろうなー、と伺える言葉を発しつつ刀を構えた】
- 237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 23:11:05.02 ID:poVthZ+Co
- >>236
/どうでもいいけど、奥座敷→廊下です
- 238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 23:16:18.31 ID:4DeBBrugo
- >>232 (リロード)
【――残念だが、彼の予測は外れていた】
【動きを止めてしまった悦那は、まるで何かに縛られているかのようであって】
「くっ、何で……また“あいつ”か……!!」
【月彗を捉えて舌打ちする悦那の姿は、よく見れば月彗の操るイバラの色と同色の魔力に覆われていた】
【無理やり動かされるコルト・パイソンを握り締めた手がギリギリと音を立てて、狙う先はあろう事か、リロードへ】
「畜生、避けろリロードッ!避けてくれ!!」
【悲痛な叫びと共に、乾いた一発の銃声が響く。その躰の支配権は明らかに月彗の手中にあった】
【リロードの腹部を狙った一発を放ってすぐに、次なる狙いは彼の頭部へと向かうが】
【ギリギリの所で意思が抗っているのだろう。その手は、小刻みに震えたまま次の弾を放とうとはしなかった】
【――同時に、男(>>236)が彼に任せたと言った木乃伊が三体、襲い掛かってくる!】
【だが彼の言った対処法を聞いていれば、やりようはあるだろうか】
【遠距離の手がなければ、木乃伊を操っている植物を切ることが手っ取り早い手段と言えた】
>>234 (佳乃)
【遠隔攻撃は的確な処置であり、木乃伊は聖の力に焼かれ悲鳴を上げた】
【同時に、矢張り“虚無”へ誘う強い引力が発生したが、それに誰も巻き込まれる事は無かった】
【死骸はその虚無の渦の中へ吸い込まれて消えて、佳乃を襲う脅威は取り合えず払われた】
【そして極めて冷静に場を見つめていたセシルは、やがて何事か諦めたように左右に首を振った】
【すると、彼の足許で渦巻く霞からノイズのような声が聞こえ始める】
【佳乃の耳にも届くだろうそれは、確かに言語などでは無いはずであったが――】
……そういう事、ですか。お師匠サマ
嗚呼。もう戻れないから、怖かったのですね
【くつり。小さく哂って、抜いた刀の鋒を――あろう事か、付いて来てくれた佳乃へと向ける】
…………申し訳ありませんね。“宿命”を、思い出したもので
【今度はこの男、セシルが彼女への脅威という訳だ。その理由は“お師匠サマ”にあるようだが……?】
/続きます
- 239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 23:18:41.10 ID:4DeBBrugo
- >>236 (空人)
…………空人さん。お久し振りですね?
その手にあるのはあの時の銃ですか。嗚呼、懐かしいものだ
今はね。セシル、と名乗っています――それで、知り合いですよ。
【鋒を佳乃に向けたまま笑んだ男は、以前彼と取引をした、ギムレットと名乗った男であった】
【だが――あの時より10年程進んだその外見は、彼よりも年上になっていて】
【名乗る名前も違っている。そして状況を見るからに、明らかに“敵対”の位置にいた】
【……何事かあったのは確実だろうが、今は仔細を語る暇さえ無い】
『……こら、余裕かますな阿呆。』
【彼らの会話の隙をついてか月彗の手に顕現されていたのは、青藍色の鳳仙花の蕾】
【そこから再び、先程放ったのと同じ魔力弾を放つ。続けざまに二連、刀を持つ腕と銃を持つ腕の二箇所へ】
【――まずはこの男を倒さねば、何の話も進まないのだろう】
- 240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 23:21:07.11 ID:FZ3qjUWGo
- >>235
【こうなったらもうあとは狂気に身を委ねるしかなかった】
【腕を伝って少女から自分に流れてくる魔翌力、それを堪能するかの如く立ち止まって】
【もっと、もっと貪ろうと少女らしからぬ歪んだ笑顔を湛えながら歩を進めるのだろう】
……できる、ない。……がまん……がまん……
【うわ言のように呟きながら、それでも少女へと歩いてゆく】
【求めるように伸ばされた腕が、指先が、僅かに震えていることに気が付くだろうか】
【魔翌力の感知をトリガーに、まるで突き動かされるようにして起こった行動――】
【もしかするとこの行為は、彼女の意志ではないのかもしれなくて】
がまん……っ
【ぶわ、と黒い魔翌力が氾濫したように辺りに広がっていくだろう】
【何もかも奪い尽くそうとするそれは留まることを知らないようで】
【少しでも彼女の自我が残っているうちに逃げた方がいいのかもしれない】
【このままでは少女が隠し持っている炎の魔翌力を、少女の生命力もろとも手中に収めようとするのだろう】
【――でもそれはもしかすると、彼女が一番望んでいないことかも、しれなかった】
- 241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 23:31:31.80 ID:yP1S1g+eo
- >>240
【初めて見たとき、幽霊のようだと思った、目の前の少女】
【それが今や、幽霊そのものではなく、幽霊に取り憑かれた人、みたいに】
【――自我とは別の何かが、身体を動かしているように、見えた】
……そうだ、負けるな、「そんなヤツ」の言うことなんか聞くな
あなたがあなたのままで居たいなら――っ
【広がりゆく真っ黒な悪意、それを視認しても】
【白い少女は背を向けず、まっすぐに、樗色の少女を見据え】
【ただ姿勢を低くして、何かに備えるような姿勢を取るだけだ】
抗いなさい、あなた自身のために!
【夜の暗がりよりもなお暗い、魔力に満たされた路地裏の空気の中で】
【少女の声だけが、きんと響き渡る、届くかどうかはわからないけれど――】
- 242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/10(日) 23:46:41.71 ID:cprxedn5o
- >>236,>>238
(…………呪術の類……!?)
【空中で炸裂し、引力と同時に空間を歪め消えていく木乃伊】
【あともう少し木乃伊の迫る速度が速いか、あるいは自分が薙刀を抜く速度が遅いかすれば…………】
【遠隔攻撃ではなく近距離攻撃で対応していてもおかしくなかった。その事実に、少しだけ背筋が寒くなる】
【あのやっかいな木乃伊をうまく退けつつ、いかにしてこの場をおさめるべきか――――佳乃が考えを巡らせていると、>>236の姿が視界に入った】
…………生憎、あんな珍妙な力を持ってる知り合いはいないわ。あとそれ以上近寄らないで。
むしろ、あなたが余計なことをしてこうなったんじゃないでしょうね…………。
【…………戦闘で気が立っているから、と思いたい。初対面とは言えあまりにも辛辣な台詞を走り寄ってきた男へ放つ佳乃】
【「近寄らないで」の部分は、男がどうというわけではなく、彼女が他人に対して平等に取っている態度だが――――そんなことが男に伝わるわけもないか】
【それから、男の言葉尻に戦闘の発端らしきものを感じ取って、じろりとその顔を睨む。その表情は、怒りと言うよりは呆れのようで】
【それでも、場は弁えているようだ。一定の距離こそ保ったままだが、男と肩を並べて屹立して、佳乃は薙刀を油断なく構え、】
…………――――ッ!?
【最初は、背後の異音が気になって少し視線を向けただけだった】
【しかしその途中で、何かしら呟きながら刀を抜くセシルを見、その刀の切っ先が自分に向けて、浮いて――――】
【――――刹那。人間というよりは野生動物のようなケモノじみて速い動きで身を翻し、佳乃はセシルと相対した】
【それは肉体の速度がどうというより、セシルの挙動に『気づくのが早かった』ことによる動作だ】
…………なんの、つもりよ。
あなたのお師匠さまとやらは、こんな簡単に身を翻すことをあなたに教えたわけ?
【ギリ、と。端正な顔つきには相応しくない歯軋りが、佳乃の口から漏れる】
【その瞳に宿るのは、驚愕と、そして裏切られたことへの、なにやら尋常でない憤怒】
【しかし、いくら裏切られたとはいえほぼ初対面の人間だ。ここまで怒る必要はないだろうに――――それは一体、何を由来とするものだったのか】
- 243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/10(日) 23:47:01.05 ID:FZ3qjUWGo
- >>241
【よちよちと歩く赤ん坊みたいに、あなたに近づく影】
【細くて紫色の存在は確かに幽霊のようでもあった】
……っ
【叱咤されて、その足は止まった。そしてやっぱり何かに耐えるようにぐ、と下唇を噛んで】
【 ブチ、ッ=@】
【水風船か何かが破裂したような音が響く。噛んだ唇に過度な力が加わったのだろう】
【つぅ、と血液が流れたなら、それと一緒に血の気が引く冷たさと一緒に、狂気が抜けて行く】
【同じく路地裏を満たしていた魔翌力も彼女の内側へと引っ込んでゆくだろう】
はぁ……はぁ……ありがとう……お姉さん……
【痛みよりも何よりも衝動を堪えるのに費やした集中力が汗をかかせていた】
【ぺたんと座りこむ少女――もう害意は微塵も感じられないはずだ】
【あのままではきっと、少女へと襲いかかっていただろう】
【恐怖に駆られ怯えていたならば命さえ奪ったかもしれない】
【正気に戻れたのは、少女が立ち向かってきてくれたからで】
怪我……ない……?
【肩で息をしながら、そう尋ねるのだろう】
- 244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 23:49:32.91 ID:YS0rEHi4o
- >>236
はあ。“遠距離”ですか────。随分脆そうな攻撃ですが……。
【佳乃が放った攻撃により発生した“虚無”を見て、軽く口笛を吹くと「成る程」、と頷いた】
【構えていた“刀”が空気を喰らうのを辞めるとそれを剣技を放つ様に構え直す】
>>238
【どれ、あの時に使った“必殺技”を使ってやるかと気合を入れていた所に横槍が入る】
ちょっと何です?悦那さん、集中してるんですから──ってェ!!
【そっちのトラブルは自分で何とかしてくださいよ!と言おうと振り向いた瞬間】
【銃口を向けてきていたのは、まさに“避けろ”と忠告してきたその本人で──】
【咄嗟に体を捻ってマントを翻ると銃弾を受け止める。柔らかなマントはその瞬間、鋼の性質を得て銃弾を弾く】
ヒっドイ!裏切りですっ!私の見る目無かったですかぁ?ってぇ、そんな感じじゃあないみたいですね……。それで、誰と、誰が敵ですって!?
【敵は木乃伊を操る男だけだと思っていた。ここに居るのは自分を除けば5人の人間ッ!!】
【グラサン、少女、悦那、セシル、書生姿の男!その内、グラサン、少女は敵ではないと思う──】
しかし、よくもまぁ、“お友達”が集った様ですねぇ!!こんな場所に……ッ!!なんて素晴らしい運命、ウラヤマシーです、はい。
【なんて、軽口を叩く暇は本来は無い。銃弾は防いだ。そこまでは良い。しかし、迎撃しようとしていた木乃伊が迫った状態で】
【体勢が崩れてしまった。体を支えるため、刀を杖の様に地面に刺してしまった。これでは剣技は使えまい────】
こうなれば……。
【──しかも、もう近い。この距離で迎撃してしまったのならば"虚無"に飲み込まれてしまうかもしれない。ならば、どうするか】
【そのまま居座る様に腰を落とし、地に刺さった刀の柄を強く握りしめると、その刃は砕け散り。放たれるのは──】
──“吹ッッ飛べ”!!!
【もはや風と言うよりは衝撃にも近い。“暴風”ッ!衝撃波を放ち、破壊するのではなく、セシルに向けて投げ返そうとする】
【これは賭けに近い行動である。威力が強すぎて、砕け散れば。或いは“暴風”をものともせず進行してきたのならば、"虚無"はリロードに襲いかかり、唯では済まないだろう】
- 245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 23:55:01.51 ID:4DeBBrugo
- >>242
……ええ。尊敬した人を切り捨てる事も、愛しい者を手放す事も
全て“彼女”から学びました。全て、ね
【たんと地を蹴る速度は速く、紅茶色を靡かせる長躯はその手の刀を振り上げる】
【同時に刀に迸るのは黄緑色の燐光――魔力というよりは、呪力に近いそれだ】
【それから振り下ろされる一撃を、もし薙刀で直接受けてしまえば、痺れるようなダメージが付加されるだろう】
【勿論、見るからにそのような妙な効果が刀に付随しているのは明らかであった】
【怒りに対するは、笑みの形を体良く貼り付けてみただけの、恐ろしい程の無感情】
【どれだけの事を諦め絶望し艱難の淵に堕ちれば、そんな色に染まれるのか。そういう表情であった】
- 246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/10(日) 23:56:42.97 ID:yP1S1g+eo
- >>243
……よしよし、よい子。
【あと数歩近付けば、武器を取る心算でいたのだけど】
【その必要がなくなったことを理解すれば、ほうと溜息を吐いて】
【緊張の糸で張りつめていた表情を、ぷつりと解かせた】
ありませんよ、至って健康体です。……あ、あなたは如何です?
何か後遺症的なものとか、気分が悪いとか、
【その表情のまま、おろおろと近づいてくる少女】
【先程までの剣幕は、地平の彼方へ投げ捨てたようで】
【小柄な体躯に見合った、頼りなさげな声を掛けながら】
【座りこんだ少女に、しろく細い手を、伸ばす】
- 247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [saga]:2013/03/11(月) 00:03:29.90 ID:5EyY5uLwo
- >>242
…、…いや、全然余計な事してねぇよ。
ちょっと覗いたら、覗き返されただけだ。本当に。
――、あと、あんたじゃなくて、神鷹空人=Aな。『お嬢ちゃん』。
【――、多分、コイツが一番悪いのだろう】
【結局、自分から戦闘が始まったことは否定していない】
【…、…苦笑いを浮かべ、「近寄るな」との言葉に、はいはい、と距離を取り】
>>238>>239
【――、話し掛けた人物の、その声色】
【何処かで訊いた憶えが有るが…、… 『其の銃』という単語で、思い出す】
【ギムレットとセシル。外見こそ、大分と変わっているが、同一人物に違いはなく】
【…、…それ故、眼前の光景には、苦笑いしか出ない】
…、…はっ。前会った時には、『そういう奴』には見えなかったんだけどな。
まぁ、人って変わるもんだし? 俺は全然、構わないんだが――。
……、その刀≠ヘ、返して貰った方が良さそうだ。
つーかお嬢ちゃん、代わりに奪っといてくれ。奪ったらやるよ。
【―― ヒュン=z
【会話の合間を縫って、飛来する二つの魔力弾】
【横目でそれを確認すると――、右手に刀、左手に銃を握り直し】
【、 ――サングラスの下、『紅い光』が、刹那、闇を切り裂いて】
――、 阿呆 =@はテメェだ。 …、…その距離で日和った攻撃してんなよ。
【 ―― 魔力弾へ突進=z
【…、…右手の刀、左手の銃――、それを、眼前で十字に構え、発するは黒白の魔力】
【このまま、遠距離戦を続けてはジリ貧だと判断したのだろう、一気に月彗と距離を詰める気だが――】
【 ――ドンッ=I!! 】
【――魔力弾と激突。 爆発とともに、僅かに乱れた黒白の魔力が、幾分かの『魔力相殺』を伝える】
【…、…顔の上のサングラスは吹き飛び、魔力で相殺したとは言え、身体からの出血は見受けられるが――】
【だが、何故か男は、その『衝撃』に左右される事無く、走行を続ける――】
【――、上手く行けば、月彗の虚を付き、肉薄することが可能だろうか】
- 248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 00:08:55.83 ID:9kKzDIqYo
- >>244
【リロードが回避したことで悦那はホッとしたような表情を浮かべる、だが呪縛が解けるまでには至らないようで】
【すぐに悲痛な色に染まるその表情は、このような意に反した裏切りが“二度目”であったからだ】
【一度は、尊敬していた金獅子へ。二度目は、出会ったばかりとはいえ気が合いそうだと思えた彼へ】
【苦しくない訳がない。こんな事したいはずがない。……なのに、この死人の躰は思うように動いてくれない】
「――畜生、畜生……ッ!
リロードッ!!俺を倒せ!!……お前の敵はッ、俺だ!!」
【裏切り、と言われて返す言葉など無いのは当然で】
【かつてそれによって己は死んだというのに、今こうして裏切る立場となってしまった】
【言い訳などしたところで、この状況下で何の意味がある?】
【――ならば、“悪役”を受け入れるしかない。悦那は、銃を再びリロードに向けて構え】
(……済まない、セリーナ)
【放つ一発。狙いは今度は足、そしてその一発は赤い燐光を帯びた魔力弾であり】
【威力は低いが、厄介なのはそのホーミング性能。何かに当たれば、消え去るのだが】
【そして、放たれた暴風は木乃伊三柱を弾き飛ばす】
【リロードが狙った通りに、それらはセシルの方へと飛ばされたが】
……≪ドグラ・マグラ≫
【その瞬間、セシルの躰を黄緑の燐光が包み、強烈な“反発”の力が放たれる】
【弾かれた木乃伊達は更にリロードとラリーに……という事にはならず、限界を迎え砕け散った】
【反発のせめぎあいにより、この場の誰にも影響を及ぼさない上空でそれらは弾け、“虚空”に飲まれていく】
『――準備完了、か』
【それを見届けた月彗が、一つ言葉を零した】
- 249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 00:10:26.77 ID:jTEYknFoo
- >>246
【よかった、とか細い声で紡ぐだろう】
【人騒がせで自分が悪いのではあるが、怪我がないと聞けば安心した表情を見せるのだろう】
……わたしは……大丈夫……
ごめんなさい……変なことして……
【長身に似合わぬ気弱さと、そして時間が飛んでしまったかのような精神的な幼さが見てとれるだろうか】
【眼はひたすら申し訳なさそうに伏せられていて】
【やがてゆっくりと立ち上がるだろう】
【ワンピースについた汚れをはたこうとして、切った唇が痛んだのか顔をしかめる】
【手で軽く血を拭うと、少女へと頭を下げてもう一度「ごめんなさい」と紡ぐだろうか】
あの、……あなたは……櫻の人……?
【――それでもやっぱり、やや気まずい。それをごまかすために問いを投げるだろう】
【単純な疑問だが、興味があるのだろうか】
- 250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 00:17:40.88 ID:9kKzDIqYo
- >>247
【自殺行為めいて魔力弾に当たりに行った行動に月彗は怪訝に眉を顰めたが、】
【まさか其処からの接近は予想だにしていない。僅か、動揺の色が浮かんだ】
『ハッ、何やそッち、お前も死人か何かかいな――!』
【鳳仙花の銃を持たないもう片方の手に、瞬時に形成したのはイバラの鞭】
【凶悪なイバラに包まれたそれを、接近してきた相手目掛け打ち据えようとしたが】
【其処でもう片手の鳳仙花が銃弾を発射できなかったのは、彼の不意の肉薄の成果だといっていい】
【――この男、接近は不得手だ】
【刀を得物とする相手ならば、きっとそう判断できるだろう】
【だが、焦りの割合が多いながらも何かを達成したように薄ら笑う不敵な笑みは、まだ何かを秘めている】
【先程、リロードが木乃伊を打ち砕いた。これで全ての木乃伊は消え去った】
【そしてその際に、月彗は『準備完了』だと言っていた。――何かが、始まろうとしていて】
- 251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/11(月) 00:18:18.11 ID:vgJ2QSdAo
- >>245
…………そんな、簡単に。
大切なものを、手放すだなんて。切り捨てる、だなんて。
――――言うんじゃないわよ!!
【すべてを諦めたようなセシルの言葉に――――不器用で無愛想な筈の佳乃が、感情を爆発させた】
【きっとセシルが辿ったのは、彼女が言うほど簡単な道ではない。もっと苦痛と困難に満ちた、つらくて冷たい道だったのだろう】
【会ったばかりの彼女が何をどれだけ言ったところで、その重みは変えられない。そういう類の過去を、背負ってきたのだろう】
【だが…………それを頭でわかっていても。それでも、佳乃は吠えずにはいられなかった】
【その台詞を受けたとたん急変した佳乃を見れば、セシルにも察せられるかもしれない】
【幸徳井佳乃は、まさしくそんな諦観の果てに手放され、切り捨てられた側の人間だ、ということが――――】
――――はああああああッ!!
【裂帛の気合いで佳乃が駆け出すと同時、彼女の体から噴出する神気の量と密度が増大する】
【人に開かれていた"神聖"は、ただ周りすべてをひれ伏せさせる"神の威厳"へと変貌し――――】
【やがてセシルの前に躍り出れば、白すぎるほどに白い力を纏った刀身が、セシルの刀めがけて下段から上段へ、全力で振られるだろう!】
【そのまま当たれば、刀を伝ってセシルの握り手に衝撃が届くだろうか。強く刀を握っていなければ、最悪刀を弾き飛ばされてしまうかもしれない】
【それほどに、威力と激情の乗った一撃だ】
【その際――――薙刀を伝わる何かしらの力が彼女の体に痺れを生じ、その表情がわずかに歪むが】
【それ以上に、振るった一閃の力が強い。薙刀は成否に関わらず大きく振り切られ、刀に触れるのは一瞬に留まるだろうか】
【もっとも、大きく振り切られたということは、それだけの隙をさらしたのと同義だが――――】
- 252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 00:19:23.73 ID:ckg40i7eo
- >>249
……良いのですよ、別に
元・せいぎのみかたとして、困っている人は見逃せません、し、
【「昔の私を見ているみたいで、放っておけなかったのです」、と】
【苦笑交じりにそう言えば、伸ばした手を、樗色の頭の上へ乗せようとする】
【自分より背の高い少女の頭を撫でようとする、その姿勢は少しばかり格好悪い】
……ええ、櫻の人間です。髪の色はこんな、ですけれど
そう言うあなたは、何処の方です?
【白い髪の毛先を摘まみ上げながら、肩をすくめて】
【何処の国でも珍しいものだろう、目の前の少女の見事な樗色の髪と瞳を見て】
【僅かに思案の色を表情に含ませながら、問うた】
- 253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 00:29:59.30 ID:9kKzDIqYo
- >>251
――…………
【一瞬。ほんの一瞬だけ、彼の表情が揺らいだ】
【浮かぶのは、丁度彼女のような年頃の、最愛“だった”――】
【がぎィん!と鋭い悲鳴めいた音を上げて、セシルの刀が弾かれ】
【後方に蹌踉めく彼は丸腰になる。だが、その周囲には黄緑の燐光が漂っていて】
【弾かれた刀がくるくる虚空で回り――そして、二人から離れた地面に突き刺さる、その瞬間】
…………私は、……
【無感情で塗りたくった表情。固め切ったはずのそれ。ならば頬を伝うのは、】
【――そして、ぱァんと弾けたのは、彼を覆っていた黄緑の燐光だ】
【途切れた言葉と運命を同じくしたように、彼の周囲の呪詛が消える――最大にして、絶好の隙であった】
- 254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 00:30:09.68 ID:XkX7Eepw0
- 【見るからに廃れた教会。その辺りを彷徨いているのは、其処で働く修道女であろうか】
【右を見たり、左を見たり。捜し物をしているのか、或いはただの散歩か】
【――――小難しい表情を浮かべて居る辺り、“ただの”何て事は無さそうだけれども】
「困りましたね……行商の方から買ったばかりだと言うのに……
ついていないと言いますか、此も主の与えた一つの試練だと考えますか……」
【溜息を一つ吐けば、再び辺りを見遣って】
【――――あれを読まなければ何も分からないというのに。何て呟きが漏らされるのだろう】
【人気の少ないこの辺り、存外その呟きも響くはずで】
「幸い、生活に響くほどでは無いとしても……やはり、惜しい気がしますね」
【さて――――この時間ではあるが、近くを通りかかる者は居るであろうか】
【或いは、先程の呟きを聞きつけた者か――――その教会に興味を持って近づいた者か】
【いずれにせよ、右往左往する様は訪問客の興味を引き付けるはずであって】
【木々の隙間を縫った月明かりが所々を照らす森の奥】
【黒い服に身を包んだ、如何にも怪しい――――通報して下さいと言わんばかりの服装を纏った人物が一人居て】
【手に広げるのは地図だろうか?それにしては、書かれている所と現在地と大分異なる気がするのだが】
「いやぁ……参ったで御座るな
あの御仁、拙者に道を教えてくれたのは有り難かったで御座るが……」
【頭を?きながら見渡せば、目に映るのは樹、樹、樹――――】
【時折、雪の残り】
【乾いた笑いが漏らされれば、口を覆っていた黒い布を外すのであろうか】
「――――迷子なんて久しぶりで御座るなぁ
何処を見ても樹ばかり。修行には最適で御座ろうが……
今日はこの辺りで夜を明かすとするで御座るか……無念」
【もう魂まで口から出ていくのでは無いかと思わんばかりの溜息】
【ズーンと暗い気配を纏えば、その場に座り込んで懐から干飯でも取り出すのだろう】
【――――こんな場所である。偶々通りかかったならば、幽鬼と間違われても文句は言えないであろう】
【……うっすらと笑って其れを食べているのだから、恐怖は加速する】
- 255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 00:31:53.73 ID:JIiH9TgSo
- >>248
倒せって、言われましてもねぇ!!出来るわきゃねぇでしょうが!!
知っての通り、正義の味方ですよ、私は!!倒されたきゃ、見た目通りな悪党の演技でもしてくれたら良かったんですがね──!!
【彼に付いた両の瞳は月彗を、セシルを見る。どっちだ、どっちを倒せば良い】
【セシルという男がやってきた時、彼に異変が現れた様に見える──】
【しかし、月彗に気づかれたのも、ほぼ同時期──】
(私はね、魔力とか、不思議な力は読めないんですよ……ッ!)
【しかし、まず解決しなくてはいけないのは、足に向かって放たれる魔法弾。ぬるい事を行っていたらなぶり殺されるだけ──】
【抱えた様々な問題を解くための最初の行動として、リロードは魔法弾を、右手で掬い上げる様に。握りつぶす!】
……ッッ!!
【握りつぶしたと言っても、相殺した訳ではない。爆弾を手の平の中で爆発させた様なものだ。周囲への被害を抑えるもの】
【それを行ったリロードの右手の手袋は引き裂け。ポタポタと鮮血を垂れ流し始めると同時に、“黒い”、“黒い”、“漆黒”の魔力を垂れ流す】
(だから、お前に────頼らせて貰います)
【露わとなったリロードの右手の甲、そして手の平には裂け目の様なものが浮かび上がっており。手の平の裂け目が開くと】
【現れたのは、不気味な、大きな“瞳”だった。手の平をを額に持って行くと、まるで三つの目を持つ異形の様にも見える】
【その瞳が先のリロードの様にキョロキョロと周囲を見回す。悦那を操る、根源を探し出すために──】
【──リロードは魔法を使えない。故に黒い魔力は何の影響も与えない。が、しかし。他に使い道はある】
【ぞわぞわと地面を這いながら悦那に迫る黒い魔力。それを遮られる事が無く、悦那の周囲3m地点に到達した瞬間】
【闇の中から鎖が飛び出し。悦那を捕縛しようとしてくるだろう。そう、これはリロードの“射程範囲”を伸ばすための魔力なのである】
- 256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 00:37:14.65 ID:5EyY5uLwo
- >>250
【――、身体を血と埃に染めながら、拳銃を腰に戻して】
【両手で『黒刀』を下段に構えると、一層、その疾駆の度合いを強めて――、】
…、…だから、言ってんだろ。
俺は伊邪那岐≠カゃねぇし、『根の国』に逝く理由も無ぇって。
そもそも――、『死人は生き返らねぇ』。
【―― ドスン<b!!】
【『刃の範囲』――、其処に月彗を捉えれば、最後の一歩が強く踏み締められる】
【長身から地へと与えられる地を揺らす程の衝撃と、同時に紅く光った瞳】
【…、…刀≠フ黎に、月光が反射して、瞳の赤光と混じり】
――、 暗夜行路=B
【――、影を引き摺る@lに、刀身が闇夜を奔る】
【先ず、下段からの逆袈裟で迎え撃つのは、『茨の鞭』――もし、その切断に成功すれば】
【次は、『刀身を反転』し、月彗自体を狙う体勢へと移ることに成るだろうか――】
- 257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 00:37:53.24 ID:jTEYknFoo
- >>252
せいぎのみかた……? なんだか……かっこいい……
でも……元ってことは……もう違うんだね……
【彼女なりに心の中で納得したらしい。表情には、表れなかったけど】
【狂気に取りつかれた自分をまっすぐに見据える少女は、きっと悪者を追い払う正義の使者に見えたのだろう】
【でも、それは昔の話らしい。それが心に引っかかった】
【どうして今も続けていないのだろうと】
【その時、ぽふ、と頭に手が置かれる。きょとんと上を向いて、少女の手を見るのだろう】
【その優しさが行ったり来たりしたならば、くすぐったそうに眼を細める】
……あなたも、卵≠植えられたことがあるの?
【でもその時だけは、言葉を選ぶようにゆっくりとした口調の彼女も、反射的に言葉が出た】
【自分と同じように卵≠ノ蝕まれたことがあるのだろうか――そうでなくても、近い経験をしているのだ】
【彼女としては少しでも聞きたい事だった】
……わたしは……わからない……
気付いたら……公園にいたから……
でも、櫻の国におばあちゃんの家もあるし……お姉ちゃんもいるよ
【確かおばあちゃんは白い髪の毛だったはずだけど……それを口に出すのは失礼な気がしてやめる】
【何処の方かと聞かれて、出身地のことだと思ったらしいが、それはわからないらしい】
【姉妹がいるようだが――血はつながっていないのだろう】
【でも家族のことについて話す彼女はどこか楽しそうに見えるだろうか】
- 258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 00:49:59.44 ID:ckg40i7eo
- >>257
そう、「元」なんですよ。
今はちょっとお休みして、お友だちといろんな国を巡ってるのです。
【撫でる手のスピードはゆるやかに、髪の毛の流れを乱さぬように】
【数回往復すれば、ふっと笑って手を下ろした】
【次いで投げ掛けられる問いに、すっと目を細めて、答える】
「卵」ではないです、けれど、
私の中にもう一人、兇暴な私がいるのです。
今はもう……滅多に出てこないですけれど。
【とん、と、人差し指の先で軽く胸のあたりを叩いて】
【それから、そこを撫ぜる様にして。紡ぐ言葉は、現在進行形】
【未だ、完全に呪縛から解き放たれているわけではない、とでも言うようなそれだった】
……家族、いるのですか
それならば「こんなところ」に居ないで、お家に帰った方がいいのでは……?
【「こんなところ」とは、この路地裏を指す言葉でもあったけれど】
【僅かに下がった視線が、少女のドッグタグを、はっきり捉えて】
【それが意味するところが何であるか知っているよ、とでも言いたげに、視線を戻した】
- 259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/11(月) 00:52:46.01 ID:vgJ2QSdAo
- >>253
【自分が振った薙刀の勢いに、少しだけ体勢を崩しながらも】
【セシルの刀が弾き飛ばされ、そして纏っていた黄緑色の力場が消えるのを確認した佳乃は】
【――――まるで、セシルを通して別の誰かを見ているように。黒曜石のように澄んでいた黒い瞳を、"負"を滅茶苦茶にかき回した混沌の色に変えたまま、】
あああああッ!!
【有らん限りの力で薙刀を振り上げ、そしてセシルの脳天へ振り下ろ、す――――】
【…………その、直前】
【セシルの、憎い大人の頬に伝う"何か"を、視認することができた】
――――――ッ!!
【先程より大きな、身を焦がす激情ごと噛みしめるような歯軋りとともに、腕の力を逆方向へ引き戻す】
【悲鳴を上げながら腕の筋肉が働き、佳乃はギリギリのところで薙刀の切っ先を止めた】
【そして…………憎しみと怒りの綯い交ぜになった瞳に、かつて味わった悲しみを蘇らせた、その瞳で、言う】
そうやって何でも諦めて。「仕方ない」って割り切って――――捨ててしまう。
…………だから大人は嫌いなのよ。
少しは、それで捨てられた方の気持ちにも、なりなさいよ…………。
【白刃龍門流・肆の太刀――――『四散』】
【佳乃がそう呟くと、刀身に纏わりついていた濃い神気が、一瞬のうちに膨張するだろう】
【その効果は、簡潔に言って"神気の爆発"だ。本物の爆発と違って爆熱こそないが、発生する爆音と衝撃波は本物のそれと変わらない】
【それを、頭部の至近距離で炸裂させたのだ――――まともに当たってしまえば、意識を刈り取られてしまうかも知れない】
- 260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 00:54:23.53 ID:/0/EzJDLo
- >>254
―――――――うわっ!
【驚きを示す声は唐突に人気を感じて森を裂き行ってみれば】
【闇にたゆたう幽鬼の如くさながら獲物を探す黒い化生、それに出会ってしまったからには】
【声をあげずにいられるものか身を引かずずにいられるものか】
な、なんだよ……普通の人間かよ……びっくりしたー
【白髪の青年はその赤の片目でようやく彼の全体像を把握して、「ああ人間だ」と安堵の溜息を】
【後ろ髪を伸ばして編んだ三つ編みをくるり揺らして立ち上がる、どこか幼くもあるその表情を少し緩め】
【身長にして170cmくらいに何やら右目は眼帯で隠した彼、まだ心臓が踊っているのか胸を抑えて】
ふう……っと、食事してるとこ悪いけど……ってうわあ干飯かよ
迷子じゃなくて遭難者?……あ、でも旅人って可能性もあるかー……で、どっちなんだ?
驚かされて少し腹立つけど迷子なら文明を感じられるトコまで案内してやるよ。
【その古風な夜食?を食む彼をなにやらかわいそうなものを見る視線を投げかけて】
【全くの良心から案内してもいいよなんて言う彼は、多分良い人なんだろう】
【背中のベルトに掛けた銀のナイフを度外視すれば、の話だけど……】
- 261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 01:04:05.80 ID:jTEYknFoo
- >>258
せいぎのみかたの……お友達?
でも、完全に……辞めたわけじゃ……ないんだよね?
【さっきみたいに、困ってる人を助けてあげてるんだよね――と、それは彼女の願望なのかもしれない】
【そして正義の味方はいっぱいいるのだと勝手に思って】
【いつだか自分の能力も人のために使えるのだと教えてもらったことを思い出した】
【――それはまだ、実現するには遠すぎるのだけど】
……そっか……
あの……嫌じゃなかったら……教えてほしい……
その、兇暴なあなたを……どうやって……大人しくさせたの?
【まだ少女の中には兇暴な人格が潜んでいるのだろう】
【でもそんな気配はしない。それは別の自分もうまくコントロールしている証拠だ】
【自分にはできないことを――眼の前の少女は克服していたのだ】
……できない……。だって……迷惑、かけちゃうから……
【卵≠植えられて、狂気に流されるがまま機関の軍門に下った自分を果たして人は受け入れるのだろうか】
【それは大きな不安だった。仮に受け入れられたとしても、ひとたび狂気に飲まれれば迷惑をかけてしまうのは明確で】
【だから帰れないのだろう】
【チャリッ、とあざ笑うかのようにドッグタグが金属音を立てる】
【紡ぐ言葉は不安定なノイズを含んで――震えていた】
- 262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/11(月) 01:06:34.17 ID:vgJ2QSdAo
- >>259
/あ、爆発の範囲書いてなかった……
/周りを丸ごとドカンみたいなのじゃなく、小爆発程度の範囲です
- 263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 01:13:49.08 ID:9kKzDIqYo
- >>255 (リロード)
【“瞳”が捉えるのは、悦那の躰を血液のように巡る青藍色の魔力と】
【その青藍色の魔力が、月彗を根源としていることだ。彼の作り出す植物も、同じ青藍色であり】
【相手が読めるだろうことは二つ。青藍の魔力が“形成”の性質を持っていることと、】
【それにより動かされている悦那の躰は既に生きたそれではなく、“屍”であるとも気がつけるだろう】
「……なら。それなら、俺は今から“悪党”だ
其処の、そいつ(月彗)に、理屈は何にせよ……俺は逆らえない……っ!!
どう足掻こうとも、そいつの“人形”になっちまうなら……
そして、ッ誰かを傷つけちまうなら……それは、俺の“罪”だ!!」
【――嗚呼、馬鹿馬鹿しいほどに、この男は“実直”だ。そして“愚直”であった】
【そしてそれを嘲笑うような、耳障りな高笑いが聞こえる】
『アハハハハ!!嗚呼、嗚呼、阿呆らしい!!
…………“兄や”。お前の罪はそれだけか?』
【悦那を捕縛しようとしたその鎖は、悦那自身が回避行動を取る事で躱される】
【それも月彗の操作によるものなのだろう。何せ、今の悦那にそんな機敏な行動は取れない】
【『“兄や”』と呼ばれた瞬間、まるで全てを察したような表情は――絶望とも呼べないような色合いに、染まっていた】
>>259 (佳乃)
【――返す答えを、今の彼自身は持ち合わせてはいなかった】
【回避すらしない。まともに爆発の衝撃波を喰らった躰が、後方に弾き飛ばされて】
【地に叩きつけられ、僅かな息を肺から吐き出した、その後に】
…………無理、……です、ね……
【「私には」。――それだけを、最後に口許だけで紡ぐと】
【突如として真っ黒な燐光が彼の横たわる地面から湧き上がり、掌の形を成してその躰を地に沈めていった】
【木乃伊で起こった“虚無”とは違い、今度のそれは“時空間”を開くものであると察せられるだろう】
>>256 (空人)
【闇夜を奔る刀に、青藍に染まるイバラが断ち切られ、虚空を舞う】
【舌打ちを一つ零し、近接戦闘の状況下になった時点で見切りをつけたらしいこの男は】
【片手の鳳仙花の銃を、地面に向け放つことにより、その反動で後方へと距離を取った】
【牽制の意味をも込めた一発。それで生じるだろう隙の間に、月彗は言葉を紡ぐ】
『……癪に障るが、あの女の力はまだ必要や
そッちが邪魔する前に“話”も済んだ、それにそッちらのおかげで“供養”も終わった
さて、機嫌は治ったやろうな?――“師範代”』
【言葉から察するに――空人が見た、あの五人の妙な姿が“話”であり】
【そしてその五人を砕き虚無へ返したことが、“供養”であると言う事だろう】
【意図せず、今戦っている人間達は彼に利用されていたという事だ。……その目的とは?】
【おまけに、最後に出た“師範代”という、誰かへの呼び名】
【するとそれに応えるように、この場を包む瘴気が色濃くなり――】
/続きます……
- 264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 01:14:36.76 ID:9kKzDIqYo
- >>ALL
“ふふ、ふふふふ、ふふふ……いいわよ、上出来だわ。
みんな私の手許に戻ってきてくれたんだもの。お前も含めて、ね
だから許してあげる。ただし、次は無いけれどね?”
【寺院全体を包むように湧き出す、黒き燐光】
【同時、彼らの前に現れるのは、全身真っ黒ずくめの女の亡霊であった】
【黒いハット、黒いドレス、黒い髪、黒い爪先、ルージュまでもが黒一色】
【凶兆をそのままに具現化したようなその女は、嫌ったらしい笑みを浮かべたまま、全員を見据える】
“――有り難う。貴方達のおかげで、全て整ったわ
私はレイシー。また会いましょう、今宵よりも素敵な、哀しみの舞う舞台でね
それまでに、この子達を上手な役者に躾ておくから――ふふ、あはははっ!!”
【耳をつんざくような哂い声が響いた直後、再び湧き上がるのは“時空間”に干渉する魔力】
【それが彼らへ及ぶことはない。ただこの場所が崩れて、亡霊を含めた三人の男がその闇に飲まれていくだけだ】
【何処までも闇色な一瞬の後――彼らは、“戦闘の跡など一つもない”寺院の跡地にいるだろう】
【――まるで、今まで戦っていた場所が、何処か別世界であったかのように】
【静寂に包まれたその場所は、凶悪な呪詛だけを抱いて、星空の下に息づくのみであった】
/>>259了解ですー
/そして拙い進行でしたが、ここで一先ず終着とさせて頂きます
/参加ありがとう御座いました!
- 265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 01:16:27.56 ID:XkX7Eepw0
- >>260
「旨いで御座るな。お米一粒に七人の神が宿ると聞くで御座る……
フフ……これが目的の場所ならば尚更旨く感じたで御座ろう……ウフフフフ……
ん?獣で御座るか?丁度良かった、流石に神を食らうだけでは――――ぬおっ?!」
【さて、青年が驚いた声を上げると同時にこの不審者も驚いた声を張り上げて】
【不気味に笑う表情が一気に驚いた其れへと変わるのだ。顔の筋肉の負担も其れなりにあるだろうか】
【今にも突き刺さんと振りかぶった短刀。無害な人物と分かれば大きく空振って】
【――――パラパラと乾いた音は、きっと干飯が落ちた音】
「心臓に悪いで御座るなぁ……拙者はあまり強くないのだから脅かして欲しく無いで御座r
――――ぬああああああ?!拙者の干飯?!って何で御座るかその視線は?!
まるで痩せこけた動物に餌を遣るように見つめるのは止めるで御座る!」
【やけに忙しない輩の様で、落ちた其れを嘆いたり、プンプンとその視線を批判したり】
【……その次に落ちた粒を拾ったりと、本当に忙しない輩である】
【ただ、ナイフが視線に映れば一瞬ばかり眼光を鋭くしたのも確かなのだけれど】
【――――それも直ぐに消えれば、落胆した溜息を吐くのだろう】
「そのどれもが当てはまる状況で御座るよ
元々迷子故に旅人となって、更にたった今遭難した状況で御座る
……本当で御座るか?フカフカベッドがあったり、野犬に喰われない所まで連れて行ってくれるので御座るか?!
――――欲を言えば、この場まで連れて行ってくれると助かるので御座るが。礼として拙者の拾った干飯でどうで御座ろうか」
【……直ぐに目をキラキラと輝かせるのだが】
【案内の件、嬉しそうに首を振れば頼むのだが、一枚の地図を見せて出来れば此処まで案内して欲しいとの事】
【地理さえあれば、この場からそう遠くも無い事が直ぐに分かるだろうか】
【謝礼代わりとして出される土まみれの干飯。巫山戯ているわけで無く、実際この程度しか渡すことが出来ないのだが……きっと、そんな事は伝わらないか】
- 266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 01:20:25.25 ID:ckg40i7eo
- >>261
ええ、辞めちゃったわけではないです。今はちょっと、休憩。
いつかまた、守りたいものを脅かす人が現れたら……そのとき、復活しましょうか。
【 「……なんちゃって、ちょっと恥ずかしい!」 】
【おどけるように笑って、それでも、言葉だけまっすぐに】
【頼りない小ささの体躯で、ぐっとガッツポーズをとった】
【……そのままの姿勢で、問いに答え始める】
……んー、と、簡単に言うと、「受け入れた」んです。
悪いことする兇暴な私だって、私なのだから、
いざという時、必要な時に力を貸してね、って……
【そこまで言って、一旦言葉を区切り、思案するような表情を浮かべて】
【んー、と唸ったあと、もう一度口を開いた】
……受け入れて、捩じ伏せて、言うこと聞かせた、って言う方が正しいのかも?
【……兇暴で無いほうの少女の人格も、存外、酷い性質であるようだ。】
- 267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/11(月) 01:29:47.95 ID:3N/Iq14M0
- >>214
【青年が人工呼吸をしようとしてもおそらくは無理だろう。】
【なにせ頭から首まですっぽりと覆うマスクがしてあるのだから】
(ん…陸に上がったな。誰かが助けてくれたのだろうか)
(でもこのまま生き返るのはなぁ…。実際生きてるけど)
【水没死体の真似をしてそのまま生き返るといのは彼にとってはなんというか謎の抵抗感が生まれた。】
【マスクをした人はピクリとも動かず、マスクの中で最小の音で呼吸を続けながら死んだふりを続けていた。】
(あ、でもこのままだとつまらないな…)
『残念、手遅れです!』
【突然、人型の方から、聴き覚えのあるこえがした。】
【そう、生涯もっとも聞き覚えがあるである声、人を助けた青年の声が。】
//回線にトラブルがあって、すいません!
- 268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 01:30:44.28 ID:/0/EzJDLo
- >>265
し、心臓に悪いのはコッチの台詞だろ!
どこの世界にいきなり短刀振りかざすヤツがいるってんだよ!……(あ、人のこと言えない……)
【あわや大惨事で崖っぷちから突き落とされそうになった側の主張としては至極当然である】
【嫌な汗がどっと額から流れるのは気の所為というには余りにも現実を伴っていた】
【取り敢えず袖で汗を拭いて、今の時期はまだ微妙に寒いから濡れたままは危ないのだ】
知らねーよ、自分がオッチョコチョイなのが悪いんだろ、フン
……ってうわマジかよそれ拾ってまた食べるつもり――――――――
【正直な話、彼が干飯を拾う様を見て若干引いたそれこそ瞳には軽蔑混じり】
【だけど流石にかわいそうだし案内したらご飯くらいは奢ってあげようかと思ったのだけど】
――――――あ、やだ絶対やだわ報酬がソレとか余りにも馬鹿にしてるだろお前……
【分り易くワナワナ震えて思いっきりそっぽを向く】
【安く見られたと、馬鹿にされたのだと感じたのだろう】
【非常に残念なディスコミュニケーションである……どうしよう】
…………そうだなその短刀をくれるってんなら考えないでもないけど、刃物……刃物っていいよなあ、うん。
【と、ここで明後日を向いていた彼がチラチラと短刀を見つめながら呟く】
【そう白髪の彼は刃物好きだったりするのだ、特に櫻の方面のには心酔に近い】
あ、うんうん地図の場所は把握したよ……で?どうするでござるか?
【場所も分かったらしい彼は打って変わってにこやかな表情を浮かべ】
【右手を出す、さあ覚悟が出来たら短刀をよこせ……とばかりに】
- 269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 01:33:29.23 ID:jTEYknFoo
- >>266
……やっぱり、かっこいい……
【なんて、まるで低学年の男の子みたいな感想だけれども、純粋な感想だった】
【おどけてみせる少女の意外な一面も、ガッツポーズだって、輝いて見える】
【いつか自分もそうなれたらと――そう思わずにはいられない】
【そしたら今までいっぱい迷惑をかけた罪滅ぼしができるのに、と】
そんなので……大人しくなるんだ……
【半分は信じて、半分は疑った】
【だって、もう一人の兇暴な自分は、自分の言うことを聞いてくれないのだから】
【でもわかり合うことが大切だってことがわからない少女ではない】
【また、複雑そうに少女の表情が翳る】
【実現できるようでできない。簡単そうなことだけれども、それはすごく難しいことのように思えた】
【すると付け加えるように聞こえてきた唸り声。それに耳を傾けて】
……えー
【ちょっぴり残念そうに呟かれるのだった】
- 270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 01:42:49.24 ID:5EyY5uLwo
- >>263>>264
【――、切り返した刀身は空を切り、間合いの外へと逃げる月彗】
【神鷹は再び、『暗夜行路』を下段に構え直し、距離を詰めようと―― 】
(…、…『厭な感じ』――、何だ。)
【其処で、足を止めた】
【理由は、濃くなり始めた『瘴気』。――、それから、現れた亡霊=z
【……、今度こそ「化け物」か、と、舌打ちして、八双に刀を構え直し――】
ゴタゴタ五月蝿ぇぞ、阿婆擦れ。俺は今日で最後にしてぇんだよ。
兎に角、お前からさっきの木乃伊と同じ匂いが――
【月彗の反応から、『何か』が裏に居るのは予感していたが】
【――、霊体を如何に斬ったものか、即座に思考が及んだのは、其処で】
【…、…逡巡の内に、『レイシー』と、三人の男の姿が消える】
【気がつけば、その場は、寺院の跡地=B――、『普通の世界』】
……、何だってんだよ。
【――、取り敢えずは、刀を納め、地に濡れた顔を袖で拭って】
【悪態をつきながら、残った他の二人は無事か、と、周囲に視線を遣った】
/お疲れ様でした!
/レス頂ければ、まだ返せますのでー
- 271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 01:47:17.11 ID:ckg40i7eo
- >>269
えぅ……で、でも、結構頑張ったのですよ?
衝動と闘って、抑え込んでのくりかえしですよぅ、しんどかったですよ……
【わたわたと繕うように、いろいろ付け加えてみるけれど】
【なんだか少女の中での自分像が、どんどん格好悪くなっていってる、ような】
【そんな気がして、ちょっぴり、しょげた。】
……でも、さっきのあなたも、そうだったのではないです?
私の事を傷付けないように、必死に抑え込んでくれたでしょう?
それとおんなじ、ですよ。
きっとそれを繰り返して、完全に勝てるようになったら――
【……そうしていたのも束の間、話していく内に、俯くのをやめて】
【少女の首元、光るドッグタグを、軽く指で弾く】
【でこぴんみたいな感じで、ぱーん、なんて呟きながら】
――おうちにだって、堂々と帰れるようになると思いますよっ。
- 272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 01:47:40.72 ID:JIiH9TgSo
- >>263-264
悦那さん、貴方…………。
【瞳から送られてきた情報を読み取り、目を見開いた】
【彼を操っている者は二人に一人。踊ろう事はそこではなく】
【目の前に居た一人の男が、既に死んでいた事についてである】
でも、ですよッ!!正義の味方は悪党の思うようにはさせた時点で負けなんですっ!
【それは、まるで両親や教師に己の過ちの言い訳をする様な、子供の様な口調で──】
【殺して欲しい者がいるなら殺してやるのも一つの正義の形のはず。しかし、彼には出来ない】
貴方が悪党なら、やはり。倒してやる事は、……私には、出来ない……ッ!!
【彼は、誰かを守るとか。救うとか。そうじゃなくて、彼が守りたいのは。“正義の味方”である自分だから──】
良いご身分な事だ……。なるほど、全て手の平の上ですか……。
……。“また会いましょう”、ですか……。後悔する事にならなければ良いですがね……。
【強気な発言をしつつも、彼は静観するしかなかった。もはや、どうしようもない事の様だったから。自分は、間違えたのだろうか、選択を】
礼を言われてしまいましたねぇ……。
【3人の男と、突如現れたレイシーと名乗る女が消えていくと】
【ビクリ。と何かに反応するかのように、彼は倒れる。ビクビクと痙攣する様に反応しているのは彼の右腕】
【黒い魔力が絶えず溢れ出すその様はまるで何かの前兆の様で────】
く、糞……何だってですか……。そうか────。
【先ほど、自分が言った言葉が頭の中で復唱されていた。そう、「正義の味方は悪党の思うようにはさせた時点で負け」】
(……負けたのか、我々は。)
(だが、お前も"俺"なら、少しは堪えてくれ…………)
【敗北という憤りが彼の中のストレス、闇を膨れさせ、その手に埋め込まれた“哲学者の卵”の孵化を煽っている】
【彼は左手でまるで赤子をあやすように、右掌に手をやり、開いた“瞳”を閉じてやると闇の魔力はすぐに静まり返っていった】
>>270
【リロードは立ち上がると。戦った二人に軽く会釈をして】
いやぁどうも、どうもー、皆さん、残念でしたね。って私もか……。
私の名前はリロードと言います……。リロード・ザ・マジシャン。どうやら、ここに何も無くなった様ですので、最初の目的を果たすだけです。
────疲れたので、奥で寝てきます、お疲れ様でした……。用があればそこにどうぞ。お休みなさい……。
【特に何も無ければフラフラと気力のない足取りで本堂の奥に消えていく事だろう────】
- 273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 01:47:40.94 ID:XkX7Eepw0
- >>268
ぐ……こ、この世界に居るで御座ろう!
ほら、目の前の拙者がそうで御座る!
【反撃の余地が全く無い完全なる正論】
【顔を歪めれば数歩下がって心理的ダメージを視覚的に伝えるという無駄な努力】
【やがては開き直り。どうだ参ったかと言わんばかりの得意げな表情である】
【――――誰も居ない。殴ったって非難する人なんて何処にも居ない】
「まさか迷うなんて思わずに来たのだからしょうがないで御座ろう……
拙者にはこれしか生きる術がないので御座る。ヨヨヨ…………
ば、馬鹿になんてしてないで御座るよ?!
ちゃんとした報酬で御座る。ご恩と奉公で御座るよ。素晴らしいではござらんか」
【唇を尖らせて不満をタラタラと述べていたのだが――――】
【やはり起きてしまう出来事。慌てた様子で否定すれば、更に干飯を増やすと提案するのだが】
【まるで雀に餌を与える老人の如く優しい笑みを浮かべれば、両手一杯にして差し出すのだろう】
【――――勿論、意味の無い事と知れば渋々戻すのだが】
「何か危ない発言で御座るな……辻斬りで御座るか?
それに、この短刀は拙者の恋人が濡れ衣を着せられて自害を迫られた時に使った物
おいそれと渡すわけには……嘘だから別に良いで御座るが」
【「ほい、おいそれ」の一言と共にその右手に乗せられた短刀。あまりにも軽すぎる交渉】
【――――ただ、もしその短刀に触れたならば必然的にその力にも触れる事になるであろう】
【嫉妬、殺意、憤怒――――実に様々な負の念が込められていて、長時間握っていれば人によっては精神に異常を起こる者も現れそうな程】
【所謂、曰く憑き。それも、決して好ましいとは言えない一品】
「さて、渡したのだから案内して貰えるので御座ろう?」
【対して、不審者もにこやかな笑顔を見せて】
【いざ行かん。と誘うかのように訊ねるのである】
- 274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/11(月) 01:49:59.55 ID:vgJ2QSdAo
- >>263-264,>>270
無理、じゃない! そうやって勝手、に…………!?
ま、待ちなさい――――セシルッ!!
【セシルの返答を受けて、今一度叫ぼうとしたその瞬間――――黒い掌に包まれ、消えていくセシルの姿】
【闇に飲まれる彼を掴もうとするように、手を伸ばして駆け抜けていく彼女だが、時既に遅し】
【そのまま地面へ消え入ったセシルの姿を、ただ見送るしかなかった】
【伸ばした手を中空に残したまま、佳乃はその手を強く握りしめて――――】
【そして、闇の色に振り返れば】
…………そう。あなたが、「お師匠サマ」とやらね。
ええ、私も…………次会うときが、楽しみだわ。
【突き刺さらんばかりの視線を、佳乃はその亡霊――――レイシーへと向けた】
【"聖"なる力が、彼女の中で龍の如くとぐろを巻いている。あれが見た目通りの亡霊なら、神気によって"浄化"できる。滅し尽くせる――――と】
【そう、次会うときは…………滅す。彼女の瞳は、レイシーにそう告げていて】
【闇に溶け、戦場の残り火と共に掻き消えていくレイシーと男たちの姿を、佳乃は一度も目を閉じずに見届けるだろう――――】
【そうして彼女は――――最後のセシルの表情を思って、何を思ってか一度だけ目を閉じる】
【この短時間で胸中に生まれた、多様で複雑な思いを抱きしめるようにして、深呼吸を一つ。それだけ終えれば、もう一度目を開けて】
何が何だか、正直まだわからないけれど…………お互い、面倒なことに巻き込まれたみたいね。
…………あと、"お嬢ちゃん"はやめなさい。怪しい含みしか感じないから。
私は幸徳井佳乃よ。
【無理矢理気持ちを切り替えるように、自分の名前を名乗りながら残った二人に声を掛けるだろう】
【空人には、ついでとばかりにじとりと半目を送って】
/お疲れさまでした!
- 275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 02:02:23.24 ID:jTEYknFoo
- >>271
それは……わかってるけど……
【慌てる様子を見て、少女の株が下がった――わけではない】
【それがいかに難しいことかがわかっているから】
【それを繰り返して繰り返して――いつになれば解放されるのだろうか】
【何年もそうやって闘ってきて、やっとのことで少しだけ操れるようになってきた力】
【精神的にもすでにボロボロになっていた。支えがなければ、シャープペンの芯みたいに簡単に折れてしまう】
【その時が――本当の終わりなのだろう】
そうやって……闘い続けたら……
いつか……勝てるように……なるのかな
――あなたみたいに……なれるかな
【だけど少女が言っていることも、やっぱりわかるのだ。今までがそうだったように】
【ここにいるせいぎのみかた≠ェかつて打ち克ったように、自分も――】
【そうすればきっと、少女のようになれるのだと思えた】
【ドッグタグを弾いたように、狂気だって機関だって、笑い飛ばせるようになれるのだと】
【でも自分はそんな明るく振る舞えない】
【確認するように呟くのは――やっぱり、不安だからなのだろう】
- 276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 02:03:19.10 ID:5EyY5uLwo
- >>272
――、神鷹空人だ。お疲れさん。
【早い話が『寝る』と言う彼に、名前だけを告げて手を振る】
【…、…神鷹の眼からも、容易にわかるほどに『疲れている』】
【余計な口は挟まず、労いの言葉だけを掛けて、彼の姿を見送り――】
/お疲れ様でした!
>>274
【――、リロードを見送った後、神鷹は、ぼうっとした表情で胸元のポケットに手を遣り】
【その直後、『何も入っていない』事に気付いたのか、眉を顰めて、手を軽く振って】
…、…あぁ――佳乃、な。
そんなに心配しなくても、10以上違うガキに『怪しい含み』なんて持たせねぇよ。
【何だか、大分と失礼な言葉だが――真意は分からない】
【後ろ髪の簪に軽く手を遣ると、外すでも無く、ただ、握りしめて、手を離し】
――、大丈夫か?
【戦闘中、動揺していたことを言っているのだろう――、何とも無いように、問いかけてみせた】
- 277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 02:03:22.05 ID:/0/EzJDLo
- >>273
反論すんならもっと頑張れよ!何か他にあんだろうが!……
……いややっぱいいや、悲しいし
【口調を荒げてはいるものの、彼は多分悪いヤツじゃないんだろうなあと】
【そして対抗するのも何か自分の品位を下げる気がして、やめようぜと掌を向けて諭すように彼を見つめる】
【殴りはしないけど哀れんでいる、そんな感じだった】
自分に限って迷うはずないってか?どう見てもフラグじゃねーか色々お疲れ様です
いや、だから量増やされても反応に困るっつーか要らない物は数あっても要らないっていうか……。
辻斬りなんてこのご時世いないだろ、ただの趣味だよ趣味
――――――って渡すのかよ、思い入れとか普通あるだろ……
【彼への評価が「残念なヤツ」から「胡散臭いヤツ」へとレベルアップした瞬間である】
【それともそんな胡散臭さも本性を隠す為の仮面なのでは……なんて思う訳がなく】
【どうにも調子が狂ってしまう、白髪の青年にとって彼はそんな相手なのだろう】
ま、くれるものは喜んで貰うけ……ど……!?
【言葉の通り、貰えるなら頂くと喜色満面で受け取って……しかしその顔は一変する】
【静電気を受けた時のように直ぐ様ビクっと反応して、半ば押し付けるように彼に返すだろう】
【そして小さく舌をならして、眉間にシワを刻み文句ありげに睨み】
……ち、要らないよそんな危ないモン
あーあー……でも案内するって言った手前反故にするのもアレだしな、いいよもうついて来いよ。
【とんだ狸だ、と分かるように呟いて背を見せながら目的の場所まで歩き出す】
【なんだかんだと彼は律儀だったらしく、一度確かに貰ってその上で返したのだから成程理屈は通っていると】
【気に入らないが仕方なし、「はやくこい」とぶっきらぼうに答えて……森を進んで行くだろう】
- 278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 02:17:36.31 ID:ckg40i7eo
- >>275
そ、ですねぇ、……
……今のままだと、難しいとは、思います。
【肯定はしなかった、けれど、否定もしない】
【あやふやな回答を残して、白い少女は、歩き始める】
【このままきっと、光の灯る、表通りへ行くのだろう】
……だってあなた、ひとりぼっち、なんですもん。
ひとりじゃ勝てませんよ、だって、怖いでしょう?
【――数十歩。離れた地点で立ち止まり、振り返って】
【こちらへおいで、とでも言うように、手を伸ばした】
――私でよければ、お手伝い、しますから。
そして、きっと……私以外にも、お手伝いしてくれる人は、いますから。
もうちょっと、他人に、頼ってみては如何です?
【ついて来るも来ないも、すべてはあなたの自由】
【どちらにしても、数十秒の猶予をもって、白い少女は再び歩き出すだろう】
【――その前に、ひとつだけ。もう一度、顔だけ振り返って、こんな声をかけたり、した】
ああそうだ……一番大切なことを、忘れてました。
私の名前はカゲツ、白坂カゲツ――――あなたは?
【笑って、それだけ言うと、再び歩き出す】
【あなたの名前を背中で聞きとるか、それとも、横で聞きとるか】
【それもまた、あなたの選択次第、なのだろう】
//グワーッすみません、眠気がアレで無理矢理〆るようなかたちにしちゃいました
//長いことお疲れさまでした&ありがとうございましたー!
- 279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 02:21:27.06 ID:XkX7Eepw0
- >>277
「拙者、口論は苦手で御座る
平和にいくで御座るよ。平和――――だからその可愛そうな人を見る目は止めるで御座る!」
【うがー!の一言があまりにも余計】
【もう二十歳を過ぎているであろう男なのに子供っぽい。その視線もしょうがない事だろう】
【いや――――視線だけで済んでいるのだからまだ優しい方か】
「これだけあれば数日は持つというのに、不思議な御仁で御座るなぁ
趣味で御座るか?人を傷付ける為に存在する物を集めるなんてとんだ趣味で御座る
思い入れなんて皆無で御座るよ―。手に馴染むからただ持って居ただけで御座る」
【刃の用途なんて色々有ろうに“人を傷付ける為の物”として例える辺り、胡散臭いと思って間違いは無いだろうか】
【――――尤も、本物の馬鹿と考えても良さそうだが】
【脳天気。悩み事が無さそうな性格。そう言われても仕方の無い言動】
【青年が短刀に触れる際、その表情をマジマジと観察していたが】
「そうで御座ろうそうで御座ろう。刃なんて危ないだけで御座る。御仁の様な物が持つなんて相応しく……
あっ、待つで御座るよー!これからが拙者の見せ……だから止まるで御座る!御仁、御仁!」
【押し返されれば、何も理解して居ないかのように受け取って】
【くどくどと自分なりの説得を始めようとするのだが――――奥へと進み始めれば、慌ててその背中を追いかけて】
【――――慌てて、にしてはやけに足が速いのだが】
「そういえば御仁。御仁と呼ぶのは不便で御座るな
拙者に名を教えては貰えぬで御座るか
因みに、拙者の名は伊吹で御座る。せめて道案内中だけは忘れないでいてくれると助かるで御座るよ」
【横へと並べば、煙たがられても全く気にせず話し掛けるのだろう】
【仮に、不機嫌故に無視したならば――――一歩先に進んで振り返り「御仁?」の嵐】
- 280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/11(月) 02:24:53.84 ID:vgJ2QSdAo
- >>272
リロード…………ね。
…………って、ちょっと。こんな所で寝る気なの?
【自分の名乗りの後、佳乃もまたリロード・ザ・マジシャンの名を記憶し――――直後、その人物が取った行動に驚愕することになった】
【よりにもよって、さっきまで戦闘があったこの場所で、しかもついさっき木乃伊やら亡霊やらが出たようなこの場所で、寝る…………】
【それでなくとも、風化して不気味な雰囲気を醸し出す寺院だというのに。マイペースなのか肝が据わっているのか、佳乃にはわからなかった】
【とはいえ、彼の疲労度を見て無理に引き留めることは出来ず。その背中を見送って】
【…………最後に、寝入りに聞くにはいささかぶっきらぼうな口調で、「おやすみなさい」という佳乃の声が聞こえるかも、しれない】
/お疲れさまでしたっ
>>274
まあ、本当に含みがあったら即斬ってるけれど。
【空人に向き直り、相変わらずぶすっとした顔でそんな事を言う佳乃】
【特に空人に不満があるわけではなく、これで素の状態だ。親交の少ない人間に対して、コミュニケーション能力のない佳乃が取れる態度は限られているらしい】
【しかし、戦闘を終えて多少気が抜けているのだろう。その声には内容ほどの迫力はなかった】
…………別に。何でもないわよ。
【せっかくの空人の心配にも、そんな気のない返事を返して、そっぽを向いてしまった】
【しかしどれだけ繕っても、やはり子供か。その表情には、何でもないで済ませるには複雑すぎるものが浮かんでいる】
【……ついでに言えば、他人の前であそこまで取り乱したことに、多少バツの悪さと羞恥を覚えているのかも知れなかった】
そういえば…………。
セシルが持っていたあの刀、あれはあなたがあげたものなの?
【と、そこで先ほどの会話の内容を思い出し、空人にそう問い返す】
【不気味な施術が施され、触れた瞬間痺れるような感覚に襲われた、あの刀…………】
【激昂して我を忘れていたとはいえ、一度刃を交えたものには興味があるようで】
- 281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/11(月) 02:26:28.77 ID:vgJ2QSdAo
- >>280
/おっとアンカミス
/>>274じゃなくて>>276宛でした
- 282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 02:29:10.31 ID:jTEYknFoo
- >>278
【否定ではないけれど――それはできないと言っているように取れた】
【一転して突き離されたような気がして、きゅう、と胸が抑えつけられるように苦しくなって】
【うっすらと涙すら滲むのだろう】
【ひとりぼっちじゃない。お姉ちゃんだって頼れる人だっている。けれど】
【その人達とも長い間会ってはいない――どこにいるのかも、わからなくて】
……うん
【でも、差し伸べられた手は少なからず希望を与えてくれた】
【落ちかけた涙を手でこすると、駆け足で近付いて手を取るだろう】
【――向かう先は表通り。怖いけれど、ひとりじゃない】
ゼーロ。……ゼーロ・ウィオラーケウス
……よろしく……カゲツさん……
【しっかりと隣で自己紹介する。カゲツは知る由もないが、これは2年で成長した点だった】
【そのままきっと、どこかに歩いてゆくのだろう】
【食事もろくに摂ってなかったから、ごはんでも控えめにおねだりするのかもしれない】
【何にせよその時間はきっと、楽しいものになるに違いはなくて――】
/大丈夫です!かくいう自分もそろそろ限界で…
/お疲れ様でした!ありがとうございましたっ
- 283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 02:36:15.87 ID:/0/EzJDLo
- >>279
不思議なのはお前の肉体構造だよ……それだけって燃費よすぎるだろ
ああ、でも……いや……いいか。
【歩きながらほんの少し振り返る、溜息混じりの台詞はどこか煮え切らない】
【唐突だが白髪の彼は櫻の国の文化に明るい、それなりにはかの土地の事を知っていて】
【だから男の容姿と持ち物と、予測して「忍」の者なのかと考察したのだけど……深く問うのもどうなのだろう】
【そう思って言い淀んで結局言葉にはしないでその分歩みを速くする】
――――――――……
【速くして、でもなんか後ろが煩くて】
【最初は無視して進んでいたのだけど、しつこくてもう……】
【やがて根負けしたのか肩を竦ませ立ち止まって】
……エルフェス、名前……これで満足か?満足なら先行くぞ……。
【心底苦手だ、と天を仰いで嘆く】
【なんでコイツと会ってしまったのか、と】
【さて、そんな互いの自己紹介でもない接触の数分後】
【森の中をまだ進んでいる間にエルフェスは思い出したように呟き始める】
しっかしとんだ趣味ねえ……そんな刃物持ち歩いてなんともない辺りから思うに
アンタも十分とんでもない人……違う?
【自分が忌避するような品を彼はさも当たり前のように扱っている】
【そのとぼけた態度の裏に何があるのか或いは無いのか……赤い瞳は暗闇の中でより輝く】
【嘘をつけば、こちらは理解るとでも言いたげにその目は伊吹を捉えて離さない】
- 284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 02:39:18.49 ID:5EyY5uLwo
- >>280
【何でも無い、との言葉に、「そうか、ならいい」と、軽い応対】
【――、意地を張れる位なら、まだ大丈夫だ。張れなくなれば、人は崩れる】
【表情に浮かんだ複雑な物も、今はまだ、消化しきれてはいるまい―― 】
(…、…なんて、な。)
【いやに、『真剣』になってしまうのは、何処か自分にも動揺が残っているからか】
【……、軽く伸びをして、固まった精神を解きほぐすと】
――、あー……、正確には、“コイツ”と『交換』した。
切れ味はマジもんだぜ。アレで『魔族』を斬った事も有る。
【“コイツ”と、示したのは、右腰の銃――、古めかしいデザインの物だ】
【使用後の為か、白色の魔翌力の残滓が僅かに感じられ】
- 285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 02:54:16.41 ID:XkX7Eepw0
- >>283
「エルフェス殿で御座るか
満足で御座るよ。少なくとも一人で干飯を食べているよりは満足で御座る」
【おお、と嬉しそうに頷けば記憶に刻み込むように名を繰り返す――――】
【のは良いのだが、何故無駄に素早い動きで周りを跳び回りながら言うのだろうか】
【五月蠅くて五月蠅くて――――いや、その動きも褒めてやる所か】
「エルフェスど――――…
……さて、何を言っているのかさっぱりで御座るな
“そんな刃物”とはどういう事で御座ろうか
忍と呼ばれる拙者。刃を持ち歩いて可笑しかったで御座るか?
――――――と言えば、誤魔化されてくれないで御座るか」
【きっと、その言葉に対する答えはとても自然で】
【だけれど、この場面ではきっと自然すぎる其れが逆に“不自然”でもあって】
【何よりもその瞳。例え技術を用いたとしても見抜かれてしまうのだろう】
【だから、苦笑を一つ浮かべれば――――「無理で御座るか?」何て付け足すのだけれども】
【“忍”である事を明かすのは、動揺しているからでは無く、主が居ない故に】
【そんな旨も告げれば、アレだけ騒がしかった動きも止まって】
- 286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 03:02:20.35 ID:/0/EzJDLo
- >>285
――――――――
【耳障りも都合も良い答え、非の打ち所ない事も加えれば完璧か】
【しかしそれ故不自然さは顕になる……ならばエルフェスはその場で足を止めて】
【ゆっくりと、彼へと振り返る】
勿論案内はするよ、でも嘘つきは嫌いなんだよね……
馬鹿にしていないってさっきアンタは言ったけど、嘘をつくってことはさそういうことだろ?
コイツなら誤魔化すのは簡単だろうな……って、な?
【ともすればそのまま不機嫌に任せて腰のナイフを引き抜きかねない】
【幽鬼に近い危うさを指先から滲ませて空を撫でる、瞳は鋭いまま】
まあ、言わなくてもいいけど……
所詮ここで切れるかもしれない縁だし?ああ、そうさ全部アンタが選ぶ事だしな
【一触即発の事態で、しかし先に矛を収めるのはやはり彼だった】
【伊吹が自身の隠し事を述べようと述べまいと興味を失ったか、先程のように森を進み始めるだろう】
【元より喧嘩をする為にここにいる訳でもないから当初の目的のまま「彼の案内」を律儀に続ける。それだけだった】
- 287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/11(月) 03:03:49.63 ID:vgJ2QSdAo
- >>284
ふぅん…………。
どんな力があるか知らないけど、ならこの銃もあの刀と同じ価値があるってことよね?
【右腰の銃に視線を向け、値踏みするようにその形を確かめる】
【微かに残る魔翌力の白色は、どこか彼女の"神気"の色と似ていて…………だからだろうか】
【刀剣ならともかく、銃砲の類にはあまり興味のない佳乃だが、珍しく長々とそれを眺めているだろう】
【魔族も斬ったというあの刀と釣り合う力を持つこの銃に、一体何が秘められているのか、なんてことを考えながら】
【そして同時に、別のことも頭に浮かんで――――】
【セシルとの戦闘は、その裏にあった互いの想いの交錯とは裏腹に、ほとんど一瞬で終わってしまった】
【刀の本領を発揮して、もし本気で佳乃のセシルがぶつかっていたら、どうなっていたか――――なんてことを、漠然と思う】
…………あっ。
【と、その思考を遮るように、佳乃の制服のポケットが振動した】
【そこから随分古い型の携帯を取り出し、画面を開けば…………途端に佳乃の表情に焦りが浮かぶだろう】
【いつの間にか、随分長い間ここにいたようだ】
どうやら…………そろそろ帰らないとマズいみたい。
じゃあ空人、どこかでまた会ったら、まあ…………よろしくね。
【「またよろしく」なんて、ありふれた再会の挨拶…………たったそれだけのことで、しかし佳乃は微妙に言い澱んでから発言する】
【彼女が他人と円滑に話をするのは、まだまだ難しそうで】
【照れくさいのかなんなのか。空人の返事を待たず、佳乃は薙刀の入った布袋を背負って】
【柄にもなく吠えた激情が染み着いてしまった廊下を、空人に背を向けたまま家路につくだろう】
/ぐぬぬ、ここに来て眠気の波が…………
/これにて失礼します、ありがとうございました!
- 288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 03:27:29.22 ID:5EyY5uLwo
- >>287
…、…はっ、やっぱり『お嬢』様じゃねぇか。
釈迦に説法、だろうが――まぁ、気をつけて帰れよ。
【「よろしく」を言い淀む彼女の様子が、少し可笑しくて】
【軽い苦笑と共に、手を振って彼女の背を見送ると――、廊下に、腰を下ろし】
(…、…まぁ、レイシーとか言う奴が何をしようが。)
(ギムレットもといセシルと、月彗とか言う奴と、もう一人とが何処へ行こうが。)
(俺には関係無い。 ――、俺は、ただの神鷹空人≠セ。)
【――、何時の間にか、また、手は胸ポケットに伸ばされていて】
【 『 ●●●さん。煙草は、お体に悪いですよ。 』 】
…、… 分かってるよ。――分かってる。
【 やけに、胸元に無い筈の『箱』の感触が強いのは 】
【 こんな月の綺麗な夜に、“死人”とか、“亡霊”に会ってしまったからかも知れなかった 】
/はい、お疲れ様でした!
- 289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 03:48:12.85 ID:XkX7Eepw0
- >>286
「失礼で御座るなぁ……嘘も方便で御座る
……クク、エルフェス殿は存外鋭いで御座るな
然れど真実を知らない方が良いことも沢山あるで御座るよ」
【その言葉、殆ど間違いが無い――――とでも言いたげで】
【それでいて、それ以上知れば面倒事になる、とも告げていて】
【狭まる瞳孔。次の行動を先読みするための其れ】
【戦闘経験を積んでいれば、或いは――――】
「――――そうで御座るな。逆に切れる縁ならば言っても問題ないで御座るが
それでは、エルフェス殿が面倒事に巻き込まれる可能性もあるで御座るよ
ただ――――一つだけ聞かせて欲しいで御座る
エルフェス殿に取っての正義とは、如何なる物で御座ろうか」
【ふと元の雰囲気へと戻れば、その瞳も通常の其れになって】
【得物へと伸ばし掛けていた腕。敵意が無いとでも告げるかのように宙でブラブラ振り】
【隠し事を述べる事は無い――――が、その質問は間違いなく其れに繋がる事だと分かろうか】
【何処か真剣な質。ただ、そんな質問を投げている間にも目的地は近くなっているはずで】
【――――距離にすれば、一キロも無いであろう】
/申し訳ないです……お電話で遅れました……orz
- 290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 04:10:26.20 ID:/0/EzJDLo
- >>289
………………………
【彼が次の行動を読もうとしたようにエルフェスも同じく】
【赤い瞳のその奥を細く、細く……一挙手一投足も見逃すまいと睨む】
【しかしそれも飽いたか気まぐれな猫のように直ぐ目を逸らす】
【数秒の間無言でエルフェスは伊吹の言葉を頭のなかで繰り返す】
【「知らない方が良いことも沢山ある」と、全く以て正論でだからこそ気に入らない】
【そのまま黙ったままで、だけど「ふん」なんて鼻を鳴らすからにはその正論を理解してはいるのだろう】
……面倒事が今更もう1つ増えた所で何があるってんだか。
【どうという事もない、生きているだけで即ち面倒事みたいなものだ】
【それに比べたら伊吹の言う面倒事など大したことなど無い、苦労が1から2つになったところで同じだと】
【不貞腐れて答える】
正義なんて知らないよ、時代とか場所とかでコロコロ変わる概念なんか理解る訳ないだろ
……でも、まあ手に届くくらいのモノは守りたいと思う……オレからすればそんな程度だよ。
そんな事聞いても面白くもなんともないだろ、もういいよホラ早く行こうぜ……。
【不器用な答えはエルフェスの人となりを表している】
【口ではそう言うけれど自分の出来る事以上の無茶を平然と行う、それも自分の為でなく誰かの為に】
【それではいつか壊れてしまうぞ、なんて誰かが言ったとしても彼の不器用さは聞き入れる事を許さない】
【不機嫌も遂に上限に達したか、プイと伊吹を完全に視界から外し】
【件の目的地へと、きっともう直ぐにつくだろう】
/大丈夫ですよー
- 291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 04:26:48.39 ID:XkX7Eepw0
- >>290
「面倒事が一つ増えれば、それだけ手間も増えるもので御座る
ならば、少しでも少ない方が――――それとも、エルフェス殿の歳では冒険してみたい年頃で御座るか?」
【ふて腐れた所を見れば、敢えて歳を指摘するかのように言い放って】
【否――――からかう様に、と記した方が適切だろうか】
【それでまた、この人物の考え方を表しているようでもあって】
「時代と場所――――確かにそうで御座るな
ぐうの音も出ない程の正論で御座る
クク、そんな程度が全く以て適切な答えで御座るよ」
【拙者にとっては面白い話で御座った――――そんな言葉と共に、慌てて後を追いかけて】
【さて、この後は最初出会った頃とずっと同じ調子】
【無視され続けようと他愛の無い話を持ちかけたり持ちかけたり――――持ちかけたり】
【とてつもなく鬱陶しい時間だったであろう】
「――――いやぁ、本当に助かったで御座るよエルフェス殿!
一時期はあの場で切腹も覚悟していた御座る!
出来れば礼を……干飯以外の物となれば全く少ないので御座るが、次に会うかどうかも分からないで御座る故」
【街に着けば、明るく笑いながら懐を探るのだろう】
【やがて出てきたのは一枚の手裏剣。どちらかと言えばクナイに近い方の類】
【純櫻製であって、暗殺に長けた忍が用いる程であるならば、切れ味の方も察しが出来ようか】
「渡せる物と言えばこの程度の物で御座るが、良ければ持って置いてほしいで御座る
他の物にしても良し、投げて良し!多様性が実に高い一品で御座るよ!」
【手に取るのも取らないのも、エルフェス次第】
【気を付けて受け取らねば、薄皮一枚斬ってしまいそうな程に研がれている其れ】
【謝礼として十分か否か―――――】
- 292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 04:57:42.08 ID:/0/EzJDLo
- >>291
なんだよ、年頃って……―――――――
【コイツはまた自分をからかって遊んでいるのかと憤慨しつつも】
【ふと考えてみれば確かに自分はそういう頃なのかも知れず、「むう」なんて押し黙る】
【尤もそれで腹の虫は収まらないが、ここは我慢である】
なんというか「人によりけり」だろそういうのの答えってさ
だから正直考えるだけ無駄だし、他人と自分の違いに腹を立てるってのも……とは思うんだけどなあ
【自分はこちら側で貴方は向こう側、隔てられてしまえば区別もされるし差別もする】
【人間とは他人を蔑まずにはいられないし他人を尊ばずにもいられない】
【矛盾だらけだからそんな人間の疑問に答えがあるのさえ疑わしい】
【後ろについてくるだろう彼に目もくれずぼやく】
【そんな様を見れば伊吹が幾ら鈍い人種だとしてもエルフェスは「悩んでいる」のだと分かる筈】
【それが青年の性分で、だから伊吹が一々話しかけてくるのにも面倒臭そうながら「はいはいそうだね」と対応してしまう】
【まあなんやかんやで目的地に到着するのである】
【時は待たないし当たり前に流れるモノだから】
べっつにーお前に気に入られる為に案内したんじゃねーしー?
……って切腹かよ、士道不覚悟か何かか?やめとけやめとけ聴衆もいなきゃそんなの華にもならない。
お、――――――――なんだよ良い物持ってるじゃん
【送り届けて後は適当に別れるだけだから対応も適当も適当で】
【さあ切り上げようとしたところに差し出さえる特異な刃物に瞳を丸く、口の端が少し持ち上がり】
【露骨に喜んでいる、現金でもあるエルフェスは気分良くそれを受け取る】
いやあ、くれるなら頂くさ勿論じゃねーか。うわはははボロいなあオイ道案内一つでこんなのもらえんのかー
【刃物の扱いには先も述べた通り慣れていて指先に触れ月明かりに照らし見つめて】
【きゃっきゃしている様はなんとも子供じみていた、年頃にしては幼くもあり……なんだか馬鹿っぽくもあり】
いやー、うんありがとうな折角だし大事にさせて貰うよ。
【ひと通り見て満足したのか言う通り大事そうに懐に納めて、トンと叩く】
【その手触りがなんとも嬉しくて、ニヤけている辺り単純なヤツだった】
さて、と……それじゃあまあこの辺りでお別れだな、元気でな抜け忍。
利用されるだけされてバカみたいに死なないように精々気をつけろよ
あと生活基盤はちゃんと持っとけないつまでも干飯だけじゃやってけねーだろ……。
【そしていざ別れる時になってやたらと面倒見良いような言葉を連ねて】
……あー、いいやもうそれじゃあな伊吹……息災で。
【自分でもおせっかいだと思い言葉を止めて、あとは簡潔に別れの言葉】
【それから軽く手を振ってエルフェスは街中へと消えてゆくだろう】
【帰りの途中に伊吹がこれから街で何をするのか、そんな途方も無い事を考えて】
【空を見上げても答えはなく……或いはまたどこかで会ったら尋ねようかと、小さく呟いた】
- 293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 05:28:15.07 ID:XkX7Eepw0
- >>292
「確かにそうで御座るなぁ……人それぞれの考えだと言われてしまえばそれだけで御座る
ただ、失礼と承知の上で言わせて貰うで御座るが……エルフェス殿。それは自分を確立していないとも取れるで御座るよ
違いで腹を立てる事は馬鹿げているで御座る。然れど、それは自身の意思がある証拠でも御座らんか」
【数歩後ろからの声。青年にはどの様に聞こえるのかは分からないけれど】
【その言葉には自身の礎と呼べるべき物が含まれて居るのであろう】
【――その内に分かる。なんて曖昧な言葉で締められるのが実にらしくて】
【諭しでも無く、ただ自分への確認】
【隠した己の信念を他者への言葉によって、確かめて】
「大丈夫で御座るよ。鹿や鷲、野良犬まで実に様々な聴衆が寄ってくる筈で御座る!
……主に拙者のモツを目当てにで御座るが
流石で御座るな、一目で分かるとは
特殊な術がある訳でも御座らんが、逆にそれ故扱いやすい一品で御座る」
【その表情……と言うよりも動作だろうか】
【純粋に喜んでくれれば、渡した甲斐があったりと一人頷いて】
【単純で御座るな。場を凍り付かせそうな一言が無ければきっと微笑ましい場面であったのかも知れない】
「強いて言うならば自らの信念に利用されている身――――その最中ならば死んでも構わぬで御座るよ
……干飯、旨いでは御座らんか。こう……味が染み出す時が一番で御座るな
エルフェス殿ー!また会う日までで御座るよー!
その時は干飯を腹一杯ご馳走するで御座るー!」
【同じ様に別れ言葉を告げれば、礼と共に見送って――――】
【振り向いたその顔。狭まった瞳孔は一軒家を見定めていた】
【手には先程の短刀。最早怨念の塊と称して良い程の一品】
「さて……オレはオレの正義とやらをするとしようか
“ボロい”――――か。あの刃物一振り無くすだけで目的の奴まで近づけたオレの台詞……にしちゃあ不味いよな」
【闇と同化する為に作られた纏い物】
【闇夜に消えていくのは、数秒後の話で――――】
【翌朝、その街が一つの騒ぎに包まれたそうで】
【刻まれた二つの死体。内容物と血液によって壁一面に描かれた天誅の二文字】
【内片方の死骸の頭が削られていた所を見れば、チョークで黒板に描くかの様に描かれたか――――】
【小さな街で起きた一つの事件。きっとエルフェスの耳まで届くことは無かったであろう】
- 294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 05:49:15.05 ID:/0/EzJDLo
- >>293
……うっさい、知ってるよそれくらい
【返す声は小さいからきっと彼には聞こえない】
【自分の曖昧さは嫌という程知っているから、だから耳に痛くて】
【俯きがちに息を吐く、もうそろそろ息の白さもなくなる頃にそれがどこか寂しくて】
あ、そ……じゃあ好きに切腹しろ……
【片手で頭を抱え呆れた声】
【コイツは腹切りしても死ななそうだなんて思うのも仕方ない事】
下手に特化したヤツだと使いどころに困ったりするからな
一番は応用力のある基本的なヤツだよ、ナイフとかこういうのとかな。
あと、今度余計な事を言うとその口を縫い合わせるぞ……。
【余計な一言にはしっかりと噛み付く】
【冗談もそして本気も含まれているので気をつけた方がいいかもしれない】
だからいらんと言ってんだろうが!……はあ、疲れる相手だなホント……。
【腹一杯にするならもっと美味しいモノが良いと思うのは人情ではないでしょうか】
【干飯を食わされるくらいなら次は無いほうがいいかなと少し本気で考えて、でもどこか笑顔でエルフェスはいなくなる】
――――さて、でもね伊吹……信念に利用されるなんて順序が逆だよ
お前の言う通りオレは自分を確立してないかもしれない、でもお前は逆だ……。なんて、戯れ言でしかないけどさ。
【帰り道、ぽろぽろ溢れる言葉は或いは自分への戒めでもあるのかもしれない】
【春も近くなっているけれど、しかし戦いに身を沈める者には日常など無く……】
【蕾が開くことも……無いのかも、しれない】
/お疲れ様でした!
- 295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 18:31:05.51 ID:EKL6V78lo
- 【路地裏】
【日も落ちかけた頃、アルフォンス=ヴェントは路地裏にいた】
【彼は15歳前後の風貌──160前後の身長、幼さの残る顔立ち、細身の躰──だ】
【魔術師としては標準的なローブに身を包み、すっぽりと被ったフードの隙間に金色の髪が見える】
【右腕の腕輪はトパーズで飾られていて、暗い路地裏で目立つほどの黄金色の輝きを放っている】
【彼がこの場所に来るのは久々だった。前回の敗走のときに若き魔術師は嫌というほど自分の無力を実感した】
【そのため十分に鍛錬を積み、力が備わるまでは近付くまいと考えていた。つい最近までは】
【今の彼にその十分な力があるとは彼自身、思っていなかった。それでも彼は自信と安心感を持ってこの街中の魔窟を散策している】
【全ては彼の心変わりが起因していた】
うん……いくら自治の手が及んでいないからといって、こう汚いのは如何なものかな
死体やら血やらをばらまいた後は掃除ぐらいしてほしいものだけどなぁ
【アルフォンスは小さく唸ると鼻を押さえ、薄汚れた道に文句を言った】
【彼は本当に奇妙なことに──何ら気負っていなかった】
さて、と
迷子か孤児か、もしくは僕みたいな人でも探そうかな
これ以上、掃除の手間や汚れっぷりを増やすのは心苦しいし……
犯罪者は見つけたら殺さなきゃならないからね……
【そう言うとアルフォンスは腕輪に魔翌力を供給し、周囲に微風を起こした】
【少しでも周りの纏わり付くような空気と耐え難い悪臭を緩和させるために】
- 296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 18:39:42.49 ID:9kKzDIqYo
- 【UNITED TRIGGER事務所内、カウンターの上には、赤い携帯端末がひとつ置かれていた】
【ソードのスートであるそれ、この組織で同じ柄を手にした者は恐らく他にもいるのだろうが】
【画面を開けば、何の故障か正常なホームは表示されない。その代わりに表示されるのは――】
「此処にいた、お前らと正義を誓い合った“悦那”は、死んだものと思ってくれ」
【解析しても何の跡も出ない上、指紋すら拭き取られたそれは気味が悪い程に持ち主の所在を教えない】
【だが其処にある名、そしてソードの持ち主を辿っていけば、ある男が消息を絶っていることに辿り着く】
【居住していた部屋にさえ一切の痕跡を残さず、“諜報員”は忽然と姿を消したのであった】
/絡み不要です
- 297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2013/03/11(月) 19:06:27.97 ID:2LXZuzVk0
- >>210で再投下
- 298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/11(月) 19:39:39.51 ID:xouotX2uo
- >>221
「そォーだなァー、まァー"かくかくしかじか云々かんぬん"ってとこだ」
「……説明しようと思うと、夜が明けちまいそうだからな、今日は省略させてもらうぞ」
【"かくかくしかじか云々かんぬん"、その文字通りに言葉を発すれば】
【ギロリとカズネをひと睨み……しているように見えて、ただ単に目線を合わせただけ】
「……"人助け"っつゥーか……いや、俺は死なれっと"面倒"だから行っただけだぞ、それ以上でもそれ以下でもねェ」
【目線を逸らして何やらぶつぶつ言い始める彼、勿論理由を聞かれたわけではなく自ら言っている訳だが……】
【……素直に"救助"に向かったと言う様な性格ではないのだろう、恐らくは】
「ふん、"律儀"にだとか"恩"が有るとかそんなんじゃあねェー、……"無理矢理"、無理矢理押し付けられただけだ」
「……ユウトさんがここの"関係者"かって?」 「…………さァーな、知らんな、全然知らん、セリーナあたりにでも聞いておけ」
【箸と麦茶を置いて脚を組み椅子にへとふんぞり返れば、――明らかに"何かを知っている"様なその口振り】
【――本人は"自然に"言っているつもり、らしいが……"隠し事"は苦手なのかもしれない】
「おいおい"壁画"なんて"坑道"にはねェーよ、まァ道中に"富裕層の居住区"っぽいのと、"下層市民の居住区"っぽいのがあったくれェだ」
「綺麗に分かれてたぜ、それ――帰りに寄ろうと思ったら鐘なっちまったからよ、踏み入れちゃあいねェが」
「それに……別に、この篭手にゃアなァんも効果はねェーよ――"魔弾"とか発射出来ねェーし、爪に"雷"とか持ってねェーし、"属性耐性"もねェーしなァ」
【なんて言いながらその篭手を右手にはめて――裏面が白黒の斑でちょっとおしゃれなそれの"先端"をそちらに向ければ――】
【発射されるのは、炎と地属性の混合の魔翌力弾――大きさ3cm程のそれは、何もしなければカズネの"右耳"の脇を通りすぎて】
【いつの間にかその着弾点付近へ移動していた相棒、それが吐く水によって消されてしまうだろう】
- 299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 20:04:29.69 ID:/0/EzJDLo
- >>298
ふーん……ま、今日はそれでいいわ
見ず知らずの相手に自分の事話すのもそりゃ嫌でしょうからね……。
【言葉だけ聞けばそれはいかにも常識的な人間のそれだが】
【その実、態度としては「フン」とか足でガンガン床を叩いたりとか……どうやら納得していない様子で】
【目線が合ったのなら「なによ文句あんの」と喧嘩腰に答えるのは、性格に難がある事をありありと示している】
……って、うっわー……なにそれ見た目に反してアンタ照れ屋だったり?ついでに嘘つき?
【彼のそのいじらしさに気付いたのかやたらとニヤニヤしながらそちらを見つめる】
【いやはやとても嬉しそうに「ちょっと目逸らすのやめなさいよー」なんて】
うん……構成員としたらそう言うわよね
お仲間の情報はそう簡単には渡せない、そうね正しい対応だわ。わかった聞かない事にする。
でも、もう少し嘘が上手になった方がいいと思うわ……いや真面目に善意の助言よ?
【情報は力である、だとすればそうそう簡単に部外者でしかない彼女には教えないのがセオリーで】
【スズキの選択は100点満点の非の打ち所ない正しい選択だろう、だから仕方なしにではあるがカズネも納得して頷く】
【彼女自身ここにいる人間に迷惑は掛けるつもりはなかったのだろう】
えー!じゃあやっぱりあそこは都市として成り立ってた訳ね!
少なくとも貧乏とかお金持ちとかのランクもあって住み分けがなされてて!いいなー見たかったなーズルいなー……。
【爛々と目を輝かせて今にも迫りそうな様はどことなく猫を思わせる】
【興味がある事には尻尾を立たせて擦り寄って、興味がなければツーンとしてどこかに去っていって】
【遺跡の居住区を見た彼を羨ましそうに、むくれつつ睨んでいたら】
【籠手をいじり出す彼、それをなんとなく見ていれば……】
――――――っ、あっぶないわね!何考えてんのよバッカ!!
【横に伸びる光りの軌跡に身を逸らし、導火線に火がついたように罵声を浴びせる】
【ついでに、右手の魔翌力回路を起動してクイックドロー、瞬きの間に魔弾を装填し力を湛えた掌をスズキへと向けていた】
【低く唸るような音は回路の駆動音に他ならない、そしてカズネの瞳は「いつでも撃てるぞ」と憤りを込めて彼を睨んでいた】
- 300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/11(月) 20:25:52.27 ID:xouotX2uo
- >>299
「それでいいと言っておきながらよォ……ったく」
「まァー、昔話をペラペラ喋んのはもっと歳とってからにさせてくれやァ」
「い、いやなんでそォーなんだよ、別に嘘つきでも構わねェーがよォー」
「照れ屋とかそんなんじゃあねェーっつゥーの、ただのチンピラだ、チンピラ」
『ニヤニヤ』 「……流溶はおとなしくしてろ」 『ハイハイ』
【その眼は、ますますカズネから離れてゆく】
【やや早口で告げられるその言葉は、カズネの予想が的中したことを告げる】
【……神出鬼没、脇でニヤニヤする能力はスズキの一喝でその顔のまま再び地面へと潜っていった】
「……ふん、下手で悪かったな」 『無理無理、上手ニナルナンテ、相棒ニハ』 「……」 『…………ンジャ!』
【――――……と思えばまた生えてくる能力、鬱陶しいことこの上ない】
「……そォーだろォーなァー、火山を坑道にして橋までかけてたくれェーだからなァー」
「まッ、残念だったなァー、――ってことで」
「おっと、なにも飛ばせないかと思っていたら、"うっかり"魔弾が出てきた」
「……おォ?」 「なんだ、やんのかァ?」
【うっかりには到底見えない先程の行為、相棒を待機させる程"準備万端"だったことからもそれは伺える】
【右手より聞こえる駆動音、なるほど、よし……ちょっと遊んでみようか――顔だけをそちらに起こして向ければ】
【――――背後より漂う生臭さ、気配、……それは相棒が背後から両手で、カズネの両頬を突こうとしているのが原因!】
【出てくる前から、何となくの気配はわかるし――例え背後に回られてしまっても、においも気配もある、防ぐのも回避も反撃も容易だろう】
- 301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/11(月) 20:35:27.74 ID:hEwy2tHKo
- 【公園】
よし…このまま片手をゆっくり離す…
【白い短髪に白い肌、白い目をした175前後ぐらいの身長の前を留めてないスーツを着た男が両手を地面につけている】
【そしてそばには地面で出来た小さいゴーレムがいた】
【そして片手を離すが離した瞬間ゴーレムは崩れ去ってしまった】
この大きさでもダメか…
【男はそう落胆しながらも再度同じ事を繰り返す】
【どうやら能力の鍛錬を行なっているようだった】
- 302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/11(月) 20:36:55.45 ID:hEwy2tHKo
- >>301
/書くのを忘れましたが特に他に武器、装備は無いです
- 303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/11(月) 20:37:18.91 ID:xouotX2uo
- >>300
/突こうはつつくの方です! ぷにぷにする方です!
- 304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 20:43:08.13 ID:/0/EzJDLo
- >>300
チンピラなのは見た目で知ってるわよというかチンピラじゃなかったら逆に恐いわ
【ジト目で一蹴である】
【当たり前の事を教えられてそれが何?とでも言い出しそうな程】
―――別にアタシはいつどこでやっても構わないわよ?
悪いけど甘ちゃんじゃないの、弾倉に込めたなら後は放つだけ……でしょ?
【ここにきて上機嫌に鼻歌混じりに笑みを、挑戦的としか言いようがない笑みを浮かべ】
【広げた右手を結んで細い人差し指を伸ばしつめ先をスズキの喉元に向け「バン!」と声を上げる】
【無論放たれる魔弾など1つも無い、お遊び混じりの宣戦布告】
【でも、彼女の言葉通りに弾倉には弾がきちんと込められている】
【遊びでありながら本気でもある、或いは遊ぶならば本気でという事だろう】
【九つの魔弾はくるくると夜のメリーゴーランドのように回って……】
でも、……そうねここを壊すのは目的じゃないしアタシから矛を収めてあげるわ
【右手を軽く振りあげれば組み上げた回路は音もなく消える】
【纏っていた魔翌力はその紫の残滓をふうわりと宙に散らしてから、消える】
アタシは慈悲ぶかーーーいからね?……あと生臭いわよっ!近寄んなっ!!
【銃口を向けて自分を慈悲深いだなんて悪い冗談もいいところ】
【フリーになった右手、というか右肘を思い切り後ろに振って彼の「相棒」へと放つ】
【そんな事をする人間にどこに慈悲深い要素があるというのか、実に暴力的な娘である】
- 305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 20:52:20.65 ID:pnd2rH2Zo
- 【薄暗い公園】
【昼間は子供たちの声であふれていたのだろうが、今はもうそのような声は響いてこない】
「にゃー」
……何?
【代わりに聞こえるのは、仔猫の鳴き声と、女性の声】
【黒い瞳、艶のある藍色の長髪】
【ワイシャツの中には柔らかな双丘が窮屈そうに押し込められ、黒いタイトなパンツは脚の細さと長さを強調している】
【その上に、袖を通さずマントのようにコートを纏っている】
【腰のベルトには左右にピストルホルダーが取り付けてあり、拳銃が一挺ずつ収められている】
【そんな容姿をした、起伏に富んだスタイルをした長身の女性が、ベンチに座り足元を睨んでいる】
【女性の足元にいるのは、小さな黒猫】
生憎だけど、今アタシは何も食い物持ってないんだ。
アタシじゃなくて、もっとやさしそうな奴に相談しな。な?
【「わかったら、さっさとどっかへいっちまいな」なんて言いながら、追い払うように手を動かす】
【しかし、仔猫は逃げる様子を見せず】
「みゃーっ」
あっ、こら、馬鹿!
【猫はひょいとジャンプして、女性の膝に飛び乗り、そこで丸くなる】
――しょうがないね。
さて、どうしようかねぇ……
【驚いて少々大きな声を出してしまうが、ふっと柔らかな笑みを浮かべ、猫の首筋を撫でる】
【猫は気持ちよさそうに目を細め、ごろごろとうなり声を上げる】
【辺りは静かだ、仔猫と女性の声は意外にも広い範囲に広がっていく】
- 306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/11(月) 20:58:59.57 ID:hEwy2tHKo
- />>301の者ですが偶然同じ場所にいますし一部始終を見たということで.>>305さんに絡んでよろしいでしょうか
- 307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/11(月) 21:01:18.25 ID:xouotX2uo
- >>304
「そォーだ、俺はただのチンピラのおっさんだ、それでいいな」
【あいも変わらずぶっきらぼうな返事、しかし何度も念押しをする辺りは……】
【……ある意味でわかりやすい性格、なのかもしれない】
「――おっと、フェイントはよしてくれ、この篭手の爪は"無差別"だからな」
【向けられる人差し指、咄嗟に首元へ右手を持ってくるが――】
【それがフェイントだとわかれば、すぐに下ろして】
「まァー、やる気なら場所移さんとなァ」
「この店の中がボロッボロになってたら、"また"襲撃を疑われるからなァ」
【――確かに、本気でやりあえば襲撃を疑われる状況になりかねない】
【勘違いを解いても待っているのは呆れ顔なのは間違いないだろう、か】
「ん?」 「なんだ、やらねェーの……」 『ギョギョオーッ!』 「ぶはァッ!」
【振るわれる右肘、すんごく綺麗に相棒の右頬へと命中すれば――】
【同じように、スズキの右頬へもそのダメージが伝わっていることが、わかるだろう】 【相棒は再び地面へと潜っていった】
『痛イゾ、其レニ生臭イノハ鱸ダカラ仕方ガ無インダ!』 「っつゥーッ……あれ、相棒ってあんな叫び声だったか……?」
「まァ良いか……ったく、頬噛んじまった、……恩は"恩"で、敵は"敵"で返させてもらうぞ――それが俺の"流儀"って奴だからなァ」
【左手で右頬を押さえながら、視線をカズネに向ければ――】
【同じように頬を押さえた相棒が彼の正面へと現れ、そして吐き出すは――10cm程の"海水の球"】
【狙いは顔、――勢いは弱く、もし当たっても濡れるだけだが……無論、しょっぱいし磯臭いし……】
- 308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 21:07:27.76 ID:EKL6V78lo
- >>305
【その声を聞き女性と猫の元にやってくる少年がいた】
【彼は15歳前後の風貌──160前後の身長、幼さの残る顔立ち、細身の躰──だ】
【魔術師としては標準的なローブに身を包み、すっぽりと被ったフードの隙間に金色の髪が見える】
【右腕の腕輪はトパーズで飾られていて、黄金色の輝きを放っている】
こんばんは
お困りのようですが、お助けしましょうか?
【少年は女性の目の前まで来ると、微笑みながら挨拶をした】
【彼の視線は猫の方を向いていた。彼には女性が猫のことで困り顔になっているように見えたのだ】
- 309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 21:07:28.98 ID:pnd2rH2Zo
- >>306
/構いませんよー
- 310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 21:08:54.62 ID:pnd2rH2Zo
- >>306
/おっと、先に>>308さんに絡まれていました
/どうしましょうか?
- 311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 21:10:10.93 ID:EKL6V78lo
- >>310
//はい、リロードしてませんでしたすいません
//えっと……後から来た人が引くのが普通でしたっけ
//この場合、どうしましょう……?
- 312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/11(月) 21:12:16.92 ID:hEwy2tHKo
- >>309
/承知しました。では絡ませていただきます。
>>305
【その様子を男は見ていた】
(そういえば保存食として買った干し肉があったな)
【そして彼はポケットに手を突っ込み真空パックに入れられた干し肉を手に握る】
【それから猫と猫を膝に乗せた女性に近づき口を開いた】
良ければこれをどうぞ
【そう言い干し肉を差し出す】
- 313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/11(月) 21:20:20.16 ID:nGOgFAX+0
- 【――――世界は、絶えず時の流れと共に移り変わっていき、今を生きる人の数だけ、物語もまた時の流れと共に紡がれていく】
【今を生きる人の数だけ紡がれる、幾百億編の物語――――】
【――――水の国 噴水広場】
……今頃、あの人たちは何をしてるんだろうね、ぇ…………
今も、それぞれの戦いに、身を置いてるんだろうか……ぁ……?
【華奢ながらも筋肉の浮き出た色白な上半身を晒す様に、ワイシャツだけをボタンも留めずに羽織り】
【下半身はジーンズとスニーカーで固め、腰回りに大量のチェーン装飾を巻き付けた】
【くすんだ水色の髪を前髪ばかり長くした、身長170cm前後の青年が】
【ベンチに腰掛けて、淡い光でライトアップされた噴水に、じっと視線を注いでいる】
柊……ミリア……それにあの時のナイフ使い……まだ、人間は捨てたものじゃない……ぃ
だが……この世界は、まだまだ見限られても、仕方ないよね、ぇ……
【それを食事としているのだろうか、手には大きめのじゃがバターが握られており、思い出したようにそれを齧りとる】
【冷える夜ではあるが、その温もりが彼の身体を暖めているのかもしれない】
【――――所変わって、雷の国 食堂】
「『UNITED TRIGGER』……か。君も随分、おかしな連中に縁があるものだね……?」
それは、お前だって同じだろうが……無縁じゃねぇんだぞ?
「……ソニア、か……確かに、あの子は強い意志を持った戦士だ……それを思うと、おかしくは無いのかもしれない……」
【前面を開いたままで青いコートを羽織り、魔術師である事を如実に表す青のハットを被った】
【手には指輪と、グリップの部分に赤い石をあしらわれている、金属製の棍を握り締めている】
【がっしりとした体格の、深い眼窩が鋭い視線を放っている、身長180cm前後の居丈夫と】
【黒いコートをしっかりと着込み、魔術師である事を如実に表す黒のハットを被った】
【手には、頭部に青い石が嵌めこまれて先端を鋭く尖らされている、細い金属製の杖を握り締めている】
【漆黒のボブカットと、幼さを残しながらも憂いを帯びた様な瞳をした、身長160cm前後の中性的な青年が】
【同じテーブルで食事をとりながら、他愛の無い会話を交わしている】
【2人とも、食事は精進料理一歩手前の、質素な物をテーブルに並べていた】
それよかよぉ……お前の方はどうなんだ? 世の中は動いてやがるが……お前は相変わらずマイペースか?
「そうだね……でも、それも悪くは無いんじゃないかな? 所詮この世界は、絶望の淵……その自覚を、促したいだけなんだから……ね」
……お前も相変わらずだな。ま、それもしょうがねぇか……
【水を喉へと流し込みながら、どこか神妙な表情を浮かべる居丈夫に対し、青年は静かな笑みを浮かべている】
【服装からして、周囲から浮いている様な2人だったが、まるで気にした様子も無く、くつろいでいるようだった】
【――――どの物語も、今と言う時の中に、確かに存在している物である】
【もし変化が訪れるとしたら――――それはどの物語なのだろうか】
- 314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/11(月) 21:22:45.82 ID:hEwy2tHKo
- //絡んだのは>>308さんが先なので今回はお譲りします。
- 315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 21:29:55.26 ID:pnd2rH2Zo
- >>311
/すみません、また次回よろしくお願いします
>>312
……え?
【不意に声をかけられ、男の顔を見上げる】
あぁ、ありがとう。
【真空パックを開き、干し肉を仔猫に差し出す】
【仔猫はくんくんとにおいを嗅ぎ、小さく肉に噛み付く】
よかったな、飯にありつけて。
【穏やかな表情で仔猫の首の辺りを撫でる】
- 316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 21:31:31.62 ID:pnd2rH2Zo
- >>311 >>314
/リロード忘れてました
/どうしましょう…?
- 317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/11(月) 21:33:10.70 ID:hEwy2tHKo
- //僕は>>311さんにお譲りするつもりです >>316さん
- 318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 21:33:13.98 ID:/0/EzJDLo
- >>307
べっつにーそれでいいけど、でもオッサンて呼ばれる歳でチンピラってどうなのしら
ねえねえアンタってもしかして羞恥心とか無い人種なの?
【彼の性格もそれなりに分かったところで、彼女はにこやかに貶す】
【浮かべる表情はここに来てから一番の笑顔でそれはもう絵画の題材になりそうな程の満面さ】
【しかし言うまでもなくその裏には相手を馬鹿にする旨があるのはスズキとて分かるだろう】
気安く触らないで欲しいわ、生臭く……うわ肘生臭い……って、あれ?
【うら若き乙女たるもの訳の分からない連中にその身体をタダで触らせるなんてとんでもない】
【身体の大切さは知っているし、そういうものは好きな男性に取っておく一品限りの秘蔵品】
んー……ああ!なるほどねアンタらリンクしてるんだーうっわー……面 白 い
【と言えば聞こえはいいけど、見た目が良くても中身は脳筋で更にこれで学者を自称しているのだから恐ろしい】
【2人して頬を抑えている彼らをきゃらきゃら笑う、そんな彼女は実に気分が良さそうに】
【新しいおもちゃを手に入れた子供のようでさえあったという】
―――――きゃっ!……
【ああどうして遊んでやろうかなんて思案していれば眼前には唐突に水球があって】
【普段の取り繕った彼女では考えられない乙女のような声を上げ、両手で頭を抑えて縮こまる】
【咄嗟に避けて向こう側でぱしゃん、なんて水の爆ぜた音がするのだろう飛沫を受けたローブがなんかこう磯臭くて……】
……アンタ他人の店でやっていいことと悪いことの区別くらいしなさいよ!
あー……ローブが磯臭くて魚臭い……洗濯するの大変じゃないのよう……
【まず店の心配と次に自分の心配で声を荒げて捲し立てる様は厳しい母親にも似て】
【でも彼女も魔弾を放つ手前までやったのだから文句を言える立場でもない気がするが】
【当の本人は素知らぬ顔で通す事だろう】
――――もうっ、ここにいたら怪我しそうだわ!要件よ要件!それだけ伝えて帰る!
いいわねアンタ、セリーナに伝言頼むわ、人のローブ汚したんだからそれくらいなさい!
【暴風のように言葉を並べビシィっとスズキへと人差し指を指す】
【お願いなんて可愛いものでなく、命令だとばかりにじっと瞳を見据えて】
- 319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 21:34:11.45 ID:5P5fvPiao
- 【街中】
おいおい、ちょいと足元見すぎじゃあねえかこの額はよぉ?
世間知らずの爺さんだと思ってナメて貰っちゃ困るぜ
「悪いがこれが今の相場だよ……どこも不景気でね」
【夜の市場で、何やら話し合う声が響いていた】
【多くの肉をケースや店先に吊った出店、見たまま判断するならば肉屋の店先だ】
【どうやら話しているのは商人と思しき小太りの男と、大柄な人影のようであった】
【大柄な人影……2mを超えるであろう身体を僧衣のような紺色の民族衣装で身を包み】
【露出した肌に生やすは黄褐色と黒の縞を描く体毛】
【螺旋の金属飾りのついた長い木杖を右手に携え、左手で大きな猪であろう肉と毛皮を持っているその者は】
【虎の頭部をし、ふらりと尻尾を揺らす獣人であった】
【二足歩行の虎が服を着たような姿を言えばわかり易いであろうか】
俺にゃ家でひもじい思いして待ってる子供もいるんだわなぁ
こんな小銭じゃあ温かい飯も食わせてやれやしねえ
これからも贔屓にするからよぉ、助けると思ってもうちょい色つけちゃあくれねえかよ?
「……しょうがないね、ではこんなものでどうだい」
【商人が算盤をパチパチと動かし、虎人に見せる】
【それを見た虎人はニィ、と口元を緩めて肉を店の台にドサリと乗せて】
【小太りの商人の肩をパンパンと叩きいまいち判りにくい笑みを浮かべた】
おう!悪いね兄弟、助かったぜ!またよろしく頼むぜぃ!
「……へいへい」
【馴れ馴れしい態度の虎人に、肩を竦める仕草を見せ適当な返事】
【安くふっかけられなかった事への落胆を、溜め息に混ざらせながら】
さってと、ここは一つ奮発して"すぃーつ"ってえヤツでも土産にしてみるかね
よく判んねえがまあ、ウマそうな匂いする奴を買やぁ外れはねえだろ!
【金の詰まった小さな麻袋を片手に、虎人は街中へと向かい歩き出そうとする】
【財布がわりの袋をぶら下げる姿は一見無防備であり】
【また、街中にあっても大柄で珍しい獣寄りの獣人である彼は酷く目立っているようにも見えた】
- 320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 21:38:50.78 ID:X7jN3tzIo
- 【路地裏】
【今日もそこには重苦しい闇が立ち込め、邪悪なるものたちがうごめく】
【その一角、複数の道につながる開けた場所に、その男はいた】
【身長2メートルを超えているであろう、大男だ。角ばった顔つきに、短めの黒髪、陰鬱な光を宿す黒い瞳】
【薄汚れた灰色の作業着の上に、黒いラバー地のエプロンを着用し、黒いゴム長靴を履いている】
【大男は地べたにあぐらをかき、自分の手に握られた人間の右腕の肉を、大きな包丁で削ぎ落とす作業に没頭していた】
【大男の傍らには、一人の若い男が倒れていた。首を後ろから半ばまで切断されており、すでに絶命している】
【彼の右腕は肩の部分から先がなくなっている。大男に肉を削がれ続けている右腕は、彼のものなのだろう】
【削がれた肉と流れ落ちる鮮血は、地面に置かれた透明な四角い容器へとおさめられていく】
【大男はふと手を止めると、中空へ視線をさまよわせた】
(六罪王ガイスト・ウォレンについての情報の錯綜……元No.2の脱退……)
(先日のD.R.U.G.S.との抗争では、会合の時に会ったあの秘書が、敵方にいた、という情報もある)
(元より、一枚岩であるはずはないが……不審な話が多すぎる)
(先の大会で力を見せたUNITED TRIGGERに捕えられているという、No.3奪還の話もあるが……さて……)
機関に入っていくらも経っていないが……これは早くも潮時か?
【大男の独り言が、肉を削ぐ音しかしていなかった路地裏に響く】
【再び視線を落として、作業に戻る大男。もし誰かがこの場にやってくれば、その姿は確実に目に入ることだろう】
- 321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 21:43:21.63 ID:pnd2rH2Zo
- >>317
/なんだかグダグダですみません
/また次回よろしくお願いします
>>308
え?
あぁ、まあな。
【急に声をかけられ、返せた返事はあいまいなものになってしまった】
そうだな、こいつが食べられそうなもの、あるか?
肉とか、パンとか。
【ぽんぽんと軽く仔猫の首筋をたたく。「にゃーん」と一声、返事のように鳴き声を上げる】
- 322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/11(月) 21:44:11.70 ID:HXmL6XsB0
- >>319
【安心するといい、確かに貴方は大分目立っているが、もっと目立つ者が、貴方の近くにいる。】
【黒いレインコート、前髪をパッツンに切り揃えた毒々しい緑髪、りんごのように大きく、赤い瞳。】
……けろ、けろ。すぃーつか、そりゃあ、良いもんだな。
【カエルめいてぴょこぴょこ跳ねるそいつは、往来の注目の的だ。】
【大きめの風呂敷包みを背負い、口元からちろちろと舌を見せる。】
やい肉屋。けろり、なんか、珍しい肉入ってないか?
なんでもいい、珍しけりゃあ。げこ。
【すっと立ち上がり、肉屋の店員に話し掛けた。】
【立ち上がっても、背は随分低い。あからさまに人外であり、その存在感は威圧的である。】
【たらーっと、舌先から粘っこい唾液が垂れる。】
- 323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 21:44:14.51 ID:EKL6V78lo
- >>316>>317
//こちらとしてはロールができると嬉しいです
- 324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 21:47:41.69 ID:EKL6V78lo
- >>321
食べられるもの、ですか
困ったことに手元にはありませんね
【少年は顎に手を当てて少し唸った】
ですが、貴女がお望みであれば、どこかからお持ちしましょう
どうしましょうか?
【そう言って少年は女性の顔をじっと見つめる】
【見ず知らずの人間に対してこのようなことを言い出すのは彼にとって珍しいことではない】
【困った人間を助けることが彼の目的だ】
//またリロードが……すいません
//よろしくおねがいします!
- 325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/11(月) 21:53:15.42 ID:J32OAnzf0
- >>320
おやおや…近道しようとしたらこれだよ…
【路地裏に響く肉を割く音】
【路地裏に漂う血の匂い】
【片手にダンボールを抱えた男が一人】
【斑色のバンダナを頭につけ、赤色のラフそうな服を来ている】
【近道などと言ってはいるが誘われてやって来たかの様に表情は笑顔】
【瞳まで真っ白な目で出来た笑顔は無邪気に見えてなんとも不気味である】
不吉な事を呟いている様だが
ちょっと前を通してもらうよ
【彼の呟いた些細な言葉が聞こえていたのだろうか】
【より楽しそうな表情をして彼の目の前を通ろうとする】
- 326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 21:55:55.79 ID:5P5fvPiao
- >>322
ん?おうっ……珍しいな、沼の亜人の親戚か何かかい?
こりゃあまた酔狂な格好してるモンだ
【自身の言葉に応えるようにして流された其れを、耳をピクピクさせて察すると】
【虎人は視線を動かして声のした方を向く】
【目をパチクリとしながらカエルのような人物を見つけると】
【嘲りなどではない、単純に珍しがるような声でしげしげと眺めた】
「め、珍しい肉ねぇ……さ、砂漠大ワームの肉とかどうだい……?結構な珍味で……」
「それより涎!だ、大事な商品にはかけないでおくれよお客さん!?」
【小心者な肉屋の主人は、その人物の異様な姿に怯えながらも】
【ケースの中から奇妙な肌色の肉を取り出し、舌の方を指差しながら必死にそう訴えた】
- 327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 21:57:40.36 ID:pnd2rH2Zo
- >>324
いや、そこまでは――まあいいか。
じゃ、この金で何か、食べ物買ってくれないかな?
安いやつで構わないから。
【一瞬ためらった。見ず知らずの少年に頼みごとをするのは、やはり少々気が引ける】
【しかし、せっかくの厚意だ。無下に断るのも、あまり良くない】
【「1000」と書かれた紙幣を取り出し、少年に渡す。ひらひらと動くそれを、仔猫が目で追い、おぼつかない動きで前足でちょっかいを出す】
- 328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:01:24.88 ID:EKL6V78lo
- >>327
それぐらいならお安いご用です
少々お待ちを
【そう言うと少年は紙幣を受け取り、走りだした】
【数分後に彼は帰ってきた。その手には袋があった】
お待たせしました
とりあえず猫缶を買ってきましたが……気に入るかな
【袋から缶詰を取り出すとそれを開け、足元に置いた】
- 329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/11(月) 22:02:40.69 ID:xouotX2uo
- >>318
「……う、……うるせェー、チンピラで良いんだよチンピラで!」
「何ならヤクザでも何でも好きに呼べばいいだろこんにゃろうがッ」
【相手の満面の笑みを見る間もなく、必死に肯定を重ねる男(37)――】
【――まあ、どれだけあがいても遊ばれているのには変わりないので】
【その焦りを見せるぱっと見コワモテの顔は、カズネの良いツマミになるに違いない】
『マッタク、デリカシーノ無イ二児ノ父ガ居タモノダ』 「あのなァ……実行犯、お前だろ?」 『ヒャハハ』
「ほら……相棒のせいで凄ォーく嫌ァーな予感が……ったく……」
【2人(?)で何度か頬をさすれば、同じようなタイミングでそれを止めて手を下げて】
【そして眼の前に居る彼女の楽しそうな表情、――】
【――……ああ、なんだか嫌な予感しかしない】
【なんて思っていた時に当たってくれた海水の球、女に水をぶっかけておきながら少し胸を撫で下ろしていたり】
「ちょっと口が滑っちまった、まァー……そォーだな、何回も言ってんが、これは俺の能力だ」
「まァー、相棒のプルプルした部分は"雑巾"になるからな、――特に能力で吐いた水なら塩ごと持っていける」 『言イ方酷イナ』
【そう言いながら、相棒の身体を指さして――こいつで拭くなら拭け、家で洗うなら勝手にしろ、――という事なのだろう】
【引っ張れば、市販のスライムの様に伸びるがけっして千切れないそのゲル状の身体、少しひんやりしていて……やっぱり少々生臭い】
【幸い生臭さは―― 一過性のものらしい、一番近くにいる本体自体は生臭くないことからもそれは伺える】
「――ああ、なんだお前用があって来たんか、……って当たり前か」
「構わねェ、つゥーかメモ紙に書いて置いていけばそれまでじゃあ……まァ、機密性が云々言うならここに留まって伝えてやんよ」
「どっちにしろメモは取らせて貰うぞ、……えっと、紙飛行機の柄になるからな」
【そう言って、メモ紙とボールペンをコートの内ポケットから取り出し】
【机に少しの空きスペースを作れば、そこにそれを置いて――"んで、伝言内容は?"と問う】
- 330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 22:05:15.91 ID:X7jN3tzIo
- >>325
【その声を聞いた大男は、ピタリと作業の手を止めた】
【現れた男にじっと視線を注ぐ。その格好といい、なぜかダンボールを抱えていることといい】
【何より、この路地裏でこのような情景を前にして、無邪気さすら感じさせるその笑顔】
【大男は、肉の大半が削がれた右腕を地面に置くと、ゆらりと立ち上がった】
近道のために、この路地裏を通るような人間がいるとはな。ここがどういう場所か、知らないわけでもあるまいに
それに、私の独り言が聞こえていたなら、もう少し他に反応がありそうなものだがな
まあ、急がないのなら少し待て、ちょうど話す相手でもいないものかと思っていたところだ
そのダンボールはなんだ? なんのために持ち歩いているのかね?
【大男は、男へ言葉を投げかける。気楽に世間話でもするかのような様子だが、その瞳には強い猜疑心と】
【彼をこのまま立ち去らせるまいとする、暗い意志が漂っていた】
【右手には、血塗れの肉切り包丁がしっかりと握られたままになっている】
- 331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 22:08:35.10 ID:D8UhOtDco
- 【夜も更け人も疎らになった夜の公園】
【セーラ服姿の少女がベンチに座り込み、両手をもぞもぞと動かして何かしている】
【何かを食べている様にも見えるし、危ない人にも見える】
【そして一番目立つのは、一つの人影から三つの声が聞こえて来ると言う点だ】
「今日はひったくり犯を捕まえたワン! 俺たち格好良かったワン!」
『でもやり過ぎよー、引ったくり犯救急車で運ばれちゃったじゃない』
【よくよく目を凝らせば分かるかもしれないが、少女が動かしている腕の先には何かが付いている】
【丸めたビニール袋の様にも見えるが、それにしては形が複雑すぎる】
【しかも声が聞こえるたびにどちらかの腕が連動して動いている】
んー…そうだね、でも確かにやり過ぎ…って感じだったよ
あの後警察にどう説明しようか迷ったんだから
『そうよそうよ!祷ちゃんに迷惑掛けるの止めなさいよ!』
「でも悪い事はしてないワン!!」
【一人三役で会話を続ける少女は脇目も気にせずに今日あった事を人形達と話していた】
- 332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/11(月) 22:12:02.73 ID:HXmL6XsB0
- >>326
けろ、亜人たぁ、ちょっと違うのよ。……まあ、何でも良いさ。
お前こそ、ずいぶん、豪快なナリじゃあないか?
【舌をしまい込み、大きな目をぎょろりと、貴方に向ける。】
【確かに、亜人とは少し、趣きが違うようにも思えるがーー些末な事である。】
けろけろ、見惚れるなよ。店主、お前もな……げこ。ばか、冗談だ。
【好奇の視線には慣れているか、或いははなから気にするタチでは無いか。】
【冗談っぽく笑って、べろぉ、と口の周りを舐める。こういった所作は、正しく人外めいている。】
けろけろ、カエルにはワームでも食わしとけってか? エ? ああ涎には気をつけろ、ニンゲンなんぞすぐに、溶けちまうぞ……くわっくわっくわっ!
あー……これも、冗談だ。げこ……なかなかうまそうだな、幾らだ?
【脅かすように、ジロ、と見詰めた後、すぐに笑顔に戻る。】
【社交性のある化け物。冷えた人間よりは、柔軟な表情。】
【しかし柔軟すぎて、真意は掴めない。前半の言葉は、たぶん、本当に冗談なのだろうけれど。】
- 333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/11(月) 22:13:51.51 ID:bEhpCUWho
-
【風が吹いた。】
【それは正義の風か、それとも―――】
――はぁ。やーっと溜まってた物も片付いてきて・・・落ち着いてきたね。
これでゆっくりワインとピザが堪能できる・・・って、ワケにもいかないんだよね、これが。
――最後の仕上げ、といきますかッ!
【UNITED TRIGGER店内、事務所の地下――資料室の奥、一人の女が佇んでいた。】
【土埃で汚れたのであろう、白かったシャツ――その上に土気色のベストを身につけ】
【首元には赤のスカーフ、しなやかな脚部はブーツ・カットのダメージ・ジーンズで包み】
【その先には年代物のウェスタンブーツ――そして頭部には特徴的な寂れたテンガロン・ハットを被ったその女】
【セリーナ・ザ・"キッド"が、珍しくアルコールに手をつけず、佇んでいた。】
【――酒瓶の代わりに、片手に握るソレは先日の"激闘"での優勝賞品――"記憶の欠片"だ。】
【彼女はそれを、暫しの逡巡の後額へと、思い切りくっつけ、そして―――】
【――蘇る悪夢。】
【倒せなかった強敵。】
【傷ついた戦友。】
【護りたかった仲間。】
【そして――・・・】
【――倒すべき敵の、正体。】
―――っ・・・!
身震い、するね・・・こういう感覚、あんまり得意じゃないなぁ。
でも――そっか、これで・・・ようく、わかったよ。
――どうやら"コイツ"といい、なんといい・・・アタシは"悪魔"っていうのと縁があるらしい。
本当にそうかどうかは分からないけど・・・あの姿形は・・・それに隠蔽したがる理由も――・・・
・・・はぁぁ〜ぁ。なにあれスッゲー強そうだったじゃん・・・!
でも悪魔ね・・・こういうのの専門家、探さないとだ!
【腰に取り付けたガン・ベルト――そこに収まった自身の愛銃・"弾"末魔をちら、と見て】
【自嘲気味の笑いを零しながら――彼女はもうひとつ、先ほど店内で見つけた"端末"の事を頭に浮かべ―――】
ユウトと、それに悦君。ウチのメンバーは隠し事が大好きみたいでおねいさん悲しくなっちゃうよ。
――見つけ次第、お尻ぺんぺんしないとね。
【――資料室から出た彼女は、地下基地の作戦室に向かった。】
- 334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/11(月) 22:16:36.74 ID:J32OAnzf0
- >>330
この箱か?この箱にゃー…ほれ
【ダンボールの蓋を開けてみれば、そこにはラップに包まれた鮮やかな赤色をした肉が詰まっていた】
旨そうだろ?店に持っていくのさ
なんの肉かはさて置きな…クククッ
【微笑を浮かべながら中身の肉をさすり蓋を閉じる】
【鮮やかなその色の肉、勘がよければその肉がこの場にもある"ある物"だと認識出来るだろう】
まぁまぁ、そう身構えんなって
気楽に行こうぜ、同志よ
【クククと再び微笑を浮かべる男】
【先程の言葉を聞いた上でのこの発言】
【男からも彼と同じ様に、明らかに異常な雰囲気を感じ取れるだろう】
【男は、この危険な場を楽しんでいるように見える】
上の奴らだって頑張っていんだ、何やってんのかしらねぇけどな
慌てんなって、なる様になるさ、この世界はさ
【楽しげに現状を、彼の後ろにある組織をわかった上で話した】
【ただ問題は、男自身からはその組織の事を言っていない】
【カマをかけているだけの可能性はあるかもしれない】
- 335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 22:17:13.57 ID:pnd2rH2Zo
- >>328
【走っていく少年を見つめ、姿が見えなくなれば膝の仔猫に視線を向ける】
よかったな、何か買ってくれるってよ。
【そう言うと、仔猫は言葉が通じたように「みゃーお」と鳴く】
【そして数分後、少年が帰ってきた。においがしたのか、仔猫は首を伸ばし少年を見る】
【少年が缶を開ければ、ひょいと膝から降り、缶詰のにおいを嗅ぎ】
ありがとよ。助かった。
【仔猫が猫缶を食べ始め、女性は少年に礼を言う】
アタシは叢雲 浅葱っていうんだ。
お前は?
【女性が少年に名前を尋ねると、猫缶を食べきった仔猫がまた女性の膝によじ登る。相当になつかれてしまったようだ】
- 336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:22:11.15 ID:EKL6V78lo
- >>335
礼には及びませんよ
こちらこそ、手助けをさせて頂き、ありがとうございます
【そう言うと少年は胸に手を当てて、微かに頭を下げた】
僕の名前はアルフォンス=ヴェント
ご覧の通り魔術師であり、旅人です
【少年──アルフォンスは答えるとにこりと微笑む】
貴女は……何をなさっている方なのですか?
見たところ、ガンナーのようですが
【そう言って彼は少し、首を傾げる】
- 337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:22:53.58 ID:/0/EzJDLo
- >>329
素直じゃない大人っていやねー……アタシも気をつけるわ反面教師さんっ
【逡巡なく鼻で笑う、相手を馬鹿にすることにかけてはある種才能がありそうだ】
【彼からしてみれば迷惑な話以外の何物でもないだろうけれど、天災は逃れられないモノで……】
……え、嫌よ訳の分からないナマモノなんか触りたくない
というか乙女に何触らせようとしてるのかしら……ちょっとは女性の気持ちを知りなさいよチンピラさん。
【うげ、なんてありきたりな反応はしかし当然の事だろう引き気味に胸の前で腕を畳んで身を下げる、毛嫌いの部類】
【例え魚ちっくな彼が良い人だとしてもその見た目が彼女としては苦手だった】
あら殊勝な心がけね少しだけ見なおしたげる。別にメモに書いてその辺貼っておいてくれればいいわ要は伝わればいいんだから。
じゃ、とにかく頼むわよ耳の穴綺麗にしてよーく聞きなさい
1つ、ガイストの件だけど使い魔のヤツが遺跡にいて出会ったのがきっかけでアタシは少しだけ思い出した、使い魔は炎を食べるから要注意
1つ、アタシはこれから数ヶ月櫻の国へ発掘作業に行くから……悪いけど協力は難しい、御免ね
【指折り数えてセリーナに分り易くしかし彼には分かり難いかもしれない】
【けどなんてことはない短い文面だからメモの必要もないか】
最後に1つ……「死んだりなんかしないこと」
【本当なら2つで済む筈だけど彼女はもう1つ加えて指を折る】
【これは伝言というよりは「お願い」に近く、「懇願」には遠いモノ】
【何かに懸命になる誰かを自分の言葉で止められるとは思えないから、強制力なんてきっとないのだろう】
【それを理解して尚、言わずにはいられなかった自分の弱さをカズネは嫌いだった】
これくらいかしら……まあ、忘れてたとしても忘れてるならどうでもいいことでしょ、はい以上ヒトツギ・カズネからでしたー
【らしくないのは分かっているから早めに切り上げて仕事に没頭して個を殺してしまおう】
【余計な事を考える暇さえ与えなければ自分はどこまでも健全でいられるから】
要件も終えたし、じゃ帰るわそれじゃしっかり伝えなさいよチンピラさん?
約束を破ったら酷いことになるわ。魔弾フルコースで顔面殴打を一時間、気を失ったら無理矢理起こして……って感じ?
【カズネは手元の杖を肩に掛けてするりと外への扉へと歩いていって……】
それじゃね、バイバイ――――――――
【一度だけ振り返り掌を先程と同じように、指で銃を作ってスズキに向けて「ばん」と】
【イタズラに笑って勢い良く飛び出して行くのだった】
- 338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:24:02.01 ID:5P5fvPiao
- >>332
なんでぇ、珍しい格好だからそっちの住人かと思ったんだが
まあ何でもいいやな!この世界、どんな珍しいニンゲンがいても驚きゃしねえよ
【亜人であろうと無かろうと、虎人は細かいことを気にする性分ではないようで】
【深く追求するような様子は見えない】
おう?こんな爺さんを捕まえて豪快たぁ、また嬉しいこと言ってくれるじゃねえか!
若い嬢ちゃんにそう言ってもらえるとよ、鍛えておいた甲斐があるってえもんよ!ガハハハハ!
【"豪快"、という言葉を捉えて、腕の筋肉を隆起させながら嬉しそうに笑う】
【虎の面であるため表情の変化は判りにくいが、その分声にこの上なく感情が篭っている】
「ひぃっ――じょ、冗談でも勘弁してくんなお客さん……!」
「安くしとくから、お願いだから見逃してくれ……!」
【肉屋の主人は少女の言葉に顔を真っ青にして肉をカウンターに置き算盤を弾く】
【そこには1kg程度の肉と、量の割に随分と安い値が刻まれていた】
【元々これほど安いわけではないだろう、言葉通り安くしておくので見逃してくれという意思表示であった】
――……ふぅむ、おう嬢ちゃんよ!
ここで会ったのも何かの縁だ!丁度金も入ったところだしよ
この肉俺に奢らしちゃあくれねえか?
まあ、アレだ!ちょいとばかし爺に格好つけさせてくれや!
【横でその光景を見ていた虎人は、二人の元へと一歩近づき】
【人懐っこそうな声で、少女に対してそう提案した】
【細かい打算などはない、今この場で思いついたことを言っているだけであろう】
- 339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 22:33:13.58 ID:/+zMtvS00
- 【路地裏――微かに開けた一角】
【月の居ない満天の星空、降り注ぐ光は弱く微かで、目を暗ませるには余るほど】
【それでも僅かだって開けたその場所は、精一杯に星明りを集めて――まあ、不自由しない程度には、明るいはずだ】
……なーに? おもしろいコトってこんなコト?
さいってーに詰まんない、無駄にした時間どうしてくれんの?
【ごん、と。響いたのは重く濁った音色――足音ひとつ】
【ふわり揺らす髪は夜色に蕩けそうなのに、蕩ける手前の紺色で漂う】
【――ざぁと、靡いたのは幾千数多の薔薇の花だった】
【淡く発光する色とりどりの花の色、映しこんで煌くのは紺色の髪と瞳】
【黒のブラウスに赤く深くプリーツを刻んだジャンパースカート、血しぶきめいた柄を散らして】
【地面をもう一つ打つ足元には、底の厚い編み上げのブーツ――女が、一人】
私、親友探すのに忙しいんだよね――。
【もしも誰かが通り縋ったならば、その視界に入るのはとってもおかしな光景――だろうか】
【地面に飽き足らず、廃ビルの壁にまで咲き誇る全ての色を使い尽くしたようにカラフルな薔薇の花たち】
【ドレスのように精一杯纏ってつんと立つのは、まごうことなくコンクリで固められたはずの地面で――】
【彼女の腰ほどまで隆起した地面。ぐるりと突き立ってその中に閉じ込められているのは、】
ナンパならどっかの馬鹿猫にでもしといてくんない?
【――いかにも量産型めいた不良一名。あわわと腰を抜かして、ずいぶんまあ、間抜けなこと】
【まるで殺意の欠片も無いそれは、ちょっとしたお仕置きめいた遊戯】
【手近な一輪を摘み取ったなら、小さく笑った声が夜に響いた】
- 340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/11(月) 22:37:27.40 ID:xouotX2uo
- >>337
「……ふん、俺はいつだって素直だっつゥーの」
「つゥーか初対面の乙女の気持ちなんて俺には読めねェー、特にお前みてェなタイプはな」
『…………』
【もう吹っ切れたのだろうか、それとも違うのだろか】
【左手で顔を少しの間覆いつつそう言えば、その手を離して】
【――相棒が少し凹んでいるように見えるのは、気のせい……ではない】
「んじゃ、メモらせて貰うぞ――」
【メモ中――――】
【暫く相棒の不思議な踊りをお楽しみください――――うわぁ……MPが……――――――――】
【――――メモ終了】
「ふゥーん、ガイストだか使い魔だかなんだかよくわからねェーが、メモっといたぜ」
「――まッ、ただの"居候"に理解されても困るか」
【手早く、電話越しで取るメモの様にサラサラと書いていったその紙】
【――可もなく不可もなくといったその筆跡を懐にしまえば】
「……死んじまえば、元も子もねェ、しな」
【ぽつり、誰かに言う訳でもないその呟き――の、最中に聞こえる物騒な言葉】
「安心しな、俺の能力は"防御"に長けているからなァー、……」
「フルコースぶっぱは構わねェよ、ただし受けた分の"反撃"はさせてもらうがな」
「――おっと、また海水をぶっかけられてェのかお前」 「……んじゃ、夜道には気をつけるんだな」
【そして、壁に背を付け、篭手を付けたままの右手をひらひらさせて彼女を見送ったのであった】
/二日間お疲れ様でしたー
- 341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 22:37:48.81 ID:X7jN3tzIo
- >>334
【大男は、一目でその肉が何なのかわかった。長年、目にし続けてきたその肉】
【蓋が閉じられるまでの間、大男の視線はそこに固定されていた。肉に対する、ドス黒い欲望が瞳に渦巻く】
【しかし、続いて紡がれる言葉に、大男の意識は再び彼へと戻される】
(同志、だと……? 機関のことは口にしないが……カマでもかけているのか?)
(いや、店……店だと? それに、あの斑色のバンダナと赤い服……)
【彼の言葉が、大男の脳裏にある記憶を呼び覚ます。名だたる邪悪が集った、あの会合の日】
【同じグループのテーブルについていた、一人の男。元より、あの場にいた時点でタダものであるはずもないが、その場においてもまた異質だと感じ取っていた男】
【それが、眼前で微笑する彼の姿と、その異様な気配と、一致した】
【すぐさま、大男は右手の肉切り包丁をエプロンの内側へとしまいこんだ】
……大変、ご無礼をいたしました。以前、会合でお見かけした折は、サングラスにエプロンをされていらしたので……
気がつきませんでしたよ。シェフ=ザ・オール様
【大男は、居住まいを正して、すっと礼を行った。初見で気がつかなかったのは失態だ。その真っ白な瞳に気を取られてしまっていた】
【頭をあげると、さらに言葉をつむいでいく】
おっしゃる通りではございますが……その、「何をやっているかわからない」という点が、どうにも気にかかりましてな
ここ最近は、不審な情報も飛び交っておりますし……立て続けに離反者も出ております
なる様になる、という点につきましては、同意ですがね
まったく、この世界は、どんなことがあろうと、変わらず時が流れ続けてきたのですから
- 342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/11(月) 22:40:22.90 ID:HXmL6XsB0
- >>338
けろっ、見聞が狭いぞ、小童。
私はニンゲンでも無い……亜人でもないし、けろり、神でも無い。
【凡庸な亜人と間違われるのは兎も角として、人間扱いは流石に不服だったらしい。】
【やや不満そうな顔で、小童扱いまでして、言い咎める。まあ、本気で怒っている訳では無いが。】
私ゃ、こう見えて、お前より婆さんなんだよ。
婆を掴まえてお嬢さんとは、嬉しい事を言ってくれるねぇ……くわっくわっくわっ!
【お嬢さん、という言葉に反応して、真意ではなさそうに、くわくわと笑う。】
【人外ゆえに、表情はあてにならない。然し、まんざら、悪い気はしていないようだ。】
【抑も、まったくもって、婆さんには見えない。肌はやけに瑞々しい。人外ジョークだろう。】
くわっ、見逃すもなにも、お前なんか食いやせん。
けろけろ……だが、負けてくれるなら甘んじるし、奢ってくれるのにも甘んじるぞ。げこ、婆さんはプライドもカネも無いんでな。
【冗談を好むこの化け物は、その誘いに軽々と乗る。】
【怪しい誘いには思えないし、其れでも良いのだろう。綺麗なタイプでは無い。】
- 343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 22:41:34.98 ID:pnd2rH2Zo
- >>336
へぇ、旅人?
道行く人に手助けでもしてんの?なかなか大変じゃない?
アタシには妹がいるんだけどさ、お前よりちょっとだけ大きいくらいの。
だから、ちょいと心配でさ。
【少年の身を案じ、少年に問う】
【もしかしたら少年も、女性と同じ「叢雲」の苗字を持つ人物を知っているかもしれない。先日の大会の準決勝で敗退した少女だ】
アルフォンス。うん、覚えた。
何を、と聞かれるとなー……
職業は住所不定無職なんだが。
ガンナーって言うより、ガンマンって感じかな?
【右手で腰の拳銃を抜き、くるくるとガンスピンをこなしてみせる。相当に使い慣れていることがわかるだろう】
【その動きに興味を持ったのか、仔猫が顔を上げ、前足を伸ばす。届かないが】
- 344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/11(月) 22:46:08.47 ID:bEhpCUWho
- >>340
>>337
【――はて、事務所内に再び静けさが戻ろうとしていたところで】
【店内の奥、裏口付近から奇妙な駆動音が鳴り響き――】
【ガコン、と一瞬振動が店内に響く。といっても小さなものだったが――敏感であれば気付くであろうか。】
【しかしその音に気付かずとも気付くとも関係はない――何故ならその後に事務所へと入ってきた"彼女"には】
【気付かざるを得ないからだ。】
――さ、て!一杯飲んだらちゃちゃっと悦君の捜索にでも――って、おう?
その後姿は――カズネちゃん!!
ごめんごめん、ちょっと地下に――あ、うんなんでもない!ちょっと奥に篭っててさ。
相手できなくて申し訳ないね、それで、えっと――もう、帰っちゃうのかな?
【バンチョー、リュウト、そしてカズネの三人を交互に見やり――状況をなんとなく、把握して。】
/ほんとに数レスだと思いますが・・・っ!引き止めてしまってすいません!!
- 345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:47:32.06 ID:EKL6V78lo
- >>343
まさしくその通りです
魔術師としての修行の一環として、人助けをしています
なので大変だとかは、気になりません
【にこにことしながらアルフォンスは答える】
【少し間を置いて彼は「あ」と声をあげた】
もしかして最近行われた大会に?
確か、同じ名字の方が出場していらしたような……
【アルフォンスの記憶は曖昧だった。あまり熱中して見ていなかったからだ】
【どちらかといえば、周囲が騒がしかったため、その要因を探って、という程度だった】
ガンマンですか、かっこいいですね!
【ガンスピンを見るアルフォンスの瞳が輝いた】
【じっと見惚れている】
- 346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/11(月) 22:49:12.04 ID:DDTHxxSeo
- >>331
………
【なんなんだろう、これーーーいや、こいつは】
【脳裏を過るのは、単なる疑問に留まらず、目の前にいる少女の、一見奇行ともとれる会話≠ノ対しての戸惑い】
…あれ…どう見ても……だよな…
【ーーーどう反応したものか、もしかして何かあったのかもしれない、しかし面倒には巻き込まれたくはない】
【暫し迷った挙句、溜息をついて】
…あー……そこの、お前…その…
何か、嫌な事でもあったのか?…あぁいや、言わなくていい、いいから、外でそういうのはやめた方がいいんじゃないか…?
【多少躊躇い気味ながら、彼は少女に近寄り、話し掛ける】
【黒いビジネススーツ、黒い革靴、骨が散りばめられた模様のネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型の男だ】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げている】
- 347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:51:19.71 ID:5P5fvPiao
- >>342
悪ぃな、生憎と世間知らずの田舎モンでな!
それなりにゃあ生きたつもりだが、未だ世界の半分も知りゃしねえってな!
――おぉ?あんたその見た目で婆さんかい?
俺にゃあ可愛いお嬢ちゃんにしか見えなかったがよぉ
それなら爺さんと婆さんでちょうどいいやな!ガハハハハ!
【何が丁度いいのだろうか、きっと深い考えはない】
【虎人は人外を恐れる様子も見せず愉快げに笑い飛ばしてみせる】
「し、心臓に悪い冗談はやめてくれ……」
おう!いやはや、俺は今知り合いやら友達やらが少なくてよぉ
作れる"縁"があるなら、出来る限り作っておきてえのよ
まあ、そういうわけでお近づきの印ってえやつだ
それ以上の意味はねえんで安心して受け取ってくれや!
【胸を抑える肉屋の店主へと、袋の中から硬貨を数枚取り出し渡すと】
【裏を感じさせない真っ直ぐな口調で人外へとそう語り、袋詰めにされた砂漠大ワームの肉を渡そうとする】
【※砂漠大ワームの肉……あっさりとした牛肉風味。どこかの国ではハンバーガーにも使われているとかいないとか】
- 348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/11(月) 22:58:09.28 ID:EhcKDaW30
- >>341
クククッ、よく覚えてた…いや、わかったと言うべきか、"人喰い肉屋"
【彼は人を名前で呼ばない、それは彼が隠し事をするゆえのポリシーなのであろう】
【微笑を浮かべるその顔は、会合であった時の雰囲気とは少し事なっていた】
【どちらが本当の彼の性格なのかは明らかにするのは難しいだろう】
むしろわかんねぇようにしてるつもりだったんだがなぁ〜
外を出歩く時はこちらの方が都合がいい
サングラスにゃナンバーと紋章ついちまってるしな
【再び笑う男】
【彼は仕事をしている時以外はこちらの姿なのだろう】
【例え仲間だとしても、急に見知らぬ姿で現れたら困る物である】
いや、なに簡単な事だ
わからないなら、わからないままで良い
むしろ、お前がこの機関に対して何を求めているかの方が重要だ
上の奴らは勝手に動かす事の出来ないボードゲームでもやらせておけ
【彼の精神は自由と解放】
【束縛を嫌い、己がままに生きる彼は、彼のポジションも合間って異質】
【しっかり仕事はこなすと言う点での地位だろうか】
【指令が来なければきっと自ら動く事も無いのだろう】
まぁ、お前さんが機関を抜けたとしても俺は何にもし無いし何も報告はしない
そっちの方が楽しそうだからな
【生粋の享楽主義】
【敵であろうと味方であろうと、踊るバカを見るバカと言ったところか】
【常に一歩引いたところから、世界を不敵な笑みと考えで見ようとしている】
【不気味を通り越して意味がわからない男である】
- 349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:59:26.40 ID:/0/EzJDLo
- >>344>>337
――――――――?
【やる事もやったしもう用事はない、役目を終えたから後は颯爽と帰るだけ】
【あわよくば伝言が伝わればいいなあと思いつつ、足を進めようとすれば……どこかで聞いたような声に振り向く】
――――……お、おおう……
【ああ、彼女がいるじゃないか……夢ではない確固たる現実だどうしよう】
【奇跡的なタイミングの悪さ、いや勿論カズネの事である】
【情報を伝えたい相手がまさか店内にいるとは思わないじゃないかという言い訳が浮かんで】
【次に、何やら格好つけて伝言を頼んだ自分の姿を思い出して俯いてプルプルと震える】
い、いや……い、いま来た所かしら、ねえ!?
【苦しい、非常に苦しい言い訳を無理矢理通そうとスズキへと目配せ】
【余計な事は言うんじゃねえぞ伝言の事は黙ってろよ、と威圧感たっぷりに視線に乗せて伝えようとする】
/いえいえよろしくどうぞ!
- 350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/11(月) 23:02:54.25 ID:xouotX2uo
- >>344,349
【さて、この"祝品"を地下に置いてさっさと寝るか――なんて思っていると】
【ふと、その地下から何かがやってくる音が聞こえた気がして】
【事務所奥の方へと顔を向ければ――――】
「……おいおい、遺言……いや冗談だ、とにかくメモったそばからご本人様登場ってか」
「噂をすればなんとやらって奴だな、どれ……メモは必要なくなったか?」
【一方はふんぞり返ったおっさん、もう一方は海水を顔に被った女性――】
【ちなみに……セリーナの顔に関しては、大会で知ったのだろう】
【……おおっと、スズキが目線をわざとスルーしたッ!】 【後で魔弾塗れになってしまう!】
「あァー、セリーナ、挨拶が遅れたが俺はバンチョー・スズキ、ただの"居候"だ」
「この刺身片付けて地下で寝ようかと思ってたところだからなァ、帰るも何もねェ」
「……まァ、そこの奴がいつ来たかは……"ノーコメント"で」
【そう言えば、最近何故か冷蔵庫の中身が魚介類で豊富だったらしいが――――】
「そォーいや、たまたま俺が居る時に魚屋と研究所から宅配便が届いたぞ、まァー適当に持って行きな」
【脚元のやたら大きなクーラーボックス(その上にダンボール)を軽く脚で蹴り、顎でも示して】
- 351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 23:03:35.66 ID:D8UhOtDco
- >>346
【男に声をかけられた少女は俯き加減で両手の人形を前に突き出した】
「おいおい兄ちゃん、いくら祷が可愛いからってそのナンパの仕方は無いワン」
『やだわー、ナンパなんて不潔だわー……』
【突き出した両手の人形から吐き出される言葉はどれも棘がある痛い物】
【しかも良く見れば少女の口がパクパクと動いてるので、少女自身が発している言葉だという事が分かるだろう】
「嫌な事なんてないワンよ」
『そうよそうよ、あ…でも一つだけあるかもしれないわ』
【人形はそこまで言うとガックリと項垂れる、それとは対照的に次は少女が顔を上げる】
それは多分今私が思いっきり頭オカシイ子だって思われてる事…かな
確かに夜の公園でこんな事してたら変に思われちゃうよ……でもさ、そっちも大分変な格好してないかな?
【少々大袈裟にフンと鼻を鳴らした少女は両手の人形を外し仕舞い込んだ】
【そして露になった指先で男の眼帯とネクタイと下半身の機具諸々を指差しながら「やっぱ…変…」と呟いた】
- 352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/11(月) 23:05:14.04 ID:HXmL6XsB0
- >>347
けろけろけろ! こいつは、何処までも豪快な奴よ!
……気に入ったぞトラの小童、名は何と言う? けろり。
【その態度は、この人外の好む類の物だったらしい。嫌われるのは厭わないが、好かれるのは、嬉しいのだ。】
【それが打算に基づかないならば、尚更であった。】
我が名はカエロウ、雨読川のカエロウよ。
店主、悪かったな。げここ、これからは贔屓にしてやるぞ。
【そうして、シンプルな自己紹介と、フォローか嫌がらせか分からない発言。】
【砂漠大ワームの肉が詰められて行くのを見て、たらりと涎を垂らす様は、いかにも童である。】
さっきも行ったが、高潔な精神なんてのは無くてな……けろ、受け取らせて貰う。対価は、『縁』とやらだ。
これを焼いたら、さぞかし、旨そうじゃないか? ……げこ。
【受け取って、上に放る。これは一見暴挙!】
【然し、勿論、考え有り。】
【しゅるるるるると舌が伸びて、それを空中でキャッチ! そのまま背中の包みに押し込んだ。】
【これは特に意味も無い曲芸的行為。こんな町中で良い度胸だ。】
- 353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/11(月) 23:08:08.94 ID:vEApyJbAO
- >>339
【彼女の右後方、手近な壁に凭れるように佇む一つの"影"】
【その気配の希薄さ、影と呼んでもまだ足りないほどで】
【一面に咲く薔薇が目を引くこの状況では尚更、通行人がその存在に気付くのは至難であろう】
───そのような下らぬ輩に一々構ってやるとは、到底忙しく見えんのだがな
【不意に踏み出した影は星明かりに照らされて人となる】
【スラックス、レザージャケットにキャップ、それらは黒で統一されている】
【口元を隠すように巻いた長いマフラーは、他とは対照的に白く】
【そして肩の辺りで一つに結ばれた髪は更に白い】
こういった下衆の相手をするのは時間の無駄ではないのか、女?
【左右の腰には一本ずつ挿してある短刀、戦闘に従事している者だろうか】
【長く垂らした揉み上げの二筋の髪が揺れて】
【キャップが落とす影の奥、真紅の瞳は鋭く光っている】
- 354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2013/03/11(月) 23:12:04.00 ID:pnd2rH2Zo
- >>345
あぁ、そう。そいつ、アタシの妹。
出来がいいのか悪いのかよくわかんない奴でさ。
最後は相手の攻撃が腹に直撃して、そのまま負けて。
まだ会ってないけど、多分かなり悔しがってると思う。
【妹が負けたというのに、さほど悔しそうでもなく、事も無げに言ってのける】
へへ、そうかい。ありがとよ。
【褒められていやな気分にはならない。少々気恥ずかしそうに礼を言う】
【銃口を少年の額に突き付ける。実際に引き金を引くことはなく、「ばーん」と悪戯っぽくつぶやくのみ】
『みゃぁーお』
【不意に猫の鳴き声が響いた。女性の膝の上の仔猫のものではない】
【しばらくすれば、公園の生垣から黒い猫が現れる。仔猫の親だろうか】
【その声を聞き、仔猫が女性の膝から飛び降り、親猫の元へ走っていく】
「みゃーお」
『にゃおーぅ』
【二匹は少し会話をした後、仲良く一列に並んで生垣に入っていく】
親か?
よかったな、ちび。
【少し寂しくなった膝を撫で、猫たちを見送る】
猫缶、ありがとよ。
じゃ、またいつか。
【女性は拳銃を腰に戻し、立ち上がり、踵を返し】
【後ろ手に少年へ手を振り、その場を後にした】
/お疲れ様でした!
- 355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/11(月) 23:13:02.55 ID:bEhpCUWho
- >>349>>350
え、あ?なに、今来たところなんだ!なぁんだよかった〜♪
じゃあ丁度良かったね、アタシも一杯飲んでから出かけるところだったから
カズネちゃんと、それから、えっと――バンチョーさんも一緒に飲もうよ!
【そそくさとカウンターへ入り、返事を待つ暇もなく酒瓶をあけようとするが――なんとも、怪しい両者の空気に眉をひそめる。】
【――何か隠している。ノーコメントてなんだ。そもそも。】
【――まあ、ともかくセリーナは酒瓶を開ける手を一旦、止めて。】
ま、まあなんでも良いけど二人とも落ち着いて落ち着いて!
で、カズネちゃんは――何か御用かな?実はアタシの方から伺おうと思ってたんだけど・・・。
ちょっと伝えたい事もあってさ!
それからバンチョーさんは・・・え、魚屋さん!?頼んでないよそんな、ええ!?
また経費が――・・・ああ、月末は頭が痛くなるんだろうな・・・。
でも最近冷蔵庫に増えてるんだよねぇお魚、誰が買い溜めてるんだか・・・。
- 356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 23:13:11.10 ID:EKL6V78lo
- >>354
//お疲れ様でした
- 357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 23:19:16.29 ID:5P5fvPiao
- >>352
おう?ああ、そういや名乗ってなかったな!
俺の名前はグー・ゲルギル!
まあ一応は、田舎の森ン中で"神官"みてえなやってる虎の爺だ!
そんで雨読川のカエロウさんねぇ……カエロウさん、カエロウちゃん、カエロウ婆さん
ふぅむ……どうもしっくりこねえな、呼び捨てで構わねえかい?
「ま、またお越し下さいませぇ……」
【己の名を告げ相手の――カエロウの名を認識すると】
【口の中で様々な呼称を呟き、結局はその呼び方が一番いいと思ったのか、彼女に対しそう提案した】
【店主はといえばすっかり縮こまって、嵐が通りすぎるのを待つような様であった】
おう!望むところだぜ!
街の片隅でふと結んだ縁でもよ、いつか何処かでピタリと繋がる事もある
この世界にゃあ"奇縁"ってえモンが満ち溢れてるんだ
それを見るのが老いぼれの楽しみの一つでよ……ま、単純に話し相手が欲しいってえのもあるがな!
【カエロウの反応に対して、虎人……グーは己の考えを簡単に語る】
【剛毅な人生を送ってきた巨躯の虎人は、そういった繋がりというものを信じているようであった】
おっ!?おお〜〜!随分と便利なだなぁ!
俺ゃあそういう器用な真似出来ねえからよ、ちょいと羨ましいぜ!
【舌を使った器用な芸を見て、グーは肉球付きのネコ科の手でぽふぽふと拍手をする】
【手を見ればわかるが、狩りには向いていても明らかに細かい作業のできるモノではない】
【その言葉には確かな賞賛の念が混ざっていた】
- 358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 23:20:15.99 ID:/+zMtvS00
- >>353
【不思議な彩り、青から灰へと映ろうグラデーションの手折られた一輪】
【指先だけでそっと摘んだなら、口元に添えて――ほんの微か、笑い声を零す】
それとも何かな、私の変わりに走り回ってくれるワンコくんになってくれるとか――
【元より色白気味な肌が青灰色に照らされたなら、もっとずっと不健康な色に染まって】
【殺意は無いといえ、明確に彼女の能力で囲まれた不良A、狭苦しい檻の中でずりと後退り、】
人探しばっかなんて疲れるわ、そうでしょ?
【掛けられた声、微かに丸くなる瞳は影にはきっと覗けず、すいとそちらへ視線を向けてなお、まだ見えない】
【女にしては低めの声が何となしに紡いだなら、やっと顔だけが振り向いて、影を見つめるのだろうか】
家でくつろいでるはずのこの時間、外に居る時点でそもそも時間の無駄だと思わない?
……嘘よ、嘘。“親友”探してるの、見つからないから、気晴らしもたまには必要だもの。
【その姿を認めたなら、やがて身体ごとそちらへ振り返らせる。色とりどりに照らされて紺色が靡いて、すとんと落ちたなら】
――でももう十分よ、荒事なんて向かないわ。疲れるわ痛いわ、最低ね。
【戦う意思なんてないという風、手元の薔薇は呆気ないぐらいにその手に握りつぶされて、地面に落とされる】
【ひらりひら、砕けた花弁が揺れるたび、辺りの薔薇も同じように砕けて――立ち上がったコンクリの柱すら、逆回しのように降りていく】
【解放されたはずの不良は。あたりを数度見渡したなら、今にも逃げだそうとしていたけれど――】
- 359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/11(月) 23:21:56.94 ID:DDTHxxSeo
- >>351
ーーー……っ
【少女からの返事はない、代わりに目の前に突き出された人形が、やたらと棘がある言葉を返す】
【傍目からはバカにしているとしか思えない行動は、イラっとするには十分であったーーーが、ここは我慢だ】
ナンパじゃねぇよ、自分の事を『可愛い』なんて言うガキは好みじゃねぇ
それにな…人形と会話する奴に格好の事言われたくはねぇな
【少女が指差し、『変』だとなじられると流石に『お前が言うな』という気にもなる】
【怒りは溜息として流し、少女を見て】
…自覚してんならやめとけよ、人がいねぇから良いものの、夜に見たら完全ホラーだぜ
- 360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/11(月) 23:25:19.21 ID:X7jN3tzIo
- >>348
……私のことまで覚えていて下さったとは、光栄の至りです
【彼の最初の言葉には、ただ一言そう返しただけであったが】
【大男は、会合の際の彼との雰囲気の違いをはっきりと感じ取っていた】
【しかし、今現在この場でそれについて考えてみたところで、その招待などわかろうはずはない】
【そう簡単に、相手の本質がわかるようなら、苦労はない。これについての思考は、早々に頭の片隅に追いやる】
確かに、一見しただけではわかりませんでしたよ。今とて、気づけたのは貴方のお言葉と服装からの連想にすぎません
ナンバーや紋章を堂々と掲げて歩くのは、相応のリスクが伴うものですからな
私も御覧の通り、それは避けています
【大男の身にも、カノッサであることを示すものは見当たらない。無用なリスクは避けるようにしているのだろう。どの道、大男の風体は異様なものではあったが】
【思わず、敵意を向けてしまうところだった。内心でわずかに冷や汗を流す。今、不必要な対立は望むところではない】
……フフッ、まったくですな。自分が機関において何を求め、どう行動するか。元より、考えるべきことはそれだけだ
貴方様が、それを体現なさっておられるように
動かせないボードゲーム、とは的確なお言葉です。上から見下ろされるのはいい気分とは言えませんが
私とて、ただ動かされる気は毛頭ありませんよ
【まさに、彼の言葉を彼自身が体現している、と感じる。まさに己の意志だけに忠実にふるまうその様】
【それでありながら、指令が下ればきっちりと仕事はこなして見せる。ナンバーズにいる以上、奔放に生きることができるだけ力があることは、想像に難くない】
……ご期待に背くようで申し訳ありませんが、すぐに機関を抜けるつもりはありませんよ
私が求めるのは自分の利益、機関との利害はまだ一致してはいますからね
【つまり、利害の一致がなくなれば、機関を抜けることもありうるということだろう】
【本来、上の立場の人間に言うべき言葉ではないが、彼のような男が相手なら、問題ないと感じた】
【まさに、享楽主義者。彼からすれば、自分も不敵に見据えられる世界の、その一端にすぎないのだろう】
【その異様さを感じつつの返答であった】
……ところで、その肉はどこでお求めに? 私も、肉には目がないほうでしてね
美食家とは程遠いですが……
【大男の興味が、再び彼の手にしていた肉へと向く。肉に対する食欲は、彼の根幹を構成するものの一つだ】
【丁寧にラッピングされているそれは、彼が自分で狩ったものなのか、それともどこかで仕入れたものなのか】
【暗い視線が、ダンボールに這う】
- 361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 23:27:12.12 ID:/0/EzJDLo
- >>350>>355
(アンタ……後で覚悟しておきなさいよ、消し炭じゃ済まないからね……)
【彼に向ける目線はつまりはそういう意味である】
【今更恐れて目を合わせてももう遅い、カズネは短気である非常に短気である】
【「きぃん」と鳴っているのは間違いなく魔翌力回路の駆動音だろう……】
だからアタシはお酒飲めないんだってば……
【こないだ言ったじゃないとむくれて答える、暴力的な性格からは似ても似つくまい】
【余談だが酒が入ると人肌恋しくなってやたらと抱きつこうとするタイプである】
【でも気に入らない人間には抱きつかないので酔っていても好き嫌いの区別はあるらしい】
御用も御用よ、ええ実に「丁度良かった」そうよね?
でも伺うってアタシの住所知らないんじゃない?……まあいいわそっちから言って頂戴な
【自分の住処を伝えたかしらなんて首を傾げ】
【まあどうでもよいとセリーナへと返す、彼女が伝えたいこととはなんだろうなんて】
【聞いたら聞いたできっと赤面してしまうだろう、何にって自分の行動の無意味さにである】
- 362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 23:29:37.28 ID:XkX7Eepw0
- 【見るからに廃れた教会。その辺りを彷徨いているのは、其処で働く修道女であろうか】
【右を見たり、左を見たり。捜し物をしているのか、或いはただの散歩か】
【――――小難しい表情を浮かべて居る辺り、“ただの”何て事は無さそうだけれども】
「困りましたね……行商の方から買ったばかりだと言うのに……
ついていないと言いますか、此も主の与えた一つの試練だと考えますか……」
【溜息を一つ吐けば、再び辺りを見遣って】
【――――あれを読まなければ何も分からないというのに。何て呟きが漏らされるのだろう】
【人気の少ないこの辺り、存外その呟きも響くはずで】
「幸い、生活に響くほどでは無いとしても……やはり、惜しい気がしますね」
【さて――――この時間ではあるが、近くを通りかかる者は居るであろうか】
【或いは、先程の呟きを聞きつけた者か――――その教会に興味を持って近づいた者か】
【いずれにせよ、右往左往する様は訪問客の興味を引き付けるはずであって】
- 363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/11(月) 23:32:28.53 ID:xouotX2uo
- >>355,361
(おォー、怖ェ怖ェ、――)
【カズネより来る目線は彼にグッサグサ突き刺さっていて】
【両手をひらひらさせてお手上げ――なんてことを、冗談めいた表情でしていたとかいないとか】
「あァー、俺は"下戸"だからな、遠慮しとくぜ」 『本当ハ飲メルクセニ……』
「……うるせェ、肝臓は大事なんだよ肝臓は」 『ニヤニヤ』 「……まァ、勧めてくんなら拒みはしねェ」
【ふんぞり返ったままのその体勢、残っていた麦茶をぐいっと一飲みすれば】
【大きく息を吐きだし、そのコップを机に置き直して】
「ああ、その辺の心配は要らねェー、――なんかUTの優勝・準優勝祝いだから代金は要らねェーってよ」
「……何入ってかは知らねェーが、やたら重ェぞ、腰には気ィ付けな」
【なるほど、奢りなら金銭面でも問題ない!】
【……一つツッコミを入れるとしたら、クーラーボックスにもダンボールにもハンコが押されていないこと位だろう】
『魚増ヤシテルノハ此処ニ居ル奴ノ仕業……』 「おっと手が滑って醤油が零れそうに」 『…………何デモナイ』
- 364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 23:35:42.62 ID:D8UhOtDco
- >>359
そっか、ナンパじゃなくてよかった…かな
断るのも面倒臭いし……もしも断ってソレで撃たれたりしても困るしね
【ナンパじゃないと聞いてホッとしたように笑みを見せる少女】
【ソレと言って指差したのは男の銃、少女なりにも警戒しているといった所だろうか】
人形だなんて酷い…この子達も生きてるのに……って言いたいんだけどね
生憎それ言っちゃったら私は本物の狂人になっちゃいそうだし
だって、その格好じゃあいつでも私は戦えます…って言ってる様な物じゃないかな?
【自分の事はさて置き相手の格好の事へズンズン踏み込んでいく】
夜だからやってるの……ほら、これしてたらあんまり人が近寄んないし…
一人は寂しいけど、夜で歩くときはこれくらいしないと自衛にならないと思うし
【こんな事をするのは自衛のため、即ち人を寄せ付けないためと豪語する】
【本当の所は趣味が半分ほど混じっているのだが、そこまで言える勇気は少女にはないらしく】
- 365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/11(月) 23:37:55.43 ID:HXmL6XsB0
- >>357
呼び捨てで良い。尊敬されるのも甘く見られるのも、けろ、好かんのでな。
で、グーよ……聖職者か、そのナリで。意外や意外だぞ。げこ。
【自己紹介やら何やらを一気に吹っ飛ばす、『神官』というひと言であった。】
【最近は聖職者に良く会う、とカエロウは考えている。】
……いい肉屋だった。
けろけろけろ、無駄に長生きすると、どうでもいい腐れ縁も増えるものよ。
そいつが絡み合っては解ける様を見るのは、げこ、中々気分が良いもんだな。
【カエロウもまた、暗黒的な生命活動の中で幾つもの縁を作り、壊し、或いは紡いで来た。】
【ゆえに、縁という存在が持つ不思議な力は、知っている。】
……けろり、お前のような強靭な肉体は私には無い。
長所が有れば短所もある。個性とかいう奴よ。
【それにしたって、このカエル擬きっぷりは、愉快な個性と言わざるを得ない。】
【粘性の唾液も、伸びる舌も、カエルっぽいが何か違う。】
【ゆえに、舌を収納しつつ、賞賛は素直に受け取らなかった。】
- 366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 23:44:13.26 ID:EKL6V78lo
- >>362
【廃れた教会。廃墟といっていいそこに足を踏み入れる少年がいた】
【彼は15歳前後の風貌──160前後の身長、幼さの残る顔立ち、細身の躰──だ】
【魔術師としては標準的なローブに身を包み、すっぽりと被ったフードの隙間に金色の髪が見える】
【右腕の腕輪はトパーズで飾られていて、黄金色の輝きを放っている】
【夜中だというのに彼はこんな人気のないところを彷徨いていた。修道女のように目的があるわけではない】
【彼は時折、静かな夜に歩きまわることがあった。風の魔術師だから静かな夜風が好きなのだろう。彼はそう考えていた】
【辺りを見回す少年が、修道女を見つけた】
こんばんは
こんな夜更けにどうなさったのですか?
お困りのようですが、何かお手伝いすることはありますか?
【少年は短い挨拶を終えると、困っているように見えた修道女に手助けを申し出た】
- 367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/11(月) 23:46:53.46 ID:bEhpCUWho
- >>361>>363
んー!なんか二人だけ目で合図しあっちゃってずるいなー!
なになにー?もしかして"そういう"感じ!?
ちょっとちょっとカズネちゃん!そーゆー色恋沙汰の話ならおねーさんに相談しないとダメでしょ!
【――カズネが怒りに燃えている事など分かりもしない。】
【バンチョーが怯えてる事にも反応しない。この女の頭は都合が良く出来ているからだ!】
【そも、魔力や魔術などといった物にとかく疎いためカズネのそれに気付けていないだけ、でもあるのだが。】
――とりあえず!カズネちゃんにちゃんと伝えておこうと思って。
アタシさ、今バンチョーが言ってた通り――この間の大会でなんとか、優勝したんだ。
力試しの意味合いも勿論あったし、UTの宣伝だってしたかったんだけど――
それ以上にね、優勝賞品の一つ――"記憶の欠片"っていうのがすっごい、気になっちゃって。えへへ。
・・・取り戻したよ、あの夜の事。失ってた記憶、全部。
て言っても、どうやら奪われたのは本当に数秒の話で――・・・アイツ、やっぱり死んでないみたい。
ていうかね、アタシ達が倒したのは・・・その、なんていうか。
(――これを知ったら、カズネちゃんの身まで・・・ううん、でも――・・・!)
・・・入れ物、だったみたい。あのおじーさんの姿。
カズネちゃんの一発が決まったとき、おじーさんが倒れたあの後・・・「中身」が出てきたんだ。
――コウモリみたいな羽と、ながい尻尾。有体に言ってあれは――・・・
"悪魔"――アタシの知識に照らし合わせるなら、そういう何か、に見えたと思う。
こんな事伝えられたら貴女の安全まで犯してしまうかもしれない、けど・・・
アタシ、頑張って知ろうとしたんだ。ようやく手に入れた真実なんだ、だから――伝えたくて。
――ごめんね、こんな話しちゃって。
>>363
えーっ!男の子で下戸なんてかっこわるいよー!
じゃあじゃあ、おねーさんがお酒の美味しい飲み方教えてあげるから・・・♪
ってなんだ、飲めるんだ?よーしじゃあ後で飲もう!
って言ってもまあ、アタシも飲んだら仕事が一件、あるんだけどね。
――はぁ。ユウトも悦君も、どこいっちゃったんだか・・・。
【その後、クーラーボックスを見やり】
【――ハンコどころかサインすらされていないそれに、気がつく。本当にこれ・・・え、大丈夫?】
ぬ・・・盗んだやつとかじゃないよね!?バンチョーさん、ここ正義の組織だから怪しいものとか持ってられないよ!?
このお魚正規品だよね!?なんかアタシ不安になってきた・・・。
- 368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 23:48:26.20 ID:P9GyKW5Z0
- >>360
リスクねぇー、そうそうリスク!
店と機関内以外であの格好してるとめんどくさい奴らに絡まれるからねぇー
まぁ、それ以外にも理由はあるんだが…
顔が二つあると便利だぜっ
【ニンマリと口角を上げて微笑むその笑み】
【光りが差し込みにくい暗がりならば一層不敵に輝く笑い】
【彼はその二つの顔を駆使して、なにやら余計なことをたくらんでいるのだろう】
【それは機関に害なすことか、利益となることかは定かではない】
それでいいじゃねぇか、それで充分!
利害が無ければバッサリ!
それが俺達と機関の関連性
悪だ正義だ言ってるうちはままごとだよ
【彼の言う言葉は、すでに機関の上位ナンバーが言うべきことではないであろう】
【むしろ、ダメな方の悪のお手本と言ったところ】
本当の邪悪はじわりじわりと這い寄ってくる、ただそれだけだから
【彼は人である、それは代えがたき事実であり真実である】
【だが彼だけではないが、何か邪悪な野心を持つ者はことごとく人に見える気がしない】
【口角の上がった笑顔を向けたまま、真っ白な瞳で作られた笑み】
【ハリボテの様に、どこか人としての生気を感じられない―いや感じたくない表情であろう】
あぁ、この肉?
こいつは裏社会に出回ってるやつを卸してきたのさ
今日は丁度・・・あのクソマフィアどものところでね
【意気揚々と語る、カノッサの敵の一つD.R.U.G.S.のことを話した】
【彼が今の格好をしているのはそこの市場にでも潜り込むためだったのだろう】
【そんな敵の中に入ってきて何もしていないと言うのも問題だが】
あとは、店で死んだ客とかそのまま使ってる感じだな
自分で取りに行くのなんか足が着くしめんどくさいだろ
【へらへらと笑いながら話した】
【自分の店で調達するのが一番楽などと言う】
【彼が外に出ること自体、そもそもめずらしいはずなのであろう】
【店で使う食材が無くなりかけた時のみ、どうやら自分で探しにさまようようだ】
- 369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/11(月) 23:49:22.01 ID:vEApyJbAO
- >>358
【殺意はあまり感じないが状況からして彼女は能力者】
【故に警戒は怠らず、左手は短刀、右手は懐へ】
寛ぎ……ああ、この時間はそういうものだったか
俺にとって夜は最も活動に向いた時間なものでな、そんな感覚忘れていた
──余程広い情報網が無ければ、人探しというのは骨の折れるものだからな
まあ、向こうも動いていれば話は別だが
【「それとも探しているのは親友になってくれる人、だったか?」なんて冗談めいて言ってはいるが、未だ警戒は解かず】
慣れぬことをすればそうなるのだろう
俺も変に寛ぐと逆に疲れる
【薔薇が消え、敵意なしと判断したなら漸く警戒を解いて】
【彼女の背後を指差して「あれ、いいのか?」なんて聞くのだろう】
- 370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/11(月) 23:54:40.52 ID:5P5fvPiao
- >>365
おう!そりゃ助かるぜ!
どうも畏まった態度ってえのは、背筋が痒くなっていけねえやな!
ま、"神様"を崇めているわけでもねえから"みたいなモン"だがなぁ
これでも信心深いんだぜ?
カエロウも一度"母なる大地"に感謝して
街のゴミ拾いでもしてみると、心がスッキリするかもしれねえやな!
【背中をボリボリするような仕草を見せながらそう語る】
【言葉の中から察することができるだろうか】
【グーは"自然崇拝"……"大地"を信仰の対象としている魔術師である】
主人にゃあちょいと悪いことししまったかもしれねえが、それはそれだわな!
せこい商売してたんだ、灸を据えるいい機会になっただろうぜ
【ニィ、と少し悪い笑みを浮かべながら肉屋の主人を一瞥し】
――だろう?話がわかるじゃねえかカエロウ!嬉しいぜ!
それによぉ、若い衆やカエロウみてえな一風変わったモンと話してるとよ俺も楽しくて仕方ねえのよ!
老い先短い爺さんとしちゃあ
葬式で泣いてくれる奴が一人でも増えてくれると嬉しいしなぁ!ガハハハハ!
【冗談めかした口調でそう語り、豪快に笑う】
【老いていることをただ悲観せず、それなりに人生を謳歌しているようであった】
ほほう……そういう見方もあるかい
確かに、カエロウが今みてえな可愛らしい格好じゃなくてよぉ
俺みてえなでけえ身体していたら怖ぇし、俺がビョンビョン舌伸ばしてもそれもまた怖いわな
いやはや、この世界は面白い輩が絶えねえから全く面白い!
また気が向いたら面白い技見せてくれや!
【何やら妙な想像を頭の中で巡らせたあと】
【ニカリと相も変わらぬ判りにくい笑みを浮かべると……】
――……っと!いけねえ、もうこんな時間かよ!
悪いなカエロウ!聞いてたかもしれねえが、家でガキが腹空かして待ってるんでよ!
今日のところはこの辺でいいかい?
【街の時計がふと目に留まり、少し慌てた口調でそう語る】
【最初語っていたことは冗談ではなく、紛れもない事実だったようだ】
- 371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/11(月) 23:54:42.63 ID:XkX7Eepw0
- >>366
【おろおろと辺りを巡らせても、目的の物が出てくる筈が無く】
【ともなれば、諦めを表すような吐息が漏らされるのは自然な事】
【――――そな時に掛けられた声。銀色の双眸がそちらへと向けられて】
【同時、腰に提げた銀の長剣がキィン――と高い音を鳴らすのだろう】
「――――困っているといいますか、未練がましい事で……
そう言ってしまえば笑われてしまうでしょうか?
どちらにしても、もう諦めた事です。申し訳ありませんが、お手伝いの申し出も――……」
【苦笑と共に締めの言葉を紡ぐ前の出来事】
【一際強い風が、辺りを通過して】
【何処からか運ばれてきたのか、一冊の薄い雑誌が少年の元へと飛来して来るであろうか】
【古今問わず、様々な事件の事が綴られた其れ】
【強風故に、修道女は思わず目を瞑っているが――――その雑誌、手にとってみるかそのまま見過ごすかは少年次第】
- 372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 00:00:48.92 ID:RPge7S9Ro
- >>364
【何だか、見た目に反してやたらとトゲトゲしい物言いをする少女だ、もしかしたら警戒されてるが故かもしれないが】
【「撃たねぇよ」なんて呆れながら返して、溜息をつく】
生きてもいない人形相手に会話してるだけで十分狂人じみてるけどな
…俺の格好は確かにいつでも戦えるようにする為だが、ナンパ失敗の憂さ晴らしとかする為じゃねぇぞ
お前みたいなガキにはわからねぇと思うが、仕事柄『そういうの』がよくあるってだけだ
【『いつでも戦える格好』と少女は言う、それは正解だ、『いつでも戦える為に』こんな格好をしているから】
【仕返しみたいに毒のある言い方で、戦い慣れした様子を見せて】
夜も昼もねぇだろ、家でやれ家で
それにな、ただ変な奴のふりしても近寄ってくる奴は近寄ってくるぞ、類は友を呼ぶって言うだろ?
【一応少女を気に掛けているような言い方であるが】
【ーーー何だか、墓穴を掘っている気がする】
- 373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:03:27.80 ID:JdXkCnimo
- >>363
(よし、アンタはそのまま黙ってなさい……迂闊な事言ったらぶち転がすわよ)
【目は真剣その物で、そう真剣にぶっ飛ばしかねない気迫を宿している】
【彼が黙っていたのが幸いしてか魔翌力の昂ぶりは収まり初めてはいるけど……】
【クイックドロー、先程の速さがあればそれも油断してはならないのは明白で】
あ、ゴメンねおっさん趣味はないのよホント
【素の、何の取り繕いもない言葉はそれ故に取り付く島もない】
【バンチョーの事などはなから眼中になく、というか彼女にとって男よりも学問が恋人であり……】
ああ、大会ねアタシの知り合いも出てたけど……確かアイツは初戦敗退か、ざまあないわ。
優勝してたのも知ってるわよ?おめでとうセリーナ
【知り合いを思い出してかケケケと視線を逸らして嘲笑う】
【それはさておいて、やはり大会も大きい規模だったからカズネもそれなりには知っていたのだろう】
【ラジオかテレビかは分からないが取り敢えずと祝いの言葉を述べて――――――――】
……ん、あ……そうなの……へー良かったわね……
(……そういうオチかー……いや、薄々はそんな感じもあったし……別に、べっつにー気にしてないしー……)
【自分がここまで来て伝言を残す意味はこの瞬間に気持ち良いくらいに消え去った】
【徒労という言葉が丁度良い、セリーナが記憶を取り戻した事は良いのだけど悲しいやら虚しいやら】
【少なくとも心中穏やかではなくて、遠くを見ながら「ふふふ……」なんてエクトプラズムを吐き出しそうな感じであった】
【まあそれはそれで、重要なのは情報だ気持ちをしっかり切り替えて聞く】
――――大体は把握したわ、悪魔ねえ……成程……実はアタシも遺跡で、ヘルクラネウムで出会ったのよ
使い魔、とでも言えばいいのかしら?ともかくそれに遭遇して少し思い出したの。
だから別に謝る必要はないわ、むしろ良かったじゃない標的が決まった、でしょう?
【概要だけ、こちらの情報も教える】
【総合して考えるに、いや考えるまでもなく敵は明確になった】
【だから後はセリーナが彼女達が頑張れば良い、と小さく励ますように頷いて】
- 374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 00:03:53.17 ID:xy++5yC80
- >>369
そう! ホントならこんな時間、仕事も終わってゆーっくり……してるはずなのにね。
気紛れなのは馬鹿猫だけでいいと思ってたのに。増えるなんて聞いてないわ、どっか行ったけど。
【――捨てた花弁が地に触れる。その頃合には、全ての薔薇が芥と化けて、】
【地面に降り積もるのは、柔らかに光る数多の色合い。数えるには、あまりにも指が足りなさ過ぎるぐらいに】
【さぁと風が吹いたなら、それすらもどこかに流れて――後には、おもしろいぐらいに何も残らない】
【はーと零すのは、あまりにも分かりやすいぐらいに嘯いた溜息一つ】
【伏せる瞳は言葉の順番で誰かを想起して。どうでも良さそうに振舞う裏、透けるのは心配の色合いか】
【先ほどから馬鹿馬鹿言っている誰かだって、別に嫌っているわけでもなさそうで。そういう類の嘘を吐く人種らしいと窺える】
情報網なんてないわ、最低ラインね。引き篭もりなの、外には悪い病気が蔓延ってるのよ?
でも、親友なら二人も居るわ。すごいでしょ? でも友達は居ないのよね。
【「情報糸とか?」なんて冗談めくのは、その対人関係の狭さでふざけてみたらしい】
【相手の冗談には、くすくす笑ったならそんな言葉を返すのだろう。傾げた首に、腰ほどまでの髪が揺らめいて】
そうねえ、家で寝転がりながら偉そうなこと言ってたいわ。
【「どこにでも行けば?」 ちらりとも見ずに紡ぐのは、確かに不良Aへと向けていた】
【それを聞いたなら、捨て台詞一つ。闇に逃げ帰ろうと――彼女はもう干渉しないから、それは叶うのだろうか】
- 375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:04:17.61 ID:JdXkCnimo
- />>373に>>367のレスも追加です、申し訳ない!
- 376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:09:32.40 ID:GFinwwUTo
- >>371
【そうですか、と口を開こうとしたとき。強風が吹いた】
【少年は目を閉じなかった。それは彼の“風”に対する主義だった】
【彼が風に対して目を伏せるのはそこに砂が混じっているときだけなのだが、それはさておき】
【少年の元に雑誌が飛んできた。彼はそれを掴み、中身を見た】
これは……色んな事件がのってるのか
便利だな、僕には丁度いい。これも精霊からの贈り物かな
【そう言うと少年はしばしの間、目を閉じて祈りを捧げた。それに手を合わせるだとか頭を垂れるだとか、特別な姿勢はなかった】
【そうした後、彼は修道女に視線を戻した】
そういうことなら、残念です。貴女がお望みにならないのであれば、僕にすべきことはありません
ですが、もしも他に何かあれば何なりと。見かけた人を助けるのが、僕の信条であり、旅の目的なのです
【雑誌を手に持ったまま、少年は修道女にもう一度申し出た】
- 377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/12(火) 00:10:13.37 ID:Q6fnYkGR0
- >>370
大地が母じゃあ無いんでねぇ。まあ、お前に免じてゴミ拾いくらいはしてやるか。
【身体は小さくても、態度は異様にでかい。】
【それは有る意味、カエロウの外面と中身をそのまま象徴しているようだ。】
けろけろ……なんにせよ、私はただで肉が喰える。
そりゃ、良いことだ。
【そして、時計を見た。もう、随分と遅い時間だ。】
【肉を買いに来た事からも分かるが、カエロウも食事を済ませて居ないのだ。】
けろり、お前の葬式ではとんでもない曲芸を見せてやる。他の連中が度肝を抜かすようなやつだ。
……時間か、奇遇だが私も、腹が空いてかなわん。けろけろ、ホントに縁がありゃ、また会うぞ。
【カエロウは、その場を去る。変わったのは風呂敷包みの大きさと、縁が一つ増えた事。】
/レス遅れました。最後駆け足気味ですいません。
/ありがとうございました。お疲れ様でした。
- 378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 00:11:45.51 ID:47ETNDgeo
- >>367,373
「(……どォーしよォーかなァー?)」
【なんて、少々挑発的な目線をカズネに送っていて――命知らずか、こいつ】
「……なァ、相棒」 『ン?』
「なんか、変な方向に勘違いされてねェーか?」 『オイオイ、浮気ハ駄目ダゾ』 「違ェーよ!」
【そして半ば呆れ顔で頭を抱える彼、一方相棒は隣で茶化していた】
「(――それってまさかさっきの話しの……まァ、深く首は突っ込まねェ事にすっか)」
【何となく、先ほど取ったメモの内容と結びついたのかもしれない】
【――ともかく、セリーナがカズネに話しかけている間は、静かに目を瞑っていたそうだ】
「ったく、相棒、……余計なことばっかり言いやがって……ふん、好きにしな」
「ツマミは刺身の余りで構わねェーだろ?」 「(……何も言わねェで行ったもんなァ……ユウトさん……そりゃそォーなるよなァ)」
【セリーナの嘆き、聞き流しているフリはするものの、"ユウト"と言う名前が出てきた時少しピクッと反応したのは――】
【少し目線が逸れた気がしたのは、……けっして気のせいではない】
「……やべッ」
【偽装工作――ハンコをついうっかり忘れてしまった!】 【爪が甘かった!】
【思わず漏れるその言葉は、本心からのそれ】
「…………だ、大丈夫だ、安心しろ、ちゃんと近くの魚屋がこう、……届けてくれたからよ、うん」
「第一、競りにもめったにでねェーよォーな魚も入って……いるし、……不正規ならもっと有名ドコロをだな…………」
「……んで、……まあ、……許可貰って海で捕った魚介……を譲って貰ったんだ、だから問題ねェ、安心しろ」 『ニヤニヤ』
【よほど慌てているのだろう、壁を見ながら放つのは非常にちぐはぐとした喋りだった】
【……要するに――でかいクーラーボックスは"バンチョー・スズキからの祝いの品"である】
- 379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 00:12:47.61 ID:sryL022No
- >>372
それは盲点だったかもしれない……
確かに人形と話してる時点でおかしいっちゃおかしい……
【今更その事に気づいたのか、少女はあからさまに衝撃の二文字を顔に浮かべながら固まっている】
『そういうの』くらいわかりますけど…
というより……子ども扱いしないで欲しいかな、こう見えてもそう言う世界には詳しいんだから
【元は呪術師一家に生まれた少女なので『そういうこと』に付いては察しが付いているらしい】
【そして男が自分をガキ扱いするたびに不機嫌そうな表情を浮かべていた】
わー……確かに、確かにお兄さんの言ってる事は正しいかもだね
言ったとおり変な人が寄ってきたよー
【クスクス笑いながら少女は目の前の男の事を指差した】
【言っている事には棘がある物の、笑みを見せている事を考慮すると先程よりかは敵意や警戒心と言ったものが薄れているようだ】
- 380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:15:50.18 ID:WjDrBK5do
- >>377
一人また一人と大地に優しくなれば
いずれは綺麗で過ごしやすい土地になる
気持ちばかりでも俺の"信仰"に貢献してくれるなら、それほど嬉しいことはねえやな
【カエロウの返しに気を悪くした様子もなく】
【ニィ、と口元を歪ませて語る】
只より高いモノはねえ、とも言うが商売事じゃねえなら例外だわな
せいぜい美味しく召し上がってくれやお嬢様……ってな!
おう!楽しみにさせてもらうぜ!
せいぜい俺の縁者達の腰をよ、こう盛大に抜かしてやってくれや!
じゃあなカエロウ、また縁の導きがあったならゆっくり語り合おうや!ガハハハハ!
【最後まで豪快に笑いながら、手としっぽをフリフリと振ってその場を去っていった】
/お疲れ様でしたー!
- 381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 00:17:19.99 ID:EgGJuU7po
- >>368
私の共犯者、No.50のデュアル兄弟も、ナンバーを掲げて路地裏をうろついていて
正義を名乗る輩に喧嘩を吹っ掛けられたらしいですよ
まったく、面倒な人間というものは、どこにでもいるものですな
【彼の、「それ以外の理由」には、あえて触れはしなかった。またも彼の顔に浮かぶ笑み】
【何かをたくらんでいるのは確実だろうが、自分がそれを問うてみたところで、彼の奔放さ、恐ろしさの一端を見せつけられるだけに終わりそうだ】
【だが、機関はともかく、それが自身に害を及ぼすものとなるなら……その時に対処することにした】
ええ、機関とはそういう場所です。我らのやっていることは、ままごとではないのですから
互いに利用しあう、むしろそうあるべきなのでしょう。信頼、などというものよりは、そのほうがよほど確実だ
【上位ナンバーでありながら、そんな言葉を発する彼に、大男もまた、機関員でありながら同意を示す】
…………!!
【続く彼の言葉には、思わずぞわり、と悪寒を感じる】
【自分とて、とても人に見えないだろう邪悪な存在であることは自覚している。同時に、自分以外の邪悪、脅威には敏感なところもあった】
【彼の真っ白い瞳、生気を感じさせない気配。自分自身が、じわじわと這い寄られているような感覚に、一瞬とらわれる】
【眼前の相手の、異様さを肌に感じ取りつつ……すぐに自分を抑え、自分が感じたことを表に出すまい、とした】
【その言葉への返答は、敢えて行わなかった】
……なるほど、件のD.R.U.G.S.の扱っている品でしたか
連中も、裏においては、大きく根を張っているようですな
先日は、とうとう機関に対し、宣戦布告まで行ったと……
【興味深そうに、肉を覗き込む。自分も、ひとつ彼らから肉を買い求めてみようか、などと考えながら】
【敵地に入ってきておきながら、何もしない、という点には触れない。垣間見えた彼の性格を考えれば、不思議なことではない】
そういえば、ご存じでしたか? 会合の際に、我らのグループを取り仕切っていた、秘書のソレイユ=ナイトシェイド……
先日起こった、機関とD.R.U.G.S.との抗争の最後に現れて、D.R.U.G.S.の秘書として、機関に改めて宣戦布告をしてのけたそうですよ
裏切ったのか、もともと彼らの側だったのか……秘書としては有能だと思っていましたので、その点は残念ですな
【D.R.U.G.S.の話が出たことで、ふと思い出したことを語る。先日起きた、悪の組織の武力衝突。そこから生還した、機関兵から聞いた情報だった】
【彼女の離反に対しては、そう驚いてもいない、ただその能力を惜しむだけだった】
なるほど、店内での死者をそのまま流用、とは合理的だ。無駄がなくていいですな
私も、肉の仕入れルートには苦労することが多いですよ。もっぱら、こうして自分で調達する羽目になります
【大男の視線が、地面に倒れる若い男へと、一瞬移る。自らが手に掛けた、哀れな被害者】
【すぐにその視線を切る。なんの感慨も抱かぬように】
- 382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 00:21:43.79 ID:abVSYUf40
- >>376
【幾ら薄いと記しても、雑誌一冊を飛ばす風力】
【細い身体にぶつかってくる風の音によって、その祈りの声も掻き消されている事だろう】
【――――やがて、その風も止めばゆっくりと瞼を開いて】
「ええ――――また何時か、機会があった時にでもお頼みしますよ
それでは…………あっ……
其れです!其れが私の探していた物ですよ!」
【教会へと戻ろうとした、その時の事】
【別れの言葉と共に少年を一瞥すれば、自分の探していた物――――即ち、雑誌が目に映ったのだろう】
【先程までの凛とした雰囲気は何処へやら、今は年相応に顔を綻ばせてはいるが】
【さて、“便利”である其れだが……持ち主へと返却するか否か】
【未開封な雑誌をマジマジと見つめる視線。右へ動かせば視線も右へ。左へ動かせば視線も左へ】
- 383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:28:23.70 ID:GFinwwUTo
- >>382
【其れ?────少年は最初、何のことかと思った】
【修道女の視線を辿ることで彼は彼女が自分の持っているもののことを言っているのだと気がついた】
【右へ動かせば視線が右へ。左へ動かせば左へ。……やっているうちに少し楽しくなってきた少年はしばらく雑誌を左右に振っていた】
【しばらく十分に楽しんだ後、少年は雑誌を差し出した】
はい、どうぞ
【彼は便利だと判断したそれを簡単に差し出した】
【元々手伝うつもりだったのだから、少年にとって渡すことは当然であり、むしろそれが出来ることを僥倖に思っていた】
【彼にとって人の役に立つことは嬉しいことだった。だから少年は微笑んでいた】
- 384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/12(火) 00:31:34.70 ID:mVRRP5WSo
- >>373>>378
(カズネ)
ぷっ・・・あっはははは!バンチョーさん「おっさん」とか言われてるし!あっははははは!
いやーカズネちゃんも手厳しいね、バンチョーさん良い男だよ?見た感じだけど。
――ありがと、カズネ。
でもその悪魔――ホントにヤバイ奴の雰囲気びんびんだったから――・・・その。
もし次会うことがあったりしたら、迷わず逃げた方が良いと思う。
多分、一人や二人じゃ倒せないようなヤツだから・・・なんとなく、なんだけどね。
【静かに、取り戻した記憶を元に言葉を紡ぐ。】
【純粋にソレは、セリーナと同時期にあの場所にいて、共闘していたカズネにも】
【あの怪物の魔の手が迫るのではないか、という心配からの言葉で――】
【当のセリーナは、カズネが何を伝えに此処へ来ていたのかなど、知る由もなく・・・】
【どこまでも、どこまでも奔放で空気の読めない女だった・・・。】
あ、あれカズネちゃん・・・?なんだか元気ないけど・・・。まいいや!
それにしてもカズネちゃんがアイツと再会してるとは・・・て事は結構、活発な悪魔なのかもね。
(――次に会うことがあれば。たとえアタシ一人でもアイツを――・・・)
うん、そうだね。標的は決まったし、アタシは絶対にアイツを許さないから。
【その目はどこか――復讐心に狩られていて。】
【きっとあの悪魔を倒すためなら、この女はとてつもない無茶をするのだろう――】
あ、そうそう。それでカズネちゃんの用って・・・?
(バンチョー)
バンチョーさん!どうするどうする?オッサン呼ばわりされちゃってるよ!
カズネちゃんもツンデレってやつなんだねー、きっと。
高感度あげるの大変なタイプなんだろうね、頑張って居候さん!
ところで――・・・
(・・・なぁんか怪しい居候さんだと思ってたけど。聞き出せるなら聞き出しておこうかね。)
(――ユウトは今、何をしているのか・・・納得がいく理由じゃなくても、とにかく。)
んーとさ、言いづらかったら良いんだけど――バンチョーさん達はそもそも、事務所でなにしてたの?
【――本筋に、触れる。】
【居候、とはそもそもどういうことなのか――誰の知り合いでここにいるのか。】
【セリーナとて、そこまで間抜けでもなかった。】
・・・ふふ。
そっか、じゃあ安心できる品だね!魚屋さんがくれたんだ、頑張ってると良いことあるじゃん!
でもよかった、アタシお腹減っちゃっててさ〜!
仕事から返ってきたら、新鮮なウチに食べないとね。
――お祝いの品、だし。
【――なんとなく、雰囲気は察した。しかし図星で言ってしまうのも、彼の好意に反するだろう。】
【ふふ、と無邪気に笑って――セリーナは小さく、バンチョーにだけ聞こえる声で、「ありがとう」といった。】
- 385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:33:06.56 ID:A7D69RTb0
- >>381
まぁ、そんなもんだよな!
どいつもこいつも喧嘩好きでしょうがねぇよなぁー
【ハッハッハッと片手で担いでいるダンボールを叩いて笑うシェフ】
【ダンボールの通る音と笑い声で響く路地裏】
【何がツボだったのか、みんな似たようなものと言うところで笑っているようだ】
まぁあいつらねぇ、めんどくさいことこの上ねぇなぁ
しかし・・・"秘書"だっけか?元?その辺あいまいだが…
まぁ言うなれば、どちらの蝙蝠か・・・
けしかけたのはこちらか、けしかけられたのはこちらか・・・
"まだ"色々確証は持てんが、なんなら挨拶にでも今度行ってみようかね
【どうしてこうも、宣戦布告をされて機関に新たに脅威が増えたというのに楽しそうに笑うのだろうか】
【自分の目で見なければ確証を得られない、得たくないと言う彼の性格もあるだろう】
【"挨拶"の方法が、悪らしさを持っての"挨拶"でなければ余計な悶着は起きないだろう】
【彼に至ってはその辺は心配は無用だろうが、いつ気が変わるかなどわかったものでもない】
【彼は惜しむのでもなく、驚くのでもなく、怒るのでもなく、ただただ楽しみだけを探すように】
確かに調達を自分でしないといけないのは大変だよなぁー
まぁ、その辺めんどくさくなったら一度うちの店にこればいい・・・
とっておき、用意してやるぜククッ
【そう言って片手に段ボールを持ち、彼の脇を通る】
【その途中地面に倒れている男をチラッと見た彼の瞳は、酷く冷たく―ゴミを見る目どころではなかった】
【興味外の―興味の対象ともならないモノに対しては態度が酷い】
じゃあ、俺はそろそろ店に戻らないとだ、また会おう
次はもっと楽しくなるように・・・
【そんなセリフを吐きながら、路地裏の奥を通り抜け人のいなくなったであろう街並みへと行こうとするだろう】
- 386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/12(火) 00:34:18.90 ID:x+gsR5kAO
- >>374
ちゃんと仕事が終わるだけましだろう?俺は……いや、わざわざ聞かせる話でもないな
気紛れな人間なんて世の中にはいくらでもいるさ
──気紛れで人を殺めるようなやつも、な
【地に付きそうな白のマフラーが風に靡いて】
【彩りが跡形もなく消え失せても男の表情は変わらない】
【どうでもいいがこの男、猫は好きな方である】
引き籠りか、随分といいご身分だな
悪い病気もあるのはあるが……生きていくには大した問題ではない
あ、ああ、友達がいないのに親友が二人なんて、それはすごいな、ああ
【「それなら俺は放っておこう」と不良から目を反らし】
糸ではどうも厳しいだろうな……
仕事柄色々な情報に触れる機会は多い、何なら少しくらい手を貸すぞ?
- 387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 00:38:21.50 ID:RPge7S9Ro
- >>379
ーーー人形遊びに夢中になる奴がガキじゃねぇってか?
いくら詳しかろうとなんだろうとガキはガキだぜ、力を持つガキもいれば、頭が良いだけのガキもいる
【「だからお前もまだガキ」と、わざとかと思えるくらいにガキと連呼】
【まあ、『ガキじゃない』と言う人間をガキ扱いする天邪鬼な所は悪い癖のような物か】
…おい、そりゃ俺の事か?
俺は変じゃねぇだろ、つーかまともな方だぞ、いきなり襲い掛かったりしねぇ分…
【笑う少女の言葉の先が自分だと気付くと全力で否定、自分で自分を『まとも』とか言う奴は…だが】
【それでも、笑みを見せて冗談っぽく言われる分には悪い気もしない】
…ったく…とにかく、外で人形遊びは程々にしとけよ
人が寄り付かないだけじゃ済まないねぇからな
- 388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 00:39:03.85 ID:abVSYUf40
- >>383
【揺れる物をついつい追ってしまう猫のように、その視線は“其れ”を追うのだろう】
【尤も、奪い取るなんて事はしないのだが】
【やがては自分の身体の方向へと視線が動いて、一層表情が綻んで】
【“有り難う御座います”人助けをしていれば良く聞く言葉だけれど、この女性は心の底から述べているのが分かるだろうか】
「助かりました……あまり外に出る機会が無いので、この様な物が無ければあまり情勢が分からないのです……
元々世間からは置いて行かれているような此処ですから、それ程までに大切な物なのですよ
本当に有り難う御座います」
【受け取れば、大切そうに胸の前で抱えて】
【ペコリと頭を下げれば、銀の髪も重力に従って地に向かって垂れようとするのだろう】
【顔を上げた時に浮かぶのは、疑問の表情で】
「それで……世間に置いて行かれてしまう様な此処ですが、あなたは何故この様な場所まで?」
【人が訪れる事が珍しい此処】
【ならば、その疑問も当然と言えようか】
- 389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 00:49:06.29 ID:EgGJuU7po
- >>385
ハハッ、まったく、その点については正義を名乗る輩も、悪を自称するものも、同じですな
【彼の豪快な笑いに、大男も笑みを返す】
【大男もふいにおかしくなった。そう、みんな似たようなものだ。血塗られた戦いの中に身を置くもの同士ではないか】
本当に、ただでさえ面倒は多いというのに、まったく困ったものですよ
む、確かに確証の持てない情報でしたな。裏も取らずに、これは失礼をいたしました
私としても、一度「挨拶」をしておきたいところですな
気になることは、実に多いですしね
【新たな脅威が増えたことすら、眼前の彼には享楽の一つでしかないのだろうか】
【ただ自分の楽しみにのみ生きるその姿に、感心すらしつつ、そんな風に考えた】
【余計な悶着が起こる可能性もあるだろうが、その時はその時だ】
ありがとうございます。必要となった折には、うかがわせていただきますよ
とっておきの品、期待させていただきましょう
【脇を通りすぎる彼を見送りつつ、その冷たい視線を目ざとく感じ取る】
【人間をゴミ以下にみなすようなその瞳――それを思って、またも笑いがこみ上げかける】
【自分とて、そういう人間ではないか。彼と同じ、邪悪なる者なのだ】
ええ、いずれまた、お会いいたしましょう
【簡潔に言葉を返し、頭を下げて、彼を見送った】
【やがて、彼が街並みへと抜けて行ったなら、頭を上げ、再び倒れ伏す男へと歩み寄る】
(食えないお方だ……機関員、それもナンバーズなど、大半がそうだろうがな)
(しかし、得るものはあった。そうとも、私はただ、自分の利益を追い求める。それだけのことだ)
【当初漂わせていた陰鬱な気配は、獰猛さを感じさせるものに変っていた】
【大男は、肉を削ぐ作業に戻る。二つの邪悪の対話。人の死。またも、牙をとぎ始める悪意】
【これは日常的な光景なのだ――この世界にあっては】
/このあたりで締め、で大丈夫でしょうか?
/ありがとうございました! 遅レス申し訳ありませんでした……
- 390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:49:33.68 ID:GFinwwUTo
- >>388
【修道女の礼に少年は目を細めた。純粋に嬉しかったからだけではない】
【突然に、彼に疑問が思い浮かんだからだ。果たして自分は、これほどの言葉を、感情を、あと何度向けてもらえるのだろうか、と】
【彼はそんな思いを、歳相応に顔に出していた。しかしすぐに、それを隠すかのように笑顔を浮かべた】
いいえ、礼には及びません
貴女の手助けとなれたのであれば本望ですよ
【そう言って少年は満面の笑みを浮かべた】
少し、寝付けなくて
風に誘われるまま歩いていたら、ここまで来てしまいました
こうして出会えたのも精霊のお導きかと
貴女こそ、どうしてここに?
先ほどの言葉から察すると、この教会に住んでいるように思いましたが……?
【少年は答えると質問を返した】
【その言葉には、ここに住んでいるはずがない、という意味が含まれている】
- 391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:51:20.35 ID:A7D69RTb0
- >>389
/お疲れ様でしたー!
/こちらこそ遅レスですみませんでした
- 392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 00:51:21.06 ID:JdXkCnimo
- >>378
え、なにそのナリで浮気とかしちゃうの……うわあ……
……ええと、なんて言えばいいかしら……強く生きてね?
【相方に乗ってかカズネも全力で茶化す】
【哀れみの視線を例えるなら濡れた野良犬でも見つめるようなそれだったという】
【そしてそれに腹を立てて伝言云々の事を暴露しようとすれば……右手が唸るだろう】
>>384
大丈夫よ、アタシだって前回みたいに負けたりはしないわ
回路だって侵食……もとい強くなっているし、だからアンタはアンタの心配してなさい。
【そうして本起動させた回路、右手の九つを腕を柱に出現させれば】
【その全体像はいつかの戦いの時よりも複雑にかつ機能的な形状へと変わっていた】
【尤も魔術の知識が無ければ詳しくは分からないだろうが、取り敢えず「変化」していることくらいは分かるだろう】
そうねアレの目的でも分かれば行動を先読みして邪魔して罠にかけるくらいは出来そうだけど……
さすがに悪魔の思考をトレースなんか、ねえ?
【人外とは人の理の外にいるモノを示す】
【ならばその考えも理解するには遠い場所、或いは人間を辞めれば分かるのかもしれないが】
【そんな無謀を犯すつもりはカズネには一切なく……】
ああ、そうそうアタシこれらか数ヶ月は発掘の仕事があってここには戻らないからそのつもりでね
アタシの用事はそれを一応、念の為にセリーナに伝えたかったってだけよ?……だからって1人で無茶しないように、分かった?
【極めてクールに魔術師として学者としてあるべきイメージを崩さぬよう】
【まるで要件はそれだけだったかのように振舞って、実際は……】
(よっしゃー!発掘の予定入れたアタシマジグッジョブ!これで問題ないでしょう!バレないでしょ!!)
【なんか馬鹿っぽかったという】
- 393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 00:52:02.69 ID:sryL022No
- >>387
ふふん、これを只の人形と買い被るなんてお兄さんも見る目がないね
私もお兄さんと一緒でいつでも戦えるんだよ、それを考慮すると私は力もあって頭も良い”大人”って事かな?
【ガキと言う言葉に反応した少女は、大人と言う一言だけに妙に力を込めた】
眼帯、帯銃、ダサいネクタイ……どっから見ても変人だと思う
いやいや、私みたいなのに襲い掛かる物好きも居ないと思うな
というより、変人の判断基準がおかしくないかな?
【いきなり襲い掛からないか否かで変人を判断するのは少しズレてるんじゃ?と指摘する少女】
【妙にずれている少女だが、こういう変なところだけは普通の感性を持ち合わせているらしい】
…その点は考慮しておくよ、今度寄り付く人がお兄さんみたいな害意の無い”変人”だとは限らないしね
お兄さんはその分良い”変人”だったんだね……ありがとうね”変人”
【先ほどの仕返しといわんばかりに少女も変人と言う言葉を連呼するのだった】
- 394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 00:54:58.45 ID:xy++5yC80
- >>386
……ま、サビ残当然の人たちよりマシね、それは断言してもいいけど。
もしかして“そっち”の人かしら? だったら、お仕事に戻った方がいいんじゃない?
私がこれから会う人たちがそんなじゃないことを切に願うわ。
【煌いて咲き誇る姿も、粉々に彩る姿も、全て喪ったなら。暗がりに満ちるのは、元の暗闇】
【星明りだけじゃずっと足りない。明るさに慣れた目では、特に――】
【――細めた瞳は、微かに目つきが悪く見えて。首を傾げたなら、そんな風に笑ってみせる】
【そんな笑みが、ふと冷えて。余計に細めた瞳は、「まさか違うでしょう?」なんて、尋ねるよう――】
【ちなみに、この女も別に猫は嫌いじゃない――というより、寧ろ好きである】
養ってくれる人が居るのよ、素敵でしょう? 親友に寄生虫よ、楽ちんだわ、とーっても。
当人がしたくてしてるんだからいいわよね、誰かに必要とされてないと生きていけないのよ、あの子。
【腕を組んでから右手を頬に当てる。零す吐息は白く解けないまま、虚空で融けて】
【なんというか――だめ人間めいた言葉を連ねたなら、今日一番にいい笑顔を浮かべていたりするのは余談】
そうでしょうね、知ってるわ。だから家で寝てたいのに、追い出すなんてひどくない?
あら、名前も知らない人にそんなの任せるの嫌だわ。知ってても教えてあげないけどね――
おあいにく様、私ってばお相手様に利益を与えるだけの手札もないの。借りなんて作りたくないわね。
【大きく繋げるだけの手なんて持ち合わせない。それだったら最初から諦めるのは、或いは最善にも思えるけれど】
【結局のところは怠惰である。親友だと言う割には、その動きは釣りあわないのに】
【その“親友”とやらを嫌っているわけではない、なんというか――慣れていないような、そんなぎこちなさ】
【頬に触れる手。下ろしたなら、ぎゅっと腕を組んで――あっさりと断ち切ったなら、ちらと見やる瞳】
【或いは。名乗れと求めているのだろうか、冷えたような紺色が、じっと見つめていた】
- 395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 00:59:32.82 ID:47ETNDgeo
- >>384,392
『ヒャハハハ』 「相棒め……おいおい、誰がいつ"浮気"したっつゥーんだ?」 「ったく、早とちりな奴は困んな」
「――あァー、なんか童心に帰って"紙飛行機"折りたくなってきたなァー、どっかに"紙"があった気がすんだけどなァー」
【これが"冷戦"か、――彼はわざとらしくコートのポケットを漁っている】
【勿論右手の状態には気がついている、なのでいつ何があっても大丈夫なように、彼の横に相棒が待機していて――】
「別におっさんは事実だから構わねェ、……つゥーかあいつに俺がいつ興味持ったって言うんだよ」
「――肘を、思 い っ き り 顔にぶつけてきたような奴になァ」 『…………』
【そして、"ああ、これは後が怖い"――なんて、相棒は思っていたそうだ】
「――――、――……別に、俺達はただ適当に"夕飯"食ってただけだぞ」 『ソウダ』
「まァー、色々あって家がねェーから、ユ……いや、"知り合い"のツテでここに来ただけだ、それ以上でもそれ以下でもねェ」
【態度悪くふんぞり返り座りながら、そうぶっきらぼうに言い放てば】
【そう易々と、何か"重要な事"を喋るような質に――彼はそう見えるのだろうか、と聞かれれば"NO"と答えざるを得ない】
【……揺さぶればすぐにボロが出てきたりするのは、そもそもちょこちょこピースを零してしまっているのは、……"内緒"である】
「そォーだ"魚屋"が祝いで持ってきたんだ良かったな、まァ食え、"メンバー全員"の宴には十ニ分に足りるはずだからな」
「……ふんッ」 『ニヤニヤニヤニヤ』 「…………」
【流石にあれじゃあ隠しきれなかったか、そう心の中で思いつつ――】
【セリーナに礼を言われれば、そっぽを向いて――壁に左の頬を押し付ける形で、寄りかかる】
- 396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 01:06:13.39 ID:abVSYUf40
- >>390
「――――ええ、その言葉で間違いはありませんよ
私はこの教会に住んでいます
お友達は……えへへ、私が勝手にそう決めつけちゃっている方々ですけれどね
その人達は、ボロボロだなんて言いますけど……いえ、否定は出来ませんが……
それでも、此処は私が住んで主に祈りを捧げる大切な教会です」
【クスリと小さく笑えば、言葉を返すのだろう】
【ボロボロだなんて言われて怒らないのはその性格故か――――はたまた、別に何か理由があるのか】
【ふと月を見上げれば、眩しそうに目を細くして】
「もうこんな時間ですね……
完全に夜が終わってしまう前に、私も読書へと戻りましょう
本当に有り難う御座いました」
【今一度、お辞儀を一つ】
【それも終われば教会へと歩んでいき――――やがて、ボロボロの扉が静かに閉められる事だろう】
/少し早いですがこれにて失礼致しますー
/お疲れ様でしたー!
- 397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 01:09:41.96 ID:GFinwwUTo
- >>396
//お疲れ様でしたー!
- 398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 01:15:18.73 ID:RPge7S9Ro
- >>393
自分を『大人だー』とか強調する奴程、ガキなんだぜ
…ま、お前がそこまで大人でいたいなら、大人って事にしといてやるよ、一応な
そのうち、若く見られたくなっても、俺は絶対若く見てやらねぇからな
【売り言葉に買い言葉ーーーではなく、ここは一旦引いて見る】
【肯定するが更に意地悪く、苦笑いを浮かべて】
おいおい、眼帯と武器はまだしも『これ』がダサいはねぇだろ?
レア物なんだぜ?今はなきメーカーの、二つとない代物だ
なんで二つとしてないかっつーとな、これはーーー…
【おっと、この話は地雷だったようだ、正確にはネクタイについてだが】
【ネクタイ自体がいかに良い物か語っているが、好きでこのネクタイを買い、つけているなら、彼のセンスがアレなのは変わらないと言うのに】
ーーーま、そういう訳でな、人を見た目で、ましてやネクタイの柄で変人扱いはすんなってこった
ま、逆もあるけどな、見た目がどんなに良くてもやべぇ奴はやべぇ
…そーゆーこった、わかったら人形遊びも気を付けてやれよ
俺はもう行くからよ…タバコ吸いたくてたまんねぇや
【一頻り話し終えると、『ネクタイで人を判断するな』と言い残して】
【その場でも吸おうと思えば吸えるのに、わざわざここからーーー少女から離れてタバコを吸う為に、ここを離れる】
【軽く後ろ手を振ると、倦怠感に塗れた背中を少女に向けて歩いて行った】
/お疲れ様でした
- 399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/12(火) 01:22:20.38 ID:mVRRP5WSo
- >>392>>395
(仲が良いんだか、悪いんだか――この二人面白いな。)
(もっとこう傍観していたい――!そんな気分にさせられる・・・!)
(にしても二人して何をそんなに隠してるんだか・・・)
【そんな二人のやり取りを見つめつつ、セリーナはふふ、と口元を押さえて笑った。】
【――まあ、また直ぐに平和な時間が崩れるときが来る。それも遠くない未来。】
【こうしていられる内くらいは――少し、気を休める時間があってもいいかもしれない。】
>>392(カズネ)
――その腕、それって・・・
(あんまり、良いものに見えないなぁ・・・カズネちゃん、アタシ以上に意地っ張りなんだよね。)
アタシには魔術の才能とかないから、からっきしわっかんないねー!あっははは!
――・・・けどさ、その・・・なんていうか、アタシらってその・・・ほら。
・・・あんまり無理は、しちゃだめだよ?カズネちゃんも、ね。
ふふ、心配してくれてありがと!なんだか少し気が休まったよ。
カズネちゃんも発掘、がんばってね。
>>395
――あちゃー、カズネちゃんにDVされちゃったかー。
いきなり顔面に肘鉄とはやるねカズネちゃん、でもあれだよ、そういう体と体のふれあいから
意外と恋って言うのは発展するもので――ふふ、冗談冗談!
・・・知り合いのツテ、ね。そっか!
ウチのご飯結構美味しいでしょ?これでも食品は一流品おいてるからね!
――まあ、さ、ほら。
これは独り言だと思って聞いて欲しいんだけど――
――アタシもあんまり、根掘り葉掘りはしたくないんだ。
言わないって事は、言いたくないってことだからね。けど――・・・
腐ってもリーダーだから、拒否したって首は突っ込んじゃうぞ!
――独り言以上。
もしお知り合いさんと話す事があったら・・・それとなく、伝えておいてよ。
「リーダーが探してたよ」って。
【もうそれ以上は、その件について触れず。】
【何か理由があるのであれば――自分で動いて、調べればよいのだ。】
【少なくとも彼らは、無力なセリーナに僅かでもヒントを残してくれている。それで十分だった。】
【改めて感謝の意を表しつつ――諦める気もないぞ、ともそれとなく告げて。】
――うっふふふ〜!じゃあ明日は海産パーティだね!ぱーっとやろう、ぱーっと!
さて――それじゃ、アタシもそろそろ用事があるんだ、失礼するよ!
>>392
【扉に向けて歩いていき、ふと、カズネの真横、耳元で止まって】
(―――死なないよ、アタシは。カズネちゃんが心配してくれてる限りは、ね。)
【――恐らく、最後の"一つ"――伝言の三つ目だけは、奥の扉から聞いていたのだろう。】
【カズネのその優しくも、ちょっと素直に鳴りきれない言葉にセリーナは本当に、救われていて。】
【――だからこそ、店を出る前に、そう呟いた。】
――んじゃ!バンチョーさんはごゆっくり!カズネちゃんも帰路は気をつけてね♪
――また、皆で会おう。そいじゃねー!
【店の外に止めていた愛馬に跨り、再び――風のように去っていく。】
【恐らくは、彼女は行方不明のメンバー二人を見つける為に、駆けるのだろう。】
【――これから始まるであろう、大きな戦いの予感に備えて。】
/すいませんでした!!ありがとうございました!!
- 400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/12(火) 01:27:48.88 ID:x+gsR5kAO
- >>394
そういうのとも……また違うな
あまり人に知られていないような仕事だ、言ってもピンと来ないだろうから言わんが、今日は休みだ
【暗闇──しかし男の目はすぐに闇に慣れたようでその目付きも変わることはない】
【それは男が日頃から闇に生きている事を意味しているのだが】
ああ、ニートみたいなもんか、いい笑顔しやがって
強く依存しちまうタイプ、か
世の中には色々いるからな、そんなやつもいるだろう
【笑顔でダメなことを言う彼女に呆れた口調で】
【しかしあくまで口調だけ、表情は変えず──そもそも顔は殆ど見えていないが】
ちゃんと外には出ろ、ニートめ
そうかい、たまには他人に親切しようかと思ったがやっぱり滅多な事はしない方がいいな
名前なら、双牙とでも名乗っておくか
【呆れたような、ふざけるような、そんな口調で返して】
【名乗った名前は本名ではなく、謂わばコードネームのようなもの】
【恐らくは櫻の国の人間なのだろう】
- 401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 01:31:04.91 ID:sryL022No
- >>398
……それは……
なんか…すっごい敗北感が否めない…
というより絶対に若々しいままで居てやるもん、いい年の取り方してみせるから
【相手が引いた事に対して物凄い敗北感を覚える少女】
【しかも相手が一枚上手な事をいうので余計にムキになっていた】
えー……だって…うーん…
レアなのは何となく分かるけど…そう言うのって大事に保管して置く物なんじゃないかな?
―――――――…うん
【流石にダサいは言い過ぎたかな、なんて思いながらも相手の話を聞く】
【レア物だったら尚更仕舞ってたほうが良いよ、と言い終るや否や男がネクタイについて語り始めた】
【最初はまた茶々を入れようとしたが、どうにも付け入る隙が無く結果的に大人しく最後まで聞いていた】
とりあえず人はあんまり信用しちゃダメって事かな?
信じれるのは自分次第、きっと多分だけどそう言う意味?
【少女は始めて素直に言葉を聞き入れた、少し得意げな表情なのは何故だろう】
私も今日はもう帰るよ、時間も時間だしね
それに今日は良い人…じゃない、面白い変人に会えたから日記に書き留めなくちゃだし
【最後にもう一度笑うと、少女は去りゆく男の背中を見つめていた】
【男が完全に見えなくなると共に、少女は人形を腕にはめて帰路に着くだろう】
【ここに来るときより少し上機嫌そうな表情を浮かべて――――-】
/お疲れ様です!
- 402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 01:40:43.17 ID:JdXkCnimo
- >>395>>399
>>395
そうそう回路を直列に結んで威力の底上げするのも楽に出来るようになったのよねー
まあ沢山とはいかないまでも3つくらいなら繋げて……人間1人くらいは吹き飛ばせるかしら?
【要するに「吹き飛ばすぞコラ」と暗に伝えているのだろう】
【ついでに回路を組み換える「ガチン!」なんて大仰な音を響かせて、掌をバンチョーへと】
【きっとこの距離ならば外すほうが難しい、口元の笑みは恐らくそういう意味で……】
アタシだってそうねえ、どうせ付き合うならもっとこう……可愛い感じの子にするわ
ついでに料理も出来て掃除も出来て、というか家事全般出来るような子がいいわね……うん、家政婦でいいか……。
【理想像を並べればなんというか色恋を知らない様がありありと現れていて】
【損得勘定でしか相手を選ばない彼女が行き着く結論は家政婦なんて味気ないモノ】
【後日実際に家政婦を雇ってみようと思ってその手のサイトを見たらバカみたいに高くて断念したという裏話があったとか】
>>399
安心なさい死ぬようなモンじゃないわよ……(今は……ね)
死ぬつもりもないしね、それだけは弁えてるから心配しないでいいわ
【セリーナのその考えは当たらずといえども遠からずだった、慧眼とさえ言ってもいいかもしれない】
【現状で魔翌力回路の侵食率は3割もいいところで弊害も殆ど無い……しかしそれも段階を踏んでいけば話が変わる】
【最終的には――――――――】
【でも、きっと誰にも告げない。カズネは彼女の言う通り強がりだから】
はいはい、アンタもね……戻ってくるまで生き延びなさい、その後は嫌という程面倒見てあげるから
【ひらひら掌を踊らせてまるで心配するなと言っているように】
【クスリと微笑んだなら陰りも無くなっていつものカズネに戻る、挑戦的な表情はきっと大丈夫だと分かるだろう】
【隼風のように店から出た彼女を見送って……】
さて、アタシもかーえろっと……
ねえ今回は見逃してあげる、感謝しなさいよチンピラさん?それじゃあねバイバイ―――――――
【自分の恥部は結局バレずに済んだ、だけど感謝は微々たるものでそれも彼女らしいが】
【セリーナを見送った時と同じように手を振って、かちゃんと扉を開けて夜の中に月色の杖を揺らして消えるだろう】
【魔翌力の残滓はもう既に無く、でも彼の耳には回路の回転音が残ったりするかもしれなかった】
/お疲れ様でした!
- 403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 01:44:16.46 ID:xy++5yC80
- >>400
そう、休日はいいわよね。心がどこまでも晴れやか――でしょ?
家から出なくても許される日。一年中が休日及び祝日ならいいのに……。
【細めた瞳。ゆっくりゆっくり順応して行くのと同じように、紡いでいくのは、うん】
【ここまで来たら多分ですらない、ぎりぎりの範疇で踏みとどまれただけのだめ人間確実であって、】
【或いは、今日ここで出会えたことすら奇跡なんじゃないかと思えそうなぐらい――】
これでもちゃんと働いてるのよ? ニートじゃないわ、バイトだけど。
【この場に居ない誰かのこと、勝手に抉るよりか、そちらに話題を振るほうを選んだよう】
【意図的に斬り捨てた会話の断片、何にもないなら、結局言葉は続かないまま】
【呆れられたことに気付いたって変わらぬ声音は、悪びれもせずに最底辺レベルの否定を返す】
そうねえ、無理に動けば疲れるだけよ、いつも通りにすれば?
私はいつも通りよ。次に会ったときにまだ見つかってないなら、頼むかもね?
相上天音。あなたと違って本名よ、悪用なんてしないでよね――。
【ふふふ、と小さな笑い声。からかうように返すのは、彼の言葉を真似たようでもある】
【「そんなことにならないといいけど」と呟いたなら。誰かへの心配よりも、怠惰が表に立つのではと不安になるけれど】
【名乗る名前もまた、櫻のほうの響きに似ていて、冗談めいて警告ひとつ】
……――、
【――そんな頃合だろうか。ヴぅと低く響くのはバイブ音だろうか】
【一秒二秒、スカートのポケットを手繰る指先が引っ張り出すのは携帯電話で、】
【着信――相手を確認したなら、もいちどポケットに押し込んで】
私そろそろ帰るわ、宿主様がお怒りみたい
【なんて。告げる言葉はきっとひどくあっさりしていて、】
【踏み出す足音が重く響く――最後に一度振り返ったなら、「なんか言うことある?」なんて風な瞳が、最後に彼に向けられるのだろう】
- 404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 01:59:43.48 ID:47ETNDgeo
- >>399,402
「おっと、今こっちにぶっぱなしゃア店の壁やら立てかけてある銃やらもぶっ壊れっぞ」
「まァー、修理代お前持ちで良いならやってみィや、ほれ」
「――俺の相棒の"海水の防護壁"は、読めていりゃア強力なのが用意できっからなァー」 『俺様頼ミカヨ!』
【そう言って挑発しているのは、恐らくは――本当に撃ってくる気はないのでは、なんて思っているからだろう】
【――もっとも、明らかに相棒の口に"守護"の魔翌力の様なモノが集まっているのは、気のせいではないのだが】
「……ったく、もう恋なんて歳じゃあねェーし、……それに言っとくが俺は"既婚者"だぞ、それだけははっきり言わせてくれ」
【そしてそっぽを向いたまま、セリーナに話しかける彼】 【2人の位置は、相棒の見る世界からでも十分わかる】
【その声は半分疲れ、そしてもう半分は――今ある平和さへの安心】
「まァー、確かに勝手に白飯炊かせて食ってたがよォ、悪かァーねェー」
「…………――――」
「(そォーだよなァ、"頭"になった奴が……自分についてきた奴らのことを心配しねェわけねェもんなァ)」
「(――――仮にも"番長"の俺が、そんなこと知らねェわけねェー、……わかってる)」
「まァー、俺の知り合いは色々"研究"で忙しいらしいからなァ、気が向いたら言っておくよ」
「(――なァ、ユウトさんよォ……"約束"は守る、だがお前は本当にそれで良いのか?)」
「(一体何回言えば、己の"無事"も……他者を"護る"事に繋がるって事がわかるんだ?)」
「(――――ったく、……"今"も、"昔"も、……ほんと変わっちゃアいねェーな、お前は)」
「あァそォーだ、その知り合いからも祝品一箱送られてきているからな、……そのダンボールだ、……まァ暇な時にでも開けときな」
【その知り合い――いや、親友は】 【一体今、どこで何をしているのだろうか】
【それを彼らは知っているのは間違いない、しかし――――】
【本当に、これで良いのだろうか?】
「……そォーだなァー、明日は打ち上げだな」
【どこか意識がこの場にない彼、2人が店の外に出る時もそっぽを向いたままだったそうだ】
【余談だが、寝言で何やら重要そうな地名を言っていたとか言っていないとか……】
/お疲れ様でしたー(二度目)
- 405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/12(火) 02:09:54.13 ID:x+gsR5kAO
- >>403
ガキみたいなこと言いやがって……典型的なダメ人間だな
【ダメ人間。それが男の彼女に対する評価】
【そして、ガキなどと言う男だが自身もまだ20に満たない年齢である】
はいはい、それは失礼
フリーターに訂正しておこう
【訂正はしたが大した変化でもない──いや、収入の有無は大きいか】
【そして切り捨てられた話題は、敢えて触れようとせず】
【語らない事には干渉しない、という態度か】
なに、こうして他人と話をしている事自体、既にいつも通りではないんだがな?
本名じゃないってわかるか、でも本名よりこっちの方が通じやすいだろうからな
【ほんの少しだけ素性が見えるような、そんな言葉】
【警告には、「悪用なんてしねーよ、たぶん」なんて返して】
そうか、じゃあ気を付けて帰れよ、フリーター
闇ってのは案外近くにあるものだからな──
【最後に一つ、謎めいた台詞】
【彼女が振り向く時にはその姿はもうそこには無いだろう】
【「ほら、すぐそこにも……」なんて言葉だけ、そこに残して】
/こんな感じで〆でしょうかー
/お疲れ様でしたー
- 406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 02:23:34.90 ID:xy++5yC80
- >>405
あら、今年で21よ。お子様扱いしないでよね――ああ、されたほうが得かしら?
じゃあしてね、たくさんしてくれていいわ、特に痛むプライドも無いから。
【もしかして:年上――これで?】
【平然とのたまう年齢をどこまで信用していいのやら。嘘を吐くメリットなんて見えないけれど】
【だったら本当なのかと思うのも、どこかで思考が拒否をするような――年齢不相応。これで年上だなんて】
そ。じゃあ今日はお疲れね、ゆっくり暖かにして眠りなさいな、急に寒くなるのはやめてほしいわね。
本名で名乗る人は「とでも」なんて言わないでしょうね、普通は。
別に偽名だってどうでもいいけど。理由もよく分からない改名だって、別にね
【こん、ごん、分厚い靴底は見た目通りに重低音ばかりを夜に吐き出していく】
【わめき散らす携帯電話なんて無視するみたい、気づいておきながらどうでもいいなんて放り投げた】
そうね、変なモノに遭う前に帰らないと。
【彼を通り過ぎて数歩。ふと振り返ってみた先に、その姿はもうなくて――】
【どんな意図か小さな溜息一つ。携帯電話を引っ張り出したなら、】
――うるさいわ、内容は要約してからメールにして。
【気だるげに耳に押し当てた向こう側。のらくら聞き逃して、街のほうへと向かっていった――とか】
/おつかれさまでした!
- 407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!red_res]:2013/03/12(火) 17:43:04.70 ID:fiCuEnh7o
-
【――、水の国の首都・フルーソは、数時間前から些か、騒がしい】
〈 [ ――、ロロケルム少佐ッ!!何が起こっている!! 報告を早急に―― ] 〉
『……、さて、“何が起こっている”のかは、私にも皆目。――、現状の地図を。』
【散発的に『マンホール』から、“ヘルメットの軍隊”が出現しては、各地を強襲】
【軍・及び能力者達と、遭遇しては戦闘を繰り広げ、街の各地に被害】
【――、厄介なのは、『一息ついた』と見做した所で、即座に現れる、敵の増援のタイミングだった】
【 ―― 水の国/フルーソ警備軍本部 】
〈 「――、南東C地区にも、ヘルメットの軍隊≠ェ出現!!
あちらの数は一個小隊程、此方は一個分隊です!!仕掛けますか!!」 〉
『…、…市民に危害が及ぶようならば、銃撃で釘付けにしておけ。
七分後に、南東地区へ華蔵院小隊が到着する。殲滅開始は少尉の指揮に従え。』
【部屋前方のスクリーンには、代わる代わる、“現場”の状況が映し出されては消えてゆく】
【――、慌ただしく行き交う軍服姿の人々と、鳴り響く『無線』】
【デスクに座り、其れ等に応対していた男が指示を出すと、『フルーソの地図』が映し出される】
『(…、…得心がいかんな。どうにも、遣り口が稚拙…、…否、妙だ。)
(稚拙にしては、妙に『統制が取れている』――、)
(まるで何か、“一つの意思”の元、軍隊全体が動いているかのような……。)』
【怜悧な印象を与える碧の双眸より視線を上げれば、煌く髪質の良い銀髪が存在している】
【左腰には銀の拳銃、右腰には黄金の指揮棒――左目を眼帯で覆った、三十路手前の男】
【地図を見遣りつつ、思考を巡らせ―― 数秒後、僅か、瞳を大きくする】
『――、“此処”は今日、休館日だったか?』
……いえ、営業日であります。
『ならば些か面倒、か――。』
【彼は、一言呟くと――、立ち上がり、デスクの上の軍帽を被って】
『……、UNITED TRIGGER=A“自警団”、――兎に角、考え得る戦力に連絡を入れろ。適当に連れてきても構わん。
各地に出現している雑兵共は、軍単独で対応可能。どうにも誘っている≠轤オいが、敵の“本丸”は―― 』
【―― 『フライハイト・タワー=x、と。 告げて男は、獅子≠フ外套を羽織った】
/続きます
- 408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!red_res]:2013/03/12(火) 17:45:18.11 ID:fiCuEnh7o
-
【 水の国/フルーソ/フライハイト・タワー=@】
【フライハイト・タワー=\―、和名にして、自由の塔=z
【水の国の技術が結集された高さ約300mの電波塔兼観光スポットとして、訪れる者は多い】
【…、…その真下、広場に当たる場所へ、能力者達は集められている筈である】
『…、…諸君。挨拶は省いて、軽い説明のみを行う。
現在の騒ぎだが、回収したヘルメット≠ゥらカノッサの紋章を確認した。
一連の騒ぎは、“カノッサ機関”の仕業と見て、まず間違いは無いだろう。』
で、此処にその“黒幕”が居るって寸法なのであります。…、…ですよね、少佐っ。
『……、些か性急な説明ではあるが、間違ってはいない。』
【――、集まった者達に説明を行なっているのは、“ロロケルム・ランガスター”と名乗った国軍少佐】
【士官服姿の彼の脇には、軽装のミリタリーチックな服に身を包んだ、癖っ毛の強い少女が立っている】
『この頂上――、展望台から、ヘルメットに向けて“電波”が発されているのを感知した。
恐らく、兵士共を“遠隔操作”でもしているのだろう。でなければ――、』
そうでなかったら、“敵の統率力”の良さが説明付かないのであります。
逆に言えば、『電波の発信源』さえ潰してしまえば、相手はウゴーのシューにすぎないのです。
『…、…まぁ、そういう事だ。――、。君達は、この“蓮華”准尉と先行して突入してくれ。
――、基本的に莫迦だが、経路は憶えさせているので心配は無い。』
ヤー!――豪華客船に乗った積りで、任せて欲しいのであります!
【ぺこり、と、頭を下げる蓮華――其れを見て、離れてゆくロロケルム】
【顔を上げた彼女の、猫の様な紅い瞳は、集まった能力者達を見遣って――】
/突発テロ的な何かです
/途中参加でも敵でも味方でも、対応できる範囲で対応します
- 409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 18:05:27.96 ID:WWlBfH6Io
- >>407>>408
タワーに登って=A電波を止める=[ーーか
ーーーどうしてこう、高い所に…まあいい
【説明や注意を聞くのも生中に、一種のデジャヴを今の状況に感じる男が一人】
【咥えている煙草を口から離し、ふぅと紫煙を吐くと、タワーを見上げる】
【隻眼から見えるそれは、目も眩みそうな高さでも、距離感は掴みづらいが】
【ーーー思い起こすあれ≠ヘ、確か夜の国だったか】
【思えばあの日から自分の歯車は狂ったのかもしれないーーープラスかマイナスかは、別として】
…ま、さっさと止めるとしようや、軍隊さんよ
街があんなんじゃこちとら仕事も出来やしねぇし、な
【そうして彼は、人々の集団から気怠げな声を上げて進行を急かす】
【その雰囲気は、まるでこの作戦を理解しているようには見えず】
【『カノッサは敵だ』とか『悪は許さない』だとか、そういう正義漢には傍からは思えない】
【ただ、『台所に害虫が出たから潰しに行く』みたいな、そんな風に事態を見ているように】
ーーー高い所は嫌なんだがな…
【黒いビジネススーツ、黒い革靴、骨が散りばめられた模様のネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型の男だ】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げている】
- 410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 18:23:21.27 ID:JdXkCnimo
- >>407>>408
(うっひゃー……高いな……)
(落ちたら、絶対助からない……遠いなあ)
【頭上に高くある電波の塔は文明の力強さを示すように空を貫く】
【そんな人の力を見上げて思い浮かぶのは観光客めいたそれ、でも彼は戦う為にここにいる】
【赤色の左目と紫玻璃の右目を下げて、遠さに眩んだ心を平静に説明を聞く】
あいさー、極めて了解シンプルな作戦って分り易くていいよな
【後ろ髪を伸ばして編んだ三つ編みをくるり揺らして「分かりましたよー」なんて手を振る、どこか幼くもあるその表情を険しく心を替えて】
【鼓動を整え、腰に掛けたナイフに手を伸ばし確かめる……大丈夫と小さく呟き、引き抜く「銀色」続いて息を吐いたなら全てが鋭く、戦いの為のモノになる】
【全ては緊張しているからこその動作で、耳に届いた「カノッサ」という単語にぴくんと震える】
【武者震いかどうかも分からない、けれど……やるべきは何かは知っている】
じゃあ、早い所始末しちゃおうぜ、な?
【グリップの感触を、固く握って備え覚悟を決める】
【死ぬか生きるかの場所へともう準備は出来た】
- 411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 18:32:58.59 ID:fiCuEnh7o
- >>409
(…、…な、何だか、歴戦の勇士っぽいのであります。)
【――蓮華の双眸が最初に捉えたのは、男】
【眼帯と、装備。彼女からすれば、その二つだけで『強そう』に見えるらしい】
――、そうでありますね。私も、サービス残業するのは厭なのであります。
こう、面倒な事は少佐に任せ…… ひっ!
【――向こうの方から、電話を掛けつつ睨みを利かせるロロケルム】
【「早く行け」と言いたいのか、しっしっ、と、左手で蓮華を急かす動作】
>>410
そうなのであります。
早い話が、少数精鋭での襲撃≠ナありますからして。
【「単純なのは良い事です」――、とか、あははーという笑い声とともに返して】
【…、…見た感じ、単純だからこそ=Aこの少女が連れて来られたのだろうが――】
>>409>>410
…、…、取り敢えず、二人、でありますね――。
もう少し増援が来る、との報告は有るのですが、この三人で先行するのであります。
【――、若干、その表情を真剣なものに引き締め直して】
【蓮華は、二人を付いて来るように促すと、足を進めて――】
【フライハイト・タワー=\― 一階】
【――フライハイト・タワーの構造は、『一階』『中階』『屋上展望台』の3つに別れる】
【一階から屋上展望台には、中階を経由する『直通エレベーター』が配置】
【中階からは、エレベーターの他に、展望台へと続く『非常階段』が用意されている】
…、…誰も居ない、でありますね――。
【―― 一階はホテルのロビーの様な、大きなホールとなっているが、人っ子一人も居ない】
【だが、所々で『ガラスが割れ』たり、『銃痕が残っている』のを見るに、何者かが侵入したのは明らかだ】
取り敢えず、目指すは『屋上展望台』であります。
えーっと…、… あれに乗ればOK,でありますね。
【彼女が指差し、向かってゆくのは直通エレベーター=z
【…、…今のところ、敵の気配は見えない。警戒は必要ないだろう】
- 412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 18:46:02.36 ID:AMQ3CVeFo
- >>411
…………機関、か
“平等な不幸”を乱す存在。……あれらは、“私達”の敵だ
【ホールの破壊の跡から混じりこんだのだろうその人影は、気味が悪いの一言に尽きる】
【それでいて正義の志に交じろうという一点は濁点じみて隔離されたような違和感を浮かべながらも】
【確かに其処に存在していた――紅茶の髪に、表情の伺えないのっぺりとした銀の仮面を付けて】
【黒衣に身を包み、片手に黄緑の燐光を纏う刀を携えて……適当に腰掛けていた、豪奢な椅子から立ち】
……混ぜて、頂けますか。若い方々
果たさねばならない事がありまして。……嗚呼、ご安心を
見ての通り、仁義溢れる者の一人です故に
【一人の男。元から高い身長がその踵の高い靴のせいでいやに高く、かつかつ床を踏み鳴らす音がする】
【ばき、と踏み抜いた硝子の上げた悲鳴は、不協和音にも似て耳障りにがらんどうの場所に良く響いた】
/そいでは失礼します……
- 413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 18:46:12.82 ID:WWlBfH6Io
- >>411
ーーー今の所三人…に、プラスαか
…後は敵がどう出るか、だな
【現在の状況ーーー先行するのは自分を含めた三人、そこに増援を含めてーーー】
【現状内部がどうなっているかわからない、まさか重要な施設だけ置いてもぬけの殻も無いだろう】
【罠ーーー大いにこれは予測される。とすれば、下手に大所帯よりはいいか】
ーーー…やっぱ最上階までいくのかよ…はぁ…
【目指すのは最上階ーーー彼は憂鬱だ、何せ高い所は苦手だから】
【さっさと終わらせるか、低い階を抑えたかったがーーーここに敵がいない、不幸中の幸いならぬ、『幸い中の不幸』だ】
【ただ、警戒や観察は怠らない】
【溜息ついでに左眼を動かして、ガラスの割れ具合や銃痕を確認】
【ーーー侵入は明らか、しかしここに気配はない。となるとーーー】
…さっさと乗ろうぜ、早いとこ終わらせてぇしな
【ーーー右手には、いつの間にかベルトに吊っていた剣の柄が。玩具のようにそれを片手で弄びながら、エレベーターに入ろうとした】
- 414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 18:56:01.08 ID:JdXkCnimo
- >>409
(なんだろ……この人、強そうな……感じ)
【ビジネススーツを着こなす男はさながら今から商談にでも行くようにさえ見えたのだろう】
【時折視線を感じて、もしその視線を追えば白髪の彼がちらちらとそちらを伺っている】
(なんか不思議な模様の眼帯だな……)
(それに武器も……剣、じゃないのか刃の部分がないし……)
【『紅い剣を咥えた黒い狼』その意匠が何を示すのか、普段眼帯をつけている青年は子供心ながら妙な親近感を覚え】
【加えてその武装、柄だけの剣とでも言えば良いのか何の為にそれがあるのだろうなんて思いは戦いの前に終わらせておくべきか】
【なんにしてももし彼がこちらに気がついたなら軽く手を振って適当に挨拶を交わすことだろう】
>>411
――――観光地としての名残はあるけど、やっぱり戦場だ……
【破片と銃痕、それだけあれば何が起きたか悟るに余りある】
【しかしこの場に気配はなくやはり彼女の言う通り、敵は上か……とエレベーターのドアを見て】
【少し、悩んだのはエレベーターに乗っていざついた時に待ちぶせされてないかなんて考えがあったから】
……6つ、結んで盾にしておけば……
【銀色のナイフはその言葉の後、ガラスの割れるような音と共に砕けて粒子となり彼の手の周りで踊る】
【続いてあと5つ「ぱりんぱりん」と鳴らして―――――どうやらこのナイフは魔術的な道具らしく、増えて】
【纏めて手に纏わせたそれを握って、形作るのは小さな銀の花弁】
【持つ能力は「盾」で、今は効果を収めた待機状態】
【もしもの時の保険用に右手の中で輝いて】
よし、じゃ……行こう!
【彼女の命令通りにその直通エレベーターへと足を進めるだろう】
- 415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 19:04:38.23 ID:fiCuEnh7o
- >>412
…、…あ、はい。よ、よろしくおねがいであります……。
(――、な、何かヤバそうな人が居たのであります……!!)
(どう考えても、『敵』っぽいのでありますが……。)
(い、いや!でも、人を見た目で判断してはいけないって、誰かが!!)
(……、あ、でも、何か平等な不幸≠ニか怪しい事を―― )
【――、その姿を見た瞬間、一頻り、悩んだが】
【思考よりも早く、「宜しく」と言ってしまったのが効いたのか】
【…、…結局は、連れてゆくことを選択したらしく、エレベーターに彼も乗せて】
>>412>>413>>414
…、…全員乗ったでありますかー。
取り敢えず、中階も一応見るだけ見ておくのでありますよー。
【――扉を閉じると、呆気無い程、エレベーターは順調に上昇してゆく】
【別段、途中で電気が切られる、と云った事もなく、外には綺麗な夜景】
【…、…それと、ところどころに、戦闘の存在を示す煙≠ェ見え――】
【 チーン=@】
【―― 一旦、『中階』で停止するエレベーター】
【ゆっくりと、扉が開き。 円形の『中階』、電灯に照らされた室内と――】
[ 正しく<b!! ]
「正しくッ!! 『見つけた』ぞぉぉぉッ!! 戦いの場≠ゥっ!!
この『私』ッ!! 絶妙なる衝動≠アとッ!! 『ウィンダール・シュメッツ』がッ!!
この場で『真正なる勲功』を挙げる事でェ!! 『栄光のカリスマ』への途を辿る、そのォォッ!!!
正しくッ!!“はじめの一歩”を踏み出す事に成るのは!! 相違無き“現j」
【――そして、閉≠フボタンで閉められるエレベーター】
…、…今、変なのが居た気がするのでありますが――。
【「どうしましょう」――、そう言った蓮華の顔は、『生理的に無理』と訴えかけている】
【彼女としては、相手をしたくないらしい。…、…相手をしたい者が居れば、もう一度開けることに成るだろうが――】
- 416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 19:13:01.00 ID:WWlBfH6Io
- >>412
【ーーーなんだ】
【何か、ナニカが、混ざったーーー鮮やかな色の中に落ちた焦茶色みたいに】
【そこにいたヤツ≠ヘ、極めて異質に見えたーーーが】
【一瞥をくれてやると、『勝手にしろ』とでも言うかのように顎をしゃくる】
【入隊許可を出すのは隊長の権限だ】
>>414
ーーーどうした、顔になんかついてるか?
…それとも、そんなにこれが珍しいか?
【少年の視線を、警戒する肌に感じ、そちらにちら、と視線を向ければ、子供に対するように言って】
【右手に弄ぶ剣の柄は、機械的なフォルムで、ともすれば本当に玩具っぽくもあり】
…お前、どっかで会ったことなかったか?
【ふと呟いた言葉は、すぐに「忘れてくれ」と訂正し、エレベーターに乗り込んだ】
>>415
【さて、エレベーターに乗って、動き出す訳だがーーー】
【驚くまでに妨害がない、普通エレベーターを使えなくしたり、侵入を予測していなかったにしても気付いた時点で何かしら策を講じる筈】
【こうなれば、逆に嫌な予感がしてきてーーー】
【ーーー止まるエレベーター】
【待ち伏せの可能性もある、いつでも抜刀≠ナきるように柄を握り締め、気を張ってーーー】
ーーー………
【なんだ、『何も無かった』じゃあないか】
…よし、とりあえず妨害はないみたいだ、先を急ぐぞ
【何もいなかったーーー断じて∞何も∞いなかった=z
【真顔で蓮華に語り掛ける彼は、早くしろと急かして】
- 417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 19:18:32.62 ID:AMQ3CVeFo
- >>415
やあ、かろく迎え入れて頂いて光栄……どうぞ、宜しく?
【かくり45度に傾げられた頚、一旦遅れて流れる紅茶色の長髪】
【……まあ、奇妙だ。彼女の思う通り、明らかに敵側の方が似合うのだろうが】
【冷えた硝子窓に手を当てて外の夜景を眺める表情が如何せん隠れている為に伺い知れず、】
【それでいて、はあと吐息で窓を曇らせ(※口元は仮面で覆われてます)】
【何やら誰かの名前を書いてみたりなどしているのだから、手の付けようがない】
【――そんな折り、中階での妙な声】
【鈴と言う字を書きかけていた、長い紫色の爪が彩る指先が止まって】
【男は相変わらず芒とした表情で(※見えません)振り返って“それ”を視界に入れたのだが】
……先を急ぎましょう。貴女は何も、見ていません
【僅かな間の後に、酷薄な善人面で微笑んで(※だから見えません)先を促すのであった】
- 418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 19:23:44.34 ID:JdXkCnimo
- >>412
(あ、なんだろうオレの場違い感が凄くあがった気がする……)
【片や歴戦の強者めいた男達、片やなんか自分】
【どうも彼ら2人で事態を収拾できる気がしてならない、それを感じてか掌の銀色の光りも弱く……】
(いやいや、気持ちで負けちゃいけない……成すべきことを成せ、だ!)
【萎びた風船に空気を入れるように気合を込めて】
【片手でぱしんと頬を叩く、大丈夫と自分に言い聞かせて】
【でもやっぱり怪しげな彼が気になるのか視線をちらちらと……】
>>416
顔というか眼帯が……何か意味でもあんのかなって思っただけだよ
あと武器とか、まあそれはそのうち分かるんだろ?面白そうだし注意して見ておくよ。
【なんて会話をするけれど、意識は戦闘へとシフトしているに違いなく】
【であれば強者を思わせるこの男も同じだろう、と……】
――――え……?なんだ、ちょっと……あ、後でいいや今は戦いに……
【不意に彼から零れた言葉に、こちらは言葉を失う】
【青年は不慮で記憶が砕けていて、過去の自分がどうだったかを正確に覚えていない】
【その状況で男の台詞は、ルーツを探る為のものに違いなく】
【揺らいだ戦闘思考を立て直しつつも、後で詳細を尋ねようと】
>>415
【夜の街の中から燻り上がる柱は争いの印か呼び水】
【段々と遠ざかりまるで自分とは関係ないようにさえ思えてきてしまう俯瞰の風景】
【足が竦むのはこんな風景は人間という種には本来備わっていないからか……】
【現在の階を示すランプが順々に点灯しては消え点灯しては消え】
【やがて中階で止まる、気を引き締めて右手を掲げる準備をして――――――――】
【……したんだけども】
……えっ、なにそれいいの?アンタらは……あ、アンタらもそれでいいの
【なんだろう名状しがたい風景に、右手の銀色が「ぱりーん」なんて拍子抜けて割れて】
【相乗りした他の人物を見るけれど全員「何も見なかった」と、暫く思考が空白になって】
……じゃあ、オレも何もミナカッタヨ
【流されるまま、かくんと頷くNOと言えない彼だった】
- 419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 19:23:51.06 ID:D5ExWD4uo
- >>267
【少年はその声に首を傾げた。当然、自分は何も言っていないし、他に声を発する人間はいない】
【声は彼自身のものにとてもよく似ていたが、彼にとって重要なのは声が聞こえたことそのものだった】
【辺りを見回しても他に誰もいなかった】
おっかしいな……?
【少年はもう一度、不思議そうに首を傾げた】
【改めて彼は横たわっている人間に意識を戻した。マスクをしているため、人工呼吸をするなら外さなくてはならない】
【しかし少年はそうしなかった。こういった状況が初めてな彼は困惑していた】
と、とりあえず心臓マッサージ?
【慌てた声で少年は言った。横たわる人間の胸に両手を乗せる】
【万が一窒息でも何でもない場合、心臓マッサージが非常に危険だということを彼は知らなかったし、マスクを取らなくてはならないことも失念していた】
- 420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 19:37:15.37 ID:fiCuEnh7o
- >>416>>417>>418
【――、満場一致での『何も無かった』との意見】
【そうとなれば、『立ち止まる』理由など何も無い…、…目標は、飽くまでも最上階】
【何だか、扉を叩かれている気もするが、立ち止まる訳には行かないのだ!】
そ、そうでありますよねー。
こんな状況なので、疲れているのかも知れないのです。
【――エレベーターは、再び上昇を開始する】
【高度を上げ、地上から空への乖離。…、…浮翌遊感も無くなった所で、箱は停止――】
【――、最上階、『屋上展望台』】
【エレベーターの出口は、部屋の中心=c、…柱の位置、と言えば分り易いか】
【開けば、上方にはガラス越しに満天の星、180度をガラスで囲んだ、『展望台』――】
【戦闘が仮に起こったとしても、広さに不自由する事は無いであろう】
「――あぁラ、意外とお早い御付きネ。」
【――、そして、扉が開くと、そんな声が展望台に響く】
【どうにも、『ねちっこい』声色――、だが、声の主≠フ姿は、正面には見えない】
【恐らくは、『後ろ』。 …、…扉の逆≠フ方向に、「首謀者」は居るのだろう】
――、……。
【――、無言で、蓮華は頷くと、エレベーターから降りる】
【此処からが本番≠ナあると、彼女も理解しているのか、動きは俊敏な物に変わっていて――】
- 421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 19:45:44.54 ID:AMQ3CVeFo
- >>420
【――片手にしていた刀は、始めから鞘にも入れられていない抜き身のままだ】
【それに男自身の魔力と思しき黄緑の燐光を纏わせたままでいるのは、】
【彼が何処か茫洋とした様子ながらも常に臨戦状態にいることを、思わせるだろうか】
……おや。待っていて下さった方がいるようですね?
声色からするに妙齢の女性と判断しましたが――私好みだと、嬉しいのですが
【柱の裏側にいるのだろう其方へ、まず狙いもつけず曖昧に刀をすっと振り下ろす】
【魔法使いが杖を手繰る時のようなその動きは、相手を切りつける為の物ではなかった】
【その動作の瞬間、「首謀者」のいる辺りの床がめきりと凹む。……重力の負荷、のようだが】
【現時点で何者か知れない相手の動きを、まずは止めておこうという算段だ】
【範囲はその足許の半径1m程度。事前動作と迸る黄緑色の燐光を見ていれば、回避など容易いものであった】
- 422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 19:48:48.75 ID:WWlBfH6Io
- >>418
ーーー趣味で眼帯なんか着けるかよ、そういう事だ
…見てる暇がありゃ、だけどな
【少し意地悪く、だが決して嫌ではないとするように答えて】
【少年の様子から、少しそれを不審に思うも、続く言葉に「そうだな」と言って】
>>420
ーーーあぁ、いる訳ねぇだろ、なんで最上階でもない所に刺客がいんだよ
そうと決まりゃあ急ぐぞ
【右足を軽く上げ、叩かれている気がする扉をこちらからもガンガンと蹴り付け】
【やがてエレベーターが動き出し、音がなくなると脚を下ろす】
…高ぇな、やっぱーーー
【ふと、窓の外を見るーーー刹那に、『見なけりゃよかった』と内心後悔したが】
【脚を震えさせている場合でもない、深呼吸して、心を強く持つ】
【そして、来たる最上階ーーー】
【どうしてこう、展望台というのは、高所恐怖症に優しくない作りなのか】
【当然か、高所恐怖症は普通、こんな所に来ない】
ーーーわざわざエレベーターを使わせてくれりゃ、そりゃあな
…こんな場所で遊んでくつもりはねぇぜ、さっさと終わらせてもらう
【声の位置からして、相手は反対側ーーーリング状の展望台の、エレベーターを挟んだ向こう】
【ーーーこの位置なら挟み撃ちが狙えそうだ、『二手に別れよう』とその場で合図すると、彼は時計周りに攻めようとする】
【ヴヴン…と音がして、右手に持つ剣は抜刀される】
【紅い魔翌力光子のブレードが、今迄もっていた柄から生えたーーーそれを構え、彼は身長に、窓に近付かないように小回りでーーー】
- 423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 19:51:54.09 ID:JdXkCnimo
- >>420
……………………
【ああ、中階に取り残された彼はこの後どうなるのだろう】
【鳴り響くドアの音はきっと気の所為だとして、彼が不憫でしょうがなかった】
【NOと言えなくて御免ね、と心の奥で呟いて……】
(……と、いきなり大将のお出ましか)
【扉が開いてみればそこに敵はおらずどうやらこの反対側に敵はいる】
【掌の「盾」を戻して腰のナイフケースへと収めつつ、1本だけを右手で構えて足音なくエレベーターから出る】
【頷きに同じく頷いて返して、敵を視界の中に捉えようと歩みを進める】
――――――――…………
【狙いは視界の外からの強襲だ】
【エレベーター、つまりは柱と背中を合わせるように姿勢を低く時計回りに近づいて……】
- 424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 19:53:09.12 ID:47ETNDgeo
- 【――ここは町外れの荒地】
【その荒地は……何者かにより、至るところが掘り返されていた】
【その犯人であろう存在――】
【それは長さ10m程のミミズだ――少し芋虫成分を持っていて、その直径はおよそ50cmだ】
【退化した白い眼を持ち、灰桃色の身体に、白い環帯や体節を持っていて】
【10mの身体の内、尾は4mでその先端は白くドリルの様に硬くなっていて、身体には透明な産毛を持っている】
【また、頭部には大きな口と鋭い牙を持っており、5本の黒茶色の舌は長くよく伸び、先端が白くまるで鳥の嘴の上部の様に鋭く硬くなっていた】
「つ……つゥいに!」 「揃ったァァアアッ!」
「"四蛇"!」
「邪魔は沢山入ったが……とォにかく!」
「――――ヒャアアァァアアーーーーハッハッッハッハッハッハヒャッ……ゲホッ、ゲフッ」
「……ふゥ〜……ヒャハハハ、流石俺様!」 「こォれで混沌がよォり手元に……!」
「さァーて、……こォれで目的の一つは達成した、次は何を作ってやァろォ〜かなァ〜、ヒャハハ」
【そのミミズの頭部に乗って、高笑いをする存在――】
【それは黒い外套を羽織っている、コワモテで奥二重でエルフ耳の、男にみえる者だった】
【身長は約2mの、筋肉質な細身で、黒い白目と血の様に真っ赤な虹彩を持ち、ボサボサとしている長い黒髪だ】
【上下共に長袖黒ジャージを身に着けていて、首に紫色の毛のマフラーを巻いており、手袋や靴下も紫色だ、靴は黒】
- 425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/12(火) 19:55:38.89 ID:MSb6OAxq0
- 【――――時は絶えず流れ続け、その流れの中に人間たちは生きている】
【そして、その『物語』もまた、同じ時の中で紡がれてゆく物である――――】
【――――水の国 繁華街】
さってと……今日も今日とて、御馳走たらふく、行くか……!
【前面を開いたままで青いコートを羽織り、魔術師である事を如実に表す青のハットを被った】
【手には指輪と、グリップの部分に赤い石をあしらわれている、金属製の棍を握り締めている】
【がっしりとした体格の、深い眼窩が鋭い視線を放っている、身長180cm前後の居丈夫が】
【機嫌の好さそうな笑みを浮かべて、往来の中をちらほらと視線を飛ばしながら歩いている】
今日は、どっちかと言うと酒より食い物だな……!
食い出のありそうな店が、あると良いんだけどよ……!
【どうも、食事をとるための店を探しているらしい】
【あちこちの店の看板に視線をやっては、別の看板へ……と言う事を繰り返しながら、ゆっくりと歩き続けている】
【その不用心な歩き方では、誰かとぶつかってしまうかもしれない】
【――――所変わって、風の国 草原】
……『機関』……『D.R.U.G.S.』……『UNITED TRIGGER』……
……≪ネル・ナハト≫も≪R.I.P.≫も『Justice』も無くなって……でも、今も戦火は、止まらない……
【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のどこか虚ろなオッドアイを持ち】
【白いワンピースの上から、明らかに身の丈に合っていないボロボロのコートを着込んだ、10歳くらいの少女が】
【草原に1本、高くそびえる大木の枝に腰掛けながら、風の吹きすさぶ草原を見下ろし、物思いに耽っていた】
【その身からは、尋常ならざる量の魔力が感じ取れるかもしれない】
……一体、何を目指して戦っているの……?
…………私が戦うとしたら、その相手は誰……?
【ざわざわ――――と、草原がざわめき、木の枝も吹かれてこすれ合う】
【短めの髪もその風に吹かれて軽く靡かせながら、少女は波打つ草が反射する光を、ぼんやりと見つめていた】
【――――同じ時間に、異なる場所で時を過ごしている2人の戦士】
【果たして彼らのうち、どちらの『物語』に変化が訪れるのだろうか?】
- 426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 20:01:20.35 ID:AIer6RlL0
- >>419
(なんなんだよコイツ…天然かよ。自分の声が聞こえた事を疑問に思えよ…。)
【少年のあまりの素っ気ない態度に対して人型は憤怒に近い、胸に熱いものがこみあげてきた。】
【ずぶ濡れのコートを纏った胴体、呼吸をしている事を最もはっきりと表すだろう胸部も一切動いていない…】
【とはいえ感情と体は密接に繋がっているものだ、むしろ口よりも物を言うといってもよい】
【少年も人型も気づいていないが…人型の腕部は激怒によって発せられる力によって微かだが、震えていた。】
(あー、こいつマジでマッサージする気だよ)
【しかしこのままでは大変な事になるのもまた事実、だがそれでも反応が見られるまでは動くわけにはいくまい】
「少年、この人はもうだめなんだ!」
【一切の動作も伴わぬ、見事なまでの腹話術で再び、少年に似た声を出す。】
「でも、水をかければなんとかなるかもしれない!さぁ、早く!Harry up!!」
【ちなみに水をかけられた後は少年に吹きかけるつもりだ。別に悪意はない。他意はあっても悪意ではない】
- 427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 20:14:39.38 ID:fiCuEnh7o
- >>421>>422>>423
【――、最初に『首謀者』の姿を捉えたのは、その正面へ出た蓮華=z
【その顔が、「またか」と言うような、嫌そうなものに染まり――】
「――、はぁーい、こんばんワ♪
今日の騒ぎの張本人、カノッサ機関No.93≠フ『ティムール・ロマノフ』でぇース♪」
【マゼンタのシャツに白いネクタイ、金の長髪に銀縁眼鏡、黒のクォーターパンツに黄のハイソックス】
【――と、ヴィヴィッドな色の目立つ趣味の悪い服装をした、中性的な相貌の男≠ナある】
【右腕の派手な腕章には、『Timy-XCIII』―― 93≠意味する文字が記されていた】
「今日、アナタ達をお呼びしたのわァ―― っ!! 」
【――、即座に繰り出された、重力≠、軽く後方に跳んで避ける彼】
【その顔を、些か、気分が悪い≠ニ言うような物に変えて――】
…、…国軍であります。大人しく、降 ―― 【ドスン=z
【――バリィン=z
【…、…音=@『外気』、 「血の匂い=v 『音』―― 、「骨の折れる」 、音 】
【『 蓮華 』は、気がつけば、 イない=@ ―― 『何処』に行った ? 】
【外気=c、… 『300m』 割れた硝子 =@ 】
【――、『正面に出ていた蓮華』が、吹き飛んだ≠ニ。即座に理解できた者は何人居たか】
【『ティムールはその場から動いていない』にも関わらず 、「攻撃を受けた」――】
「…、…小娘が邪魔するんじゃないわヨ。」
“……パチパチパチパチ”
【彼の脇、『拍手』を行なっているのは異形=\―、否、元は“女性”だったのだろうか】
【灰色の肌の上には、貫頭衣の様な服を纏い頭部は眼から上が包帯≠ノ纏われている】
【フォルムは人間≠フ其れだが、人≠ニ断定するには些か、『異なり』過ぎていた】
「――、さァ、気を取り直してミー=B『カメラ』の準備ヨ!!
アタシのスゥパーミラクル生放送、クランク・インの時間ッ!!」
【――、異形≠ェ、脇においていた『テレビカメラ』を構え、ティムールを映す】
【状況の変化が、『急』すぎる。…、…生放送=Aと言っていた言葉から、類推は出来るか】
【何にせよ、蓮華≠ヘ一撃で撃破され――、】
「ひー、ふぅー、みぃー …、…あラ、いい男が三人=」
【―― 窓際に立つ『ナンバーズ』が、倒すべき敵、という訳だ】
- 428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/12(火) 20:26:14.17 ID:tFuHXZidO
- >>472
【一方…】
【襲撃を受けたフライハイト・タワー内部】
【先ほど一行が何もないと判断して通り抜けた一階にて】
【誰もいないはずだったその階に今は人影が一つあった】
全く、ついてないよ…
旅先で、こんな事に巻き込まれるだなんて
【肩のあたりまで伸びた黒髪とつぶらで大きなその瞳が特徴的な少年が、そこに存た。】
【白を基調としたトレーニングジャケット、トレーニングパンツを着用している】
【どうやら、彼も被害者の一人のようだ、此処へ観光に来て…巻き込まれた一人】
さて、どうしようかな
さっきびっくりして隠れちゃたけどあの人達についていけばよかっらたなぁ
【後悔するが、もう遅い】
【一行はもうエレベーターで上がっていってしまって、少年は取り残されてしまった】
【ため息を吐くが、それも誰の耳には届かない。】
【中階の彼と同じく、一階でもぼっちが発生していた】
/大丈夫でしょうか?
- 429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 20:27:45.97 ID:AMQ3CVeFo
- >>427
【無言で一連の場の動きを見据えていた彼は、何事か諦めたように軽く頚を左右に振った】
【哀しみ、のようにも見える――だがそれは、蓮華を助けられなかった事への後悔ではない】
【少数精鋭で来た以上、己の身も守れぬ者の末路に傾けるような感情は無いというだけであり】
……チェンジ
【一言放った瞬間に、横に振り抜いた刀から一陣の斬撃波が駆け抜ける】
【狙うはティムールでも“異形”でも無く、そのテレビカメラの破壊であった】
【黄緑の燐光を纏うそれは幾らか横に幅があって、異形を巻き添えに出来そうな程度】
【仮面をつけている意味。蓮華の足跡を辿りさえしない動き。カメラを狙った理由。……正義の志、とは?】
- 430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 20:29:59.69 ID:WWlBfH6Io
- >>427
【ーーーなんだ、こいつは】
【目に悪いとかそういうレベルじゃない、目に毒≠セ】
【…いや、耳にも毒だ、イロモノばっかりかこのタワーは】
おい、さっさとやっちまうぞ、気分が悪ーーー
【周りに語り掛け、先行しようと脚を踏み出す】
【蓮華にもう少しで並ぶーーー並ぼうとした瞬間】
ーーーーーー
【鈍い音、何かが割れる音、消える蓮華=[ーー】
【ーーー何が起きたか理解出来なかった、割れた窓から入り込む風が、何処かに行った意識を引き寄せる】
【豪ーーーッッッ】
【次の瞬間、無言の彼の表情は怒りに塗れ、ティムールに一気に詰め寄る】
【その勢いは悪鬼の如く、飛びかかりながらティムールを袈裟懸けにブレードで切り裂こうとする】
- 431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 20:30:41.61 ID:47ETNDgeo
- 【草原――時折雷の落ちる、豪雨の中】
【水はけがあまり良くないのだろう、辺りには溜池がちらほら出来ていて】
「……ふゥ」
【だだっ広い草原の真ん中にぽつんと立つ一軒家、その軒下で外を眺めているのは――】
【サメのヒレの様なツノのあるボサボサとした説明しにくい黒髪に、金色の眼の20代半ばの男だ】
【ハーフ顔で優しげな目付きをしていて、左頬には猫と思われる引っかき傷の痕がある】
【服装は、ほんのり青いタンクトップに、紺色のジーパン(ストレッチタイプ)、茶色いコート】
【両手足には指が出るタイプのグレーのグローブ的なものがはめられており】
【紐タイプの無難な黒ベースの運動靴を履いており、頭部と両腕には赤色の鉢巻が巻かれていた】
【安っぽく手作り感溢れる一軒家、そこから半径30m程は綺麗に草が刈られていて――それは家の近くに積まれている】
「"エメラルタル平野"――"元"工業団地かァ」
「それにしても、未だに公害による汚染が残っているって凄いなあ……」
「どうりで生き物が殆ど居ない上に、毒草しか生えていない訳だよ」
【――――ざわり、草原を駆け抜ける一陣の風】
「……"いつ来ても良い様に"、"UTから彼を遠ざけるために"、……そのために僕はここに居るんだから、…………」
「覚悟は出来ているかい、"ヴォルヴ"?」
【今宵、この草原に"何か"、何かが起こるような――――】
/それではヒルコの方よろしくお願いします
- 432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 20:31:01.72 ID:D5ExWD4uo
- >>426
え、み、水!?
【また聞こえてきた声に少年は驚いた声をあげた】
【慌てていた彼は判断のきかない頭がすんなりとその声を受け入れたため、水をかけることにした】
【偶然、近くに転がっていた容器を使い、川から水を汲む】
【そして少年は男に水をかけた──頭以外に】
- 433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 20:33:20.29 ID:fiCuEnh7o
- >>428
【――、彼が佇んでいると、扉から一階に入って来る人物が一人】
【「今から入って来る」と言う事は、敵≠ナは有るまいが――】
…、…酷いな、これは。
【自分で適当に切ったらしいのが見える黒髪は、首元を隠すほどの長さで垂らされており】
【これからの季節には少し厚手な、フード付きのコートを羽織った青年だ】
【彼は、エレベーターに近付くと、ボタンを押して降下を待っている――】
【……、どうも、「急いでいる」様な様子だが、さて】
/はい、大丈夫ですよー
- 434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 20:35:12.81 ID:JdXkCnimo
- >>427
(――――――っ!?なにがっ!)
【出来事は一瞬に、そして同じく目の前を過ぎる】
【声――ガラスの音――空気の流れ――慣れた血の香――いない誰か】
【確かなのは、敵がいるということだけか】
…………っ、落ち着け……大丈夫
【見えない力に怖気が走る、どうやら自分にはまともな感情が残っていたらしい】
【ありがたくもありありがたくもなし昂ぶる心音は義憤からか恐れからか】
【どちらにせよこの心臓はこの身体は相手をただでは済ますなと、叫んでいる】
【手元にある銀色だけが変わらずあって、まるで慰めているようにさえ思えた】
【それならば、共に征こうと―――――――】
(とにかく……もうこっちの存在はバレてる、か)
【影から身を出して相手と対峙する、もう覚悟はしたから躊躇いもない】
【切っ先を構えて喉元に視線を集中し一撃で刈り取るスタンバイ、前に出てどうもいけ好かない男へと……】
カメラなんて随分悪趣味じゃねーか、いや見た目で十分だな言うまでもないか
そんな姿を晒して良くもまあ……早い所そんな低俗な番組は打ち切りにしちまわねーとなあ!
【左腕を振りくるりとナイフを回し逆手に持ち替える、その動作が終わるか終わらない内に一瞬で姿勢を低くティムールに駆ける】
【跳びかかる仲間に合わせ、エルフェスはティムールのサイドから一番適切な角度で「擦れ違う」その左手のナイフを床と平行に構え切り裂くように】
【狙いは肋骨の間、その箇所を突き抜けて肺を破こうなんて策……しかし、一抹の不安は先程の不可視の攻撃だが今は攻める時!】
- 435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 20:37:15.00 ID:h+NYD06ko
- 【公園】
…よしこのまま片手を離して
【白い短髪に白い目白い肌をした前を留めていないスーツを着た身長175cmぐらいの男がいる】
【腰にはなにか膨らみがあり何かをそこに付けているのが分かる】
【男は両手を地面につけている。そしてそばには小さな幼児ぐらいのゴーレムがいた】
【そして男はそのまま片手を離す。するとゴーレムは崩れていき跡形も亡くなってしまった】
この大きさでもダメか…
【彼は落胆するが気を取り直しまた同じ事を繰り返す】
【どうやら能力の鍛錬を行なっているようだった】
- 436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/12(火) 20:41:31.78 ID:Ug558Gn+0
- >>431
【ザアザアと春雨の降りしきる草原】
【赤い夕焼けの光が黒い積乱雲の間から梯子を描き】
【間もなく日は没し、暗い夜が訪れようとしている】
【その草原に足音1つ】
【パシャリパシャリと草葉の間に溜まった水を蹴り】
【傘も差さずに草原の中を歩いて行く】
【それは青年】
【濡れてペッタリと肌に張り付いた、黒地に白の斑模様のTシャツを着て】
【下にはやはり水を吸って色が変わったジーンズを履いている】
【腰には鉄塊から切り出した様な剣をベルトに下げ】
【濡れて重くなった腰まで届く青い長髪は、茶色の布でポニーテールにされ、それを赤黄青の三色の布で三叉に分けている】
「あはっ!」
【そして青年から溢れ出す、邪気とも言うべき気配】
【狙いの者を外へ引きずり出そうという撒き餌の様】
【パシャリと水を蹴り】
【草原の中を立ち止まった】
【張り付いたような笑顔には水が滴り、流れ落ちる】
- 437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 20:55:31.25 ID:47ETNDgeo
- >>436
「――感じる、悪しき気配を」
「はたして、この気配の主が"彼"なのか……僕にはわからない」
【足音、邪気、――豪雨は視界を悪くし、青年を影でのみ映す】
【踏み入れるものなんてもう殆どいないこの草原、―― 一つ、どこかで雷が落ちれば】
「けれど、……――」
【コートを玄関先に脱ぎ捨てれば、彼の左腕に現れるのは――彼の分身】
【分身の姿は、上半身は人間で下半身は蛇の様な姿で、下半身は左手首から生えていてそれは白と橙色の縞模様、背に金色の線】
【本体と同じ金色の眼で、金色のマスクの様なものを装備していて、また、全体的に白色で、金色の模様を全身に持っている】
【頭部に本体と同じようなサメのヒレの様な角を持っていて、後頭部には恐竜の背の様なギザギザが2つあり、それらは橙色だ】
【手は本体と同じように指の出るグローブ的なものを装備していて、それは橙色、掌と指先は金色だった】
【その分身は、白いボディに、オレンジ色のパーツ、金色の模様をしたPCの様な形となった】
【モニターはまるで本物のPCの画面の様で、その裏面には金色の眼があった】
【そのモニターから出される、それは、機械的な円錐が両端についていて、その間に透明な筒があり、その中に何か剥製的ものがあるものだ】
【円錐の底面はやはり機械的で、その周りの部分はイカリングの様になっていて、それの内側に筒がはまっている形となっている】
【――――分身より香る、"水属性の魔翌力"】 【それは、まさしく青年が求めているモノの――!】
「――君がヒルコかなんて、聞かなくても良いよね?」
【軒下から出てくれば、青年に向けてゆっくりと足を進める――20m程の距離で一旦停止するだろうが】
【水に濡れるその身体、しかし……】 【その"憎悪"の溢れる眼は、豪雨よりも、雷よりも――――】
- 438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 20:55:35.98 ID:fiCuEnh7o
- >>429
【――、ヴィ ん=z
【感じ取れるであろう、「魔翌力」、それから、「風切り音」…、…何か≠ェ、動いている】
【恐らくは、「ティムール」…、…注目すべきは、指元≠セろうか】
…、…あら、失礼しちゃうわネ。
――、ミー、生放送はやっぱ止めときまショ。「録画」、しときなさい。
【――、彼が指元を動かすと、「テレビカメラ」 を狙った斬撃波は、何か≠ノ直前で相殺される】
【ちっとも「失礼」などとは思っていない様子で、彼は、犬歯を剥き出しにして―― 】
“……コクコク”
【異形≠ヘ、彼の指示に従い、『撮影』を開始する】
【――、“男三人”、“ティムール”、“割れた窓”…、…それから ――】
《――…、…》
【…、…展望台内、取り付けられた階段上の、“特別望遠台”】
【その脇に、これ見よがしに置かれている、カプセル=\― 妙な電子配列で、ランプが光っていた 】
>>430>>434
【直線で詰め寄る1名と、搦手で詰め寄る1名――、だが、ティムールはその場を動かない】
【両手を眼前に構えると ―― 何か≠ェ、『紫色の魔翌力』を纏って ――】
「……、よくねーェ、アタシって『悪趣味』とか、『気分が悪い』って言われるノ。
でも、それってどうなのかしらねェ? ホントの自分を晒すって、そんなに悪いコトかしら?
人間ってみぃぃんな、『素』の自分、って物に魅力感じるじゃなイ? なら、あの人達は何をっ悪趣味て言ってるのかしらねェ。
――、こう考えて行くと、一つの事実が判明するのヨ。そして、皆はアタシの、「その事実」に嫉妬してるだけって、確信できるのよネ。
あら、まだ分からない? ――それって、ツ・マ・リ ィ――
【――、『指』の動きとともに、宙を舞うのは鋼線=c、…「十指」が操る其れッ!!】
【恐らく、先程の蓮華≠ノ対する攻撃を行ったのも、『魔翌力を纏った此れ』―― ならば 】
―― I am beautiful =@〜今宵のティミーは一際ステキ〜 ―― 」
【――、二名に向けて、螺旋≠描くように、五本の鋼線≠ェ襲い掛かる】
【その形状は、さながらドリル=c、…狙いは、どちらも『腹部』】
【…、…この攻撃を避けたならば、『攻める』事が可能なのだろうが――!!】
/すいません、ご飯です
- 439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/12(火) 20:58:34.10 ID:vXRw5fCF0
- 【水の国-中央公園】
うにゃぁぁぁぁー!!!
【公園の端から端まで響き渡るかと思う程の大きな声が上がる】
【声を上げたのは、身長140弱の褐色肌の少女】
【少女は頭から腰まであるクマの毛皮を被っており】
【春になり暖かくなったとは言えまだまだ寒さが残るこの季節に、胸元と腰回りだけを隠した布製の服を着ている】
【公園内に生えている木の枝からぶらりと垂れ下がった一本の太い縄】
【その縄の先にはぐるぐるに巻かれた丸太がつけられていた】
【少女はその垂らされた丸太を力いっぱい殴るトレーニングのような事をしている】
【問題は少女が殴ると縄は枝を一回転し、少女の後頭部を遠心力の力を持ってぶつかる】
【それに怒った少女が丸太を再び殴り、一回転しまたぶつかる】
【そんな事を飽きもせず延々と繰り返しているようだ】
【そんな少女から少し離れたベンチに顔に本を被せて寝ている男が一人】
【短髪黒髪、黒いコートにカラーシャツ、黒いズボンと上から下まで黒い服装をした男】
【少女がこんなにもうるさくしているが起きる気配は見せず】
【この少女とは何か関係性がある人物であるのは間違い無いであろう】
うなぁーーー!!!
【再び上がる大声】
【少女のトレーニングもどきは続いている】
- 440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 21:03:23.87 ID:h+NYD06ko
- //>>439さんへ
>>435ですが 同じ公園なので自分がいるのは水の国の中央公園ということにして
一部始終を見ていたということで絡みに行ってもよろしいでしょうか?
- 441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) :2013/03/12(火) 21:05:03.45 ID:sWkvZeSE0
- >>433
【エレベーターを待つ青年がこちらに気づいている様子はない。】
【もし、このまま何も行動を起こさなければ、少年はまたここに放置される事になるだろう】
(もしかしたら敵の増援かもしれない…)
【一瞬そんな考えが浮かんだが、しかし青年が本当に此方に見向きもせずに先に急ごうとするので】
【だんだん敵がどうか事よりも、今自分がまるでそこらに落ちてる石ころの様に扱われている事に腹が立ってくる。】
………あのっ!!
【結局少年は大声をだして青年にこちらに向けさせようとするだろう。】
- 442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/12(火) 21:08:51.46 ID:vXRw5fCF0
- >>440
/問題無いです。よろしくお願いしますー
- 443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/12(火) 21:08:59.24 ID:Ug558Gn+0
- >>437
「あはっ、その通りです。ありがとうございます、廃棄物の様な僕を気に掛けて頂いて」
【"ヒルコ"はニッコリと笑う】
【背後で雷が落ちて、閃光が背後から照り付ける】
「さて僕が勝ったら宝玉の欠片を渡していただきます。ふふふ、ああ申し訳ありませんが答えは聞いていません」
【ヒルコは目を細め、青年を見据えた】
「だってもし渡さないのなら、僕はやはりUTのお仲間に危害を加える手段を取ってしまいますからね」
「さて、始めましょうか。温かくなってきたとはいえ、やはり濡れ鼠は冷えますからね」
【ヒルコは右手で鉄塊の様な剣を抜き】
【それを黒い曇天の空へと掲げると】
【燃え上がる車輪が背後に5つ程浮かび上がった】
「四天廻召、火車・・・!」
【ヒルコは剣を振り下ろすと】
【燃え上がる車輪は青年の方へ空を輪転しながら射出される】
【燃え上がる車輪が着弾した時、ナパーム弾の様に炸裂し、紅蓮の炎を辺りに撒き散らすだろう】
- 444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 21:11:29.07 ID:AMQ3CVeFo
- >>438
【仮面の下、酷薄に冷え切った視線が相手の特異点を見定めるように細められる】
【言葉だけなら巫山戯た色さえ乗せているのに、其処にはまず感情すら一片も浮かんではいなかった】
【カメラの動きを一応は警戒していた為に、その妙なカプセルにもすぐ気付く】
(――爆弾? ……だとすれば、この男も巻き添えになるが)
(何か策があっての事か。……それかそも爆弾では無い、か)
【一先ず、鋒は異形に向けた。それから今度は刀を“切り上げる”動きをすると】
【床から天井へ、異形だけの重力が逆転したかのような状況が起こるが、矢張り範囲は狭い】
【逆転した強い万有引力の為に、不自然に盛り上がった床は半径1m程度のもの】
【それによって、異形を天井に叩きつけるなり動きを止めるなりを狙いながらも】
【男は次に階段へ向かう――その上に鎮座する、怪しげなカプセルを調べる意図であった】
/いってらっしゃいましーごゆっくりー!
- 445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 21:14:45.35 ID:h+NYD06ko
- >>439
//こちらこそよろしくお願いします
(何をやっているんだ彼女は)
【男は先程から手を休め修行らしきことをしている彼女に目を向けている。】
(一回転して自分にぶつかるのも含めて修行なのか?…まあ、でも恐らくあれは天然だろう)
【さすがに憐れみの情が湧いてきたので助けようと男は思った】
【男は両手を地面につける。すると近くの地面が隆起し、それはみるみるうちに前かがみのゴリラの
ようなものになった】
【そしてそのゴーレムは動き出し、一回転する丸太を止めようとした】
- 446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 21:23:20.08 ID:47ETNDgeo
- >>443
「(……良かった、"彼女"はちゃんと彼に伝えてくれていたんだ)」
「(命さえあれば護れる、事務所も仲間も――)」 「(勝てるかなんて、やってみなければわからない――)」
「(もしその可能性がミジンコより小さな……"ほんの僅か"なモノだとしても、やらなければその"可能性"すら全くないんだッ!)」
【仲間へ危害を加えた事への"憎悪"、自分が原因で危険に晒してしまった事への"悔い"、】
【この"生命"さえあれば、何かを護る為に自分を犠牲にするという――過ぎた"覚悟"、】
【――――複雑に入り混じるその感情、それに対する答えが今返ってくるッ!】
「君に渡してもいずれ混沌として返ってくるのはわかっているんだ、けれど……」
「ううん、……僕は――"仲間"も護る、"欠片"も護る、……両方やらなくちゃ駄目なんだッ!」
「……そうだね、始めようか……――ヒルコッ!」 「その悪しき魂を正してやるッ!」
【一体何が正しい選択肢かなんてわからない】 【勝っても負けても次に待つのは茨の道かもしれない】
【けれど、今できる事は――立ち向かう事しかない】
【草を丁寧に刈っていたおかげか、炎は家の周囲30m程には燃え移らないだろう】
【しかし、――もう、逃げ道なんてどこにもない、炎の壁が立ちはだかる】
「――ヴォルヴ!」
【ポッドを押し込めば彼は変身し、そして黄色の身体に硬めの紫色や白色の毛を持っていて、蛍光白色の模様が全身にある、全長80cm程の蜘蛛となる】
【眼は金色で、紫色の牙、紫色の鋏角は雷の様に見える形状で先端は白く、背に生える毛はギザギザとしている】
【頭部には雷の様な形状の角が一本、左右の眼の上には雷の様な形状の毛】
【足は紫色で先端は白色で雷の様にギザギザしていて、尻にもギザギザした紫色の毛がある】
【そして己の周囲に吐き出すのは"電気の糸"、――さながら、蜘蛛の巣の様で、――それは彼の周囲2mに密集して吐かれた】
- 447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/12(火) 21:27:34.86 ID:vXRw5fCF0
- >>445
【隆起によって生成されたゴーレム】
【そのゴーレムはいともたやすく回転する丸太を受け止めた】
うなー!?何だこいつ!?敵か!!
【だが、受け止めたのは良いものの現れたら見知らぬ人型に驚く少女】
【どうやらゴーレムをゴーレムと思わず人だと思っているようだ】
ごつい体して…!!怖くないぞ!!
【誰も何も言っていないのに何故急にそんな事を言うのか】
【答えは単純、単なる強がり、見知らぬ人型を見てびっくりしているのだろう】
うなー!食らえー!!
【少女は右手を一回転させてゴーレムに殴りかかろうとする】
【それは先程まで木を殴っていたのとはわけが違う威力】
【まるでクマのような怪力を持って、全力でゴーレムにパンチを向けた】
【少女には近くにいるゴーレムを作り出した人の姿は見えていないようだ】
- 448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 21:28:26.53 ID:47ETNDgeo
- >>446
/すみません、炎は蜘蛛に変身して回避したということで……
- 449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 21:28:47.28 ID:WWlBfH6Io
- >>438
【ティムールに飛び掛かる際、やはりその距離と情報の無さが仇となる】
【ーーー距離はこの際、カバーはいくらでも出来る装備であったーーーのだが】
【少々冷静さを欠いていた、蓮華が一瞬にして排除された驚愕と、理解したが故の怒り】
【原子的な行動ーーーただ斬りかかる事を選んだのは必然であったかもしれない】
…ぐっ……!
【ティムールの迎撃ーーー鋼線がまるで生き物のように蠢き、迫る】
【ドリルのようなそれをブレードで防ぐーーーが、もとより攻撃狙いだった物を無理矢理防御に回した為に、防御は浅く】
【勢いに押され、防御を貫かれるーーーその瞬間に自ら後ろに跳び、距離を開けて体制を整える】
…テメェ……!
思い込みも大概にしやがれ、カマ野郎…!
【右手にブレードを持ったまま、左手でホルダーから銃を抜き、ティムールに向ける】
【その表情は俄然怒りが見えていて、それを向ける先は銃口と同じくーーー】
【ガチン!と引鉄を強く引くと、紅い魔翌力弾がティムールに向けて撃ち出される】
【左腕を真っ直ぐ伸ばし、引鉄を断続的に引きながら、ゆっくりと歩いてティムールに接近】
【弾幕はそこまで厚くはない、狙いも非常に正確という訳でもないーーーただ、躊躇は無い】
- 450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 21:31:17.67 ID:JdXkCnimo
- >>438
一理あるけどっ!どこの誰がお前になんか嫉妬するってんだ…………っ!鋼線!?
【細身の蛇を思わせるその動きはどこまでも繊細で、纏う魔翌力も相まって幻想的な風景でさえある】
【その鋼線がこちらの命を奪う意志で満たされていなければいつまでも見ていたいなんて思うほど】
【事実、一瞬だけ見とれて幸いか風切り音が現実に引き戻し】
(引いてっ、6つ!間に合え―――――)
【早馬のように駆ける足、右足をつっかえのように伸ばし勢いを止める】
【足の関節から膝、骨盤まで連鎖的に痛みが襲うが目の前の鋼線と比べれば可愛いもの】
【次に膝を曲げ、くん―――と右足を起点に背を逸らし宙空へと跳ぶ、その回転の間に腰のナイフを右手で装填し都合6本】
―――――――っ
【重ねて響くガラスの破裂音の後、現れるのは銀色の百合】
【6つの花弁を有するそれは「盾」であり、中心から外側へと段階的に刻まれる防御式は古代の言霊が原典にある】
【即席でありながら見合わない程の防御力は迫る鋼線を防ぐに足るが……】
…………っつう!……クッソ!
【エルフェスは空中におり足場のないその状態で攻撃の勢いを受けるという事は】
【負傷しないまでも後方へと吹き飛ばされるという当たり前の事へと収束するのだ】
【花弁の盾で防いで飛ばされる、最中役目を終えた盾を散らし銀の霞へ変えれば辺りに漂い視界を奪う】
【まず先に床に着く左足、数瞬の接触ではやはり勢いは止まらずくるりと後ろへと転がる】
【散乱しているだろうガラス片がちくちくと皮膚を切り裂いて数m、見れば崖際でようやく止まり】
【あと2,3歩踏み込めば300mの外界への旅路に逝ける危うさに背中から汗がどっと溢れる】
(危ないなんて安堵してられるかっ!霞の間に、切り裂く!!)
【ぱり、という音は足元のガラスを踏んでクラウチングスタートをした合図】
【断続的に続くガラス音は先程まで盾だった霞に近づいて、エルフェスの左手のナイフがそれを突き抜けば】
【その掌に現れるのは「銀の刀」都合ナイフ3本分を宿した切っ先を両手で構え――――――――】
(――――――首っ!!)
【自身の創りだした霧と仲間の弾幕、その間を縫っての一撃は……】
【僅かな反りを持つその剣先をティムールの右首筋へと突き出し切り裂こうと試みる】
- 451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/12(火) 21:31:17.73 ID:/OqWoYPB0
- 【とある喫茶店 テラス】
クァァァ……、雨か……。
錆びちまうなぁ……。
【しとしとと雨が降り頻る中】
【人のいないテラスで雨宿りする男が一人――。】
【呉服に身を包む巨躯な男。】
【腰に無銘の刀を携えている。】
【腕を組み、大きな欠伸を一つ――。】
やむまで待つか。
【濡れた街灯が照らす光は仄かにボヤけて、落ちる滴に反射していた。】
【その光をぼんやりと見つめながら、ただ佇んでいる。】
- 452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 21:32:34.79 ID:h+NYD06ko
- >>447
【そのパンチにゴーレムは一撃で砕け散った】
お嬢さん。それは私が作ったゴーレムだ。殴った所で意味が無いぞ
【そう諭すように男は少女に語りかける】
- 453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 21:35:10.07 ID:AIer6RlL0
- >>432
(…なんでコイツ水を吹きかけることが分かったんだ?)
【シミラーの燃え上がるような憤怒は先ほどの水によって鎮火された。】
【しかし、彼の中には燃え残ったねっとりとした焼け跡じみた疑問と執念が残った。】
【ーなぜ、自分の思考を読んだのかという疑問。そして…】
【意地でも水をかけてやろうという、謎の執念。もちろん悪意はない】
【冷え切って平常なる、そして捻じ曲がった思考を取り戻したシミラー。】
【水をいかに怪しまれずに頭にかけさせるかーただそれひとつのために、そして先程からつもりに積もる自らの鬱憤を発散するために】
【今、自身の全てをー】
(この、、、天然野郎に水をぶっかぇるゥ!!!ためにィ!さぁ、今に見てろぉ!)
【心の中でまるで嵐の如く荒ぶる狂気を胸に、彼はまず、この天然野郎の気を引くために、一つ目の手を打つ。】
【突如として、人型の身体は小刻みに、それはまるで内側から
何かが暴れているかのように】
【海老剃りをしながら、マスクに苦悶の表情を浮かべながら痙攣をし始める。】
【まるでその姿は悪霊に取り憑かれ、苦しむ幼子、それを彷彿とさせる。】
「水、水を…!!!オオオオオオオォォォォ!!!全身にぃぃ!!」
【まるで血が喉でかき混ぜられているような】
【汚れ、濁った悲鳴をあげるーマスクの口は動いていない。】
【ちなみに器用なことに、これは全部、腹話術である。】
- 454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/12(火) 21:40:31.15 ID:Ug558Gn+0
- >>446
「あはっ! 両方ですか、無理ですよ! だって!」
「仲間に頼ることを放棄したアナタに、何ができるっていうんですか?」
【後ろに飛び退く様にヒルコは糸を回避する】
【しかし回避しきれず右手に糸が付着したようで】
「おや?」
【バチンと紫電が爆ぜる】
【ヒルコは痛みに表情を歪めながら、剣をクルリと逆手に持ち替え糸を断ち切る】
「あ、はははは・・・痛いなぁ」
【ヒルコは通電した右手を押さえながら】
【剣を横薙ぎに振る】
「お返しです、四天廻召・雷鳥渦雷」
【するとヒルコの背後に紫電が爆ぜ】
【稲妻でできた怪鳥が3羽、出現する】
「あはっ!」
【3羽の怪鳥は続け様に雨中の中を電速で奔る】
【蜘蛛の姿となった青年の場所へ、次々と着弾するだろう】
「そういえば、アナタってユウトさんって言うんですか?
ふふふ、生ゴミを詰め込んだ袋から出てくる汁の様に汚らわしい僕が言うのもなんですけど」
【攻撃の手は緩めない】
【稲妻の怪鳥の次は息つく間もなく、地面が割れ。まるでトラバサミの様にユウトを挟み潰そうとするだろう!】
「群れや集団の優位性を放棄して、孤立するのは"間違い"ですよ? 四天廻召・土竜」
【隆起した地盤は泥の様で】
【しかし水を吸って質量の増した大地が】
【ユウトを押し潰さんと迫る】
- 455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/12(火) 21:41:07.09 ID:YF6akfzJ0
- >>452
何だおまえ!
【ゴーレムを砕け散らせてご満悦な表情をしているとこに現れた男】
【急に、では無いだろうがそう感じ取った少女はとっさに身構えた】
ゴーレムって何だ!?作るってなんだ?意味わからん!
【ゴーレムを知らない少女】
【眉間にシワを頑張って寄せて、怒ったような顔をしている】
【しかし、どうにも怖さなどは感じられず微笑ましい表情に見えるだろう】
ってかおまえ誰だ!
【怒涛の質問攻め、答えを聞く気が無いのか気になった事を全て言っている】
【一つ一つ確認すればいいものの、どうも彼女にはそんな考え方は出来ないようだ】
- 456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 21:45:03.62 ID:h+NYD06ko
- >>455
これは失礼。私の名前はレイブ・ラビ。さっきからここで能力の鍛錬を行なっていた。
そしてゴーレムというのは簡単にいえば私の意のままに動く作られたものだ
【現れた男はそう返す】
(これは想像以上に面倒くさそうな娘に絡んでしまったかな)
【そして脳裏には後悔の念が芽生え始めていた】
- 457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 21:46:53.59 ID:fiCuEnh7o
- >>441
【…、…彼の声に反応して、青年は振り向く】
【見れば、『取り残された』らしい少年――、どうやら、ただの一般人≠ニ認識したらしく】
【少し、困った様な顔をして、エレベーターから離れて彼に近寄り――】
…、…えーっと、――、逃げ遅れた方ですか?
外に行けば、軍が居ますから、保護をして――
「 正しく<b!! 」
【――チーン=z
「正しくッ!! 『見つけた』ぞぉぉぉッ!! 森島京<Dっ!!
この『私』ッ!! 絶妙なる衝動≠アとッ!! 『ウィンダール・シュメッツ』がッ!!
この場で『貴様の首級』を挙げる事でェ!! 『栄光のカリスマ』への途を辿る、そのォォッ!!!
正しくッ!!“はじめの一歩”を踏み出す事に成るのは!! 相違無き“現実”ぅぅぅうぅぅーーーーー――ッ!!!!」
【――、機関の制服の上から身に纏った、外套の背に翻る六芒星≠フ紋章】
【何故か『ラメ加工』された其れは、通常の物よりもより、“カノッサ”の所属意思を明確にしたようで】
【オールバックにした金髪の下、何故か付けている鉢巻には、昇進詔命≠ニ、大きく記されていた】
【――、『森島』と呼ばれた彼からすれば、「後方」を取られた状態】
【…、…だが、見た感じ敵はあんまり強そうにも無い。先制攻撃≠してしまえば――!!】
/お待たせしましたー
- 458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 21:53:17.39 ID:D5ExWD4uo
- >>453
【水をかけてから少年はしばらく男を凝視していた】
【勿論、それは人命がかかっているからだ……あくまで、彼の中では】
【少年の胸中には不安が渦巻いていた。が、】
【意識を集中させていたところで、男が痙攣し始めた】
ひ、ひぃいいいいいっ!!
【突然の痙攣と悲鳴に少年はそれはそれは恐れ慄いた。心霊番組を見ているとき、ちょっとした物音にびびるのと同じだ】
【それが悲鳴なのだから、より一層の恐怖を少年に与えた】
【少年は離れようとするも足がもつれて尻餅をついてしまう。構わず彼はそのまま後退った】
- 459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/12(火) 21:55:56.19 ID:YF6akfzJ0
- >>456
にゅ?ラビ?兎?
【どう言う経緯でそう考えるのか】
【彼女の中での彼のあだ名が決まりそうである】
ベアコだよ!ベアコはベアコだよ!
【そして少女なりの自己紹介】
【頭を直角になる程傾けて不器用なおじぎをした】
作ったってのがわかんない!
兎も煙で作ったのか?
【何を見てそう考えたのか】
【少女はすでに知っている能力の生成能力しか知らない】
【だから彼女には能力の違いなど見なければ理解出来ないのであろう】
【そんな事よりも問題なのは彼の名前が彼女の中で決まりそうな事である】
- 460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 21:57:54.55 ID:fiCuEnh7o
- >>444
【重力逆転=\―異形は、体力・筋力こそ、見た目以上に設定されているが】
【その様な、『特殊条件』に対応出来る筈も無く―― 】
“…… 、 !?”
【――バタン<b!!】
【天井に叩き付けられ、硝子の其れに入る罅。突き破るまでには至らなかったが】
【…、…その拍子に、“カメラ”が地に落ち、破砕。】
【異形の足止めと共に、一応の“目的”は果たせたと言えるだろう】
【――、一方、カプセル≠フ方だが】
【丁度、『人一人』が楽に入れる様な大きさの其れ…、…】
《――…、… 》
【――そして、僅かに中から聞こえる“息遣い”】
【そして、まるで『情報処理』でもしている様な、“電子配列”―― さて】
- 461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 21:59:09.68 ID:47ETNDgeo
- >>454
「……嫌なんだ…………もう………………」
【その弱々しい声は今にも豪雨にかき消されそうで、――はたしてヒルコに届くのだろうか】
【ばちっ、ばちっ、――電気を受けた雨水が、弾けていて】
「君なんかの言葉で諦めるモノか――両方護ってみせるッ!」
【無謀だとはわかっている、けれど――、――その真っ直ぐな瞳は、ヒルコを捉えていて】
【飛来する"稲妻の怪鳥"――】 【回避か?】 【防御か?】 【打ち消すか?】
【否、――ありのまま受けるッ!】
【ダメージが無いわけなんてない、――その稲妻を受けた身体はまるで電灯のように――――】
【――――!】
【その雷は、空からではなく】 【蜘蛛の口から発せられた――目に止まらぬ速さ、というわけではないが】
【つまりこれはカウンター!】 【受けた稲妻を、自身の吐く電気に乗せて――返すッ!】
【全てを返すわけではない、周囲へ散った電気も多く有る――なお、狙いはヒルコの胴体】
「地面が……くッ!」
【――割れる地面、咄嗟にかわそうと上へと跳躍――いや、これでは間に合わな――――ッ!】
【――――ざばぁん】
『――なァ、ユウトさんよォ』
【その蜘蛛の姿のユウトを捉えて、トラバサミから救ったモノが居た――それは地面から飛び出し、ユウトを捕らえて、再び近くの地面へと降り立つ】
『感電しねェよォーに純水纏うのは大変……じゃあねェくて、……』 『お前のその"悪い癖"、20年経っても治ってねェーぞ』
- 462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 22:00:51.37 ID:h+NYD06ko
- >>459
煙じゃなくて周りの土だ。俺は周りの物からさっきの物を作ることが出来る
【ラビはそう返答する】
そして聞きそびれていたのだがここで何をやっていたのだ?
【ついベアコと名乗った少女に気圧され当初のことを忘却しそうだったので
聞いてみるラビ】
【だが今のやり取りでどういう返事が来るか想像がついてしまう】
- 463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/12(火) 22:06:55.47 ID:Ug558Gn+0
- >>461
「遅いです」
【ヒルコは通電した糸を後ろへの跳躍で悠々と躱す】
「あはっ、初見ならまだしも。そんなモーションの見える攻撃躱すのは簡単ですよ」
【そしてヒルコは剣を横に構える】
【豪雨の中】
【ヒルコはコレを狙っていた!】
「もう一人増えたところで大差はありませんよ、四天廻召・水虎!」
【途端、ユウトと付き人の周囲の水が盛り上がり!】
【まるで幾万匹の蛭の様になる】
【盛り上がった水はユウトを包囲するようにグルリと湧き上がり】
【ユウトの元へと殺到する】
【もしこの水の怪物に触れてしまえば】
【まるで接着剤に絡め取られたかのように動きを制限されるだろう】
「あははぁ!」
- 464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/12(火) 22:07:40.90 ID:Q6fnYkGR0
- 【路地裏】【深部】
【荒くれ者や、ハミ出し者ーー公の場では生きれぬ者が住み着く、水の国においての『危険地域』】
【今宵其処を闊歩するのは、更なる『危険存在』達。】
【宇宙めいた柄の忍者装束と、龍の顎を思わせる金属製面頬を見に付けた長身の男を先頭に、五人。】
【先頭の男をリーダーにした集団であろう。他の物は皆、黒いフード付きローブに身を包んでいる。】
【その背には等しく、禍々しきカノッサの紋章。】
【カノッサ機関が此処にいる事自体は兎も角、彼らが引いている『荷台』は何か怪しい。】
【布で積荷は隠されているが……それが余計に、怪しいのだ。】
- 465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 22:11:22.39 ID:AMQ3CVeFo
- >>460
【攻撃の効果を確かめ、カメラの末路を見届けて男は階段へと向かう】
【――たとえ放送されたとして。顔を隠していて尚、恐れるものは何か?】
【万が一の可能性を何処までも排除した理由を伺わせぬまま、彼は階段前ですっと片手を上げる】
【すると其処に黒い渦が湧いて、その中に消えた男が――直後、階上のカプセルの傍に黒い渦と共に現れた】
(…………人入り、だな)
(刺せば飛び出てくれるだろうか?……いや、まだ爆発物の線もある)
【頚を右に傾げて考えた内容を、今度は左に傾げて考え直し】
【解析の術を持たない故に、何かしら高次元的な手段で以てその配列を探るような事は出来なかったが】
【結果――そろりと伸ばす刀の鋒】
【魔力も何も纏わせる事なく、ただそれでやや距離を置いてカプセルを突っつこうとし】
【勢いとしては、こん、こん、“ザクッ”――そんな程度か】
- 466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/12(火) 22:11:38.66 ID:YF6akfzJ0
- >>462
土でか!それはすごいな!
何でも出来るのか!
【何でもは出来ないであろうが、彼女は見知らぬその能力に興味が湧いたようだ】
【眉間のしわを寄せた顔から目をキラキラと輝かせた表情へと変わった】
何かって?戦ってたの!
ベアコ悪い木と戦ってたの!
【戦っていたなんて言っているが、明らかにじゃれていたようにしか見えない】
【先のゴーレムが受けた攻撃を考えれば、彼女は本気で殴っていなかった事はわかるであろう】
ベアコ強いけど、あいつも強かった!
【シャドーボクシングの様にシュッシュッとパンチを繰り出している】
【フォームも適当な彼女のポーズは、子供のモノマネと言うのに等しい】
- 467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 22:15:21.42 ID:h+NYD06ko
- 無機物で固体なら何でもできる
【目を輝かせた少女の質問に彼はそう答える】
成る程
(つまりこの娘はじゃれていたわけか…なら)
それなら俺のゴーレムと戦ってみるか?
【彼はこの少女の遊び相手をしようと思った。怪我をさせないようにパワーを制御し
適当に戦う…そういうつもりだ】
- 468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 22:15:50.87 ID:h+NYD06ko
- //すいませんアンカーつけるの忘れてました
>>466さんです
- 469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 22:19:17.20 ID:fiCuEnh7o
- >>449>>450
【バリィィイィイィーーーーーーィィン=I!!!】
【放たれた弾丸は、ティムールの背後の硝子≠粉々に砕く】
【――が、弾幕≠ノ対しては、『鋼線』が密集し、“盾”となって対応】
【…、…余裕を持ち、流れる様な対応だが、『穴』は有る】
「…、…あァら、中々、楽しくなって来タ。
でもダぁメ。 ――、何故なら、アタシの前では ―― ァぁン!?」
【銀の霞=@ 。 エルフェスの生じさせた其れが、『視界を奪う』】
【……、『鋼線』を扇風機の様にして、払えない事も無い】
【だが、その動作を抑えこむのは、弾幕=\―!!】
「―― っ!!」
【結果、――、エルフェスの刃は、右首筋≠僅かに捉える】
【『致命傷』には成り得ないが、“血”が、勢い良く吹き出し――】
「あぁぁァァァん!! どーせならもっと!!もっと激しく来なさいよアナタァんッ!!!
この位じゃァ、アタシと踊るには青臭すぎるわよォん!!
ほぉら、ホップ♪ ステップ♪ ジャァァァ――ァンプ♪」
【 ――、 然しこの人物、 “打たれ強い” 】
【『近接』の範囲に居るであろうエルフェスに放つのは、“魔翌力を纏った蹴り”】
【――、血を吹き出しつつ、狂喜する彼は“狂気じみて”いて】
【その蹴りは、『もう一人の男』の方へと、“エルフェスを吹き飛ばす”狙いの物――!!】
/ちょっと面倒くさい動作でゴメンナサイ
/エルフェスさんの方が、先に返して頂いたほうが良いかもです
- 470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 22:22:12.07 ID:47ETNDgeo
-
「こ……黒次郎……じゃあなくて、バンチョー・スズキ!」 『……ったく』 「そうか、今の君は"完全融合"でも暴走しないんだったね」
【そのモノの姿――額に竜のような鰭を1つ持った鱸の頭に、海水等を主とした真っ赤なゲル状の物で出来た人の様な姿を持つモノ】
【手の甲や背には魚の背鰭が、踵上部には魚の鰭が、尻には魚の尾があり】 【どこかそれは血生臭く】
【頭部や尾、鰭の断面は虚空の様に見え、ゲル状の物がそこから出ていて――生えていると言った方が適切か】
「えっと、……助けてくれてありがとう、……でもごめん、バンチョー」 「ここは危険なんだ早く帰って、僕は大丈夫だから、……大丈夫、だから」
『さっき大丈夫じゃあねかっただろ、……ったく、……それがお前の悪ィ癖だっつゥーの』
『今回は"敵"の言う事が"正しい"、――まァ、お前が幾ら拒否しようと、決闘に"水を刺させて"もらうぞ』 {"御節介"ッテ奴ダナ}
【一つの存在から聞こえる、二つの声――"完全融合"――――ともかく、これはユウト側の"援軍"に違いない】
「――これは……雨水が蠢いてまるで……――!」 「……"サンダー・ボディ"ッ!」
【バチィッ!】 【バンチョーがユウトから手を離し、地面へ文字通り"潜って"行けば】
【その身体から発せられるのは、"電気"――先ほど受けた電気の残りも利用している】
【相手が水ならば、電気で"分解"出来ないかと目論んでの行動である】
【また、水はけが悪い故に地面へ溜まった雨水を伝って、幾らかの電気がヒルコへ向かわないかとも考えたようだ】
【この雨水は誰の味方というわけでもなく――】 【もし伝わらなくても、地面の雨水の一部は分解されるはずだ】
【電気が流れていないところを見計らって、バンチョーの上半身がユウトとヒルコの間から現れれば】
【その右手より現れる木刀、そして生成される3つの種――それをヒルコの周囲へ投げれば】
【種より根が生えてきて、―― 一本3cm程で先端が鋭い根――計3本がヒルコの胴体を貫こうと襲いかかるッ!】
- 471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 22:22:45.93 ID:47ETNDgeo
- />>470は>>463宛です!
- 472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/12(火) 22:22:54.24 ID:YF6akfzJ0
- >>467
すごいな!何でもか!
【少女は何でもの意味を履き違えているようだ】
うにゅ?ゴーレムと?
いいぞ!ベアコ強いからな!
【アハハと太陽ような笑顔で答えた少女】
【手をグーパー広げて、力を確かめ、男に再度身構える】
【先程の様な敵対ではなく、あくまで修練としてだろう】
【問題は、この少女に手加減など出来るはずも無い事か】
- 473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 22:24:53.59 ID:fiCuEnh7o
- >>465
【――、“刺した”段階で、カプセルの材質は、それほど厚くないと分かるだろう】
【中程まで刺さった刀を以って、上に引っ張れば、開きそうである】
《――…、… 》
【…、…何にせよ、“ティムール・ロマノフ”の仕掛けた物に違いはない】
【彼が戦闘に夢中な間に開けるか、或いは、警戒して開けないかは自由だが――】
- 474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 22:29:34.09 ID:h+NYD06ko
- 分かった…ふぅん!
【そう叫び声を上げ彼は地面に両手をつけ170cmほどの
前かがみのゴリラのようなゴーレムを作り出した】
(この子の体格からしてこのくらいがちょうどいいだろう)
【彼は両手を地面につけたままゴーレムを動かしゴーレムに胸を叩かせた。
それはまるでゴリラのドラミングのようだ】
じゃあ来い
【彼はそう力のこもっていない声で言う。姿勢は相変わらず両手を地面につけたままだ】
- 475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 22:30:11.47 ID:h+NYD06ko
- //またすいません>>472さんにアンカーをつけるのを忘れてました。すいません
- 476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 22:31:00.56 ID:JdXkCnimo
- >>469
【目眩ましの役割を果たした霧はエルフェスが通過した数瞬後】
【彼の腰に掛けたナイフケースへと自ら吸われるように戻る、帰巣本能でもあるのか】
【かの装備はルーツを辿るには古く所持者である彼さえも知りはしない】
(……ああ、クソっ踏み込みが浅いか!)
【鮮血は確かに辺りを染めるがしかし敵は未だ立っている】
【恐るべきはそのバイタリティ、どの世界に首筋を裂かれて狂気乱舞する人間がいようか】
【あるいはそれこそが機関の恐ろしさの根源なのかもしれない、なんて脳裏で―――――――】
ぐ、げほっ……!!
【刃を引き戻し、体勢を立て直すその一瞬をティムールの蹴りが的確に射抜く】
【臓腑を直接蹴られるとしか言い用がない衝撃、防ぐタイミングの無かったエルフェスはただ吹き飛ぶしかなく】
【吐血は弧を描いてそのままだと『もう一人の男』へとぶつかってしまうだろう】
【空中で体勢を整えられればいいが痛みに耐える事で手一杯だった】
【人間一人分の体重は言わずもがな重く、自力で支えていないならば尚更】
【だから「彼」は蹴飛ばされるエルフェスを無視した方が良い、なおかつそうされてもエルフェスは恨んだりはしないだろう】
/了解ですとも!
- 477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 22:35:39.87 ID:AMQ3CVeFo
- >>473
(……“呪縛”は矢張りあれ以来解けている、か)
(『反発』はそのまま、更に『負荷』と『空間』――十分だ)
(…………後は、……――。)
【カプセルを調べながらも別の部分で回る思考は、自分の能力を確かめるようなナニカ】
【階段を登る程度をショートカットしたのはどうやらテストプレイの一環でもあったようだが……今は、関係無い】
【目の前の物がそう硬質でも無く刺したところで騒がないと分かれば、つうとそのまま外膜を切り進めていく】
【気になるものを放っておく程大人しい性分でもなく、その中身を確かめんと、カプセルを開く――】
- 478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 22:38:47.12 ID:A7D69RTb0
- >>474
うにゃ!人!?ゴリラみたいな人!!
【人型であればとりあえず人と認識してしまうようだ、ゴリラよりも先に人と認識してしまうのも如何なものではあるが】
うなー!負けない!!
うにゃーーー!!!
【ゴリラ型のゴーレムのドラミングに張り合ってか、大きな雄たけびを上げた】
【そして一度手を地面に着き、身体を低い姿勢に、クラウチングスタートの姿勢になった】
【その状態から少女は右を足を思い切り蹴り、身体が地面と平行になるほど低い姿勢のまま走り出す】
【少女とゴーレムとの距離はさほど空いていないだろう】
【2,3歩、地面を大きく蹴り、走ると言うよりも跳躍に近い走り方で距離を縮めた】
【その平行な低い耐性のまま、ゴーレムに向かって頭突きと突進を合わせたような攻撃を繰り出した】
【特段彼女は頭が固いわけではない、彼女なりの得意技なのであろう】
【しかし、ゴーレムに対して頭突きを繰り出すなどあまりにも無謀と言える行動であろうか】
【そこまでは彼女は頭が回っていない様子】
【ゴーレムに頭があたり、ゴーレムが砕け散ったとしても、反動でフラフラになるだろう】
- 479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 22:44:11.29 ID:h+NYD06ko
- >>478
【ゴーレムはその彼女の突進を腕を体の前にクロスさせ防いだ】
【腕にヒビが入り、パラパラと崩れ半分ほど抉れるが落ちたものがまた腕へ戻っていき
あっという間に元通りになってしまった】
言うのを忘れていたが私のゴーレムは再生能力がある…
まあこれは模擬戦だし足と手以外は修復しない
もうちょっと気張ってくれよ
【そう彼は余裕を持って言った】
- 480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/12(火) 22:45:48.49 ID:Ug558Gn+0
- >>470
「あはっ、無駄ですよ。無駄無駄」
【放たれた雷撃も虚しく】
【ヒルコではなく地面の方へ流れていく】
【狙いが悪すぎる、幾らなんでも収束させず拡散させた電流などどこへ流れるかわかったものではない】
「そうですか、そうやって自分の身に付いた水を分解する、と。
ふふふっ、ええいい判断です。この"雨天でなければ"ね!」
【この天候だ、水は周囲に無尽蔵にある】
【しかし彼の電力は?】
【しかも電解物を含まない真水を分解するなど唯でさえ凄まじい電力を必要とするというのに!】
【暴虐的な水は、餓えた蛭の様に周囲から次々と湧き上がりユウトに殺到していく】
【絶体絶命だろう】
【もし彼が一人だったなら!】
「が、ふっ!?」
【地に潜った伏兵、バンチョースズキの攻撃により】
【ヒルコの腹は尖った根で貫かれる】
【鮮血が雨に滲んだ】
「あ、ははは・・・ズルいじゃあないですか・・・。
あなた達はいつもそうやって、ワルモノを集団でいたぶる。
1人を相手に大人数、複数人数で相手することに何の疑問も持たない」
【ヒルコの張り付いた笑みから、呪詛が毀れる】
【しかしニヤニヤと笑う表情は依然変わり無く】
「ええ、問題ないです。仲間や友達が居るのも強さの内ですからね。
いつだって"間違っている"のは僕で、"正しい"のは世界なんですから」
【でもね、とヒルコは言葉を続ける】
「アナタのお友達を含めても、まだ僕の方が俄然有利です。跼天廻召! 泥蛟!!」
【バンチョウスズキの周囲の土が盛り上がったかと思えば】
【バンチョウスズキごと巻き込んで地面は巨大で歪な竜となり、その頭を天へと伸ばす!】
「あはぁ・・・! 間違えてる僕はこれからも間違い続けますよ、この世界に対して間違いを続けます」
【泥の竜はユラリと揺れたかと思うと】
【ユウトの元へ一気に土砂崩れの様に降りかかる!】
【もし水に囚われていたのならば回避は難しいだろう!】
/風呂行ってきます
- 481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 22:48:54.21 ID:fiCuEnh7o
- >>477
【カプセルが開くと――その中。人物の姿が、露となる】
《――…、… 》
【中に居たのは――、大凡、女性としては平均的な身長をした、十代後半の女性だ】
【ショートの黒い髪に、黒い瞳。黒のプリーツスカートに、黒のコートの黒ずくめ】
【……、双眸は眠っているかの様に閉じられている】
【…、…カプセルから、頭に繋げられているのは数本の電極=z
【どうやら、この機械を操作しているのは、『彼女』の様 ―― 】
《 Process Error ――、 Code.D=@ 》
《 MODE:Remote control → 『Auto exclusion』!!! 》
《――、検体名『First』。 敵の排除≠開始します。》
【―― 疾=@】
【双眸が開けられると共に、『首元』を狙って突き出される女性の拳=\―】
【虚を付くかのような攻撃。…、…そして、『意味深』な言葉―― 】
【…、…兎に角、味方≠ナないことは確かだろうか】
- 482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 22:51:19.45 ID:A7D69RTb0
- >>479
うにゃ・・・うにゃ・・・
【反動でフラフラと目を回す少女】
【ゴーレムの想像以上―と言っても彼女にとっては―の硬さにやられているようだ】
【頭を左右にプルプルと振り、目をはっきりとさせる少女】
次は・・・こうだーー!!!
【空中に自分の身長分もあろうかと思われるほどの跳躍】
【彼女に宿る動物にも似た異常な脚力、腕力】
【それをフルに活用した跳躍をした後、空中で一回転、ゴーレムに向かって空中から振り下ろされるキックを繰り出した】
【だが所詮は空中、彼女は避けるすべも防ぐすべもないだろう―少女は気づいていないだろうが】
【先ほどもそうだが、彼女の行動がどれも衝動的、直線的である】
【まさに突撃しか能がないいのししと言ったところだ】
- 483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 22:56:32.59 ID:AIer6RlL0
- >>458
(あー、驚き方もなんかふつうだなぁ…川まで飛び込んでくれれば
面白いのになー、じつにもっていないなー)
【鬱憤を晴らしたのは良かったが、あまりに平凡な驚き方に、彼はまるで急激に萎えて行った。】
(もうそんなやる気ないけど。)
【海老剃りの姿勢のまま、腕は脱力させたままに上半身をもち
あげた。】
【痙攣しながらも立ち上がるその姿は水も滴っていることもあり】
【その姿はまるで死体が起き上がる姿を思い起こさせる。】
で、お前さんはー・・・
何をビビっているわけ?気持ち悪いぞ
【マスクの濡れた毛皮は、よりいっそうまるで本物の化け物のような
錯覚を与える。】
【マスクの口が、まるで牛が咀嚼するかのように動いていた。】
- 484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 22:59:48.17 ID:abVSYUf40
- 【薄暗い路地裏で聞こえるのは少女の啜り泣く声】
【非日常を代表する其処であっても――――きっと、その音は不気味であって】
【その音の主である少女自身は簡素な白いドレスを纏っていたのだろう】
【“だろう”なんて記し方。今はそのドレスが半分以上濡れた赤に染められているが故に】
「うぅ…………悲しいですわ…………
何故、何故こんな世の中なのでしょう……
幾つ摘んでも摘んでも、何故美しくない花が咲いてしまうのでしょう……うぅ……」
【ペタンと地面に座り込む少女の回りにあるのは肉塊】
【未だ流れ続ける紅の液体は、事が起きてから余り時間が経過していない事を告げているだろうか】
【奇妙なのはその肉塊。鈍器や刃物を用いたとしても、どう見ても少女一人で成せる事では無いであろう】
「やはり……世の中は汚れていますわ……浄化してしまわないと……」
【生臭い血を滴らせるオブジェクトを横にぶつぶつと呟く様は実に奇妙】
【さて、この場に呼んでしまうのは正義か悪か――――そのどちらにも属さない者か】
【寂れた教会――――人が訪れる事の無さそうな外装であっても、中からはよく澄んだ詠唱の紡ぎが聞こえて】
【静寂に包まれるこの一体に流れるそのアリアは何処か神聖的な物とも聞こえるだろうか】
【――――もし、辺りを通りかかった者が居るならば其れはきっと興味を惹くような物で】
「――――――」
【古い扉を開けたならば、銀の髪を持つ修道女が未だ詠唱を続けていて】
【訪問者の存在に気付いたのは、それから少し後の事――――或いは、声を掛けられたその瞬間】
【紡ぐ声を止めれば、銀の双眸が向けられる事か】
「すみません、少し気が緩んでいた様です
それで……ええっと……」
【月は、修道女から見れば丁度扉の位置。目を細めれば、相手の姿を認識出来ずに】
【――――どなたでしょうか?そんな言葉の代わりに、小首を傾げて】
【何かご用でしょうか――――なんて言葉が紡がれるのだろう】
- 485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 23:00:17.35 ID:h+NYD06ko
- >>482
【その攻撃を彼はゴーレムを操り腕を交差させ防いだ。今度は片腕が壊れていった。】
【しかしまたもや壊れた片腕が元に戻った】
(しまった…彼女が単純な娘だったのを忘れていた…
あんなこと言ったら普通は背後に回ったり腕を壊した後間髪入れずに
攻撃したりするのに…こうなったら)
それで終わりか?ならこちらからいかせてもらうぞ
【彼のゴーレムが動き出し、右腕と左腕を同時に振り、腕で彼女を挟もうとする】
【だがそれは同時に胴体までがら空きになるだろう。もし攻撃に耐えられたらピンチになるのは
こちらだ】
- 486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 23:02:22.29 ID:AMQ3CVeFo
- >>481
【――拳を回避したのは、彼自身の反射神経の賜物であり】
【其処に能力を挟む隙を持ち得なかったという事は、虚を突く攻撃に際し発動が難しいのだろう】
【ギリギリで交わした軌道上を紅茶色が舞って、そうして男は後方へ跳んで距離を置き】
……困りましたね。“機械”は、どうにも不得手だ
あと――……いや、いい
【相手の容姿を一瞥して言葉を迷う逡巡があったが、それもすぐに消え失せる】
【刀を構えはするが、片手持ちである上に体勢も力を込める為のものではなく、自然体】
【……その立ち姿は、相手の“拳”から判断したのか、格闘的な動きも視野に入れていた】
【仕掛けはしない。それは余裕から来るのか、妙な“迷い”から来るものか】
【仮面の下を無表情で塗りたくったまま――男はただ、相手の出方を伺う】
- 487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 23:05:25.85 ID:WWlBfH6Io
- >>469>>476
【弾幕が鋼線で防がれるーーーのはまだいい、防御に気を回させる事で少年の攻撃を成功させた】
【だがーーー首を斬られてーーー笑う、だと?】
【ーーー正真正銘化け物かこいつは】
…ちっ、気味悪ぃーーー
【少年がティムールに接近すれば銃撃をやめる、巻き添えにしない自信はないからだ】
【かわりに、ティムールが少年に構っている隙に一気に接近しようとーーー】
【やばい】
【予想以上にティムールの戦闘力が高かった、魔翌力を纏った蹴りが少年を捕らえるーーー飛んで来る弾丸じみた人間の肉体】
【人間一人ーーーこの少年なら尚更、ただ抱っこするのならわけ無いだろうが、それが意図せず飛んで来るなら話は違う】
【このまま激突すればお互い大ダメージは免れない、かと言ってーーー!】
…くそったれ!!
【右手のブレードから手を離し、地面に自由落下させてーーーその切先が床に突き刺さる瞬間】
【少年の体を、右腕全体、右半身で受け止めた】
【いや、違うーーーただ受け止めたのではない】
【少年の体が自分にぶつかり、衝撃が来るのに合わせて自らが後ろに跳んだ≠フだ】
【打撃攻撃のダメージを軽減するためのテクニックを応用し、衝撃を吸収し、肩代わる】
【事実ーーー生半可な技術による右半身へのダメージはあれど、少年の体は受け止めて】
【ズザザッと散らばるガラスを擦りながら体をブレーキングし、銃口をティムールに向けて、引鉄を三度引く】
- 488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 23:05:29.33 ID:D5ExWD4uo
- >>483
【男の起き上がる姿は少年にゾンビやアンデッドを連想させた。キモくてグロいあいつらだ】
【そして何とそれは喋り始めた。しかも普通にだ。頭が冷静なときに聞けば悪戯だとかいう発想も出てきたかもしれない】
【が、今の少年には無理な話だった。彼はそれが動き、喋り、口を動かしているというだけでがたがたと震えている】
き、気持ち悪いのはお前だーっ!?
【少年は動き始めた水死体を指差して叫んだ】
【恐怖のあまり、彼はまだまだ後退る。どんどん後退って、最後には木にぶつかった】
【これ以上は後退れない。少年は恐怖を緩和する手段を失ってしまった!】
【しかし彼の手元には先程水をかけた容器があった。怖さから逃れるために、少年はそれを無我夢中で水死体に向けて投げつけた】
- 489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 23:10:07.66 ID:A7D69RTb0
- >>485
!?うぎゃ!!
【蹴りを当てて壊れ、修復される腕】
【少女はうまく着地は出来たものの、その修復されたゴーレムの両腕攻撃をうけ、身体を挟まれてしまった】
【叫び声を上げ、挟まれた状態から両腕を上に逃した】
うーーーなーーー!!!!!
【その状態から腕を力強く振りおろし、ゴーレムの両腕に攻撃を加えようとする】
【ゴーレムの腕に当たり拘束がとければ、少女はすかさずゴーレムの胴体に向かってタックルをするであろう】
【動物のような脚力で、硬さの差があるゴーレムに向かって後ろまで吹き飛ばす勢いでの突撃である】
- 490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/12(火) 23:12:38.60 ID:47ETNDgeo
- >>480
「……ッ、数が多すぎるッ!」
【残留電力を使い切ってもなお迫るその水、防ぎきれるわけがない、――もし一人だったら……】
【――本当に、危ないでは済まないところだったに違いない】
「………」 『ふゥーん、で?』 『自分らがやってるこたァ棚上げか?』
『――いたぶる対象と互いの人数が違ェだけだろォーが』 『つゥーか俺は正義でも何でもねェ、ボコる理由はただお前が気に入らねェだけだ』
『なァ、ユウトさんよォ……精神の乱れは毒だぞ?』 『ったく、お前は優し過ぎんだよ、――今も昔もな』
『まァ、お前が間違った道を選ぶのは勝手だ、――そこの蜘蛛が黙っちゃアいないだけでな』
【周囲の土が盛り上がる、歪んだ形で滝を登るその魚は――】
【けっして"竜"とは呼べないだろう、――しかし紛れも無い"流"だった】
「…………君が……」
【言葉が繋がる前に、それは"バンチョーごと"――泥へと飲まれていった、】
【――――、バチィッ――――――】
【雨に混じるのは、海の香りだった】
【――見えるだろうか?】 【今のバンチョーは泥すらをも"泳ぐ"】
【その真っ赤なゲル状の両手が、ユウトが泥に飲まれないように――その射程範囲の外に出していたのが】
【その蜘蛛より吐かれるのは、"紫色の電気"――胴体に向けて放たれたそれは、体力をじわじわと、しかし確実に奪う"毒"!】
「……君が、"ヒルコ"でなくなる事をまがわは望んでいない」
「けれど、"欠片"を渡したくない、機関なんかには」 「――何が、正しいかなんて僕には、――――」
【泥が地面へ叩きつけられる衝撃は、確かにバンチョーに伝わっている――】
- 491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 23:15:44.29 ID:h+NYD06ko
- >>489
【ゴーレムの腕を力強く振り下ろされゴーレムの両腕は千切れてしまった】
【そして、それを見ていたラビはその後攻撃が来ることを予感し】
【わざと後ろへ転がった】
- 492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 23:17:21.84 ID:h+NYD06ko
- >>489
/補足
【恐らく足を使って攻撃をガードするつもりだろう】
- 493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 23:17:36.04 ID:fiCuEnh7o
- >>486
【――、攻撃を外した女性は、数秒、男の姿を目で追い再び、双眸を閉じる】
《…、…敵=A交戦の意思無しと判断。》
《優先順位変更。 『遠隔操作』に戻ります。》
【……、見た目や息遣いは、『人』の其れに違い無いが】
【判断基準が画一的≠キぎる――、】
《――……。》
【恐らく、男が出方を待っている℃魔、『戦闘の意思無し』と判断したのだろう】
【――彼女が双眸を閉じれば、再び、電極の先。カプセルの灯りが点灯を始めて】
『 …… 』
【――、ヒュン=z
【彼が女性に気を取られている『隙』を付くように、背後から襲い掛かる≠フは『異形』】
【…、…後頭部を狙うその右手には、紫色の魔翌力=B 『エンチャント』された攻撃――!!】
- 494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/12(火) 23:18:34.37 ID:tFuHXZidO
- >>457
【エレベーターが着いた音、そしてーーその中にいたのは】
……!!
カノッサ機関……!!
【どうやら、巻き込まれてしまった以上やはりただでは帰れないらしい】
【エレベーターから現れた正し…いや、ウィンダールの着用している機関の制服を見た少年は身構える】
【そして少年には、彼の登場でもう一つ気にかかる点があった】
(ん…?『森島京』…だって?)
【今。この大男が、青年をそう呼んだ事である】
【どうやら、少年は森島の名を知っているらしい。少年は驚きの表情を見せる】
え!?森島…京さん?!
……危ないッ!
【少年は、袖の下に隠していた小刀を取り出して男を狙う】
【狙いは右肩、軌道はまっすぐ単純なので戦闘慣れしているなら避けるのは容易だろう】
- 495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 23:23:22.48 ID:A7D69RTb0
- >>491
【千切れた腕からすり抜け、ゴーレムの胴体へと攻撃を加える少女】
【少女のタックルを受けたゴーレムは倒れるだろう】
【ラビ本人はゴーレムから後転し、回避していた為被害に巻き込まれはしないだろう】
うぅ・・・にゃにゃにゃ・・・
【全力でタックルをしたためか、再び目を回している少女】
【自身の攻撃による反動がどうなるかを全く計算に入れてないところを考えると、そこまで賢い戦闘はしなかったのだろうか】
【仰向けに地面に倒れているであろうゴーレムの上に少女は乗り、両手で握りこぶしを作り空へと突き上げた】
うーー!にゃーーー!!!
【そして雄たけび、勝手に勝った気になっている】
【まだ勝負はついていないだろうか、元々ゴーレムを操っていたラビは健在、ゴーレムも只倒れただけ】
どうだー!
【自信満々な笑顔をラビに向けて鼻を鳴らし勝ち誇ったポーズをとっている】
- 496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/12(火) 23:24:47.13 ID:i7rPUeye0
- >>494
/すいません。小刀は投撃です
- 497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 23:28:34.68 ID:h+NYD06ko
- >>495
良い身体能力だ。けれども動きが単調すぎる。せっかく胴体が弱点というのが
分かっているのだからもうちょっとそこを狙うようにすればよい。
将来が楽しみだ
【そう彼はつぶやき笑顔を自分に向けている少女を見て微笑んだ】
- 498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 23:29:33.48 ID:AMQ3CVeFo
- >>493
【再び休眠状態に入った彼女に何処か息を吐いたようなその間は、明らかな『隙』であり】
【異形の接近に気付き得なかった躰は、その攻撃を思い切り後頭部に喰らい弾き飛ばされた】
【そのまま行けば硝子に衝突、蓮華と同じ運命を辿る筈であったが――】
――……ッ、!!
【硝子にぶつかる直前で黄緑の燐光が迸り、『斥力』によって躰を弾き返す】
【そうして床に着地するも、矢張りダメージは大きいようで、彼は二三歩蹈鞴を踏んだ】
【紫の魔力の付加効果が何であるにせよ――喰らった、その事実は揺るがない】
- 499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 23:31:58.18 ID:fiCuEnh7o
- >>476>>487
【――蹴り≠ェクリーンヒットしたのを見れば、ニヤリ、と笑み】
【吹き出す血を、懐から取り出したファンシー絆創膏≠ナ無理矢理塞ぐと】
「…、…は〜〜ァ、アタシも舐められたモンねェ。」
【放たれた――弾丸=B それを、しゃがんで回避】
【……、一発が頬を掠め、流れ出た血液を、ぺろり、と嘗めて】
「そぉんな「くだらない」攻撃で、この時間<潤u終わらない」・「止まらない」・「やめられない」のヨ。』
何よりもトレンディ≠ノファッショナブルに。 加速して減速して、初めてシチュエーションは変わル。
このアタシがお好みなのは、“コスモスtoカオス”ッ!!アナタとアナタ、アタシと輪舞曲を踊るには、役――』
【―― 『刹那』 、 ティミーの後方=@ ――、 『 殺気 』 】
【二人の方向からは、夜闇を背負った「影」が、屋外から飛び込んで@て―― 】
「 ―― 、 くぁ…、…ン!?」
【――、ティムールを蹴飛ばした≠フが、『明確』に見えるだろう】
【丁度、先程のエルフェスと同じ方向=c、… 『地を滑る』様に、二人の方へ――!!】
ロロケルム・ランガスター=A副官の一。
『 陽炎の華 』 ――、 蓮華
…、…舐めて貰っては困る、なのであります。
【――、血染めの少女=Aが、其処には立ち】
【蒼白な顔色で、『決めろ』、と。 ――、二人へと向けて、メッセージを放っていた】
- 500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/12(火) 23:34:16.64 ID:Ug558Gn+0
- >>490
「あはぁ! どうしましたぁ、照準が随分定まってませんが!?」
【紫の糸を悠々と避ける】
【今のところ確認できたバンチョーの攻撃は微細な棘のみ】
【ならば注意すべくは蜘蛛へと変態したユウトのみ】
【ユウトとヒルコの距離は空きすぎた】
【しかも相変わらずモーションの大きい糸を吐く動作】
【当る道理は毛ほども無い】
「ええそうでしょうね! 汚物さながらの僕は僭越ながらまがわ様と真室川博士の手足ですから!
手足が捥がれることは誰だって望んではいないでしょうね!」
【迷うユウトとは対照的に】
【ヒルコは目を見開き、ユウトへの攻撃がなお熾烈となる】
「あはぁ!」
【ヒルコの鉄塊の様な剣・・・残光剣から光の線がレーザービームの様に伸びた】
【ユウトの元へと延びるそれは幾度と無く屈折し、ユウトの身体を"通過"する!!】
【そのまま何も行動を起こさなければ】
【水で縛られたユウトに対して残光剣は光の線を辿り容赦なく振われるだろう】
【光の速度に近い速さで!!】
- 501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 23:38:34.74 ID:A7D69RTb0
- >>497
うにゅ!?そうだったのか?
【少女はゴーレムの弱点がわかっていなかったようだ、たまたま胴体に当たっただけである】
将来かー良かった!
【ラビの言った意味が分かっていないのだろう】
【少女は微笑むラビに対して、明るく順風満帆な笑顔を返した】
【えへへなどと言いながら嬉しそうにしているが、なぜ褒められたのかなどは気にしてないのだろう】
狙う?うーん・・・どうすればいいんだ?
「いや・・・お前はそのままでいい・・・」
【少女がラビに向かって攻撃の方法を聞こうとした時、少女の後方から男の声が聞こえた】
【上から下まで真っ黒な服装、口には3本の煙草を咥えた男―ベンチで本を被りながら寝ていた男であった】
「どたどたと・・・余計うるさくしてると思ったら、遊んでいたのか?」
【男の不機嫌そうな、気だるそうな声】
【そんな声を聞いてか、少し焦った様子を見せて状況を説明しようとする少女】
えっとな、あいつとな、修行!修行してたんだ!遊んでたんじゃない!!
【そう言って少女が指差す先には、ラビの姿があった】
【男はその気だるそうな瞳をラビへと向け、目を細めながらラビを見つめた】
【睨みつけているわけではないのだろうが、目つきが悪いせいかそう見えてしまうであろう】
- 502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 23:40:28.32 ID:h+NYD06ko
- >>501
君がその娘の保護者か?
【ラビは男を見てそう言う。】
- 503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/12(火) 23:42:40.53 ID:Q6fnYkGR0
- >>484
【路地裏】
故に、『悪』は管理されねばならぬ。
【ざり。】
【砂をにじる音が聞こえたのは、貴方から見て、上であった。】
【上……つまり、屋根の上である。次の瞬間には、着地音である。】
貴様も、我らによって管理されよ。
カノッサ機関は混沌であり、秩序。
【宇宙めいた柄の忍者装束に、顔下半分を覆う龍の顎を思わせる金属製面頬。】
【ツンツンに立たせた夕焼け色の髪と銀の瞳が特徴の、長身の男である。】
我らに従うか、否か。
従わぬならば……分かるか? 小娘。有象無象の暗黒は返って混沌の妨げよ。
【刃めいた鋭い声で、右手に小刀を持って語り掛ける。】
【実際有無を言わせぬ口調である。】
- 504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 23:44:02.76 ID:abVSYUf40
- >>484投下した者ですが友人からヘルプメール着たのでちょっと離れます!
- 505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 23:44:06.72 ID:JdXkCnimo
- >>487
―――――――――
【刹那の中で、床に転がってしまう前に全身に力を込める】
【完全に受け身は取れなくてもそうすれば多少のダメージは防げる筈だ】
【そうなったら後は床に落ちて何とかタワーから落下しないよう速度を相殺しよう、と】
【しかし接地の感触は想像以上に柔らかく】
【響く痛みに息を吐いて視界を確認すれば、どうやらこの男は助けてくれたらしい】
【ならばそれを再起に使わずして何が戦士か、直ぐ様体勢を整える】
ぺっ……悪い、助かったよ無理させちまったな
【口の中の鉄の味を吐き出して、視界の端に映る彼に短い礼を言いつつも構える】
【切先に残る血、しかしまだ敵を倒すには足りずに……その色違いの双眼を見開き敵を見つめ】
>>499
【全身の感覚が唐突に現れた殺気を捉え、震える】
【向こう側、闇の先により昏い闇を纏う誰かは―――――そう、彼女】
【総毛立つ、それは蓮華の言葉を意味を悟ってか】
【思考、反応、肩から腕へ最適化された捌きを構成し……銀色は舞う】
【臓腑のダメージを先送りし足に動きを伝える、一歩目からの加速に躊躇いなく】
…………役不足に始末されるなんて、舞台としてはご破算だ
【地面を滑るティムールの胴に合わせすれ違い様に刀を振り抜く】
【皮膚から裂いて切先で肉を暴き刀身で身体を絶つような、現状で求められる限りの「最高」を以って銀は敵を討たんと闇に輝く】
- 506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/12(火) 23:46:06.27 ID:abVSYUf40
- >>503
/ぎょあああ……申し訳ないです……
/明後日に持ち越しでも宜しいでしょうか?!
/中々の緊急性らしい故返事の方は帰宅してから確認させて頂きまする!……申し訳ないです
- 507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/12(火) 23:46:17.69 ID:fiCuEnh7o
- >>494
【――、森島、と呼ばれた青年は、一瞬、フリーズ】
【その後姿を見て、『ビビってる』とか思ったのか、男は満面の笑みを浮かべて】
[正しく<b!! ]
[ 正しく『僥倖』ッ!!今宵は『帰宅』しようと思っていた所であったがッ!!
我等、機関の旧敵<b!! 『森島京』ゥっ!!うぅぅぅううぅぅぅーーーーぅうん!!!!
貴様を討った暁にはァァッ!!! 死神≠ニしてェェぇ――ッ!!
この『私』こそがッ!! ネオ・六罪王≠ニして機関の頂点にィィぃィーーーーィイィごほッ!!がはッ!!]
【 ―― にゅ いん=@ 、と、ウィンダールの『右手』、その周囲が歪む 】
【数瞬遅れて、虚空から現れ出たのは巨大な“首斬鎌”】
【…、…相当の『魔翌力』が充填されていると、その気配≠ェ、『殺気』と結合し――】
≪ “疾風怒濤・大豪 ―― とぅぁーーーーーーぁぁあぁぁっ!!!?
【――、そして、結合した殺気ごと、『小刀』がザクリ=z
【森島しか目に入っては居なかったのか、大鎌を構えた所で右肩の位置に頭が行き、脳天直撃=\―】
【…、…呆気無く、血に倒れ伏す。死んではいないだろう、多分】
…、…あー、すいません。
何か、気圧されて――、気合だけは超一流ですね、この人。
【――、何故か棒立ちになっていた森島は、少年に礼を告げて】
【「貴方も早く逃げて下さい」、と、ウィンダールを踏みつけて通過し、エレベーターに乗り込もうとする】
【…、…『何』が起こっているのか。或いは、彼が気になるのなら、エレベーターに乗り込むべきだろう】
- 508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 23:47:42.87 ID:A7D69RTb0
- >>502
「ん?そう言われればそうかもな」
【はっきりとしないあいまいな答え】
【意識がはっきりしていないせいなどではなく、何かを隠すかのように答えをはぐらかしている】
「まぁ、あんたが遊んでくれてたならこいつも良かっただろう」
「だがもう時間だ、標的が動き出す・・・行くぞベアコ・・・」
【男はそれだけを告げると、ラビに背中を向け街の方へと歩き出していく】
【少女はと言うと、急に言われた言葉にキョロキョロと男とラビを交互に見比べた】
ベアコな、行かないといけないみたいなんだ・・・
また、遊ん―違う、修行してくれるか?
【途中まで何かを言いかけたが、それをとぎらせ修行と言い換えた少女】
【首を傾げながらクリクリとした瞳でラビへと問いかけた】
- 509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/12(火) 23:47:43.58 ID:G+oIFrlfo
- 【水の国 カフェ・テラス席】
―――……あー、やっぱり見つからねぇか。
コレで現役の時に関わった情報屋は全滅かい……ま、そうだよなぁ。そう簡単にカノッサのアジトなんか掴めねぇよな……
【溜息を吐きながら、空いた右手で頭の青いソフト帽を取った。頭を小さく振れば、ショートの茶髪が軽く揺れる】
【穏やかな雰囲気の店内のテラス席に、一人座る男。……結構人気店らしく、混み合っており気付けば開いた席は男の向かい位で】
【白シャツ×灰色のジレ×ジーンズのシンプルな格好に身を包んだ彼はホットココアを啜りながら、テーブルに置いた携帯の画面を眺めていた】
「WILD」待ちってのも情けねぇぞ俺……積極的に動いておかにゃ正義の示しがつかねェし。
あーそうだ、「UT」のメンツにも挨拶しなきゃいけねェんだ。……メンバーになるわけじゃねーが、ジャンクちゃんの所と協力体制だし同じ様なモンだろ
―――……協力し合う正義っていいねぇ。ったく、当時の自分が阿呆らしくなってくるぜ……
【「すまない、カノッサのアジトに関しての情報は無い」だの、「其処まで突っ込めば生命が幾つ有っても足りない」だの】
【情報屋からの「お手上げメール」が彼の携帯画面に映って―――つまり手詰まり、と言う訳だ】
【ココアの入ったカップを置いて、自らの髪をわしゃわしゃと掻く。色々としなければならないこともあれば、どうしようも無いこともある】
【そんな先の霞掛がかった現状に、少し嫌になっている様子の彼らしく。「あー」とやる気の見えない声を漏らしながら、窓の外に目線を移した】
―――……2年前はポスターでこの街埋めて見せたのによぉ。マーシャル・T・ロウって名前が一瞬広がって直ぐ消えて。
もしかしたら「UT」のトップは失敗例を俺に学んだのか? ……自惚れんな俺、んなわきゃねーだろーが
【正義組織が新しく出来たのは実に2年ぶりらしい。新正義組織「UNITED TRIGGER」は、なんとスムーズに知名度を上げてきたのだろうか】
【人々の期待も高まっており、先日の水の国天下一武道会では決勝のカードが「UT」対決だったと聞く。其れを羨ましく思う男が、此処にいた】
【その2年前に正義組織を建てた男。其れが今ココアを啜っている彼、ロウである。当時の有力正義組織を煽るようなポスターをバラ撒いた、張本人】
【彼の立ち上げた「青義同盟」の名を、今どれだけの人が覚えているだろうか。直ぐに消えた口だけ組織なんて言われれば、ぐうの音も出ない】
【順調にスタートを切り着々と規模を広げている「UT」が、彼の描いたかつての組織の理想だったのかも知れなかった】
- 510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/12(火) 23:50:26.68 ID:Q6fnYkGR0
- >>506
/うぃ、了解ですー
/明後日、舞台裏で呼び掛けて下さいませ
- 511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/12(火) 23:51:18.57 ID:WWlBfH6Io
- >>505
…っ……はっ…!
構わねぇよ…!ガキ一人、どうってこたぁねぇ…!
【少年を受け止めたダメージは、言うほど小さくはない、なかったがーーー】
【今それを見せて何になるのか、痩せ我慢とでも言おうか、音は苦笑いと軽口で礼に答えて】
>>499
ーーー…
【さて、どう出るかーーー】
【奴の全てを見た訳じゃない、ダメージも…なくは無いが、不十分≠セ】
【無理矢理力を引き出すにはーーー】
【ーーーダメだ、今はまだ】
…ケッ!これくらいで勝った気になってんなよ…!
ーーーそれによぉ、油断は大敵…だぜ?
【心を満たすのは、一抹の安堵】
【それが見えた時、理解した時には、既にもう、口元に笑みを浮かべるまでになっていて】
ーーーそら、後ろがお留守だ
【健在ッ!蓮華健在ッ!】
【血染めの少女の決死の反撃!不意を突かれたか地を滑るティムール!駆け出す男ーーーラッシュ・ワンスドッグ=I】
【こちらに向かって来るティムールに自分も駆け寄り、地面に刺さったブレードの柄を右手で掴む!】
【床に切先を刺したままブレードを引きずり、その先はティムールに、まるで旋盤が如くッ!】
終わりだーーー!
【ゴッーーーッ!】
【ラッシュの右眼、眼帯の下ーーー赤黒い力が、炎の様に燃え上がり、ティムールを見下ろした】
- 512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/12(火) 23:53:21.14 ID:h+NYD06ko
- >>508
ああいいとも 何かあったら俺に頼るといい…これが連絡先だ
【ラビはそう言い名刺を渡す。どうやら彼は今の一連の行動に
違和感を感じたようだ。そのためいざとなった時のために名刺を渡した】
その名刺は大事にな。あの男の人にも、もらったことは秘密だよ
私と君だけの秘密だ
【彼はそう言いニッコリと微笑む】
次はもっと強くなっていることを切に願うよ
【そう言い彼は手を振った】
- 513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/12(火) 23:56:34.30 ID:Q6fnYkGR0
- >>509
隣、良いかな?
【声が、貴方の耳を打つ。】
【灰色の髪、空色の瞳。大きくふさふさした獣の尻尾。】
【……知人では有るまい。どうやら、特に思惑が有るという様子でも無い。】
【先日の大会を見ていたなら、或いはこの少女に見覚えがあるかもしれない。】【現に、カフェの客からも、多少の視線を集めていた。少女はそれを、半分疎ましく思っている。】
……君も、カノッサ機関に敵対しているのかい? それも、本格的に。
【そういう彼女も、そういう類の人物なのだろう。】
【同胞、という事である。やや、表情を綻ばせる。】
【ーー赤く長いマフラーを揺らし、被っていた黒いテンガロンをテーブルに置いて、席に着く。】
- 514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 23:58:03.02 ID:AIer6RlL0
- >>488
お前何騒いでいるんだよ…危ない人にしか見えないから別にやらなくていい…
【狂乱する少年に対して、この人型はまるで先ほどの狂行の名残すら見せずに木にゆっくりと】
【余裕すら感じさせる仕草で寄りかかる。】
【狂乱し、木にぶつかる少年に、まるでかわいそうな人を見るかのような、哀れみの視線を投げかけた。】
【ここでも回りくどい言葉を使って混乱させようとしているあたり性質が悪いだろう。勿論、悪意はない】
『こらこら、物を投げるなんてあぶないじゃないか』
【少年独特の幼さ残る声を真似しながら、まるで傷ついた獲物を喰らわんとする獣のように、ひたひたと近づいて行く】
【その夜の影、そして妙にリアルなマスクはまるで悪魔を連想させる。】
(川にでも誘導して自爆させるのもいいかもしれない…)
【心の中でほくそ笑むが一切、表には出していない。】
【彼にとっては最高の夜である。少年にはたまったものではないが。】
- 515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/12(火) 23:58:05.32 ID:A7D69RTb0
- >>512
ん?秘密?・・・あい!
【元気な返事と笑顔をラビへと向ける少女】
【もらったラビの名刺をクマの毛皮の中へと仕舞い込み、手を振りながら男の元へと走っていった】
またねー!
【ラビへと背を向け男の元へと追いつき、町中へと消えていく二人】
【公園には少女の声は響かず、静寂が再び訪れ始めた】
【次に会った時は、再び遊んだ友達として―味方として出会えるようにと―】
//お疲れ様でしたー!また機会がありましたらよろしくおねがいしますー!
- 516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/13(水) 00:00:03.77 ID:cHQ4uOWgo
- >>515
/お疲れ様でした〜 アンカーし忘れなど不手際があってすいません
また機会がありましたらよろしくお願いします
- 517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/13(水) 00:04:06.08 ID:STjJHdtJo
- >>500
【吐いた"紫電"が避けられれば、それは雨を貫く】
【ぽたり、電気に含まれていた毒が地面へ雨水として落ちる】
【気づかずに踏めば、ほんの少し気分が悪くなるかもしれないが――大した効果ではない】
【但し、傷口にその毒をうっかり受けてしまえば、本来の効果――"体力をじわじわと確実に奪われる"】
「……違う、違うんだ」
「"纏衣"に飲み込まれる事を望んでいないんだ、彼女は」
「人の事は言えないかもしれない、けれど――けれど、……――」
【何を言えば良いのか、わからなくなってきた】
【―― 一体、何が正しくて何が間違いかなんて、そんなの誰も答えてくれない】
「光……!」
【無害な光で攻撃してくるなんて、そんな訳はない】
【しかしこの状況、売りである"速度"を奪われたこの状況!】
【――その雷は、悪魔を[ピーーー]と言われている】
【バンチョーの右腕より現れる赤茶色の篭手、その先端の3つの爪は】
【ユウトへと雷を与えて―― 一気に放出されたそれは、まとわりつく水を吹き飛ばす】
【その衝撃を利用して大ジャンプ!】 【残光剣の斬ったモノは、虚空そのもの】
【そして尻から吐き出される"紫電の糸"――10m程のそれの狙いは、ヒルコの上半身】
【もし当たれば、数秒の間電気が流れるだけではない――体力をじわじわと、しかし確実に奪う毒が染み出してくるッ!】
【毒の効果は数十秒だろうか――それと同時に地面を走る背ビレの姿があった】 【それはバンチョーの背ビレ】
【地面を泳ぎ迫り来るそれは――ヒルコの両脚を切ろうと襲いかかる!】
【刀には遠く及ばないそのヒレの切れ味、しかし脚へダメージを与えるのには十分だろう】
/描写不足ですみません、"電気"と"電気の糸"は違います(前者は糸ではない)です
/しかし普通の電気より遅い(一応糸よりは速いですが)ですので、特に行動には問題はありません
- 518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 00:19:29.74 ID:YD2QyyQIo
- >>514
【残念だが少年の行動は現状を何も変えなかった。容器は当たりもしなかった】
【そして今度こそ、彼は自分の恐怖心から目を逸らす方法がなくなった。悪鬼は今でも向かってきている】
【少年はパニック状態だった。近寄ってくるゾンビだか悪魔だかから視線を外せずにいた】
【今でも彼はがたがたと震えていて、その目は見開いている】
【一番厄介だったのは、彼の腕輪が光り始めていたことだった】
【それは魔術補助道具であって──つまり、少年は見た目通りの魔術師だった】
うわぁああああああ!!
【少年は叫び、右手で作った拳を近づいてくる悪魔に向けて突き出した】
【彼の拳から空気を圧縮した塊が悪魔へと飛んでいく。それは塵を含むために白く濁った色に見えて、当たると意外と衝撃がある】
- 519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 00:23:40.20 ID:HbU+4ejZo
- >>513
―――んおっ……!
……あ、隣? 勿論構わねぇよ、ここ混んでるもんな
【虚ろな視線を窓ガラスに通す彼の身体が、少しだけビクついて。紺碧の視線を彼女に移せば、小さく頭を縦に振った】
【見渡せば、既にどこも席が埋まっている。見渡した時に此方の席に突き刺さってきた周り視線に、ぎょっとしながらもその理由には直ぐに気付いた】
【彼もその注目の尻尾にチラリと眼を送るが、何も言うことはない。―――しっぽに関しては、何回も言われてることなんだなとでも思いながらココアを啜る】
【てっきりそれで彼女との会話が終わるかと思えば、そちらから声が飛んできて―――】
あ、聞こえてた? ……ま、敵対っちゅーか敵対だな。 ……カノッサだけって理由じゃないが、今一番目立った悪はアイツ等だろ?
―――「本格的」ってのは、まぁこれから。 今はちょっと動きにくいって感じだな
……で? 君「も」ってことは嬢ちゃんもかい? そうなら、同胞ってワケだ
【―――正直、彼女はカノッサを追う人間には見えない。然しながら能力者やら幽霊やら悪魔やらが蔓延るこの世界、見た目は強さの判断基準にもならない】
【……その事は既に身に沁みていて。男女差、年齢差……そんなもので実力を測れないことはもう存分に理解していた】
【この場で「君みたいな子が〜」と笑いながらあしらう行為は、故にしない】
- 520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/13(水) 00:24:40.56 ID:jG0yf1PS0
- >>517
「あはっ、何を言っているのだか・・・」
「僕がマトイ様に飲まれること自体が嫌? そんな訳ないでしょう。
腐肉に沸く蛆虫の様な僕ですよ? きっとそれはマトイ様に完全に飲まれたら使えなくなるから嫌なんでしょう!」
【ユウトの叫びは届かず、ヒルコは肩を揺らしながら笑う】
【そして振られる残光剣、雨を切り裂き、描かれる残光の軌跡】
【しかし当の相手は既に上へ】
「ちぃ!」
【残光剣のモーションを強制キャンセルし、片手を地面に付き飛沫を切って振り返る】
【そこへ飛んでくる、毒の電流】
「これ、は・・・!?」
【ヒルコの上半身は糸の直撃を受ける】
【じわじわと毒の様に奪われていく体力】
【ヒルコは気怠さを持ったように肩を落とし、息を荒げる】
「この・・・この程、度!?」
【とっさに残光剣を振りかざし、鰭の斬撃を防御するヒルコ】
【金属質の音が響き、残光剣から雨水が飛ぶ】
「あ、はぁ・・・! しかし頼みのバンチョーさんはこちらに。
当のアナタは逃げ場の無い空中、高く跳んだのは"間違い"でしたね! 取らせていただきますよ」
【ヒルコの背後に浮かび上がる5つの燃え上がる車輪】
【豪雨の中にも拘らず煌々と燃えるそれは仄暗い辺りを赤く照らす】
「四天廻召・火車!」
【車輪は転がりながら空中のユウトめがけて射出される!】
- 521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/13(水) 00:31:09.53 ID:4m7gGXpxo
- >>498>>505>>511
【 ―― ざくり=z
【滑る躯を、捉える『刃』――、そして、吹き出す血流】
【床に紅の絵具を塗るように、ティムールの身体は、窓際まで滑り―― 】
「 ……、 け、 ―― クッ。 」
【――、実に、この男はしぶとい=z
【迫る双刃≠、『魔翌力』による防御壁で「緩和」したのは、完全な無意識】
【……全力の双刃からすれば、宛ら、薄氷≠ノも似た『薄さ』であったが】
【その「薄さ」が、ティムールの生命≠『ギリギリ』で守った―― 】
『……!!』
【――ミー≠ヘ、その姿を見るや、『眼前の男』への追撃を取り止め】
【ティムールの近くへ、一足跳びに跳躍すると――、彼を、抱え上げて】
「…、…ミー=A……き、今日は 、『 撤退 』、 ヨ。
ソレ、は、置いてっていいワ。 ――、『釣れなかった』のは、残念だけド。
材料≠ヘ、十分、に―― げふッ!! 」
『…、…コクコク』
【異形≠ヘ、また、一足跳びに跳躍―― 『外階段』の出入り口付近へ】
【そのまま逃げる動きは疾い=c、…捉えるのは、些か、難しいだろうか――】
/取り敢えず、時間も遅くなってきたので撤退させます
/後のキャラとか、色々に反応して頂ければ、出来るだけ返しますのでー
- 522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/13(水) 00:43:04.66 ID:STjJHdtJo
- >>520
「――彼女のあの眼は、使えるとか使えないとか…………」
「そんなのじゃあなくて、もっと――」
【――――もっと、…………――――】
【そんなのとは違う、何か……――――】 【"纏衣"の様な非道な残虐者になって欲しくないというか――――】
【声は、未だ盛んに降りしきる豪雨によってかき消されていって】
『ッ……!』
【ヒレに振りかざされた残光剣、どうやらヒレへのダメージは通るようで】
【ヒルコの背後5m前後のところで、地面から地上に戻れば――その顔は、痛みを覚えた顔】
「――――う、あああああァァッ!」
【さて、―― 一体どれだけの水が分解されていたのだろう】
【殆どは空高く登っていったはず――しかしまだ、残っていた】
【既に辺りに広がっていたそれは、車輪の炎によって――――】
【ドッ、ガァァアアーーーーッン!】
【その爆発は敵も味方も関係ない、等しく襲いかかるッ!】
【はたして、車輪の直撃とどちらがマシだったのか――】
【――ある者は糸の盾で、ある者は海水の盾で、】
【ある者は――】
- 523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/13(水) 00:45:01.80 ID:e48iHztEo
- >>521
【喰らった衝撃の為か、銀の仮面が罅割れて――からりと地に落ちる】
【異形が去るその背を睨み据えたのは、瞳孔の大きさが揃わないオリーブ色の目】
……逃がした、か
機関員……次こそは殺(と)る、必ず……――で、“これ”は、どうしたものか
【休眠の状態のまま置かれているのだろう少女を前に、余韻の残る頭を抑えつつ近寄る】
【躊躇った理由を辿ろうとすればする程に、警鐘めいて頭痛が止まない】
【電子回路への専門知識は無いのだが――先程の洗脳めいた様子、それの再発だけは止めたいと】
【何か、回路を止めるなりする手立てを探そうとする。何も無ければ、仮面も割れた今、この場に長居する理由も無かった】
- 524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 00:45:03.30 ID:lFsavd5Fo
- >>521
(やっぱり……しぶといっ!)
【掌に残る手応えは確からしさを帯びている】
【だというのに彼はまだ生きてあまつさえ言葉を発して逃げようとして】
【それを逃がすまいと刀を振り上げ、血を飛ばし再度その銀を煌めかせ迫ろうとするが】
ち……邪魔臭いっ!
【薄氷を割る事は叶わず銀閃は虚を裂くのみに終わる】
【今から距離を詰めるか?いやその間に更に稼がれるに違いない】
【あの異形の動きは異の名を冠するが故にかけ離れている】
【だからエルフェスは息を吐いて己を緩める】
【一応はこの件の始末、終わりにする事はできたから……と】
はあ……お疲れさん、まだ口の中が鉄の味だ……
【刀を霧に溶かしケースに収め周りの彼らへと労いにもならない言葉をかけ】
【緊張が解けたからだろうその場に座り込み、息を飲み痛みを堪えて腹をその臓器を擦る】
【治る訳でもないが気持ちの問題というやつだろう】
- 525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/13(水) 00:45:47.84 ID:pfb1dt0n0
- >>519
……目立って敵わないね。大会なんぞ、出るんじゃ無かった。
【とはいえ、疎ましいのは半分で、残りは『奇妙な喜び』であった。】
【功名心とか、そういう物から来る……複雑な喜びである。】
【故に表情は、ややはにかんだ物であった。】
【尻尾は椅子に座る上で邪魔らしく、背もたれの隙間に通す。】
【毛が大半で、中身は細い。】
ああ、聞こえていたよ。
同胞。良い響きだね。カノッサ狩りの同胞だ、我々は。
【くつくつと笑い、メニューにさッと目を通す。】
【注文を取りに来たウェイトレスに、暖かいレモンティーと、チーズケーキを注文した。】
はじめましてだね、マーシャル・T・ロウ。
私はレイニーエッジ。レイニーエッジ・ピカレッジ……『桜園の血盟』という小組織のメンバー。
【似合わないテンガロンを、机の端に寄せた。】
【そして、自己紹介。桜園の血盟……成る程、有名な組織では無いようだ。そしてどうやら、貴方の名前も聞いていたらしい。】
【そして、徐に、くるりと人差し指を回す。】
私は……こんな小娘ではあるが、武器が有る。
師父より授かった、宝玉が。
……君の武器は、情報か? だとしたら、良い同胞だよ。欲しい情報がある。
【その指の周りに真っ黒い、正義とはかけ離れた色のチャクラムが現れて、消えた。】
【宝玉。確かに彼女は、そういった。貴方にしか聞こえないような、小さめの声で。】
- 526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/13(水) 00:46:15.02 ID:7a8IcpJAo
- >>521
【擦れ違うーーー刃と肉体】
【紅い刃が紅い鮮血の噴水を作り出して、残心を思わせる様に床から刃を抜けば、ブンブンと二回振って自然に持つ】
【未だ右眼に炎を宿したまま振り向き、ティムールの生存を確認ーーーしぶといにも程があるが】
……ちっ
【ティムールが連れていた異形が、ティムールを抱えて逃げていくーーー追おうとは微塵も思わない】
【今はこの場を収めるのが先決ーーー右眼の炎は消え、刃が消えたブレードと銃をホルダーに収めて】
…よくやった、MVPだよお前は
【蓮華にゆっくりと近付きながら、賞賛の言葉を投げ掛ける】
【実際、蓮華の行動無くして勝利は無かったかもしれない、右手を挙げ、ぶっきらぼうに蓮華の頭を撫でくりまわそうとして】
さて、後は電波を止めるだけかーーー…っつっても、怪しい物は一つだが
【当初の目的を思い出し、視線を向けるのはやはりカプセル、電波を発しそうといったらこれしかないが】
- 527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/13(水) 00:55:58.51 ID:jG0yf1PS0
- >>522
【ある者は――】
「あ、はぁ!!」
【直撃を受けていた】
【ボンディングの爆風によって身体のあちこちは焼けただれ】
【Tシャツは所々破け、覗いた身体のケロイドに雨水は降りかかる】
【毒の糸による体力消耗に加え、爆風の直撃】
【しかしヒルコは一向に攻撃の手を緩める事は無い!】
【ユウトの周囲に光の線が引かれる】
【残光剣が振り抜かれる!】
- 528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 00:56:21.41 ID:IkU1tSJm0
- >>518
な、ま、魔術師ー!
【突然の輝きに手でマスクの目の部分を覆ったが】
【それは『腕輪が輝いて、不可視の凶弾が放たれた後』のこと】
【ゆえに、それをかわす手段などなくー】
い 、 ぎいぃぃぃぃぃ!!!、!
【目に移りゆく、青年の魔翌力の流れ、術式を鮮明に目に、脳に焼き付けながら】
【蟲が羽ばたいた、かすれたような叫びをあげながら】
【白く濁った塊は人型の腹を抉るかのように喰い込むー】
うわぁあああ、あ、あ、あ!!
【空気の塊を放った、魔術師の叫び声に似たナニカー】
【マスクの口から唾液を撒き散らしながら川の方によろめき、そして…】
【そのまま川のほうにへと頭上から傾きながら倒れ、落ちた。】
【派手な飛沫と音をあげながら沈んだ後、人型は再び元のように
水没死体のように流れ去って行った…】
//おつかれさまでしたー 容器の描写忘れててすいません、ご迷惑おかけしました
- 529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/13(水) 00:59:40.53 ID:4m7gGXpxo
- >>523>>524>>526
…、…ふぅ。お疲れ様、であります。
何なのでありますか、あの男は――、死ぬかと――ってうわぁ!!
【――、頭を撫でくり回されれば、素っ頓狂な声を出す蓮華】
【一丁前に恥ずかしいらしく、「セクハラであります!」とか言って、首を振り――】
――、むむ、どうにも怪しい機械なのでありま…、…女の子?
【…、…セシルが近寄っている、カプセル】
【彼女も矢張り、これが怪しい≠ニ踏んだのか――、近寄り】
《…、…。》
むー、…、…『電波』を発しているのは、此れで間違い無さそうであります。
取り敢えず、この子の持ち物を――ん。…、…森島 初=H
【――、女性のポケットを彼女が探ると、出て来たのは身分証=z
【どうにも、『偽造品』らしい其れだが――、】
――、取り敢えず、さっぱりなので専門家が到着するまで放っておくのであります!
【…、…莫迦なのだろう。結局は、あんまり分からないらしい】
【詰まりは、『軍の方で預かる』といった所か―― 】
- 530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 01:00:26.69 ID:YD2QyyQIo
- >>528
//お疲れ様でしたー!
//いえいえ、そんな重要な描写でもありませんしww
//ではありがとうございました
- 531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 01:13:33.35 ID:lFsavd5Fo
- >>529
つーかアンタ、よく無事だったな目の前から消えた時は割りと焦ったぞ
いやでも流石軍人かー状況を崩すのが上手かったよ、正直助かったしな。
……って待て、吹き飛ばされた時だけど骨が折れた音しなかったか?大丈夫?
【今回の戦いの一番の功労者といえば彼女だろう】
【沈まぬ敵に強襲を仕掛け、崩し倒せないまでも撃退まで持っていた全てのきっかけは彼女にあるのだから】
【なんて手放しで褒めてたらその彼女が吹き飛ばされた時の嫌な音を思い出して】
【他人の事ならばあわあわし始めるのだった】
【その一方で……】
…………なになに何かあったのか?
【気持ちを落ち着けてそれでやっと周りを見る余裕が出来て】
【ようやくそこでカプセルの存在に気がついて怖いもの見たさ含めて後ろからそろーっと覗けば】
【中身は少女というファンタジーめいた状況に頭上に浮かべるクエスチョンマーク】
電波人間……森島 初、ねえ……
素朴な人間なんだけどコイツって人間ってカテゴリーで間違いないよね?
軍で預かるってまさか実験とかしないだろうな……
【なんだこれ、というのが一番の感想】
【電波の元だとしてもしかしなぜ彼女が中にいるのか、その方面に明るくないエルフェスはただただ首をかしげる】
【でも一応はその身を案じているのか疑うような目で蓮華をじっと睨み】
- 532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/13(水) 01:13:49.10 ID:e48iHztEo
- >>529
【――何やら、周りが騒がしくなってきた】
【元より自分から進んで参加したとは言え、この面々の中で己は酷く浮く】
【まして顔を隠す面も無い。ただ呪詛を帯びた目を彼らと合わせないようにしながら】
…………電波?
【(※この人途中参加です)】
【誰かからなり説明を聞けば、一つ首肯してその身柄は軍に任せておくだろう】
【彼は余り、その少女に触れる事は無かった。搬出の際でさえ手も貸さない有様で】
【その姿に誰を重ねたかは分からないが――集う彼らに背を向け、闇色の渦を呼び出し】
……では、また。 次もこうして味方で逢える事を、祈りましょう
【目的は機関ただ一つであり、それ以外で交わろうとする点を彼はいやに拒絶する】
【名前さえ告げないのだから徹底したものだった。だがその特徴、言葉の端々は】
【エルフェスならば何か感づくところがあるかも知れないが――それを問うより早く、男は渦に消えていく】
【“平等なる不幸”。そんな言葉だけが、その男を示す手掛かりであった】
/お疲れ様でしたー!
- 533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/13(水) 01:15:08.50 ID:STjJHdtJo
- >>527
「……ッ、炎も爆発も、……対して変わらないじゃあないか」
『言い忘れてた、……いいか、火気厳禁だぞ絶対だからな、……って』
【防御したとはいえ爆風に飲まれ一気にダメージの増えたその身体、変身はいつの間にか解けていて】
【――ヒルコの背後より漂う焼き魚の匂い、海水の防護壁ではカバーしきれなかったのだろう】
「……!」 「(見たところ彼は爆風をモロに受けたはず……なのに何故!)」
「(――これが、"纏衣"の力……なのかッ!?)」
【三人に等しく襲いかかったその爆風、しかし緩むことのない攻撃の手】
【――変身無しではただの一般人の彼、残光剣による光の線】
【ヴォルヴが自発的にポッドを押し込めば、彼の姿が変身していき――体積4立方メートル前後はあろうかという大きなスライムとなる】
【透明だが濁った身体をしており、ところどころが黒ずんでいる】
【人間の頭部程度の大きさの金色のコアには、*状に3本の赤色の鉢巻が巻かれていた】
「――ヴォ、ヴォルヴ?」 「一体何を考えて……"REG"は戦闘能力が殆ど……――――ッ!」
【しかし本体が戸惑っていては本来持つ回復能力は使えない、斬撃が捉えたのは確かに彼】
【――ゲル状の身体が斬られても大した効力は無い、問題は"コア"だ】
【コア――それへのダメージは、身体への攻撃が効きづらい分――効果的ッ!】
【――――背後からヒルコへ近づくのは、バンチョー】 【爆風のダメージのせいか歩みはそれほど早くない】
【接近に成功すれば、その身体を両手で捕らえようとする】
- 534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 01:16:26.33 ID:HbU+4ejZo
- >>525
あ、大会出てたのね……てっきり尻尾が目立ってるのかと
やっぱり俺も出るべきだったか―――いや、流石に一回戦で散るな……
……ブランク持ちがんな簡単にいけるほど甘かねーだろーし
【目立つ理由の推測のズレに若干驚いたのか、言わないと決めた尻尾の事についても結局口に漏らす彼】
【―――大会については、結果を新聞で見たくらいだ】
……カノッサ「狩り」ねぇ。 確かにそうなんだが言い方が良くないというか……
―――言いたくなけりゃそれでいいんだけどさ、なんか個人的なカノッサへの恨みとかあんのかい?
「狩り」って表現に、憎しみを感じるというか……いやそりゃ憎いよ? テロとかも許せねぇし
でも―――「私怨」というか、そんなもんを……まぁどちらかというか勘は外す方だから、なけりゃないでいい
【若干、「狩り」と言う言葉が引っかかった。目指すゴールは同じでも、その言葉に自分との違いを感じる】
【―――正義の違いとでも言うのだろうか。昔の自分はこの違いを認められなかった故に、ロウはいろいろな正義を知っておきたかった】
お……それも聞いてた? それとも知って―――いや、なんでもないわ
一瞬だけ目立っても直ぐに落ち着くってもんよ。 ……嬢ちゃん、いやレイニーも同じさ。また目立った行動を起こせば話は別だけどな
『桜園の血盟』の名は、初耳だ。 そんで? 『UT』との差別化はできてんの?
【―――自分の名を知っている、そのことに一瞬反応するも、直ぐにココアをすすって上がったトーンを戻す】
【……聞きなれない組織だが、正義組織なのだろう。 自分も正義組織を建てた身、故に気になったのは―――『UT』との違い】
【かつて自分の組織が『不殺徹底』で差別化を図ったかのように―――この組織にも何かそういった点が有ると予測して】
―――へぇ、宝玉……レイニーからすりゃ、そいつは便利なもんだろ。 今のような不思議な力が宿ってるのは勿論……
カノッサからやってきてくれる……その宝玉を狙いにな。 ―――情報、はなぁ……知り合いの情報屋にあたってもまるで無いんだよ、良いのが
……俺の武器は、こっちだよ
【―――苦笑いを零しながらココアを飲み干しカップを置くと、空いた両手の平を見せ付けるように机の上に置く】
【種も仕掛けもありません、と。―――そこに瞬時に出現して手に握られる、拳銃。右には紅、左には蒼。これが彼の能力だった】
- 535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/13(水) 01:16:35.35 ID:7a8IcpJAo
- >>529
…女、だと?
【蓮華がカプセルについて、見たままの事を言うと、気になった様子でラッシュもそれに近付き覗き込む】
【ーーー確かに女だ、電極やら何やら、物々しいが】
…これが電波を?…つーと、こいつが兵隊を操ってたってか?
…とんでもねぇ奴だな、まったく。しかもだんまりときやがった
ーーーま、専門家に任せるんならそれが一番だな、俺はパスだぜ
…地面が恋しいから俺はもう行くぜ。こんな場所、人間のいる場所じゃねぇーーー
【これを軍が預かるというなら、下手に反抗や駄々をこねず、そうさせておくのが一番だろう】
【持ち帰ってもーーーああ、持ち帰ったらそれはそれで不味い≠フで、やはり軍に任せるのが一番だ】
【何より、こんな場所≠ゥらは早々に去りたいのが本音であってーーー】
【『やる事はやった』と言わんばかりに、後を任せる旨を告げると、ラッシュはエレベーターに向かって行った】
- 536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/13(水) 01:25:53.62 ID:jG0yf1PS0
- >>533
【バンチョーがヒルコを捕えることは叶わない】
【なぜなら、残光剣は"既に発動している"からだ】
【ヒルコの身体ごと、残光剣は宙を奔り!】
【ゲルと化したユウトを切り裂かんとする!】
(また変身した・・・、複数の能力を持っているのですか)
【ユウトの身体を通過する光の線は3本】
【1本目、残光剣は宙を切る】
【ヒルコはぬかるむ地面を捉え、残光剣の軌跡は鋭角に屈折し! 背後からユウトに迫る!】
【2本目、残光剣の斬撃はゲルを斬る】
【まるでプールの水面を切ったような感触にヒルコは頭を回転させる】
(普通に考えて、この局面で防御一辺倒の変身などしないでしょう)
(となるとこのゲルにも動力部、いわば核の様なモノは存在するはず)
【光の軌跡はユウトの前で直角に屈折する】
(と、なれば)
(狙うは中央の核らしきモノ!)
【3本目】
【ユウトの正面から】
【残光剣は袈裟懸けに核を切り裂かんとする!】
「はあああああああああああッ!!」
- 537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/13(水) 01:30:10.78 ID:4m7gGXpxo
- >>531>>532>>535
…、…むっ、失礼な、であります。
少佐は見た目、極悪非道でありますし、行動も冷酷でありますが、其処までの下衆では無いのであります。
【――、心配気なエルフェスを他所に、この少女はカプセルを探り終えると】
【無線で二言三言、連絡を入れてから、カプセルから離れ】
あははー、大丈夫でありますよー。
肋骨が数本と、左腕――それ位しか、折れてないのであります。
…、…いや。でも、偶々=A『竜巻』が出来てて良かったのであります。
【――、タワー下。軍の指揮を取っている将校が、くしゃみ】
――それでは、皆さん、有難うございましたであります。
下に居る少佐に言って下されば、謝礼の方は弾んでくれるのであります。
…、…出来れば、私の働きも伝えておいてくれると、給料が上がってハッピーであります。
【彼女も彼女で、余りこの場に長居はしたくないらしいが】
【森島初≠、放って置くわけにも行かないのだろう―― 、カプセルに腰掛け、手を振る】
【 こうして、今宵の事件はひとまず、『区切り』を迎える筈だ―― 】
/では、この辺りで!皆さんお疲れ様でした!
- 538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/13(水) 01:39:35.88 ID:pfb1dt0n0
- >>534
尻尾もあるが、今はそっちだろうね、多分。
……ブランクか、深く突っ込むべき話じゃあないね?
【興味は、無い事もない。しかしそれを自制出来る程度には、レイニーは理性的だ。】
【しかし、わざわざ口に出してみたのは性格の悪さか?】
私怨も、有る。ま、内容は言わない、楽しく無いからね。
あとは、師父の意志……ってトコか。
ちなみに、君の場合だと、どういう表現になるんだ?
【師父、という存在は、レイニーの根幹的部分に深く絡む。】
【何にせよ、彼女のカノッサに対する悪意は『凶悪』の域。此処で其れを漏らす事はしないが。】
【机に肘をつき、手の甲に頬を乗せ、物憂げに溜息。】
【……盛況故か、注文の品が来ないのが気になるらしい。】
聞いていた。……花火のような物だな、知名度とは。
ずいぶんなんだ、有名だったのか、君は? 名前、何処かで聞いたような気もするしね。
……まあいいや、差別化? そんなもん知らん。必要か?
此方はメンバー二人。サークル活動並に細々と行くつもりさ。
【リーダーでも無ければ、そもそも組織自体、まだまだふわふわした段階。】
【故に、自分でも方針は決めていなかった。実際、不必要だとすら考えていたのだ。】
【……ちなみに、レイニーエッジは、貴方の『素性』をあまり知らない。名前も初耳だ。】
まあ、ね。持っている事は、度々宣言している。
私のは厄介な性質のヤツで、奪う時は私ごと。否が応でも、狩りの効率は上がるね。
【実際これは、生傷が絶えない生活である。】
【とはいえ、選んだ道だ。あるいは、決められた道か? どちらにせよ、レイニーは拒まない。】
……銃、能力か。セリーナも銃。セリーナの決勝の相手……彼女もUTメンバーで、銃。
銃、銃、銃……正義の徒の中でブームなのかね、銃は。
【試合で当たった相手も、正義の徒、銃使い(それだけでは無かったけども)】
【……悪い事では無い。だが、自らの手で肉を裂きたい欲求がレイニーエッジには有った。】
【しげしげと貴方の銃を眺めつつ、対抗的に、二本の黒いナイフを顕現した。深い意味は無い。】
- 539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/13(水) 01:41:07.44 ID:STjJHdtJo
- >>536
『っちィ……速ェッ!』
【1本、2本、――ここまでは問題なかった】
【しかし3本目、それは――――心臓を切り刻むのに等しい軌道だった】
【――2本目と3本目の僅かな時間に対抗策を練らなければ、待つのは"死"】
「いや、見え、……る」 「"進化し行く細胞"、が、……」
「そうだ、あの感覚を、……思い出した、――ヴォルヴ、君の狙いが……分かったッ!」
【――真っ白な光が、ユウトを包み込む】
「これは……"翠晶の水魔"……!」「でも"ヒーリンゲル"から繋がった……っけ?」
「――――いや、……こうして、ああすれば……確かに繋がる……!」
「――エヴォルヴィング・セルズ――命名:"アクア・E・クリスタル"!」
【光が晴れた頃、そこに居たのは――】
【透き通ったエメラルドグリーン色の結晶で構成された身体で、150cm程の人型だった】
【金色の眼を持ち、全身には薄水色で淡く光る分身のような模様が有って】
【心臓部には、金色のコアの様なモノがうっすらと見える】
【その"姿"はまるで――――】
「――――そんなに"宝玉の欠片"が欲しいなら」
「"持って行け"」
【ガ、キィン】 【残光剣は確かに"核があった場所"を切り裂いた】
【砕ける結晶、ゲルと違ってダメージは入るようで――既にダメージの重い身体は、数歩後ろへと下がる】
【――砕けた結晶から細い水のレーザーが2本発射され、ヒルコが残光剣を握るその腕へと迫り来るッ!】
- 540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 01:45:09.70 ID:lFsavd5Fo
- >>532
あ、アンタもお疲れさん……じゃ元気で――――――――
【深層の思考は常に働いている】
【電子機器が目に見えない所で作業をしているように、人とて同じ無意識というものがある】
【だからそれは言葉にするなら「閃き」というものがしっくりくるか、黒に飲まれる彼の姿を手を伸ばして捉えようとするが】
【届かずにもう彼はいない、しかし思うところはあってか】
【小さく頷く彼の姿があったという】
>>535
あっ、おい……ちょっ!待てって
【地面が恋しいと謳う彼の背中へと声を伸ばす】
【要件は1つ、そしてきっと彼にも察しがつくだろう。そうあのエレベーターでの事である】
【カプセルの件も気になってはいるが一番はこっちなのかその背後へと小走りで近づいて……】
>>537
見た目のことなんかひとっことも言ってないんだけどな……
でも、よくよく考えれば公的な機関だし変な事はしない……かな
【蚊帳の外からじーっと見てもなんだか良く分からない】
【口を出しても意味がないだろうし邪魔になるから、とその作業を面白くなさそうに最後まで見届け】
誰がどう見ても重症じゃねーかっ、とっとと医者行けよなもう……
ああ、そっかそういうバックアップも軍はしてくれるんだっけ?ちょっと羨ましいなー
……と、じゃ今日はお疲れさんそいじゃあな、次の機会は……無い方がいいんだろうけど取り敢えず元気で
【眼下に広がる地上がやはり恋しくなったのか】
【適当に手を振って、彼もまた地上へと人が済むべき楽土へと帰る】
【今回の件が何を意味するのか卑小な彼は理解するには届かないけど、少しでも良い方向へと進めばいいと】
【その胸中で言葉にせずに思うのだった】
/お疲れ様でした!
- 541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/13(水) 01:54:05.48 ID:jG0yf1PS0
- >>539
「!?」
【突如変化するユウトの身体】
【まるで後出しじゃんけんの様に増えていく自分に不利な要素】
【一般にウォーターカッターの有効射程距離は30cm程度だと言われている】
【流体である水は幾ら圧力を平行に掛けようと、その力の方向距離が増えるごとに四散してしまうからだ】
【しかし宝玉の魔力は】
【そんな簡単な物理学をあざ笑うかのように】
【ヒルコの腕を貫く】
「あ、がああああああああああ!!」
【まるで先端が平たい杭で貫かれたような酷い銃創】
【水という中途半端な物質は、ヒルコの腕を貫くのではなく、押し潰して貫通させた!】
【その痛みは尋常ではない】
【しかし】
「あ、はははっ! そこに、そこに宝玉があるのですね!!」
【ヒルコはこの状況でも】
【張り付いたような笑顔だった】
(この程度の痛み、この程度の逆境! 全然大したことないですねぇ!!)
【ヒルコは無事な左手をゲルの身体に打ち込み】
【核を抜き取らんとする!】
/すいません、そろそろ眠気が酷いので置きレススレに移行してもらってもいいですか?
- 542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/13(水) 01:57:26.41 ID:STjJHdtJo
- >>541
了解です
- 543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 02:18:03.59 ID:HbU+4ejZo
- >>538
ん、まぁな……聞いてもつまんねえ内容だし
あ、店員さんココアとコレで……
【―――具現化した銃をくるりと回してから、ウェイトレスを呼んでココアのおかわりとモンブランを頼む】
【彼の言う通り、つまらない話だ。……ガンマン生命に関わる怪我をした。傷痕は未だに重い。……ただ、それだけのこと】
……楽しくないってのは、よくわかんねーけどなぁ。
俺か、俺なら―――カノッサ「打倒」が一番しっくり来るかな。
俺は別にカノッサに友人を殺されたとかそんなわけじゃないけどな?
とにかく「護られる側」の人間で居たくない、目の前で傷つけられる人をじっと見ていられない……言葉にはし難いけど、まぁそんな感じ
【彼女は多くを語らなかったが、やはり自分とは違う思想の元に生きているような気がして。】
【―――……頬杖をつく彼女を凝視する。それなりの恨みが篭っていれば、発言にもその重みが乗るものではないか―――などと思いながら】
【しかし、そういった様子を感じられはせず。……まぁ、隠しているのかもしれないが】
……いーや、知らないならそっちの方が良い。
で、差別化はだな……俺はいると思うぜ? レイニーの正義をはっきりと示さにゃ、メンバーもついて行きにくいし……
同じ思想ならUTに入りゃ良くないかって思われても仕方ねェ。 ―――そっちがそれでいいなら、何も言わねぇが。
人を集めたいならそこはキッチリしとくべきと言うのが俺の意見。同士が多ければ多いほど、目的は近くなるのは当然だろ?
取り敢えず、「UT」とは仲良くなっとけ。―――流行りの組織と関係持っといて損なことはないだろ? 同じ正義なら協力し合えってんだ
【組織運営に失敗した彼だからこそ、言うセリフ。―――勿論彼女にはその事を伝えてもないし、知らないのだが】
ああ、そうだったな……ま、遠距離なら無類の強さを発揮するが、近づかれりゃまじきつい。……ったく、極端な武器だよ
……で、そっちはあれか? 刃物を具現化する……でいいのか? そんなら、結構柔軟に立ち回れるだろ。
投げナイフで牽制しながら、接近戦も隙がない―――みたいな?
【此方も、彼女の黒いナイフを「おお〜」という感嘆の声と共に眺めて】
- 544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2013/03/13(水) 02:34:17.11 ID:pfb1dt0n0
- >>543
……来ないな、私の注文は。
客が多過ぎる……というのは、考え物だ。
【レイニーエッジは、卑屈めいた苦笑を浮かべ、テンガロンハットを被る。】
【来ないなら、帰ってしまおうという算段である……タチの悪い性格だが、確かに遅い。】
ふぅん、そういう感じか……まあ、人によるな、そういう『言い回し』は矢張り。
【マフラーをきつめに巻き直して、ハットを整える。】
【そして、ポケットから財布を、財布から代金を出し、テーブルに置いた。】
【『打倒』に『狩り』ーー細かい違いはあれど、目的は同じ。ゆえに、違いが出る。】
経営者は私じゃないからね、その辺は、知らん。
人は別に二人でも良いし、極論一人でも良い……なんならUTに吸収されてもいい。
とにかく、カノッサを一人でも多く[ピーーー]べしだ。
セリーナとはまあ、(試合で)殺し合いした仲だ、同志として友好的に行きたいね。
【そして、席を立つ。テーブルに置かれた代金は、少し多めだ。】
【曰く、迷惑料らしい。多めに貰う方が迷惑かもしれないが、そこまで考えはいないか?】
咎堕の宝玉は刃。我が悪意を刃に研ぎ澄ます……隙は有るし、私はそんな上等な遣い手じゃない。
ああ、銃も良い武器だが、何分実感に欠ける印象が有るね。
……じゃあ、私はこの辺で。ちょっと、急用というやつだ。
【急用がこんな時間に有るとは思えない。離席の口実だろう。彼女は欠伸を噛み[ピーーー]。】
【ナイフは、気付けば消えていた。】
【彼女が去ってからちょっと後に、注文の品が来た。ああ、間が悪い。】
/申し訳ない、短くなってしまいましたが、そろそろ眠い事、明日明後日は予定がある事なので、この辺で。
/お疲れ様でした。ありがとうございました。
- 545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2013/03/13(水) 02:53:06.51 ID:HbU+4ejZo
- >>544
……ん、帰っちまうのか? まだ来てないんだが……ま、良いか。
―――行くんなら俺が喰っちまうからな!
【服装を整える彼女を見て、不思議そうな顔で尋ねるが―――イチイチ疑問を口にするのも面倒くさいだろう】
【多少多目に置かれた代金にさらに目を細めるが、あくまで無言で、リアクションだけで疑問をアピールする】
【……これに反応が無いということは、解ってのことだろう】
―――……ま、中身に違いはあれど同じ正義だ。セリーナだけじゃなく、俺とも仲良くやってくれや
【彼女が口にした「殺す」というワード。―――そこが、彼の正義との一番の違い】
【……だが彼が言うように、同じ正義。目標が達成されれば、平和が生まれるのは同じ事】
【一瞬眉が動いたが、直ぐに戻って笑顔を送る。……まだ立ち去らないのに、何故か自分も帽子を被った】
……ほう、悪意―――ねぇ。悪意ってのは激しい感情だ……溺れて戦い方を忘れんなよ?
クールとホットの両立が、ハイクオリティな戦闘の必須条件。 ―――ま、知ってんだろーけど忘れがちだからな
―――お、このタイミングで来るか……って俺紅茶苦手なんだよね……
【彼女の後ろ姿―――揺れる尻尾を見送れば直ぐに、店員が遅れてレモンティーとチーズケーキを机に並べる】
【……なれないレモンティーの味に困惑しながらも、彼女の組織の名を頭の中で反芻させていた】
/お疲れ様でしたー!
- 546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 17:51:37.07 ID:vmeSNTUZo
- 【森】
【木々が鬱蒼と生い茂り暗澹とした森の中】
【アルフォンスは無数にある木の一つに、小さな拳を突き出した】
【彼は15歳前後の風貌──160前後の身長、幼さの残る顔立ち、細身の躰──だ】
【魔術師としては標準的なローブに身を包み、すっぽりと被ったフードの隙間に金色の髪が見える】
【右腕の腕輪はトパーズで飾られていて、黄金色の輝きを放っている】
【木に当たった彼の拳は小さな音を立てた。彼は痛みに眉をひそめた。木には殆ど変化がない】
【次に彼は一歩後ろにさがり、右腕の腕輪に魔翌力を与えた。腕輪は呼応するように強く輝いた】
【しばらくして徐々に彼の右手に大気が集まり始めた。圧縮されたそれらは塵を含んで白く濁って見える】
【彼はそれらしく、腰を落とし右手を引いた。そして勢い良く木に向かって拳を突き出した】
【バァンッ! と破裂音がした。木の表面に小さな凹みが出来て辺りに木片が散らばった】
【アルフォンスは目的が果たせたことに、息をついた】
昨日のことで分かったけど、風を纏えば打撃補助にもなるみたいだ
今まで防御にしか使ってなかった……
【新たな発見にアルフォンスは笑みを浮かべる】
【先日の──具体的に何があったかは何故だか思い出せないが──あるときに彼は偶然にもこれと同じことをした】
【そしてそのやり方が戦闘において役立ちそうなことに気がついた。あとは如何に実戦に取り入れるかだった】
でもしまったな。模擬戦か何かをしたいなら街に居るべきだった
今までの魔術の練習とは違って広範囲だったりしないから、公園ででもやれば良かった
【そう言って彼は唸り声をあげた】
【木の表面の破壊音と彼の輝く腕輪は暗い森の中では目立つだろう】
- 547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 19:58:54.77 ID:HbU+4ejZo
- 【公園】
っはー……あちぃ……
【ベンチに置いておいたスポーツドリンクを開けて、グイグイと煽る】
【乾いた喉に染みこむスポーツドリンク特有の甘みが心地よく、熱した身体を少しづつ冷やして】
かァ〜ッ、生き返りますわ……!
【ドン、と勢い良く元の位置にドリンクを置けば、自然と滴っていた汗は引き始めて】
【茶髪の前髪が額に張り付いたまま乾き、パリっとしている。男は口元を拭きながら、少しバツが悪そうな顔をして言葉を漏らした】
あー……やっぱりそれ相応の格好をして来るべきだったか?
流石に汗でべたついた格好だとトレーニング再開する気にもなんねぇな……
【白シャツ×灰色のジレ×ジーンズのシンプルな格好に身を包む男。しかし汗でシャツは濡れ、嫌な感触が肌に染み渡っている】
【どうにかならないか―――と顎に手を置いて考えれば、数秒で名案が浮かんできた】
―――おお、涼しいじゃん! 何故この考えに早く至らなかったのか……いや、弱点はあるなこの案にも
……見られると変質者っぽいって言う。ある意味、致命的だが―――知らんっ、トレーニング再開だオラッ!
―――……一応帽子だけ被っとこ
【……キャストオフ。濡れて気持ち悪い部分、シャツを脱げばいい。確かに涼しいし嫌な感触も消せるが、見た目は上半身裸】
【―――申し訳程度にベンチに置いておいた蒼のソフト帽を深く被るが、逆にそれがより不審者っぽく彼を仕立て上げていた】
……<Flame & Frost> !! ―――フッ、せっ……!!
(想定敵はサムライ……!! 公園で銃ぶっ放すわけにゃいかねぇが―――どれだけイメージに動きを近づけることができるか、だ)
【格好はともかく、本人はトレーニングを再開させる。―――能力発動。右手に紅、左手には蒼の銃を具現化させて】
【2つの銃口から弾丸が発射されることはないが、男は撃つ動作を挟みながら公園内を駆け巡っていた】
【バックダッシュしながら、足元に弾丸を放つ動作。―――撃つだけじゃなく、銃で相手を殴りつけるかの動作】
【シャドーボクシングならぬシャドーバトルを繰り広げる彼の表情は真剣だが、見た目は―――……正直、不審者で】
- 548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 20:22:56.88 ID:vmeSNTUZo
- >>547
//まだいらっしゃいますか?
- 549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 20:25:46.98 ID:HbU+4ejZo
- >>548
/いますよー!
- 550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 20:38:31.47 ID:vmeSNTUZo
- >>547
【公園の入口から少年が入ってきた。彼はシャドーバトルをしている男を見かけると、真っ直ぐに歩いてくる】
【彼は15歳前後の風貌──160前後の身長、幼さの残る顔立ち、細身の躰──だ】
【魔術師としては標準的なローブに身を包み、すっぽりと被ったフードの隙間に金色の髪が見える】
【右腕の腕輪はトパーズで飾られていて、黄金色の輝きを放っている】
【少年は丁度、模擬戦の相手を探していた。新しい発想を得た彼はそれを試す相手を必要としていたが、今まで見つからなかった】
【誰か居ないだろうか、と公園に寄ってみたところでこの光景を見かけた。少年は大急ぎで駆け寄った】
【少年はある程度近づくと止まった。恐らくこれぐらいの範囲が、シャドーバトルの戦場だろう、と予想したあたりで】
こんばんは! 僕と模擬戦をして頂けませんか!!
【そして立ち止まってすぐに、少年は大声で呼びかけた】
//ではよろしくお願いします!
- 551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 20:56:43.84 ID:HbU+4ejZo
- >>550
……ッ! ―――なんだ、びっくりしたぜ……
【―――少年の大声により、意識が引き戻される。同時に、今まさに死闘を繰り広げているサムライが視界から消え去って】
【瞬時に紺碧の双眸と両拳銃を少年の方向に向けて静止するが、姿を確認すると能力を解いて拳銃を消滅させる】
【そして一度安堵の息を大きく吐けば、ベンチに脚を歩ませ―――再度スポーツドリンクで喉を潤した後】
模擬戦って……いきなりだなオイ。……まずは理由を聞こうか、少年
【喉を鳴らして水分補給を行えば、口元を軽く腕で拭く。―――汗でパリパリになった前髪を掻き上げてオールバックにしつつ、ようやく返答を口にした】
【おそらく、技を試したいのか―――? などとある程度の予測をしながら、まずはその理由を尋ねた】
- 552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/13(水) 20:59:04.20 ID:cHQ4uOWgo
- 【公園】
ふんっ!
【白い髪に白い目、白い肌をした身長175cmの前を留めていないスーツを着た男がいる】
【そして男の腰には不自然な膨らみがあった。恐らく腰に何かがあるのだろう】
【そして男は両手をついておりそばには人の大きさほどの前かがみのゴリラのようなゴーレムが太い棒を持っている】
ぼたっ
【そして棒を回そうとしたのだろう。しかし棒はゴーレムの手から落ちてしまう…
どうやらゴーレムはそれほど器用ではないようだ】
ダメだったか…
【男はそう意気消沈するが、すぐに気を取り直しまた同じ事を繰り返す】
【どうやら男は能力の鍛錬を行なっているようだ】
- 553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 21:07:40.13 ID:NbjgNW7yo
- >>551
【返事を聞いた後少年は、男と話をするのに相応しい距離まで近づいた】
突然に申し訳ありません
僕の名前はアルフォンス=ヴェント、ご覧のとおり魔術師で、旅をしています
【少年は突然の非礼を詫びると、胸に手を当てて頭を下げた】
先日、魔術に関してある手法を思いついたのですが、実戦にいきなり加えられるものではありませんでした
そこで模擬戦の相手を探していたのですが、中々見つからず
諦めかけていたところに、貴方の姿を見かけたのです
初対面で無礼かとは存じます
ですがどうか、この未熟な魔術師に手解きをして頂けないでしょうか?
【理由を言い終えると少年は、今度は深々と頭を下げた】
【彼の口調には僅かながら焦りがあった。それは発想の内容、模擬戦ができるほどの人間が中々居ないこと、目の前の相手が戦いに慣れていそうなことに起因していた】
【これほどの好条件は見つからない。その必死さが、彼の言葉に影響を与えていた】
- 554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/13(水) 21:10:39.49 ID:PEVGxItS0
- 【水の国 繁華街】
はぁ、ん……夜の国の方で、機関とやくざ連中が衝突、なぁ……
「……事が起こる前日に、あの街は離れたんだが、確かにピリピリしていたよ……」
【前面を開いたままで青いコートを羽織り、魔術師である事を如実に表す青のハットを被った】
【手には指輪と、グリップの部分に赤い石をあしらわれている、金属製の棍を握り締めている】
【がっしりとした体格の、深い眼窩が鋭い視線を放っている、身長180cm前後の居丈夫と】
【黒いコートをしっかりと着込み、魔術師である事を如実に表す黒のハットを被った】
【手には、頭部に青い石が嵌めこまれて先端を鋭く尖らされている、細い金属製の杖を握り締めている】
【漆黒のボブカットと、幼さを残しながらも憂いを帯びた様な瞳をした、身長160cm前後の中性的な青年が】
【行き交う往来を横目に、街灯の下で佇みながら、小さく会話を交わしている】
【煌びやかな看板や賑やかな呼び込みの声から離れて、二人の姿はどこか埋もれた様になっている】
……なるか、飯の種によ?
「……分かりはしない……地元でボディーガードでも探している者がいれば、話は別だろうけど……
君の事だから、どちらかに属するって事は、考えていないんだろう?」
勿論だぜ……師匠の顔に、泥を塗る訳にもいかねぇんだしよ
【人混みを傍観するように遠巻きに眺めながら、2人の魔術師は互いにのみ通る程度の声色で会話を交わしている】
【雑多な印象に飲まれなければ、その姿は逆に印象に残るものとして映るかもしれない】
- 555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 21:25:14.50 ID:KmMl2k1Ho
- 【街中】
違うな…押しに弱い、これじゃあ…まだ、出来ない
【街中の幾つもある古びた雑居ビル、その3階、テナントは看板を見る限り税理士事務所だ】
【ブラインドが下ろされているが、外からでも中の蛍光灯の明るさは見て取れる】
【その中でスーツを着た三人の男が、幾つもの紙を睨みながらテーブルを囲んでいた】
記事を書かせるにしても、アイツ程度じゃ三面記事ならぬ三文記事だ 無駄だよ大衆は喜ばない
……刺激的なエンタテイメントかなんかなんだよ、俺は
【サングラスをかけた男はプリントをテーブルに投げて、溜息をつきながら立ち上がる】
まあ、いいさ 行ける時にやろう…じゃあな
【ソフト帽を手にとって、男はその小部屋を出て行く】
【後ろで、「賞金稼ぎには気をつけろよ」なんて笑われながら】
今時居るかよ…もっと厄介なのがいるご時世にさ
【独り言のように返事を言って、雑居ビルの階段を降りる、ドアを開ける、通りに出る】
【ソフト帽をかぶって、通りを歩いて、人通りの少ない道に入ったところで煙草に火をつけた】
【シャッタの降りた店舗の前で立ち止まって、煙草を吸い】
【ルーティン(退屈)を誤魔化ために酒を飲もう 今日も思った】
【毎日やってれば、その行為はルーティン(繰り返し)そのものだと思う】
- 556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 21:25:56.78 ID:HbU+4ejZo
- >>553
へー……魔術師ねぇ。
俺はマーシャル・T・ロウ……ご覧の通り、ガンマンさ
【流石に人と話しているのに上半身裸はどうかと思ったのか、ベンチにかけたシャツを再度羽織って、ボタンを止める】
【まだ生地には吸い込んだ汗の感覚が残っており不快だが仕方がない。替えを持ってきていない自分を、少しだけ恨むと】
【魔術師―――そう名乗る彼の姿をまじまじと見る。成程、確かに見た目は魔術師そのものだ】
【理由もドンピシャ。……まあ普通模擬戦をしたいと言う人の理由は、それくらいのものだろう】
【礼儀正しい印象の少年だが、言葉に感じるは少しの熱。「模擬戦をしたい」という意志はひしひしと伝わってくるのだが―――】
―――……なぁアルフォンス、なんでアンタは魔術を高めたいんだ?
【男の返答はYESでもNOでもない。少年からすれば早く答えを返してほしいかも知れないが、ロウにとっては重要な話】
【更に掘り下げていくのは、少年の必死さに何かを感じたからか?……若しくは、模擬戦自体に男が何かを思っているからか―――】
- 557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 21:27:02.82 ID:FZIXMsmAO
- 真室川の方へ
一旦、チートやめませんか
なりきりは相手あっての遊びなので、そこへ配慮していただけると
後のロールも大変やりやすくなるのですが・・・・
キャラも技(能力?)も、ちょっと対処ができないっていうか
シチュエーションを楽しみたくてもちょっと戦闘が楽しめないと
いうか・・・・
- 558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/13(水) 21:34:19.19 ID:e48iHztEo
- 【夜の国――霧深い墓地】
【一人の男が、並ぶ墓標の列前で、何やら行ったり来たりを繰り返していた】
【かさりと小さなブーケを一つ、腕一杯に抱えた内から選んで手向けては、また次の墓へと】
――此方の奥様のご注文は、碧いミモザ
…………おや、それでは此方のお嬢様は……? 嗚呼、これはいけない
間違えてしまいましたねぇ。私ともあろう者が、酷い失態を……
【長身痩躯に纏う黒衣は葬列の参加者に似て、】
【それでいて隠すこともなく、紅茶色の腰程まである髪がその上で揺れる】
【オリーブ色の目は瞳孔の開幅が左右で異なり、何処か奇妙な風体であった】
【手許に黒薔薇のブーケを残し――最後に向かう先は、漆黒の墓標】
【 “Lacie” 】
【――その名が刻まれた鵺闇色の上に、彼は手中の花を手向け】
【祈るでもない。じっと冷えた黒石を見据える目は昏く、澱みさえ浮かんでいた】
- 559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 21:39:38.71 ID:lMRuqPxdo
- 【街中】
【昼夜問わず強烈な春一番が吹き抜ける道の真ん中を、物ともしない様子で二人組が歩いている】
【小柄な少女に、極めて大荷物な青年のシルエットと、極めて目立つ組み合わせの見た目の二人組】
『俺が勧めるのは……一人目はライラかな?ライラは一度街で会ったんだけど
機関と戦う事に結構精力的みたいでさ、それに大会で一度あいつの試合を見たが実力の方も申し分ないと思う
……後はリコリス?知っての通り大会で一度戦ったんだけどなかなか筋が良くて……
でも実際戦ってみた印象ではメンタル面がちょっと不安かも』
リコリスさんは風の国の怪物狩りの一件でお会いしました、ワタシもちょっと危なっかしい方って印象なのデスヨー……
ワタシは列車事件の時にお会いした聖遺物を扱う着物の女性と、マインド使いのショートカットの女性の方をお勧めしたいのデスヨー
あの時は名前を伺う事が出来なかったのが本当に惜しかった物デスヨー……
【少女の方は純金の三日月の髪飾りで長くつややかな黒髪をポニーテールにして整えていた】
【耳をアンテナヘッドホンのような機械で覆い隠した、銀色のカフスボタンが袖に付いた黒を基調とした丈がくるぶし部分まであるロングドレス】
【その上にフリルだらけの常に汚れ一つない真っ白なポケット付きエプロンを着用して、メタリックカラーの小さなブーツを履いた…俗に言う侍女服の少女】
【青年の方はさらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂う茶の短髪に、きりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、首には赤いマフラーを巻いている】
【その青年は全長2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱を引いていた】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られている……棺桶の形をした物だ】
【その棺桶の上に、垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた】
【茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードルが棺桶の上で丸まって眠っている】
とりあえずは今お話しした方々を重点的にスカウトしていく方針で……
後、一度UNITED TRIGGERに顔を出してセリーナさんとお話ししたいな、と思うのデスヨー
『そうだね、俺も一度直接顔を合わせてセリーナと話をしてみたいって思ってたんだ
同じ目的を目指す者同士、友好を深めて、共同して動けるようにしたいじゃん』
【口調は割と軽い感じなのだが、二人ともその顔つきは極めて真剣そうな顔つきである】
【何の話をしているのか?ひそひそ声でもないので聞こうと思えば話の内容は聞こえるかもしれない】
- 560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/13(水) 21:46:21.05 ID:cHQ4uOWgo
- >>552ですが離席します
- 561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/13(水) 21:54:36.87 ID://YYM/VGo
- >>554
ーーーやくざではありません、マフィアです
と…言っても、どちらも同じですか
【二人の会話に割ってはいる声ーーー低く、喉をごろごろ鳴らしながらの声が、細かく言葉を訂正する】
【声のした方向を見れば、壁に寄り掛かって
いるその姿ーーー見た目から分かる異様さがよくわかる姿がある】
…どちらの味方にもならないのなら、関わらない方が良いと思いますよ
マフィアと機関だ…どちらか片方ならまだしも、どちらからも目をつけられてはたまったものじゃないでしょう…?
【襟を立てた灰色のトレンチコートをボタンを閉じて着た、背の高い黒猫の獣人だ】
【目は琥珀色、耳は右だけ裂かれたようにギザギザしていて、長い尻尾がコートのスリットから見えている】
【獣人は、キラリと光る眼を二人に向けると、『どちらにも付かないなら関わるな』と注意を促す】
【その様子は、件の抗争ーーー引いては、その中心となった組織のどちらかに関係しているようで】
- 562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/13(水) 22:07:58.59 ID:PEVGxItS0
- >>561
……あん?
「…………?」
【互いにのみ通る声で会話をしていたはずの2人の魔術師だが、その会話に割り込んでくるような声に気づいて、その方向へと視線を飛ばす】
お――――っと……獣人かよ……!
「……なるほど手前らの声も、聞こえる訳だね……」
【その姿を見て、一瞬は驚きのリアクションを見せる居丈夫と青年だが、その反応そのものは薄いものだった】
【ある程度、そうした人間以外の存在に対しても、免疫があったのかもしれない】
【そして、その発達した聴覚を以ってすれば、自分たちの会話を聞きとる事も十分にできたのだろうと、合点が行った】
「……そう言う訳にもいかないんじゃないかな……?
直接対峙する事は無くても、両者の衝突の余波で、何事かのトラブルが起こる事は十分に考えられる……
そう言う事態に介入してこそ、手前らの様な存在は仕事になるんだからね……」
【そっとハットの縁を直しながら、青年は一歩進んでそう口にする】
【直接対決するかどうか――――そのリスクと言う部分においては、それほど問題視していないと言うようであった】
……それによ、介入する第三者って言やぁ……俺らみてぇな野良の人間なんかより、よっぽどそれらしいのがいるじゃねぇかよ?
……『UNITED TRIGGER』……アレだけの大事が起こったんだ……今後、あそこの人間が事態を傍観するなんて……思えねぇわな?
【更に、居丈夫もニヤリと凄んだ感じの笑みを浮かべ、『UNITED TRIGGER』の存在を口にする】
【正義を標榜する組織――――ならば、今回の騒動には、必ず何らかのアクションを起こすはずだと匂わせて】
- 563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 22:20:05.85 ID:nXtyhsNlo
- >>559
/まだ大丈夫でしょうか・・・?
- 564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 22:20:27.75 ID:NbjgNW7yo
- >>556
【少年──アルフォンスはロウの質問に答える前に頭を上げた】
【ロウの問いかけはアルフォンスの表情を僅かに変えさせた。その瞳には野望とも覚悟とも取れる何かを秘めていた】
【そこに少年は居なかった。彼は頭を下げる前とは別人のような雰囲気を纏っていた】
──救いを求める手に救いを。それこそが僕の行動理念です
【アルフォンスは重々しい口調でただそれだけを言った】
【彼にとってこの質問は幾度と無く繰り返され、その都度必ず同じ答えを返すものだった】
【そのことに今も変わりはない。変わったのは彼の方だった】
【新しい指針を手に入れたアルフォンスがこの質問に答えるのは今回が初めてだ】
【それ故に、彼の声は静かで、力のあるものとなった。ただ人助けを信条とする少年とは違う、何かがそこにはあった】
//すいません、遅れました
- 565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 22:20:51.20 ID:lMRuqPxdo
- >>563
/まだ問題ありませんよ
- 566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 22:23:31.20 ID:nXtyhsNlo
- >>565
/では、遠慮なく!
>>559
【と、そんな目立つ二人の前方横、路地裏への入り口から誰かが表通りへと吹っ飛んで@る】
【髪は金髪、チャラい格好。間違い無く街の不良共だろう。そんな奴が2,3人纏めて路地裏から吹っ飛ばされてきたのだ】
【不良たちは、いつもは強気なのであろうその顔を歪ませ、怯えた様相で腰を抜かしている】
【そして、路地裏から出てくる1つの影】
ハッハー! このライラ=フェルンストレーム様を殴ろうなんざ良い度胸してんじゃねーか!
オラ、さっさと来いよこのクソチンピラ共がァッ!
【その人物の容姿で一番先に目に付くのは、被った大きな紫色の三角帽子だろうか】
【そして同色、縁には金色の刺繍があしらわれたローブ、そして木製の杖――――御伽噺の魔法使いが其処にいた】
【……ただしそのローブの下には、現代的なジャケットやジーパンが見えている。チラッと】
【異様な迫力を持ったその怒声は、その不良達を恐怖で逃げさせるには十分だったようで】
【何処かへ走り去っていった不良達を横目に、ちょっとドヤ顔で路地裏のほうを向く。男としては、不良達に襲われ、自分が助けた女性の方向を―――】
……さて、大丈夫だったかなお嬢s……あ、アレ居ないッ!? お嬢さーん!? カムバーック!!!
【……どうやら、逃げられた様子。それが不良の所為か、この魔法使いの男の所為かは逃げた女性にしか分からない】
【尊敬を集めることも、助けたお礼を貰うことも出来ずに、最終的に項垂れてしまう男】
【元々金や尊敬目当てでやっている人助け。それがもらえなければ、やっている意味が無いのだ】
【男のローブが、春一番に悲しく靡く】
【一時騒然となったその表通りも、徐々に落ち着いてきた。……問題は、その男。ライラ=フェルンストレームがまだ居ることであるが】
- 567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/13(水) 22:28:14.12 ID://YYM/VGo
- >>562
申し訳ない、つい聞こえたもので、立場上ね
…好奇心は猫をも[ピーーー]、と言いますが、この場合は正義感≠ェそこに入るでしょう
まあーーー今のはただの忠告です、親切心からのね
貴方達が従いたくないとなれば、また止める理由もありません
【ニコ、と笑顔を向けたのは最初だけ、開いた大きな眼が二人を映して、琥珀色の世界に捕らえる】
【見た目の異様さこそあれど、獣人に攻撃的な様子はなく、今の所は戦闘を警戒する理由はない】
ーーーUNITED TRIGGER=c確かに、貴方達の言うとおりだ
野良で噛み付く人間より、一つの意志の元襲い来る群の方が恐ろしい…
…ともすれば、板挟みなのはこちら=[ーー代表はどうお考えなのか…
【その名=[ーー幾度も幾度も聞いた、正義の集団の名前、ヒゲをピクリと反応させれば、頷いて】
【先程『第三勢力は板挟みになる』と言った自分の言葉を別の視点から見ると、中々しっくりくるのが哀しい事か】
- 568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/13(水) 22:41:07.31 ID:PEVGxItS0
- >>567
……ハッ、正義感なんて殊勝なもん、生憎こちとら品不足ってなぁ…………
それを言うなら、世の中にこれだけ非合法結社が跳梁跋扈するのを許してる、公安やら軍やら政府やら……そっちの方がよっぽど義憤を抑えられねぇってんだよ!
【居丈夫はそう言いながら、鼻先で笑い飛ばすような仕草を見せる】
【だが――――その矛先が、いわゆる『権力』に向かった時、居丈夫の表情に、微かな苛立ちの様なものが掠めた】
「……この世界、死を恐れていてもどうしようもないだろう……?
むしろ、世界そのものが『絶望』の様なものだ……所詮手前らは、その中で足掻いているに過ぎない……」
【感情の上下がハッキリと分かる居丈夫とは対照的に、青年は終始冷めた様な態度を見せる】
【まるで、何かの諦念の様なものを感じさせる「世界そのものが『絶望』」と言う、悲観的な言葉を口にして】
【さりとて自らの身の破滅を恐れてはいないと、言っている様であった】
…………『敵の敵は味方』って言葉はあるがなぁ……『UNITED TRIGGER』がその論法の元に、機関を挟撃するために『D.R.U.G.S.』を使うとは、思えねぇんだよな……
「『二正面』とか『板ばさみ』とかではなく……そのものズバリ『三つ巴』と言うべき状態に、なっていくだろうね……
分かっていた事とは言え……今回の『D.R.U.G.S.』の行動は、相当に混乱を招く事になるよ……
……手前らみたいな、チャンスを窺う人間は、もっとたくさん現われてくるんじゃないかな……?
介入のしかたは、それぞれだろうけど、ね…………情勢は、それだけ派手に動く事になる……」
【獣人の立場については、敢えて言及せず――――2人は、今後の大局についてその思うところを口にする】
【『機関』を敵に回しているとはいえ、『D.R.U.G.S.』はどことも手を取り合える状態にはない、完全な独立勢力――――下手をすれば『孤立勢力』だ】
【どれほどの事が起こるのか――――かつて、こうした形で『機関』を巻き込んだ例と言うのは少ない】
【想像もしえない混乱が、起こる可能性があると――――】
- 569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 22:53:09.38 ID:lMRuqPxdo
- >>566
【話をしている最中に、路地裏から聞こえてくる騒ぎ】
【視線を向ければ見るからにチャラい雰囲気の男たち、どこにいてもあの手の輩はいる物だが】
【逃げていく男と乱暴に怒声を上げる男の姿を見て――丁度噂にしていた人物の一人であることに気が付いた】
『あ、ジャンクちゃん、ライラってアイツだよ―――てかあいつまた女に逃げられてる
あいつも懲りないな……いつもああなのかな』
あら、あれがお話に聞いていたライラさんなのデスヨー?
【助けようとしていた女の子に逃げられて、またも憐れな様子になっているライラの姿を見つけると】
【二人組はうなだれはじめたライラの近くまで棺桶を引きずりながら近づいていく】
【哀れむ気持ちもあるのだが、それ以上にどこか親近感があって憎めないその男】
『おいライラ!ライラだろ?久しぶりだね
俺の事覚えてるか?また女の子を助けようとしてたのか?で、また逃げられたっぽいな』
えーっと……貴方、大丈夫デスヨー……?
【彼が失敗したらしい事を堂々と言葉にしてしまう剛太郎、一方で見慣れないメイドの少女】
【こちらの方はやや心配そうにライラの事を見ている……一応気遣っているようだ】
- 570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/13(水) 22:53:42.73 ID:lS74/s4go
- 【水の国――煉瓦通り】
【中心街より道を一本外れた、こじゃれた個人経営店の多いれんが道】
【その一角に、敢えて少々粗く作ったような表のオープンカフェが建っている】
【名物は水出し珈琲、喫茶席は道に沿っているが、中に入る事も出来るようだ】
【ウッディ系の香のほんのり漂う屋内では、プレスするだけのストーンプレートキットを販売しており】
【それを元にストラップのような小物を作ることも可能であるようである】
……ええ、草鞋から話は粗方聞いているわ
こちらは予定通りそちらの寄港に合わせてお伺いします、それではまた
【濃い色の木造りのテーブルに一人で座る女性の、やや鼻にかかった甘えたような声】
【それに似合わず電話の内容は幾分真面目なもののようで、丁寧なあいさつと共に通話は打ち切られる】
困ったものね、力関係を勘違いされてもらっても弊害があるわ
下手に調子に乗る前に、釘をさしておいて頂戴
【続くのは、一人でお茶しているにも関わらず誰かに命ずるような言葉】
【それを最後とするように、そっと白いコーヒーカップを口へ運ぶ】
【一瞬まばらな雑踏が動いたような気配がしたものの、道行く人は気付くことなく、己の行く方向に向くばかりだった】
【濃い翡翠色のおかっぱに、黒曜のような深く黒く煌めく、やや吊った丸く大きな瞳】
【やや印象の薄いすっきりとした面に目立つ、紫のルージュとほんのり色づいた水蜜桃の頬】
【地の黒の気品を損ねない程度に白と緑のちりばめられたチャイナドレスを大きな胸が押し上げ】
【対照的に引き締まった細腰と伸びる両脚を引きたてている】
- 571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 22:55:48.31 ID:HbU+4ejZo
- >>564
……それなりの想いはあるみたいだなァ、アルフォンス
―――「護るために強くなる」。 そう認識して良いよな? ……なら、俺と同じだ
でも残念ながら、答えはNOだ
【紺碧の瞳が感じ取るは、少年の秘めたる力強い覚悟。幼さが残る顔立ちにも、精悍さが垣間見える程の】
【瞳だけではなく、肌でも。―――少年の本気が、空気を伝わってロウに届く。……いい覚悟だ、と思わず彼が笑みを零した】
【―――しかし、答えは少年が期待するモノとは異なるもの。理由は少年が問い詰めずとも勝手に語り出すだろう】
【被っているソフト帽を右手で外して、言葉を続けた。 「残念ながら」というワードには、若干の申し訳無さが篭って―――】
……模擬戦って言っても、人を傷つける事には変わりねェ。しかも俺は銃……怪我しないように威力を弱めるなんて出来ない武器さ
―――「正義の味方」なら、極力傷つけることを避けるべし。其れが同じ正義同士なら、特に……というのが、俺の思想
……後、こんな時間に銃ぶっ放せば迷惑だしな。 あ、でもな……別に模擬戦じゃなくても良くはねぇかい?
【―――話を聞けば、模擬戦は好きではない模様。 人々を護る正義が、模擬戦とはいえ傷付け合う。
【そのことに抵抗を抱いている様子の彼であるが、更に付け加える。―――別に模擬戦だけが、思いつきの技を実戦レベルに消化させられる方法ではないと】
―――……さっきの俺、見てたろ? あれはある意味模擬戦……それも、相手を傷つけなくて済む。
俺のやってた奴を、アルフォンス、アンタがやれば良い……試しに、その魔法撃ってみな。
……あ、俺にじゃないぞ、テキトーな場所に。そして、どこを狙ったかを口にしながら
―――で、それを見て横から俺が取るであろう行動を「口で語る」。 ……それにおまえが対応する。 ……どうだ?
【シャドーバトルの、改良版とでも言おうか。―――要は少年が闘うのは、ロウの幻影】
【ロウは「実際にその技を受けて取るであろう行動」をイメージし、口にする。それを少年が聞いて、更に対応する】
【例えを上げるなら、少年がテキトーな場所に光の矢を、「足元狙い」と言って放つとする】
【そうすると男はその矢のスピードを見て、実際に取るであろう行動を告げる。 「ジャンプして躱しながら、銃弾を右腕に放つ」などと】
【―――少年は、彼の言葉と声を聞いて、その攻撃をイメージしながら躱すなり反撃するなりの行動を取る】
【……この提案に、少年はどう反応するか】
- 572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]:2013/03/13(水) 23:07:02.27 ID:4iYSGt6Ao
-
【櫻の国――発達した現代都市の区画、寂れたとある路地裏にて】
はあっ、はあ、はあ……! ゼッ、は……!
【当然だと思っていた。】
【だから、分からなかった。気付けなかったんだ。】
【例えば俺達が毎日呼吸をしている空気も、普段そこまで意識することはない。】
【これがなきゃ俺達は生命活動を維持できないにも関わらず、だ。――――結局それって、身近すぎて感覚が麻痺してた。ってことで。】
う、がァっ――――は……ッ!?
【背後からの爆光で、逃走劇は幕を下ろす。】
【ピンポン球のように撥ねた青年の身体が、路地裏への奥へと転がった。肺が潰れたような苦痛。】
【霞む視界で見上げれば、薄暗がりに浮かぶ赤光の眼。】
【全身から狂気と殺意を迸らせるスーツ姿の男が、細い弦月のような笑いを浮かべて、コツコツと足音を響かせてくる。】
(――――ああ、クソ。)
【指一本に至るまで力は入らない。】
【どれだけの距離を全力疾走して来た? こんな長距離走は今後生涯かけても一切経験しないだろう。】
【もう、終わりだ。結局、目を逸らしていただけだ。】
【まだ大丈夫だと。――否、とっくに終わっていたのだ。諦めが悪い、と足掻こうとする理性を押さえつける。無駄なことにこれ以上労力を費やすのは何の益にもならない。】
【青年、『前浪 相馬』の日常は、”あの日”から一変したのだ――――。】
当然、だと……ゼエッ、思って、いたんだ……ハアッ。
【悔しくて泣けてくる。】
【へらへら笑って日常をやり過ごしていた昨日までの自分が情けない。】
【結局、『凡庸』なのだ。覚悟すべき時に覚悟もできず、向き合うべきものとも向き合おうとしない、それは虚弱を通り越してもはや惰弱だ。】
【そんなことを、今になって覚るとは――――やはりそれも、凡庸の成せる業だ。】
【追跡者の男が近付いて来る。】
【奴の視線は赤光となって爆発を撒き散らす。これが「能力者」。】
【―――もはや青年には何の手立てもない。竦む足では、勇むこともできはしないのだから。非力な小動物のように、狩られる最期の瞬間を待つしかない。】
だ、れ……、か…………。
【最後まで命乞いをしなかったのは、獲物たる弱者にも矜持があるということだろうか。】
【しかし凡百と変わらず、この場にいない誰かに救いを求めるのだった。】
- 573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/13(水) 23:08:15.61 ID://YYM/VGo
- >>568
ーーー権力が、私達マフィアや機関の存在を許しているーーーそれが許せませんか?
しかし。
私達はこうして群を作らざるを得なかった、非合法なやり方に手を染めるしかなかったのです
貴方の言う政府や公安は私達を受け入れなかった…言わば、身から出た錆です
同感しろとも、理解しろとも言わないーーー私も、貴方と同じ物を憎む気持ちは何処かにある…だからと言って感情に出しても何も変わらない
そして…死≠恐れないのはそれこそおかしい事です、死ぬ事を恐れず歯牙を剥くのはただの獣以下だ
この世が絶望だと言うならば、何処かに希望はある筈だ、そうでなくては誰も足掻いたりはしません
ただ悲観的になるのは感心しませんな
【ーーー獣人は、壁に寄り掛かり、トレンチコートのポケットに両手を突っ込み、壁にその背中を柔らかく支えさせたまま、二人の別々の言い分を、態度を別々に改めて】
【『非合法を野放しにする権力が許せない』となれば、『非合法を生んだのも権力だ』『権力に見放され、非合法に堕ちた自分も権力が憎い』と】
【『だからと言って、感情に出しても意味はない』と静かに言ってーーー】
【『死を恐れる意味はない』『この世は絶望だ』と言うならば、『死を恐れないのは畜生以下だ』『絶望の中に希望はある』と熱く言い返す】
……D.R.U.G.S.は、一枚岩ではない、多数のマフィアが集まった組織です
言うならば、『集団の集団』ーーーそこが強みでもあり、脆くもある
例えばーーーD.R.U.G.S.の中の一ファミリーが機関やUTに加担すればーーーただの一部の欠損が、大きく響く事もありましょう
そういう意味でD.R.U.G.S.は非常に危ういーーー組織ではあるが、ファミリーの統括はそれぞれの首領にかかっていますからねぇ
ーーー噂によれば、今の内からD.R.U.G.S.の滅亡を予測し、身成を整えているファミリーもあるとか
…案外、三つ巴にもならずに消えるかもしれません
【ここまで来れば、聞かずとも二人は勘付くかもしれないーーーこの獣人の立場に】
【はっきりとは言わないが、D.R.U.G.S.の情報はよく知っているような、それでいて悲観するような口振りーーー】
- 574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 23:13:00.25 ID:nXtyhsNlo
- >>569
【ついには膝を折り、腕をついてorz←こんなポーズに成り果てた哀れな魔法使い、ライラ】
【ライラにとって人助けのお礼は、食いつなぐための大事な資金でもあるためにそのショックは大きい】
【……尊敬は……まぁライラの個人的趣味なのだが。それでもライラにとっては、大事なものなのだろうか】
【近づいてくる何かを引きずる音、そして聞いた覚えの有るその声に首を向ければ、2ヶ月ほど前に会ったあの男】
【そして、自分がカノッサ機関ハンターになるきっかけとなった人物でもある。……ゴウがそこにはいた】
――――……ゴウ……クク、俺はなぁ、ちゃんと人助けしてるんだぜ? 不良どもから救ってやったんだぜ……?
なのになんで逃げられんだよ……なぁゴウ……。
【立ち上がり、男の癖に泣いてるのか笑ってるのか良く分からない不気味な表情でゆらゆらと近づいていくライラ】
【奇しくも、ゴウの言葉で完全に思考が「金と尊敬」から「女」の方向へとシフトしてしまったようだ】
【生まれてこの方彼女とか出来たことがないライラにとっては、女が手に入らない事……いや、尊敬が集まらないことが一番気がかりなようで】
【知り合いにだけはこの苦しみを分かってもらおうと、良い大人な癖してゴウに泣きつこうと――――視界に入ったのは、その隣のメイド少女】
【可愛いとか、心配そうな目で見てくれてありがたいとかそれ以前に―――ゴウの隣にその少女が居るということがインプットされる】
【つまり、それはライラがあらぬ勘違いをしてしまうということで】
―――――…… テ メ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ! ! ! その子はテメェの女かゴルァァァァァァッ!
さっき逃げられた俺へのあてつけなのかグォォラァァァァァッ! ぶん殴るぞォォォッ!!
【あぁ、哀れである。女への欲望を全開にした男とはこんな反応をするものなのか】
【ゴウの前で半狂乱に陥るライラは……まぁ、間違いを正すなり何なりすれば普通に戻るだろう】
- 575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/13(水) 23:14:29.73 ID:l08xvNjmo
- >>570
【宵月が滴らせる微かな夜の残照、淡すぎるその光は、貴女の横顔を美しく照らし出す】
【前を向いていた道行く人々も、思わず立ち止まってしまった、名画に吸い寄せられる有象無象が如く】
【一枚一枚作られたかのような貴女の頬のライン、その動きの一瞬一瞬に、射止められた、よう】
……いっしょ……いい……座るの……隣?
ソニア……メニュー、読めない、の……
【とん、と軽い音が響いた、視線を傾けてみれば、そこには大きなバイオリンケースがあって】
【重なるように声が紡がれる、ソプラノの旋律が、貴女の耳元へと流れ込むだろう】
【それは舌先に満ちる甘味のよう、後味すらも分からないぐらいに、体温で溶けるその一瞬】
【永遠と思えるほどに甘くて、もうと思ってしまうぐらいに爽やかで】
【視線を声の方向へと向けたなら、その声も納得してしまうぐらいに、儚い色合いが揺れた】
【流れるその一瞬すらも、彼女は見落としたかのように見つめる】
【仄かに金色の混じったプラチナブロンドの長い髪、大きなマリンブルーの瞳】
【透き通るような素肌に女性としてはやや小柄で華奢な体躯、それでいて膨らんだ大きな胸】
【ゴシック調の紅いミニシルクハットと同じくゴシック調の白いブラウス、首元には紅のリボンタイ】
【紅いチェックのミニスカートの上から黒いコルセットで細いウェストを締め上げ】
【編み上げブーツに黒いニーソックスの雪のように儚い印象の少女】
【銀の十字架のロザリオを首につけて、その先端は膨らんだ胸元に乗って】
【スカートの下から伸びて、ふりふりと揺れるのは猫を模したやや長めの尻尾】
【両手でこの店のメニューを、抱きしめるように抱えて、鼻の下に置くように、顔の近くに持ってきて】
【だめ……?と小首を傾げたなら、メニュー越しの視線が、美しい色合いを染め上げた】
- 576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 23:18:03.81 ID:NbjgNW7yo
- >>571
【真剣な眼差しがロウに向けられていた。断られたときにもそれは変わらなかった】
【しかし徐々にアルフォンスの表情は変化した。それはロウが理由を語り始めたのが境目だった】
【アルフォンスは顔を顰めた。彼の信条と正義に“傷付けることを避ける”などというものはない】
【力を獲得するには身を削らねばならない。法に背く者、弱者を虐げる者は罰せられなければならない】
それは……!
【アルフォンスは反論しようと口を開いたが、ロウが更に言葉を続けたので押し留めた】
【彼が言葉を飲み込んだのはそれだけが理由ではなかった。彼の中の“何か”がそうするように彼に囁いたからだ】
【結局、アルフォンスはロウが言い終わるまで黙って聞いていた】
【聴き終わったアルフォンスの反応は最初と逆だった】
【初めこそ、何だそれは、と言わんばかりの顔だったが、時間が経つにつれ、表情が真剣なものへと変わっていった】
【考えてみればロウの提案は良いものだった】
……いい、ですね、それ
貴方の仰る通り、互いが消耗することがない
そればかりか、じっくりと最良の手を考慮することができます
その思考訓練は恐らく、実戦でも役立つものでしょう
【最終的なアルフォンスの言葉は肯定的だった】
【彼は笑顔で持って、ロウの提案に賛成した】
- 577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/13(水) 23:24:21.87 ID:PEVGxItS0
- >>573
そうじゃあねぇよ。お前らの成り立ちなんてのは、どうでも良いんだ……
そうじゃなく……テメェらで『国』って物を背負ってるくせに、いざとなったら能力者だの自警団だの、『UNITED TRIGGER』だのにまる投げしやがる、その根性が気に入らねぇんだ……!
無責任が、極まれるだろうが……!
そう言うのを完全に、自分らの責任で以って処理してこそ、権威って奴は健康な機能だって言えるんじゃ無ぇのか!?
……自分たちの元に権力が『在る』んじゃねぇ……ただ『任されてる』だけだってんだよ……!
そこん所をすら、理解してねぇ為政者とか言う馬鹿が、最近多すぎんだろ……!
【居丈夫の主張は、『D.R.U.G.S.』そのものの批判より、むしろ権力の方へと向いていた】
【つまるところ、『D.R.U.G.S.』の存在そのものには、好悪の感情そのものが、現在のところ希薄なのだろう】
【ただ、現象として『D.R.U.G.S.』の存在を抑えきれず、混乱を生んでいる権力を、居丈夫は嫌悪しているようだった】
「……違うね、まるで分かっていない…………『希望を求める』事は、それだけで許されざる罪悪だよ……
……僕ら人間は、絶望の海をたゆたう深海魚の様なものさ……深海魚は、その深淵でしか生きられない……
なのに、『希望』という名の光に憧れ、手を伸ばし、そこに至ろうとする…………
そうすれば……深海魚は水圧の差で爆ぜて、死ぬ事になるんだ…………
……同じ『希望』を、得た時と失った時の変動を数値化できるなら、それは決して釣り合わない…………
人間は、何かを失った時…………それを得たよりも多くのものを、失う事になるんだ…………
だから、『希望』なんか、求めてはいけない……語ってはいけない…………手前らの世界にあるものは、せめてもの『救い』だけだ…………」
【青年の主張は、どこまでも冷えていた】
【「『希望』を求める事は罪である」とまで言い切り、青年は獣人を冷たく見据える】
【一面、それは事実だろう――――人は、同じものを得た時と、失った時の心を動きを、等しく考える事の出来ないものだ】
【それは『上げて落とす』と言う言葉がある事にも現われているだろう――――心理学の専門用語で言うならば『相対的喪失感』と言うものだ】
【それがある限り、人間は『希望』を求めても、決して得られる事は無いと、青年は主張する】
……まぁ、な…………『D.R.U.G.S.』の、どうにもよろしくねぇ評判があるって言うのは、調べてみて聞こえてくるぜ……?
「……トップの方は、『D.R.U.G.S.』そのものよりも、それを用いて何かを成す事の方を、重視しているのかもしれない、ね……」
【なんとなく、獣人の立場を察して――――2人は、2人なりの言葉で、『D.R.U.G.S.』の先行きが良くないのでは、と忠告する】
【獣人も、何らかの迷いを抱いている事を、その言葉から感じ取ったのだろう。故に、弾劾ではなく、第三者としての忠告を優先した】
- 578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/13(水) 23:29:19.31 ID:bsNocPYVo
- >>572
【青年の命の灯火が追跡者によって狩られようとしている、そんな事は能力者が集うこの世界では当たり前の事なのかも知れない】
【だがそんな当たり前すぎる日常光景も脆く崩れ去る物らしく―――】
……ウルサイ、あと見てて気分が悪い
【命を刈り取ろうとする追跡者の後ろ、その後ろから小さな声が木霊する】
『音砲』
【ボソッと聞こえるか聞こえないかの呟きが静寂を裂く】
【そしてその後に鼓膜が引き千切れそうなほどの轟音が空気を大きく揺らす】
【そしてその追跡者が怯んだ隙に少女は間合いを一気に詰める】
そーいうのは私の見えない所でやって、ううん…まずそーいう事しないで
【そう言い終るや否や少女の右手が追跡者の脇腹を掴む】
【少女の右手には手袋のような何かがはめられていた、近づいてみればそれが人形だという事も分かるだろう】
というわけで、今回はこれでお終いね……痛さが分かるとそーいう事もしたく無くなる…と思う
【大きく溜息をついて少女は掴んでいた右手を離す、それと同時に追跡者の脇腹からは血がドロドロと流れ出すだろう】
【そして追跡者を払い除ける様にして、少女は倒れている青年の元へ近づいていく】
【近づいていく少女の姿はセーラ服を着た至って普通の女子高生の物】
【胸元のリボンを夜風に揺らしながら少女は青年の目の前にしゃがみ込む】
ねえねえ、大丈夫?それとも大丈夫じゃない?
【見て察しろ、なんて言ってやりたいが本人は至って大真面目であった】
/NPCと思しき追跡者にバンバン確定攻撃してるけど大丈夫でしょうか?
/ダメでしたら言って下さいっ! 取り下げますので
- 579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/13(水) 23:33:56.80 ID:lS74/s4go
- >>575
【通話を閉じた携帯端末はバックライトを落とされ、そのままコースターの横へと置かれる】
【不意にかけられた声に姿勢はそのまま振り返れば、立ち竦むのは世俗から引き剥がされたような純粋の顕現】
【あら、と多少の驚きを含んだ感嘆と共に、口角を柔らかく綻ばせて上体をそちらに向けた】
いいわよ、共通語に慣れない国柄の人なのかしら
何が食べたいのかしら、それとも中の工房でアクセサリを作りたかったの?
【演技か毒気を抜かれたか、桜貝にも似た爪先が焦茶の木造りの椅子をそっと引く】
【相手が座れる程度の隙間を空けると、そのまま指先が動いて相手の抱きしめるメニューをそっと引かんとする】
【抵抗が無ければ指を挟んで片手で開き、洋菓子のいくつか書かれたページを開いて机へと置く】
文字が読めずじゃ、普通に暮らすのも大変なのではないの?
……それとも傍の誰かが世話してくれるのか、籠の鳥が抜けだして来たか……ふふ
【からかうような口調の中には、少々過ぎた冗談も混じる】
【相手の言うとおりに正面では無く隣の席を引いたのは、それでも相手が話し易いようにするためか】
【あまり向かい合うような位置取りでは、緊張してしまうのではないか】
【そんな、飴細工のような仄かに香る甘味と手折れてしまいそうな繊細さを感じた】
- 580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 23:35:42.95 ID:lMRuqPxdo
- >>574
【そんな様子のライラに対し、剛太郎は優しく微笑みかけた】
【さながら菩薩のごとき寛容さを感じさせる柔らかな微笑みを剛太郎はライラに向けながら】
【ゆっくりと彼は言った】
『もしかするとお前はなにかやましい事が心の内にあるんじゃあないか?
お天道さんはいつもお空から見ているんだぜ……やましい事があると勝利の女神は微笑んで
くれない物さ……胸に手を当てて心当たりがあったら悔い改めなさい……』
ゴウさん別に信心深い方ではなかったじゃないデスヨー
【やや呆れ気味に呟くメイドの少女、一方で目があった瞬間にライラが半狂乱に陥る】
【あわわ!?と目を回しながら慌てふためく少女の後ろで、棺桶の上で眠っていた子犬がぱちり、と目を開くと】
【ヴヴ〜、と騒ぐライラを威嚇し始める、一方で剛太郎はライラを宥めようと前に出ながら訂正しようとした】
『俺の女…?ではないよ?ライラ、こちらジャンクちゃん
水の国で『フルメタルジャケット』って言う喫茶店をやってるんだ、俺もゼンもよくこのお店に入り浸ってる
だから少し落ち着けって』
どうもデスヨー、ご紹介いただきました……ワタシ、ジャンクちゃんと申しますデスヨー
初めましてライラさん、お話はゴウさんからお聞きしているのデスヨー、確か魔法使いの方だと伺っているのデスヨー
とりあえず落ち着いて、何があったのか詳しくお話しくださいデスヨー
【スカートを摘んで礼儀正しくライラにお辞儀をすると、まずはライラに落ち着くよう求める】
【平静に戻してから詳しい話を始めようと言う事だろう】
- 581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/13(水) 23:38:16.67 ID:HbU+4ejZo
- >>576
―――……ま、俺は模擬戦嫌いってことで。極力痛いのは避けたいしな!
【少年は反論を口にはしなかったが、表情を見れば「反論の意志」は十二分に此方へと届いて】
【同じ正義で括っても、思想は様々。だから彼は、「これが俺の思想」だと態々付け加えたのだろう】
―――だろ? 他人の意見で、技の弱点も見えてくるかも知れない。
イメージっていうのは戦いに物凄く重要な要素だと俺は思うぜ? 特にガンマンなんてのは、「先」を読まなきゃならねぇ
……接近を許してしまえば一気にヤラれちまう故に、弾数は無駄には出来ない。 戦闘の組立てを見直すにも、イメージは大事だ
【年は20半ばだが、重に関してはかなりのベテランだ。 イメージについて語る彼に漂うは、老兵のような熟練された雰囲気で】
【―――男は深く帽子を被り直せば彼から距離を置いて、ベンチに腰掛けながら腕を組んだ】
……じゃ、まずは状況から。 アルフォンスの正面に俺がいると仮定する……距離は大体10m程。勿論踏み込んでも拳は当たらない
この状況下で、お前から仕掛けるとする……行き成り真っ直ぐ直進とかすんなよ? 蜂の巣になって即終了だ
【―――訓練は開始される。 彼の語る状況下で、まずはどうするのだろうか。試したい技を撃ってもいいし、何をしてもいい】
【……ただ少年の敵、ロウの幻影はガンマン。その点を忘れて不用意な行動を取れば、幻影に撃ちぬかれて終わる羽目になる】
- 582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]:2013/03/13(水) 23:41:24.20 ID:4iYSGt6Ao
- >>578
【そして】
【路地裏に唸るような爆音が轟いた】
【冷たく湿ったアスファルトに倒れ伏した青年に衝撃が襲いかかる】
【結局、凡百と末路は何も変わらない。当然だ。自分には相応しい結末だと、やがてその意識は永遠に途絶え―――】
―――――あ、れ?
【”ない”。】
【爆音の余韻で金属音のような耳鳴りの中、はっきりと聞こえたのは、まるで気遣うような少女の声】
【場違いな、本当に場違いな――泣きたくなるほど優しい声だった。】
【恐怖しながら顔を上げる。】
【まず視界に入ったのは、セーラー服を着た少女の姿だった。】
【意匠からして高校生だろう。もしかしたら彼女も、青年の着ているブレザーを着て同じ高校生だと気付くかもしれない。】
【そして端には、何故か倒れた追跡者の姿が。】
【何が起きたのか分からないが、決して少なくない出血をしている脇腹を押さえて苦悶を漏らしている。】
【まさか、この少女が?】
【こんな、街中で擦れ違ってもおかしくない、何処にでもいそうな女の子が――?】
【否、まずこの場面で言うべき言葉は、】
……あ、だ、大丈夫。大丈夫だ、……大丈夫。ごめん……あ、ありがとう。
【”ありがとう”。】
【心配してくれているのだから当然のことだと、『凡庸』な青年は思った。】
【全力疾走した後で、かっすかすに渇いた声だったが。】
- 583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/13(水) 23:42:28.82 ID:l08xvNjmo
- >>579
【向けられる貴女の言葉擽ったそうに、目を細めるのだろう】
【緩やかな頬へと染み入るその音律と、流れる睫の可愛らしい色合い】
【大人の魅力をふんだんに孕んだ貴女とはまた違った、少女の仕種なのだろう】
ソニア……そうなの……えっとね……これ、食べたいの
【貴女の心遣いを知ってか知らずか、隣の席をひかれて、ちょこんとそこへと座るのだろう】
【テーブルの上に覗く彼女の顔、小柄な彼女の視線が、見上げるように貴女へと寄り添う】
【マリンブルーの瞳が、淡く輝く彩は、万華鏡の鏡面にも勝るとも劣らないよう】
【短いスカートの丈の、抑える両手は小さくて、それでいて白い、雪化粧のよう】
【右手がすっとあがって、貴女に絡め取られたメニューの、一つのケーキの写真を指差した】
【綺麗に切りそろえられた爪先、細くしなやかな指の彩りは、舐めたならきっと、口の中で溶けていく】
【――――否、きっと、彼女の存在自体が、淡い砂糖細工のように】
【触れることも躊躇われそうなぐらいに、繊細な彩りは、扇情的な貴女を見て、ほんのりと意識するぐらいに】
【白いブラウスに包まれるのは、それ以上に白い、彼女の素肌なのだろう】
……難しいけど……良い人……いっぱい、いるの……
いっつも、ソニア……頼ってばっかり、だから……一人でいける、って思ったけど……
ダメ、だね……また、お姉ちゃんに……頼っちゃったの……
……ありがとう……はぅ……
【貴女の言葉、からかうような口調に、図星をつかれたのだろう】
【マリンブルーの瞳が大きくまあるくみ開いたなら、少し恥ずかしげに視線を落として】
【紅潮の色が滲んで、そこに浮かぶのは、シロップみたいに優しい顔色】
【耽美な貴方の声を聞いたなら、そこに浮かぶのは、魅力的な貴女の姿】
【身体のラインをはっきりと見せる、そのドレスが飾り立てる肉感的なボディ】
【同性である彼女ですら見惚れてしまうその姿に、貴女へと向けた視線が射止められた】
- 584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/13(水) 23:57:16.85 ID:nXtyhsNlo
- >>580
――――え、違うの?
【意外にもライラはすぐに目が覚めて。目をぱちくりとさせながらゴウとその少女……ジャンクちゃんを交互に見つめる】
【礼儀正しい女の子で、国立メイド学校にでも通っていたのかなぁ――そんな学校があるのかは知らないが――というのが、ライラの第一印象】
【どうにせよ、知り合いを[ピーーー]ことにならなくて良かった――出来るのかどうか以下略――とライラはほっと胸をなでおろすのだった】
―――なぁ、ゴウ……俺はもう疚しい事なんて考えずに、人助けのことだけを考えて生きていくぜ……。
っと……ジャンクちゃん、だっけ? 初めまして、そう、俺はライラ=フェルンストレーム……。
何時かは世界を揺るがす大魔法使いになるカノッサ機関ハンターだぜ、よろしくな!
【仏(ゴウ)によって何かを悟ったらしい男は、ゴウに向けて爽やかな笑顔と共にどう考えても無理そうな言葉を吐いて】
【ジャンクちゃんに向かっては、自分を尊敬してくれ! と言わんばかりの誇大プロフィールで自己紹介してみせる】
【先ほどのことでどう考えても世界を揺るがしそうには無いのだが―――……男が本気なのも、一層性質が悪い】
ハハハ……いやぁ、不良に絡まれてる女の子見つけたからさ、助けようと仲裁に入ってな。
そしたらあいつ等が殴ろうとするもんだから魔法で一発だぜ。で、その後助けた女の子はどっかいっちゃったと……ハァ。
――――お、ゴウかジャンクちゃんの飼い犬か? 可愛いなぁ。
【ジャンクちゃんにそう促されると、ライラは苦笑いで受け答え。実際、彼にとってはなんてことも無い人助けで】
【問題だったのは……そう、女の子に逃げられた事だろう。ライラがつくため息は深い憂いを生じさせた】
【そして、目をやると棺桶の上には子犬が一匹。吠えてはいるが、それでも可愛いには違いなくて】
【特段好きなわけではないが、こうもハートをブレイクされた後だと身に染みる。そっと子犬の頭を撫でようとするだろう】
- 585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/13(水) 23:59:13.06 ID:bsNocPYVo
- >>582
【息も絶え絶えな少年がゆっくりと自分の方へと顔を上げた】
【やっぱしんどいよね、なんて気楽な事を考えながらジーっと見つめていた】
【辛そうなのは可哀想だけど自分は治癒なんて出来ないし、ましてやそんな技能は無い】
【まあ死んでないし、意識もあるみたいだし大丈夫と独自の理論を展開し自分で納得】
【もし青年の様態が急変してしまったりすればその時はその時、潔く誰かに頼ろう】
【後ろの方で苦しんでいる追跡者には「死なないからだいじょーぶ」なんて短い言葉を投げかける】
【残酷とも取れるかもしれないが少女にとっては今は死にそうな青年の方が先】
……声カッスカス…しかも結構辛そうだね
んー…こういう時は手当てしてあげるのが常識だと思うんだけど……ごめんね出来ない
【予め自分は青年の怪我を治せないと伝えた上で少女は短く謝った】
【変に期待させるよりかはマシと思ってとった行動だが、やはり自分の無力さが悔やまれる】
その代わり同じ高校生の好で…コレ…
【そういってどこからとも無く取り出したのは、一般的に売られている市販の紅茶】
【人形の口に器用に咥えさせて青年に差し出した】
とりあえずコレでも飲んで落ち着いて……無理かもしれないけど
もし怪我が酷いようだったら救急車呼ぶ?
【治療は出来ない、だからこそ今は青年にできる事をしてあげよう】
【きっとそんな風に思ったのだろう、少女は困惑と心配の眼差しを青年に向けていた】
- 586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/14(木) 00:00:33.00 ID:QiABCpLOo
- >>583
そう、飲み物は?
いいのよ遠慮しなくて、どうせ私も珈琲のお代わりを頼みたかったところだから。珈琲飲める?
【慣れた様子で軽く手を挙げると、やや年配の女性が注文を取りに来る】
【相手の指したケーキはどんなものか、それによっても飲み物は変わるだろうしこちらで決める事は無く】
【ウェイトレス代わりの女性もまるで孫か何かを見るように、にこにことしながら注文を待つ】
バカねえ。女は目いっぱい甘えた方が得だし、甘えられた方も嬉しいものよ
女ってのは生きてるだけで偉いんだから、頼れそうなら頼っちゃっていいの
【言葉通りの罵倒では無く、真面目ね、なんていうふうに】
【女の物言いは男からしてみれば我儘にしか感じないような、少々勝手すぎるもの】
【だが一種の真理か、励ましの様に慣性だけで相手の座る椅子を指先で小突く】
……ね、アナタ有名な人だったりしなぁい?
なんとなく見た事があるような気がするのよね、どこだったかしら……
【大会か、それとも別のニュースか。前者であれば勝ち進んだ相手の事を覚えていてもそう不思議ではないだろう】
【相手の視線を受けるようにじぃとマリンブルーを覗きこんで、訊ねるように小首を傾げる】
【これまでの接し方は非常に親切ではあるものの、さて、目の前の女にそのまま話して良いものか】
- 587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/14(木) 00:04:46.06 ID:+Nwikfnlo
- >>577
だから、そう言っているのです…『私達』という存在を生み出しながら、扱いに手を焼く政府が憎いと
権力者がそのまま潰しに来るならどれだけ楽な事か…精神的にも、状況的にも
しかし…権威という物はそういう物だ、自分からは動かないからこその権力だ
彼らは尻拭いを他に任せる権利があるーーーあるなら使わない馬鹿はいませんよ、権力者には
ーーー私が言ったのは、『ただそうやって怒るだけでは話にならない』という事だ
権力が気に食わないならいくらでも潰しにいけばいいーーー現に正義組織にしょっ引かれるテロリストの中にはそういう理由もあるでしょう
ただ『気に食わない』と口にするだけでは子供と変わらない、気に食わないなら行動して勝ち取り、それが出来ないなら口を慎むべきではないですか?
権力なんて物は下の言葉はヒヨコの囀りにしか聞こえていませんよ…一羽のヒヨコが声を大きくした所で、他のヒヨコが五月蝿く思うだけだ
噛み付き、啄ばみ、引っ掻いてーーーようやく反抗の意志を知る、それが権力じゃないですか?
【非合法の存在を抑えきれず、混乱を呼びながら他に鎮圧を任せるーーーそんな権力に居丈夫は怒りを向ける】
【ならばその怒りを形にして向けてみせろ、と獣人は言うーーー居丈夫がとっくにそうしているとしても、今の状況しか知らない獣人からしてみれば、主張は子供の駄々に等しい】
ーーー貴方の主張は素晴らしい、ですが少し悲観的すぎますね
第一ーーー貴方の語る世界は貴方から見た世界でしかありません
希望を求めるのが罪?ならば誕生日にプレゼントを待つ子供も、病気の恋人を見守る男も、それこそ、悪を正す正義も皆罪人だと、そうなりますねぇ。それは少し、彼等に失礼では?
…ちがいますよ、希望を求めて潰されるのは決して希望が深い所にあるからじゃあない…潰されるのは、希望を見失い、探すのを諦めたからだ
希望を見付け、見失って、それでも希望を探し、求めて、深く深く潜ってーーーそれでようやく希望を掴んだ時、その者には強い水圧にも耐え得る体がいつの間にか備わっています
詰まる所、貴方の世界に当てはめるとするならば希望は一つの道標に過ぎないーーー希望を掴もうと必死にもがいたからこそ、希望は、自分は尊い存在となる
ーーー失うのが怖い、というのもわからなくはありません、『救い』が流れてくるのを深海で待つのが正しいと貴方が言うのなら、貴方にはそれが正解かもしれませんね
【そして青年の方にはーーーそのまま、『ネガティブすぎる』と言葉を送る】
【相対的喪失感を味わいたくないーーーだから求めないなんて、ある意味では正しいがーーーそれ以上に哀しいではないか】
【希望を求めるのが罪と言うなら、それこそ世界には罪人しかいなくなる】
【そんな訳はない、お前から見た世界で全てを語るなーーーと】
まあ、結局は我々も手駒ですかーーーまだ決まった訳ではありませんが
しかし、先程も言ったようにD.R.U.G.S.は『集団の集団』ーーー上が我々をいらないとすれば、我々は小さな群に落ち着くだけですよ
私の首領もそうお考えでしょうーーー機関やUTと違う所はそこだ
【獣人の言う、『機関やUTと違う所』とはつまり、戦力外通告を受けた時のダメージの事】
【個人が集まり群となる他二つと違って、D.R.U.G.S.は沢山の組織が集まっているーーーすなわち、本当に個人≠ノなる事は少ないのだ】
【ともすれば、彼等の言う通り代表からは手駒としてしか見られていないかもしれないーーーだが、ファミリーごと抜けてしまえば、報復などに対抗しようはある】
- 588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/14(木) 00:10:12.99 ID:zMEiv4S9o
- >>586
【デコレーションの一杯のったケーキ、どこかメルヘンチックな色合い】
【年相応に好みそうなそれはきっと、うんざりするぐらいに甘いのだから】
【注文を取りに人が来たなら、貴女の影に隠れるように、彼女の身が揺れた】
【コーヒー、お姉ちゃんと、一緒の……そんな音律が、貴女の耳元で揺れるだろう】
【それはまるで、おやすみを告げる娘のよう、さよならの言葉を躊躇うかのように】
【瞼に映った貴女の虚像を、ずっと、抱きしめたくもいたかったのだろうか】
……っ……で、でも……悪いの……迷惑、なるの……
できること、できないの……ソニア、ダメな子、なの……
……でも、バカは……やだな……そーいうの、ゃ
【貴女が簡単にできること、或いは貴女だけでなく他人が簡単にできること】
【それができないこと、不自由は――――彼女にとっては、少しコンプレックスなのだろう】
【しゅん、と俯くその横顔に、僅かな憂いの色が浮かんだなら】
【椅子を小突かれて、わわっと慌てて、思わず机に抱きつく形でこらえた】
【椅子に触れたなら理解できるだろう、彼女の体重は、すっごく軽くて】
【それこそ中に何も詰まってないかのよう、存在感が希薄だからこそ、その意味も伝わるぐらいに】
【貴女のからかいの言葉、それを真剣にとったなら、むっと貴女の方向を向くだろう】
【ふくらんだほっぺた、見上げるマリンブルーに微かな色合いが宿ったなら】
【きっと、表情は彩り豊かに、文句の一つでも、言いたくなるから】
一応……大会、でてたよ……ソニア……
――――決勝で、負けちゃったけど……ね
【そう言ったなら、貴女の美しい視線から逃げるかのように、視線をそとへと向けて】
【彼女は椅子から少し離れて、くるりと背中を向ける】
【そこに揺れるのは尻尾=\―――猫の尻尾が、そこにはあって】
【ふりふりと風に濡らされて、首筋を震わせるかのよう、心地よい波間に漂うみたいに】
【柔らかいその色合いを歪めたなら、その一瞬を閉じ込めるのだろう】
【正義のしっぽ∴ォ意に反応して、揺れるその尻尾が、貴女の前にあった】
- 589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/14(木) 00:10:40.80 ID:zVClBBpDO
- 【水の国──とある酒場】
【 ど 、 がしゃぁああああ──────んッ 】
【静かな夜。もしかしたらこれから眠りにつこうとしていた者もいただろうか】
【あるいは、既に心地よい夢の中にいる者もいたかもしれない】
【そんな、安眠を、安心を──打ち砕くかのごとく】
【建造物の破壊音が、周囲にこだました】
【テロか。こんな時間に──?いや、こんな時間だからこそか】
【そんな思いを裏切るかのように、爆音を追いかける、ひとつの、叫び】
う、おぉおぉおおおおお──!!!!!!
貴様のしたことはぁあああああ!!!
しちゃいけないことなんだからなぁぁあああああ──!!
【──どごーん】
【またしても、破壊音】
【しかし、この叫び声と比べれば随分と小さく聞こえるかもしれなかった】
【騒音の大元である酒場に入れば──当然のことだが、客は既に逃げた後】
【しかし数名ほど、店内に残っている者がいるようだった】
【床には目を回している悪人面が3人ほど】
【カウンターの奥には、涙目になっている店主とおぼしき人物が】
【そして──破壊の中心に、ひとりの女の子】
【それは長い黒髪に真っ暗な目の、女の子だった】
【年は18、9歳程だろうか──?】
【ロングブレードを背負った彼女こそが、すべての元凶なのか】
【──ちなみに、まだ叫んでいる模様】
- 590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 00:10:47.74 ID:xNIHSZzeo
- >>581
【ロウの言葉でシミュレーションが開始された】
【アルフォンスは口に右手を当てて考え始める。すぐに彼の腕輪が強く光り輝き始めた】
【ロウにその能力があれば、そこから魔翌力を感じ取ることができる】
そうですね……まずは
【アルフォンスがそう言うと、強風が吹き始めた。アルフォンスの視線の先、標的の真横に吹き付ける】
【次に彼の全身に大気が集まり鎧のように纏わり付いた。圧縮された空気は塵を含んで白く濁って見える】
【最後に彼は標的に向けて真っ直ぐに拳を突き出した。ロウに言われた通り、届かないにも関わらず】
【しかし彼の拳から圧縮された空気が飛び出した。それはそれなりの速度で進み、木にぶつかり表面を凹ませた】
- 591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]:2013/03/14(木) 00:12:53.79 ID:TkVmxlr9o
- >>585
だ、大丈夫、本当に。
大した怪我はしてないし……、その、初めてだったから。慣れてなかったんだ、こういうこと。
【文字通り、乾いた笑みを浮かべる。】
【まだ恐怖による痺れが身体から抜けきっていないが、これ以上余計に心配させるのは忍びない。】
【壁に手を付きながら何とか立ち上がると、差し出された紅茶に気付く。】
【気を遣わせてしまったことに少しばかり後ろめたい気持ちを抱きつつも、好意は素直に受け取ることにした。】
ああ、ありが――――!?
【人形である。】
【器用にも口で缶をくわえている――人形劇で使われるような、手袋タイプの人形。】
【瞬きを数回し、やがて得心する。】
【彼女の何処か不思議な存在感……彼の「リアリティ」から乖離した、己の常識を逸脱した存在。】
―――もしかして、君も……”能力者”?
【君「も」。】
【その言葉が指し示す事実は、至ってシンプル。】
【「青年も能力者」、それだけの話。その割には、彼の雰囲気は能力者というより一般人のそれに近かったが。】
- 592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/14(木) 00:27:07.72 ID:h2o4+Jaxo
- >>590
―――……随分と良く輝いてると思ったら、やっぱりその腕輪か
じゃ、こっちの狙いも解るよな?言っておくが俺は考える時間はそんなにやらねーぞ?
【ロウは魔翌力量は多いとは言えないが、能力者故か感じ取るくらいなら出来る】
【黄金の輝きが強まると同時に、その部分に強く濃い魔翌力を感じて】
【凹んだ跡を眺めつつ、「おお」と軽く感嘆の声を上げながらも直ぐに男は口と共に幻影を動かした】
―――ま、先手としては無難だな。……様子見の一発って所か?
「右にステップして躱しながら、右手の銃で左足首狙いで一発放つ! 速さは一般的な銃弾のものとする」
【―――それなりに速度はあるが、風を纏った時点で発射してくるという予想はつく。回避は可能と判断し、躱して今度はコッチから】
- 593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/14(木) 00:27:21.51 ID:GGELzUkKo
- >>591
大丈夫なら良い……安心
ふーん…まあ大抵の人はその”初めて≠ナご臨終してると思うけど…
【乾いた笑みを浮かべる青年に運が良かったねと微笑みかける】
【立ち上がった青年を見てどうやら本当に大丈夫そうだな、と心の中で密かにホッとする】
【相手が自分のためにちょっと無理をしているなんて気付いていないらしい】
「なーに驚いてくれてるんだワン」
『そーよそーよ、失礼じゃなーい?』
【驚く青年を見てニヤッと笑うと、少女は人形を器用に動かしながら人形に言葉を吹き込んだ】
【かといって腹話術のような高度な物ではない、あからさまに口が動いている不恰好な物だ】
……もしかしてって………君も能力者なわけ?
【青年の質問に疑問を感じた少女は質問に答えつつも疑問を投げかけた】
でもーそれだったら……おかしくないかな?
だってさ、私一人で撃退できたんだよ? それなのにこういう事になってるなんて…
―――――――――もしかして…死にたかった?
【青年が無能力者ならまだしも、能力者だったら何故戦わなかったのだろう】
【戦えない治癒能力者だとするのなら青年の今の状況はおかしい、そして少女の頭が出した結果は一つ】
【その結果を少し暗いトーンで静々と尋ねたのであった】
- 594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 00:28:23.71 ID:u1CqiMBHo
- >>584
『精進なさい……』
それはもういいのデスヨー!……それはそうとライラさん、カノッサ機関ハンターをやっているのデスヨー?
正義の為に戦う人とお会いすることが出来て本当によかったのデスヨー!ゴウさんも貴方を我々の仲間に
入れてみてはどうだろうと今まさに提案していた所だったのデスヨー
【我々の仲間、と言うのは……彼らは何かの集まりなのだろうか】
【真面目にライラの事を褒めているジャンクちゃんの後ろで、そもそもの理由を知っている剛太郎が後ろで笑いを堪えている】
【そもそもの発端を教えなかったのは一応気を使ってくれた、という事か?】
あらまあ……"WILD"もそうですが女の子の前ではどういう訳か背伸びしたがりますよね……
でもライラさん、極力暴力を振るうのは良くないと思うのデスヨー?もちろん言って分からなければという事ならばわかります
でも初めに暴力ありき、はいけませんデスヨー?
『まあ今回は逃げられただけ良かったじゃないか……『逃げるのを手伝ってしまった』よりはずっとマシさ
後、そいつは俺じゃなくてムクの飼い犬だよ、名前はプーラ。――ああでもうかつに触ろうとしない方がいいぞ?
ムクはよくそいつをメッセンジャーとして使っててさ、ある程度は遠距離からでも動かせるから……』
【剛太郎が言い終るよりも前に伸びてくるライラの手をじっと見る子犬の目が―――急に赤く光る】
【そして改めてライラの手を認識すると犬はくわ、と口を大きく開けて】
『――――知らない奴に愛犬に触らせまいと攻撃させて来るぞ!』
「気安く触るでないわこの戯け者めッ!」
【突如初老の男の声でしゃべったと同時にがしん!と容赦なくライラの手に噛み付いて来るだろう】
- 595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/14(木) 00:28:44.83 ID:9Rqr9fsV0
- >>587
…………ハッ、こりゃ驚いたぜ……破壊主義者のアナーキストが、偉そうによ……!
……お前ら、何人の血の上にその思想が成り立ってると思ってるんだ?
でかいを事をするには、それ相応の代償がいるんだぜ?
それを『正しいから』って顧みない奴が、周囲を巻き込んで、混乱を生むんだよ……!
行動する事を善だと思うんなら、機関だって立派な善だろうが……!
……本当に信念の上に立つ反逆者なら、あんな問答無用なやり方をするもんかよ……!
【『義を見てせざるは勇無きなり』――――確かに、今の居丈夫の在り方を捉えるなら、その通りだろう】
【だが、組織だっての行動は、否応なしに何らかの影響を及ぼす事を避けられない。故に、居丈夫はそれを善しとしないと言うのだ】
【ましてやそれを、寄る辺なく――――確かな大義や正義で無く、混乱を生み起こしたと言う事を、居丈夫は見過ごせないと言うのである】
「――――フン、それを言うなら、言うだけの前提が必要だ…………『常住』足りうる『希望』を、この世に示してもらおうか……!
それが出来ないのなら、それは人間を救う思想足りえない……足掻いたが故に、何もかもを失う人間を、存在しないものとして語っているのだからね……!
――――そうさ。お前の挙げた者たちは、みな罪人だよ……『無常』なものでしかないものに、心を囚われているのだからね……
だから言っただろう……せめて『絶望』の中に『救い』を…………それが、人間が人間たりうる、もっとも救われる形なのだと……!
――――『希望』は確かにある、などと言えるのは……その『希望』を、確かに取り出して人へと示せる人間だけだ……
そうでない人間が『希望』を語るなど……卑劣な詐欺行為に他ならないだろう……!
それを…………麻薬やら粛清やら、それこそ『絶望』を振り撒いている『D.R.U.G.S.』の人間が語るとは……ひどい冗談だ」
【青年は動じない――――否、冷たさの中に、微かに怒りの様なものを滲ませている】
【『常住』『無常』――――これらは、とある宗教の語る『永遠に、確かにそこに存在するもの』と『絶対的では有り得ない、必ず失われるもの』と言う意味である】
【『諸行無常』――――所詮『希望』と語られる概念も、失われない事などない、不確かなものに過ぎないのである】
【それを殊更に強調して、他人の心を煽る事を、青年は許さないのだろう】
【ましてや、それを口にする人間の行いと言うのも、その言説の説得力を左右する】
【――――獣人を『D.R.U.G.S.』の人間だと知っているからこそ、彼が「『希望』を求めない事は開き直りに過ぎない」と言う事に、怒りを発したのかもしれない】
……ならさっさと、今の騒ぎから手を引くんだな……そうすりゃ、関係無い連中は静かに眠って、俺らも無駄に走り回らなくて済む……
「……掲げた旗印に専心するなら、それが倒れた時に自らも巻き込む事を……良く考えると良いよ」
【『D.R.U.G.S.』に対して批判的な言説を、ここにきて露わにした2人だったが、獣人に対してはまだ、言葉での翻意を諦めていない】
【――――初め「『D.R.U.G.S.』そのものはどうでも良い」と言っていた2人だったが、徐々にその考えは変わってきている様だ】
- 596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/14(木) 00:32:48.04 ID:QiABCpLOo
- >>588
【顔を見合わせ目配せするように笑う二人の女性、そのうち注文を取り終えて引っ込めば相手も安心するか】
【――普段から女性が扱う人間たちに比べると、相手は常々触れあいも無い人間だ】
【故に比較的親切であるか、それでもその親切は普通の人間としては当たり前のレベルであるのだが】
【閑話休題、隠れ蓑にして様子をうかがう少女に、そっと視線を下げて圧迫感のないようにする】
大なり小なり迷惑かけて生きてるんだから、多少許容しなくちゃね
……ま、そう慣れるモンでもないのかしら。はいはい、もうバカって言わないわ
でもね、一人でなんでもするより、出来ない事はぶん投げちゃった方が意外と迷惑かからないわよ?
【ぽんぽんと相手の肩に触れる指先は、おさない子供をあやすようなリズム】
【これに子守唄でもつけばそれこそ眠らせようとするような、ふんわりとした雰囲気で】
【それでも言葉が加減した上でまだきついものであるのは、それが彼女の生来の気性なのだろうか】
決勝で? へぇ、それじゃあ見かけによらず随分強いのね
だったら良いじゃない、他人より秀でたところがあるんでしょう? ぜーんぜん、それで補えるわよ
……あら?
【目の前のたおやかな雰囲気とは裏腹な、強さの象徴であろう彼女の功績に】
【さすがに多少の驚きはあったか、比較的丸い眼窩が殊更まんまるに拡げられる】
【世間話じみた事を話しながら、ふと気付いたのは……どうみても獣人ではないだろう相手から伸びる、尻尾】
【無造作に無遠慮に、なんとはなしにひょいとつまみあげる】
- 597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]:2013/03/14(木) 00:43:24.27 ID:TkVmxlr9o
- >>593
【それは、そうだ。】
【誰もが青年のように幸運な訳じゃない。今回は、彼女が偶然助けてくれたからこうして生きている。】
【次は、無い―――その自覚が、恐怖感をもって刻まれる。】
【紅茶はまだ飲めそうになかった。】
【と、そこに冷や水を浴びせるように、二つの人形が眼前で喋りだした。】
う、わ! ふ、腹話術―――でも、ない?
【よく見ると、少女は普通に口を動かして声を当てていた。】
【肩透かしを喰らって、暫し呆然とし。】
【何だか笑えてきて、思わず噴き出してしまった。こみ上げてくる笑い声が、恐怖感を段々と押し流してくれた。】
【そして、彼女から投げかけられた問いに。】
――――まさか。
【苦々しく、笑う。】
【現代社会の病理。対人関係を良くする為の、笑いだ。】
【その仮面のようなコミュニケーションが、彼が最近まで一般人であったことを如実に示していた。】
言ったろ。初めてで、慣れてなかった……って。
最近まで、普通に学生しててさ。………いきなり襲われて。頭真っ白になってさ、殺されると思って。
だから、逃げたんだ。
一目散に。訳も分からないまま。
そしたら追いかけられて……このザマだ。当たり前だよな。そりゃ追っかけてくれって言ってるようなもんだし。
【青年と彼女は同年代のはずだ。】
【それなのに、こんなにも価値観が違う。前提が違う。認識が違う。】
【能力者として覚醒した時点で、向き合うべきだったのだ。その事実と。それなのに、何とかなると日和ってしまった。】
【そんなこと、あるはずがないと。何処かで理解していたのに。】
『凡庸』なんだよ―――俺は。どうしようもないほどに。
【とどのつまり。彼は、能力者として「不適合者」だった。】
- 598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/14(木) 00:44:04.08 ID:zMEiv4S9o
- >>596
【確かに形は少し悪い、高圧的と取られても仕方ないかもしれない】
【けれども悪い気はしなかった、貴女の言葉――――むしろずっと、優しい旋律に聞こえて】
【一瞬では理解できない、耳に入れて、ゆっくりと噛むように感じて、ようやくその意味を辿れるから】
【肩に触れる貴女の指先、美しい爪の色が、月光に溶けて手の甲へと広がっていく】
【クリーム色の艶やかな素肌、そこに月光が染み入ったなら、それはもう光の芸術といっていいほどに】
【肌にしみこむ感触が嬉しくて、思わず彼女も、あやされてしまいそうになって】
……だったら……お姉ちゃん……えいって、投げて……いい?
ソニアね……お金、忘れちゃったの……このままだったら……ソニア、掴まっちゃう……の
【重なる貴女の視線、交錯したならば、少しずつ違った景色を見せて】
【見上げるようにその横顔に長いプラチナブロンドが滲んだなら、そこに映るのは雅な色合い】
【風に擽られる百合の花は、ころころと貴女の掌の上で、彩りを変えるのだから】
【視線がずれた、俯くような色合い、小さな両手がスカートの裾を握ったなら、ゴシック調のブラウスから僅かなふるえが零れた】
【スカートのした、ニーソックスとの合間の浮かび上がった太股がは、積み重ねられた雪の結晶みたい】
【だから強い風には耐えられなくて、身を削る風に、その小さな身を震わせた】
強い事……って……良いことなのかな……ソニア、分からない……の――――
あっ、それ……っと……ぅん……賞品、なの……悪い人、みつけること、できるの
……でもね、反応、なかったの……お姉ちゃん、良い人……なんだね……
嬉しいな……とっても、ソニア――――嬉しい
【摘み上げられたなら、ぴんとのびて、彼女のスカートがふわりと捲れ上がる】
【チェック柄のスカートから覗くのは、彼女の下着=\―――薄い下着からは彼女の下腹部のラインが浮かび上がって】
【腰の描く曲線形は一本の線から作られた、陶芸品のようで】
【小さな下着からはそのラインと、色合いをはっきりと示しつつも、少女らしい小ぶりなサイズであって】
【振り向き加減に貴女へと向いた表情、小さいながらも、しっかりと、微笑みの色が滲んだなら】
【瞼が溶けた、長くしなやかな睫が滲む色がとっても淡く輝いた】
- 599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 00:44:17.30 ID:xNIHSZzeo
- >>592
【アルフォンスは攻撃を放った直後に右側へと走り出した】
【そのまま標的を円の中心とし、その中心へ螺旋状に向かっていくように走り続ける】
【ただ走るだけではなく、止まり、後退し、風の力を使って急加速したりと緩急をつけた動きをする。前回の対D.R.U.G.S.戦で学んだことだ】
(やれるか……?)
【接近の最中に急停止し、しゃがむと標的に向けて水面蹴りを放つ】
【その軌跡から圧縮された空気が真空の刃のように真っ直ぐ飛んでいく】
- 600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 00:51:15.77 ID:yAQ8xtULo
- >>594
―――え? 俺のことを? 仲間に? ……ふむふむ、正義組織に加入するのもなんだか良い気がするな。
大会で「UNITED TRIGGER」の奴らが活躍してたからそっちにも行こうかな、なんて思ってたんだが……。
【それはつまり俺の実力が認められたと言うことか! なんて思ったのもつかの間、ジャンクちゃんの後ろで笑いをこらえる影を発見したライラ】
【……よくよく思い出せば、ゴウも天下一武闘会に出場していた。そして、会った事無いジャンクちゃんに自分の事を教えたのもゴウ……】
【そして、自分がカノッサ機関ハンターになるきっかけもあの男――――後で殴ってやろうかと刹那考えた】
女の子の前じゃ、男は自分をかっこよく見せたいもんなんだよ……男の性とも言うな。
……で、その女の子に説教されるとは思ってなかったけども……そうだな。今度からは頑張ってみるぜ。ありがとな。
……ん? その"WILD"って?
【もともと人助けを始めたきっかけとその男の性≠ェ重なって、ライラのこの性格が出来ているようなものである】
【だが―――ゼンとゴウに出会ったあの時や今の出来事もあって、ライラも少し考えが変わってきている】
【だからこのように、苦笑いながらも簡単にそう了承できるのであった】
【最後には思い出したように質問を1つ。ジャンクちゃんのバックを知らないライラにとっては当たり前の質問である】
【そして、子犬に向かって手を伸ばすライラ】
え? ムクって誰――――――――……ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ……。
【その攻撃≠フ前兆であろう目の赤い発光と大口を開けたその子犬を、その質問をするべくゴウの方を向いていた為見ることが出来ず】
【男の声ではっと気づいた時にはもう遅し。避けることも出来ず、ライラの手に牙が突き立てられた】
【―――徐々に大きかった悲鳴が沈静化し……其処にいたのは、「運悪いぜ俺……」と繰り返し機械人形のように呟くライラだった】
- 601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/14(木) 00:56:06.04 ID:+Nwikfnlo
- >>595
ーーー反体制を掲げるのは構わない、だが、形に出来ないなら口を慎め…と、私は言った筈ですが?
アナーキスト?結構、ただ腐っている貴方よりは不満を形にしようとした彼等の方がまだマシだ
…結局、貴方も代償や非難を恐れて、現状に甘んじていながら愚痴を言う口だけ達者…それを子供の駄々と言わずして何と言うのです?
理性があるならそれを使いなさい、感情のままに不満を言う事は我慢とは言わない
…貴方は人間でしょう、私とは違う人間だ、もう少し理性的になってはどうです?
【何も、獣人は居丈夫に『テロリストになれ』と願って言ったのではないーーーむしろ逆だ】
【不満を爆発させ、反逆して周囲を巻き込むーーー形にする『意志』の強さは汲むが、それは当然間違っている】
【だが、不満を持ちながら行動せず、その上文句は垂れるのはそれ以上に間違っているーーーと、語る】
【オマケに、種族の違いも持ち出して、『理性的になれ』と言う獣人の表情は、とても冷め切っていて】
ーーー前提ですか…
…私を引き合いに出してもーーーああ、私はまだ途中≠セ、失った希望を探している最中か
『無常』『無常』ーーーまるで貴方は仙人ですね、結局は無くなるという事を知って、『一時』を忘れている
それにーーー立場を持ち出されると、どうにも言い返せなくなる、反則技ですよ、それ
ーーー…それでは逆に問いましょう、『絶望』の中の『救い』とは何です?
『絶望』でもなければ『希望』でもない、貴方の言う『救い』とは?
【ーーー結局の所、この獣人がいくら考えを持っていたとして、それをぶつけたとして、希望を語ったとして】
【D.R.U.G.S.という立場で全てが消し去られてしまうのだ、それを獣人自身はよくわかっていた。だからこそ、冗談っぽく『反則だ』なんて言ったりして】
【先程も獣人は言った、『非合法なやり方に手を染めるしかなかった』とーーー】
【聞き方を捻れば、『非合法なやり方はしたくなかった』ともなるがーーーだとしても結局は言い訳】
…残念ですが、私個人の意志ではどうにもなりません、ファミリーの行く末を決めるのは首領ですから
首領には恩義もある…ただ、『間違っているから抜ける』とはいかないんですよ
だから、私はファミリーに不満は持たない『事にして』いる…行動にも移せないのに不満だけ口にする訳にはいきませんから
【手を引け、と言われてもーーーそれは無理だ、一介の部下にファミリーを動かす力はない】
【だからと言って個人で抜けるつもりもないーーーこれは理由あっての事だが】
【『行動に移せないなら口を慎め』ーーー自分の言った言葉通りなら、この獣人は自分のファミリーにーーー】
- 602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/14(木) 01:03:45.09 ID:h2o4+Jaxo
- >>599
―――……確かにその工夫は良い。 的を絞らせない、緩急をつけた動きをしているんだろ?
でも動きを止めるのは少しリスクが高い……一度止まれば、また動くまでに少しの猶予がある
止まった瞬間を狙って銃弾が放たれれば、反応はやや遅れる。 ―――動きは流れの中で
―――ガンマン相手には、一切足を止めてはいけない。
【緩急をつけた動きは評価するが、止まってまで動きを単調にしないように工夫をするかと言われれば、NOだ】
【全ては一連の流れで行う。脚を一切止めてはいけない。止めたのならそれは、射撃場の的と何ら変わりがないのだから】
……それは懐に入り込むまで隠しておくべきだった―――が、それはガンマンには凄く有効。 素晴らしい技だと思うぜ?
もし懐に詰められた状態で放てば、ガンマンサイドの理想は距離を取りながら回避すること。つまり後退ですかした所を狙い撃つ形になる
しかしアルフォンスの攻撃は、単なる蹴りに見せかけた飛び道具……―――それに気付かず取った後退を真空の刃で「狩れる」
……ガンマンの機動力を奪えば、一気に勝利は近づく。少しもったいねぇかな……
「ジャンプで躱してしゃがんだオマエに左から一発! 振り切った脚を狙うがコッチもジャンプの後だ、着地直後は隙だぜ?」
【真空の刃を隠した水面蹴りは、一気に「詰み」まで持って行くほどの技だと彼は評価するが―――如何せん使いドコロが惜しい】
【そして今までの技はどちらも風を使った技……相手のロウも、少年を風使いとして判断するだろう。情報戦も戦いの1つ……!】
- 603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/14(木) 01:03:51.69 ID:GGELzUkKo
- >>597
「腹話術とは失敬だワン」
『そうよそうよ、私達はちゃんと生きてるのにねー』
【腹話術と聞いた少女は人形達をズンズンと青年の方へ押しやった】
【人形達の口ぶりからして怒っている様にも見えるが当の操り手はクスクスと笑っていた】
【青年のビックリした反応が面白いらしく、軽くからかっている様だ】
「って、何笑ってるんだワン?」
『キィーッ…コイツむかつくっ!腹立つわっ!!』
【噴出す青年を見た途端人形達の怒りは爆発、青年の目と鼻の先まで接近を始めようとする】
【少女は「許してあげて」と言ってから人形達が付いた腕を下げた】
【趣味がこんな風に役立つなんて良かったと、噴出す青年をみて精々思うのであった】
……まさか?
【対人関係を良くする為の潤滑油のような笑みを見て少女は一笑】
【誰に対して言い訳しようとしてるの?とでもい痛げな視線を向けていた】
あ…なるほどねぇ…今までパンピーさんだったんだ
うーん…かと言っても私もつい最近まで学生だった…というより現在進行形で学生…かな?
【少女自身に能力は無い、あくまで少女の行使物に能力が宿っているだけである】
【性格面では元々変わっているのでよく勘違いされるが、一応能力者としてはこっちも日が浅い】
へぇー…逃げたとかーそう言うのどーでも良いんだけどなー
だってさ、現に今生きてるし…変に交戦してたらそれこそ私助けに来なかったかもだし
過ぎたことと言うより、自分の行動に一々後悔しちゃダメだと思うな
【確かに青年と少女は同年代】
【だが決定的に違うものが一つある、それはきっと”自分の事をどれくらい割り切れるか=z
【少女は自分の事を割り切っていたからこそあそこまで容赦なく交戦できたのかもしれない】
【まあ、前述の通り元々変わっている子でもあるのだが】
何を持って『凡庸』?
死ぬのが怖い? 戦うのが嫌? 傷つくのが嫌?
それって…『凡庸』じゃない…ありえない事実から目を背けてるだけじゃ…ないのかな?
【性格上の問題もあるかもしれないが少女は少しキツイ口当たりで青年に言った】
【それはこのままだと多分青年は同じ事を繰り返すと思ったからだろう】
- 604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/14(木) 01:07:07.74 ID:QiABCpLOo
- >>598
【何度かぱちぱちと目を瞬かせると、ほんの少し吐息だけで笑う】
【そんなことか、と特に気にした事の無いような、他愛のない頼みへの綻び】
あら、最初から払わせるつもりなんてなかったもの。構わないわよ
……そうそう、困ったらパッと言っちゃっていいのよ、黙ってた方が大変な事になってたでしょう
【むしろ相手の行動へは好意的な反応、わざとらしく頷いて、それらしく講釈を垂れて】
【それから、なんてことないというのを強調するように、ウィンクして見せる】
【そんなやりとりの少し後に、珈琲二つとケーキがテーブルへと運ばれてくる】
【店の者は聞いて居なかったようで、素知らぬ顔でお代わりと口へと運ぶ】
逆に、他人より秀でている事の何が悪いのかしら。誇っていいのよ、それは
……良い人? 私が?
うぅん、これって素直に受け取っていいのかしら。なんだか複雑だわ
【本人としては意外な言葉に、思わずぱっと尻尾を手放す】
【悩ましげに眉間に皺を寄せて、返事しあぐねるようにあまりはっきりとしない声でぽそぽそと呟く】
- 605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/14(木) 01:12:45.94 ID:xb7wkQ2E0
- 【静寂が支配していた森の中。不意に響いたのは高い水音】
【――――もし、其れに疑問を抱いたならば、やがては泉へと辿り着くであろう】
【琥珀色に染まった其れは、何処か幻想的か】
【辺りを照らす月明かりは、何時もより一際強くて。故に小さな先客の存在に気付くのは容易いことな筈で】
「珍しい場所じゃな。この様な場に、この様な湯があるとは――――」
【恐る恐る手を沈めてみる少女の姿。其れは何処か滑稽にも思えて】
【暖かくなってきた――――とは言っても、まだこの時期の夜は冷えるであろう】
【ともなれば、上る湯気を頼りに辿り着く者も居るだろうか】
「さて――――どうしたものかの
浸かってみたい気もするのじゃが……」
【その様はまるで風呂を毛嫌いする小娘の様で】
【この時間に、この場所――――少女が一人で訪れるには、少しばかり危険な地でもあるのだが】
【果たして、その場を訪れた者は何を想うだろうか】
【寂れた教会――――人が訪れる事の無さそうな外装であっても、中からはよく澄んだ詠唱の紡ぎが聞こえて】
【静寂に包まれるこの一体に流れるそのアリアは何処か神聖的な物とも聞こえるだろうか】
【――――もし、辺りを通りかかった者が居るならば其れはきっと興味を惹くような物で】
「――――――」
【古い扉を開けたならば、銀の髪を持つ修道女が未だ詠唱を続けていて】
【訪問者の存在に気付いたのは、それから少し後の事――――或いは、声を掛けられたその瞬間】
【紡ぐ声を止めれば、銀の双眸が向けられる事か】
「すみません、少し気が緩んでいた様です
それで……ええっと……」
【月は、修道女から見れば丁度扉の位置。目を細めれば、相手の姿を認識出来ずに】
【――――どなたでしょうか?そんな言葉の代わりに、小首を傾げて】
【何かご用でしょうか――――なんて言葉が紡がれるのだろう】
- 606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 01:15:49.10 ID:xNIHSZzeo
- >>602
【振り切った足を止めず、勢いを利用して一回転。しゃがんだ体勢から地面を蹴り、魔術で浮翌遊】
【高速で一直線に接敵し、地面に手をついて接近時の勢いを利用して縦に一回転】
【恐らく空中にいるか、地面に着地したであろう相手の頭部か胸部に向けて踵をぶつける】
【更にその脚の軌跡からも圧縮された空気が発射される。先ほどと同じ、切り裂く空気の刃だ】
【しかしその攻撃の後、アルフォンスは無様に背中を地面に強打した】
ぐっ!?
【仰向けに倒れた彼は身体を横に転がし、ゆっくりと起き上がった】
い、一旦こんなところで、どうでしょう
【背中を擦りながらアルフォンスはそう言った。少し涙目だ】
- 607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/14(木) 01:18:16.83 ID:zMEiv4S9o
- >>604
【すぅーっと流れ込むような貴女の言葉、その言葉の端々まで、はっきりと聞き取れそうなぐらいに】
【大人の余裕か、或いはもっと、確かな形で表されるべきものが、そこにはあって】
【羨望は時として、自分の身を焼くほどに、強い執着心を生むのかもしれない】
【運ばれてくるコーヒーの香りが鼻腔を擽った】
【淹れたての香りは朝靄に溶ける、瞼のような香り、目覚めさせるには十分で】
【脳の隅々までしみこんでいくその感触を、貴女ならばきっと感じられるのだろう】
……っ……ありが、とう……ほんとに、ほんとに……ありがとう……
嬉しいの……お金、払ってくれるから……嬉しい、じゃなくて……
頼れる人、いること……まだ、名前も、知らないの……でも、困った時、助ける人
……そういう人、いるの――――とっても、良い事
【彼女の頬に混じる色、ぱんと彼女の両手がはじけた、貴女の両手へと溶けていきそうなぐらいに】
【きっと、冷たい、今までずっと、夜の中で佇んできたかのように、きっと、とても――――】
【それでも、柔らかいのだろう、貴女の両手をぎゅっと握ろうとする彼女の手は】
【握れたなら、そのまま貴女という存在を、確かめるように、その体温を、身体で感じて】
【椅子に座ったまま、手は貴女の手元へと、そしてその身は、直ぐ側の貴女に寄り添うように】
【冷たい彼女の指先、低い体温はまるでジェラードのよう】
【華奢な指先は、とても脆くて、少しでも力を入れたら、砕けてしまいそうなぐらいに】
……良い人……きっと……とても、優しい人……だから――――
ずっと、いたいな、なんて思える……くらい、ずっと、お姉ちゃんと、お話……したいな、って思うの
ソニアの、お胸……ぽかぽかしてきて、お姉ちゃんの、綺麗な顔――――ずっと、見てたくなる、の
……ダメ、かな……こういう、の……これじゃ……だめ――――?
【彼女の思う良い人、貴女はきっと、その定義の中にすっかり当てはまっていて】
【悩ましげな姿もどこか、憂いを帯びた表情の中に消えて、それは一種の絵画のよう】
【令嬢の頬に浮かぶその曇った色合いはきっと、悩ましげな美貌をただ伝えるだけだから】
【つたない彼女の言葉、指先で辿る音律が、貴女の耳元で弾けたなら】
【視線を感じるだろう、見上げる彼女のマリンブルーが、貴女をじぃ、と見つめて】
【瞼が落ちた、頬の水面に溶け込んだなら――――きっと、優しい微笑の色が浮かび上がった】
- 608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/14(木) 01:18:38.49 ID:u1CqiMBHo
- >>600
まだまだ正規メンバーが足りなくてセリーナさんの所のUTには全然勝てておりませんが……
いつかはあの人たちにも負けない正義感あふれる戦士たちを集めて共に並べる組織になりたいと
思っているのデスヨー!
『もしよければお前もどうだ?すでにUTの人たちには技術提供しているんだが仲間になれば
"WILD"がお前にいろいろと便利な品を分けてくれるかもしれないぞ?』
【カノッサと戦うのならば今後も共に肩を並べてやっていかないか?と誘いを持ちかける】
【UTに技術提供、と言う事はもうすでに彼らはUTと同盟を結んでいると言う事なのだろうか】
【正義組織同士、割と早期の段階から横のつながりが出来ているらしい】
"WILD"というのはワタシの主のコードネームデスヨー
もうひとつの正義組織設立とUTのバックアップのため日々陰で暗躍をしているのデスヨー
……まあ時折サボってその辺の女の子ナンパしに行ってるかもしれませんが
『とりあえず大丈夫かライラ?ムク、いきなり噛み付くのはやり過ぎじゃないか?
トイプードルってのは手を伸ばしたくなるくらい可愛い生き物なんだ、ちょっと触れるくらいいいじゃないか』
「いいやならんわ!日々この毛並みを保つためにどれだけ繊細な手入れをしていると思っちょるんじゃあ
誰じゃこの若造は?――魔術師か?身にまとっている魔力がお前より冴えわたっちょるじゃないか剛の字」
【ムク、と呼ばれたトイプードルはそのまま耳の後ろを後ろ足で掻きながらライラを品定めしはじめる】
【恰好ではなく感じ取れる魔力からその力量を見破る事が出来るのだろうか――この犬を通して喋っている男も魔術師らしい】
- 609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/14(木) 01:22:28.18 ID:9Rqr9fsV0
- >>601
……ああそうかい。じゃあこれ以上何を言っても無駄だな
お前らのやった事で、何が起こってるのか……それを度外視しやがった立場で『行動する事が正義』とか言われても……もう結論なんか、出る訳ねぇよ
……ま、これは大人の小ずるい論理かも知れねぇがな……お前らの在り方の故に、権力の無能がさらけ出されてるってのは、事実……
【居丈夫の方も、獣人の言葉に冷めた態度を見せる】
【これ以上は、何を語ったところで水掛け論になるしかないと悟って、身を引いたのだろう】
【もっとも、捨て台詞に近い言葉が、最後に尾ひれとしてくっ付いたのだが――――】
「――――その『一時』だ…………それに心を囚われているから、人間は絶望の中で、生きていく術を忘れる……
……贈り物をせがむ子供をすら、罪人と言うのは、確かに言いすぎかもしれないね……彼等にそんな事、分かれと言うのは酷だ……だが、真理はそんな斟酌をしない……
……それに、言っただろう。示せない『希望』を語るのは詐欺に等しいってね……日頃の行いと言うのは、そう言うところでも生きてくるものさ」
【確かに、事の是非を問題にする場面で、発言者にフォーカスするのはフェアとは言い難いだろう】
【それは、言説の真偽を問題にする場面で在ると言う事実を、覆い隠してしまえるのだから】
【だが、青年は悪びれた様子も見せずに、あっさりとしている。これが大衆の前のディベートなら、非難されてしかるべきだが、そうではないと言う事で、ある種の開き直りをしているのだろう】
「『救い』……明確な言葉にするのは難しいさ。そもそもそんなもの、あるかどうかも分からない概念だからね……それに、そのものも時として形を変えたりする……
だが、敢えて最大公約数のそれを言葉にするなら……『中庸』とでも、なるのかな……?
……人間一般の求める『希望』と言うのは、過剰に過ぎる……『世界平和』でも『不老長寿』でも、何でも良いけどね……
そして、あるはずの無いそんなものに心を囚われ、それが現実に起こり得ないと思い知った時、勝手に『絶望』する……元より、当たり前の事だと言うのに……
……だから、だよ…………先ほどの例で言うなら、プレゼントを待つ子供は、場合によってはこちらの範疇に数えても良い……それは日常の、ささやかな喜びだ……
だが……本質的に、人間はそれで満足しなくなってしまう……その挙句が、金の奪い合い、女の奪い合い、そして帰属意識から来る、他者への攻撃だ……
――――極端なプラスを廃すれば、極端なマイナスも滅する事が出来る……それこそが、この『絶望』だらけの世界で、『救われた』生き方になるのさ……!」
【獣人の問いは、青年としても答えなければならないものと考えていたのだろう】
【時折考え込む仕草を挟むも、基本は立て板に水の如く、すらすらとそれに答えていく】
【――――人間は、過剰な喜びを得る事を望み、それ故に苦しんで生きていく事になるのだと、青年は言う】
【だからこそ、その度合いに折り合いをつけろ、と。そうすれば、絶望に喰われる事無く、充足した生を全うできると言いたいのだろう】
…………そこは、貫徹してるんだな…………ま、良いさ…………俺らだって、割に合わない程に引っ掻き回すつもりはねぇ……
「……手前らの主義主張と克ち合う事が無ければ、あるいは利害の対立を起こさなければ……手前らからは、何も言う事は無いよ……」
【――――アレほどの意志をぶつけていたと言うのに、2人はそこにドライな反応を見せ、あっさりと身を引く】
【そこは、獣人自身の問題であると、一戦を画しているのかもしれない。そして、『D.R.U.G.S.』に関わる理由もないと、思い始めているのかもしれない】
【――――個人的な繋がりなども、『D.R.U.G.S.』との間には存在していないのだ。そこを考えると、ドライになるのも仕方が無いのかもしれない】
……悪いが、俺らはそろそろ宿に退かせてもらうぜ……。明日は明日の糧を、得なきゃならねぇんでな……
「……手前らの旅に、『D.R.U.G.S.』が障害にならない事を祈るよ……」
【やがて、2人はその場から立ち去ろうとする。既に夜も更けているのだ】
【呼び止めなければ、そのまま立ち去る事になるだろう】
- 610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]:2013/03/14(木) 01:23:36.27 ID:TkVmxlr9o
- >>603
――――ああ。
【青年は、逃げたのだ。】
【己の死が差し迫った瞬間まで、向かい合おうとしなかった。】
【それは凡百の思考だ。死に際では誰もが後悔し、やり直したいと当然思う。それではもう遅いにも関わらず。】
きっと。
襲われてた時も、きっと何処かで思ってたんだ。
これは、何かの間違いなんだ、ってさ。
次の瞬間にはベッドの中で目を醒ましてさ、いつも通り学校に行って下らない毎日を過ごすんだ、って。
【覚悟も】
【信念も】
【情熱も】
【まるでハイウェイのように同じ景色ばかりが過ぎる灰色の日々】
【そんな変わり映えのない時間の中で、幼い頃は少なからずあったろうそれらは、すっかり摩耗し擦り切れてしまっていた。】
【本来、そんな人間に能力は発現しないだろう。】
【一般人らしく生き、一般人らしく死ぬ。彼が能力者として覚醒したのは、ある種の不運な偶然だった。】
………言い訳、だよな。
何を理由にしたって、どう弁解したって、現状が変わる訳じゃない。
俺が、俺自身が、変わらなくちゃいけないんだ。……なのに、それが怖くて足踏みして、動けずにいるんだ。
【悔しい。情けない。】
【覚悟を決めよう、と頭の中で反芻しても、未成熟な心が追いつかない。】
【凡愚―――青年は、乞うように少女に話を振る。】
………なあ。君は、どうして能力者に?
凄いと思う、俺とそんなに変わらない年のはずなのに……さ。
- 611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/14(木) 01:41:03.09 ID:GGELzUkKo
- >>610
だーかーらー、その時の話は良いのー
聞きたいのは今思ってる事なんだけどな
今はどうなの? これは夢だと思う? 幻って信じたい?
【青年が逃げた事なんて正直毛ほどにも思っていない、少女が苛立っているのは青年の言葉がちょっとした『言い訳』にしか聞こえなかったからだ】
でもさー、この状況になって…だよね
今までどうしてきたか、じゃなくて今からどうするか…じゃないのかなぁ?
……なんか説教臭い面倒なおばあちゃんみたいになっちゃった…ごめんね
【とどのつまり少女が言いたいのは「現状をしっかり見ろ」と言った類の事】
【面倒くさがりやな少女が初対面の人間にここまで言うのは珍しいかも知れない】
うん、言い訳…聞いてるのもイラッとする言い訳
…変わろうとするからダメなんだと思う、今を自覚するだけで良いんじゃないかな?
能力者になったって別に自分の存在が変わるわけでもないんだし…
というより能力者が逸脱してるべきって言う考え捨てた方がいいんじゃない?
【確かに能力者には変わり者は多い、だからと言って全部が全部変わり者なわけではない】
【青年はそこのところ気負い過ぎてるんだな、と感じた少女は「自分は自分で良い」なんて事を口にした】
え? 私?
【急に自分に問いが飛んできて一瞬唖然とするが、それも一瞬少女はすぐに言葉を紡いだ】
家がねオカルト一家で、面倒くさいから貯金下ろして家出してきたの
でねー、一人じゃ寂しいから露店でこの子達買ったのね
んじゃあ、なんという事にこの子達がなんと魔道具だったの、しかも私が両方の適応者みたいで
捨てよっかなーって迷ったんだけど…なんせ可愛かったしね…
【自分が能力者になった経緯をペラペラと話し始めた、内容からするにこの少女も半ば巻き込まれる形で能力に覚醒したらしい】
でもね、後悔はしてないかな……
だって自分にとってできる事の範囲が広まったわけだし…
- 612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 01:42:09.55 ID:yAQ8xtULo
- >>608
ふんふん、なるほどなぁ。……ほー、あっちとはもう手を結んでるのか。
良いじゃねぇか、正義は正義同士で同じ敵に向かって邁進していかなきゃな。
――――よし、分かったぜ。このライラ、カノッサを倒すべくお前らの仲間になるぜ!
【この男にも、強大な敵に立ち向かう方法が考えられないわけではなかったらしく】
【此方はジャンクちゃんの話からまだ設立さえ出来てない組織、「UT」だってまだ駆け出しだと言うのに提携していることに感嘆の息を漏らす】
【このまま一匹狼でカノッサ機関に立ち向かうのも良いと思ったが―――最終的に出した決断は、よろしくな、とジャンクちゃんに手を差し出すことであって】
【結論からすると、ライラもただの熱血バカじゃない、と言うことだろう。少なくとも、今後のことを考えられるくらいには】
【そして、ゴウの口からも出るWILD≠フ言葉に、すげぇ人なのかと想像を膨らませるのだが】
……なるほど。すげぇけど俺と同じ人種なんだな……。
【と、人に言えたことでもないがそんな言葉を発し、呆れるような表情を見せた】
このクソ犬めが……犬に噛まれると結構痛いんだぞ、俺も小さい頃脚に噛み付かれて――――――
――――あ、そう? 照れるぜ、ハハハ。……俺は魔術師だぜ。……そういうアンタもか?
遠隔で魔翌力を感じ取れるぐらいだから、結構優秀っぽいけどな。
【手の平・手の甲と一本ずつカーブを描いた点線のラインが手に残り、余程痛かったのだろうか、逆の手で患部を摩るライラ】
【犬……いや、その向こうにいる男、ムクに明らかな嫌悪感を示すも、褒められると謙遜できないライラは簡単に手の平を返す】
【所詮こんな男である。―――しかし、こうした魔術師談義が行えるくらいの技量はあった】
- 613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/14(木) 01:43:59.00 ID:h2o4+Jaxo
- >>606
―――……マジか
あんなアクロバティックな魔術師がいるかよ……やるじゃん
―――って、大丈夫か?
【正直予想した戦いとは、全く姿が違った。魔術師と言うものだから、てっきり遠距離の撃ち合いを挑んでくると思えば】
【蓋を開ければ、魔術と体術の融合。風を活かした立ち回りは、男を驚嘆させるには十分なクオリティを誇っていた】
【―――ダイナミックな攻撃に一瞬見惚れたとかは解らないが、ハッとしてような顔をして倒れた少年に心配の声色をかけて】
……オーケーオーケー、もう俺の補助は要らねーな、こりゃ
今の攻撃も良かったよ。―――魔術師なのにあんだけ接近戦仕掛けられちゃ、こっちにかかるプレッシャーは大きい
心理的にも今の攻めは十分。……つーかアルフォンス、オマエセンスの塊だわ
【満足そうな笑みを零しつつ、立ち上がる。 帽子の鍔を軽く上げると、見えた紺碧の視線を仰向けの彼に飛ばし】
【この少年は大きな輝きを感じさせるナニカを持っている。センスであり、硬い意志であり、雰囲気であり……不思議に、そう思わせる】
―――あとは、自分で敵をイメージしな。 自分が敵なら何をするか、相手からはこの攻撃はどのような意識を与えるのか……
様々な視点から、自分の戦いを分析する……俺はそうやって、「俺の戦闘スタイル」を形成してきた。
―――アルフォンス、オマエは自分を未熟な魔術師なんて言ったが十分に実力はある。後は経験と頭。
……脳味噌こね回せばもっと強くなれるぜ……というわけで、じゃーな!
【こういう模擬戦もあるんだぞということを改めて言葉で教えれば、彼は颯爽と公園を後にしてしまう】
【陽気な雰囲気とは裏腹に頭脳派の男の背中は、少年から見ればゆっくりと小さくなって……】
【残されたのは、仰向けの少年ただ一人。―――勝手に去っていったこの男のアドバイスが、少しでも力になれば幸いだ】
/ここで終わりとさせて頂きます! お疲れ様でした!
- 614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/14(木) 01:48:37.19 ID:QiABCpLOo
- >>607
【かみさまを信じる無辜の民のように、妄信とも言える表情に】
【いっそ相手の思うとおりに清廉ですみわたる水のように神聖な人物であれば、きっと微笑み抱きしめただろうけれども】
【受け止めきれないように唇をひっこめ、吊った目尻と反対方向に眉尻をうっすらと下げる】
困ったわ、そんなきれいな顔されたら誰だって目いっぱい甘くしたくなっちゃうわ
一体私が悪い男だったら、どうするつもりなのかしら
【ほんのりこちらより冷えているだろうか小さな手を、握られた方と反対の手で包み込みながらも】
【指に込められる力はひどく儚く、綺麗過ぎるそれに触れるのをためらうような、そんな僅かなすれ違い】
【ほぅ、と洩れた吐息が、指先のほんの先をそっと掠める】
名前も知らない、か……
……私は阮 瑤、D.R.U.G.S.≠フ香主、阮家の者よ
【透き通るようなプラチナブロンドに頬を寄せて、他の客に聞き耳を立てられないようにしながら】
【普段は脅しに使う己の名を、今ばかりは出来る限り脅しにならないように、そっと】
【香主の意味の一つとして、組織の中の派閥の頭領としての者が有る】
【とすれば、手に手を合わせる相手の目の前の女は、マフィアの派閥の一つのトップということになる】
アナタは強い子みたいだから、あまり“仕事”では会いたくないわね
……もし一人で来る時は、懐に余裕を持って来なさいな。ここのケーキは美味しくって、一個もう一個って食べたくなっちゃうから
【怯えることはないだろう、怖がらせることはないだろうけれども、拒否はされてしまうかもしれない】
【だから相手の様子を窺いながらそっと、拒まれなければ髪型を崩さないように流れに沿うように髪を撫でて】
【そのまま、するりと抜けるようにテーブルから離れる】
【確約したとおり、相手がケーキを食べ終えても代金を請求される事は無いだろう】
【きっと仕事“では”会いたくないというのは、本音の事でもあろうから】
/お疲れさまでしたー!
- 615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/14(木) 01:55:25.48 ID:zMEiv4S9o
- >>614
【その名の真意は知っていた、それほどまでには有名な悪名であったから】
【けれども、身に纏う肩書きと、そこに在る本人は必ずしもイコールではなくて】
【少なくとも彼女の前にいる貴女は――――そうであるのだから】
UNITED TRIGGER=c…所属
ソニア=エカチェリーナ=ドラグノフ
ソニアもね……瑤と、会いたくないよ……UNITED TRIGGER≠フ、ソニア、としてじゃなくて……
瑤の、友達の……ソニアとして、会いたいな……
【髪を撫でる貴女の指先、その指先に沈んで溶けてしまうのは無理もないこと】
【きっと、そのままずっと、或いは――――その先へと、続くあぜ道の中で】
【揺れ動く思いの果てに、貴女という存在があるのであれば】
【見つめるその先、指先からすり抜けていった貴女の背中、その感触すらも分からなくて】
【きっといつまでも、貴女という存在の残香を感じ続けるのだろう】
/お疲れ様でしたー!
- 616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 01:59:14.15 ID:xNIHSZzeo
- >>613
【アルフォンスは息を整えながらロウの言葉を聞いていた】
【彼の試したいこととは、ロウが感嘆した部分であり“センス”と言ったものだった】
【つまり、身体に圧縮した大気を纏わせ防御能力を上げ、更にその状態で体術を行い攻撃に転用すること】
【偶然な発見だったが、近接戦闘に難のあったアルフォンスにとって早急に試したいものだった】
いえ、そんなことはありません
発想は確かに悪くないと自負していますが、体術に難があるどころか、なっていません
今まで魔術師として修行していたせいなので仕方ありませんが、実戦に使えるかどうか……
魔術で強引に補強してぎりぎり、といったところでしょう
【ロウの言葉にアルフォンスは少し暗い表情で答えた】
【最後の攻撃で背中を強打してしまったことが彼に影を落としていた。あれで仕留められるほど、この世界の敵は甘くないことを彼は知っていた】
はい、ありがとうございます
またどこかでお会いしましたら、またよろしくお願いします
貴方の行先に穏やかな風が吹きますように
【しかし別れ際には彼は笑顔でロウを見送った。彼がよく使う別れの挨拶と共に】
【そしてアルフォンスは一人残されたのだった】
──やっぱりこの身体能力じゃ足りないな
この戦術を取るのであれば鍛える必要がある。誰かに師事するのがいいか……
近接戦闘を行なうのであれば、より一層、恐怖心を消さなくては……
【──アルフォンスもまた、姿を消した】
//お疲れ様でした、楽しかったです!
//ありがとうございました!
- 617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]:2013/03/14(木) 01:59:35.00 ID:TkVmxlr9o
- >>611
【経緯を聴けば、至極単純で。】
【要するに成り行きということだ――自分とほとんど変わらない。】
【ただ一つ違うのは、今自分が置かれた状況を努めて正しく認識し、そしてかつ適応を果たしていることだ。】
【何気なく彼女は言うが。】
………すごいな、君は。
【ぽつり、と一言呟く。】
【それは自虐でも自嘲でもない、ただ純粋な尊敬の念だ。】
【こうして死と隣り合わせの状況においても、後悔はしていないと語る彼女が、とても遠い存在のように感じられた。】
俺は――――怖い。
数日前にさ。
学校から帰る途中、金属のプレートのようなものを見付けたんだ。
何だか無性に気になってさ。拾おうと触ったら、それはパッと霧みたいになって俺の身体に吸い込まれていった。
【外的要因による後天性能力者。この点も、彼女とよく似ている。】
その瞬間、分かったよ。
俺は能力者になったんだ、って……さっきまでの自分と、何て言うかな、雰囲気が違うんだ。
何処か浮いているような、異質な感じ………。
はは。自分の能力が何なのかさえ、まだ何も解ってないんだ。
…………。能力者って、さ。
なってみると、思ったのより、全然違うんだな。
【アニメや漫画の中にいる存在のように、何処かで思っていた。】
【自分がいざこうやって巻き込まれてみると、そんなことはなくて、彼らも現実に生きる歴とした人間なのだと分かる。】
- 618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/14(木) 02:01:03.15 ID:+Nwikfnlo
- >>609
…それが正しい、主張をただぶつけるだけでは、理解されない者とは水掛け論にしかならない
それと…勘違いしないで頂きたいのは、これはマフィア≠ニしての意見ではなく私≠ニしての意見です
…貴方からしては、同じに思えるでしょうが
【議論を打ち切られるのに嫌がる様子はない、只管に落ち着いた様子で、嫌味なくそれがいいと頷いて】
【きっと獣人も、何処かでわかっていたのだろうーーーそれに、やはり立場をだされると全てが陳腐化してしまう】
ーーーそうですね、私は神ではない、だから『希望』を見せる事は出来ない、故に語る事は出来ない…
…だが、『希望』が全く掴めないと証明出来ないと、『絶望』しかないという論理も成り立ちません
わかりますね?悪魔の証明です…証明出来ないなら、可能性はーーー『希望』は掴めると考える事は出来ませんか?
…出来ませんね、今の貴方はきっと
【世に絶望しかないと言うのならーーー希望はないというのなら、それを証明してみせろーーー】
【絶望の海を隅から隅まで掻き分けて、希望が絶対に無いと証明してみせろーーー当然、無理だ】
【ならば、可能性がある可能性はあるではないかーーー楽観的に考えれば希望はある】
ーーー…少し、話が飛躍してはいませんか?
『世界平和』や『不老長寿』ーーーそれは最早希望ではなく願望≠セ、似て否なる代物です
そんなものが成り立たないのは皆、心の何処かでわかっています、だからこそ正義という概念や組織、また医療が発展しました
少しは願望≠ノ近付く為にーーー希望≠ニして
そして、プレゼントを待つ子供が全てそうなる訳ではない、貴方は悲観的過ぎます
次いでーーーそうですねぇ、これを言えばまた、『アナーキストだ』だなんて言われるのでしょうがーーー
金や異性、考えの相違から来る闘争は決して悪い事ばかりではありません
寧ろ闘争という物は行き過ぎた一部を除けば必要な事ーーー金、女、意見それらはスパイスに変わりません
人生は山あり谷ありーーーいい事も悪い事も、両方があるからこそです
人はいつか老いる、その事実を知っているからこそ、綺麗な一時を絵画や彫刻、写真に残す術を知りました、そしてそれは未来永劫の人々を感動させる
人は殴られれば痛いーーー喧嘩した人間はお互いにそれを知り、戦いの無情を知るのでは?
【青年の言う過剰な希望は、希望ではなく願望≠セ、かなわないと誰もがわかる大きなものーーーだが、それに近付こうとして生み出したそれらは確かな希望≠ナはなかろうか】
【そして、プラスもマイナスも無い世界はーーーそれこそが絶望だ、上がり下がりの無いただ平坦など、ただの機械ではないか】
【悪い事があるからこそ、いい事に転換する、それが人生だと、人でもない者は言う】
…助かりますねぇ、こちらとしては、ただの一人二人でも敵は少ない方がいい
旅の御武運をーーー私には、願われたくは無いでしょうが
【ーーー夜は深く、黒い毛並みの獣人は闇に隠れそうなくらいだ】
【お互い止める理由はないだろう、とすれば獣人は、そこにいたまま二人を見送ってーーー】
【いつの間にか、獣人の姿は表通りから消えていた】
/お疲れ様でした
- 619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/14(木) 02:13:40.20 ID:GGELzUkKo
- >>617
【少女は青年がどんな反応を取るのかじっとりした視線を向けていた】
【青年が思ってるより少女は凄くないのかもしれない、と言うより単に頭のネジが数本飛んでいる可能性もある】
【もちろん本人は普通のつもりらしいが】
凄くない凄くない
只単に護身方法が見つかったってだけかな?一般人だって運が悪かったら死んじゃうし
【少女の言葉通り一般人だって能力者に普通に殺される事も多々ある】
【なのでそれを考慮すれば一般人より死ぬパーセンテージが下がっただけなのだ】
【だから少女はいつでも死ぬ覚悟が出来ているのかもしれない】
うんうん、最初は戸惑っちゃうよねー…
私だって最初はすっごい戸惑ったもん、何か自分の体が自分のじゃない気がして
【青年の話を聞きながらうんうんと相槌を打つ、まるで同じことを感じていたかのように】
それって凄い気になるね……
私の場合はちょっとアレな事で気づけたんだけど…
【少し嫌な事を思い出したらしく、少女は表情に影を落とした】
そうだよねー…私も想像と違ってビックリしたよ
だって契約もしてなかったら改造手術も受けてないんだし…
事実は小説より寄なりなんてよく言ったもんだよ
【実感もわかなければ覚悟も何も決まらない】
【それはある日突然能力が行使できるようになった者の特有の悩みかもしれない】
/すみません眠気が…
/明日は朝の10時くらいからいると思いますので、良ければ持ち越させていただけませんか?
- 620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/14(木) 02:18:40.91 ID:9Rqr9fsV0
- >>618
……おいおい、お前の方が大人の小ずるい喋り方を持ち出してどうするんだよ?
そこまでの立場になっちまった奴が……言ってる事とやってる事は別物、なんて……言えるはずがねぇだろうが
【どちらも、獣人に帰属される『ラベル』である。なら、それを別離して心情を口にするというのは、ダブルスタンダードではないかと、居丈夫は言う】
【無論、本音と建前は違うものだ。だが、理想を持って行動した以上、それは許されないのではないかと、居丈夫は追及する】
「……そんな事で希望に縋るのは、愚か者のやる事だ……」
【青年は、悪魔の証明を口にした獣人に、鼻白む態度を見せる】
【確かに確認される物のみで語る事こそ、真実なのだと言わんばかりに】
「……軽々に理解されるとは思っていないが、やはり仕方ないのか……
正義など、単なる都合――――ともすれば、悪意を以って語られる時のそれは、『言い訳』に過ぎない。概念的に『正しい』はずのそれを、そこまで貶めたのは、一体誰だい?
……人間だ。僕たち人間なんだ。『分かっているから近付けた』んじゃない。それを『分からない人間がいるから歪められた』んだ……それを単なる願望と考えず、そして強引に成そうとしている人間は、世に例が無いはずが無い……!
そう……そんな観念、あり得ないんだよ……あり得ないから、人の世界は『絶望』なんだ……
お前は知らないのか? 『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』と言う言葉を……?
そんな『無常』なものに頼らなければ、何も残しえないと言うのは……それがそもそも、人間の限界なんだよ……!
……それを否定しようと言うのなら、今すぐ人間全部を賢者にして見せてみるんだな……! それが出来なきゃ、お前の言葉は単なる概念の遊びでしかない……!」
【決して、誰もがそれを弁えている訳ではない。青年は尚更に熱しつつ、獣人の言葉に反論を重ねる】
【まるで、自分の実感としての言葉を、口にしている様に――――】
【そうでなくとも、論難にくじける事があれば、自分の信じるものを失う事になるからこその必死さなのかもしれないが――――】
……じゃあな。悪い事にならない様に、祈っとくよ!
「…………」
【振り返りもせず、ただ背中越しに言葉を残して行く2人】
【やはり、熱せられた感情は、そう簡単には冷めないと言う事なのだろうか。必要以上に顔を合わせない事も、自分を律するためなのかもしれない】
「……悪いね。ついつい熱くなってしまった…………」
それを言うなら、俺もだぜ…………だがま、どうしようもねぇよ。あの状況じゃよ…………
【バツが悪そうに眼を伏せながら、2人の魔術師は夜を駆ける――――】
/遅くまで乙でしたー!
- 621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]:2013/03/14(木) 02:25:35.43 ID:TkVmxlr9o
- >>619
/了解です。遅くまでありがとうございました!
/明日は恐らく夜になるので、こちらから舞台裏で声を掛けさせていただきますねー
- 622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 02:25:53.09 ID:u1CqiMBHo
- >>612
【引き受けてもらうことが出来た】
【良い返事を受けたと同時にジャンクちゃんは太陽の様に眩い満面の笑顔を浮かべると】
ありがとうございますデスヨー!ライラさん!今後ともよろしくなのデスヨー!
【差し出された手をそっと優しく両手で受け止めて握手を交わすと、手を放してエプロンのポケットから何かを取り出す】
【真っ白な名刺サイズのカード、ラミネート加工でもされているのか表面がつるつるとした長方形の何かをライラに渡そうとするだろう】
【これは一体なんなのだろう?】
【一方のムクはふてぶてしく棺桶に伏せながらライラの言葉に受け答えを始める】
「うむ、いかにも……ワシの専門は魔術の品の開発じゃがのう、こうして愛犬を動かすのは
オマケの技能みたいなモンじゃあ、例えばワシが乗っているこの棺桶もワシが開発した『ライドコフィン』という品でのう
今は剛の字がこれを所有し有事の際に戦うんじゃあ、その際ワシはサポートを担当する」
『へへ……俺は魔術の才能はさっぱりでさ、大会でもそうだったように本来俺は武道家なんだ
これだってムクのサポートなしじゃほとんどの機能が使えないし』
【なんと、先ほどから剛太郎が引きずっている棺桶は彼の装備なのだそうだ】
【だがこれを大会で使わなかったのは……ほとんどの機能がムクがいないと使用できない機能だからだったのか】
【当然ムクが戦闘中に剛太郎を支援する事はルール上出来ない、ならばいっそ使わない方が早かったと言う事か】
/今戻りました
- 623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 02:53:04.05 ID:yAQ8xtULo
- >>622
あぁ。……正義のために、俺も立ち止まっちゃいれないもんなぁ……!
……? ジャンクちゃん、コレは?
【ジャンクちゃんのその眩いばかりの笑みに、ライラは今までのことを振り返る】
【そう、始まりは自分がカノッサ機関員を間違えて助けてしまったこと。それがあって自分が此処にいる】
【そしてカニバディールとの戦闘もあって。カノッサ機関ハンターになって。でも今までの働きが少なくて自己嫌悪したり】
【でも、カノッサ機関ハンターは自分で決めたこと。やりきらなければ男が廃るとそう思いながら、ライラは軽く背伸びと共に気を改めるのだった】
【そして渡されたカードのようなもの。ジャンクちゃんに問いながらも、色々と見てみてどんな物か検討をつけようとしている】
【振ってみたり、太陽に透かしてみたり。しかしその答えは、ジャンクちゃんから聞かなければ分からないのだろう】
【初めて触れるものに対する普通の反応なのである】
なるほど、魔術品専門の発明家って訳か! ……え、これも発明品なのか? ……もしかして、乗れる、とか?
はー……そういうわけね。 でもゴウ、武闘会の時は強かったな! 俺もあんな動きがしてみたいぜ……。
【自分は魔術を使う者であり、魔術品を作る人物になんか一度も接触したことが無かったライラ】
【そんなだから今までゴウが引きずっていた棺桶に一々驚いて、スケボーみたいに乗れるのかな、なんて想像をしてみる】
【……しかし、実際その『ライドコフィン』にゴウが乗っている姿を想像すると……ちょっと様になっていて笑うことが出来なかったらしい】
【武道家、と聞いて武闘会の事を思い出す。華麗に武術で戦うゴウの姿はまさに武道家で。……その後自分はレイニーエッジに負けて】
【魔法を使わなければ、ただの棒を持った一般人であるライラは、素直にゴウに感心を寄せた】
/スイマセン、眠気ヤバイので持ち越しか〆をお願いできますでしょうか?
/因みに明日はオールフリーでございます。起きるのは12時ごろでしょうががが……
- 624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/14(木) 03:23:25.11 ID:u1CqiMBHo
- >>623
こちらは『招待状』になりますデスヨー、今の様にいろいろな方々にこれを渡して
ある程度人数が揃いましたらそちらに日時が表示されますので、その時に水の国の『フルメタルジャケット』に
お越しくださいデスヨー、そこで初めて正式な結成とさせていただきます
『まだもう少し人員を集めるつもりなんで少々時間がかかるからもうちょっと待ってくれよな
なおうちに所属したら同盟組んでるUT同様"W-Phone"が携帯できるようになるから今のうちに
『ソード』『ワンド』『カップ』『コイン』の中から柄を選んでおいてくれよな、元々アレは"WILD"が作ったんだ、当然貰える』
【どんな技術を使っているかは知らないが、これは配布した人間の思うとおりの日時を表示できるようにできているらしい】
【そして"W-Phone"なるアイテムの存在など、"WILD"とはもしかして技術者なのだろうか】
【柄はなぜか小アルカナの四種類から選ぶようになっているのは一種の遊び心らしい】
「変形機構を搭載しておっての、有事の際はバイクに変形しそれを剛の字が操縦する事も可能じゃあ
最もそれはほんの一部、このフォルムは伊達じゃない……防御用の盾にもなるし中は寝食すら可能なスペースを確保
その上内部に武装も取り付けられておる」
『はは、ソニアにあっさり負けちゃったけどね……一対一じゃあまだまだ俺も修行が足りないよ
今後も更なる精進を……お、ジャンクちゃん、そろそろいい時間だ、俺たち行かないと』
おっと、確かにいつまでものんびりしていてはいけませんね、ではライラさん……我々はここで失礼いたしますデスヨー
またいずれお会いする時を楽しみにしていますデスヨー!
【そう言ってもうひとつの正義組織を名乗る一行はまた別の道へと足を運び去っていくのだった…】
【←To Be Continued...】
/おっと、それでは本日はここで〆といたしましょう
/お疲れ様でしたー、また絡んでくださいませ
- 625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/15(金) 21:09:57.84 ID:U2+MKMnco
- 【公園】
ふんっ
【白い髪に白い肌、白い目をした前を留めていないスーツを着た男がいる】
【そして男の近くには前かがみのゴリラのような体型をした170cmぐらいのゴーレムがいる】
【そしてそのゴーレムは棒を持っている】
えいっ!
【そして掛け声共にゴーレムは棒を回そうとする…が棒は手からすり抜け落ちてしまった】
ダメだったか…
【男は肩を落とすがすぐに肩は元に戻り、また同じ事をし始めた】
【どうやら男は能力の鍛錬をしているようだ】
- 626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/15(金) 21:51:55.67 ID:BkRaWrfdo
- 【とある街中】
【Un dollaro bucato――ある男はそんな映画もあったなと思い出していた】
【男は広く整備された歩道の端で、金属の電柱の柱にもたれかかりながら煙草を吸っていた】
【なぜそこにいるのかと聞かれれば、吸殻入れが据えられているからであって】
【歩道に立ち止まって、物思いに耽るのが趣味な人間になった覚えはない】
【ただ煙草は、暇な時間を作り、人を哲学させる道具なんだろうかとか思った】
【痩せた背の高いスーツ姿の男はサングラス越しに、左手で摘んだ古い銀貨を見ていた】
【指で少し弾いて、宙で回転をさせて、掴む ソレの繰り返し 無意識に近い動作】
……あっ!
【煙草の灰を落とそうかと思った時、弾いたソレは掴み損なって地面をチャリンとバウンド】
【車輪のように数m先へと転がって、ぐわんぐわんと倒れながら止まった】
【表だといいな そう思いながら 煙草をくわえて 拾いに動き出そうとした】
- 627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/15(金) 21:57:43.89 ID:U2+MKMnco
- />>625ですが>>626さんに絡みます
- 628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/15(金) 22:01:00.92 ID:U2+MKMnco
- はいどうぞ
【白い髪に白い目、白い肌をした前を留めていないスーツを着た身長175cmぐらいの男がコインを拾い差し出す】
見たことのない古い銀貨ですね?一体なんという名前の銀貨なんですか?
【男はそうコインを落とした人に好奇心にあふれた目で問いかける】
- 629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/15(金) 22:01:28.43 ID:U2+MKMnco
- /すいません、アンカーを忘れました >>626さんです
- 630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/15(金) 22:21:05.15 ID:BkRaWrfdo
- >>628
……ああ、すまないな
【男は煙草をくわえながら、その硬貨を受け取る】
【何方かわからなかったな そう思ったが まあ、それはいいか】
【目の前の男を直視することもなく 吸殻入れの方へと歩いて行き】
さあ…知り合いが持ってたもんだから まあ、大したものでもないだろう
死んだ奴の持ち物だから捨てると呪われそうで…
【そんなもんだよ そう言いいながらスーツの胸ポケットに硬貨を滑らせる】
ほら、映画なんかであるだろ? 胸ポケットに入れとくと命拾いする奴…
ソイツはそれを真似してな、頭撃ちぬかれて死んだのさ
【男は頬にシワを寄せ、口角を上げて笑った ジョークなんだかマジなのか サングラス越しじゃわからない】
- 631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/15(金) 22:24:34.68 ID:YNAYpGq2o
- 【公園】
ッハ、ッハ、ッハァ……
―――っ痛ゥッ……!! くっそ、何でだ……身体がついてこねェ……!!
【―――眉間を流れる、一粒の汗。公園のど真ん中に仰向けに倒れこみ、肩で息をする一人の男】
【灰色のジレの下は白シャツを着ている為にか、倒れこんだ際には砂で汚れが目立っている。少し汗で濡れているので尚更だ】
【右手には紅、左には蒼の拳銃を握り締める手は、男が顔を顰めると同時に緩んだ。右足首に巻かれた包帯が、痛々しい赤に滲んで】
……っやっべ、無理しすぎたか―――っ痛ゥ……!!
ったく、テメェのせいで動きが鈍るは無理すると痛むは散々だ……ぜっ……!!
【上体を起こし、その部分を苦笑いを浮かべつつ眺める。自分のイメージした動きからは程遠い。悩みのタネの理由が「コレ」なのも十分理解している】
【痺れるような痛みを恨めしく思いながら、両手の銃を消した。―――握られた赤青の其れは、能力だという証拠にもなって】
【空いた手で被っていた蒼のソフト帽を外しながら、男は溜息を吐く。―――鍛錬を続けても、己の怪我の重さを痛感する日々を憂いながら】
―――……冗談きついぜ
【……包帯の白を、じわりじわりと朱が侵食していた】
- 632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/15(金) 22:28:34.42 ID:U2+MKMnco
- >>630
すいません…嫌なことを思い出させてしまいましたね
【男はそう言い頭を下げる。恐らく社交辞令というものだろう】
お守りか…私の場合はこいつになりますかね
【男はそう言い終わると両手を地面につける。すると小さく地面が隆起し小さなゴーレムが現れた】
本気をだすともっと大きいのを出せますが…まあそこまでいくともはや守護神というべきですか
- 633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県) :2013/03/15(金) 22:43:47.83 ID:p/+35ygS0
- 【泥の町】
【最低最悪の場所といえば?】
【この街はそんなクイズの答えを見事に体現した町】
【厳しい自然と汚染により、あらゆる生命が去ったまさに永遠の荒野】
【それゆえ社会から爪弾きにされたものが、ここに逃げだしていった】
【そして荒野は――地獄になった】
久しぶりの故郷!いいねぇー休暇にゃぴったりだぜ!
【一人の大男が大声をあげるが住民からの反応はない】
【住民――人間区に住む彼らは暗い顔のまま自分の仕事をしている】
【投棄されたゴミをあさったり、他人を売ったり殺したり食ったり】
【皆、その日を生きるために必死のようだ】
【なんせ、ここで仕事をしなくてもいいのは、ここでは地面に転がっている死体だけだ】
【死体は道行く人々に踏まれ、腐り体液で地面を濡らす――】
【一方、大声をあげた男】
【腹は多少出てるが太い腕や胸板が肥満ではないことを示している】
【黒く長く延びた髪や髭はぼさぼさで野暮ったい印象を与える半面、目は鋭くギラギラと光っている】
【大型の自動拳銃と弾装を入れたホルスターと多数の装飾品の形を隠れ蓑とした魔具を装備し】
【タトゥーだらけの肌にじかに来た黒革のコートの背には、四つの国の国旗をかかげた塔の絵】
【額には剣でつけられたような痛々しい傷跡がのこっている】
【ここの住民も極度の栄養失調で腹は出ている】
【だが男の様に血色のいいものは一人もいない】
【――と不意に一人の子供がガラス片に布を巻いて握りをつけたナイフで後ろから男に襲いかかる】
おお!早速か!
「は!はなせクソ観光客!」
【だが男になんなくナイフを持った腕を掴まれてしまう】
【暴れる子供、しかし周囲の住民の反応は冷たい】
【これから、この子が男に嬲り殺しにされても、それは変わらないだろう】
- 634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/15(金) 22:49:05.23 ID:U2+MKMnco
- />>630さん?いらっしゃいますか?遅くなられるならおしゃってくださると助かります
- 635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/15(金) 22:50:12.32 ID:BkRaWrfdo
- >>632
お前、ウィットが足りないって言われないか?または頭が硬いか何方か、両方かだ
ここは「じゃあ、額にでもコインを貼っておけば良かったな」…なあんて言うところだ
オーライ、オーライ…まあいい…まあいいや
【歯を見せて、ニカッと笑う 】
【男は煙草をくわえながら地面から出てきたゴーレムを見ていた】
【アスファルトは土に入るのかなとかゴーレムって岩だったかなとかそんなことを思うが】
【男は飄々とした変わらぬ態度で、煙草を通して空気を吸い込んで、煙と一緒に思考を吐き出して】
おー………凄いね 俺、そういうのはよく分からないんだわ…魔術とか?そういう系のやつ
ほら、こう、あれだ……あれ……あーっと…やっぱいいわ、思い出せない
【手で何かジェスチャしているが、上手く伝えられず】
今、便利だなあと思ったけどさ……どうなの?実際
【実用性に興味が向いた男はそれを聞いてみる】
- 636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/15(金) 22:52:16.81 ID:BkRaWrfdo
- >>634
/ 常に遅いです すみません 大体、20分前後かかります
- 637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/15(金) 22:55:23.35 ID:+TBbnXuT0
- >>631
【ならば、少し休めと声をかけたくなるのが人間の性であり、】
【そしてその中には、実際に声をかける物好きもいるもので、】
そのまま続けても為にはなりませんよ
少し療養したらどうですか?
【倒れた男の頭の方向。上体を起こした今では、丁度真後ろになるだろうか】
【その方向から、無茶をする男を気遣うような口調で言葉が投げかけられる】
それ以上ケガが酷くなって治らなくなったらどうするんですか?
【腰を落としてしゃがみこみ、目線を合わせるようにしながら声をかける人物は、一人の青年だった】
【少し痛んだ青色のデニムに、薄く汚れたセーフティブーツ】
【前を開いた茶色のミリタリーコートからは、白のシャツと黒いネクタイが顔を覗かせている】
【あまり特徴的とは言えない服装の中、携えられた一本の鋼鉄の剣と赤色のマフラーが存在を主張する】
【わずかに白みがかった緑の髪に鮮やかな蒼眼。しかしその顔には腹が立つほどの笑顔が張り付いていた】
【その手にはごく一般的な包帯のロールが握られていて、】
【それが男の方へと差し出されていた】
- 638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/15(金) 22:56:23.06 ID:U2+MKMnco
- >>635
魔術じゃないみたいですよ。どうやら私の固有の能力。ただただ力が強いことしか取り柄のないゴーレムです。
あんまり役に立ちませんよ
【男はそう苦笑いしながら言う。】
そういえば、あなたは能力者ですか?能力者ならどのような能力をもっていらっしゃるのでしょうか?
【男は興味深そうに問いかけた】
/>>636 承知しました。こんな引き込まれる文章を見るためなら20分程度待てますよ
- 639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/15(金) 22:57:50.55 ID:Lgb9ksnN0
- 【UNITED TRIGGERー事務所】
【裏口へと続く道から機械的な音が聞こえる】
【エレベーターと化したその場所から鼻歌を歌いながら一人の男が出てきた】
【黒光りする程ツヤのあるリーゼント】
【腰まで伸びた白い学ランに前を全開に開けたワイシャツとタンクトップ】
【ズボンは腰の位置までわざと下げる様に履いており】
【学ランの背中には『夜露死苦』の文字】
【右手には金属バットを持ち、トントン肩を叩きながら歩いている】
【UNITED TRIGGERに置ける熱血不良児、須蘭賀 一郎であった】
んぁー、誰もいねぇじゃん
【彼はそう呟くと、事務所に設置されているソファーにドスンと座る】
【ポケットに忍ばせていた布を取り出し、手に持つ金属バットを磨き始めた】
- 640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/15(金) 23:01:08.91 ID:e5hia02YO
- >>633
ほう、なんだろうかあれは。なかなかヤバイ光景だ。
【黒のカッターシャツの上にブレザーを着込み、腰に拳銃を携帯した若い少年が歩いてくる】
そこの人間よ、君がやったのかね
【少年は相手の光景を見て警戒している】
/よろしくお願いします
- 641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/15(金) 23:09:21.42 ID:Yt9MtVypo
- さて、これからどうしようかな
【和服に腰に刀を差した少年が街を歩いている退屈そうで周りを見回している】
/この前は乱入してすいませんでした絡み待ちですよろしくお願いします
- 642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県) :2013/03/15(金) 23:16:45.32 ID:p/+35ygS0
- >>640
【厄介事のにおいを感じ始めた住民は男や少年から距離をあける】
【時折何人かが荒事には巻き込まれたくないといった視線を送ってくる】
なんだ、俺なにをやったって?
それとも、このガキに用か?
【一方、男は少年の問いかけの意味が分からなかったのか質問を返す】
【その男に今だ手を握られた子供】
【垢まみれの体に布切れのような服をまとっており】
【痩せこけた顔や垢で固まった髪のせいで性別が分からない】
【子供は少年に目もくれずわめき暴れるが男のが手を握る力を強めると】
【うめき声をあげ苦痛に顔をゆがめる】
もしかしてよぉおおガキを助けようとか思ってんのか?
【うめき声を聞いた男は嗜虐心たっぷりの笑みを浮かべる】
/おおおおお、すいませぬ築くのに遅れました
/こちらこそよろしくお願いします
- 643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/15(金) 23:19:05.25 ID:YNAYpGq2o
- >>637
―――ん? まぁな……コレがストップのサインなんで。
コレ以上続けたくてもさ、痺れてまともに走り回れねぇんだなコレが……ハァ
【首を後ろに反らす形で振り向く。―――逆さの世界に写り込んだのは、にこやかな青年の笑み】
【少し療養したら―――という少年の言葉には、受け入れざるを得ない。療養するしないではなく、せざるを得ない】
【其の事は本人が一番良く解っていたが、其れでも苦笑いを浮かべる彼の表情に混じっていたのは不満。―――毎回味わう、無力感と言う】
―――……心配してくれるのは嬉しいけどな、治る見込みがあったらそっちに集中してるっての
……もう戻らねぇからこそ、こちとらやってるんだよ
【腰を支点に脚を浮かしくるりと180度回り、彼の方に身体を向けてあぐらをかく】
【その後頬杖をついて紺碧の瞳をそちらに向けながら語るは真実。表情は笑顔の彼と対照的に、此方は虚ろなモノ】
【―――……治る見込みが無いから無いなりに、その残されたカードで足掻いている。其れが今の彼だった】
―――……わりぃな、使わせて貰うぜ
【差し出された包帯を受け取れば、今使っている、朱で汚れた其れを解きはじめた。―――後に現れたのは、痛々しい一本の線】
【……所謂手術痕と言うヤツだ。其処から漏れていた朱を、早速新しい包帯で覆い隠した。慣れた手つきで、足首を回る白】
- 644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/15(金) 23:23:49.16 ID:BkRaWrfdo
- >>638
似たようなもんだろ 火を出すのも、物を動かすのも、動物を手懐けるのも
過程と理屈が吹っ飛んでんだ、全部、俺からしたらマジックだよ
【煙草の灰を落とす 男は自嘲気味に言った】
…やっぱりか、そんな気がしてたよ
【わざとらしくニヒルな笑みを作る】
……何を持ってして能力なのかは知らねえよ、さっき俺が言ったとおり
理屈がぶっ飛んだマジックな”何か”を能力とするなら…まあ、あるよ
やたらと目がいいってぐらいだけどさ…お陰で少し下げないとならなくて、不便だよ
【夜中でも着けているサングラスはそういった理由らしい】
まあ、読み書き算盤だって能力っちゃあ能力だからな、難しい話だよ
先天性後天性、武器やら道具についた能力エトセトラエトセトラ…
能力者ってのは難しい言葉だ…うん
【持っていた煙草を吸殻入れに投げ込んで】
駄目だな、煙草は人を”哲学”させる…類義語は”堕落”だ
悪い…くだらん話が長くなった
【自分の髪を毛をワシャワシャと掻いた後】
【男は相手に向かってまた、わざとらしくニヒルに笑ってみた】
- 645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/15(金) 23:25:14.94 ID:FDPaJTFv0
- 【静寂が支配していた森の中。不意に響いたのは高い水音】
【――――もし、其れに疑問を抱いたならば、やがては泉へと辿り着くであろう】
【琥珀色に染まった其れは、何処か幻想的か】
【辺りを照らす月明かりは、何時もより一際強くて。故に小さな先客の存在に気付くのは容易いことな筈で】
「珍しい場所じゃな。この様な場に、この様な湯があるとは――――」
【恐る恐る手を沈めてみる少女の姿。其れは何処か滑稽にも思えて】
【暖かくなってきた――――とは言っても、まだこの時期の夜は冷えるであろう】
【ともなれば、上る湯気を頼りに辿り着く者も居るだろうか】
「さて――――どうしたものかの
浸かってみたい気もするのじゃが……」
【その様はまるで風呂を毛嫌いする小娘の様で】
【この時間に、この場所――――少女が一人で訪れるには、少しばかり危険な地でもあるのだが】
【果たして、その場を訪れた者は何を想うだろうか】
【薄暗い路地裏――――佇んでいたのは、其処には不釣り合いとも思える少女】
【肌は白く、髪も純白で――――ただ、虚空を眺めるその瞳だけが紅く染まっていた】
【感動など元より存在しないかのような表情】
【ふと、何かに気づいたように足下を見れば、小さな花が目に留まって】
「よく、分からない。綺麗。汚い
これは、汚い?」
【腕を振るえば、一瞬だけ伸びた腕がまるで鞭のようにしなってその細い茎を叩き折るのだろう】
【余りにも呆気ない終わり。表情を変える事の無い娘が其れを拾えば、マジマジと見つめて】
【小さく、分からないと呟けばもう興味を失ったようにその花を捨ててしまうのだろう】
【軽い足音を立てれば、必然的に目立ってしまう。それでも、擦れ違う人々は何を感じたか、必要以上に距離を置いて、且つ警戒して少女の横を過ぎていき】
「何が、良い事?
――――やっぱり、よく、分からない
お勉強、しなきゃ、いけない?」
【そんな様に目をくれる事も無く、ただ気の向くままに足を進めて】
【――――路地裏でも浮く、目立った存在。もし、他に誰かが通るのであればきっと嫌でも視界に映ってしまう筈で】
- 646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/15(金) 23:28:52.39 ID:FhTTwRoj0
- >>639
【―――。】
――うぅぉ、チンピラ!?
【その部屋に入り込んで第一声。】
【それは驚きの色を含んでいて。】
【最近私的な調査をしていたために、正直事務所に戻るのも久々で――、】
【組織の内部事情も正直疎かったりするのだが――、】
【閑話休題。】
【黒髪、色白、黒コート――モノクロな青年――、】
【名を比々野村雨といったか。】
【思わず能力を発動し、炎のようにたゆたう暗黒を両手に纏わせ、】
【先方の姿をじぃとうかがうのだった。】
- 647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/15(金) 23:32:05.97 ID:U2+MKMnco
- >>644
"哲学"の類義語は"足を止める"じゃないですか?
【男は真剣な目でそう言う】
しかし興味深い話でした…能力者の定義なんて考えたことなかったですからね…
頭の体操に哲学はいいものですよ
【目に微笑みが見られる表情で男はそう言った】
足を止めてすいませんでした。では私はこれで失礼します…また御縁がありましたらお会いしましょう
【男はそう言って去っていった】
/絡みありがとうございました〜ハードボイルド的な会話ができて満足です
- 648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/15(金) 23:43:08.96 ID:BkRaWrfdo
- >>647
どちらにせよ市民には受け入れられないってもんさ
”言”葉の”迷”いは”謎”ってなもんさ、案外シンプルに考えてみようぜ
【男は去って行く男に声をかける】
じゃあなアミーゴ、次はジョークを覚えてこいよ
【ニッと笑う この世界は面白い奴が多くて 素晴らしい】
【でもそれは不安定なバランスの中だからこそ生まれる素晴らしさなのだろうか】
【まあいいや 口癖を頭もなかでもらして 男も歩き出した】
【まだ寒い、テキーラでも飲まなくちゃならない】
/遅い返信 すみませんでした! ありがとうございました! それでは
- 649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/15(金) 23:45:03.31 ID:8moRs2/eo
- 【UNITED TRIGGER――裏手の路地】
【――男は一人、数刻前からその場所に佇んで居た】
【足許に落ちるフィルターギリギリまで吸った煙草の残骸は11本、】
【更に今しがた落とした1本が加わる。空箱を開いて、彼は漸くその事に気が付いたようだった】
(…………何やってんだ、俺)
(腹は括った、“先生”にだって誓った、けじめは手前でつけた)
(まだ足りないってのか? 馬鹿か、そんな青臭い歳でもないってのに……)
【もう、佇む言い訳になってくれる物も無い】
【事務所の方向へ視線を送ろうとして、その未練たらしさがどうしようもなく情けなく思える】
【適当に揃えた癖毛の黒髪、鋭い灰眼、よれたスーツ姿の男】
【死人めいたその血色と、右頬の「牛の生首が乗った皿」の刺青がいやに不穏さを醸す】
【男はそのまま暫く茫洋として思案していたが、やがて、漸く気持ちが固まったのだろう】
【長居していた其処に背を向けて、路地の奥に立ち去ろうとしており――】
- 650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/03/15(金) 23:45:07.69 ID:Lgb9ksnN0
- >>646
あぁ!?誰がチンピラだってぇ!!
【聞こえてきた第一声に眉を釣り上げ、荒く大きな声を上げた】
【チンピラとは言われれば確かにそうとしか思えない風貌】
【そしてこの態度であるから、より一層そう見える】
あんだ!?やる気か?
てめぇこそ誰だ!!
【青年の両手に宿る炎の様にたゆたう暗黒を見て立ち上がった】
【拭いていた布をそこらに投げ飛ばし、バットを構えて臨戦体勢をとる】
【喧嘩早いー青年が味方でありUNITED TRIGGERの一員である事は知らない】
【能力発動の構えを見て敵襲とでも勘違いしてしまったのだろう】
【もしお客であったら彼の態度は相当タチが悪かった筈】
ここはなぁ!正義の組織!UNITE…ええと、なんだっけ?
ともかく!正義の味方だ!客か?敵か!?
【怒号を混ぜながらそんな事を青年に投げかける】
【彼の中に、青年がUNITED TRIGGERの一員である選択しは消えているのだろう】
- 651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/15(金) 23:46:44.36 ID:+TBbnXuT0
- >>643
【振り返った男の表情を見ると、笑顔が崩れ、多少なりとも真面目な顔つきに変わる】
【虚ろな瞳と不満の入り混じった表情から、何か只ならぬ物を感じ取ったのだ】
【赤く染まった包帯を回収し、】
…?もう治らない…?
それは一体……――っ
【「治る見込みが無い」】
【その"只ならぬ物"を把握し、男のその言葉の真意を理解したのは、怪我の正体を聞こうとした瞬間だった】
【確かに、治る見込みのない怪我は数多くある。だが男の怪我は既に処置済みであり、一見治りそうに見える】
【しかし慣れた手つきや、現在の経過からして、治らないというのは本当なのだ】
【目の前の男は、まさしくそれと戦っていたのだ、とようやく理解する】
【気まずくなった青年は小さく「すみません」と言葉を返すのであった】
……とりあえず、このまま地べたに座っていてはいけません
落ち着ける場所まで動きましょう
【話題を切り替えるようにそう言うと、近くによって】
【男の方から特に指定が無い限りは、近くのベンチまで連れて行って男を座らせようとするだろう】
- 652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/15(金) 23:54:01.11 ID:J9jL4Fzvo
- >>649
【――聞き覚えはあるだろうか。】
【それは蹄が路地を叩く音。】
【決して強くなく、決して弱くもない。】
【ただ静かに、それは心の扉をノックするかのような、そんな響きで――。】
―――どこ行くんだい、そこのおにーさん。
君の帰る場所、そっちじゃなくてこっちだと思うんだけど――アタシ、間違ってるかな。
【路地の入り口、月光が差し込む狭い通路の先端に、白馬が現れた。】
【かこん、かこん、とゆっくり蹄の音を響かせながら】
【馬は少し路地に入ったところで足を止め、その背に乗せていた"女性"を、下ろす。】
―――悦君。
【振り返る事が、あったのならば。】
【視界に入るのは、いつものテンガロンハットとその奥に潜む神秘的な瞳――】
【ブルーとも、翡翠ともとれるような優しい輝きをもった目、だろうか。】
【路地の水溜りをウェスタン・ブーツが跳ね上げ、飛沫が微かに舞う。】
【ブーツカットのダメージ・ジーンズが汚れるのを気にせず――"彼女"は】
【――セリーナ・ザ・"キッド"は、暗い通路の奥に姿を消そうとしている"貴方"に、声をかけて。】
【ほんの少し、戸惑いと悲しみを交えた声色で――それでもいつものように、陽気に。】
【悦那の名前を――呼ぶ。】
- 653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/15(金) 23:58:15.95 ID:bGnglm9go
- >>645
/まだいますか?
- 654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/16(土) 00:04:07.44 ID:G7QoZZBU0
- >>650
(見た目に違わぬ性格してんな……。
っつっても――……。同僚だったか。)
【当方青年は――】
【先方がもしや同僚なのではないかという可能性を少なからず予想していた。】
【予見――、というのが正しいかもしれない。】
【「なくはない、だがまさか――、」なんて。】
【それでも材料の揃った予想は大概当たるものだ。】
【――両手に纏われた暗黒が霧散した。】
―――あー、そのー、なんだ……えー。
――――、君の同僚、です、ハイ。
【ばつの悪そうな笑み。】
【ひとまず、互いが仲間だということは理解できるだろう。】
- 655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 00:05:04.97 ID:BFIhn8Mf0
- >>653
/居りまするが長時間は難しいかもしれませぬー
- 656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 00:06:09.71 ID:7bucHTuXo
- >>652
【簡単に、足は止まった】
【僅かに振り返り視線で相手を捉えてすぐ、それは後ろめたいように逸らされる】
…………よう、ボス
いや、今は違うか……俺はもう“そっち”じゃない
【淡々とした声色は、あえてそういうように作っているものだが】
【哀しみと、それでいてまだ己を受け入れると言うようなその視線は、彼には酷く耐え難かった】
【そのくせ逃げずに留まったままであるのは――まだ伝えていないある事柄に、後ろ髪を引かれたからだ】
【誰かから伝え聞いていたとしても、責任が自分にあるとはまだ知られていないだろう事】
……書置きは見てくれただろ?
お前らと正義やってた、あの俺は“死んだ”んだ……頼むから、放っておいてくれ
――……“裏切り者”は、潔く消えるべきなんだ
【“裏切り者”】
【己をそう表現し、僅か唇を噛んで俯く表情は、見ずとも分かる程に痛切であった】
- 657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/16(土) 00:08:57.10 ID:3HfdGR6Do
- >>651
あー別に良いって。悪気があった訳じゃねーだろーよ、な!
完治はしねーけど、一応動けるようになる可能性はあるらしいから大丈夫だ!
……その場合脚だけロボットになるっぽいけど
【白を足首に回しながらも、気まずそうに謝る彼に明るい声を飛ばす。小さく零した―――可能性がある、という話も嘘ではない】
【……偶然出会った人物に、そのような話を貰ったのは事実だ。今はまだ待てとは言われているが】
……ま、正義を語るヤツが足の怪我なんかで諦めたら駄目だろ?
んなことで止まってるワケにはいかない、ってことよ……ま、明らかに弱くなってるのを見ると凹むのは仕方ねェさ
【―――脚を改造してまでする理由は唯一つ、『正義』という2文字に凝縮されている】
【額に流れる汗を腕で拭えば、虚ろな眼は何処かに消え去っていて。 その『正義』と言う二文字を口にした途端、精悍な顔つきが戻る】
【紺碧の瞳にも深みが戻ったのは、その理由に対する意志の硬さ故。……痛みや劣等感に意志が溶かされるほど、柔くは無いという証明だった】
大丈夫だって。ん、ちょっと待ってろ、もう巻き終えるから―――
―――……よし。ま、無理に走ったりしなきゃ歩くことは出来る。……庇う動きが、未だに染み付いてるってのが問題であって
【右手を前に出し、「助けは要らない」と言うジェスチャー。その後左足に体重をかけて、なるべく患部に負担がかからないように立ち上がる】
【その後ソフト帽をかぶり直し再度歩き出すが、やはり右脚を引きずるような動きは隠せない。……コレが、染み付いた庇う動き】
【―――男は青年に頼ること無く、ベンチにドサリと腰掛けた】
- 658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/16(土) 00:15:56.92 ID:cSMEE5Sv0
- >>654
どう…りょう…?
【眉を釣り上げた表情で、青年の言った言葉を反復して確認する】
【同僚ーすなわちUNITED TRIGGERの仲間】
【恐ろしく残念な頭をした彼でも言葉の意味がわかってあろう】
【構えていたバットを下げ、もう片方の手で頭をかいた】
なんだなんだ、おまえもここの仲間だったのか!
敵かと勘違いしそうになっちまったじゃねぇか
そう言う事は先に言ってくれよ!
あ〜はっはっはっ!
【体を仰け反らしながら大きな声で笑う】
【勘違いもなにも勝手に突っ走って考えてたのは彼だけであろう】
【青年が仲間と分かるといなや、投げ飛ばし布を広いソファーに再び腰をかけた】
俺は最近ここに世話になったのさ、
まだまだここのメンバーを把握してなくてなぁ!
仲間がいるって事は良い事だぜ!
【そんな事を青年に向けて言いながら、手に持つ布で再びバットを拭き始めた】
- 659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 00:16:38.80 ID:uqXrD0nHo
- >>645
ーーー『秘湯にでも浸かってこい』…って、いきなりツッコミどころ満載な事言いやがって…!
つーかここまんま森の中じゃねぇか…!秘湯ってレベルじゃねえぞ…!
【ガサガサ、パキパキ、愚痴愚痴…】
【草木を掻き分け、怨嗟の言葉を呟きながら、その泉に向かって来る遅れた客人が一人】
【くんくんとまるで犬のように茹つ匂いと水温を頼りに、最後の茂みを掻き分ければ、見えてきたのは琥珀の泉ーーー】
…マジであった…
【泉の存在の事実とその風景に、暫しマヌケ面を晒して絶句したその男】
【茂みから出て、ゴミを払いながら、ふと見付けたのは少女の姿】
【『これは参った』と、頭を傾げながら岸辺に近付いていく】
…先客がいたか……どーすっか…垣根もねぇしな…
【黒いビジネススーツ、黒い革靴、骨が散りばめられた模様のネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型の男だ】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げている】
- 660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/16(土) 00:26:40.86 ID:G7QoZZBU0
- >>658
【仕方ないと言えば仕方ない。】
【先述の通り青年は久方ぶりにこの事務所に戻ったのだ。】
【大した活躍はしてない、面子とさほど交流を深めた訳でもない。】
【一郎に責められるほどの責はない。】
【――と青年は思いつつも――。】
【ゆっくりと――、適当な椅子に腰をかけつつ……。】
(態度が……大物だなこいつぁ……。)
――んで、えと、名前は? 野球青年。
俺は比々野村雨っていうんだけど、さ……。
【この世界にも野球はあるのかとバットに目を向け、】
【適当な呼び方で名前を訪ねた。】
- 661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 00:27:21.28 ID:b3rbdjuHo
- >>656
――裏切り者、ね。
その言葉の意味、まだあんまり分かってないんじゃないかな、悦君。
【一歩、一歩。】
【ブーツが路地を踏みしめる音が鳴る。】
【セリーナは一つ一つの言葉に、優しい思いと、冷たい響きを混じらせて。】
【――悦那の背へと、近づいていく。】
――"書置き"ってなんの事かな?
――"死んだ"、って何?
【段々と、彼女の声が強くなっていくのを、感じるだろうか。】
【やっと会えた仲間。心配していた仲間。話をしたかった仲間。】
【しかし当の彼はといえば――こんなにも、疲弊していて。】
【全てを諦めたような表情で、自分と、その組織を――突き放すような発言を重ねて。】
――聞きたい事が一杯あるんだ、アタシってバカだからさ。
悦君が何言ってるのか、よくわかんないや。
でもさ――それって、悦君のせいでもあるんじゃない?
【――静かに、彼女の声が、震えていく。】
――なぁんにも、言わないで。
【――静かに、彼女の方が、震えていく。】
――なぁんにも、残さないで。
【――静かに、静かにただ――吐く息を荒くして。】
――それで"分かってるだろ?"なんて表情されたら――困っちゃうよ。
ねえ。
【瞬間、悦那の肩を、セリーナが掴み――自分の方へと、向き直らせるだろう。】
――――巫山戯るなッ!!
【――こんな表情のセリーナを、悦那は見た事があるのだろうか。いや――】
【恐らく彼女をよく知る人間でも、こんな状態の彼女を見た事がある者は、いないかもしれない。】
【――敵に向ける時の挑戦的な笑みや、大会決勝で見せた決意の表情とは違う――もっと、人間臭くて、純粋な、】
【――普段の彼女から想像出来ないような、怒りの色を――その瞳に、灯らせて。】
裏切り・・・!?そんな事をなんで"悦那"が言うんだッ!!
それは"悦那"一人が決めることなんかじゃ無いッ!!
アタシやアタシの――仲間が決める事なんだッ!!裏切られた側が使う言葉なんだよッ!!
それを――そんな――容易く―――ッ!!
・・・貴方の口から言われたら・・・どうしたら良いの・・・。
【掴んだ身体を、そのまま壁へと叩きつけるような勢いで――彼女はつかみかかった。】
【所詮、女の力だ――跳ね返そうと思えば、いくらでもできるだろう。それほどに、彼女は弱い。】
【だが――その言葉の節々に、勢いに、彼女の強い――決して折れない"意思"が宿っているのを、悦那には感じられるだろうか。】
【最後の言葉だけは、怒鳴る事もなく――本当に素直に、ただ――悲しくて。】
- 662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 00:31:10.36 ID:BFIhn8Mf0
- >>659
【小難しい表情を浮かべながら足で湯を搔く、子供の姿】
【時間も時間。不審がられても仕方の無い様にも思えようか――――】
【足音を聞き付けたか、その独り言が耳を通ったのか】
【いずれにしても、顔を上げれば銀の瞳をそちらへと向けるのだろう】
「――――なに、我の事であれば気にせずとも良い
元より浸かるかどうか迷っていた所故……
くふ、それともそれはお主自身の心配を表す言葉かの?」
【からかう様に小さく笑えば、視線は男性から外されて】
【自らの顎に手を添えて、「ふむぅ……」何て唸るのだろう】
【やがては一度手を叩き、自らの出した答えに納得したのか否か】
「それに、の。我は人間とは異なる物。じゃからそう気を遣わずとも良い
……とは言ってはみるが、この姿では少し厳しいかの
さて、湯に浸かるのならば我は此処から離れても良い。或いは背を向けて座っても良かろうの」
【人で無いのだから気にする事は無い――――と言うものの、その姿は何処から見ても人間の子供】
【それを自覚しているのだろう。肩を竦めれば、先程短い時間で考え出した、何の変哲も無い提案】
【その姿、そして得物を見ても警戒しないのは言葉とその気配から殺気めいた物を感じ取れない故】
【「さて、どうするか――――?」言葉で表さずとも、投げかけた視線がそう問うていて】
- 663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/16(土) 00:33:20.26 ID:DuEt5Zuo0
- >>657
はい…すみませ……ロボットォ!?
【気にするな、と声をかけて貰ってもまだ申し訳なさは拭えない様で】
【だが再び謝罪の言葉が口を突く前に驚きの言葉が口を突く】
【何よりも足がロボットで補われる。という事が信じられない様で、まさしく"信じられない"と言った様子でいる】
正義……ですか…
なるほど、それが貴方を突き動かしているのですね……
でも無理はいけませんよ。つまずいてしまったら本末転倒ですから
【愚直なまでに真っ直ぐな男に、もう止められないのだと思った青年はせめて彼が潰れてしまわないようにと言葉をかける】
【だが、「正義」の一言に、僅かにだがよろしくは無い反応を示す】
【今度は先ほどとは逆に、清涼感すら感じる男の表情とは対極的に、一瞬だが少し暗い表情に変わったのだ】
【それを掻き消す様に、直ぐにニコニコとした笑顔が浮かんでくるのだが】
ああ!ダメですって!
肩なら貸しますよ!……もう…
【手助けは拒否されたが、その差し出した手の行き場を失ったのか、】
【悲しくも良く身に付いた動きをする男の周りを、手を差し出せずにウロチョロする】
【男が腰をかけてからようやく、その手を下ろして落ち着いた様子になるのだった】
- 664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 00:38:11.95 ID:y5WZ581/0
- >>660
比々野村雨!いい名前じゃねぇか!
【青年の名前を聞くやいなや、名を褒める】
【お世辞と言く本心で思っていることだろう】
【ただし、青年だけに言ったことのある言葉ではないのはたしかである】
野球青年じゃねぇ!
いいか!俺の名前はなぁ!
【磨いていたバットを持ち、ソファーから躍動するように飛び上がり立った】
天を貫くクールな黒髪!
【両手で自慢の黒髪を撫でるように整え】
背中に背負うはビッグな正義!
【背中を青年に向けて仁王立ちをし】
心に潜むはホットな信念!
【再び青年の方に振り向き、自分の胸を握りこぶしで強くたたく】
風切るバットを振り回し!
【周りに当てないよう、右手にバットを上手く一回転させ】
華麗に決めるぜ弾丸ライナー!!
【バットを青年へと真っ直ぐ向け、肩で担ぐように振り戻す】
"金族バット"こと須蘭賀一郎!ここUNITED TRIGGERの一員さ!
よろしくだぜ!!!
【背後に爆発が起きているかのようなポーズを決めた】
【彼なりの自己紹介と言ったところであろうか】
【無駄に派手で、無駄に意味の分からない紹介ではあるが、これが彼のポリシーである】
【正義の名のもとに、正義を貫く為彼は信念を持ってここにいるのである】
【見た目や態度は正義とは真逆に等しいであろうが】
- 665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 00:47:27.23 ID:7bucHTuXo
- >>661
【――跳ね除けるようなことを、彼は一つたりとてしなかった】
【肩を掴んだ手の力よりも、壁に叩きつけたその勢いよりも】
【余程驚いたのだろう。こんな自分相手に、彼女がそれだけの感情を以てぶつかってきた事に】
………………
【言葉は、無かった】
【酷薄に冷えているのはその躰だけで、痛切に歪んだ顔は生者と同じくただ煩悶している】
【何時だって、この男は黙ったまま、自分の中だけでしか物事を考えない】
【不言実行。聞こえは良いだろうが、実際はただ得体が知れないだけ】
【今も、こうして黙りこくるその表情が、まさにそれであった】
――……すまない
【……やっと、一言】
【それですら要領を得ない言葉。それでも、絞り出すように告げる声色は悲痛であって】
【やっと持ち上げた視線は、相手と合わせれば今度は逸らすことも無かった】
【話そうか、話さまいか――開き、何かを言いかけては、閉じる口】
【冷たいことは幾らでも言える癖に本当の事を言うには、こんなにも重い】
【――それはまだ、“伝えること”に決心がつかないようで】
- 666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 00:53:08.54 ID:uqXrD0nHo
- >>662
馬鹿野郎、俺は人に見られて恥ずかしい体はしてねぇよ
とはいえなんだ…流石に…な?
【少女の横につき、屈んで湯に右手を浸し、湯加減の程を確かめて】
【まあなんだ、いいと言われて素直に素っ裸になるのは流石にないだろう】
…人間とは違う?なんだ、妖怪とでも言うのか?
…ま、だからって気にしないってのはそりゃ無理だがーーー
ーーー大体よ、脱衣所もタオルもねぇんじゃ入るに入れねぇよ
体が濡れたまま服を着る訳にもいかねぇし、つーか寒いし、また森抜けて帰ると結局汚れるし…
【『人間ではない』と少女はさらりと漏らしたが、彼もまた冗談っぽく聞き返して】
【湯をちゃぷちゃぷしながら、溜息混じりに入れない心情を語りだす】
【…本当は浸かりたいのだろうか、それにしても見た目に反して細かい奴だ】
…つー事で、まあ見るだけって奴だ、大体温泉とはいえ泉質が知れねぇと後が怖ぇや
…でも折角だから脚だけでも浸かってみようかな
【結局、全身を浸からせるなんて事はしないようにするらしい、しかしなんだか未練たらしいようで】
【…岸辺にしゃがみ込んで湯を覗き込むその様子、ユーモア溢れる者からすれば非常に押したい衝動に駆られそうな角度である】
【押すなよ!絶対押すなよ!】
- 667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/16(土) 00:57:39.36 ID:G7QoZZBU0
- >>664
ッッ!!
【飛び上がる一郎に思わず肩を震わせた。】
【唐突過ぎて反応が遅れ――、ポカン、と阿呆のように口が開く。】
【彼の啖呵に、青年は思わず見入ってしまう。】
【――観客一人の寸劇を、こうも熱く演じきるとは――……。】
――ッッ…………かっけーじゃねえか…………。
【――、思わず笑みを浮かべてしまう。】
【かつて憧れた英雄を、間近で見ているような――。】
【それも、贋者ではない、立場に裏付けされた本物を。】
【――同じ立場であるはずの青年が、一種の憧れを抱き、思わず半腰で立ち上がってしまった。】
改めて、宜しくな!!
【そのまましっかりと立ち上がり、一郎に握手を求めた。】
- 668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/16(土) 00:58:21.93 ID:3HfdGR6Do
- >>663
……いや、俺だって信じ難いから
―――ま、『正義』の為ならなんだってやるってくらいの意気込みだな!
其れがなけりゃ、何で嫌な思いして汗と砂に塗れなきゃなんねーんだって話だし
【信じられないのは彼も同じ。大きなリアクションに一瞬びくりと身体を震わせながらも、呟くように言葉を漏らせば】
【打って変わって力強く続けるは、またしても『正義』への想いで……其れが彼の全てと言っても過言ではない程の】
―――……ま、どうしても無理したくなっちまう性分でなァ
ホラ、無理する方が格好良くねーか? 解らないなら解らないで良いけどさ……っと!
【彼の心配の言葉に優しさを感じながらも、そのアドバイスを真摯に受け止めて実行する自信はない】
【どすん、とベンチに腰掛ければ右手でソフト帽を取って茶髪を露わにする。 反対の手では、シャツにこびりついた砂を払いのけて】
―――……そんな心優しいお節介焼き青年に質問ッ
……一瞬不自然に表情が動いたのは気のせいでしょうか? このマーシャル・T・ロウの眼は全てを見抜く……ってのは言い過ぎだが
ガンマンである以上洞察力には自信アリなんですわ。……で、どうしてかは言ってくれないのかい?
……お悩み相談なら慣れてるが
【ガンマンに必須なのは銃のテクニックもあるが―――状況を見抜く、洞察力も其れに匹敵する程に大事である】
【それ故にか、妙に細かいとこにも眼が届くのが彼、自分で名乗ったがロウと言う男。故にトラブルに巻き込まれることも今迄多く―――】
- 669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 01:07:20.33 ID:BFIhn8Mf0
- >>666
「くふふ、お主程の者であればそうであろうの
とは言えど、我も人間の裸を見るなどといった趣味を得ている訳でも無い故に、分からぬ事じゃがの」
【足を浸ける自分の傍ら、未練がましそうに湯に触れる男を見れば笑って】
【些細な心遣いか、戯れに動かしていた足も波を立てぬようにと止められるのだろう】
【触れたならばきっと分かる心地よさ。今の時期には非常に合った温度】
「まあ、そうじゃな――――妖怪の類と纏めてしまっても問題無いじゃろ
こんな姿であっても妖は妖――――――」
【何を隠すでも無く、まるで自己紹介でもするかの様に、ただ自然に返して】
【男性にとって妖怪は馴染みのある存在かどうかは分からないが――――襲ってくる訳でも無い事から警戒を抱く必要も無いか】
【しかしながら、続けるようにして紡がれた言葉。即ち、帰りの事についてや、その前の事】
【最初こそ穏やかな表情で聞いていたのだが、やがては眉間がピクピクと痙攣を始めて】
「――――ええい喧しい!お主、本当にそれでも男か!
少しの間、我は此処から離れてやるからその間に浸かっていると――――おぉ?!」
【立ち上がれば、その言葉の通り男性が入りやすいようにとその場を立ち去ろうとして】
【――それが、不味かった。湯気でぬかるんだ土。勢いに任せて立ち上がれば、滑ってしまうのは仕方なし】
【腕をばたつかせて体勢を立て直そうとするのは良いが――――それも不味かった】
【体勢を立て直すその行動は失敗。後ろへと勢いよくひっくり返るが……到着地点は、丁度男性の背中】
【体勢が体勢故に、湯の中へ落とすのはあまりにも簡単な作業】
【果たして――――少女の「あ」が先か、男性が湯の中へと落ちる音が先か】
- 670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 01:08:58.11 ID:y5WZ581/0
- >>667
おう!よろしくな!!
【差し出された手を強く、強く握り、握手を交わした】
【握手をすることで伝わる青年の体温】
【その体温から伝わってくる、感じられる青年の想い、心】
【目には見えないし、聞くことも嗅ぐこともできない】
【しかし、自分と同じ立場、想いをしっかりと彼は感じ取っていた】
比々野・・・おめぇもいい感じじゃねぇか!
【彼に人の心を読む能力などはない】
【だからこそだろうか、自分と同じものを感じ取れる―そんな気がした】
【彼の口から出てきた言葉は、仲間たる青年を称賛する言葉であった】
いいぜ!いいぜ!ホントにな!
正義の心があれば悪なんかにゃ負けねぇ!
おめぇもなかなか強そうだしな!
いい組織に入れたと実感するぜ!
【手で髪をかきながら体をのけぞらせ、豪快に笑う】
【良い仲間、良い環境、入ったばかりで短い彼だがそれを充分に感じているようだ】
- 671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 01:11:16.75 ID:b3rbdjuHo
- >>665
―――ッ・・・!!
・・・謝るなッ!!なんで――なんで謝るのッ!?
こんなに――・・・こんなにぶつけてるのに・・・!!
やっと出てきた言葉が「すまない」・・・ッ!?
【沈黙。彼からの言葉は、ない。】
【代わりに彼女の望んでいなかった――"謝罪"だけが、口から漏れて。】
【聞きたい事なんて、いって欲しい言葉なんて、他に沢山、沢山あるのに――】
【今もまだ、彼の表情はとても――苦しくて、切なくて。】
――謝るなら・・・謝るくらいなら・・・どうしてこうなったのか、ちゃんと――聞かせてよ。
そんなに・・・アタシは頼りないかい・・・?
そんなに・・・仲間が信じられないのかい・・・?
――言い訳でも、なんでも良いから・・・悦那の言葉を・・・ちゃんと、聞かせてよ・・・っ!!
【――そういえば、の話だが。】
【ついこの間、自分も――こんな風に頑なに、謝罪だけを述べて】
【肝心な事を語ろうとせず――大切な仲間を、傷つけた事が会った。】
【イライザ、そして瑛月――あの二人の叱咤がなければ、セリーナはきっと、ここでも大人ぶったのだろう。】
【言わぬが正義。】
【聞かぬが正義。】
【だが――違う。それは、絶対に違うのだ。】
【UNITED TRIGGERは繋がれた正義の証――集うものは皆、強力な絆で結ばれる。】
【一人が傷つけば、それを全力で全員がフォローし】
【また別の一人が何かを成し遂げれば、それを全員で喜んで】
【――そうやって、輪を作っていく。それは家族のいないセリーナにとっての、暖かい場所であって。】
【だから――】
だから・・・ねぇ・・・"悦君"・・・っ・・・。
――そんな顔を・・・しないで・・・。
【――どんな事情でも。どんな言い訳でも。どんな理由でも。みんなで、受け止めて。】
【怒るときも、励ますときも、皆でなければ意味が無い――】
【一人ではないのだ、と。セリーナはそう、つぶやいて。】
【自身も一杯になってしまった胸の内を吐露するかのように――微かに潤んだ瞳を、悦那のそれに合わせて。】
- 672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 01:14:33.21 ID:Y5tdP5770
- 【いくつかの古びた電球が、その弱々しい光で、室内を照らしている。】
【所々、塗装が剥げ、木の肌の色が剥き出ているカウンター席に傷だらけの床】
【弱い薄明はその古びた室内にひとつの「陰鬱さ」を添えていた。】
【汚い路地裏の奥深く、スラムの者でさえ通らぬ通りにひっそりと開いている酒場ー】
…相変わらず客はいないねぇ、、、独り占めできるからいいけどさー
【ぐぐもった、低い男の愉快さと皮肉が混じった声が響く。】
【踵より少し上まである、フードとそして襟元に黒に近い灰色の毛皮が特徴的な、漆黒のチェスターコートを羽織り】
【耳の部分にある前方の方へと湾曲してJの字のように伸びる角が目を引く、頭から首すっぽりと覆い隠す】
【あまりにも精巧過ぎるがゆえに生々しささえ感じる、牛と山羊を足して2で割ったような奇妙なマスクをしていた。】
ーまぁ、人が来ない、酒が旨い、いわゆる隠れた明店だからこそ通っているんだけど、ね…
【ひとり、静かに祝詞を捧げるかのように、儚く、優しくつぶやいた。】
【愛しさやまるで独占欲さえ感じさせるそのこだわりは、まるで自身を重ねているかのような印象さえ与える。】
- 673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/16(土) 01:16:52.90 ID:G7QoZZBU0
- >>670
【こぼれる笑みは――、このチンピラのような風貌の彼の】
【人当たりのいい性格、そのギャップにであろうか――。】
【――、相手の掌をがっしりと握り返し軽く上下すれば手を離す。】
【――ふと、】
【口許の筋力が弛緩すれば、あんぐりと開き。】
【――一度欠伸を漏らせば、後に身体中を満たすのは眠気と気だるさで――。】
――んく……。と、悪い。
【思わず口許を隠せば、申し訳程度に微笑みを浮かべて。】
【しかし、一度見せた眠気はごまかすことはできない。】
【――適当に頭をかけば。】
――さて、俺はそろそろ眠るわ――。
【じゃな、おやすみ。】
【そんな簡単な挨拶をして、部屋を後にするのだった。】
/眠気がマックスなのでこの辺で……。
/お疲れさまでした!
- 674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/16(土) 01:18:14.45 ID:DuEt5Zuo0
- >>668
ですよね。ロボットでって……いややっぱり都会って凄い…
いやそれ以上に貴方が凄いです……
【折れる事を知らない正義への意気込みに、言葉に出来ない感嘆を漏らす】
【青年は内心、「正義の何がこの人をここまで突き動かすのか」を、理解しようとしても出来ないでいた】
うーん……気持ちはわからないでもないですが……
【やはり青年も男だ。そういった部分は分かってはいる様である】
【仮に自分がこの男の立場なら、同じ様に無理をするのだろうからだ】
【だがそれ以上に、今にも先ほどの鍛錬を再開しそうな目の前の男が心配なのだろう】
ええっ!?ああいえそんなつもりは……
ただ…昔"正義"を語る人物に殺されかけた事がありまして、
それ以来"正義"って言葉があまり好きじゃないんです……
別に"正義"という概念自体が悪いのではないですけど、どうしても…
【一瞬の曇りの指摘をされ、"なんでもない"と取り繕うともしたのだが、観念した様に笑顔の中に困った様な表情を入り混ぜる】
【やはり何処にもそういう集団はいるのだろうか、良い思い出には残らないだろう記憶を語る】
【つまるところはただのトラウマである様だ】
- 675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 01:22:21.50 ID:y5WZ581/0
- >>673
おぉ、そうか!
もう夜も遅いしな!
【言われる言葉に返す言葉】
【彼も青年のおやすみにおやすみと返して見送った】
【事務所に一人、大事な大事な彼のバットを磨きながら】
【静かに時計の音だけが部屋中に響いていく】
【眠気に襲われれば彼も次の日のために就寝をするだろう】
/遅くまでありがとうございましたー!お疲れ様です!
- 676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 01:25:33.09 ID:uqXrD0nHo
- >>669
【触れた手を動かす度に、暖かく手に染み込んでくる琥珀の湯ーーーまるでそれは、仲間として引き込まんとする亡者が如く、気持ちをひっぱっていく】
【ああーーー気にせず浸かってしまおうかーーーそうすればきっと疲れや悩みなんて吹き飛んでしまうだろうーーーしかしーーー】
【ーーーいつまでも悩む、決心は付かない…慎重な理性は、こういった決断を鈍らせる】
…その感じじゃ、大分歳いってたりすんのか?
やっぱ化けられるんなら若い方がいーーー
【人とは違う、妖怪ーーー驚きはしない、似た様な事例は少なからずあるらしいから】
【妖怪という種族、そしてその話し方から、きっと歳も見た目相応ではなかろう、と苦笑いしながらデリカシーの無い冗談を飛ばそうとした刹那ーーー】
【思わずとも自分の発言で苛立った少女が怒鳴りながら立ち上がりーーーそして、ずっこける】
【支えを無くした少女の体は、神の手が加わっているかのような正確さで彼の背中に吸い込まれ】
【まるで玉突きの様に、その力の動きは伝わってーーー】
【バッシャーン!!≠ニいう、大きな水温が鳴った】
ーーー……
【いくら不意打ちだろうと、流石にこの浅さで溺れたりはしない。男はすぐに、水面から頭を出して】
【着衣のまま湯に浸かるなんていうマナー違反甚だしい行為を望まずともする事となってーーー】
…勘弁してくれよーーー
【びしょ濡れの髪からポタポタと雫を垂らしながら、後頭部をそちらに向けたまま少女に小さく呟いた】
- 677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 01:35:36.95 ID:BFIhn8Mf0
- >>676
【誰かがその場面を見ていたならば、きっと日記にこう記すのだろう】
【何とも言えない時間だけがただ過ぎ去っていった――――と】
【文字通り、言葉を発せられることも無く】
【やっと口を開いたのは、たっぷり数十秒経ってから】
「うむ。水も滴る良い男と言う言葉があるからの
それに、先程まで抱いていた悩みも全て消えた事じゃろう。これで一石二鳥じゃ
……では……駄目、かの?」
【所謂ドヤ顔。だったのだけれど、徐々に言葉は小さくなって行き】
【最後の方になれば、風前の灯火。聞こえるか、聞こえないかの丁度真ん中】
【少なからず、悪いと思って居るのだろう。恐る恐る伺うように視線を送れば、うっすらと苦笑が浮かんで】
「そ、それで……怪我等は無い……かや?」
【機嫌の程は、聞かなければ分からない】
【尤も無難な問い。相手の怪我の有無を問う事】
【何処かぎこちない様子で、その言葉は投げかけられて】
- 678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/16(土) 01:39:55.44 ID:3HfdGR6Do
- >>674
いや……俺は別に凄かねぇよ
なんというか―――やりたいことやってるだけ。 趣味みたいなモンだから……いや、本気じゃないって意味じゃねーよ?
唯さ、自分の意志に忠実に従ってるわけだから……苦しくてもなんとかやれるモンだ
だってこの怪我で入院してた頃なんてそれすらも出来ずにじ〜っとしてるんだぜ?そっちの方が何億倍もキツかったさ……マジで
【―――語らないが、実に2年もの長期間である。リハビリを終え、ようやく走ると言う行為が可能になり退院したのが、つい1、2ヶ月ほど前で】
【その間ずっと、何も出来ない無力感に打ちひしがれる日々だった。……今はそれとは違う無力感に苦しんではいるのだが】
【……病院で横たわっている間に、カノッサが平和を奪っていく。それに立ち向かうことさえ出来ない現状に、吐気がしていた日々】
【―――その反動もあってか、無理をしているのかも知れない。動けることの喜びを感じることが出来れば、苦痛は軽減される】
【そのやる気を削ぐのが右脚の傷、その痺れるような痛みなのだから困ったものだ】
―――不思議な言葉だよなぁ、「正義」って。 ……同じ正義に括っても、全然内容は違う
因みに俺は不殺のポリシーがあるが、世の中には悪即斬なんてのも居る。別にそれを「今の」俺は否定しようとは思わない
……基本的に平和に繋がり人々の笑顔が増えるのなら。
で―――なんで殺されかけたかは、解るか?
【紺碧の眼が丸くなった。―――正義を語る連中に襲われるとは、一体どんなことをしたのだろうか……という疑問の瞳だ】
【今迄で彼に感じた印象は「心優しい青年」と言う、極めて良い印象。とても襲われるような人間には見えない。彼の洞察力をしても、その様な部分は無い様に見えて】
- 679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 01:44:00.00 ID:uqXrD0nHo
- >>677
ーーー……
【肌寒い風が一陣吹いた、湯に浸かっている為に寒くはないが】
【ーーーその優しい暖かさが、なんともいえぬ物悲しさを呼ぶ】
…心が痛ェ
【『怪我は無いか』との問いに、静かに答える一言、此れ程までに心情を語る一言が他にあるだろうか】
【怒っても、哀しんでも、勿論笑ってもいない、ただ、遣る瀬無い=z
…湯冷め……するよな…
…俺さ、家こっから結構あるんだぜ…
【表情を見るには岸辺をぐるりと回り込む必要があるだろう、だがしかし見ない方がいいかもしれないーーー大の大人の男のガチの凹み顔が見たいなら話は別だが】
【ふと呟いた言葉は、彼の現状の絶望感を更に色濃くして、『どうすればいい?』と知恵を乞うているようでもある】
- 680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 01:44:47.74 ID:7bucHTuXo
- >>671
【膝でもついて、そうしてから言おうとしていた言葉の数々】
【――だがそれでは、“懺悔”でしかない】
【“本心”を、肝心な事を語れなければ、意味が無いのだ。彼女がそう悟ったように――】
……分かった、セリーナ
もう、隠し立ても嘘も、俺は決して言わない――
――これからぶつけるのは、紛れもない“本当”の事だ
どれだけ痛かろうと、受け止めてくれ……それがあんたの、リーダーの使命だ
【――彼もまた、それを悟った】
【真実とは残酷なものであり、伝えるにも聞くにも、同等の苦しみが齎される】
【それでも。言わず聞かずで有耶無耶にする苦しみよりは、ずっと良い】
【……それからは、長い話になる】
【まずは、ベイゼがUT内に捕われている事を、既に機関側に知られたと言うこと】
【この件に関しては、他のメンバーでも情報を得ているものはいるだろうが】
【彼が語るのはその“理由”。何よりも、悦那にとってはこちらの方が重要であった】
【“自分の躰は、機関員によって蘇生され、無意識的にその支配下に置かれていた”】
【要約すれば――「この男を介し、UTの情報が機関側に漏れていた」という事】
【自ら諜報に名乗りを上げた身。それが、逆に敵のスパイとされていたのだ】
【度々事務所が襲撃されたことだって、己から漏れた情報と無関係であるとは思えなかった】
【そこまで語り終えて、彼は息を付いた】
【肩の荷が下りたようでもあり、同時に強い悔恨の念を抱いて、伏せられた目】
…………きっと、近いうちに、ベイゼを取り戻すために機関が動くだろう
何時だとか、どんな手だとか、そこまでの予測はつかないが――それだけは、確かだ
“月彗”。 俺を生かしている男が、そう言っていた
ただし、そいつはもう機関を離れた……だが俺は、手前で覚悟を決めている
“禊”だ。 俺なりの勝手なものだが、もう……決めたんだ
【UTとの決別。責任を取るとでも言うのか、それだけで済まされる事では無いとしても】
【――それ以上の罪滅ぼしを、彼は知らない】
- 681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 01:55:10.51 ID:BFIhn8Mf0
- >>679
「――――すまぬな。心の傷は我にはどうしようも出来ない事なのじゃ
然れど……うむ……むぅ」
【あー、とか色々と呟いて繋ぐ言葉を考えてみるが、勿論浮かぶものなど何も無く】
【何とも言えない感情とでも言うのか、それが更にこの場に居辛くして】
【だが、落としてしまった手前、無責任に逃げる訳にもいかず】
「うむ……完全に湯冷めするの
そう、じゃな……取り敢えずは湯から上がってはみないかの
――――乾かす、と言って良いのかは不明じゃが……妖術の類でも良ければ、お主の衣服から水を抜くことは可能じゃよ」
【掴まれと言わんばかりに小さな手を差し伸べて】
【その提案、何処か危なっかしいようにも聞こえるのだが……】
【取り敢えずはその湯から出ろ。と促せば、その言葉に対する答えを待って】
- 682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/16(土) 02:08:26.14 ID:DuEt5Zuo0
- >>678
【ロウがどれだけの苦悩に苛まれたのか、それは彼には分らない】
【だがそれでも、ロウの言葉から、彼の苦痛の念がヒシヒシと伝わってくるのを感じる】
【入院時。率いては今現状の溜まりに溜まった想いが、言葉を通して伝わってくる】
【自分はただ、ばったり出会った事を解決する位で、そこまで能動的に動いたことは無かったのだ】
【だからこそ、そんなロウの信念を理解出来ないと同時に、一種の輝きすらも感じる】
【そんな彼に青年は、ただただ圧倒され、「凄いなぁ…」と呟いて返すしか出来なかった】
……確証ではないんですが、実は僕、吸血鬼に噛まれた経験があるんです
その時ちょっとした病気を移されまして…吸血病って言うありきたりな名前の物ですけど
半分吸血鬼になってしまう様な物でして、多分そのせいだと思います
【ロウの洞察力を持ってしても見破れないのは仕方ないと言えた。その原因は別の所にあったのだからだ】
【つまり言い掛かりに近い形で殺されかけたのだ、と彼は言う】
【「僕、何も無しに太陽に当たると死ぬんですよ」等とのたまうが、笑いごとではないだろう】
- 683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 02:10:09.23 ID:uqXrD0nHo
- >>681
ーーーこの湯…心には効かねぇな……
【どれだけ凹んでいるんだこの男は、たかが温泉に落ちただけで】
【湯の琥珀色も濁りそうである、バシャリと湯を掬って自分の顔に叩きつけたりした】
…ああ……そうする…
【『湯から出ろ』と提案があった、妖術でどう乾かすかは少し不安でもあるが、とりあえずいつまでも湯に着衣で浸かっている訳にもいかない】
【湯船を移動し、差し伸べられた手を取って温泉から上がろうとーーー】
【ーーー突然だが、泣きっ面に蜂≠ニいう諺がある】
【不幸は連続する、という意味であるーーー】
【ツルッ=[ーー】
【温泉の近くの岩はよく滑る、偶然にも、彼はそれを踏んだようで。不幸にも、後ろにずっこけたようでーーー】
【ーーー少女の手を掴んだまま、引き込まれる様に琥珀色の泉へ返り咲きーーー】
- 684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 02:20:51.43 ID:BFIhn8Mf0
- >>683
「お主が不意に動きさえしなければ怪我もせずに終わる事じゃ
さあ、早く上がると――――」
【咄嗟に放そうとも、それは叶わず】
【ならば踏ん張ろうとも、その身体では男性の体重を全て支える事が出来ず】
【結果として――――豪快に響くのは二つの水音】
【――――ただし、その内の一つはバシャバシャと騒がしく水面を叩いていた】
「なっ?!なななななななななな?!
どどどどど何処じゃ此処は?!り、陸地は何処へいったのじゃ?!」
【元は刀。九十九となって錆びることは無くなったにしても、心の奥底では未だ水を恐れていて】
【ならばこの慌てようも納得だろう。目をグルグルと回しながら水面を叩いて、陸地へ這い上がろうとするのだが……】
【無論、妖怪であろうと水面に立つなんて真似は出来ない。それはただの滑稽な仕草としか映らないだろう】
【纏っていた物は着物。水に濡れれば、身体にピッタリとくっついて起伏の乏しい身体がより一層露わになる事だろう】
【自分の事を気にするよりも、相手に対して怒りをぶつける事よりも。何よりも、まずは安心して足を着けられる陸を探して足をばたつかせて】
【何度も何度も底の石で足を滑らせて転ぶ、そんな悪循環】
- 685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/16(土) 02:29:06.48 ID:3HfdGR6Do
- >>682
あーもう、凄いって言う相手を間違ってるっつーの!
俺なんて失敗だらけのダメ男だから! どんだけ恥かいてきたか知らねーだろ知る必要もないけどさぁ!
【「凄い」と言う言葉を受けたのは久しぶりだ。―――銃の腕前ではなく、正義の信念についてそう言われたのは、特に】
【少し恥ずかしい気持ちもあったのも確かだが、彼が自分で語る通り恥を多く重ねてきたことも事実】
【そんな自分に「凄い」などという言葉は、もったいない。そう思ったからこその、強い否定だった】
【口の運動は止まらず、話は「彼」の事へと流れる―――】
……なんだそれ、お前の方が大分スゲーわ
―――で、血を吸わないと死んじまうとか……そういう衝動で暴走するとかか?
【ぎょっとした顔で、眼をパチクリさせる。―――その後眼が細まり、それが真実かを探るように彼を凝視する】
【……見た目には、よく解らない。吸血鬼といえば牙だが、其処までは確認できなかった】
【あくまでイメージなので、牙があろうとなかろうと断定は出来ないのだが。―――そのイメージを膨らませながら、話の奥に潜り込もうとする】
―――え? ……まじ? ……死ぬの?
昼間は何してんの?出歩かないとか、日傘常備?
【「死ぬんですよ」―――え? と大きな静寂を生んでからの、反応。……其処からは軽い質問攻めだ】
【ロウの中で空想の、物語上だけの存在だったモノが、隣にいる。この事の方が、どれだけ凄いことなのだろうか】
- 686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 02:31:27.83 ID:b3rbdjuHo
- >>680
――――――。
【彼が多くを語る間――セリーナの手は、緩む事が無い。】
【ずっと彼の肩を握り締めたまま――微動だにせず。】
【ただずっと、彼の言葉を耳に入れ続けた。】
【――機関に、全てが漏れている事。】
【――機関に、彼が操られていた事。】
【――恐らくは近い内、この拮抗が破られるときが来るであろう事。】
【諜報部員である筈の悦那こそが――機関に情報を渡していてしまい】
【きっとここ数日の襲撃だって、それとは無関係である筈もなくって――】
【セリーナはただ、握った拳に込める力を、緩める事もできない。】
【怪しいとは思っていた、ベイゼが捕らえられているのに動き出さない機関や】
【不自然なまでの襲撃回数に、鈍い彼女といえど何か裏があることを感じ取っていた――。】
【――つまり、これが――真相。】
【そして―――これから、も。】
【ようやっと、セリーナの腕から力が抜け、彼女の口から言葉が漏れた。】
【彼の肩を放す――同時に、テンガロン・ハットを深く、被りなおして。】
・・・そっか。
【頷く事しか――受け止める事しか出来ない。いや、受けることすらも出来ているのかどうか――怪しい物だった。】
【明かされた情報は衝撃的なんてものではなく――悦那がどうして思い悩んでいたのかも分かりすぎてしまうような事実で】
【セリーナには、この疎い"リーダー"には、まだ――色々と、経験が足りなすぎたのだろう。】
(・・・悦君が――"逆らえない相手"がいて――・・・彼はUTの敵で――・・・)
(今は期間を抜けているけど、でも――・・・。)
(――でも・・・。)
・・・ねぇ、悦君・・・じゃあ、もう一つだけ。聞いても良いかな?
【なるべく――感情を抑え。ふつふつと湧き上がる、激情を堪えながら、セリーナは言った。】
――――その"月彗"とかいう、気に入らないヤツ。
――――どこにいるんだい?
【――あろうことか、彼女の口から出た言葉は月彗の居場所を尋ねるもの――つまり――これは―――】
【――目を見れば分かるだろう、彼女は本気だ。】
【――倒す気なのだろう。理由は決まっている。】
【――まだ、悦那をUTから――離れさせたくない、から。】
/ぎゃああああ遅れましたすいません・・・!!
- 687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 02:39:18.34 ID:uqXrD0nHo
- >>684
ーーーあー、くっそ…
【「厄日か…」と呟き、男は再び湯船から頭を出す】
【一体何が悪かったのかわからない、本当に不幸は追撃を繰り返すもので】
【横がやけに五月蝿いと目を向ければ、まさかまさか、こんな浅い温泉で溺れている奴がいた】
【ーーーいや、そんなつもりは無かった、ただの偶然の産物だけど、何だか凄く悪い気がしてきた】
…おい、何やってんだ…脚つくぞ
【湯船の中に普通に立ち上がれば、当然腿から上までは出る、そのまま溺れる少女に近付いて】
【足掻く少女の体を脇から抱え上げようとして、出来たならそのまま岸から上がるだろう】
【今度は転ばないーーー筈である】
- 688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 02:50:08.88 ID:BFIhn8Mf0
- >>687
「まだ錆びたくは無いのじゃ!!
長く生きすぎるのも酷じゃが錆びて終えるのも酷なのじゃ!!」
【その言葉は、きっと聞こえていなくて】
【容易く抱え上げることは出来るであろう。しかし、パニックに陥った状態】
【狙い澄ましている訳では無い故、威力は皆無に近いが、その顔を肘や手の甲が打った事だろう】
【それはもう、何度も何度も洗礼の如く――――】
「し、死ぬかと思ったのじゃ……
やはり陸地は良い……うむ……足が着くのはとても良い事じゃ……」
【やがて岸まであげて貰えば、感謝の言葉よりも安堵の溜息】
【あの湯の中でも足が着いたなんて指摘すれば――――何故だろう。今度は故意に突き落とされる様な気もするのだが】
【しかし、元は自分の責任怒る事も無ければ、今の姿を隠すことも無く】
「きょ、今日はもう沢山じゃ……
すまぬが、我は一足先に失礼させてもらうからの」
【――――先程の出来事のせいか、男の服を乾かしてあげる件は完全に忘れられている模様】
【足早に去って行くその姿を追うのは、きっと困難で】
【結局彼は湯冷めをしてしまったのだろうか?もし、そうならば――――現実というのは非常に無情である】
/三時になってしまったので、申し訳ありませんがこれにて……!
/お疲れ様でした!お相手有り難う御座いました―!
- 689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/16(土) 02:53:25.30 ID:DuEt5Zuo0
- >>685
うーん……じゃあそういう事にします
【あまりにも強い否定に、それならば、といった様子で言葉を引く】
【元々自発的に動く奴ではなかったのだ。あれやこれやと奔走出来る人が珍しいのだろう】
別に血しか摂取できない訳じゃないのです。無性に吸いたくなる時はありますけど
【真意を確認するロウの行動を見ると、彼はニーッと歯を見せる】
【よくよく観察すれば、確かに犬歯が通常より発達しているのが見て取れるだろう】
【良くある、というか良く見る吸血鬼の歯である】
はい、死にます。燃えて灰になってサラサラーっと
あと海水がダメだったり、銀や十字架もダメですし……ああ、あと鏡に姿が映りません
普段は薬で症状を抑えてるので大丈夫なんですが、流石に長時間当たると体調を崩します
【今度は逆に、何故ロウがここまで興奮しているのか良く分かっていない様で、】
【少し照れくさそうに頬を掻いて笑うのだった】
- 690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 03:01:32.52 ID:7bucHTuXo
- >>686
……知っているが、教えられない
というか……今は、そいつと“一緒にいる”
【月彗の居場所を尋ねる理由には、すぐ気付いた】
【その上で彼は再び“真実”を告げる。恨むべき相手と、あろう事か行動を共にしている、と】
【UTを、セリーナの元を離れて、悦那はそんな状況下にいるのだと言う】
――阿呆みたいな話だがな、弟だったんだ。 その“気に入らない奴”が
そして俺は奴に利用されるだけの事を、昔、奴にした
……それこそ自分の為だけに、奴を利用したんだ
因果応報、ってヤツか? 結局巡るんだよな、何事も
【自嘲気味に笑みこそするが、その目は一切笑っていない】
【セリーナを悪戯に混乱させるつもりも無い。だからこそ、言葉は詳細に続けられた】
俺が長兄、ギムレット――いや、“セシル”が次弟
それからその月彗が末弟に当たる……勿論、血の繋がりはない
泥の街で共に生きて、ある日を境に、全員が同じ人を“師”として崇めるようになって
それからは別々の生き方をして来た。 ……だが、今後はそうも行かなくなった
“師”の下、俺達は再び集って――同じ目的で、既に動き出している
皆平等に大切な物を捨てて集ってる。 絆も所属も全てだ、例外は許されない
……結果的に、“裏切り”なんだよ。 俺は俺達の為に、お前達を“裏切った”
【告げられる、重い“真実”】
【複雑な因果の繋がり。要約するなら――UTから離れる事、其処は彼の中で揺るがぬということ】
【彼が消えた日、残されたW-Phoneに残されたあの意味深なメッセージ】
【“共に歩むべき正義であった「悦那」は死んだ”とは、まさしく、この事を指していたのだった】
/こちらも遅れてるのでお気になさらず! すいません……
- 691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 03:03:51.70 ID:uqXrD0nHo
- >>688
…ああ、俺も撲殺されるかと思った
【少女を岸に上げれば、安堵の言葉に静かに答えた。体をべしべし殴られたのが案外効いたようだーーー何にとは言わないが】
【地に脚がつくのが一番なのは同意出来る、彼の場合は水よりも高さでの話だが】
ーーーああ、散々だったな
…っておい!ちょ…ま…!
【去っていく少女に、流石に同情の念を抱きつつ、見送ってーーー】
【いやちょっと待て、服を乾かすのはどうした、このままじゃ湯冷め所じゃ】
【現実は非情である。】
/お疲れ様でした
- 692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/16(土) 03:18:05.40 ID:3HfdGR6Do
- >>689
―――やっぱ吸うんだな……お、ホントだあるじゃんそれっぽい歯が
無性に吸いたくなるってことは、あれか? 夜道に後ろから可愛い子の血を―――って?
【尖ったそれを凝視して確認する。頭の中に描き出されたのは―――この牙が女性の首元、その柔肌に深く刺さるシーン】
【……口には出さないが、そう思えば自分は先程、半分とは言え吸血鬼の前で血を流していたことになる】
【―――それはとても危なかったのではと一瞬思うも、実際は心配して包帯をくれた。―――そんな彼に警戒することは、無礼。そう思えた】
……もしそうなら、しょっぴかれそうになってもおかしくはないが……殺されそうになるというのはやり過ぎな気が
噛まれても死なねーんだろ? ……あ、でも感染るのか? そうなら正直危険だわな……
【さて、もしその「無性に吸いたくなる」時に我慢できないとなれば、「正義」の判断は難しい】
【―――近い例を挙げれば、無意識に人を[ピーーー]異常人格者の男。普段は心優しい人物で、「殺人」という言葉からは程遠い】
【……然しながら、突拍子に殺人者の人格が現れる。これを悪即斬の正義を持つ人物が見かければ、[ピーーー]だろう】
【―――しかし本当の彼は無実。心優しい本当の人格の彼からすれば、不当な死】
【……正答は、無いのかも知れない。もし隣の彼が「我慢できない」と言ったとしても、ロウは勿論殺そうとはしないが―――捕えようともできない】
【……優しい彼を知ってしまっては、そんなことは出来ない。 情に弱いと言う事は、正義として失格なのだろうか?そのことも、解らない】
……ナイーブなんだな。―――っと、そろそろ朝日が指す頃じゃないか? ……あんまり外にいすぎると死ぬぞ?
【―――長い沈黙の後、言葉が出た。少し正義について考えていたからか、反応が遅れた】
【「正義」と言う事の不透明さは、濁った川をも上回る。「正義」なのに、濁っているとはおかしな話だが】
【時間を見れば―――確かに朝日が指す頃。まったく、吸血鬼も大変だなと思いながら、彼はゆっくりを立ち上がる。重心は左寄りだった】
- 693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/16(土) 03:45:20.01 ID:DuEt5Zuo0
- >>692
そうなんですよ。お肉を噛み切るときに便利なんですよこれ
人間の血は吸った事無いのでどうにも……女の子の血って美味しいのでしょうか?
【そんな心配は露知らず、少しズレた疑問をまた抱く】
【機会も無ければその気も無い。多分晴れる事の無い疑問に少しモヤモヤとした感情が生まれる】
【ロウの血が付いた包帯は彼のコートのポケットにちゃっかり回収されているのだが、それはまた別の用途で使われる物だ】
そうですね…やはり殺されても文句は言えないのかもしれませんね
危険因子、と呼びたくなる気持ちも分かりますし。実際広範囲に伝染してしまった例もあると聞きます
でも、それを防ぐ為なら、やっぱりアレも"正義"の形だったのでしょうね……
【少し迷っている様なロウに対し、彼はまた少し、自分の言葉をぶつけてみた】
【もしこの吸血鬼を討ったとしても、理解出来ない形でもそれはまた別の正義なのではないのか、と】
ああ、ちょっとなら大丈夫ですよ。今は薬の効果が出ているので
ただ朝日はちょっと厳しいですねー……
【白み始めた空を見上げて少ししかめっ面をしてみせると、あっ、と気づいたようにロウに振り返る】
自己紹介をしていませんでしたね。僕の事はエヴァンって呼んでください
僕はもう行きますけど、無茶しちゃダメですからねッ!
【軽く紹介を済ませて最後に忠告を残すと、そそくさと町の暗がりの方へと移動しながら離れていくだろう】
- 694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/16(土) 04:03:44.28 ID:3HfdGR6Do
- >>693
―――あ、吸ったことは無いんだ……殊勝な心がけだぜ
……ま、男よりかは―――いや、まずいな。人の血はまずい!ジャンクフード食いまくってる人間の血だぞ?
あれだ、きっとドロドロだドロッドロ!
【―――なんだ、とホッと胸を撫で下ろす。先程の苦悩はなんだったんだと言わんばかりだ】
【間違いなく男より女の方が美味い―――そう言いかけて、止まる。もしここで興味を持たれて、人間に被害が出たら……】
【―――人の血はまずい。そう言い直した方が彼のためであろう。……根拠はないが、無駄に強く言い切った】
―――いーや、オマエは人の血を吸ってないんだろ? そうなら問題無いさ、オマエは襲われるヤツじゃない!
それで危険でもないし、しいて言えば日光に弱かったり少し変な「体質」があるだけの「人間」だ!
【―――先程の心配はあくまで「我慢出来なければ」。人の血を吸わないのなら―――何も問題はない】
【そうなら、誰がこんな優しい青年をしょっぴいたり殺したりするものか。……きっと彼を殺そうとした正義は、理解不足だったのだろう】
【……それを解っていて殺そうとしたのなら、ロウはその正義を跳ね除ける。ロウからすれば彼は危険因子ではなく、唯のお節介な人間だから】
……エヴァンか、俺は―――さっき言っちまったが、マーシャル・T・ロウってんだ
死ぬなよ、特に日光に当たったなんていうしょうもねー理由でなッ!
【怪我故に歩くスピードは遅く、だから先に彼を見送る形になる。 ―――凄い男に会ってしまったな、とエヴァンが居なくなってから再度思う彼であった】
/こんな時間までお付き合い下さりありがとうございましたー!
- 695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2013/03/16(土) 04:06:22.04 ID:DuEt5Zuo0
- >>694
/お疲れ様でした
/ありがとうございましたー!
- 696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 11:15:01.52 ID:b3rbdjuHo
- >>690
――ッ、どうしてっ!?
一緒にいるならなお更――なら、アタシが今から行って――っ!!
【"行って"――そう、"助けてあげる"】
【そういう言葉を横に、つなげるつもりでいた。セリーナは本気だった。】
【だがどうだろうか――悦那の、この辛過ぎる環境に生きる男の口から放たれた言葉は】
【そんなセリーナの思いを、容易く打ち砕く。】
―――なにそれ・・・意味わかんない・・・っ!
利用されるだけの理由って何!?罪を犯したからそれを償う為に、言いなりにでもなってやるって事!?
――わかんないよ・・・なんで、血を分け合って――互いを兄弟と呼んでる貴方達が・・・なんで・・・!!
【混乱を招かぬように――悦那の言葉が詳細に語られるたびに、セリーナはどうにもならない現実を、突きつけられて。】
【ギムレット――彼の名前が聞こえてきたときなど、明らかな狼狽を見せる――それはとても、彼女らしくないほどの動揺で。】
【――今、恐らく彼女には冷静な思考というのが足りていない。悦那の言葉がそれだけ――重かった。】
【想像していたよりもずっと深刻な状況と、自分ではどうにか出来ないのではないかという不安――そしてなにより】
【悦那自身が――そう、ここが重要だった。】
【その師の元――集まり、行動することを少なからず、望んでいるのではないかという――。】
(・・・それじゃ、まるで・・・アタシ達が悦君にできることって――・・・)
(何にも無いに等しいってこと・・・?そんなの・・・"こんなの"って・・・!!)
【――正確には、彼女らに出来る事はある。】
【正式に、彼をメンバーから除外し――見送る事、だ。】
【だが――セリーナは頷かない。】
【下を向いて――テンガロンハットの中に視線を隠しながら、悦那の方を見れず――】
【彼女は、ただ立ちふさがった。】
・・・本気で、辞める気なの?
/すいません、堕ちていました・・・orz
- 697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 13:49:44.10 ID:7bucHTuXo
- >>696
……本気さ。 言い訳はしない
半端な気持ちのまま其処に残ることだって、俺はしたくない
――言葉で語れるのは、此処までだ。 あとは……
【悦那の躰から、緋色の魔力光が溢れ出す】
【その燐光はゆっくりと彼の周囲を一回転し、歯車めいた形状の”緋色の金属”を形成する】
【嘗て電車という“金属体”を包み、”操作”したその力は】
【彼自身の変容とリンクし、定義を大きく変えていた】
【――それは、彼自身が“金属”を”支配下に置く”というもの】
【魔力から生み出したその緋色は、斜めに傾いた大きな輪の中央に彼を置く形で浮遊し】
【その輪は外側へ刺々しい尖端を突き出していて、】
【まるで“近寄るな”とでも言うような、そんな、“拒絶”の形をしていた】
……言葉でなければ、“力”で
俺は、お前に示す。 見せる。 俺の“本気”で、語る
【自分を引き止めようというなら……という事、だろう】
【何よりも雄弁に感情を語るその灰眼は昏く、低く、澱んで】
【何遍も決意を言い聞かせて、己を無理に抑えているのが、良く分かった】
――“決別”を。 それが、俺が出来る最後の“禊”だ
【ゆっくりと回る歯車。もう噛み合わない運命を乗せて】
【ただ静かに――冷たい金属光沢が、その表面を流れていた】
- 698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 15:25:45.84 ID:oOUu/L53o
- 【森】
(薄暗い森だな…今にも魑魅魍魎が出そうなところだ)
【白い髪に白い目、白い肌をした前を留めておらずネクタイも留めていないスーツを着た男がいる】
【男は3m程もある前かがみの巨大なゴーレムに両手をつけながらゴーレムの頭の方に乗り疾走していた】
【足は落ちないようにゴーレムにめり込んでいる】
【男の背中には大きなリュックサックがある】
【そして険しい顔をした男は盗賊が出ないか気を配りながら進む】
【どうやら何処かへ移動中のようだ】
- 699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 15:30:29.24 ID:b3rbdjuHo
- >>697
【もう一度――よく見て欲しかった。】
【倒すべき敵というのは――抗うべき相手というのは何処にいるのかを。】
【それは"彼女"や"彼"ではない、もっと奥に潜む者――そう、だから潜んでいるが故に、見えにくくて。】
【そんな事はもう重々承知で、彼女自身にもよく、わかっていて。】
【―――"だから貴方にも、分かって欲しかったのだ"、と。】
【そう考える彼女の頭は――多分きっと、甘かったのだろう。】
【鋼鉄の歯車が回る――運命を軋ませ、歪みを残し、それでも尚強く、強く――巡る。】
【ここまで来てしまったのならば、もうこうするしかないのだろう――彼女は】
―――なら倒してみな。アタシを。
【――セリーナ・ザ・"キッド"は言う。】
【――"かかって来い"と。】
【瞬間、凄まじい速度で彼女の両腕が動い"た"。】
【流れ行く時間を置いてきぼりにするかのような圧倒的な速度で放たれる超高速射撃――クイック・ドロウ。】
【右手でガン・ベルトに佇む愛銃・"弾"末魔を引き抜きつつ左手をスライド――銃口が地面に平行になるか、ならないかの】
【その瀬戸際で瞬時にファニング、ハンマーを叩き起こし"発砲"――!!】
【腰溜めに構えた魔銃の銃口から、放たれた弾丸が紫色の魔弾と化し――直線、決別を告げる悦那の"歯車"めがけ放たれた。】
【――身体を狙わないのは、優しさからではない。】
【こうなった彼女の視線を見れば、それは明らかだろう。】
【――怒り。悲しみ。そういった全ての"煮え切らない"思いをただ、胸の奥底へと沈めて】
【今この場にいるのはただ一人の"ガンマン"――取り戻したのは冷血な覚悟。】
【彼女は、仲間に銃を向ける事など望んではいないし、出来ればそんなことをしたくないと思っていた。】
【そうなる前にどうにかするのがリーダーである自分の責務であるし――なにより、銃という武器は"命"を奪う事に特化していた。】
【彼女ほどの使い手であろうと、その全てをコントロールする事など不可能に近い――当たり所が、悪ければ。】
【だから決して、ガン・バレルの先端だけは身内に向けたくないと――向けるべきでないと、そう思っていた。】
【だからこそ――今の彼女の瞳に宿ったそれは、悲壮なまでの"決意"】
【向けてはいけないものを、向けたくなかったものを一番大切な人に向ける、その勇気――】
【生半可なものではないのだ。そう鼓舞しないと、自身の中で折り合いをつけないと、決して出来ない行為。】
【――もはや甘さは捨てよう。そして全てを賭けて彼を――彼を。】
(――彼を――どうする、の?止める?倒す?)
(――わからない。わからないよ・・・どうすれば良いのかなんて・・・!)
(けど――もう、撃つしかない・・・結局、アタシには"コレ"しか・・・ない。)
【――狙った歯車、そして恐らくは防がれるであろうそれ、そこまでを計算し更に次弾の装填準備をする――】
【本気だ。】
- 700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 15:49:13.04 ID:7bucHTuXo
- >>699
【歯車の回る駆動音、そして硬質な音】
【赤き金属が魔弾を弾き飛ばし――高速回転しながら、その尖端を三片飛ばした】
【矢のように飛ぶ金属質の刺。 1m程のそれは紛う事なく、相手を貫くために】
【腹部と、銃を持つ手、そして足。 その狙いは彼も同じく“本気”であることを物語っていた】
……ああ。 本気で、行くぜ
【不動のままに歯車だけを回し、彼は相手の一挙一動を怜悧に見据え観察する】
【その速度、正確な狙い、ただの鉛玉ではない銃】
【――連綿と積み上げられる演算は、何処までも感情を殺し、努めて冷静に回転していた】
【動かないのではない。水面下で正確な次手を弾き出すために、動かずにいるだけ】
【悦那の周囲を回る、刺を飛ばした歯車にもう一つクロスする形で、一回り小さい歯車が出現した】
【此方は幅広で、厚く――そして回転しないその表面には、レーザーの射出口めいた仕掛けがある】
【その幅で銃弾を防ぐ目的もありながら、搭載した攻撃機能の狙いは勿論、セリーナへ】
【射出口に真っ赤な魔力が収束し始めて――発射まではまだ、僅かな間がある】
- 701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 16:06:56.92 ID:b3rbdjuHo
- >>700
【何が正しいのか、何を求めるべきなのか、そういう疑問を抱えながら進んできた。】
【しかしセリーナは何時だって、自分でソレに答えを出してきた。】
【迷ったままに進む事など、なかった――それは何故ならば、死を意味するからだ。】
【彼女は本気だった。――どうしようもない事だが、"殺す"気でいかなければ―――】
【しかし、まるで迷いが無いという訳でもなかった。】
【悩むときは、足を止めなければならない。歩いたままでは何も、つかめない。】
【――それが彼女の、明日へ向かうためのルールだった、のに。】
【此処に来て、本気なのに――その先に何があるのかを見通せない、そんな――不安定な戦いを、しなくてはならなくて。】
(――殺せるわけなんて、ないのに。)
―――それが本気ならッ!組織を抜けて罪を償うどころか――アタシすら倒せないよッ!!
【そんな思いを、絶対に外には、言葉には、瞳には、出さずに。】
【迷える心は、そのままで構わない――ただ、撃て。】
【心ではなく、体が彼女に命じた――放たれた"針"――金属製の棘の内一本を次弾で弾く。】
【放たれた魔弾は正確に棘の中央を撃ち抜き――その"ズレ"を用い、弾かれた棘を利用してもう一本の棘すらも、落とす。】
【だが三つ全てを落とす事など敵わない、足への一発は防ぐ事も、避ける事も出来ず。】
【ダメージ・ジーンズの太ももへと深く、突き刺さって――赤が飛び散る。】
【――だが、呻く事すらもしない。】
【二発を放った"弾"末魔を素早く構え、天へと掲げる――上空めがけ放たれた三発目が、召還陣を展開した。】
騎士怪醒――"ティターン・アーマー"
【召還陣が頭上で展開され、そのままセリーナの身体をすり抜けていく。】
【足元まで透過されたそれが消えると――セリーナはセリーナで、なくなっていた。】
【召還された武装は"魔導鎧"――魔力を人造的に生み出す魔道エンジンを背に積んだ、悪魔製の"自動装着アーマー"】
【太古の巨人族、強固な皮膚を持つ「タイタン」をモチーフとして精製された強固な外骨格に全身を包まれたセリーナは、早くも四発目の装填を開始。】
【見た目には、まさに"人造の悪魔"――機械と、悪魔とを融合させたかのような不気味なシルエット。】
【しかしソレは紛れもなく、ただの人間であり能力者ではないセリーナを"戦士"の次元へと昇格させる為の"武器"で】
【関節部分に、魔力が流れていく音が木霊する――魔道エンジンの駆動音が全身を駆け巡る。】
【装着された事で使用者のパワー・防御力を大きく上昇させるその鎧――セリーナはただ、構える。】
【――放たれるであろうレーザーの射出口へ向け、銃を構えたまま――】
【――撃ちあいをする気、か。】
- 702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 16:25:36.91 ID:7bucHTuXo
- >>701
【飛び散る赤にも揺らがない視線に、相手を傷付けたことへの後悔はない】
【その銃声は全ての始まりで、赤い鐘の音にも似て、今までの“平穏”を打ち破る】
【“正確な照準”】 【”回避行動不選択”】
【“連発性能”】 【“陣式召喚”】
【 “魔導鎧” 】
【結論は――“迅速な破壊”であった】
【射出口に収束した赤い燐光が一閃の大きな光線となり、】
【“戦士”と化したセリーナを、銃を手に待ち構える彼女を目掛け、一直線に放たれる】
不穏分子(俺)すら切り捨てられない奴が、仲間纏めて正義張れんのかよ!
その言葉、そのまま返すぜ……お前こそ、本気で来やがれ!
【強烈な熱線。冷え切った視線】
【――ならば、ぎりと握り締める拳の温度は、何と表すのだろう】
- 703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 16:40:03.44 ID:b3rbdjuHo
- >>702
【放たれた――来る、という視認の後、セリーナも銃弾を一発、放つ。】
【しかしそれは直線上に進む事も、射出口めがけ放たれる事も無い――。】
【セリーナは構えた右手を大きく真横に動かし、"弾"末魔のバレルを右側に傾けつつ――"射撃"】
【腕を振るいながら、銃口すらも動かしながら――とても正確な照準とは呼べぬような大きな動きの中、発砲。】
【狙いは悦那本人を反れ――"右側の壁"へと直撃するだろう。】
(―――う、くぅぅ・・・ッ!!)
――――ぁ、―――か、・・・ぁぁ・・・・ッ!!
【射撃の代償――攻撃の代わりに攻撃を、受けて。】
【放たれたレーザーがセリーナの胸部を、アーマーの上から直撃し――焼け焦がす。】
【凄まじい熱量に装甲が黒く焼け付き、体が大きく、ぐらつく――!】
【衝撃はアーマー越しに、熱と共にセリーナの身体を正確に、襲って。】
―――・・・はぁ、ハァ・・・ッ!!
・・・不穏分子、・・・?笑わせないでよ、この程度の能力と攻撃で――UTを、舐めるなッ!!
だから――本気だよ。アタシ、最初から・・・ずっと。
"貴方"には――"仲間"にはいつだって、本気だ。
【――しかし、倒れない。踏ん張る。脚部に魔力が供給され、関節が唸りを上げる。】
【路地を強く踏みしめ、コンクリートを軽く削りながら――レーザーの直撃を受けて尚、立つ。】
【そのまま一歩、歩を進めようとするだろう――何故ならば、貴方は後方から迫る"脅威"に、対処するべきだからだ。】
【――壁に放たれた弾丸は、魔力塊の横っ面を正確に、精密に、壁に抉らせ――"跳躍"】
【まるで見当違いだった"壁"から弾かれて、狙い済まされた"跳弾"として、悦那の胴めがけ、飛来するッ!】
【正面からの攻撃で歯車が弾丸を制するならば――"側面"からの攻撃に、移るまで。】
【歯車の機動力がどこまでかを量る一手にもなりうる――これが防がれるようならば、更なる一手を。】
【セリーナは歩を進め、悦那へと接近しようと、するだろう。】
【――鎧の一歩が、ガチャリと、路地に響く。】
- 704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 17:00:41.59 ID:7bucHTuXo
- >>703
……いい加減に、諦めろよ……!
“俺達”はもうお前達とは交われない!!
【――右へ逸らされた、一発】
【計算から大きく崩れたその一手を、瞬時に読み切る事は叶わない】
(……わざと、か? この状況下で? あいつはまだ、迷っているのか?)
(いや……回避を、し損ねた?)
(……違うな、そもそも回避もしていない、か)
【しかしながら計算外のそれにも動じないのは、】
【それこそが己の持味であり、役割でもあったから】
【努めて冷静に。極めて正確に】
【ただ相手に与えたダメージを確認して――その頭脳は、次手を弾き出す】
【再び外側の歯車が回る、近寄ろうとする歩みを阻もうと】
【長針をその足許へ二発放とうとしたが――其処で、“側面”からの攻撃が届いた】
……ッ!
【即座に歯車がぐると水平に回る、外側が右回り、内側が左回りで二重の障壁となり】
【銃弾を確実に、弾いて寄せ付けない。それは堅実でいて、そして愚かな“守り”である】
【計算の外からの攻撃に対処した為か追撃もない上、注意は完全に防御のみに向いていた】
【――この瞬間、一歩を踏み出すその足音を、遮るものは何も無い】
- 705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 17:26:23.38 ID:b3rbdjuHo
- >>704
【弾丸が――防がれる。】
【計算し尽くしたその一撃すらも、レーザーを放った直後だというのに尚も、ガードが可能な"歯車"】
【脅威であった――もはやそれ以上の言葉は必要あるまい。】
【こちらの計算を見抜いていたのか、そうでないのかはわからないが――生半可な攻撃なら、どこから向かえど防がれる。】
【――生半可な攻撃なら、ば。】
(―――弾かれた。通じない。けど――。)
【"隙"が出来た――確かに放たれた攻撃は防がれたものの、彼はその側面からの曲射に対し、対応するので一杯だ】
【注意を弾丸の方へとひきつけた――このまま、向かうべきはただ一つ。】
【――迫る。】
――悦那。
【――迫る。】
――諦められないのは。
【――ただ、迫る。】
――アタシだけじゃ、ないんじゃないの。
【次の瞬間、彼女はなんと――"弾"末魔を路地へと、放り投げる―――ッ!!】
【信じられない行為だ、よもやガンマンである彼女が自分の最も信頼する武器を投げ捨てるなど――】
【まさにそれこそ、予想外の事態と言えよう。しかしセリーナの目はアーマーの奥でただ、悦那の表情だけを、見つめていて。】
【仮にこの視線が届かずとも――アーマーで遮られ、悦那からは見えなくとも――それでいい。】
【届かせるのは視線などではない。もっと、もっと熱くて。分かりやすくて。伝わりやすい物でなくては――ならないのだ。】
【鈍重なアーマーが踏み出す――力と、装甲にのみ優れたこの鎧は、如何せん機動力には欠ける。】
【せっかく生み出した隙も――恐らくは彼の攻撃で再び、迎撃されるかもしれない。けれども。】
【――それでも、それでも。】
【彼女は銃を投げ出した右手で、硬く握り締めた拳を―――――】
――――本当に諦めたかったらッ!!
――――本当に諦めてたのならッ!!
――――そんな"警告"とお別れをッ!!何故今更しにきたのッ!?
――――そんな・・・そんな顔で・・・そんな、情け無い面でッ・・・!!
――――諦めろなんて言われて――引き下がるヤツがいるわけあるかッ!!
【――それが、全て。止めていた想いが溢れる。】
【やがてそれは拳に宿り――悦那の、頬へと向かうだろう。】
【ただの、パンチ。ただの、拳。ただの――戯言。】
【でも仕方がなかった――銃を撃つという事よりも、彼女が本気になれる手段が――こっち、だったのだから。】
- 706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 17:46:01.24 ID:JT9JMsNh0
- VIP自転車リレー企画会議室
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1363394598/
このスレで一つの自転車を乗り回してリレーする企画作ってます
でも始める人がいないので募集してます
自転車買える人とかいらない自転車くれる人もきてください
ただしスレの企画に反対する人はアンチですからこないでください
- 707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 17:46:39.08 ID:7bucHTuXo
- >>705
【後方からの弾丸に向いていた、灰眼】
【それが、投げ捨てられた銃の硬質な音で振り返る――間も、無く】
――、ッ!!
【頬への一発、ぐらと崩れる体勢】
【同時に――赤き金属の輪ががしゃんと地に落下して、その効力を失う】
【歯車の輪郭が薄らいで消えていき、やがて赤い燐光を残して、ふつりと掻き消えた】
【……どしゃ、り】
【路地に倒れる躰。切れた口の端から溢れるのは、生者ならぬ青い血液】
【起き上がろうとはする。だが立ち上がろうとしても、そこから先が進まない】
…………セリー、ナ
――俺は、…… 俺は、
【反撃など無かった。あるのは馬鹿みたいな迷いで、】
【見えないその重さのために――腰さえ、上げられないのだ】
【そして――そんな男の傍らに、突如として黄緑の燐光が湧き上がった】
【空間を割いて出たように現れるのは、見覚えのあるだろう、あの紅茶色の長い髪】
「――本当に。愚かしい、長兄だ」
【長身痩躯、纏う黒衣と赤毛を薄めたようなその髪は末期で泳ぐように揺らぐ】
【瞳孔の大きさが揃わないオリーブの目は、セリーナに合わせられることは無かった】
「……お久し振りです、セリーナ
これが迷惑をお掛けした様で。 代わって、詫びましょう」
【その表情と口調は、あのコカトリス狩りの時より、幾らか老けたようにも見える】
【淡々と紡ぐ言葉には再会の感傷も欠片さえ無く、相手の心など眼中に無いというよう】
【それが彼、ギムレット――否、“セシル”であった】
- 708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 18:31:23.32 ID:b3rbdjuHo
- >>707
【――皮肉なものだ。】
【ガンマンとしての彼女の本気が、拳での一撃だったなど。】
【だが、これは確かに本気の本気だった。】
【仲間だし甘くしてやろうとか、これ位の攻撃が丁度良いとか、そういう考えはとうに捨て去っていて。】
【ただ――本気で、彼を"止める"という目的を見据えたのならば。】
【数々の強敵を葬ってきたドラグーン・キャノンの炎も。】
【大会決勝で決死の猛撃を見せたガトリング・ヒュドラの弾幕も。】
【纏衣や、コカトリスや、ラッシュへと放ったケルベロス・マグナムの爆裂弾も。】
【――足りなかった。この悦那という強く、尊い存在を真に止める事が出来るのは】
【――恐らく、武器ではなく想いなのだろう、と。】
【その想いが言葉で届かないのならば・・・こうする外、あるまい。】
――言葉が続かないなら・・・無理に言う必要も無いよ。
――体が持ち上がらないなら、無理に引き起こす必要だって、ないよ。
そういう時はさ――"悦君"。
もっと、もっとアタシを――仲間を、UTを、アタシ"たち"を・・・頼ってよ。
【手を、差し伸べた。体が引き上がらないなら――背に乗せた荷物が重過ぎるのならば】
【分けてみれば良い――共有すれば良い。それを許す、それを望む存在が、目の前に――立っているのだから。】
【誰も一人では立てまい。誰も一人では生きていけまい。】
【――だからこそ、UTは繋がる事を、望んだ。】
【セリーナの手が・・・後一歩、彼の手に届くか、届かないか――そのすんでのところで。】
【聞き覚えのある、いや――忘れる筈の無い彼の声が、聞こえてきて。】
・・・代わって詫びる必要なんてどこにあるのかな。
代わってもらわないでいいよ、もう・・・散々、聞きたくも無い"謝罪"ばっかり聞かされて――
アタシは我慢が限界なんだ、"ギムリー"・・・それとも、"セシル"って呼んで欲しいかい。
【召還陣が、彼女の足元から現れ――頭上へと、召還時とは逆に上がっていく】
【やがて陣が完全に彼女の身体を透過しきれば、鎧は"元の場所"へと転送されて。】
【テンガロン・ハットと、白いシャツが胸元で軽く焼け焦げつき――破け、肌蹴た状態のセリーナ・ザ・"キッド"が、振り返る。】
【青緑の神秘的な瞳がセシルの――ギムレットのそれに、合わせようと覗き込むも――二人の視線が重なる事は、無い。】
・・・あなたも、あなただよ。なんで・・・こうなる前に、もっと・・・話して、くれなかったの。
話したくなかったのなら仕方が無いけど・・・そうならそれで、此処に・・・何をしに来たのかな。
【鎧は外した――銃が無い状態で、ギムレットを相手に出来るとも思えないからだ。】
【当然――そのただの女性となった彼女は、とても無防備とも、言えて。】
- 709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 18:53:39.44 ID:7bucHTuXo
- >>708
――セリー、ナ …… っ!
【差し伸べられた手、取ろうか取らないか】
【迷い途惑い最終的に――重ねようとした手を、セシルの出現が阻んだ】
【瞬間にさっと引かれた手。何よりも、今の悦那の状況を語る行動】
【それを確かに一瞥した紅茶色の視線は、それでいて咎める事をしなかった】
「――あの時。 事務所にこの男を連れてきた時
語ろうと思えば、簡単に語れました。 私は確かにその言葉を持ち得ていた」
【セリーナが正義の旗印を掲げた、あの日】
【正義を志す者達、そして悦那が、初めて事務所に集った日】
【ゴーグルで隠れていたあの時のセシルの表情は、思えばあの日も昏いものだった】
【――その時、この男は既に知っていたのだ】
【悦那が機関と無意識下、繋がってしまっていた事に……それでいて、黙っていたのだ】
「ですが……酌むべきは、冷たい“真実”よりも熱のある”信念”だったと
そう判断したのは……結果的に、私の過ちだったのでしょう」
【並べる言葉に、悦那のような誠実さなどない】
【謝罪でも懺悔でもない。自分の所為にして纏めようとする言葉は、ただの“言い訳”だ】
「……私は、これを拾いに来ただけです
好きに呼べば良い。 どちらにしろ、貴方の思うような私ではないのだから」
【吐き捨てるようにそう言うと、セシルは無言のままである悦那の首根を無造作に掴み】
【後方に展開し始めるのは先程現れたのと同じ、空間転移の術】
【振り返る事さえしないで――彼はその中へ、歩み出そうとしていた】
- 710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 19:19:46.81 ID:b3rbdjuHo
- >>709
【セシルの――ギムレットの口から語られるのは、あの日の夜のこと。】
【忘れる事も無い、それはセリーナの決意が一つの形となった希望の夜。】
【集った仲間と契りを交わし――UNITED TRIGGERが産声を上げた、あのとき。】
【現れたセシルは確かに、とても――不思議で、関わる事をわざと避けるような態度を取っていたのは間違いなくて。】
【セリーナといえど、もう年齢は20の半ばだ。】
【触れたくない何かがある事等わかってはいたし――わざわざ触れるつもりも、なかった。だが――】
【こうなってしまったのなら、話は別だ。】
そうだよ、貴方は過ちを犯した。で、今もまた・・・もうひとつ、ふたつと過ちを犯そうとしてるね。
一つ・・・アタシにこの事実を隠していたのを謝るよりも先に・・・もっと先に、謝るべき相手がいること。
【――被っていたテンガロン・ハットを取り去り、地面へと投げつけ、セリーナは】
二つ・・・アタシの仲間を、乱暴に、扱うなッ!!
【襟首を掴み上げ――抵抗もしない悦那を見るなり、セリーナは踏み出す。】
【悦那の首を掴んだセシルの腕を引っつかみ、無理矢理にでも彼らを、此方へ向けようと。】
――アタシの思うような"貴方"じゃない・・・?だから好きに呼べ・・・?上等だよ"ギムリー"。
アタシはセシルなんて名前、知らない・・・好きに呼べって言うなら、いつまでもそう呼んであげるよギムリー!!
・・・謝るなら、悦君に・・・悦君に、謝ってよ。
知っていたのに教えなかった――アタシにじゃなく、彼に・・・まず、真っ先に、教えてあげるべきだった・・・ッ!!
事情があったのは仕方が無いよ、アタシだってそんなにバカじゃない・・・けどね、貴方が彼を・・・悦那を、長兄と呼ぶのなら・・・!!
次兄として貴方には・・・彼を助けてあげる責任があったッ!!たとえ血を分けていなくても――・・・!!
ソレを踏みにじって、どうでも良いアタシなんかに謝って、今また・・・まだ懲りずに・・・!!
――貴方"も"悦君を・・・傷つけようとしているじゃない・・・違うの!?
【セリーナの手に、力が入る。】
【所詮、女性の力だ――振りほどこうと思えば、造作は無い。】
【この言葉も、何も届かないのであれば――もはや、それまで。】
・・・アタシの知ってるギムリーじゃなくても、良い・・・なんでも良いよ・・・アタシが裏切られようが構わない、けど――・・・!
――貴方は悦君を・・・お兄さんを、裏切ろうとしてるんだよ・・・?
それでも――まだ、進むつもりなの・・・。
- 711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !蒼_res]:2013/03/16(土) 19:44:13.67 ID:mLYuIiako
- 【人は奪う、生きるために】
【人は奪う、貶めるために】
【人は奪う、供するために】
【奪り、抉り、そしてそこに開いた穴は、果たして漆黒湛える絶望の闇か、光通す希望の光か】
>> The Pilot PILOT is ...
≪ 周防海湾海戦 ≫ ―――― Pirate Cruise
________________________________________
〔襲撃側〕 荒覇吐水軍 vs 櫻の国自警団周防海支部 & ヴェンツェル傭兵団 〔迎撃側〕
________________________________________
【 略奪者の航海=\―最後に嗤うのは、誰だ 】
________________________________________
【 櫻の国・周防海湾 】
【――湾内は、物々しい空気で満たされていた】
【海上には既に、多数のボートが展開されている】
【見れば、各ボートの側部に染め抜かれているのは、『櫻』なる凛々しき字体の一文字――】
【 於 第一ボート / 総司令部=@】
『――改めて説明します! 我々の目標は、≪荒覇吐水軍の撃破≫ッ!!
本作戦の総指揮は、櫻の国自警団・周防海支部隊長=\―不肖ながら、それがし、小野小太郎≠ェ担当します!
皆さんの協力の下、必ずや、悪党どもを成敗してみせましょうッ!!』
【その先頭に位置するボートに仁王立ちし、左手に拡声器を持つのが、この「小野小太郎」だ】
【白髪交じりの黒髪をオールバックに纏め、白の鉢巻と、左眼には眼帯、浅葱色の羽織という装いの中肉中背の男である】
【背丈は170cmくらいで、年齢は三十路前という印象の彼は、右手に全長3メートルもの大薙刀を持ち、肩に担いでいた】
『既にご存知の方もおられるやもしれませんが、海賊どもにはカノッサ≠フ息がかかっています。
――そう! 元凶は奴らッ! 優先すべき敵も奴らッ! 罪無き市民を黒く染め上げる病原菌をォッ! 絶たねばなりません!!
……えー……ゴホン……とにかく、楽な戦いにはならないでしょうが、どうか、ご注意を――』
【それぞれのボートに数名の人員を乗せ、彼らは待っている】
【迎えるべき敵を、討つべき敵を、絶つべき敵を】
/続きます
- 712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !蒼_res]:2013/03/16(土) 19:45:17.64 ID:mLYuIiako
- 【 於 第二ボート / ヴェンツェル傭兵団=z
「――ま、僕達が負けるわけないんだけどね」
【第一ボートに付き従うように布陣するは、四名を乗せている「予定」のボート】
【内三名は『有志の能力者』――すなわち、「エルフェス」、「バンチョー・スズキ」、「幸徳井佳乃」である】
「じゃあ、キミ達、よろしく。僕ももちろん戦うけど、操縦も中々忙しいだろうし」
【そう言って操縦桿を握るのは、ブラウンの毛皮コートと毛皮帽子で身を固めた、身長160cm強の少女だ】
【帽子の上に上げられた防塵ゴーグルや、両手にはめた黒い手袋、毛皮ブーツなども着込む重装備ぶりで、】
【外気に晒されているのは、顔と、帽子からチラリとはみ出た銀髪くらいのものである】
【また手袋と一体化した金属製のナックルダスターも特徴的か】
「お金も払ってるんだし、気合い入れて頑張ってよー」
【彼女こそが、「ヴェンツェル傭兵団」のリーダー、ヴェンツェル≠セ】
【今回、有志を募った出資者であり、ここに来るまでに、参加者全員がその名を聞いているだろう】
【いやに気楽そうな様子だが、或いはその笑みも、実力者であるがゆえの不敵さか――?】
【 於 第三ボート / 水先案内人=@】
……さ、て、と――――皆様、『こんばんは』――――。
【上記第二ボートのすぐ隣、寄り添う形で布陣しているのが、この第三ボートである】
わたくしは、ウェル子=\―ヴェンツェル様たってのお願いにより、今宵、貴方様方をナビゲートする『水先案内人』です。
【操縦席に佇み、第二ボートへ向けて挨拶するは、白を基調としたセーラー服と紺色のスカートに身を包んだ、身長160cm程度の少女だ】
【その表情に感動はなく、縁無し眼鏡の奥に湛えられた碧眼は深海のように深く、暗く、かつ冷たい】
【また服装に合わせるように被っているのは、長い青色リボンの巻かれた、白い水兵帽】
【そして真っ直ぐ伸びる彼女の長髪は黄金色に煌めきながら、風と戯れるように虚空に揺れていた】
……ああ、安心なさってくださいね、皆様が不甲斐ない戦いをなさらぬ限り、このボートは不沈……。
水先案内人の航行術……しかとご覧に入れましょう――。
【ぺこり、とうやうやしくお辞儀し、たった一人で第三ボートに乗る水先案内人は、水平線の果てを静かに見やる――】
【以上、主力たる三つのボートと、それからその後方で待機する、その他大勢が乗る多数のボート】
【陸は遠く、戦闘が始まれば逃げ場はなさそうだ】
【しかし、ボートの密度が高いおかげで、全力でジャンプすればボート間を飛び移ることも出来そうではある】
【まず三名の有志達がすべきは、戦闘準備か、状況把握か、はたまた自己紹介か――?】
【いやそれとも、既に第二ボートを抜け出し、別の場所に潜んでいるか……或いは早速移動を開始するか】
【――無限の可能性秘める海上にて、「カー」と、嵐の前の静けさに、カラスの声がこだました】
/それではイベント開始です。本日はよろしくお願いします。
- 713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 19:48:32.69 ID:7bucHTuXo
- >>710
【不意に腕を引かれて、開きかけていた空間術が歪む】
【その手に込められる力に酷く不愉快げに眉を顰め、セシルは首根を掴んでいた手を離した】
【――再び、地に叩き付けられる悦那の躰】
【ぐう、と低い呻きが聞こえたが、彼には貸す耳も無いというよう】
【酷薄に冷めたその視線を、一度そっと伏せて】
【掠れた声が紡ぐのは、何処までも“自分本位”のままであった】
「……謝る? どうして? 私が?
一番の被害者は私だろう。 これと末弟に挟まれて、さんざ引っ掻き回されて
何が機関だ、何が正義だ……どっちにしろ、自己中な馬鹿共の集まりじゃないか
機関がどう暴れ回ろうとも、世界は始めから混沌の中にある
それが一番“正常”で、在るべき姿に他ならない。 あれらはその点で言えば世界を“守っている”し
正義がそれに対してどれだけ力を振るったとて、幸せがあるなら不幸もある
綺麗事だけで守れるような変化も何も無い場所に生きて、一体何が面白い?
君達が出しゃばらなくとも、皆自分の事は自分で守っているんだよ
身を守れないような者は自然に淘汰されて消えていく。 それを悪戯に庇護する事こそ、何よりの“悪”だ
――明けない朝が無いなら、必ず夜も来る。 それが無常
私だって全て捨てて来た。 この男だけが許されるなど、あって良い訳がないだろう」
【「……分かったかい」、と締めくくる言葉に、理解されるべき要素など欠片も無く】
【――言葉は、想いは、届かなかった】
【彼はセリーナの手を無理やり振り解き、悦那を促すように一度蹴り飛ばす】
【この間ずっと黙りこくっていた悦那も、それで漸く蹌踉めきながらも立ち上がって】
【セシルの開いた空間の中へ、自ら足を踏み出していく】
【背に掛けられる言葉があったとしても――彼は、彼らは、振り向く事など無かった】
/イベントも始まったようですので、此方この辺りで撤退致します
/二日間ありがとう御座いました。 お疲れ様でした!
- 714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/16(土) 19:58:06.35 ID:8HCn7gF6o
- >>711,712
【ザバァッ!】
【海より飛び出してきたその存在は、――第二ボートに飛び乗ったそれは、"襲撃"を疑われかね>>390
ない】
【――その姿を見れば、魚介類を採集していたそれはそもそも"人"かすらも疑わしい】
【それは額に竜のような鰭を1つ持った鱸の頭に、海水を主としたゲル状の物で出来た人の様な姿を持つモノ】
【手の甲や背には魚の背鰭が、踵上部には魚の鰭が、尻には魚の尾があり】
【頭部や尾、鰭の断面は虚空の様に見え、ゲル状の物がそこから出ていて――生えていると言った方が適切か】
【その内部には、人のようなモノが入っていて――どうやら、これを纏っているようだ】
【頭部を脱げば、顔も見えてくる――何故か頭にタコやらワカメやらが張り付いているその魚の頭を脱げば】
【そのモノは、ぱっと見三白眼の強面で、約190cmで細いが引き締まった体型で30代後半の男だった】
【一重かつ褐色虹彩で、髪型は整っていないリーゼントもどき、姿勢はやや猫背気味】
【やや派手目の金色模様がある黒いコートに、エメラルドグリーンで波のような模様のあるシャツ、紺色のジーパン、白い靴下】
【改造されたベルトにより左腰に差された木刀、左手首には腕輪のように鈴が身につけられている】
「……ふむ……悪くねェラインナップだ、カニに指を挟まれちまったが」
【りぃんと鈴の音が一つ鳴れば生成されるのは鉄製のバケツ、それに海水を張り捕った魚介類を放り込めば】
「……ああ、俺はバンチョー・スズキだ」 「まァー、魚獲ろォと思ったらボートにうっかり乗り込んじまったってところだな」
【――と、まあ……バレバレの嘘を付きつつ、脱いだ魚の頭部を自身の手前まで誘導し、それに張り付いたワカメをはがし、】
【タコの眉間をつまみそして引き剥がし、やはりバケツに入れれば】
「まァ、貰った分と捕った分くれェは働いてやんよ」 「どォーでも良いが、薙刀って結構便利だよなァ、うん」
【どこからか取り出した、先端に3本の爪を持ち裏地が白黒の皮な赤茶色の金属の篭手を右腕にはめて、戦闘態勢を整える】
- 715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/16(土) 20:05:01.65 ID:cfOTmWOlo
- >>711,>>712
…………。
【第三ボート上――――計四名の乗船が予約されている筈のそこに、その予約者の一人たる少女が佇んでいる】
【背丈は平均的だが、白い肌とうっすら紅に染まった頬、長い睫毛が特徴的な少女だ】
【やや長めの前髪、顎までで揃えられたもみ上げ、胸までの長さの後ろ髪と、そのすべてが一直線に切り揃えられた髪型。その艶めく黒髪は、よく見ると日焼けで少しだけ赤紫色をしている】
【いつもの彼女なら、制服を着込んでいるところだが…………舞台が舞台なので、さすがにそれで来るわけにも行かなかったらしい】
【今の彼女は、デニム地のショートパンツに黒色のシャツというラフな格好に、上から丈の長い紅色のレインコートを羽織ったシンプルな出で立ちだ】
【濡れるのを気にするあまり若干肌の露出が多くなってしまっている、あまり彼女らしくもない格好だが――――】
【彼女の纏う、場の空気を塗り変えてしまうような"神聖"な雰囲気は、それでも健在だった】
…………幸徳井佳乃よ、よろしく。
【少女の体には重厚すぎる装備を纏ったヴェンツェルの言葉に、今思い出したかのように乗船メンバーへ自己紹介をする】
【若干不機嫌そうなのは、ここにいる誰のせいでもなく】
【単に、ボートのような逃げ場のない空間に三人もの"他人"と押し込められている状況が、人間不信を抱える彼女の性格上気にくわないだけで】
【――――さて、自己紹介が終われば、彼女は改めて"ボートの広さ"を確認しようとするだろう】
【足場が確固としていればそれだけ戦いやすくなるし、何より"他人"とあまり密着するのは佳乃の精神衛生上よろしくないからである】
(…………そういえば、エルフェスの名前を見たような気がするけれど)
【それから、作戦中偶然名前を見かけた、一度会ったことのある知人の顔も探そうとするか】
【あの時の佳乃は美麗な着物を着ていたため、かなり世俗的な格好に身をやつしている今の佳乃とは、少々印象に齟齬があるかも知れないが】
- 716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/16(土) 20:06:47.12 ID:cfOTmWOlo
- >>715
/開幕早々間違えただとおおおおおおおおお
/第三ボートじゃなくて第二ボートです申し訳ないorz
- 717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 20:20:18.83 ID:b3rbdjuHo
- >>713
【止める方法など、幾らでもあった。】
【急いで後ろを振り返り、落ちている"弾"末魔を拾い上げ――足元にでも発砲してみればよい。】
【動くな、撃つぞ――そう言えばいい。或いは、もっと単純に】
【何が何でも二人に飛びついて、離さず――セシルからどれ程の反撃を受けようとも、一緒に空間に飛び込む勢いで、止めれば良い。】
【だがそうせずに――見苦しいまでの抵抗をせずに、彼等が――去っていくのを見つめてしまっているセリーナは】
【心の底で、どこか感じていたのかもしれない――。】
【―――今は、彼らを止められない、と。】
(――本気で止めるって言うのは・・・物理的な意味でじゃない。)
(彼らの心を・・・意思をどうにかしないといけない。それがアタシがするべき本当の"制止"――だから)
(言葉が届かない以上、もう今は・・・何をしても、無駄なの、かな。)
――ギムリー・・・。
【恐らく、此れが初めてだろうか――酒場で会い、コカトリスを討ち取り、UTの初夜で別れ――】
【この四度目の邂逅で、ようやく、きっと――彼の本当の、本心を聞き取ったのかもしれない。】
【淘汰されていけばよい。】
【混沌はそういうもので】
【世界は元々、そうあるべきで】
【――だからこそ、何も失わずに生きる事など、許されない。】
【――ギムレットの、セシルの語る世界は――決して甘くなく、そして現実を直視した鋭いもので。】
【セリーナの、正義の組織を率いる彼女の胸にはとても、重く深く、響いて。】
【反論すら出来ないままに、彼女はただ――去り行く二人を、見つめて。】
【一瞬、手が動きそうになる――その肩を掴もうと、歩を進めたいと、そう思ったが】
【――もう、遅かった。】
【ただ一人――路地裏に残った"女"は、空を見上げた。】
【――淀んだ雲が広がっている。星はまだ――見えない。】
・・・奇麗事、か。
(アタシのやっている事が――"悪"ね。)
・・・分からない、ってワケじゃないんだ・・・アタシだって、そう考えてた事もあったんだよ?ねぇ、ギムリー・・・。
でもね・・・分かりたくない、って今は思う――・・・そういう残酷な世界を、ありのまま受け入れる事を――・・・アタシは・・・。
(そんな諦めた考えを持つ事が"正しい"事だっていうなら・・・アタシは正しくなくても、良い。)
――それでも、抗いたい、って・・・思ったんだ。
【――その言葉を聴くものなど、いる筈も無い。】
【路地裏の入り口で、馬が鳴いた。セリーナはそれを目指して、歩き出す。】
【――止まる事など、出来るわけが無い。今無理ならば――】
(――少しの間・・・お別れだね、悦君。でも・・・待ってて。)
(ギムリーも――月彗君も――師匠さん、って人にも――ちゃんと、会ってみたいから。)
(だからその時は――貴方にも・・・。)
【落っこちていた相棒と、帽子を拾い上げ――セリーナは路地を出た。】
【――雨が降るだろう。止むのは何時になるのか――まだ、わからない。】
/遅くなってしまい度々申し訳ありませんでした。こちらこそ、ありがとうございました!
- 718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 20:20:54.77 ID:3Z2E39Djo
- >>711>>712
【広がる海面は未だ沸き立つことをせずしかし潮流はその内で本来の激しさを曝け出す時を待つのだろう】
【古く、海とは畏れの対象であり荒ぶり白波立つ海は神を想起させるに相応しくならばこれから始まるであろう戦いは】
【神域を穢す人間の愚かさの証明か、或いは戦いこそが人間の宿命なのかもしれず……】
【季節は春に近いとはいえ海の上は依然寒いまま】
【ほう、と息を吐けばもやのようにいでて直ぐ様消える、件のボート上の1人は遠くの水面を見つめていた】
(……色々思うところはあるんだけど、水没だけはしたくないな)
【白い髪、後ろに伸びる三つ編みは塩気を帯びて早くもべとべとし始めて】
【鬱陶しそうに髪を撫でる指は薄手のグローブ、水気で滑らないように戦いに備えたのだろう】
【ゴーグルも同じく瞳に海水が入るのを嫌ってのもの。物憂げな表情はきっとそれに隠されて】
―――――あ、エルフェスだ、よろしくな
【視線の先、心ここにあらずの状況で数秒してようやく周りの声に気が付いて名を名乗る】
【左右色違いの瞳はこの場にいるだろう彼らを見てその後小さく頷いて……】
【そして彼はそっと腰の、銀色のナイフへと手を伸ばす】
【そうすればもう戦いへの準備は終わり……あとは待つだけだ】
/遅くなってしまい申し訳ありません!
/本日はよろしくお願いします!
- 719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !nasu_res]:2013/03/16(土) 20:25:04.13 ID:mLYuIiako
- >>714>>715>>718
【ざわり……空気が、海面が、ざわめく】
『――来ましたか……!』
【小野が、息を飲む】
【水平線上よりゆっくりと、しかし確実に迫り来る影は、そう、まさしく――】
____________________________________
――ほい、釣れたっと……タコか……あんまりタコは好かんねェ
【「影」の先頭を行く漁船にて、一人の男が釣りをしていた】
【まだ遠いせいで、その様子をはっきり見ることは難しいが――やけに「呑気」な空気である】
“頭領様! 見えましたぞ! 自警団の船団が!”
……ほぉ、敵さん、揃いも揃ってるじゃァないか。いやァ、悪くないねェ、悪くない。
これは千日紅君も連れてきておいて正解だったねェ。
“ええ、全くですな!”
ところで千日紅君、≪No.19≫さんの首尾は、どうだい?
〔ええと……はい……万全だそうです……〕
ん〜、よしよし。では、始めようか。
【なんて、聞こえるはずもないだろう不穏な会話と共に、「奴ら」はやって来た】
【――――『荒覇吐水軍』――――】
【意外かもしれないが、その船の数は、それほど多くない】
【一つ一つこそ自警団のボートより大きい「漁船」だが、数は、両手で軽く数えられる程度】
【――さて、さして時間要さずに、両軍は火花を散らしかねない位置まで近づくのだろう】
不破君、まずは一つ、見せつけてやるといい。
“――御意<b! 御意御意御意=I! 大いに御意≠ナありまするゥーッ!!”
【静寂をまず破ったのは、荒覇吐水軍の「司令部」と思しき先頭の漁船】
【やたらと騒がしい謎の男が、隣の漁船に荒々しく乗り移ると、なんとその漁船は、急激に加速!】
【凄まじい勢いで、自警団の「第一ボート」へ、迫って行くではないか】
“キェェエエイッ!! 拙者は、≪No.68≫不破雷道<b!! 御覚悟めされよォォオオーッ!”
『むむ、よかろう! この小野小太郎、逃げも隠れも――――』
【漁船の先端に絶つ襲撃者「不破」!】
【第一ボート先端でそれを迎え撃たんと長刀を握り締める小野!】
/続きます
- 720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !nasu_res]:2013/03/16(土) 20:26:57.52 ID:mLYuIiako
- >>719続き
>>714>>715>>718
【――が、つぎの瞬間! 漁船はドリフトさながらの急旋回で、船体の側部を第一ボートへ強打!】
【第一ボートは転覆しかねないほどに大きく揺れた!】
『――――ぬ、ぬおぁあああああああああっ!!』
『た、隊長ォーーッ!!』『隊長が落ちたぞ!』『またかよ!』『よく落ちるなあの人も!』
【小野、転落! 思わず周囲の自警団もざわめく大惨事(?)である】
“まさしく御意<b!! まさしく他愛なしッ!! さあさあさあ! 命の惜しくない者からかかってこられいッ!!”
【御する者の消えた第一ボートへ、その男は降り立つ】
【彼は、黒系統の甲冑を全身に着込み、口元を面頬で覆い、赤いマントを羽織った大男である】
【しかし頭に被る海賊風の髑髏マーク入り三角帽子が、その鎧武者的調和を乱しているのは否めない】
【そして左胸に白く厳かな字体で刻まれているのは、「68」なる数字だ】
【≪No.68≫不破 雷道(フワ ライドウ)――ここに推参】
「――って、小野さん! やられてんじゃない! ええい、仕方ない! とりあえずあの68番を相手にする!
自警団員は小野さんの引き上げを!」
……やれやれ……では、わたくしは、別働隊として敵の戦力を削ぎましょうか。
【かくして第二ボート(ヴェンツェル)は、第一ボートへ横付けするように移動】
【また第三ボート(ウェル子)は、それらを迂回するように、動き出す】
【後方の自警団員達も、各々戦闘準備を開始していく】
【まずは大海戦が始まる前の、前哨戦】
【不破を相手取るのも良いだろう、ウェル子の船に乗り込み迂回路を通るも良いだろう】
【それとも――自分にしか思いつかない奇策もあるのかもしれない】
【――さあ、まだ敵の幹部も判然としない中だが、どう動く】
- 721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 20:30:39.73 ID:mLYuIiako
- >>714>>715>>718
【追記】
【なおボートの広さは、定員五名、と考えて貰えばいいだろう】
【すなわち、一人二人乗っている程度なら割と広々しているが、それ以上乗るとちょっと狭いかもしれない】
- 722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2013/03/16(土) 20:41:37.64 ID:8HCn7gF6o
- >>719,720
「あァー、もうちょい獲りたかったがしゃアーねェ……」
「……ったく、"また"落ちたってなんだよおい」
【迫る漁船、敵が来たと認識すれば――】
【漁船により大きく揺れた第一ボート、それより転落する小野】
【……"また"と言われているなら放っておいても大丈夫なんじゃあ……なんて思いながらも】
【ちらっちらっと自警団が引き上げ作業を行なっている場所が気になる様子】
「まァー良いか、引き上げ作業が難航するよォーなら助太刀ァ良い」
『此ノ姿デ水泳サセルノハ酷イナ』 「いや、大丈夫だろ」 『マアナ』
【バンチョーは相棒――頭部以外はもはやヒモの様な状態のそれを海へと潜らせれば】
【纏われた海水状のゲル――海水体を動かし木刀を抜かせ、そして自身の右腕に持たせれば】
【その木刀を一振り、すると生成されるのは2つ"種"――大きさは拳大だろうか】
「"ベッサリーム"の木ってレアなんだぜ?」 「まァー、それをヒョイヒョイ出して使えるのがこの刀なんだがな」
「そこのお前、――"脚"、縛らせてもらうぞ」
【その種を左手や海水体等で不破の脚元めがけて投げれば】
【"ボートの床"から顔を出す相棒より海水が吐かれ、種へと当てられる】
【すると種は急成長し――3センチ程の"根"がそれぞれ一本ずつ、計二本生えてくる】
【どうやらその根は"不破の脚部"に絡み付こうとしているようだ――性質は"木の根"そのものだ、強度も耐性も】
【――これは、機動力を奪えば他の者が攻撃しやすいのではとの考えで行ったのだろう、ダメージ自体は低い】
- 723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/16(土) 20:55:05.56 ID:cfOTmWOlo
- >>719,>>720
…………、なに、このノリは。
【名乗りを上げて突っ込む敵の漁船――――そして激突、転落】
【一気に訪れた怒濤の展開を、テンションを横ばいにしたまま半目で観察し】
【それでも、敵襲ということは伝わったのだろう。佳乃はショートパンツのポケットに手を突っ込み、一枚の"符"を取り出す】
【左手にその札を張り付け、真横へ突き出し。そして右手を、人差し指と中指を合わせて口元に持っていって――】
"招"
【ずるり、と。左手の札が発光したかと思えば、陽炎のような歪みが左手を覆い隠す】
【数瞬の後、光と歪みが収まると――――そこに握られているものは、奇しくも小野の持っていた武器と同じ、薙刀だ】
【大きさこそ六尺ほどで、彼の大薙刀に比べれば見劣りするが…………】
【『地幻』という名のそれは、小浅い反りと波打つ刃紋、散りばめられた金剛石の破片が輝く玉鋼製の刀身に、赤い縄による意匠と金箔で描かれた紋様を持つ柄で構成される、何よりも"美しい"得物だった】
バンチョーと言ったかしら、あなた…………一番手があっさり落水してしまったから、一応訂正しておくけど。
――――薙刀は便利なだけじゃなくて、強いのよ。
じゃ、ヴェンツェル、それにエルフェス。お先に行かせて貰うわね。
【先ほどのバンチョーの呟きに反応するように、佳乃は彼に振り向きもせずそう言うと】
【いの一番と言わんばかりに横付けされた第一ボートに飛び移って、敵――――雷道の前へと躍り出ようとするだろう】
【もし無事に飛び移ることが出来れば――――佳乃は飛び移りざまに体を回転させ、横一閃の斬撃を雷道に振るう!】
【狙いはほとんど真正面、彼の胸部を横一直線に薙ぎ払うわかりやすい軌道】
【勢いをつけた分威力はあるが、前動作が大きく回避もしやすい。攻撃と言うよりは宣戦布告の面の強い、それはそんな一撃だったが――――】
【先にバンチョーが使った木の根(>>722)の影響がうまい方向に働けば、雷道の一手先を行く先制攻撃として機能するかもしれない】
- 724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 21:05:58.58 ID:3Z2E39Djo
- >>719>>720
【かくして敵は現れて、向かうべく相手を求めて突出するひとつは……】
【盛大な音と共に第一ボートへと激突し、その衝撃で落ちる部隊長】
【周囲から聞こえる「また」なんて単語にエルフェスは頭を抱える、大丈夫なのだろうか】
いや、どっちにしても乗りかかった船……今更逃げ場なんかない
だから、やれる事をやるだけか――――――
【肩を鳴らし背を伸ばし、彼は動く】
【狙うならば敵の頭、蛇であろうと何であろうと頭を潰せば死ぬだけだ】
【海上というイレギュラーの起こりやすい地形での戦闘には慣れていないから、彼は早期決戦を求め】
よう……こっちに乗るけど構わないよな?
ま、文句言われても乗り込むけどさ……で、お前なんか策でもあるのかウェル子?
【がたん、と船を揺らして彼は第三ボートへと乗り込む】
【手のナイフを弄びながら問うのは「作戦」で、やはり海での戦闘に慣れない彼では知恵が足りないのだろう】
【銀色の光を散らし首を傾げて】
一応だけど遠距離攻撃手段はあるけど……
【装填数は5つ、ガラスの砕ける音は重なって銀の輝きが巻き上がる】
【他の海上からでもその輝きは目に付くか、やがて彼の掌に収束し現れるのは大きな銀の弓】
【2枚板を平行に合わせて上下に、その表面には射手を謳う詩が刻まれて脈動の如く揺れていた】
矢が足りないだろうからばかすかと撃ってはいられない
代用品があればいいけどね、海上だからそう簡単に手に入る筈もないから……
【番えられる銀の矢は標準のそれとは比べ物にならない程に大きく】
【弓から与えられる加護も加わり木っ端な船ならば容易く沈める事も出来るだろう】
【荒ぶり始める戦場で、彼の瞳は敵の陣地へと向けられて……】
>>723
あ、なんだアンタだったのか……カッコが違うから分からなかったよ
【名前の存在は知っていたけどまさかこの人物がとは思わず】
【素っ頓狂な声は戦場には似つかず会話としては適切ではないか】
取り敢えずそっちは任せるから、なんとか頑張れよな
【ボートは離れて会話も途切れる】
【軽く振った手は彼らに向けてのエールに違いなく】
【遠ざかる内から銀色が輝く姿を見たかもしれなかった】
- 725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 21:15:14.17 ID:mLYuIiako
- >>722>>723
『――む、これは……!』
【足下など一切見ていなかった不破は、不覚にも脚を絡め取られることになる】
【抜け出そうともがくも、流石に脚の力だけでは抜け出せず、】
『しかァーしッ!! このような足止めなど、気にする拙者ではないィーッ!』
【次の瞬間、不破の両手がそれぞれ魔力をほとばしらせたかと思えば、】
【彼に両手には一丁ずつ「銃剣付き火縄銃」が握られているではないか】
『フワハハハハッ!! これぞ御意≠ナある!! 動けなくとも攻撃は可能なのだァーッ!!』
【――しかし、彼はイマイチ周りを見る能力に欠けているのでは無かろうか、そう、佳乃を意識に入れていない】
【それゆえに、佳乃に気付いたのは、彼女が自身の前に躍り出た時という手遅れぶりで――】
『……――な、何だとォ!!』
【一閃を、その胸部に受ける羽目になった】
【だが佳乃も気付けるだろうが、「手応えが堅い」】
【不破は見ての通り甲冑を着ているため、特に胸部などという手厚い保護を受けた箇所では、生身へのダメージが入らなかったのだ】
『……少し焦ったが、甘かったな! 二人まとめて御意≠ノしてくれよう!! キエェェエエエイ!!』
【一手遅れて、不破は左の銃口を、バンチョーに合わせる】
【すると間を置かずして、バンッ――! と、一発の鉛玉が、バンチョーの腹部に向かって放たれた】
【それと同時】
【右手の火縄銃を、佳乃へ対し、縦に振るう】
【まともに喰らえば、銃剣が、佳乃の左肩あたりから下へ一直線に、線を引くことになってしまうだろう】
【――現状不破は、木の根のせいで上手く動けずにいるが、その耐久力は侮れそうにない】
「――よし、とりあえず船を安定させて……3vs1でも、文句はないね、海賊さん?」
【ガタッと、操縦席より立ち上がるヴェンツェル】
【どうやら彼女もここから参戦するようだが――】
『隊長! 大丈夫ですか!』『大丈夫ですよね!』『よし、大丈夫だ!』『薙刀が無駄に重いんですよ!』
『か、かたじけない……!』
【一方、不破が陣取る第一ボートから少し離れた後方――どうやら小野は無事だったようだ】
【海賊側の誰もがスルーしている辺り、小野の不憫さがかいま見える一幕だったとかそうでなかったとか】
/続きます
- 726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 21:17:55.99 ID:mLYuIiako
- >>724
あら、いらっしゃいませ。
【エルフェスが乗れば、そんな事務的挨拶を交わしながらも、ウェル子は黙々とボートを操縦する】
【スピードを出しつつも、危なげない運転――どうやら、かなりの腕前らしい】
【しかし敵がいる以上、すんなり航海できるはずもなく】
『ヒャッハー! 飛んで火にいる夏の虫だぜェ!』『くらいなァ!!』
【第三ボートを妨害するように、二隻の海賊漁船が、立ちはだかる】
【あげく、漁船に乗った海賊達が、なんと接触で破裂する「火薬玉」を投げつけてきているではないか】
……自分に降りかかる火の粉は、自分で振り払ってくださいね
【――カーカーと、ウェル子が呼び出したらしいカラス達が、「ウェル子だけ」を身を挺して護る】
【一応操縦が上手いおかげである程度回避できているが、エルフェスへも、三個ほど、火薬玉が飛来してくるだろう】
「……えと、すいません、では、こちらは私が……」
【更に、海賊達の後ろから、第三ボートへゆらゆらと迫る、もう一隻の不穏な漁船】
【そこに乗っているのは、他の有象無象達とは異なる雰囲気を放つ、一人の少女――】
/ここから先は、バンチョー&佳乃チームと、エルフェスチームで、レスを分けていきます
/つまり、バンチョー&佳乃チームは、お二人のレスが終われば私も返信し、
/エルフェスチームは、エルフェスの方だけのレスが来れば、私が返信する、という形です
/今後の流れ次第でまた形式がかわるかもしれませんが、ご了承を
- 727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/16(土) 21:27:20.61 ID:wSH2x1b/o
- 【UNITED TRIGGER=\― 店舗前 】
【――街の灯りも、その数を減らし始めた頃】
【一人の人物が『店舗』の前で立ち止まり…、…中を、覗き込んで】
……誰も居ない――、かな。
【自分で適当に切ったらしいのが見える黒髪は、首元を隠すほどの長さで垂らされており】
【これからの季節には少し厚手な、フード付きのコートを羽織った青年だ】
(…、…待つか、待たないか。)
(特に、今日で済ます必要の有る用事でも無いし――。)
【――軽く覗きこんだ結果、人影は店内に見えなかったらしく】
【店の外壁に背中を預け、軽く瞳を閉じ。…、…それから、頭を軽く掻いて】
【見慣れない人物が、其処に存在している事は――少し、眼に付くかも知れず】
- 728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/16(土) 21:28:30.69 ID:FhNd4h+5o
- 【路地裏】
【切れかけた街灯が不安を煽るその場所に、さも当然かの如く三人の若者が倒れていた】
【その周囲には同じ数の拳銃が落ちているあたり、こちら側の人間で間違いないだろう】
【そして彼らを見下すようにただ一人立っているのが、クリーム色のスーツを着た男である】
【中折れ帽にサングラス、銀の指輪と金の腕時計。蓄えた顎髭といい、あからさまなまでのマフィア≠ゥ】
【右手には古式ゆかしいモーゼル拳銃を持っていて、しゃがみ込みながら若者の一人に銃口を押し付け】
そらどうした、まさか揃って右足ぶち抜かれたからって喋れないワケじゃあ無いハズだ
お前らのよく回る舌が膝に付いてるって言うなら話は別だがなぁ……?
……あぁ、何の話だった?集金帰りのオッサンマフィアくらい銃があればチョロいってところからか?
発想と度胸は良いが、手を出す相手がちょっとばかし悪かったな、そう思うだろう?ん?
なんならうちの組に勧誘したって良いくらいだ、が……あぁ反抗的な目だ、潰しとくかね?
【ドスの利いた低い笑い声と、モーゼルのかちゃりという音が路地裏に響く】
【その光景はなんとも言いがたい暗さがあって、若者たちのうめき声がそれを相乗させ】
【仮にこの場に誰かが現れれば、古銃の口はそのチンピラの頭からそちら≠ノ向けられるだろう。】
- 729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/16(土) 21:34:29.68 ID:8HCn7gF6o
- >>723,725,726
「訂正どォーも、まァー俺は薙刀なんて齧るくれェしか知らんがな」
「何度も……じゃあなくて、何回か使い手と手合わせしたことがあっからよ、まァ確かに強ェーわ」
【なんて、ぶっきらぼうな口調で吉乃へ目も合わせずそう言えば】
【薙刀を胸部に受けてもなお健在な不破、甲冑の上からダメージを与えるのは難しいか――】
【そう考えているうちに向けられる銃口、そして轟く破裂音】
「相棒ッ!」 『遠イゾ!』 「海水の防護壁だッ!」 『ダカラ遠イッテ!』 「……ちィ」
【――相棒の口から吐かれるのは"守護の魔力"を持った"海水"だ】
【発射を先読みし、その軌道上を狙って吐かれた海水――】
【それにより、弾速を減衰させダメージを減らそうと試みるが】
【相棒を使った防御をするには少々距離が離れすぎていた――故に殆ど威力は殺せていない】
【予め纏ってあった海水体の鎧により幾らかの威力はそいだようだが、腹部から血が滲む】
「っつゥ……にしてもあいつ硬ェな……だったらこれを試してみっか」
【左手を一振りすれば鈴の音が一つ鳴り――そして生成されるのは、直径5cm程の"鉄球"――――】
【――否、それは外皮のみであり、中身は"鉛"である】
【硬い鎧――"斬撃"が通りにくいならば、"打撃"は果たしてどうだろうか?】
【吉乃が不破の影にならないような位置取りをし、相棒を自身の側へと引き寄せれば】
【それより吐かれる普通の海水の力も利用し、その鉛の球は思いっきり投げられるッ!】
【――軌道から予測できる狙いは、"腕"及びその高さ】 【重さ故に速度は遅い】
【成功失敗問わず、バンチョーは反動で腹部のダメージを広げ】
「あだだだ、腰が……」 『無理スンナヨ、モウ年ナンダカラナ』
【……ついでに腰にきている様子】
【鉛球の行く末はわからない、しかし命中か回避が行われた後に何故か"消滅する"】
- 730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 21:36:01.02 ID:3Z2E39Djo
- >>726
……んなこったろうと思ったよ
【世紀末めいた叫び声と共に迫る海賊船舶、そして火薬玉】
【どうやらあのカラスはこちらの身までは守ってくれないらしい】
【仕方ないにしても少しばかり切ないものがあるのも事実、肩を竦めてしかし瞳はそらさずに】
機動力がないから、その場で対処するしか……ねえんだよっ!
【番えた矢を外し右手で握り締める、彼の身長ほどの長さの矢は火薬玉を弾くには十分】
【銀の軌跡が二度三度、空を裂く音のあとに爆発音が響く】
……っつ、ほんともう……!
【ただ直撃を避けたとしても爆発による衝撃はエルフェスを遅い火傷を負う】
【弓の重さが幸いしてか姿勢を崩して船から落下という事はないけれど、それにしても生殺しのようなものだ】
【まさか海上で熱さに苛まれるとは思わなかった】
―――――――?……おいっ!もう一つ船が近づいてくるぞ!
【紫の瞳によるバックアップは海上でも有効だ、海賊達から遅れるように現れた船の存在を大声で伝え】
【一方で弓に矢を番えて海賊船舶の1つへと放つ】
【矢に込められるのは「誘導性」と「単純強化」】
【どちらも説明は不要だろうが、誘導性とは僅かなホーミング性能で単純強化とは放たれる矢の速度上昇である】
【矢は船の操舵士へと精確に狙われて放たれるだろう】
- 731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 21:39:04.89 ID:oOUu/L53o
- 【森】
(薄暗い森だな…魑魅魍魎が出たとしてもおかしくない不気味さだ)
【白い髪に白い目、白い肌をした身長175cmぐらいの前を留めておらずネクタイもしていないスーツを着た男がいた】
【そして男は身長3mほどの前かがみのゴリラみたいな体型のゴーレムの頭に両手をつけ乗っている】
【ゴーレムは巨体さに見合わない速さで疾走している】
【また振り下ろされないように男の足はゴーレムにめり込んでいるようだ】
【そして男は背中にリュックを背負っており横に何やら片眼のゴーグルが取り付けられていた】
【どうやら男は長距離移動中のようだ。荷物もそれ相応のものだろう】
【険しい顔の男は絶えず周囲を警戒しながらゴーレムで駆ける】
- 732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 21:48:55.73 ID:b3rbdjuHo
- >>727
/HEY!まだいらっしゃいますかね!
- 733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 21:49:48.50 ID:mLYuIiako
- >>730
ま、策よりも上質な策とは、すなわち、危険を顧みないこと……。
すなわち、Who Dares Wins(危険を冒す者が勝利する)≠ナすよ。
【なんて、エルフェスにとっては「最悪」かもしれない策をそれとなく呟くウェル子】
【自分だけは涼しい顔をして、ボートの操縦は続く】
【エルフェスの放った矢は、海賊船の内、一つの操舵士を穿つ】
【制御を失った漁船は、そのままあらぬ方向へ突き進んで行ってしまうだろう】
【さらにウェル子は、もう一隻の漁船を華麗に躱し、さらに敵陣の奥へ進軍――――】
「その、ごめんなさい……ここは行き止まりです……」
【――――できない】
【新たな刺客…漁船の先端に佇むのは、一人の「海賊幹部」】
【それは、ほんのり鶯色の和服を身に纏い、軽くウェーブのかかった黒い長髪の、身長は160弱くらいと思しき少女だ】
【何より目立つのは、彼女の『両眼』を覆う、目隠しの包帯だろうか】
【或いは、傍らの、高さ2メートルはある「点滴スタンド」だろうか】
【デジタル的な「74」という数字を印された点滴パックから出る点滴チューブは、彼女の左腕に繋がっているようだ】
……ふう、そう簡単にはいかないらしいですねえ……
【第三ボートは緊急停止】
【――ウェル子が止めたのではない】
【見れば、なんとボートの駆動部に、何か「チューブ状のもの」が絡み付いているではないか】
「その……あんまり……好き勝手されると……困るので……まずは射手さんから……」
【少女の身体から、パリッ――と、「電光」らしきものが僅かにほとばしり、】
「――千日紅流呪術=\―《紫電縛り》――」
【ぞわっと、なんと、彼女の袖口から二本の「点滴チューブ」が躍り出て、触手の如く、エルフェスへ迫った】
【ムチの如く、ゴム製のそれらが、エルフェスへたたきつけられようとするだろう】
【もしもこれを喰らうと、打撃だけでなく、チューブに走る「スタンガンのような電撃」をも併せて、その身を襲うだろう】
- 734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/16(土) 21:51:26.01 ID:cfOTmWOlo
- >>724
…………そっちは頭を取りに行くか。しくじったわね…………。
まあいいわ、すぐに終わらせてそっちへ行かせて貰うから。
【戦闘好きな佳乃の性格が、つい目の前の敵へと体を踊らせてしまったが…………頭を取りに行くならそちらにすればよかった、と今更になって後悔して】
【相変わらずの無愛想で挑発的な口振りで、佳乃はエルフェスの銀色を見送った】
【――――それに。これ以上そんな軽口を叩いていられるほど、目の前の相手も甘くはなさそうだ】
>>725
――――ッ!
【振り下ろされた銃剣に対する佳乃の反応は、ケモノじみて早かった】
【銃剣を振り上げた瞬間にはもう動いていたかのような、野生動物のごとき『初速』の早さをもって、佳乃の薙刀と銃剣が鈍い金属音を立てる――――】
【鈍い衝撃が、佳乃の手を伝わっていく。この程度の"反射"、普段ならダメージを負う要素などないが、足場が不安定に揺らぐ海上だったのが不幸だ】
【若干踏ん張り損ねたせいで、薙刀に伝わる衝撃はいつもより重かった】
…………火縄銃とは、また古臭い武器を持ちだしたものね。
【安い挑発を雷道にぶつける裏で、佳乃は思考を働かせる】
【やはり、甲冑を薙刀で抜くのは無理がある。ならば、甲冑の隙間を狙っていくか】
【いや…………地上ならともかく、この波で揺らぐ足場では攻撃の精密性は落ちる。有用ではあるが難しい道だ】
【で、あれば――――】
(とりあえず…………"衝撃"で抜いてみましょうか)
【斬撃から打撃に切り替えた、バンチョーと同じような結論に、佳乃も至った】
【一呼吸おいた後、佳乃は薙刀を振り払う。それで銃剣を弾くことに成功すれば、薙刀を上段に構え直し】
【一つの奥義の名を口にしながら、それを雷道の首元へ振るうだろう】
白刃龍紋流・肆の太刀――――『四散』!
【――――次の瞬間。まるで澄んだ湖底から水が湧き出るように、彼女の体から純白の力が噴出する!】
【『神気』と呼ばれる"聖"の力は薙刀へとまとわりつき、更に佳乃は自らが修める"白刃龍紋流"の奥義によってそれを加工する】
【瞬時――――振るわれる薙刀の刀身部分にあった神気が、爆音と共に"炸裂"する!】
【――――発動した『四散』の効果は、一言で言って"神気の爆発"だ】
【本物の爆発と違って"爆熱"は発生しないが、耳をつんざく爆音と伝わる衝撃波は、本物と遜色ない】
【このまま佳乃の目論見通りに直撃すれば、斬撃とは趣の異なる"衝撃"が鎧を伝わって首付近を打ち据えると同時、耳の近くで響きわたる爆音が雷道をひるませることになるだろうか】
【もっとも範囲は小爆発程度なため、刀身からある程度離れさえすれば、音はともかく衝撃波の威力はかなり減衰させられる筈だ】
【ただ、もし攻撃が成功しても…………『神気』には生物相手に使うと治癒の効果を発揮する性質がある】
【これにより、衝撃波によって負った怪我自体は変わらないものの、"痛み"が少々軽減されてしまうだろう】
- 735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/16(土) 21:51:56.03 ID:wSH2x1b/o
- >>732
/居ますよー
- 736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage saga]:2013/03/16(土) 21:52:36.49 ID:aDMyzVaao
- >>728
【社会の裏側が顔覗かせる路地裏】
【そこに踏み入れ、それを目の当たりにするものが一人いた】
あー、ショートカットなんてするもんじゃないわね
お陰で嫌なモノ見ちゃったわ……
【それは淡い赤色の髪の少女】
【髪は外ハネのショートヘアで、前髪だけが色が濃く黒や茶が混じったよう】
【瞳の色もそれと同系色で、夕空に似た色合いだ】
【七分丈のカーゴパンツに淡い桜色のカーディガンの衣服と、うっすらとした目立ち過ぎないメイク】
【ついでに片手にはコンビニ袋を提げていると来れば、どう見ても裏の社会とは程遠い、この場に相応しくないような印象を与えるだろう】
でもまあ、出会っちゃったからには聞くけど。オジサン何してるわけ?
そんな歳にもなって弱い者イジメは格好悪いわよ?
【外見にして高校生か大学生か、と言った風貌の彼女は】
【口調に反して咎めるわけでもなく、ただ興味深げな視線だけは隠さずに】
【猫のように丸い瞳で、そちらを見ていた】
/まだ大丈夫でしょうかー?
- 737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/16(土) 22:04:00.57 ID:FhNd4h+5o
- >>736
おやどうも、これまたこんな場末の似合わないお嬢さんとは意外なお客さんだ
持て成しは鉛球か減らず口だけだが許してくれたまえ、なにせこっちもトラブルの真っ最中でね。
いやなに、私もこんなナリだが若者を襲って金を奪うような真似はしないとも
むしろ私が襲われたんだ、そら見ろ。そいつらの近くに転がった安物の拳銃をだ
そう、つまり正当防衛だな。こういう風に――――分かるかね?
【ガァン!=\―モーゼルが火を噴く音は、少女とは反対の方向へと響き渡った】
【それはまさに、呻いていた青年の一人が拳銃を手にとって男を撃とうとし――】
【気付いたマフィアの男がその手ごと拳銃を、見事に一発で撃ち返した。そんな顛末の音である】
……で、まあそんな訳だが……君は見たところ、迷子ではないようだ
よろしければお送りするかね?いやそう警戒しないでくれ、私もいい年した紳士のつもりでね
【右手に銃を持ちながら、マフィアの男は気さくにそんな提案をした】
【確かに、身なりだけなら紳士だ。平然と人の手や足を撃ちぬく動作ばかりは、らしくないが】
【―――しかし、マフィア。というと最近紙面を賑わせたD.R.U.G.S.≠ニいう組織が在ったか。】
/居りました〜!
- 738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 22:05:59.62 ID:mLYuIiako
- >>729>>734
フワハハハハ!! 動けぬ事に何の不利益も――――ガァッ!?
【ガギィンッ!! 響くのは、重々しい金属音】
【バンチョーの放った鉛玉が、不破の胸部に命中し、その衝撃は深く彼の体内へ伝わった】
【思わぬ損害に、ぐらり、と不破はやや体勢を崩し、】
『不破さん! 助太刀ですぜェ!!』『イヤッハー! 突っ込めー!!』
【唐突な喧噪――正体は、そう、海賊達だ】
【遂に不破へ追従してきた漁船三隻が、前線へ到達した】
『シザーーーース!! チョッパァアーーー!』
【――などとよくわからない奇声を上げつつ、海賊の内一人が、第一ボートへ飛び降り、なんと不破の脚に絡む根を、剣で切断した】
「邪・魔・す・る・なっ!!」
【――が、その海賊は、横から放たれたヴェンツェルの右拳により、あえなく吹っ飛び、落水!】
【しかしながら、不破にとってこれは何よりの僥倖となってしまった】
――ゴ……ゴガガ……! お、己ッ……!
【続く佳乃の攻撃をも、まともに受けるかと思われた不破は、根が解けた反動で思わず後退しており、】
【「少々」、そのダメージを軽減させた】
…………この程度でッ!! 拙者の御意≠ヘ、止まらぬのだァァアアアーー!!
【右手、まだ銃弾を放っていない火縄銃の鉛玉が、またもやバンチョーの「胸部」へ放たれた】
【更に不破は、左の火縄銃を、バンチョーへ投げつける】
【銃剣を向けて迫りくるそれは、銃弾ほどの速度はないが、当たれば大分痛いのは言うまでもない】
【同時、彼は一歩、強く踏み出しながら、蹴りを放つ】
【初歩的でありながら、或いは有効的な一手か】
【眼前の佳乃の脇腹へ、不破の重く強烈な一撃が、迫る!】
『海賊どもを駆逐するのです! 能力者達に支援を!!』
【その周囲、自警団と海賊達が、各々火花を散らし始め、遂に辺りは乱戦の様相を呈し始める】
「――っでやぁ!! っふう、僕は近寄る雑魚を狩る! その木偶の坊は、任せるよ!」
【またヴェンツェルも、不破へ助太刀しようとする海賊達を、殴り落としていた】
【――何しろ海賊の数は多い。どこから横やりが飛ぶか分からぬこの戦況、気は一切抜けないだろう】
- 739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 22:08:40.64 ID:3Z2E39Djo
- >>733
(これでマイナス1本、残りは8本……)
【一度放った矢を回収するには時間が掛かる】
【ここが地上であるならば自分が直接回収に向かえばいいのだが生憎と海の上】
【海上を歩くなんて芸当は彼に出来るはずもない】
【1隻落とした事を喜ぶ暇などない】
【即ち攻撃手段を失った事に等しいのだから】
―――――っと……お出ましか……
【ぐらりと揺れる船に、そして敵】
【見るからに病弱な容姿であるが……しかし敵であるのは変わりない】
【容赦の必要はなくならば新たな矢は番えられる】
……ち、やれるものなら
【弦へと合わせ引き絞る】
【痛みに耐える準備をして奥歯を噛み締め、ただ瞳は真っ直ぐに】
【元より彼は攻撃を避けるつもりはない】
【機動力など無きに等しい状態で足掻くなど悪手に違いなく】
……っぐ、う…………っつ!
【チューブの叩きつけを受けて唸り】
【加えられた電撃で身体が焼き切れるように痛む】
【腕も手も指まで震える、精確な狙撃は難しいか……舌を鳴らして】
――――――それでも、射抜く!
【最大に引き絞った矢を大まかな照準をつけ、放つ】
【びぃん、という弦の音の後で空を裂く銀の一閃は流れる星にも見えるだろう】
【矢は現れた機関員74の船へと引き寄せられるように向かう】
【誘導性をもってしても機関員本人は狙えず】
【ならば船を破壊してしまおうという魂胆だが、果たして】
- 740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 22:12:45.08 ID:b3rbdjuHo
- >>727
【青年の言う通り、タイミングが悪かったのか――恐らく今、店内に人はいないのであろう。】
【パトロール中、とだけ書かれた看板が目に入るだろうか――ドアの鍵は締まっていて。】
【もしかしたら、"地下"の方には誰かがいたのかもしれないが――事務所はまだ、静かなままで。】
【店内に明かりこそあれど、確かに今、そこにいるべき"店主"は不在だった、のだが】
――――っと、ごめんなさい!
御用の方かな?ちょっとパトロール出ちゃってて――!
【唐突に、事務所の脇の路地から、馬の蹄の音が聞こえるだろうか。】
【白馬が路地を踏みしめる度、空気が乾燥した音が響き――やがて、青年の前に女性が姿を現す。】
【馬の背に乗るのは、なんとも時代錯誤な格好をした一人の女性だ。】
【――土埃で汚れた白いシャツ、首元の赤いスカーフ、土気色のベストに豊満な肢体を包み】
【長い足をブーツ・カットのダメージジーンズで覆い、その先には年季の入ったウェスタン・ブーツを身に着けて】
【頭部には特徴的な古いテンガロン・ハット、その奥にブルーとも、翡翠とも取れるような神秘的な輝きの瞳を宿し】
【――有体に言えば、西部劇のにでも出て来そうな"ガンマン"――カウ・ガールのような風貌の女性が】
【白馬の背から飛び降り、店の前で佇む見慣れぬ青年の前に、着地した。】
"ウチ"に用事があるのかな?ごめんね、丁度席を離れてて――今、開けるからね!
【飛び降りて、挨拶をする間も無く――店のドアを開錠して。】
【扉を開くと、中へ入るように促す――随分慌しい女性だが、恐らく見覚えがあるかもしれない。】
【この組織が誕生したときは様々なメディアで取り上げられたし――なにより、先日の大会での映像も、大々的に報じられている。】
【彼女こそこのUNITED TRIGGERの創立者にして現在の"リーダー"―――セリーナ・ザ・"キッド"だった。】
【ただ――その白いシャツの胸元は、赤黒く、焦げ】
【火傷の跡と、そしてダメージジーンズからは何かが突き刺さったのであろうか、飾りではない本物の"ダメージ"が覗く――。】
【パトロール、というのは本当の事だろう。これだけ怪我を負っていながら、平然と青年を招き入れるその威勢のよさは】
【青年からしてみれば少し、不思議に映るかも、知れない。】
/よかった、ではよければお願いします!
- 741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 22:20:59.44 ID:oOUu/L53o
- 【街の入口】
【白い髪に白い目、白い肌をした男がいる】
【服装は前を留めていないスーツだ。ネクタイもしていない】
【そして男はゴーレムに載っていた。前かがみだというのに身長3mもある巨体だ】
やっと着いたか…
【男はそうつぶやく。そして男はゴーレムにはまった足を引きぬき両手を離し飛び降りた】
【するとゴーレムは崩れ落ち、そこには巨大なゴーレムがいた気配はもうなかった】
おっと
【そして男は飛び降りた時にバランスを崩しこけてしまった。男は立ち上がろうとする】
- 742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 22:22:09.97 ID:mLYuIiako
- >>739
……あれは、≪No.74≫千日紅(センニチコウ)ひゆ、様、ですね……
【ふう、と一息つきつつ、ウェル子は立ち上がる】
【操縦できないのなら仕方ない、というわけか】
わたくしのカラスの知らせによりますと、彼女はお医者様らしいですが……医者の不養生、ですか?
【はらりはらり――ウェル子の身体から黒い羽根が湧き上がる】
「あ……船を……」
【エルフェスの矢が、船の心臓をとめんと飛ぶ】
【恐らくは、あまり活発に動けないだろう彼女の移動手段を奪うのは、良策かもしれない】
【だが、しかし――】
『――《釣り野伏せ》――』
【ヒュン――と、「船尾」から「糸」が、飛んできて、矢と接触】
【矢の軌道が逸れ、矢は船の一部を破壊するも、「致命的な一撃」とならずに終わってしまった】
『ん〜、いい狙いだァ。だが、伏兵……いや、「頭領」を忘れて貰っちゃァ困るなァ』
【ゆらり――一人の男が、船尾から姿を現す】
『やァやァ、あっしこそが、この荒覇吐水軍の頭領……≪No.61≫荒覇吐播磨(アラハバキ ハリマ)さ』
……嫌なところに、潜んでいましたね。
【荒覇吐播磨は、紺色の甚平を緩く着て、頭には赤のバンダナを巻いている痩せ形の男】
【バンダナの前面に大きく刻まれた鋭い白の文字は、「61」という数字である】
【また彼が右手に持つのは、長い竹竿の先端に針付きの糸を括り付けただけの簡素な釣り竿だ】
【どうもあの釣り竿が、彼の「得物」らしいが――】
「――すいません……医者は、よそ見の出来ない仕事なんです……」
【――休む暇もなく、ひゆの点滴チューブがひるがえり、なおもエルフェスを狙った】
【先とまったく同じタイプの攻撃だが、またくらってしまうと、大分辛いものもあるか】
…………エルフェス様……男前なところ、期待していますよ――――
【――ウェル子は、眼前の敵二人をその深遠の碧眼におさめながら、その腕に、黒羽根を纏いつつあった】
- 743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/16(土) 22:26:00.52 ID:wSH2x1b/o
- >>740
【――、そろそろ帰るか、と、背を離したその時】
【耳に響いたのは、『蹄』の音。…、…聞き覚えのある其れに、顔を上げれば】
……、あー、えーっと――
【――、挨拶する暇も無く、店内へと消えた女性】
【視界を通り過ぎたその姿は、紛れも無く『セリーナ』に違いは無い】
(…、…前に会った時も、何となくは予感してたけど。)
(やっぱり、「そういうタイプ」――、か。……、双葉さんみたいだな。)
【青年――森島 京≠ヘ、余り、その姿に驚きはしなかった】
【その姿を『昔の仲間』に重ねて、軽く苦笑を浮かべ】
――、いえ。それより、酷い傷ですね。
【軽く笑みを浮かべられているのは、傷が『致命傷ではない』と分かっているからか】
【…、…少し、前に会った時よりも短くなった髪を風に流しつつ、店内へと入ると】
【「救急箱とか、無いんですか」、と。――慣れた調子で尋ねてみせるだろう】
- 744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/16(土) 22:26:55.82 ID:8HCn7gF6o
- >>738
「あァー……ったく、後で湿布貼っとかねェとなァ……はァ……」
「――重量は通る、と」
【命中した鉛の球、鈴の音と共にそれが消滅すれば】
【――喜んでばかりはいられない、先程絡みつかせた根が切断されたからだ】
【こちらも木刀を一振りすれば、全て消滅した】
「御意だかなんだか知らねェーが、……まァ、とりあえずお前らは気に入らねェーな」
「これじゃあうかうか漁もできねェしよ」
「相棒ッ!」 『遠……クナイ!』 「今度こそぶっ放せッ!」
【放たれた鉛玉――腹部より致死性が高いのは予想がつく】
【再び相棒の後部より勢い良く吐かれる"守護の海水"――今度はしっかりと捕らえている】
【玉の威力を減衰させ、胸部に開く穴は腹部のそれよりも少なくなった】
【次に飛来する火縄銃、こちらも継続して吐かれる海水によって勢いを減衰させる】
【また、篭手を装備した右手を盾にすることでダメージを最小限に……】
「ガフッ!?」
【……どうやら篭手により弾かれた銃が運悪く頭部へ命中、口の中を切ったようだ】
「……当て方が悪かったな、今のは…………」
「次はこいつだ、――おとなしくしてな」
【銃を受け止める際に右手を動かした、その時にちゃっかり"種"を2つ生成していた】
【右手は攻撃の衝撃もあって中々動かせない、その為左手を使って不破の脚元めがけてそれを投げれば】
【また相棒が海水をかけ、生えてくる根――】
【先ほどと違って、"直径1cm"程かつ"先端が鋭い"】
【勢い良く生えるその根は、鎧の隙間を狙って不破へと襲いかかるッ!】
【――先ほどの根より強度は低く、海水をかける位置も遠いため――先程よりは読みやすいはずだ】
- 745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage saga]:2013/03/16(土) 22:27:06.78 ID:aDMyzVaao
- >>737
ふーん、オジサンも大変なんだ
【言って、ポリバケツのゴミ箱の上に小さく腰を下ろす】
【言葉少なになったのは唐突に響いた銃声に小さく身を縮こまらせたからか。やはり裏社会には馴染んでいないということだろうか】
【そして身を楽にして、観察するかのようにマフィアの男を見ながら】
ええ、そうね。この辺りはよく利用するから
……さっきマフィアって聞こえたけれど、ひょっとして最近噂のD.R.U.G.S.=Aって奴かしら?
たしか麻薬がどうこうって記事を見た覚えがあるけれど
【まさか見知った場所の一筋違いでこのようなことが起こっていたとは知らなかったけれど、と続けて】
【ついで口から出るのは、やはりマフィアについてだ】
【気さくに接する男の提案には答えず】
【躊躇もなく拳銃を握る男の言葉を信じかねているのだろうか】
- 746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 22:27:46.08 ID:Y5tdP5770
- 【喫茶店のテラス】
…うぅ〜む、どうにも寒いな、、、三寒四温とはよく言うもんだ
【黒い革の手袋をされた手でコップを持ちながら、空を恨めしそうに睨みつけ】
【とは言っても、男の服装はあまりにもそれを言うにはおこがましいほどの服装だが】
【頭から首をすっぽりと覆っている、山羊と牛を合わせたかのような】
【そしてなにより耳の部分から生えているJ型の、まるで剥製を彷彿とさせるマスクをかぶり】
【後ろについているフードと襟元の黒いモサモサとしている毛皮が特徴的な】
【かかとの少し上まで大きめのチェスターコート着ていたーしっかりとボタンを締めて】
【肌の露出を嫌がるような黒ずくめの服装に、そして剥製のようなリアルなマスク】
【まるで怪しさが形になったかのようなこの男の、不気味さ溢れる雰囲気は】
【明るい色調の木のテラス、置かれている白いテーブルと椅子で整えられているこの喫茶では】
【ひどく違和感があり、釣り合っていなかった。そしてそれを象徴するこのテラスの状況ー】
【人が多いこのテラスに誰一人ともいないのだ】
【そう、だ れ ひ と り も】
…しかし誰もいないのはなんでだろうなぁ、普段は予約でいっぱいらしいけど
盛者必衰っつーやつですかなぁ
【呑気そうに足をバタつかせさせながらコップに入っている紅茶を口に持って行った。】
【頭を深刻そうに抱える奥の従業員の気も知らず】
- 747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 22:32:03.59 ID:oOUu/L53o
- />>741ですが>>746さんに絡みます
- 748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/16(土) 22:33:07.23 ID:wlRnPNlAO
- 【廃工場】
【鉄骨やネジ、他にも何かよくわからない部品が彼方此方に転がっている】
【その中に、人影が二つあった】
【風が吹き込み、その内一つがゆらゆらと揺れる】
【首には輪になったロープ。反対側の先は上へと伸びている】
ありゃ、ちょっと遅かったかー
ま、手間が省けたからいいか
【もう一つの人影、若い女が独り呟く】
【後ろで結んだ茶髪、パーカーにショートパンツと、一見普通の若者のよう】
【しかしその右手には、逆五芒星の刻まれた指輪が嵌められている】
うーん、どうしよ、これ
どうせ自殺だし……ほっといても大丈夫だよね?
【女は、そこにぶら下がっている男を始末する為に追い掛けていた】
【その結果、この廃工場に入って逃げ場をなくした男は自ら死を選んだのだ】
はぁ、何で逃げた被験者を私が追っかけなきゃいけないのさ
たまには自分で行けばいいのに、めんどくさいなー
【そして女は周囲を見回して、その場を後にしようとするだろう】
- 749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 22:34:33.99 ID:QtaTAyxFo
- >>747
/横からですが、そういうのは絡み文が出来上がってから言ったほうが良いと思いますよ
/予約みたいになっちゃいますので
- 750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/16(土) 22:36:05.58 ID:8HCn7gF6o
- >>744
/性質上狙いは脚です、申し訳ない
- 751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/16(土) 22:36:11.40 ID:cfOTmWOlo
- >>738
っぐ…………!
【『四散』は爆発を操る技ゆえ、発動後は自身もその反動で隙を晒すことになる】
【それでも、先ほど銃剣を受け止めたのと同じ『初速』の早さを発揮して、放たれる雷道の蹴りを薙刀で受けとめるが】
【体重と甲冑分の重量の乗ったそれを完全に受けきることは、叶わない。加えて踏ん張りのきかない足場に翻弄され、佳乃はボートから落ちるギリギリまで吹き飛ばされてしまった】
ああ、もう――――何だか邪魔なのが増えてきたわね。
【小野に続いて自分まで落水なんて、笑えない――――その一心でどうにかボートから落ちるのだけは避け、鈍痛を訴える脇腹を庇いながら立ち上がってみれば】
【周りは増援の海賊たちで大わらわだ。佳乃は吐き捨てるように言って】
【幸い彼らはヴェンツェルが食い止めてくれているものの、只でさえ狭いボートの領域はもう埋まりつつあって】
【これ以上他人と接近するのは、精神衛生上ごめん被る――――そう言わんばかりに、佳乃の黒色の瞳はキッと窄められ、雷道を睨みつけるだろう】
――――はぁっ!
【だん、とボートの底面を蹴る。瞳に浮かぶ不機嫌そうな色を隠そうともせず、佳乃は再び雷道の前へ躍り出るだろう】
【そして――――神気に満たされ、空間に白い残光を引きながら、雷同の足を薙ぐような軌道で薙刀が振るわれる!】
【それが雷道の足に触れようとするその瞬間、彼女はもう一度『四散』と奥義の名を叫ぶ。発動する効果も、また同じもの】
【ただし、今度は狙いが違う。直接的なダメージよりも、足下で爆発を起こすことで体勢を崩すのが目的だ】
【その試みが成功し、雷道の体勢が少しでも崩れれば――――佳乃はお返しとばかりに雷道の胴体めがけて追撃で右足で蹴りを放つだろう】
【大量の海賊がなだれ込んできたことで、しびれを切らしたか。彼女のこの行動は海上戦においてもっとも手っ取り早いもの】
【すなわち、佳乃は雷道を、海へと突き落とす気だ――――】
- 752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 22:39:03.63 ID:oOUu/L53o
- >>746
【からからからんと来客を表す鈴の音がなる】
【白い髪に白い肌、白い目をした身長175cmぐらいの男が喫茶店に入ってきた】
【服装は前を留めていないスーツで、ネクタイも締めていない】
【奥の店員は抱えた頭をやっと開放し応対する】
【そして男はただ唯一いる近寄りがたい気を出している客の横に座った】
【店員は怪訝な顔をしながらもメニューを聞き、出す準備をする】
【男は出されたコーヒーをすすり、横の客の顔を見たかと思うと口を開いた】
こんばんは…珍しいマスクですね?オーダーメイドですか?売っている店があるなら
教えていただけませんか
【そう興味深そうに聞いた】
- 753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 22:40:14.33 ID:oOUu/L53o
- >>749
すいません…投下した後絡んでしまうと投下した文章に絡む方がいらっしゃったらまずいと
思ったのですが…今度から気をつけます
- 754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/16(土) 22:41:12.87 ID:FhNd4h+5o
- >>745
そうとも!マフィアだ壮年だと言っても人間だ、困り事ばかりでね
そして正しく私はD.R.U.G.S.=c…キマイラ・ファミリー℃P下のスペーツィエ≠フ者だよ
……んん。分かりづらいかね?まあ、そのD.R.U.G.S.の末端だと思ってもらえればいいとも。
【その通り、と言わんばかりににっこりと笑いながら首を縦に振り――】
【加えて自らの身分を説明する際は、両手を広げるジェスチャーまで。話し方といい、全てが演技がかっていた】
【とはいえ常にそんな調子で在るわけもなく、呻く青年たちを一瞥すると銃をくるりと回して見せ】
【それをややサイズの大きなジャケットの懐へ収めると、提案するように両手を合わせ】
そう、麻薬だ。まさに今、その売人からアガリの金を集めて回っていたところでね
銀行強盗と同じだとも。一番金のある時を狙ってこういう連中は襲ってくるもんだ
君も、もし大金を手に入れたりしたら気を付けたほうがいいかも知れんな
特にこんな場所をよく使うのなら尚更だ。女性とあれば、金が無くても襲われかねないからなぁ……んん。
……それにしてもキミは普通≠セな。正義や悪や冒険には興味の無いタイプかね?
【口早に、自らのペースを作るように話し立てながらまた質問を一つした】
【確かに善や悪とも付かない少女の格好や態度―――マフィアという純然たる悪の彼からすれば、些か珍しいのだろうか。】
- 755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 22:41:49.97 ID:QtaTAyxFo
- >>753
/そういう時は
/>>○○を取り消します
/みたいな文を絡み文に付け加えれば良いと思いますよ
/気をつけてくださいね。横から失礼しました
- 756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 22:42:07.63 ID:b3rbdjuHo
- >>743
【――馬はといえば――利口なのか、それとももう"慣れっこ"なのか】
【セリーナが背を降りると同時、店の裏側、馬小屋が設けられた方へとパカパカ歩いていってしまう。】
【チラ、と目を向けて青年を覗くが――ふん、と鼻を鳴らし、尻尾をゆらゆらとさせながら、"自宅"へと戻っていった。】
(いったたたぁ・・・本気でレーザー撃ってくるんだもんなぁ、きっついよ悦君・・・足もまだ感覚ないし・・・)
(この状態だと流石にお客さん出迎えるのも問題あるかな、やっぱ応急処置して着替えてこないと――ん?)
(あれ、あの子・・・どっかで見覚え・・・ていうかあの声って)
―――はぇ?あ、ああ!森島、クン?京君だ!いやーごめんごめん、その――すっかり、忘れててねあははは!
(――だめだ、視界が軽くふら付いて・・・誰だか認識するのに時間がかかった、痛み止めくらいは使っとくか・・・。)
【ようやっと、彼の正体に気付き、招き入れたならば直ぐに暖炉に火をくべて。】
【カウンターへと回ると、珈琲メイカーの電源を入れるが――。】
【そこで京に、傷の事を突っ込まれて。】
・・・へ、ああ、こんなの大丈夫大丈夫・・・!大した怪我じゃないから、ツバつけとけば治るさね!
・・・でも、その・・・ちょっと痛いから、ごめんね、救急箱――うん。
【カウンターの奥にしまってあるそれを取り出し、鎮痛剤を苦笑いしながら流し込むセリーナ。】
【――色々と、無理がたたっているのかもしれない。】
【この怪我に限らず、きっとシャツを脱いだならば――傷跡の多さに、普通の人間ならば驚くのだろう。】
【――最も、京のような鋭い、経験豊富な人物には――何の驚きも無いだろうか。】
・・・髪、切ったんだ?ごめんね、ちょっと疲れてたのもあって・・・すぐに京君だ!ってわからなくって。
結構似合ってるよ!やっぱり男前だねぇ、京君は・・・ふふふ。
さ――座って座って、珈琲でよければどうぞ♪
【そう言うとカウンター席へと彼を促し、珈琲とコースター、それにティースプーンを添えて置く。】
【まさかの訪問で少し驚きながらも、どういう用件で彼がUTへ足を運んだのかはとても気になるところで――】
【セリーナは彼が話し出すのを、待った。】
- 757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 22:42:44.58 ID:oOUu/L53o
- >>755
/ご教授いただきありがとうございます
- 758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/16(土) 22:46:40.88 ID:y1gIZwuDo
- >>748
【傍の、元は何かを生産する機械だったと思われる巨大なガラクタの陰から、ガサゴソと何かを漁る音がする】
駄目か…やはり使えそうなものは粗方抜かれてしまっているようだ…
他にも人が立ち入ってるようだし、此処はハズレだな。
【低くもなく、高くもなく、聞き心地のよい音程の男声がそのガラクタの方角から聞こえてくる】
しかし、同業者と鉢合うのは良くあるが、女性とは珍しいな…声をかけてみようか………
ああ、しかし女の人になんて声をかけたら良いのか私は知らないぞ!
【やたら大きな独り言だ】
- 759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県) :2013/03/16(土) 22:54:10.97 ID:P5uu6+sQ0
- 【薄暗い夜の町】
【一人のカウボーイ風の男が黒い馬に跨り、ぼんやりとしている】
(あいつにもらった金はとうに底をつきた…運よくコソ泥を捕まえれたが…)
(コソ泥一匹じゃたいした賞金は得られず…どーしたもんか)
【主の心情を察してかゆっくり進む馬】
【奇妙なことに堅い地面をひず眼がたたいても全く音がしない】
こうなりゃ昔みたいにボンズマンに…。
【思わず心情が声に出る】
【男はそれに気づかず懐かしそうに、横一文字につけられた顔の古傷を指でなぞる】
【癖のある黒い髪が冷たい風でわずかに揺れる】
【男は寒さに顔をしかめ、今夜泊まれる安宿を探す――と男の首に着けたネックレスのひもが切れ】
【馬に当たって地面に落ちる。安宿と財布の中身で頭がいっぱいの男は気づいてないようだ】
- 760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 22:56:20.47 ID:3Z2E39Djo
- >>742
伏兵……!?……んだよ、敵の大将が来るなんて
【膝をつくエルフェス、ダメージは大きかったらしく】
【しかし戦う意志はまだあるのか重厚長大な弓の形態を解除してその掌にはナイフが1つ】
【敵が1人ならば弓のままという選択もあったが複数ならば話は別だ】
ホント都合がいい……。極めて了解だよウェル子でも一応援護を頼む
【切先を揺らし瞳を敵へと、すうと息を飲み音なく吐く全身を総毛立たせる感覚は内面を作り変える為のもの】
【思考を遠距離から近距離にソフトを替えハードを動かす、握る手を強く】
【全てが組替われば船頭を僅かに見やり言葉を掛け】
――――――じゃ、行ってくる
【簡素な出陣の合図を残せばきっと彼はもうそこにはおらず】
【瞳を大きく見開けば一歩踏み出し、二歩目からは船上で求められるトップスピードに】
【夜風の間を縫うが如く不可能など無いと当たり前のように突き進む】
(……この程度、舐められて貰っちゃ困るな!)
【絡め取ろうと踊るチューブを造作なく、時に止まり時に反転し時に平行に移り避ける】
【2つの瞳はその数以上の物など容易く見分け脳は躱すに必要な最小の動きを最速で弾き出す】
【そして身体は言うに及ばず、でなければ彼はここにいない】
―――――……跳ぶ!
【船の縁に足を掛けて強く「跳ぶ」】
【ウェル子の乗る船がぐらりと揺れるだろう、その震源を見ても彼の姿はやはりない】
【視線を上げれば空に伸びる銀の軌跡と白い髪それらは帯のように夜を別けて、やがて敵の本丸へと降り立つ】
…………っ、待たせたな
【跳躍の勢いを減らす為にくるりと身を回し掌で床を突いて靴底で擦り船の縁に手をついてようやく止まる】
【顔を上げれば赤と紫の瞳がそこにある】
【敵の船を人間の身体に例えるならば今現れた彼は身体を壊すウィルスに他ならない】
【その異質性と異常性は理屈など取り払い肌身に感じるに十分だ】
61と74、今日ここで始末する
【振り上げたナイフは彼らへと向いて】
【全てを裂く為に彼は敵の動きを待つだろう】
- 761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/16(土) 22:58:51.48 ID:wlRnPNlAO
- >>758
───っ!誰かいるの!?
【誰かに見られる前に退散しよう、そう考えていた矢先のことである】
【声の聞こえた方向、巨大なガラクタを注視しつつ、両手がポケットから何かを取り出す】
【それは小さな、紙吹雪程の鉄の刃】
【恐らく切れ味は大したものではないだろうが、数は合計8つ】
いるんだったら大人しく出てきて
出て来ないなら───潰すよ?
【女はじりじりと移動しており、このままなら直ぐにそこを覗ける位置に着く】
【もしその時までそこに居たままなら、両手の刃がそこへと飛来することになるだろう】
- 762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage saga]:2013/03/16(土) 22:59:02.80 ID:aDMyzVaao
- >>754
ふーん、D.R.U.G.S.≠フ中にも色々部署みたいなものがあるってことかしら?
ギャングとかゴロツキみたいな烏合の衆かと思っていたけれど……案外とちゃんとした組織みたいね
【演技がかった身振り手振りを見せる男を前に、少女は足を前後に揺らして踵でポリバケツを鳴らす】
【リズム感の無い、不規則な低音が周囲に響く】
あはは、御忠告ありがとう。でも私の家は貧乏だからそんな心配はないわよ
カラダ目当てでも、もっとお洒落してる娘狙うんじゃない?
【本人の言うように、彼女自身はそこまでお洒落に気を使うタイプでもないようで】
【街に出ればもっと金も容姿も上がいるだろうと彼女は言う】
【そんな飄々とした答えの奥底には】
【ゴロツキ程度なら自分の力で何とか出来るという自負が見え隠れして】
んー……そうね。いや、そういうわけでもないんだけど……
【興味が無い、という訳でもない。その言葉のままの複雑な表情を浮かべる】
【しかしそれを説明しようとするのは難しいし、何より面倒】
【そう言うかのように、曖昧な表情のまま口を閉ざした】
- 763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/16(土) 23:00:42.25 ID:wSH2x1b/o
- >>756
【――、セリーナが鎮痛剤を流し込む姿を見て、初めて、森島は眉を顰める】
【どうにも、『良くない』。…、…軽く頭を掻き、内心、溜息を吐いて】
…、…いや、大した要件では無いんです。
少し、この前話した『ロロケルム・ランガスター少佐』に頼み事をされまして――。
『UT』に、個人的な「支援」をしてもいい、との事だったんですが。
後――、一度、此処を見に来たかった、っていう事も有ります。
【――早い話が、『水の国軍の一部とのパイプ』を持って来た、と言う事だろう】
【飽くまでも、『個人的』という話なので、余り、期待はしない方が良いのだろうが】
…、…そんな事より、セリーナさん。
【そう言って、森島は一旦座ったカウンター席から立ち上がると】
【……、真剣な顔で、彼女との距離を詰め。 左手に、何か、蒼い玉≠現出すると――】
――、 服、脱いで下さい。
【 …… 、 殴っても、いいのかも知れない 】
/すいません、ちょっとお風呂頂いて来ますー
- 764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 23:02:09.78 ID:MBUXIBTXo
- 【酒場】
【休日の酒の席とは特にジーザスパラダイスなもので】
【開放的に飲めるとあって大賑わいだ】
【とはいえ平日も仕事の抑圧の反動で賑わっているので要は飲んでる側の気分次第】
【古めかしい雑多な中、JUKEボックスから流れる煽動的な大衆音楽】
【その前世代的なチープを保った(キープ)した場所で寝ている(スリープ)男が居た】
【テーブルに突っ伏して、酒瓶を散らばらせて】
【灰皿の中で、吸いかけの火は消えている】
【賑わう中でこの男一人で、4人がけテーブルを占領しているのだから邪魔で】
【賑わい、動き続けるこの場所でこのテーブル席だけが静止しているように見えた】
【さて、相席よろしいですかのウェイターの声で起きるのだろうか】
- 765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 23:05:59.51 ID:oOUu/L53o
- />>746さん?いらっしゃいますか?
- 766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 23:07:52.26 ID:mLYuIiako
- >>744>>751
二度も同じ手が拙者に効くとでもォォオオーーッ!!
【さすがに今度は不破も見ていた】
【バンチョーの種を視界に収め、右手に持つ火縄銃で、まず一個を弾き飛ばす!】
【そして続けて床に落ちたもう一個を――】
――――こ、小娘ェェエエーーーッ!!
【――種に気をとられていた不破は、佳乃の四散を、防ぐ手だてを用意していなかった】
【反射的に回避するにも、僅かながら手遅れで――】
――――ぐぉぉおおぉおおおおッ――――!!
【爆発で体勢を崩し、挙げ句そこに蹴りが決まる!】
【その隙に、バンチョーの種は間違いなく発芽し、不破の脚へ食い込んで更にダメージを加速させる!】
【――結果、上手く踏ん張りが効かなくなった不破は……】
…………ば、莫迦なァァアアアアッ!!
【ぐらり、と、遂に海に向かって――――】
『不破さん、危ない!!』
「しまった!!」
【――なんと、海賊の一人が、不破を支えんと向かっていた】
【ヴェンツェルはその時別の海賊を相手しており、みすみす見逃す羽目になった……のだが、】
“必殺のォッ!! ≪大車輪≫ッ!!” 『――なにぃ!?』
【その海賊を、不意に放たれた「大薙刀による、弧を描くような一閃」が、吹き飛ばした】
“この小野小太郎! 水を被った程度でひるみはしませんよッ!! ……ヘックショイ!!”
【――いつしか前線へ復帰していた小野の、アシストが、見事に決まった】
【つまり、不破への助けは入らなかったことになり……】
/続きます
- 767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !red_res]:2013/03/16(土) 23:10:34.69 ID:mLYuIiako
- >>744>>751>>760
『――《一本吊り》――』
【不破が着水する刹那、彼に「糸」が巻き付いた】
【しゅるしゅると彼の胴を巻き込んだ糸は、見れば、離れた漁船から長く伸びる伸びる一本の糸で……】
『う〜ん、中々やるじゃァないか。不破君を追い詰めるとは、ねェ』
【――荒覇吐水軍頭領『荒覇吐播磨』、その人の釣り竿より伸びる糸であった】
【荒覇吐がくいっと竿を振り上げれば、不破はどういう訳かいとも簡単に「一本釣り」されて、荒覇吐の乗る漁船へ引き上げられてしまう】
――刻みなさい、望み絶えた死地へ、彼を誘うために。
【一方で、ウェル子が両腕を前に突き出せば、ゴウッ――! と黒羽根の疾風が吹き荒れる】
【ウェル子の放った疾風は、ひゆの点滴チューブを刻み、押し返し、さらには風向きで、エルフェスの跳躍を多大に支援する】
【結果エルフェスは、無事に敵の本丸へ辿り着くことが出来るわけで……】
『――それから……お前さんも……』
【引き上げた不破を隣に置き、荒覇吐はエルフェスを見やる】
【その細目は、時と場合によって、柔和にも剣呑にも見えるのだろう】
「……播磨さん……すいません……船に乗せてしまいました……」
【申し訳なさそうに萎縮するひゆ】
【しかし荒覇吐はそんなこと気にする様子もなく、】
『仕方ないねェ……不破君、千日紅君、援護を、頼むよ』
【……まだ攻撃はしない】
【こちらも慎重になっているのか、荒覇吐はエルフェスを見つめたまま、不動であった】
______________________________________
「――みんな、行くよ!」
【対して、不破戦線側では、ヴェンツェルが慌ててボートの操縦席へ戻る】
【目指すは、荒覇吐、ひゆ、ウェル子、エルフェスの対峙する「本船」】
【バンチョーと佳乃が、敵大将へ臨むならば、このボートに乗るほか、手はないだろう】
【なお、乗り込んだならば、ボートが本船へ出発したことにして、本船への攻撃等のアクションをとってもよいだろう】
/ここより三人チームに戻ります。
- 768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/16(土) 23:13:16.60 ID:FhNd4h+5o
- >>762
D.R.U.G.S.は幾つかのファミリーからなるグループのようなモンだ
代表は居るが、彼が全てを左右するわけじゃない。機関よりは緩いだろうな
それから言うなら、ファミリー≠ニいうだけあって繋がりは強い。
……まあ、一部例外もあるがね?あぁなに、忠告など舌先だけの働きだ、気にすることは。
カラダ目立て……というのが誘拐や性的なだけなら良いんだが、世界は広い……ふ、ふっ。
【なんでもない、なんて言ってから―――サングラスの奥より、少女に視線を向ける】
【彼女の言葉。それはただの市民が路地裏を通って発するそれとは違って思えたからだ】
【或いは能力者かなにかだろうか。なんて思いながら、短い視診は終わってしまい】
その様子だとどっちと明確には言い切れないか、何かしらの事情があるのかね?
いやいいとも!言いたくないのであれば無理に聞くような事でもない、増してレディーに無理強いは――
【『――紳士としてよろしくない』、と。演技ぶったマフィア如きがよく言うものだ、と思わせる】
【といっても実際、それ以上無理に追求する様子もない。営利的な組織に身を置く分、その辺りは気が使えるのだろうか】
【両手を開いて前に出すことで結構、と伝えるジェスチャーもまた、ふざけているようには思えたが。】
- 769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 23:15:44.02 ID:oOUu/L53o
- />>746さんが居らっしゃらないようなので>>752を取り消します
- 770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 23:16:47.60 ID:Y5tdP5770
- >>752
(…いきなりマスク欲しいとか言ってくるなんて、なんだこいつ、変態か)
【顔を隣に座った男に向けるーその仕草は怪しむかのようにゆっくりとしていて】
【マスクに隠された表情は、少なくともいい表情ではなことが見て取れるー仕草に気づけば、、、だが】
こんなマスクを欲しがるだなんて随分と酔狂な人ですね…
【マスク越しでぐぐもった声は隣に座った男にとっては最も聞き慣れた声調だろう。】
【そう、聞いた男自身の声だー不自然な高さや声調は少し違和感が残っている、だがそれを覗いても似ている】
【そして、その話す動作も男と同じ、そして興味深そうなのも同じだ。】
【男はどう捉えるだろうか、これを煽りとして捉えるか、ふざけているのかと捉えるか。】
【ただ、どう捉えたとしてもこのマスクの男には実に好都合だ。】
【そもそも、いきなりマスクの出処を聞かれたとしても、いきなり過ぎて気持ち悪いとしか思えない】
【そんなマスクをかぶった男にとって、隣居座った男はすでに嫌いなものとして認識されていた】
- 771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/16(土) 23:20:10.74 ID:rs5ew6Apo
- >>761
つ、潰す!?
穏やかじゃないな…
【慌てたような声色で、がしゃんと機械か何かを落とす音がする】
(潰す、という語感から察するに打撃系、もしくは圧殺を得意としているのか…?)
ならば…『魔翌力付加・腕部→耐圧』
【ガラクタの陰で淡い緑の光が一瞬だけ灯る】
…よし、穏便にいこう。
【と、すぐに姿を現す黒いベンチコートに身を包んだ男】
【大きくうねった黒髪は後ろへひとまとめにして結われている】
【左眉には細かい縦の傷痕が一つだけあり、その下には細く切れ長の瞳と銀縁の眼鏡】
【よく観察すれば、ベンチコートの胸元から覗いている襟から、燕尾服を着ている事がわかるだろう】
さぁ、大人しく出て来たので潰すのはやめにして頂きたいですね。
【銀色に鈍く光る、1m強ほどある金属の棒を携えており、ピリピリとした雰囲気を纏っている】
余り争い事は好まないのですが…ね
【そして、その表情はーー好戦的な笑みに歪んでいる】
【少しでも攻撃行動に移る素振りを見せれば確実に戦闘が始まるだろう】
- 772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/16(土) 23:20:16.43 ID:8HCn7gF6o
- >>766,767
「同じ手は確かに通用しねかったみてェーだが、……」
「まァー、残念だったな――"多数相手"の強みにあてられてよォ」
【不破の脚へダメージを与えた根は、彼が海に落ちると同時に振られた木刀によって消滅する】
【次に続く言葉は、不破に対してなのか小野に対してなのか――】
【――ともかく、まだ戦いは終わっていない、そうわかれば再び気を引き締める】
「……おっと、引き上げる手間が省けたが……あっちにもいんのか」
「まァー、――このボートに乗り込ませて貰うぜ」
【バンチョーがヴェンツェルの乗るボートにへと乗り込めば】
【端の方であぐらをかいて、そのボートが本船へたどり着くのを待つ】
【受けたダメージは、腹部(鉛玉残留)、胸部、そして……半ば自滅の口内】
「さて、と―――――――」
【それは、精神統一】
【ゆっくりと大きく深呼吸をした後に、眼を瞑り腕を組む】
【――――――】
【――――】
【――】
【船の動きが止まれば、あるいは攻撃を受ければ――】
【彼は、ゆっくりと立ち上がり攻撃の体勢に入るだろう】
- 773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 23:21:17.89 ID:oOUu/L53o
- >>759
落としましたよ
【そう男はいい落ちたネックレスを拾い差し出した】
【白い肌に白い目、白い髪をした身長175cmぐらいの男である】
【身なりは前を留めていないスーツに締めていないネクタイとだらしなく感じる】
いいネックレスですね?どこのものですか?
【男は興味深そうにそう問いかけた】
/いらっしゃいますか?
- 774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/16(土) 23:21:22.71 ID:8HCn7gF6o
- >>772
/日本語がおかしい……
/ロール自体は変わりませんが、多数相手→多人数でお願いします
- 775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/16(土) 23:22:00.94 ID:b3rbdjuHo
- >>763
(まっずいなぁ・・・傷は深くないけどやっぱ、火傷って痛いんだよね・・・後を引くっていうかさ・・・。)
(足の方は――まあ、あとで地下に降りて医療器具使えばなんとか・・・うん、大丈夫。)
(――なんとかなるさ、なんとか・・・)
【――問題は、彼との話のほうだ。】
【自分の身体の事等、一旦放って置いても良い。死にはしない。】
【鎮痛剤さえ飲んでおけば、会話中に顔を歪める心配も無いし――これにプラスして、茶化した表情で】
【「お酒飲んじゃおう〜♪」とでも言いながらアルコールを入れれば――傷の痛みなどいくらでも、凌げる。】
【それよりも、ロロケルム・ランガスターという男――あの時も京の口から出てきた"協力者"に成り得る人物の名に、食い入った。】
ああ――例の大佐さん、だね!名前は聞いたし、その後アタシの方でもチラッっと調べたんだけど――うん、確かにスゴイ人だね。
信用に足る人物、って感じ、あんな人が味方についてくれるなら――アタシとしても心強いよ。
(――近々、ウチも相当激しい攻撃を受けるだろうし、ね。まあ・・・その前に手は打つけど。)
(戦力の増強は急いだ方が良いもんね・・・よかった、京君と知り合えて。)
アタシの方も、大会とかその後のゴタゴタで結構忙しくってさ、まだ会えてなかったから嬉しいよ京君、ありがとう。
【水の国の、国軍――彼等との連携が少しでも強まるのならば、この小規模な組織には願ったりかなったりだ。】
【個人的な支援、という事でも彼らは有り難くそれを受け入れるだろう。】
【それにこのUTを見たかった、という京の言葉に少し、セリーナの表情が緩む。】
――いいよ、どうぞ見てって京君!そこの壁にある銃器はね、アタシのコレクションで、そっちのマスケットは年代が――――
【得意な銃器の話で盛り上げようと、京に説明を開始しようかとした、その時。】
【恐らく、京の判断は正しかったのだろう。この手の武器の話となると、この女、非常に長いのだから。】
【中断しておいて正解といえる、ただ、その――――方法に関しては、なんとも―――。】
―――、ぃ?あ、ぁの――・・・え?
(―――・・・つまり、どういう、ことかな?傷の痛みがぶっ飛んだのは鎮痛剤の飲みすぎってだけじゃないよねこれ――)
(驚いたなあ、だってこんな真面目な表情でそんな事言われると・・・え、本当に、どういうこと?そういう・・・ことなの・・・?え・・・!?)
【――まあ、こんな女だが。羞恥心がない、といえば、嘘になる。】
【アルコールが入っていたり、気分が乗ってるときにそんな発言をされても「じゃあ脱ぐか!1秒5万円ね!」等と茶化したのだろうが――】
【如何せん、不意打ちに弱い。普通に迫ってくる彼にちょっと、気圧されて―――】
【ほんの少し、頬に朱色がさしたのを、見逃さなければ――きっと後世に語り継げるだろう。貴重な場面である。】
- 776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 23:22:43.73 ID:oOUu/L53o
- すいません>>746さんがいらっしゃったので>>773と>>752を取り消します
お騒がせしましてすいません
- 777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/16(土) 23:26:22.33 ID:G7QoZZBU0
- 【路地裏】
夜はまださみぃや……。
【呉服に身を包んだ、巨躯な男だ。】
【腰には刀を携えており、その鍔を無意味に親指で押し出したり戻したりしている。】
【――乍、彼は闇夜の道を歩いていた。】
【――――一閃。】
【闇に碧い筋が通りすぅと消える。】
ま――支障はないな。
【――闇夜には、単調な足音が響いていた。】
- 778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 23:27:26.03 ID:BFIhn8Mf0
- 【薄暗い路地裏――――佇んでいたのは、其処には不釣り合いとも思える少女】
【肌は白く、髪も純白で――――ただ、虚空を眺めるその瞳だけが紅く染まっていた】
【感動など元より存在しないかのような表情】
【ふと、何かに気づいたように足下を見れば、小さな花が目に留まって】
「よく、分からない。綺麗。汚い
これは、汚い?」
【腕を振るえば、一瞬だけ伸びた腕がまるで鞭のようにしなってその細い茎を叩き折るのだろう】
【余りにも呆気ない終わり。表情を変える事の無い娘が其れを拾えば、マジマジと見つめて】
【小さく、分からないと呟けばもう興味を失ったようにその花を捨ててしまうのだろう】
【軽い足音を立てれば、必然的に目立ってしまう。それでも、擦れ違う人々は何を感じたか、必要以上に距離を置いて、且つ警戒して少女の横を過ぎていき】
「何が、良い事?
――――やっぱり、よく、分からない
お勉強、しなきゃ、いけない?」
【そんな様に目をくれる事も無く、ただ気の向くままに足を進めて】
【――――路地裏でも浮く、目立った存在。もし、他に誰かが通るのであればきっと嫌でも視界に映ってしまう筈で】
【寂れた教会――――人が訪れる事の無さそうな外装であっても、中からはよく澄んだ詠唱の紡ぎが聞こえて】
【静寂に包まれるこの一体に流れるそのアリアは何処か神聖的な物とも聞こえるだろうか】
【――――もし、辺りを通りかかった者が居るならば其れはきっと興味を惹くような物で】
「――――――」
【古い扉を開けたならば、銀の髪を持つ修道女が未だ詠唱を続けていて】
【訪問者の存在に気付いたのは、それから少し後の事――――或いは、声を掛けられたその瞬間】
【紡ぐ声を止めれば、銀の双眸が向けられる事か】
「すみません、少し気が緩んでいた様です
それで……ええっと……」
【月は、修道女から見れば丁度扉の位置。目を細めれば、相手の姿を認識出来ずに】
【――――どなたでしょうか?そんな言葉の代わりに、小首を傾げて】
【何かご用でしょうか――――なんて言葉が紡がれるのだろう】
- 779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 23:27:39.69 ID:oOUu/L53o
- >>770
いえ もし売っているなら、どんな店なのか気になっただけです
【男はにこやかにそう返す。その表情からはマスクの男の仕草に気づいているかそうでないかは
表れていない】
【男にとっては一般的には気味が悪いマスクを被った人間は好奇心の対象のようだ】
- 780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 23:28:18.65 ID:uqXrD0nHo
- >>776
/横からですが
/少し落ち着きがないように感じますね、ロールしたいのは分かりますが、もう少し落ち着いて待機してはどうでしょうか
/特に、絡んだら一時間程度は最低限待機すればいいと思います
- 781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県) :2013/03/16(土) 23:31:05.24 ID:P5uu6+sQ0
- >>773
ん?
【反応してネックレスを落とした男――ポール=ベイクドバットが振り向くと同時】
【彼の黒馬が音一つ立てずに止まる】
ああ、すまない落としちゃったか。ぐぶ?!。
【急いで馬を下り…ようとして転ぶ、というか顔から落ちる】
いたたたぁ…やっぱり考えごとしながらだといけないねー。
【鼻を抑えながら立ち上がる。目立ったけがはないようだ】
ネックレスは悪いが売ってるやつじゃないんだ…なんていうか一点もの?
/はいはいおりますともー
- 782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage saga]:2013/03/16(土) 23:33:18.72 ID:aDMyzVaao
- >>768
機関……カノッサ機関。
【これもまた、しばしば耳にする組織だ】
最近ではそことオジサンの居るD.R.U.G.S.、そして正義の味方『UNITED TRIGGER』がよく耳にするけど、そこの所どうなの?
【眼前でふざけたような態度を取り続ける男は、自分の組織についていとも簡単に口を割る】
【自分の所属する組織だというのに、そして世間的には『悪』に部類されているのに】
【まあ、そもそも大した情報でもないだろうし、此方としてもその情報を同行しようという意思もないのだが】
(それとも、それも計算のウチかしらね……)
ファミリー……家族って意味よね。
それって、本気で言ってるのかしら。それとも便宜上?
【本気だとしたらちょっと寒気がするわ、と呟くのは、彼女がこの会話のうちで珍しく漏らした本音だ】
私には想像もつかないような世界だわ、それは
【肩を竦めてみせる少女は、やはりどこかに余裕を感じさせ】
【この暗がりに不釣り合いな衣服を身につけ、表面上は表世界を生きながらも、その内には確実に、此方側を往く者の気配があった】
事情なんて大層なものじゃあないわよ
説明するのも面倒くさいような、くだらないモノだもの
【そんな、吐き捨てるような台詞の後】
【男の大振りなジェスチャーを見て、軽い男だと笑ってみせた】
- 783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県) :2013/03/16(土) 23:34:47.95 ID:P5uu6+sQ0
- />>776 オーマイガッ!それではまた今度機会があったら…
/ということで>>781は取り消します
- 784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/16(土) 23:34:54.44 ID:cfOTmWOlo
- >>766,767
…………頼りないと思っていたけれど、どうやらその長物は伊達じゃないようね。
【薙刀と蹴り、異なる手応えが遅れて彼女の全身へ伝播する。それは脇腹の痛みを増幅させつつも、彼女とその仲間たちを優位に立たせて】
【そして、一瞬のうちにいろいろな干渉があった――――その中でも、佳乃は小太郎の薙刀の腕を見て、簡単を覚えた様子だ】
【雷道にトドメを入れた、大薙刀による《大車輪》。同じ薙刀使いとして、やはり感じ入る物があったのだろう】
【その見事な一閃は、ついに彼女たちに勝利を与え…………ては、くれなかった】
ようやく…………大ボスのお出ましというわけね。
【宙づりになった雷道の体を追いかけて、佳乃の視線は自然、エルフェスと対峙する新たな二人の敵の姿を見つける】
【ヴェンツェルが船を出せば、彼女も即座にそれに飛び乗って。仕留め損ねた雷道と残り二人の敵との対決、そしてエルフェスの援護へと向かうだろう】
【…………しかし、"他人"に囲まれた状況から解放され、先ほどの戦闘でまだ気持ちも高ぶっていた彼女は、少々気が早かった】
壱の太刀――――『一矢』!
【ボートが"本船"にある程度近づくや否や、佳乃はその奥義の名を叫ぶだろう】
【薙刀を両手で構え、ぐるりと一回転――――光を纏う刀身が、前方の空間を切り裂いて】
【次の瞬間。その切り裂かれた残光が"光の刃"と化し、横一直線の軌道で本船の敵へ飛翔する!】
【本物の薙刀の斬撃と変わらない威力を持つそれは、ちょうど敵三人の足下を横合いから薙ぎ払うような軌道で迫る――――】
【『一矢』は、薙刀を振ったその軌道に沿って光の刃を飛ばす奥義。今回は敵の邪魔の入らない遠隔攻撃なため、佳乃は周りを気にせず思いっきり薙刀を振るった】
【それにより、発生した光の刃は横に三メートルはあろうかという巨大なものとなっている。三人全員を巻き込むには十分か】
【ただ、大きさはどうあれ強度はそれほどでもない。強い衝撃を与えるか何かにぶつかるかすれば、簡単に相殺される】
【また、飛翔速度もある程度高速ではあるが、今回は距離が離れているため、しっかり目視すれば回避は難しくない筈だ】
- 785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 23:38:53.87 ID:3Z2E39Djo
- >>767
【些か勢いが付き過ぎたが戦いへの手向けとしては黒羽根は最適だ】
【いつぞやのように舞い上がった黒は、少しだけど懐かしく思えて、だから心が揺らぐ】
三人対一人……
【薄く判別さえ難しいがエルフェスの顔には確かに喜色が混じる】
【荒覇吐も余裕ならエルフェスも同じく、例え一人でも変わらない敵として立つならばその性能以上を発揮するだけ】
【ポテンシャルなど容易に作り替えて積み上げて経験さえも越えてその銀は狂い無く】
いや―――――――違うか、丁度だ
【嗚呼、戦いはしかし双方に平等に整えられる】
【味方の登場は嬉しくもあり嬉しくもなし、自分のナカに溜めた異常性を吐き出す場を失ってか】
【複雑な気持ちは自身にさえ理解出来ない程に雑多で曖昧だった】
【しかし手に握る銀色はいつの時代だろうと輝きは鋭いまま】
【変わらずに、相対するモノを討てと言う……ならば昂ぶるがいい】
そっちが来ないなら、こっちから―――――――
【装填数は3つ、崩し暈し纏めて形作るは「銀の刀」】
【これといった追加効果もないその姿はしかし美術館に収められるべきほどに美しく】
【それ以上に切先は危うく輝く、どれだけのモノを切ればそうなるのか……と】
―――――……行くっ!
【僅か、揺れた後エルフェスは駆けて向かうのは荒覇吐の元】
【障害物を最適の動作で避け揺れる船上を最大の効率で走り抜ければ荒覇吐の数メートル手前で「跳ぶ」】
【その跳躍の高度は殆ど無い、さながら地面を滑るように移動して左脇に構えた刀を円状に薙ぐ】
【荒覇吐の胴を右から左に綺麗に分断するような軌跡はいっそそれだけで芸術的ですらあるだろう】
- 786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/16(土) 23:40:26.75 ID:oOUu/L53o
- >>780
すいません…wikiの
"相手の投下から、30分以上経っていたら、相手がまだスレにいるかどうか、確かめた方がいい。"
という文章があったのでそのとおりにしたのですが…申し訳ありません
- 787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/16(土) 23:43:40.41 ID:wlRnPNlAO
- >>771
穏便に……ね、私としても面倒なことは避けたいんだよねー
【姿を現した男に対し、尚も警戒は崩さず】
でもさぁ?ここにいたんなら……あれ、見ちゃったよね?
こういう時、下手に目撃者をほっとくと面倒なことになるよね?
だから……うん、ここで始末する方がまだましってわけ
【ロープにぶら下がった影を指差して、言い放つ事は物騒極まりなく】
【目撃者は消す──そんな内容のことを言い、刃を軽く投げ上げたら左手を翳し】
───"磁力波動・斥力"
【無感情な声で呟くと同時、急速に8つの刃が飛んでいく】
【4つは顔面、残りは大腿を狙って左右2つずつ】
【その間も更に3つを右手で引っ張り出している】
- 788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/16(土) 23:43:56.33 ID:uqXrD0nHo
- >>777
くっくっくーーー……アンタ…いーいモン持ってんネェ…
【一閃、煌めく刃の光に釣られ、夜の闇に紛れて一人】
【カランコロンと下駄履きの音、目の前にいるのはいかにも櫻の国≠ゥら来たという格好だ】
でも、まあ、なんだーーー体のデカさはいただけないな
デカい奴ぁ大抵弱い、そうじゃなきゃ『ウドの大木』だなんて言葉はない
…だろう?
【水色の着流し、下駄履き、白髪のポニーテール、前髪で左眼を隠した青年である】
【首に白いマフラーを巻き、腰には帯刀、眠そうな半開きの目で口にはゲソの干物を咥えている】
【どちらの間合いでもない位置で止まった青年は、眠そうな目付きを向けながら男を煽る言葉を二言目に】
【ツンとした酒臭さをどこからとも無く漂わせた青年は、ニタリと嫌らしく笑った】
- 789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/16(土) 23:50:14.36 ID:FhNd4h+5o
- >>782
三つ巴の関係だと思っていいだろうな。D.R.U.G.S.、機関のニ悪に対して
正義を標榜するUNITED TRIGGERという構図なわけだが……ウチは機関とは仲が良くない
この間、夜の国で衝突があったりばかりだしな。難しいところだよお嬢さん
……あぁそう、私のことはビスク≠ニ呼んでくれていいぞ。ビスク・フランコだ
間違ってもビスコだのフランクだのとは呼ばないようにお願いしておこうか
【なんて伝えはするものの、これらは新聞などから情報を分析すれば分かる内容だ】
【言ってしまえば、ビスクは親切心でそれらを教えているだけ――ただ、此処から先は少し違う】
【まだセーフではあるものの、組織の構造について触れるのだから、当然と言えばそうなのだが】
いやいや、まさか!血は繋がっていないことが殆どだとも!
しかし、我々は同じ組織で生きていく家族≠ニいう訳だ。お互いを信頼し、共に助け合う
想像もつかない……そうかね?学校でもクラスというものがあるだろう、それと一緒さ
『一年間を共に過ごすから仲良くしましょー』なんて言葉の延長線上に私たちは居る
そういう世界でしか生きられないからこそ、助け合う気持ちは強い。無論、営利で生きる者もいるがね?
まっ、如何に良く言おうとグループで悪行三昧だというのは認めるが。
……ほう、くだらないなら是非聞きたいところだ。話のタネにはなるだろう?
【『いや、勿論――』と続くのは、嫌なら言わないでも構わないというその言葉】
【実際、軽い男ではある。けれどそれが若者ならともかく、40前後に見えるからこそ不似合いで、どこか不気味なのだった。】
- 790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !red_res]:2013/03/16(土) 23:56:00.08 ID:mLYuIiako
- >>772>>784>>785
“……ぐッ……これほど手こずるとは……久々……か……”
【ガシャリ――不破が、起き上がる】
【ぶちぶちと脚に食い込んだバンチョーの根を引きちぎり、肩と首を回す】
【それでもまだ闘志を失わぬ不破も、相当なタフガイと見えるか】
【ヴェンツェル一行の船は、自警団達の奮戦もあり、意外とすんなり本船へ近づくことに成功する】
【辺りを見回せば、小野達が海賊達相手に刃を振るうのも確認できるだろう】
【さて、まずは佳乃が放つ、「一矢」だ】
【一見、海賊幹部三人集は無防備に見えた……が、】
『――あっしの力≠ヘ……いわゆる念動力みたいなもンでねェ。
この竿で「吊った」ものは、なんでも意のままにひょひょいッと動かせちまうのさ』
【ひゅっと、荒覇吐が、「明後日の方向」へ、糸を投げる】
『例えば……こんな風に――ねェ!』
【ザッバァァア――!! 激しい水しぶきと共に舞い上がったのは、「漁船」――!】
【エルフェスは覚えているだろう、あの進路妨害船の内、無傷だった方だ】
【中に乗っている海賊達は哀れにも海へ放り出され、そして船は「一本釣り」され、佳乃の「一矢」を受け止める盾となった】
【そのまま船は放物線を描いて着水】
【再び激しく水を巻き上げ、沈没していくだろう】
【しかし荒覇吐はエルフェスに対し無防備である】
【――が、エルフェスの前に飛び出し、立ちはだかるのは……】
“ぬゥんッ!! 御意御意御意ィィイイイーーーッ!!!”
【……『不破雷道』ッ!】
【なんと彼は、己の身体を盾に、エルフェスの斬撃を受け止めた】
【甲冑の隙間に入ったらしいその攻撃は、芸術的に赤の軌跡を作り出す】
“援護しろ、とはまさしく御意≠ノてッ!! 敵を打ち払わんンンンーーッ!!”
【魔力がほとばしれば、どこからともなく、不破の右手に「銃剣付き火縄銃」が出現する】
【不破は、そのままエルフェスに対し、銃剣による「突き」攻撃を繰り出すだろう】
【――狙いは、右肩だ】
〔ええと……それじゃあ私は……〕
――逃がしませんよ?
【いつの間にか、という言葉が相応しい】
【ひゆの背後にたつは、水先案内人・ウェル子――】
【びくっと身を震わせたひゆは、この瞬間において、身動きが取れなかった】
「――奥義! ボート乗り上げええええええ!!」
【――挙げ句、ヴェンツェルはと言えば、なんと謎の操縦技術により、ボートを「跳躍させた」】
【バンチョーと佳乃がこのボートに乗ったままいれば、世にも珍しいボートでの空中滑空を経た後、凄まじい衝撃と共に、ボートは敵漁船の中央に着地することになる】
【一応、位置的に誰かが踏みつぶされるなどということはないが、大分船は揺れまくるだろう】
【なおこの漁船、ボートよりもかなり広く、十数人は軽く収容できそうなブツである……参考までに】
- 791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/16(土) 23:57:23.07 ID:wSH2x1b/o
- >>775
【――、真剣な表情で、「早く」、と急かす森島】
【彼の黒の双眸には、セリーナの、ほんの少し紅くなった顔が反射】
【…、…次第に、視線の方向は、顔から、下へと動いて行って ――、 それに従い、彼の右手も ――】
…、…取り敢えず、傷の手当を先にしないと。
鎮痛剤は、言わば麻薬の一種ですから、身体に良くはないです。
消毒してから――、包帯で、これ≠巻きつけましょう。
これには、僕の能力で『吸熱』の性質が備わってますから。
早くしないと、化膿するかもしれませんけど――、これを付けておけば、発熱はマシにはなります。
今、有る分じゃ応急処置しか出来ませんけど、しないよりは良いでしょうし。
きちんと、後で病院に行って……、出血は大丈夫そうですが、一応、造血剤も貰っておいた方が(以下略
【 …、… 殴っても、いいと思うよ 】
【――、視線の終着点は、胸元の火傷】
【――、右手の終着点は、ジーンズから見える傷口の直前】
…、…やっぱり、酷い傷です。
【…、…傷の様子と、其処から感じられるであろう『熱』を確認して】
【彼の表情は、続いて、少し心配気≠ネ其れへと変遷する】
【今更言うまでも無いが、――完全に、「世話焼きモード」に入って、手当をする積りらしく】
――、? …、…えーっと、どうかしましたか、セリーナさん?
【――、まぁ、その辺りは関係なく】
【女性の胸元に視線を遣り、足に手を伸ばしている時点で、傍から見れば逮捕されても仕方ないのだが】
/すいません、お待たせしましたー
- 792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/16(土) 23:57:55.45 ID:rs5ew6Apo
- >>787
あの仏様はここのオーナーじゃなかったんですね…
何やらワケありのようで!
『魔翌力移動→脚部、及び魔翌力変化→硬化』
【腕部に収束していた魔翌力を瞬時に脚部へと移動させ、それと同時に効果を変質させる】
紙吹雪…いや、小さな薄い刃ですか。
予備があるところを見ると、手裏剣のような物ですかね?
【顔面に向かって来た刃を手にした棒で一気に払い落とそうとする】
【また、脚部へ向かった刃はベンチコートを突き破り太腿に突き立つが、爪ほどの硬さになった皮膚に対しては効果が薄く、行動に支障が出るほどの傷は作らないだろう】
- 793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/16(土) 23:59:12.59 ID:aQHlxwbWo
- >>778
【カツカツと音を立てて少女に向かってくる者が居る。ポケットに手を突っ込んで少し柄の悪い雰囲気だ】
よぉ、お嬢さん。お勉強中かい?
【その人物は少女の前に立ちはだかり、話しかけたきた。こんな場所で浮いた存在に絡んでくる人間は希少な存在だろう】
【目立った物にちょっかいをかけたがるチンピラか、こんな場所で少女が一人居る事に意を唱えるお人好しか。或いは……】
【その人物は──】
よし、じゃあ教えてやるぜ。まず────。
【銀髪の上に唾に切れ目の入った野球帽を被る中性的な容姿の人物だが】
【ジーンズにシャツと上着を羽織ったラフな格好に指ぬきグローブといった装飾や】
【衣服の上から僅かに伺える体つき、凛とした表情は"彼の"性別をはっきりと示す】
【“彼”はビシっと親指を立てると自分の顔を刺し。したり顔で言い放つ──】
“ 美 し い ”!
【意外ッ!それはナルシスト!】
/まだいらっしゃるでしょうか
- 794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/16(土) 23:59:12.89 ID:Y5tdP5770
- >>779
(それだけ・・・?それだけ聞いたのか?)
【マスクの男は右手で頬杖をつき、左腕をテーブルにのせた。】
ーカタカタ、カタカタ、カタカタ
【左腕の手先から軽快な音がなるー見れば彼の手先が猛烈な早さでテーブルを叩きつけていることがわかるだろう。】
【だが、その仕草にはテーブルに叩きつけているようにも感じるー怒りをテーブルにぶつけるが如く】
【すべての関節を利用して、まるでしなる鞭が如く机を叩くその姿は蟲を思わせる。】
で、、本題は、、、も、し、か、し、て…
マスクの事を聞きたいだけか?それともなんだ店から俺を追い出そうとしているのか
【早口言葉にも聞こえるだろう、マスクの口が目まぐるしく動く。まるで咀嚼である。】
//初心者ガイダンス見てます…?
- 795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/17(日) 00:03:52.06 ID:QY9XPT9Uo
- >>794
/初心者ガイダンスを見ていますよ。後喫茶店の中で人が来なくなるようなマスクを
被っていたので、それを起点にロールを始めたつもりでしたが何か問題でもありましたでしょうか?
問題がありましたら具体的に言っていただければ幸いです
- 796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 00:10:36.13 ID:wHRVDZbvo
- >>790
大将を守るとは、殊勝だな!!
(邪魔な――――――――!)
【手応えはあれどしかし求めていたモノとは違う】
【重厚な壁を斬るような感覚、耳に響く声は喧しく顔を顰めるのは両方の理由】
【この距離は得意であるが同時に危うい事をエルフェスは知っている】
(……でも、逃がさないっ!)
【迸る魔翌力を受けて瞳は警告を告げる】
【振り切った刀を霧へと「散らす」銀の粒子は周辺へとばらまかれ】
【そして一瞬の内に左手へと集まり「銀の短刀」へと形成される】
【響く轟音は跳んだボートが激突する音】
【なにをすればそうなるんだ、なんて平行思考の中思いつつ】
【両足の関節を柔らかく保ち揺れに対応、同時に姿勢を「くん」と下げて】
だけど、ここはオレの距離だ!!
【フリーになった右手で拳を作りその背を銃剣の腹に向け外側に逸らす】
【無論この雑多とも言える状況で完璧に捌く事は難しく、表面を削がれるがエルフェスは怯みもしないだろう】
【そして左手に握られた「短刀」は不破の甲冑の間を狙い突き出される、一度食い込むのを確認できたならば体重をかけてより深くまで】
【その行動の一端一端に「逃がさない」という言葉を滲ませて、迫る】
- 797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 00:11:21.57 ID:EM/AWJ8ro
- >>790
「――さて、そろそろ動くか」
【なんて操作技術なんだ、――そう、呆れと感心の入り混じった思いを抱きつつ】
【ゆっくり眼を開けると同時に"相棒を頭部に纏う"】
【――落下は腰に来るからな、そんな呟きがあったとかなかったとか】
【ザバァッ!】
【バンチョーは、跳躍する船から海へと"飛び込んだ"】
【――最初に、魚介類を素潜りで獲っていた事を思い出せば】
【その"魚"――否、"鱸"の頭部は伊達ではないとわかるはずだ】
「……ったく、後で湿布代も徴収すっぞ」
【"水中適正"――その高さは能力の見た目通りッ!】
【その僅かな時間で左手に"イカ"を捕らえていたバンチョーは、それを思い切ってぶん投げるッ!】
【狙いは"不破の頭部"だ、もし何かしらの衝撃を加えるなどすれば】
【そのイカから吐かれるのは"墨"――視界を奪うのが目的なのだろう】
【海から飛び出し、本船へと着地すれば】
【右手に持っていた木刀を振るい、種を生成し――やはりぶん投げる】
【こちらの狙いは"荒覇吐の脚元"――口部より海水を吐けば、不破が二度程受けた"根"が発芽する】
【但し、種の数は3つであり】
【また、発芽する根の性質は"直径2cm"かつ"先端が鋭い"――そして根の狙いが"胴体"である】
【それ故に、脚より刺すタイミングが遅くなるのだが――】
【狙いは、先程の"精神統一"のおかげか研ぎ澄まされている】
- 798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage saga]:2013/03/17(日) 00:14:09.36 ID:/vaLEyeJo
- >>789
なるほどねえ。
……こういう時は、正義の味方に頑張って欲しい、と思うのが普通なのかしらね?
それともオジサン……ビスクさんの前だしD.R.U.G.S.を立てておくべきかしら?
天邪鬼で機関を推してみるのも面白そうではあるけれど
【そんなふうに世界の情勢を語る口ぶりは、まるで街角で香水やアクセサリーを選ぶ時のよう】
【そんな、『どれでもいいけど迷っちゃう』風なニュアンスを含ませるのは―――勿論、ただの笑えない冗句で】
あ、私は六鹿 陽瑪(むつが ひめ)ね。ヒメだなんて、名前負けして笑っちゃうでしょ
【ま、『馬鹿』の字が入ってる分救いがあるかなー、なんて。】
いや、そうじゃなくって。
家族以外を家族と思うことなんて、私には出来ないって思っただけよ
【危険や秘密を共有した同志をそう呼ぶのだろうか、とも思うが】
【同志はどこまで行っても同志だ。家族にはなれない】
【―――同志を得たことなんて、ないのだけれど。】
まあ、そんなに真に受けずに聞いて欲しいんだけど……
【語りはじめたのは、今まで余り人には語らなかった自らの思い】
……なんか、温度差を感じちゃうのよね?
【物事に一所懸命にぶつかっていく人らと、自分との間の差】
多分私には才能とか無いし、かと言ってそれを埋めるほど努力もできないから。
【置き去りにされるのも嫌だし、自分にペースを合わせられるのも嫌だから―――】
……なーんて、余りにガキっぽいわよね?
【へらっと笑ってごまかす本心。笑みがひきつっているようにみえるのは、きっと気のせいではないはずだ】
- 799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/17(日) 00:14:23.54 ID:eHVSAaeg0
- >>788
――。
【前方に現れた青年に目を向ける。】
【――耳に入る青年の言葉よりもまず。】
【彼の風貌――。】
【『嗚呼――。如何にもだ。』】【『斬り合ったらきっと――。』】
・・・・・・・
楽しいんだろうなぁ…。
【頭の中で紡がれる言葉、しかし最後の言葉だけは口に出てしまった。】
【唐突で、意味深で。男にとっては無意識の産物で。】
【咄嗟に口許を抑えて、首を横に振り苦い笑いを浮かべた。】
――ずいぶんと極論じゃないか。
論ずるつもりはないけどな。
――ウド、ね…。証明してくれよ、お前の言葉を。俺と斬り合ってさぁ。
【爛々と輝く瞳は。】
【子供のように無垢で、純粋で。】
・・・・・・
【――斬り合いたい、という欲求をただ満たさんがために――】
【――男は腰元の刀の柄に手を当てるのだった。】
- 800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/17(日) 00:17:14.82 ID:NQc1bvTxo
- >>790
…………なっ!?
【彼女とて、放った『一矢』がそのまま当たるとは考えていなかった。防御か回避か、どちらかで凌がれるだろうと】
【確かに、敵の取った行動はその内の防御だったが、しかし】
【無惨にも空中に投げ出される人影。それだけならわかるが――――それと一緒に、船影が光を遮る。そんな滅茶苦茶な光景に、思わず佳乃は息を呑んだ】
【一筋縄では行かない、と。当たり前のことをもう一度自覚し直し、薙刀を構え直して、】
ち、ちょっと何して――――、ッきゃあぁ!!?
【突如、急激にその体が浮上する――――否、浮上しているのはボートの方だ!】
【荒覇吐の"一本吊り"にやられたか、と最初は思ったが、間もなく発見した原因はボートの主たるヴェンツェルで】
【あまりにも予想外な事態に、柄にもなく素っ頓狂な悲鳴を上げてしまう佳乃。その失態を悔やむ間など与えられず、程なくして強い衝撃が彼女の体を浸透する】
【ボートによる漁船への着地…………なんて、誰にも予期できるわけがない】
…………はぁ……、はぁ…………。
後で…………覚えてなさいよ、あなた…………。
【驚愕と衝撃でシェイクされた思考を、佳乃はどうにか纏め上げる】
【敵の前で無様を晒す訳にはいかない――――ふらりと立ち上がって跳ね上がる心臓を押さえつけると、ヴェンツェルを一度思い切り睨みつけて】
【それから、周囲の状況を見回す。エルフェスには雷道が、もう一人の女性――ウェル子と言ったか――にはもう一人の敵が付いていて】
【ならば、バンチョーと自分に残る相手は一人。彼女の目には、本命も本命、敵のボスたる荒覇吐が映っていて】
――――ふっ!
【瞬時――――彼女は狭苦しいボートの中に押し込められていた窮屈感を払拭するように、全力で彼へ走り出す!】
【その勢いを薙刀に乗せれば、神気の力の絡まない純粋な"突き"が、荒覇吐の腹部へ突き立てられんと迫るだろう――――】
- 801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/17(日) 00:18:25.37 ID:XTMGkbEAO
- >>792
そう、色々とね
───知りたい?
【先ほどの無感情さとは反対にどこか幼さを感じるような笑顔でそう言って】
【振るった棒に顔を狙った刃は叩き落とされたが、脚に突き立った刃を見て】
【「こっちは避けないんだ」なんて呟く】
手裏剣……ああ、櫻の国かどこかの武器だっけ?
ま、そういう認識でいいんじゃない?めんどくさいし
【攻撃を仕掛けてこないのを怪しんだのか、女は様子を窺う様に身構えている】
- 802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 00:19:15.84 ID:Xsfby7Mc0
- >>793
【――――ぽかーんともせず、戸惑いもせず】
【何も浮かべぬその表情のまま、ただ小首を傾げて】
【突っ込みを入れてたならば、或いは戸惑ってくれたならば、男としても何らかのアクションを起こしやすかったのかも知れない――――が】
「美しい?多分、意味、綺麗だと、思う
でも、テラスは、花とか、綺麗、教えてくれた
人は、汚いから、駄目って、教わった」
【辿々しいその話し方は、凡そ十代半ば辺りの外見にそぐわないであろう】
【拾った花と、男の顔を比べて首を傾げる動作――――失礼に値する様な気もするのだけれど】
【文章というよりも、単語を組み合わせてやっと意味を成したような言葉は、少し聞き取り辛くて】
「ウチ、創られた、ばかり、だから、あまり分からない
――――だから、お勉強、してる
ねぇ、人は、汚い、から、消さなきゃ、いけない?」
【コクンと小さく頷いて返した言葉は、男が最初に掛けてきた言葉に対してであろう】
【答える順番が異なる辺り、随分と気紛れな性格と取れるか】
【――――“創られた”人と全く変わらない外見の少女が、その言葉を放つのは不思議で】
【続く言葉は何処か物騒にも聞こえるのだけれど、殺意も敵意も感じ取ることは無いであろうか】
/居りまするよー
- 803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 00:25:40.67 ID:OBLFHeE8o
- >>791
【先ず、目と目が合った。その黒い瞳に覗きこまれると――セリーナの青緑のそれは、一瞬戸惑いに揺れ】
【恐らく、頬に差した朱色はもう少しだけ、濃くなるだろう――彼女もこういう経験がないわけではないし】
【ましてや生娘と呼べるような純真さ等とうに失ってはいたのだが――やはり、こういう状況で押されるのに、あまり慣れていなくて。】
【だから視線が映っているのなんてそもそも気付いていないし、どうしよう、とかこれやばいんじゃ、とか】
【そんなことばかり考えていて――傷の事もあって――太ももの傷口に指が触れれば、「・・・ひ、ぅ」――とらしくない声を、あげて。】
【だがようやっと、其処で――彼が何をなそうとしているのかが、分かって。】
―――ぁ、え、っと・・・京、くん・・・?
その――ああ、!なるほどね、傷の・・・傷の手当てね!ああ、そっか!あははは、なんだちょっと、変なこと・・・いや、違うよ!
アタシ変態じゃ――!!
(――ちょ、ちょっとなんでアタシこんなに弄ばれてるの!?あれ!?・・・なんだよう、驚かせないでよう。)
(あんな言い方されたら、そりゃ・・・びっくりするじゃん、もう。)
え――あの、でさ、ちょっと・・・待ってね、京君?森島さーん・・・?聞こえてるかな・・・!?
アタシ、は、えっと・・・言うとおりにしないとダメな感じ?だから、その・・・
・・・――ぬ、脱ぐの?
(――地下に行けば病院にいかずともなんとかなりそうだけど・・・なんだろう、好意を無駄にするのも・・・いやいやいや、かといってこれは――!)
(ていうか足!足!ずっと触られてる――・・・!!それに・・・ああんもう!!わかってはいるけど目はさっきからそっちいってるし・・・・!!)
【傷の具合を見ているのは分かる。別に、他意はないんだろうな、とも思う。】
【だがしかし如何せん――状況が状況だ、誰かに見られたら勘違いではすまない場面になってしまっている事に、恐らく気付いているのはセリーナだけ。】
【京はといえば――彼は純粋なのだろう。とてもよい男の子だ。女の子殺しだろう。モテるんだろうな――そんな思考がセリーナの中を巡りつつ】
(・・・いや、言っておこう。だって・・・、、うぅ・・。)
・・・あの、ね?好意はすっごく、嬉しいんだけど、その――・・・
お、おねーさんも・・・ちょっぴり、恥ずかしいから――・・・一度視線を"此処"から逸らして
手を足から離してくれると――・・・れ、冷静に慣れると思う。
(――・・・今日は疲れる一日だよ・・・)
【もう森島の方を直視すら出来なくて、視線を横にずらしつつ――要約すれば、"落ち着こうぜ、ブラザー"という意味合いの言葉を】
【それとなく、伝えようとする――離せ!セクハラだ!なんて言える筈も無い、彼は――きっと下心がないのだろう、という事は】
【多少なりとも男性経験のあるセリーナには、分かっていたから。ともかく、一旦はなれて欲しい、との旨を伝えて。】
【恐らく、怪我の治療自体を拒む事はしないだろう、彼が目を逸らせば黙ってシャツは脱ぐだろうし――】
【任せても大丈夫だろう、とは思っているのだが。】
- 804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 00:25:50.00 ID:M9QVyoUno
- >>799
【男が考えた事、感じた事ーーーきっとそれは、彼も同じ】
【切り合えば楽しかろう、殺り合えば楽しかろう】
【首を振る男に同じ匂い≠感じた彼は、すぅと刀を鞘ごと抜いて、左手に持ち】
論より証拠さ、アンタが強者なら、今証を示せばいい
文句は無しだぜ?
【腰を落とし、後ろ側に鞘をやって右手を柄に添えるーーーその構え、居合】
【一瞬の静寂、後、疾駆ーーー縮めたバネを伸ばす様に、跳ね飛ぶ様な瞬発力で、青年は男へ接近した】
【瞬時に自分の間合いへ、更に刀を抜く早さも異様に早く】
【透明な液体に濡れた刀身が姿を表せば、漂っていた酒臭さが更に強くなり】
【男の大きな体を横一文字、左から右へと胴を薙ごうとする】
- 805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 00:30:42.52 ID:4xBa4iZw0
- >>795
//もうちょっと話題というか、話広げて欲しいなって
先ほどのレスでも、なんでマスクをかぶっているだとか疑問に思わなかったのですか?
いろいろ聞けることとかあると思うのです
あともう少し心情描写入れるとかとか他の人のレスを見て真似るとかそういうのを少ししてもらえると
いいかなって
- 806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/17(日) 00:32:06.62 ID:wtnmCHtGo
- >>798
好きにすればいいとも。誰しも、民衆の指示を得たくて活動をしているわけじゃない
機関は世界を自分たちの好きなようにしたいだけ、D.R.U.G.S.は集団として利益を求めていくだけ
キミが正義や悪にこだわらないとしても、社会的にはUNITED TRIGGERが一番マトモな選択だろう。
……ほう、ヒメとは珍しい。いいじゃないか、生まれながら名前に箔がついていて羨ましいくらいだ
自分と他者に一線引いた態度と合わせて少しくらいは『らしく』思えるがね
【薄ら笑いをしながら言うのは冗談のつもりか、それとも上手いことを言ったとでもいう所か】
【どちらにしたって、名前を聞いて笑ったのには変わらないのだが】
【それから、彼は少女の言葉を聞いてうつむきながらサングラスを右手に取って】
んー……。気持ちは分かるとも、私も若い頃は自分にできることも無ければ
他の連中の必死さが『生き急いでいる』ように見えて仕方なかったというタイプでね
ところがある日、事故で両目を失った。絶望したよ、取り柄も無いのにまだ落ちぶれるのかと
そして、今のファミリーの先代に出会ったのがその時……救われたのも同時期だ
彼には人脈があった。私のために高性能な義眼と、衣食住や仕事を与えてもらった
しばらくマフィアとして働き続けて……世界は中々面白いモンだと知ったよ。最初は私もファミリーなんて、と思ったんだ
いや、話が長くなったが……人間、気付かないだけで何かしらの才能があるもんだ
それを見つけるキッカケが何処にあるか、何時見つけるかでキミのその価値観は変わる。予言しても良い。
……なんなら、それこそUNITED TRIGGERの人間と会って話してみたらどうかね。
D.R.U.G.S.や機関より、余程キミに欠けたナニカの答えが詰まった組織だと私は思っているんだが。
【陽瑪に向けられた両目には、赤と黄色の瞳孔があった。しかしそれは真に彼の瞳ではなく――】
【黄色い瞳孔の中心にスマイルのマークがあるという冗談のようなデザインであった】
【赤いモノには、同じようなデザインの悪魔のマーク。両目とも義眼――しかも物が見える、特殊な物らしく】
【長々とした話を終えれば、ふっと笑ってからまたサングラスをかけ直し、肩をすくめてみせて。】
- 807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県) :2013/03/17(日) 00:35:59.94 ID:EbcPcYv/0
- 【夜の公園】
【一人の少女がベンチに座っている】
ここなら誰もいない……。
【真っ暗な夜闇でも分かるほどのきめ細かい白い肌】
【全体的に華奢で小柄な肉体を薄手のニットワンピースで包み】
【細く長い脚には黒いニーソックスをはいている】
【少し青みがかったような銀髪のショートカットに深く澄んだブルーの瞳をもった】
【少女の小顔は人形の様に整い、どこかひどく冷然とした印象を与えている】
アクアリウス。
【凛とした少女の声】
【それが夜闇に響くと少女の目の前に、先が細くくびれ二つの取っ手がついた美しい水瓶が出現する】
その霊性を顕せ。
【そして再度少女の声が夜闇に響くと水瓶が、まるで螺鈿や真珠のように神秘的な光を放つ】
- 808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 00:36:09.10 ID:0BE/XRsNo
- >>796>>797>>800
【逸らされた銃剣は、エルフェスの肌を軽く削ぎながらも、最終的に床に突き刺さる】
【己の鎧の重さもあいまって、不破はこの刹那の攻防に、一手後れをとる】
“――――ぬ…………! ぐっ、グォォオウォオオッ!!”
【ズブリ――エルフェスの短刀が、狙い通りに吸い込まれる】
【殻を抜け、見事に生身を抉る一撃は、間違いなく「痛手」として刻まれ――】
“だ…………だがァアアア!! まだ終わらぬよォォオオーーーッ!!”
【恐るべき耐久力】
【不破は、短刀が突き刺さったそのまま、銃剣を引っこ抜き、もう一度エルフェスの胸元へつきたてんと、突きを――】
“――――――――!?”
【――繰り出せないッ!!】
【不破の頭に張り付くイカ、そして垂れる、「墨」――!】
【単純に視界を奪われる以上に、目にしみるという避けようのない苦痛が、不破を襲った!】
“ち、畜生めがァァアアーーー!!”
【不破はたまらず火縄銃を投げ捨て、イカを剥がそうともがく】
【しかもエルフェスの短刀が刺さっているのだ、体力の消耗は尋常でないだろう】
【そろそろ不破は、限界に近いか――】
『……おっと、危ないねェ』
【だが油断ならないのは大将で、意外と身軽に、一歩バックステップ】
【ふふん、と余裕の笑みで立ち回り、更に竿を振るう】
『一つ、返すよ』
【種の内の一個を「釣り」、そのままポイッとバンチョーの足下へ投げ返すだろう】
【しかし、他の二つは順調に育つわけで――それに気をとられた結果、佳乃の突きが、彼に迫った】
さて……寝ててくださいね―― 〔――荒覇吐さん……危ない……!〕
【刹那、ウェル子がひゆへ一撃を加えようとしたのもお構いなしに、ひゆが動く】
【袖から伸びる一本の「点滴チューブ」が、佳乃の右腕に絡み付こうとするはずだ】
【もしも絡み付かれた場合、チューブは電気を纏っており、「スタンガン」のような痺れを受けるだろう】
〔……うっ……〕 ……いけませんね、わたくしも、詰めが甘いのかも知れません
【しかしその成否にかかわらず、ひゆはウェル子の打撃攻撃によって気絶させられる】
【どうも彼女、相当に貧弱な体質のようだ】
【バンチョーの種も、一応すくすくと発芽し、荒覇吐に向かってはいるが――さてどうなる】
「……ちょっと無理したか。船、沈まないようにしないと……」
【そんな中、ヴェンツェルは一人、操舵室へ向かっていたとか】
- 809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [saga]:2013/03/17(日) 00:37:56.57 ID:JH7SUq0co
- >>801
生憎と、そういう込み入った事情よりも目の前の事態を何とかする必要があるようなのでね
【ぱんぱん、と太腿を手で払うと刃がポロポロと服の裾から落ちて来る】
(さて、様子を伺ってもらってる間に考察を纏めちゃいましょうか)
(潰す、というのはチンピラあたりが使うのと同義と考えていいでしょうね、圧殺されそうな得物ではないようなので…)
(また、部分硬化で少しだけ傷つくだけで防げたという事は牽制はそこまで警戒しなくてもいいでしょう)
(後は……)
ええ、櫻の国での暮らしが少々長くて…
では手裏剣と思って対処させてもらいます
それよりも、様子見してて良いんですか?
私が一目散に逃げ出して目撃情報を話して回れば、貴女は困るはずだ
【にやり、と笑って】
…まぁ、こんなに美味しそうな戦を放っておくような私でもーー
(こちらの牽制に対する反応を確認しておきますかね!)
ー無いんですがねっ!!
【大きく、しかし素早く一歩踏み込み、手にした棒を額に向けて突き出す】
【構えてから攻撃に移る動作は流れるように行われ、何か棒を使った武道に練達していることが見て取れる】
【硬くて重い金属棒での突き、並の人間であれば一発で昏倒するだろう】
- 810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 00:37:57.00 ID:Wg4fEj+/o
- >>802
【別にボケた訳でも無く、ツッコミを待っていた訳でも無い彼だが】
【随分と薄い反応にはがっくりとしていた。彼女の動作に苦笑をしつつも、彼女の話し方や、その中身】
【それらを聞き取ると、彼女が“見た目以上”に随分と特殊な存在だという事を完璧にではないが理解できた】
【“消す”──。という物騒な単語を聞きつつも、「そうか」と、怖気づく事無く柔らかな口調で彼女に】
へェ。教わった……ね。お嬢さんの“先生”はちょっとばかしきれい好きみたいだな。
【“人は汚いから消さなくちゃいけないか”という彼女の問に対して、「そうだな……」、と軽く膝を曲げて少女に目線を合わせるようにしつつ】
ま、人間サマって言うのは千差万様だからな。簡単に言えば“色々居る”のさ。
確かに、“人間”そのものを指して"綺麗か?"って聞かれたら首を傾げちまうかもしれないがよ。
【うんうん。と首を振りながら、あくまで彼女の教わった言葉を否定せずに問いかけていく】
汚い人間も居れば、俺の様に身も心も素晴らしく美しい人間も居るわけだ──それを判断するにはどうすれば良いか、お嬢さんには分かるかい?
- 811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 00:45:19.53 ID:RcwdWE9Mo
- >>803
【――、『恥ずかしい』?】
【はて、『恥ずかしい』とは何の事だろう、と思考を巡らせる】
【……、今の自分は、傷の手当てをしようとしているだけなのだが】
【アレだろうか、傷は武人の恥≠ニか、そういった感じの話だろうか】
【そうは言っても、誇りとかそういう物は、負傷の前ではかなぐり捨てて貰わなければならない】
【――、さて、困った人だ、と一人合点して、双眸をセリーナと合わせて―― 】
…、…あ。
【――やっと、状況に『気付いた』らしく、声を出し】
【数瞬後、セリーナの其れなど比較にもならない程、顔を紅潮させると――】
…、…い、いや! そ、そう云う積りは全然無くてッ!!
でも、その、早くしないと、化膿――、ぅ、 …、… [声にならない声]!!
じ、じゃあ、と、取り敢えず!! これ、置いてき、…、…きますから!!
【「終わったら呼んで下さい!!!」と、最後に叫ぶように絞り出すと】
【包帯で抑えやすい様、『布状』に形状を変化させた吸熱体≠、幾つか置いて行き】
【――、バタン<b! と、扉が壊れるのではないか、位の勢いで、一旦、店の外へ出てゆく――】
- 812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage saga]:2013/03/17(日) 00:48:14.35 ID:/vaLEyeJo
- >>806
………ありがと。
【いい名前だ、と言われたことは数あったが、『らしい』と言われるのは慣れていない】
【自分のものであるのにどこか遠くにあるようなこの名だ。】
【褒めてもらったというか、少しこそばゆい気持ちになって、ふんわりと笑う】
【そして、ビスクと名乗った男の過去を聞いて―――口を閉ざす】
【そのような暗い経歴を感じさせない今の彼を、そうまで彼を救い上げたファミリーというものを】
【とてもではない、信じられなかったからだ】
【そして、UNITED TRIGGERの名が出ると意外そうな表情で】
……いまの所はさ、普通だったらD.R.U.G.S.に誘うところじゃないのかしら?
【何故敵対した組織を挙げるのか、という疑問が顔をのぞかせている】
ていうかなにその義眼デザインセンス無いわね
【直球だった】
- 813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/17(日) 00:49:37.91 ID:eHVSAaeg0
- >>804
そーこなくちゃ。
【瞬時に間を詰めてくる青年に対し、思わず腰を低くする。】
(――居合いの構えから――。)――疾いッッ!
【先方の初手、その間を詰めながら居合い抜くという攻撃。】
【技撃の軌道は構えから予見することができる。】
【――が、】
【居合い抜きの速度に真っ向から対抗――、】
【即ち、後の先を合わせようとするのは得策ではない。】
【?――どちらが速いかで勝負が決まる――?】
【相手の剣速も見極めずにその博打が打てるほど、】
【彼は愚直ではなかった。】
おっと――。
【彼の次の行動は――。】
・・
【――?後転?――】
【相手の攻撃の真下を潜り、素早く攻撃圏内から抜け出したのだ。】
【直後、片膝を地につけ青年と対峙――相手の姿を確認するよりも先に】
【――男は腰元の刀を居合い抜き――逆袈裟に切り上げた。】
【瞬時に間を詰めた相手の体は、そう易々と止まれない――、そう読んでの一撃。】
- 814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 00:51:36.94 ID:wHRVDZbvo
- >>808>>797>>800
――――――――
【刀身を伝い腕から床へと溢れる赤を面白げもなく見つめる】
【事実、危うい所であった>>797の援護がなければエルフェスの胸元は貫かれていたかもしれない】
【小さくだが確かにバンチョーへと頭を下げて】
……もう、動くなと言いたいけど死にたいなら好きにしろ
【左手を引き抜き血を削ぐように振る】
【円周上に飛び散る赤色、刀身はまだ少し血液が残っていて銀と合わさりそれだけでとても危うい香りを纏っていた】
【精神が惰弱な者ならば引き寄せられかねないそれにしかし研ぎ澄まされたエルフェスは揺るがない】
【そう、まだ戦いは終わらない】
【敵、大将がいる恐らくこちらはノーマークならば隙を突けるか】
【エルフェスは不破から一歩離れ、次へと向かう】
(不養生の医者も倒れてあの喧しいのももう限界……ここは一気に仕留める)
【とん、と床を蹴りそしてまた蹴る……そう今度は不破の肩辺りを踏み台に、エルフェスは宙へと蹴り上がろうとする】
【奇襲とは相手の想定外から攻撃する事、視界の外予測し得ない場所は海上では少ないが確かに有る】
【要するにそれは上空、頭上からの攻撃は簡単には看破されないだろうと踏んで】
【身軽なエルフェスは問題なく夜空を舞って銀を残して大将へと迫るだろう】
【切先はやや斜めの垂直に、狙うのは荒覇吐の左首元で体重と落下速度を加えた刀身は一度分け入ればそのまま奥まで突き破ってしまう】
【ただ黒い空に1つだけの銀色は目立つ、か……】
- 815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 00:52:43.97 ID:Xsfby7Mc0
- >>810
【目線を合わせてみたならば――――否、その瞳を覗いたならば、新たな情報が得られるか】
【表情が無いのでは無く、感情自体が無い様にも思えるその瞳の奥】
【それでも、ジッと視線を合わせながら話を聞くほどの知能は得ているのだろう】
【攻撃を仕掛ける素振りも無く、一歩退くことも無く】
「色々、居る?でも、人間は、一つの、名前だから、色々、居ない
――――やっぱり、汚い、から、消さなきゃ、いけない?」
【人間が一つの名称。少し、特殊な考え方】
【それぞれの個を無視して、全部まとめて一つの存在としてみなしているのだろうか】
【普通の“人間”ならば、小難しい表情をして何で何でと男性に問うのかもしれない】
【しかし、ただ述べるだけのこの少女の人間らしさなんて、ただ上っ面だけで】
「判断――――?
全部、同じじゃ、無いって、分かる、事?
ウチ、には、分からない――――知ってる?」
【唯一の“らしさ”と言えば、男性の袖をグイグイと引っ張って答えを急かすその動作か】
【学習意欲か探求心か。或いは気紛れか】
【どれかは分からないが、その話には少なからず興味を抱いた様子であって】
- 816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/17(日) 00:55:43.77 ID:NQc1bvTxo
- >>814
――――――!!
【佳乃としては、目の前の男との更なる打ち合いを望んでいた。強者との戦いを、純粋に楽しまんとしていた】
【それでも――――バンチョーの活躍によって補助を得、今まさに届かんとする薙刀の穂先を見て、彼女は不謹慎ながら心の中にほんの少しの落胆を浮かべる】
【しかしそれでも、敵は海賊でありカノッサ機関員だ。既に伸ばされた刃を、ただもっと戦いたいなどという理由で引くことなどできるわけがない】
【彼女に出来るのはただ、突き出した刃を更に突き入れることだけで――――】
【…………視界の端に、佳乃は自らに向けて伸びる何かを捉えた】
…………ッ!?
【バキ――――と、漁船の床が悲鳴を上げるほどの急ブレーキと急ターン!】
【あと一歩で届く、そのギリギリのタイミングでひゆのチューブは作用し、そして佳乃の"反射"はそれに対応することを"強制的"に選択させる】
【軸にした右足が、急制動の反動でズキリと痛むが、今更この"反射"を止めることは出来ず】
【突きの為に伸ばされた腕は、その筋肉に悲鳴を上げさせながら反転。振るわれる薙刀がチューブを弾き飛ばす!】
【ここに来るまでに幾度か見せた、驚異的な『初速』の早さがここでも発揮された形――――しかしこれはどう見ても、無茶すぎる反応だった】
【目の前の脅威に反応することを優先するあまり、他のすべてを投げ出したかのような、その動作】
しまっ――――!
【佳乃が"反応した後で"驚愕を顔に張り付けるが、もう遅い。足首と腕に走る痛みが危険信号を発する】
【今この場に、彼女の中で何が起こったのか理解できる者は少ないだろうが、ともかく――――】
【佳乃は思い切り、無防備で隙だらけの背中を荒覇吐に向けてしまった】
- 817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 00:56:42.59 ID:EM/AWJ8ro
- >>808
「……結構良いイカでぶん投げるには惜しかったな」
【水揚げ直後の新鮮なイカだ、その為ぴっちぴちで生きが良い――確かに食用としては申し分ないだろうが……】
【状況――不破とイカの体力勝負、といったところだろうか】 【どちらにせよ、もがいているうちに剥がれるのには間違いない】
「おっと、返品は受け付けてねェーぜ」
【大体同じタイミングで発芽する根、無論投げ返されればバンチョーにも牙を剥くはずだ】
【――しかし、この攻撃を多用しているだけあって性質や操作は慣れたもの】
【木刀を一振り、その根を叩けばそれは"消滅"した――】
【流石に攻撃後の隙も有ってか――少し、根が胴体に刺さっていたようだが】
「――"薙刀"に巻き込まれたくはねェーからな、まッ、ここからチマチマ叩かせて貰うぜ」
【鈴の音が幾つかなれば、生成されるのは"円盤状のアルミ刃"――直径7cm程で、枚数は3枚だ】
【アルミ故に強度や切れ味は鉄などに劣る、しかしそのメリットは"軽さ"!】
【口部より勢い良く吐き出される海水に乗って、それは勢い良く流され、そして――】
【荒覇吐の胸部へ向けて、襲いかかるッ!】
【成功失敗問わず、その体勢は"いつでも接近できる"それ】
【接近する理由は"攻撃"のためだけではない、回避行動が取れない味方を"庇う"ためでもある】
【――その様な状況になればその鱸は泳ぐようにして駆け、そして"盾"となるため攻撃と攻撃の間に割り込むべく跳躍するはずだ】
- 818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/17(日) 00:57:42.17 ID:NQc1bvTxo
- >>816
/アンカミス……>>808宛でした
- 819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/17(日) 00:58:49.93 ID:QY9XPT9Uo
- >>805
/心情描写と他人のレスのくだりに関してはおっしゃるとおりだと思います。
これは私も善処しなくてはならないと思っております
ただあの場面ではマスク以外に絡めるところが無い上に
マスクは売品か?売っているとしたらどこで売っているのか?
と聞いたことがキャラがお怒りになる理由にはならないと思います。
そこから例えば売っていないなら、どういう出自のものか
売っているのなら どういうところのどういう店か?
など話を広げることが出来るはずです。
申し上げたいことは以上です。長文すいませんでした
- 820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage]:2013/03/17(日) 01:02:32.82 ID:wtnmCHtGo
- >>812
【肩をすくめる動作――それは少女の『ありがと』という言葉に対しても向けられた】
【別に大したことでもない、当然だ。そんな事を一つの動作で物語れるのも年の功とでもいうべきか】
いやいや、キミがD.R.U.G.S.に加入したいのなら誘ったって構わないんだが
なにせ女性だし、麻薬を売ったり抵抗する土地所有者を殺したりは向いてなさそうに見えたんでね
あぁそう、趣味の悪い義眼でも視力は人間換算で5.0でね。つまり俺の目は確かだ、多分。
……ま、そんな訳だ。俺が救われたのは先代であって、今のD.R.U.G.S.の話じゃない
三つ巴に身を投じる一人として、キミに欠けたナニカはUT≠ノあると感じたまででね
アソコのメンバーは有名人が多い……例えば先日の大会の1位と2位もそうだったか
良くも悪くも目立つ連中だ。拠点の場所も自分たちでバラしているし、行ってみれば良い。
【そこまで話すと一度口をつぐんで、中折れ帽を右手で持ち上げてからかぶり直す】
【どこかドライだったり、飄々とした発言こそ多いがこの男――ビスクという男は、そこそこ頭が回るらしい】
【でなければここまで一気に話すような事もないし、プライドや所属を考慮せず少女にUTを勧める筈もないからだ】
さ、それじゃあ私はそろそろ集めた金を持って行かないと行けないので失礼するよ
下手な場所に顔を出さなければ暫く会うことも無いだろうが……まっ、お達者でねお嬢さん。
【なんて気軽に言うと、ビスクは軽く手を振ってからその場に倒れ伏した青年の傍を歩いて行った】
【わずかで、奇妙な時間の終わり―――その場に残るのは、若者たちのうめき声だけである。】
/っとキリも良いので、私はこのへんで!お疲れ様でした〜!
- 821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 01:06:20.22 ID:M9QVyoUno
- >>813
【閃いた刃は、雫に濡れて月光をキラキラと反射し、愚直なまでにまっすぐと振られる】
【何、ほんの小手調べーーーとでも言うかの様に、回避した男をトロンとした目が追って】
【反撃に返される昇りの刃は、相手がその体制を取るまでには青年の覚悟が完了していた】
【左手に持った鞘での受けーーー片手だと言うのに、押し付け抑える贅力があるようで】
【すぅーーーと。鞘で刀を抑え込みながら、自らの得物を鞘に納めていく】
巨体の割に素早いーーーいいネェ…尚更斬りたくなって来た
ごろごろと、こーいうのが転がってるから辞められネェ…!
【チンーーー!鍔が鞘とぶつかって高い音階を鳴らすーーー刹那ッ!】
【相手の刀を弾こうと鞘を押し付け、素早く左手は逆手に鞘を持ち替えて流れる様に上段へーーー!】
【鐺(こじり、鞘の先端)を天に、収まる柄は地に、そんな変則的な構えから、右手は柄を掴んで突き落すッ!】
【居合での上段振り下ろしッ!その上この刀、ただの刀ではないッ!】
【刀がその身に帯びる液体ーーーそれは酒<b!刃が体を裂けば酒気が入り込むッ!】
- 822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 01:09:22.89 ID:OBLFHeE8o
- >>811
【――自分は何をしているのだろう。】
【組織は一人の仲間の離反により瀬戸際を向かえ】
【恐らくここ数日の間にはカノッサによる攻勢も始まるであろうというのに】
(アタシ――・・・なに、してんだろ。)
【バタン、と激しい音で扉が閉まる。】
【カランコロン、と通常ならば綺麗な音色を響かせるベルすらも、今は鋭い音を店内にかき鳴らしていて。】
【――なんとも、慌しい夜だった。】
・・・きょ、京君・・・君って子は・・・。
(純粋なのは分かるけど・・・気付いたら気付いたで、女の子より恥ずかしがっちゃダメでしょもー・・・。)
(・・・なんていうか、こう・・・アレだよね、アタシの思考がすっごい汚れてるって言うかさ――いや、やめよう。)
(ただでさえ精神的に疲れてるのに・・・うん。)
でも・・・ふふ。
――ちょっと、今の京君。可愛かったかな、なんて・・・いてて。
【そう呟いて、彼女はスカーフとテンガロン・ハットをテーブルに置き、ゆっくりとシャツのボタンを外し始める。】
【一つ、二つとそれが開放されていく度に双丘が震え、やがて全てのボタンを外し終えると――下着一枚の姿になって】
【カウンターの奥、グラス等がしまわれているケースの"鏡面"に――自身の半身を、映して。】
・・・ひっどい身体だね。こりゃ。
【――傷だらけ、と言えた。小さいものから大きいものまで――彼女の身体を幾つもの怪我が、覆って。】
【本来ならば、長身で秀麗な顔立ちであり、尚且つグラマーな肢体を持つ彼女は】
【それこそ、モデルと言っても良いくらいの体つきの筈、なのに。】
【――仕方が無い事だよね、とまた呟いて――京が気を遣わせておいていった"吸熱体"を身体にあてがい、胸元を覆う。】
(・・・すこし、らくになったかな。ありがとう――京君。)
【正直なところを言えば――身体の傷など、気にする必要はなかった。】
【何れは癒えるし、跡だって全部が全部深く残るわけでもない――問題は、むしろ心に負った傷の方で。】
【肉体的に脆い彼女は、それこそ精神の方はもっと、強くなくてはならない筈だったのに】
【――解決するまで癒える事は無いであろう、その深すぎる傷を抱えたまま――】
【――ボロボロになった自信の体を、少しだけ両腕で、かき抱いて。】
――――はぁ。なにやってんだか。
【暫しの間、彼を外で待たせてしまう事にはなったが――やっと心が落ち着いたのであろう、冷静に思考を切り替えて。】
【考えても無駄だ、今は目の前の問題に集中しようと、いつもの"彼女"をようやく、取り戻して。】
(無理してたんだろうね・・・京君にはそれが伝わってた、だからあんなに真摯な姿を見せてくれたんだと思う。)
(突っぱねるような事しちゃったな・・・ふふ、じゃあこうしようか。)
【――包帯は、巻いてもらう方が良いのだろうか。】
【其処のところ、よくわからないが――セリーナは吸熱体で胸元を隠した状態で、外へと声をかけた。】
おーい、京くーん!もーいーよー!
【――店内に入れば――シャツを脱ぎ、上半身を曝け出した状態のセリーナが、京を迎えるだろう。】
【ただし、胸元は――しっかりと吸熱体で隠され、見えない状態になってはいるし】
【なにより、彼女は背を向けていた――恐らく目に飛び込んでくるのは、うなじか、それくらいなものだろう。】
- 823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/17(日) 01:10:14.08 ID:XTMGkbEAO
- >>809
ああそう、まあ教える気もなかったけど
【平然とそう言い放つ】
【続けてその顔に不敵な笑みを浮かべ】
話して回るって……私があれを殺したとでも?
ふふっ、それだけなら問題ないんだよねー、予定を早めるだけだし
重要なのはもっと別なところ──教えてあげないけど
【自信ありげに言う女】
【それもそのはず、後程他の者がこの工場に火を放つ手筈になっているのだ】
【───因みに、女が危惧しているのは死体がそのまま発見、搬送されることである】
【火を放つ前にこの男が死体を運んで行ったりしたら───そんな心配が攻撃の理由だった】
そうそう、そう来ないと───ってあっぶな!
【流れるような突きに対し、殆ど反射的に右へ跳び、身を躱して】
【起き上がると同時、男の頭上へ刃を投げてバックステップを一つ、そして──】
"過重化"!!
【刃は突然下へ引っ張られるように軌道を変え、真下に降る】
【しかし範囲は狭く、少し動けば避けられるだろう】
- 824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 01:12:24.33 ID:Wg4fEj+/o
- >>815
【表情の無い彼女の瞳を見て。“彼”はどう思ったのだろうか】
【だが、袖を引っ張る彼女に対し、勝気な表情のままニコリを微笑むと】
何、難しい事じゃあ無いのさ。自分で考えればいいんだよ。
【“彼”は先ほど少女が捨てた花を救うように拾い上げ、手でクルクルと回しつつ】
【目を合わせ合う自分と少女の間に持って来て、自分の鼻元に持ってきて臭いを嗅ぐ】
こうやって、見て分からないなら、臭いを嗅いでみたりして色々やってみると良いのさ。良い香りだったり変な匂いがして臭かったりする。
人間を判断するのも同じ事なんだよ。ぱッと見て、分からないだろうけど、こうやって話て見りゃ良いんだ。重要なのは中身の問題なのさ。
【「難しい事ではない」──。普通の人間の感性を持った彼はそう言うが、少女は何を思うのだろうが】
【話の聞けない少女ではない。話せば聞き返してくれるし、危険な存在ではないと思っている】
【──少なくとも、今は。彼が少女に抱いた印象は。“純粋”それも、……機械的なまでに】
そうだな。少し話しただけだが、俺はお嬢さんの事を、真面目なお嬢さんだな〜って思うぜ。分からない事を知ろうとしてるし。
ちゃんと俺の言葉に耳を傾けて、知ろうとしてくれてると思う。そういう所を見て“汚い”とは思わないな。
──お嬢さんは俺と話してどう思うんだい?
【だから、感覚的にゆっくりと『インプット』していけば分かってくれるだろう、と“彼”は思っている様だ】
- 825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/17(日) 01:18:07.08 ID:QY9XPT9Uo
- />>805さんへ
時間も遅いのでお休みさせて頂きます。お相手ありがとうございました
ご指摘は真摯に受け止めさせて頂きます
- 826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !red_res]:2013/03/17(日) 01:18:23.25 ID:0BE/XRsNo
- >>814>>816>>817
“……む……無念……”
【遂に、ばたん、と不破は盛大に倒れ伏す】
【これで少なくともこの戦闘中は起き上がれないと見て良いだろう】
【ウェル子によりひゆも倒れ、正真正銘、相手は頭領ただ一人、という事に相成るわけだが……】
『不破君、借りるよ』
【ところが荒覇吐、竿を振り、釣ったのはなんと「不破の火縄銃」】
【ふわり、と宙を舞った火縄銃は、意志でもあるかのようにその銃口を眼前の佳乃へ向け――】
――さて、それは、「仲間思い」でしょうか、そ・れ・と・も「捨て駒」――でしょうか?
【神経を逆なでするような玲瓏なる声が響き渡る】
【――ウェル子、彼女が、言葉と共にプレゼントするは、敵対者の敗北≠ニいうナビゲーション】
【びゅうと、あの「黒羽根の疾風」が、今再び吹き荒れて、火縄銃の銃口を、狂わせた】
【バンッ――! 本来佳乃の急所を穿つ予定だった鉛玉は、彼女の左肩辺りを掠めるだけになるだろう】
【――懇切丁寧な「援護」……これぞ不沈の水先案内術】
【それでも荒覇吐は、手をゆるめずに別の攻撃をすることを考えた】
【考えた結果――】
『……うぐっ……! これは……!』
【――彼の腹部に、「根」が、ついに食い込んだ】
【火縄銃を釣り、佳乃&ウェル子に気をとられた顛末がこれだ】
【そしてそこに飛来するバンチョーの円盤】
【だがそれでも、荒覇吐は油断ならぬ男で、】
『えェい!! 《一本釣り》ィッ!!』
【もはや彼は回避を捨て、「漁船に乗っかったボートの破片」を釣った】
【丁度「板状」になった金属製のそれを、円盤への防御へ使う】
【円盤の進路上へ躍り出るだろう円盤は、恐らくは円盤を防ぎきれるはずだ】
【――――が、結局彼は、見落としていた】
見落としって、怖いですよねえ……氷山の一角かと思えば、座礁するのですから。
『……あん? 見落とすだってェ? このあっしが、何を』
【……「海ばかりでなく空を見ろ」とでも言ってやればいいだろう】
【或いはグロテスクに、或いはアーティスティックに、赤い花が舞った】
『………………な………………に………………?』
【やや位置はずれたものの、エルフェスの刃が、落下と共に荒覇吐の左肩を抉った】
【しかも勢いの付いたそれは、強く激しく、彼の身体を裂き、それは一見で重傷と分かるほどだ】
……いやはや、惜しかったですねえ。視野が狭いと、ろくな事になりません……。
【――今こそ好機】
【さあ、勇士達よ、悪しき海賊の親玉に、正義の鉄槌を、下してやれ――!!】
- 827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage saga]:2013/03/17(日) 01:18:41.47 ID:/vaLEyeJo
- >>820
カッコつけちゃって
【本当に、それが様になっているのだから言うこともない】
確かに麻薬売ったり人殺したりは自分からはあんまりしたくないわねえ
【自分本位でなく此方の気持ちを推し量ってくれているのだ、ということを感じ取りつつ】
【とはいえUNITED TRIGGERにしても、彼女にそこまで熱意がないのも確か。】
【はたしてこんな状態で入れさせてもらえるのか、とは思うが――】
ま、優勝者の顔くらい拝みに行くつもりだったし?
かるーいノリで行ってみるのも良いかもしれないわね
そう。じゃあ、また会いましょう、ビスクさん。
【手を振り返すとふと思い出したかのようにポリバケツから跳び下りて】
【先ほど撃たれた若者たちを見下ろした】
そういえばいたわね……
【自業自得と斬って捨てるのもひとつの手、だが正義の味方を目指すものとしてそれは幸先が余りに余り】
【さんざ迷った挙句、救急車を呼んでそこを去ることとしたという。】
/了解です、絡みありがとうございましたー!
- 828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 01:21:51.65 ID:4xBa4iZw0
- >>819
//確かになぜ怒っているのかというところが描写不足でした、そこは
自分も非があって、そちらの気分も害してしまったかもしれません、申し訳ないです
指摘、ありがとうございます
- 829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 01:27:44.77 ID:RcwdWE9Mo
- >>822
【――、外へ出ると、外気が、火照った頭と頬を冷やしてくれる】
【既に季節は春だが、夜風はまだ、若干肌寒く――、それが、心地良い】
…、…はぁ。
【――溜息を吐き、感情をリセット】
【……、同時に湧き上がって来るのは、名状し難い感情】
【何時か、昔。――、こんな事が、有った様な気がする】
【何年前だろう。 …、…五年、いや、もっと――、だろうか 】
【……、あの頃≠フ事は余り思い出したくないが、少しだけ、――】
( ――、と。)
【思考の渦に、身を任せている間に――セリーナが、呼ぶ声が聞こえる】
【思い出せそうになった記憶の欠片は、脳髄の奥にしまわれて】
【 ぶん、と軽く頭を振ると、――店の扉を開けて、中に足を踏み入れ――】
…、…。
……、……。
………、……… ―― 、 ジャア、ホウタイマキマスネ。
【――、心を殺した=c、…だと―― ? 】
【……、取り敢えず、機械的なダッシュで包帯を取ると、薄目だけを開け】
【コンマ数秒単位の、某星屑幽波紋もかくや、という精密性≠ナ包帯を巻き終えたなら】
【「フクキタラヨンデクダサイ」と言い残し、カウンターに突っ伏すであろう】
- 830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 01:34:22.76 ID:EM/AWJ8ro
- >>826
【目的を果たした"根"は成長を止めるも――未だ、そこにあり続ける】
「海賊っつゥーより漁師向きだな、その能力――ったく、厄介だ」
【ボートの破片とアルミの刃、よほどボートが脆くなければ勝つのは前者なのは明白】
【――防がれた円盤は地面へと落ち、軽い金属音を鳴らす】
【それを乗せてきた海水に関しては、特別な要素はないただの海水――こちらも防がれたようだが】
「俺は火力も派手さも持ってねェーからな、お先に失礼すっぜ」
【なんて言いながら、彼は海にへと飛び込んでいった】
【――――】
【"まッ、これで勘弁してくれやァ"】
【そんな声が"ザバァッ"という音と共に発せられる】
【荒覇吐の脇から海水と共に襲いかかるモノ――それは3つの"ウニ"】
【黒々しく、キラリと光る棘は――間違いなく、素手で触るものではないということを示している】
【一見ふざけているようにしか見えないその攻撃――しかし】
【勢い良く――"海の水"も利用して吐かれた海水、それは今までで一番の勢いッ!】
【狙いは脚部、素手で触るよりそれは脅威なはずだ――!】
【――彼の頭部は、水面より出ている】
- 831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2013/03/17(日) 01:35:30.36 ID:eHVSAaeg0
- >>821
器用な奴だ、なッと
【相手の素早い持ちかえに感嘆の言葉を吐く。】
【じりりと鞘と刃のつばぜり合いの中、浮かぶ表情は紛れもない笑み。】
【――現状、彼にはその特殊な居合い抜きを防ぐ手だてはない――。】
【じり――、地に膝つけた足に力を入れ思いきり踏む。】
【地から後方へ体を押し出すように動かすも――一寸遅い。】
【切り裂かれるは横腹と膝。軽く筋肉を切断され乍も脱出。】
【支障がないと言われれば嘘になる――、しかしそれだけではない。】
【切り傷にはなれているはずなのに――酒気による滲みが――。】
【それ以外の効果があるのなら、じきにその効果も現れてくるのだろう。】
――、ッふぅ?ッ、面しれェーな。
【ピッ、と刀を適当に振れば、ズキズキ――容赦なく傷口から痛みが襲う。】
【――――この昂るような斬り合いの中、彼は刃を納めた。】
【ゆらりと空を眺めて――、白くなる息を吐く。】
――また今度にしねえか、また会ったら決着つけようや。
【彼はそう述べると踵を返し、その場から歩み去った。】
/すみません、眠気がすごいのでこの辺で――、
/一二合打ち合っただけですが楽しかったです!
- 832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 01:36:48.97 ID:Xsfby7Mc0
- >>824
【少しの間、目の前でクルクルと回っていた花】
【僅かに、興味は……視線は移されていたのだが】
【導き出してくれた答えには、今一度小首を傾げて見せて】
「自分で、考える?
でも、ウチ、自分が、無いから、分からない
ウチ、は、難しい、事。勉強、すれば、自分が、出来る?」
【自我が無いとも取れそうな言葉を返して】
【勉強すれば自我が――――自分を持てるのか、なんて事を問うのだけれど、果たしてその問い自体正解なのか……】
【機械的なまで。その印象は、きっと間違ってはいない筈で】
「UNITEDTRIGGER、も、カノッサも、悪い人達、って、教えて、貰った
変な、臭いしたら、やっぱり、悪い人
お話、すれば、悪い人、の事、もっと、よく、分かる?
汚い、中身だったら、消さなきゃ、いけない」
【少女が挙げたのは二つの組織の名】
【カノッサ――――様々な場所で災厄を招く組織】
【そしてもう一つ、UNITEDTRIGGER。正義組織として知られている其処すらも“対象”と見なしている事から、殆ど無差別に近いと考えても良いのだろう】
「話して……よく、分からない
汚いも、綺麗も、分からない、けど、多分、汚く、無いと、思う
だから、消さない。……間違い?」
【戦闘を仕掛けるかもしれない相手に対して正解かどうか問うなんて実に滑稽ではあるのだが】
【少なからず、教えてくれたその答えに従うことは明白で】
【この場が一気に血みどろとなる可能性も、このまま少女にとっての“勉強”が進んでいくことも、男性の答え一つに委ねられていて】
- 833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 01:41:25.10 ID:JH7SUq0co
- >>823
(ふむ、受けずに避けましたか…ならば当たれば相応のダメージは見込めますね)
(それに、向こうも刃の操作のような小さな技で戦うタイプ……大技不足な私にとってはやり易いほうでしょうね)
(そしてーー)
【回避されながらも思考を進めて行き、着実に自分と相手の戦力を分析する】
(ーこの人、性格悪い)
【時折、無駄な思考も挟みながら】
【しかし、思考に余裕があるという証拠でもある】
どうもそちらのほうが間合いが広いようなので、距離を…
【上空の刃には目もくれず】
詰めさせてもらいます!!
『魔翌力収束→左腕部』
【武器を持たない左腕で上方をガードしながら突っ込む】
(どうも変則的な軌道による攻撃で相手を惑わすタイプのようですね、流石に上方へ投げたら落とすとこまでは読めます)
【落ちて来た刃にに戸惑う事なく硬化した腕で振り払いながら間合いを詰め】
はッ!!
【先程よりもさらに素早い突きを腹部めがけて放つ】
【と同時に、左腕に集まった魔翌力を変質させる】
『魔翌力変換→雷、及び魔翌力放出→掌』
【棒による突きからワンテンポ遅れて左腕を突き出すと、そこから放射状に雷が放たれる】
【あまり大きな電流ではなく、さらに方向が拡散してしまっているために威力は低いがその分攻撃範囲は広い】
- 834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 01:41:37.29 ID:wHRVDZbvo
- >>826
――――――――
【最初に皮膚、次に肉に血管と分け入って切先は進む】
【相手の完全性を壊す、武器とは本来相手の存在を認めないが為のモノ】
【であるならばそれを操る人間こそが一番救いようがない……なんて、醒めた目で】
(まだ、致命傷じゃないか……)
【くん、と膝を曲げ荒覇吐の胸元を軽く蹴り身体を逸らしながら跳ぶ、距離にして数メートル】
【自然と抜ける「短刀」を溶かしそれに3本加えて合計5本、霧と化した銀は渦巻いて収束され一際大きく輝けば】
【「盃」か或いは「笑みに歪んだ唇」か最初に使ったあの「銀の弓」がともすれば空に浮かぶ三日月の如くその手に握られ】
……じゃあ、次
【番えられる矢も同じく、鏃は対象を切り裂き穿つというよりはその質量に任せて押し退ける重厚なモノ】
【刹那の間に引き絞り先を合わせる、右目は寸分の狂いなくかの敵を見つめて】
―――――――、これで終わりだ!
【そして唐突に「ひぃん」と風を撫でる音】
【弦の戻る音からやや遅れて響く、矢が空気を割って進むある種暴力的な声】
【荒覇吐から見れば「銀の点」が瞬きの度に大きくなって自分の胸へと迫る光景を彼はどう処理するか】
【矢が彼を吹き飛ばすにしても外れるにしてもエルフェスは過剰に動かした肉体のダメージを受ける頃】
【船体に華麗に着地など出来なくて、膝を付き両手を床に垂らしての無様なそれを見せる】
- 835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 01:45:25.35 ID:OBLFHeE8o
- >>829
(――――ふふ、入ってきた入ってきた。緊張してるな青年。くふふふ。)
(どうだい、おねーさんの背中は傷はあれどそこそこ綺麗だ・・・ろ・・・ん?)
・・・・はい?森島くん?なんか今すごく機械的な声が――ふぇぇっ!?
【―――速い。なんという速度だ。】
【それに精密――まるで自分の抜き撃ちにも勝るとも劣らない正確な作業ッ!!】
【あっという間に包帯は巻き終えるのであろう、だが、そうなると―――ううむ。】
(――う、初心だねぇこりゃ・・・ユウトだってこんなじゃないだろうに・・・)
(そう考えるとさっきの"押し"の強さは何処へやら・・・ふふ、でもアタシを困惑させた罪は重いぞ?)
(――仕返し、だもんね。)
―――ん、ちょっと――はや、い――あっ・・・
【――勿論、こんな事微塵とも思っていないが――いや、断言しておく、この女は完全に"弄んでいる"だけだ。】
【だがそれでも、まるで迫られたお返しとばかりに、機械的に作業をこなそうとする京をからかって――】
【時折、手が通り過ぎるたびに「んっ」だの「あっ」だのと――やたらに官能的な声を上げつつ。】
【内心ではほくそ笑んで、意外な弱点を見つけてしまったな――等と考えていた。】
【まあ――結局のところ、この女の神経は図太い。唐突に迫られると弱い部分もあるにはある、が。】
【最終的には彼をからかうような事までしつつも、何とか包帯は巻き終えて。】
【ボロボロのシャツを一旦、ゴミ箱に放り投げると――真新しい、洗濯したばかりのそれを店内の奥から、取り出してきて。】
【素早く身に着けると、赤いスカーフとテンガロンハットのいつもどおりの姿へと戻って】
―――ところで京君。君は今、突っ伏しているわけだけど――
アタシが嘘で「もう服を着たよ」なんて言ったら、眼を開けた時には包帯だけのアタシが着替える途中だったりする事もありえるわけだ。
【なあんて、意地悪を言いつつ。】
――ふふ。冗談冗談♪もういいよ、ありがとうね京君。
【――眼を開ければ、そこには普段どおりのセリーナが、笑いを堪えた表情で佇んでいるだろう。】
- 836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/17(日) 01:45:36.76 ID:NQc1bvTxo
- >>826
……、っつ――――!
【この決定的な場面で自らの弱点が露呈し、大きな隙を晒してしまった佳乃――――】
【それは身を挺して荒覇吐を守ろうとしたひよの功績であり、同時に佳乃自身のミスでもある】
【死んでも、おかしくはなかった――――その瞬間に、左肩に激痛と鮮血が迸って】
【何事かと見やれば、視界に入るのは黒い羽根の残滓】
【ウェル子に助けられ、ギリギリ生き延びた――――その事を、佳乃は自身の無力さと共に痛感した】
…………――――白刃龍紋流・漆の太刀!
【もはや同じ間違いは繰り返さない、とばかりに、その声と瞳には気合いが乗っていて】
【地を蹴って瞬時に前進、それは荒覇吐からは背を向けながらの後退に見えるだろうか】
【その途中、赤い液体の流れる左手をショートパンツのポケットに突っ込み、新たに一枚の"符"を取り出し】
【墨で描かれた幾何学的な文様と共に、"雷"の漢字が刻印されたそれを、薙刀の柄に張り付ける】
【そして…………ギリ、と。先ほどの失態への悔悟と自身への怒りも込めて、左肩の痛みを無視するように強く強く、薙刀を握り】
【くるりと、振り返れば――――再び、地を蹴っての前進!】
『七曜』ッ――――――!
【奥義の名を叫びながら、佳乃は先ほどと同じフォームでの突きを繰り出す――――!】
【ただし今度は、刀身にまとわりつく神気の姿がある。今まで流体状だったそれは、ここに来てバチバチと火花を散らしている!】
【――――奥義『七曜』の効果は、"神気によって自然現象を再現する"というもの】
【先ほどの『四散』の爆発がそうだったように、再現された自然現象は本物と遜色ない力を持つ。そして今、刀身にまとわりつく神気は、その奥義によって"雷"という自然現象の性質を帯びていて】
【加えて、先ほど張り付けた"雷符"の補助を受けて、威力を増幅されているそれ――――】
【一瞬触れる程度ならいいが、長く触れ続ければやがて全身に電流が行き届き、行動不能になってしまうだろう】
【まして、彼女が繰り出しているのは"突き"――――帯電した薙刀が突き刺されれば、人一人戦闘不能にするには十分すぎる威力を発揮する筈だ!】
【彼女自身の技量による鋭い"突き"と、それに付随する"聖なる雷"が――――今度こそ荒覇吐の体へと、迫る】
- 837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 01:46:59.92 ID:M9QVyoUno
- >>831
【重力加速をつけた、単なる振り下ろしは当然その威力が高く、勢い余って切っ先が地面に突き刺されば、「おろ」と気の抜けた声一つ、刀を地面から抜いて】
【鞘を順手に持ち直すと、刀を納め、構え直す】
【特殊も特殊、誰が真っ直ぐ刀を降ろす居合があると考えるかーーー】
【切り傷はついたーーーまだ浅いが、浅くともいい、寧ろ浅ければ浅く、傷が多ければ多い程、この刀の迷刀たる所以がある】
【昂ぶるーーーしずかに、ずるりとした闘気ーーー】
【しかしそれは、次の瞬間には引っ込んだ】
…残念だネェ…だが、仕方ない
ーーー次はもっと濃い%zを飲みたいネェ…
【踵を返し歩いていく男に、こちらも背中を向けてーーー】
【滴る酒を、鍔に口付け味わいながら、カランコロンと下駄を鳴らしながら歩いて行った】
/お疲れ様でした
- 838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 01:56:14.84 ID:RcwdWE9Mo
- >>835
【――、突っ伏している彼は、当然、『機械』ではない】
【包帯を巻いている間は、その顔も見えなかっただろうが】
【…、…突っ伏している彼の顔を見れば、紅潮しているのは一目瞭然である】
(――、何で僕、手当するだけでこんなに…、…。)
【ぐでん、と、身を預けているのは――、半ば、疲れからか】
【…、…冗談≠セリーナに告げられた瞬間は、ビクリ!と体が動き――】
…、…本当に、ごめんなさい。
もう、許して下さい。――ごめんなさい。
【――、眼を開けると、疲れ切った表情で、何故か二回謝り】
【彼女の赦免を受け、はぁ、と、大きく溜息をつくと――、】
【弱々しい笑みを浮かべて、「少しはマシになりましたか」、と尋ねるだろう】
- 839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 01:59:45.95 ID:Wg4fEj+/o
- >>832
【「UNITEDTRIGGER」そして「カノッサ」機関。路地裏を練り歩く様な人間で】
【その名に聞き覚えの無い者など、そう少なくはないはず。“彼”もまた、例外ではない】
【彼女から、きな臭い何かは最初から感じていた。だが、それはまだ喉から出さず、抑え】
【まずは、問いかける少女に対して問題の正否を答える事にする。彼は再びサムズアップして固めを閉じ、軽快な声色で彼女に答えるだろう】
正解!オッケー、オッケー!それで良し!こうやって、仲良ぉ〜くお話出来る相手は汚くないんだ。
ま、汚くたって、消してやる事ァ、ねぇと俺は思うがね。こういう所を歩いてると手ェ出してくれる悪い奴はいるけどな、
ちょっとだけ痛めつけてやるだけで良いと思うぜ?
【ニコニコと微笑みながら、パチパチと軽く手を叩いて彼女の正解を祝福する様にしてみせた】
こうやってさ、少しずつ基準を作ってやれば良いんじゃないか?一気にやろうとしなくてもよ。
俺だって、自分の事なんかそんなに分かっちゃいないしさ、“自分”って奴はこうやってできていくものだと俺は思うぜ。
【「さて」、と。一息ついた様に彼は再び自分の目線で立ち上がると、軽く背伸びをして野球帽の被り具合を修正するや】
自己紹介、まだだったな。俺の名前は、ア──じゃなくてA(エー)。A・キサラギだ。Aが何の略かっつぅとだな。
そう、俺は路地裏の悩める少年少女を助けるAGENT(エージェント)的な……あれだから、うん。好きに呼んでくれ。
【明らかに今考えたというか、取ってつけた様な理由付けである。誤魔化すように野球帽からはみ出した銀髪を撫でている】
お嬢さんの名前と──お嬢さんに色々教えてくれる人は、どこの人なんだい?
【ある意味、後半が本題なのかもしれない。「UNITEDTRIGGER」そして「カノッサ」。その両者に敵対する陣営を彼は一つしか知らなかった】
【軽い口調ではあるのだが、後半の質問の時、少しばかり真剣みのある声色になっていたのかもしれない】
- 840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 02:03:14.28 ID:OBLFHeE8o
- >>838
ぷっ・・・あっははははははは!きょ、京君ちょっと・・・からかわれる才能があり過ぎて・・・あっはははは!
【――とうとう、堪えきれずに噴出した。】
【まったく、手当てまでしてもらって、身体を心配させておいて、人の好意をなんだと思っているのか。】
【ともかく、セリーナはお腹を抱えて笑っていて。】
はー・・・おっかしな子だね、京君て。
さっきはあんなにズイズイ突っ込んできたのに、あの威勢は何処へやらって感じだよホント。
でも――うん、おかげで、大分楽になったよ。ありがとうね、京君。
こうしてふざけられる位には回復したって言うかさ――
【そこでセリーナは、自身も珈琲に口をつけ、彼の隣の席へと座って】
【視線は合わせずとも、彼に少し、愚痴を零すだろう。】
・・・さっきまで、実はその・・・アタシ、すっごく凹んでてさ。
いろいろ会ったんだ、大会出てから、色々・・・でもって、これからもまだ、大変なことが一杯で。
・・・やっぱり、一人で抱えてちゃダメだね。
【――なんとなく、ブラックコーヒーの香りを楽しみながら】
【そんな事を、先ほどの様子とは打って変わって――漏らして。】
- 841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/17(日) 02:06:12.01 ID:XTMGkbEAO
- >>833
やっぱり避けない──防御力高いってわけ?
【相手が何か失礼な事を考えている気はしたがそれは置いておいて】
【左手でフードからピンポン玉程度の大きさの鉄球を1つ取り出す】
また突きでしょ?二度目は───っ!
【先程見た突きや間合いから突きを予測し、懐に飛び込もうとしたところまではよかった───】
【が、それは却って雷撃を受けることになる】
【しかし、形は違ったが空いた左手に依る攻撃は読めないものではない】
【更に威力が低かったこともあり、女はそのまま強引に攻撃を仕掛ける!】
く……でも場所が悪いよね!"磁力波動・引力"!!
【瞬間、これまでに放った刃や近くに落ちていたネジや部品が女に向かって飛来する!】
【女に当たる直前でそれらは能力を受けなくなり落下するだろう】
【しかし、他の人間が間にいたなら───】
【一方で、この間女はかなり無防備であり、攻撃のチャンスでもある】
- 842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !red_res]:2013/03/17(日) 02:13:01.95 ID:0BE/XRsNo
- >>830>>834>>836
【ウニを受け、身体を仰け反らせ、】
【矢を受け、胸に一本の白羽が誇らしげに佇む】
【最後に受けるのが、見るも憚られる神聖な雷と、突き】
【三人の結束を、彼は、余すところ無くその身に受ける】
【なぜ負けたのか……そんな、答えのでない疑問だけを、胸中で反芻して】
『――――ぐ……ぐ……が……ァァアアアアァァァァアアッ…………!!』
【遂にその身に薙刀が突き立ち、彼は力尽き、倒れるだろう】
【血まみれで仰向けに倒れた荒覇吐は、一見死んでるようでもあった】
【だが、呼吸で上下する胸が、彼の生存を間違いなく示している】
「あ、片付いちゃった? まあ、僕も船を安定させるようにしてたから、サボってたわけじゃないんだけど」
【――ふと操舵室から出てきたヴェンツェルを見て……なんと、にやり、と荒覇吐は口角を釣り上げた】
『……ク……ククク……あっしらにはまだ……≪No.19≫が残っている……!』
【ぐわっと、荒覇吐の身体が「吊り上がり」、脚に力の入らぬ状態で無理矢理「立つ」】
【どうやら彼の竿と糸は、手に持っていなくても動くらしく、それが彼を操り人形のように直立させているのだ】
【とぎれとぎれの言葉も合わさって、その姿は無様を超えて、不気味でもある】
【流石はナンバーズとでも言えばいいのか、異常なまでの執念深さだ】
『……お前さん達のような……負傷者の集まりで……彼女に勝てるわけがない……!』
【しかしてヴェンツェルは荒覇吐を一瞥すると、何を思ったか、ツカツカと荒覇吐へ歩み寄っていく】
【途中、カキン、と、両拳のナックルダスターを打ち合わせて、火花を散らし――】
『この勝負……いただ――――』
【瞬間、ドッ――と、荒覇吐の口から漏れ出す鮮血】
【深々と彼の胴にめり込む右拳は、メラメラと「燃え上がって」おり、辺りに焦げ臭いにおいが漂う】
『――なっ……なんば……じゅ……き…………な、ぜ…………! は、話が……ちがっ……がハッ……!』
「話が違う=H あはは、妙なこと言うね、機関員の癖に。
役に立たなければ切り捨てられて当然だろ? 播磨君、キミはもうお役ご免だ。
僕に頼るようじゃ……お仕置きするしかないだろう――ああ、貸してた『数字』も、いい加減返して貰うよ」
【ヴェンツェルは、荒覇吐のバンダナを強引に掴み取り、奪う】
【そして力無き荒覇吐を突き倒せば、今度はバンダナを自身の首に巻き始める】
【――――かくしてスカーフのように、首から垂らす形で巻かれたそれに刻まれているのは――――】
【 ―――― ≪ 19 ≫ ―――― 】
/続きます
- 843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga !桜_res]:2013/03/17(日) 02:16:04.07 ID:0BE/XRsNo
- >>830>>834>>836
【そう……「61」をひっくり返した数字、それが「19」だ】
【すなわちあのバンダナは、もとより「61」ではなく、「19」と刻印されていたのである】
「いやみんな、悪いね。騙してた訳じゃないんだけど……ま、誰にも聞かれなかった≠ゥらさ」
【勝ち誇るように笑うヴェンツェルが、たん、と、漁船上でつぶれたボートの上に飛び乗る】
「カノッサ機関麾下遊撃軍
――『ヴェンツェル傭兵団』改め『カエルレウム・ナーウィス』最高指揮官――
―― ≪No.19≫『ヴェンツェル』…………それが、この僕の正体だ――」
【――燃えさかる拳が、風にあおられ、火の粉を散らす】
「荒覇吐水軍も、僕の部下だ。ここで能力者をぱぱっとやっつけられたなら良かったんだけど、ま、仕方ないね。こうなると思ったよ。
この世を絶望させるだかなんだか知らないけど、『ウェル子ちゃんたっての提案』とあらば、乗るしかないじゃない?」
――ひゆ様……荒覇吐様と不破様の回収、お願いしますね…… 〔……あ……はい……わかりました……〕
【いつの間にやら目覚めていたひゆと、それをかばうように立つウェル子もまた、ヴェンツェルの側にいて】
【ひゆの袖口よりにゅるにゅると出るチューブが、荒覇吐と不破に巻き付き、持ち上げる】
“――こ、これは一体……!?”
【小野小太郎、彼も雑魚どもを蹴散らし、いざ大将戦の援護へ――と駆けつけたところであった】
【だが彼の目に映ったのは、信じがたい光景――敵側にいるウェル子、そして「19」をその身に宿したヴェンツェルではないか】
“ヴェンツェル殿! ウェル子殿! どういうことですか!!”
【ボートの上で、彼は叫ぶ。認めたくない真実を、出来れば「否定」してもらうために】
「……どういうこともなにも……ねえ?」
……疑問を解く鍵は、全ていつだって貴方様方が握るのです……
ゆえに尋ねるのではなく……ご自身の脚で、扉を開けにいらせば、よろしいのです……
そう、この世界の、答えは、必ず、そこにあるのですから……
「まあ、また会えたらいいね。小野さん、エルフェス君、バンチョーさん、佳乃ちゃん――」
ご縁が……導きが……あるのなら……ええ、必ず………………世界に、絶望あらんことを……
【――ウェル子の歯切れの悪く、意味深ながら意味不明な台詞を最後に、辺り一面に「黒い羽根を含んだ暴風」が吹き荒れる】
【それはあっという間にヴェンツェルたちを覆い隠し、それがやむ頃には、彼女たちの姿は、影も形もなかった】
【辺りに残されるのは、ボロボロの漁船と、散らばる黒羽根】
【自警団たちは、海賊に勝利した。それは疑いようのない事実だ】
【だが……真の略奪者は、海賊ではなかった……のか】
【それでも、今は、「勝利」を噛み締めても良いだろう。罪無き市民の平和は、護られたのだから】
【――「カー」と、夜闇にカラスの鳴き声が、寂しげに溶けていった】
【それは、散る櫻のように、黒羽根が、三人の勇士達の前を、はらはらと過ぎ去った】
【 ≪ 周防海湾海戦 ≫ ―――― Pirate Cruise =@………… 終幕 】
/これにてイベントの本筋は終わりです! なお一応小野さんや自警団はその辺にいるので、気が向きましたら話しかけてみてもOKです。
/参加者同士の会話も、お互いが可能でしたらご自由にー。何はともあれ、ありがとうございます、お疲れ様でした!
- 844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 02:21:51.07 ID:Xsfby7Mc0
- >>839
【パチパチと手を叩いて貰えれば、始めて表情らしい表情を覗かせて】
【即ち、子供が褒めて貰ったときに見せる口元の綻び】
【極々僅かな変化ではあるのだが――――】
「多分、少し、分かった
でも、消さなきゃ、怒られる、から
ウチ、は、その為に、創られた、から」
【コクンと頷けば、見定める一つの方法を理解した事を示して】
【然れど、続く言葉は自分の存在する意義】
【意識を持つ兵器とでも言うのだろうか、その異質な存在は】
【殆どの感情の排除。それはその存在の理由故かは、不明だが――――】
「……α。ウチ、の、名前
キサラギ、の、Aと、同じ、α?
エージェント、分からない、けど、多分、消さない」
【自然と見上げるような形となれば、自分の名前を返して】
【α(アルファ)――――ただ、それだけ。それ以前にも、それ以後も何も付くことは無く】
【その取って付けたような誤魔化しも真面目に受けるほどの性格なのだろうが、態々“消さない”とまで言わずとも良い気がするが……】
【Aとα。きっと、込められた意味も、元の意味も大きく異なっている筈で】
「――――よく、分からない
D.R.U.G.S、っていう、所も、悪い人、って、教えられた
みんな、悪い人、だから、って
だから、ウチが、キサラギ、と、話してる、事、は、内緒?」
【自分の所属している所が分からない――――これまた奇妙な話】
【だが、この少女は嘘を吐く力なんて持っていないであろう】
【自分の唇に人差し指を当て、所謂「しー」の動作で他言厳禁と伝えるが……何故、疑問符なのか】
- 845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 02:24:07.26 ID:RcwdWE9Mo
- >>840
【――、其処まで笑われては、最早、苦笑を浮かべるしか無い】
【彼も少し冷めた珈琲に、砂糖を少し入れてから、口を付け】
【…、…回復した、との彼女の言葉には、「なら、良かったです」と、笑顔で返して】
―― それは、『当たり前』ですよ。
【一人で抱えてちゃダメ――、その言葉は、そう、肯定する】
…、…貴方の作った『此処』は、UNITED TRIGGER≠ナしょう。
「結集された引き金」――っていう意味、ですよね。
結集したのは、一人ひとりじゃ、力が足りないから。
力が足りないから、集まって、助けあって、頼り合って。――『正義』を名乗る事が出来る。
……そのリーダーの貴女が、皆を頼らないで、どうやって、『頼り合う』んですか。
【…、…砂糖が足りなかったらしく、もう一杯】
【口をつければ、今度はお気に召した様で。――、もう一口、嚥下して】
此処に限らずとも、助けて、って言えば、僕じゃなくても、もっと色んな人が貴女を助けてくれる。
助けられたら、今度は、貴女がその人を助けてあげればいい。
…、…そうすれば、皆、悩みも無くなるし、世界が少しは、色鮮やかに見えて来るんじゃないでしょうか。
――、独りで抱えちゃダメ、っていうのは、多分そう云う意味です。
【「頑張るのと、抱え込むのは違いますし、ね」――、そう、最後に言い切ると】
【少し気恥ずかしかったのか、笑みを少し大きくして、残り少ない珈琲に口を付けた】
- 846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 02:38:21.00 ID:EM/AWJ8ro
- >>842,843
「――あァーあ、気に入らねェが漁師にゃア悪くなさそうな奴だったのになァー」
【異変に気が付いた頃にはもう遅かった、荒覇吐へ振るわれる拳はもう"到達していた"】
【小さく舌打ちをすれば、こう呟くのだろう――】
「――真の敵は身近な所に居る、ってか」 {ソウダナ}
【篭手を脱ぎどこかにしまえば、全身に纏っていた"相棒"を解除する】
【――木刀を一振りすれば生成されるのは2つの"実"】
【その場に座り込み、あぐらをかけば――それを口にする】
【その隣に同じ体勢で同じく実を食べる相棒】
「――ウェル子だかなんだかは大会で見たよォーな気がすんな」
「お前らの言葉の意味は、暇な時にでも考えておいてやんよ」
「まッ、あいつらはその辺ほっつき歩いてりゃアまたその内遭遇すんだろ」
「――意味もなくこんなことするような奴らには、見えねェーしな」
「――――――――ああ、そォーだお前」
【小野へと低い声で話しかける、けして怒りとかそんなものではない――普通に話しかけただけ】
「この海中々良いモン獲れんじゃあねェーか、つゥーわけでさっき水揚げした海の幸貰ってくぞ」
【一応、無断で持っていくのはどうかと思ったのだろう――自身がバケツに入れたりなんだりしたそれらを指さしながらそう言って】
【――あまり素直ではない彼、しかし時々本音が漏れる】
- 847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 02:39:50.32 ID:eDUfdMJvo
- >>841
なるほど、磁力ですか
流石に細切れになるのは御免ですね
【体内を巡って各部を強化していた魔翌力は先程雷として放出したばかり】
【全身を強化するほどの魔翌力操作は不可と判断し】
回避させて貰います
【突き出していた棒を地面に突き立て、体重をかけると】
よっ、と!
【非常に硬そうだった棒が「撓った」】
【この棒、呪術金属兵装と呼ばれる代物で、ただの金属の棒ではなく「硬度自在」という性質を持ち、さらに魔術の行使に必要な触媒にもなる、彼の戦闘の全てを支える「杖」なのである】
【撓った杖はその身を元に戻そうと男の体を持ち上げ、弾く】
【結果、女の上空に跳ね上がる】
(流石にこの高さから頭に打ち込んだら死んでしまいますね…一撃で戦闘不能、もしくは戦意喪失に至らせるには…)
そこっ!!
【女の周りに刃やガラクタが集まり、その目の前で動きを止めると、男は重力に従い落下】
【空中で杖を振りかぶると、元の硬さを取り戻した杖を右肩めがけて振り下ろす】
【しかし、一度飛んでから落下して攻撃を放っているためタイムラグが大きく、体勢を崩したりしていなければ避けるのも難しくは無い】
- 848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 02:41:27.48 ID:Wg4fEj+/o
- >>844
【「消さない様にする事はできない」そう言った彼女の言葉に対し残念に思うが】
【それは表情に出す事無く。「そうか」。の一言で答える。彼は正義悪で言うならば】
【正義に寄った人間だ。おそらく、彼女は……。だが、ここではただの少年少女を助ける存在】
【Agent……というか、唯の気の良いお兄さんの役に徹していきたい様だ。少なくとも、今はソレが良い】
【ようやく見せた、彼女の綻びを見て強く、そう思った】
α(アルファ)か、よろしくな。ククっそうだな……αとAで似たもの同士って訳だ。仲良くしようぜ。
【分からない。────彼女の答えに対して、ある意味、納得した彼は「分かった」。と答える】
【教えられてないのだろうか。ならば当然の処置だとは思った。彼女は純粋で、物事の判断が出来ない】
内緒か。そうだな、内緒にしようぜ。俺と、αの内緒にな。
【だが、どういった意図や思考から出てきたかは分からないが、そんな彼女から】
【疑問符が付いて、少しばかり微妙な感じではあるのだが“提案”の様な物が出た事には嬉しく思った】
んじゃ、俺はそろそろ行くぜ。夜も遅いしな────。
【それに、「お前も早く帰った方がいいぞ」と、付け足し。彼女、またはそれ以外によって止められる事が無ければ】
【軽く手を上げて挨拶をして、そのまま、当初進んでいた方向に沿い、彼女を横切る様にして歩いて行くだろう】
- 849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 02:42:11.46 ID:wHRVDZbvo
- >>842>>843
………………は?
【銀色を収めてあとは勝利を誰かに決定付けて貰うだけ】
【そう思っていたのに、しかし唐突に世界は反転する】
【状況の把握も難しく溢れる声はそんな陳腐なモノでしかないのも仕方なく】
……て、めえ……――――――――
【元より低い沸点を理性で抑えている彼は戦いの疲弊もあってか一気に振り切る】
【そのまま放っておけば最終武装さえ用いて滅ぼしに向かって行きそうな程、ウェル子とヴェンツェルを睨む瞳は強い】
【ああ、しかし記憶のどこかで彼女はそういうモノだったと叫んでいる】
【そうだ自分は彼女に聞きたい事があったのに】
【でも彼女は向こう側で自分はこちら側、手を伸ばすにはこの距離は遠い】
【ならばこの湧き上がるような怒りは仮初でその正体は……】
【エルフェスの中で拮抗する「昔」と「今」】
【どちらも自分だというのにどちらも自分の為になりそうもなく、ただ疲れてドンと背中を船に預ける】
…………クソっ……
どういう理由だ、お前……当然覚悟はしてるんだろうな?今度から敵として対応するぞ
【絶望、いやそれに至るまでは未だ遠い】
【彼らは何を思ってこんな出来事を起こしたのかふと浮かんだ疑問に、彼の左目が疼く】
【その赤い目は本来の機能から変質して「人の感情を色として視る」異能を宿してしまった】
【本来生きる上で全く必要でないそれを嘲笑うように立つ2人に向けて】
……この……ばかやろうが
【その感情の真意を問う】
【吐き捨てる言葉は何故か悲しそうでもあって】
- 850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2013/03/17(日) 02:46:38.34 ID:NQc1bvTxo
- >>843,>>844
…………終わった、か。
【突き立った薙刀を荒覇吐の体から引き抜き、それがまだ生きている事も確認して、一息】
【ぶん、と薙刀を一振りすれば、その身に纏う聖なる雷は霧散し、同時に血と油を軽く散らす】
【その表情には、最後のツメを誤った悔しさも多大に残っているが――――取り敢えずは、勝利の余韻に浸ることにしたようで】
【白く輝く神の力と、波間の光を受けて照り返す薙刀の高雅な光、そして血を流しながらも屹立する佳乃の姿は、美麗にも映っただろうか】
【ふぅ、と息を吐いて、そこで全身の力を抜けば――――しかしそれは、すぐに戻す羽目になった】
…………! ヴェンツェル、ウェル子、あなた達は――――ッ!
【ぐるりと反転する"61"と"19"。彼女の中の認識もまた、反転してぐるりと回った】
【人助けの為に戦っていた筈が――――知らず機関員たちと手を組み、自作自演じみた海賊との戦いに巻き込まれていただけ、なんて陳腐で無様な結果へ反転し】
【心地の良い勝利は、ただ後味の悪い敗北へと変わる…………】
…………くっ!
【不気味な台詞だけを置いて、黒羽根の舞う空へ消えていく彼女らを、ただ見送って】
【そうして取り残されてみれば、何より彼女の心をえぐるのは――――ウェル子に助けられたことだ】
【終わったらお礼を言おう、なんて、佳乃にしては珍しく殊勝な考えを巡らせていただけに、それだけの恩義が丸ごと翻った傷は大きくて】
【敵の目論見通りに敵と戦い、そして敵の前に無様を晒し、最後は敵に助けられて終わった――――そんな、醜態としか言えない結果】
【ガァン! と、目の前の甲板に罅が入る。佳乃が薙刀を突き立てた音――――彼女の悔しさと怒りが奏でる音だった】
【そうして、突き立った薙刀に寄り添うようにして膝を突いてから。しばらくそうして感情を落ち着けた後、ゆっくりと立ち上がって】
…………最悪。とんだ災難に巻き込まれたものね。
【二割増し程度にまで抑えられた不機嫌さを瞳の黒に溶かし、無駄に周りを威圧しながらも】
【同じく残った小太郎やエルフェス、バンチョー達と一言二言言葉を交わした後、傷の手当てもそこそこに帰路に付いていくだろう】
【ただ今は…………自身の未熟さだけを、噛みしめて】
/もうちょっと何かしていこうかと思ったが眠気が限界である
/これにて失礼します。皆様ありがとうございました!
- 851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 02:47:48.35 ID:0BE/XRsNo
- >>846
………………ん、お、おお
【呆然としていた小野は、バンチョーに話しかけられて我を取り戻した】
……さ、左様ですか、わかりました、どうぞお持ちください
【割と唐突な話だったが、まあ今回の英雄の一人を無下にも出来ない】
【断る理由もなかった彼は、とりあえずOKサインを出した】
いやしかし……この海……どうも甲殻類や軟体生物が多いような……よくよく考えたらなんか気持ち悪いですな!
【――そして考えなくても良いことを考え、小野はなんか苦笑していたとか】
>>849
【……応えるものはいない】
【ただ虚しく、風が吹くのみだ】
【――いや、「カー」と、エルフェスに寄り添うように、一匹のカラスが舞い降りるだろう】
【何となくかわいげのある風に、小首を傾げるようなカラスの仕草は、「誰か」を彷彿とさせないでもないが……】
【やっぱり、本人は、どうやったって、もうここにはいない】
>>846>>849>>850
【今回の騒動について、公にされた情報はこうだ】
【周防海地区を荒らす海賊「荒覇吐水軍」を、自警団とヴェンツェル傭兵団が撃破した】
【しかし、傭兵団と海賊の実態は「一つの組織」であり、傭兵団は国からの給金を騙し取っていたことになる】
【いわゆるマッチポンプや自作自演に近い事件だった】
【正体を現した傭兵団は、カノッサの手先であり、今後も警戒を要するだろう――】
【――――と】
【実際、ヴェンツェルは危険な仕事の見返りとして、多大な報酬を受け取っていた】
【だが、本当に、金だけが、彼女の目当てだったのだろうか】
【カノッサの手先であるならば、「混沌」こそが目当てと見る手もあるだろうか】
【……いや、そもそも、もっとも疑問視するべきは……そうとも、あの『水先案内人』の存在では無かろうか】
【なぜ、どうして、なんのために、彼女は、洋上に立ったのか】
【疑惑は疑惑を呼ぶ】
【だが、それを一般大衆が知ることはかなわない】
【今はただ、海賊を打ち破った勇士達の胸だけに、彼女の絶望は、湛えられている――】
【なお、本来ヴェンツェル傭兵団から支払われる予定だった成功報酬は、なぜか「自警団本部」に置いてあったそうで】
【自警団の手により、きっちり、今回の協力者である三人へ、手渡された――】
- 852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 02:48:52.99 ID:0BE/XRsNo
- >>850
/っと、お疲れ様です! 改めてありがとうございましたー!
- 853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 02:59:31.75 ID:Xsfby7Mc0
- >>848
「そう、良かった。キサラギ、と、同じなら、多分、ウチ、も、臭くない
きっと、大丈夫、だと、思う」
【絶対正義を貫く小さな組織。全てを悪と決めつけたが故に、己が悪となって】
【似たもの同士の言葉には、「多分、そう」なんて言葉を返すのだろう】
【本当に、実に曖昧な】
「誰かに、言ったら、怒られちゃう、から、内緒
……ん……もう、ウチ、も、帰る」
【無感情とも思える「ばいばい」の言葉の後に、キラザキとは正反対の方へ足を運んで】
【互いの認識が出来なくなった距離。悲鳴も何も聞こえなくなった距離で、其れは起きて】
【今朝の新聞の一角。路地裏にてブロック状に刻まれた複数の遺体発見なんて記事が占領しているのだが――――】
【果たして、彼はその記事を目に留めただろうか】
【留まる事が無ければ、幸いな事。もし、仮にその記事が目に留まってしまえば――――?】
【其れは数時間前の出来事。果たして、何を想うだろうか】
/こんな感じでしょうか……?!
/お相手、有り難う御座いましたー!お休みなさいませですよ!
- 854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 03:00:13.83 ID:Wg4fEj+/o
- >>853
//お疲れ様でした!
- 855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 03:00:42.61 ID:EM/AWJ8ro
- >>851
「――敵はもうどっかに行った、またここに来るかは知らねェーが」
「ともかく一難は去った、ひとまず腰を休めて――いいんじゃあねェーかな」
「んじゃ、ありがたく貰ってくぜ――活きも良いしな」
「――そォー言われてみっと確かにそんな気がすんな、おかげで楽にイカ墨利用出来たがよォ」
「ったく、……捕まえる時にも吐いておいて、また吐けるとは元気な奴だ」
【OKサインを貰えた後は、船の側面に身体をもたれかけさせて――更に態度を悪くすれば】
【――なにやら色々ぶつぶつ呟きつつ】
【いつの間にかバケツを回収していた相棒がそれを抱えて隣に座る】
「とりあえず、着いたら起こしてくれや――」
【実を食べ終わった彼ら、相棒がバンチョーの体内にへと潜り姿を消せば】
【バンチョーはその眼を閉じ、到着を待つのだろう】
【――着いた後は、そのバケツを持って何処かへと去っていった】
【――――異世界からの迷い人は一体いつになったら戻れるのだろうか?】
/それではお疲れ様でしたー
- 856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 03:05:30.00 ID:0BE/XRsNo
- >>855
いやはや、ありがとうございます
今回、力を貸してくださった皆さんには頭が上がりませんな……
しかしイカを戦いに利用するとは恐れ入りました
拙者も……まだまだ精進がたりんようです
【ポリポリと、少々頭髪が薄くなっている頭を軽く掻き、小野はコキリ、と首を鳴らす】
……あ、では、陸に着くまで、ゆっくりとお休みください
【――かくしてボートはゆっくりと陸へ向かう】
【頭を失った海賊達は、各々悪事から足を洗い、いずれ一般市民に戻っていくのだろう】
【今はただ、静寂だけが、戦士達の癒しであった】
/お疲れ様でしたァ!
- 857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/17(日) 03:11:52.40 ID:XTMGkbEAO
- >>847
今度は避けるんだ
それとも、"避けるしかない"、のかなぁ?
【棒を用いての跳躍で回避を行なった相手を見て、何かを掴んだ様にニヤリと笑う】
【しかし、雷撃を喰らい、更に強引な攻撃を繰り出したせいで即座の回避へと移れない】
くっ……これ、やっば……!
【一際大きく、硬い打撃音が響いた】
【しかしその杖が打ったのは女の肩ではなく────】
「遅いと思ったら、こんなことになっていたのですか」
「面倒な方がいたのですね、これなら始めから僕も動くべきでしたね」
【そこにあったのは白衣の男の、影のようなものを纏った左腕】
【そして次の瞬間、右手に握ったメスを胸の高さ、一文字に振り抜いて】
「ここにいると危ないですから帰られた方がいいですよ?」
「この廃工場は『金属泥棒が証拠隠滅の為に放火して全焼』するんですから」
【言い終わると同時、工場の一角から炎が吹き出す】
【その隙をつき、女を担ぎ上げた白衣の男の右腕、そこにある二つの眼】
【二つの内、黒の眼から闇が滲み出して、二人の姿は消えていく】
【炎は見る間に広がっていき、数分も待たずに廃工場は炎に包まれるだろう】
【そしてあの死体も炎の中に───】
/少々強引感もありますがこれにて〆という事で……!
/お疲れ様でしたー
- 858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 03:20:13.77 ID:wHRVDZbvo
- >>851
……ち、お前はそういうヤツだったな
【明確な記憶としては無いがその言葉は意識的に零したモノだ】
【耐え難き、湧き上がる感情をぶつけるように壁を蹴る】
【その様は拗ねた子供のようでもあり】
うるさい……とっととご主人様のとこでも帰れ
【傍らのカラスを軽く小突いて面白くなさそうに鼻を鳴らす】
【彼女が寄越したカラスなのかこのカラスが自分でここに来たのか分からないが】
【まるで自分の扱いを心得てるようで、いいように自分が扱われているようでなんとも気に入らない】
【後日談になるが件の報酬をエルフェスは受け取らなかった】
【「自警団の運営とかに金がかかるだろ」とか「今度なんかあった時に負けるのも癪に障るだろ」などと理由をつけて】
【かの自警団に無理矢理置いていく、その行動の本当の理由は彼女達の思い通りになるのを嫌ってのこと】
【子供じみた抵抗だけど金を受け取る事に比べれば幾らか気分が良い、彼は感情を第一に優先する動物的な面もあるようだった】
/お疲れ様でした!
- 859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 03:27:14.53 ID:eDUfdMJvo
- >>857
なっ、新手ーー!?
【体勢の崩れた女を視認して、ダメージを確信した所で攻撃を男に阻まれ驚愕】
くっ…!!
【急に現れた新手に、思考が追いつかず、メスと能力による放火を自分への攻撃と思って咄嗟に防御行動を取る】
(放火?攻撃じゃない?背後に熱源?火を放った?)
(女の言っていた重要なこと?それが問題?)
(………ここに証拠が?)
【思考が追いつかず、去ってゆく二人を追う事すらできず】
くっ…火の手が回るのが早い……
このままでは私も丸焼きですね、仕方ありません、脱出を
『魔翌力付加・脚部→筋力』
【兎に角脱出を優先し、魔翌力で強化した脚力で工場を脱出する】
…………目撃者がいれば私が放火犯という事に、なりそうですね…やれやれ
【一度立ち止まって、燃え落ちる工場を背に気だるそうに呟くと、また何処かへと駆け抜けて行った】
/お疲れ様でした!拙いロールで時間をかけてしまい、申し訳ありませんでした!
- 860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 03:27:39.16 ID:0BE/XRsNo
- >>858
【――「カァー」――】
【こづかれたカラスは、或いは愉快そうに、或いは不満そうに……或いは――】
【――いや、或いは、などという可能性はそれこそ絶望的な邪推に過ぎない】
【ただカラスは、小さく鳴いた――それだけのことだ】
【それでも例えば、「Who Dares Wins(危険を冒す者が勝利する)」なんて、誰かさんの信条の吐露は、】
【エルフェスの心にも残っているだろうか】
【――カラスは、飛び立った】
【先の見えない闇へ、ただただ、闇雲に、脇目もふらず、飛び込んでいった】
【邪推ではない、本当の気持ち、というのは、得てして水先案内人の「思惑通り」――「灯台もと暗し」だ】
【――なお報酬の件は、もちろんエルフェス本人が強く言う以上、自警団も無理矢理渡すわけにも行かず】
【結局、エルフェスの言葉通り、自警団の資金の足しにされたそうな】
/お疲れ様でしたー!
- 861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 10:28:32.33 ID:OBLFHeE8o
- >>845
【豆の香ばしい香りが鼻腔をつく。】
【先刻までの慌しい喧騒から離れ、事務所の中には音が二つだけ】
【一つはセリーナの、どこか弱ったような、それでいてまだ芯を残している頼りない声。】
【そしてもう一つは森島の――京の、力強い肯定の声。】
――うん。京君の言うとおり・・・『当たり前』だった。
アタシさ――なんていうか、それをすっかり忘れちゃってて・・・
頼られなきゃ、とか・・・頼られたい、とか・・・そんなことばっかり、ずっとずっと、考えてたんだ。
・・・まだまだ、なんだろーね。はは・・・。
――さっきね、一人・・・メンバーがさ、抜けたんだ。
・・・何も言わないで出て行った彼に、「なんでもっと頼らないんだ!」――なんて、お説教しちゃってさ。
でも・・・それって、アタシのせいでもあったんだよね。
彼は・・・色々あって望まない形でこの組織の情報をカノッサに――渡してしまってて。
それを苦に思って、自分で此処を去ろうとしてたみたいで。
――多分さ、彼の方からソレを言い出すのって、無理に近いよね。
それなのに・・・傷ついた彼に・・・悦那に・・・アタシは、酷い事を言っちゃった。
【一旦、カップをカウンターへと置き、彼女は立ち上る湯気に、視線を下ろす。】
【その瞳には少しだけ、陰りが見えて――】
―――もっと、アタシこそ、彼を頼るべきだったんだよね。もっと――もっと、彼に・・・近寄っていればさ。
・・・教えてくれたかもしれない。気付いてあげられたかも知れない。
彼に責任があるわけじゃないんだ・・・リーダーとして、アタシは自分からもっと、彼に頼ってあげるべきだったんだ。
――京君の言う、アタシが助けられて、またアタシが助けて――っていう、そういう世界は
一方的な想いだけじゃ、成り立たないんだよね。
お互いがお互いを、必要としないといけないんだよね。
・・・勘違いしてたかもしれない。
【セシルの言葉――力を持たない弱者を、悪戯に庇護する事は――それこそが"悪"だという、あの言葉の意味を】
【セリーナは頭ではなく、心の方で――ようやく、本当にわかった気がした。】
【ただ助け、ただ助けられるだけの関係ではいけない――正義のヒーローは、神様ではないのだから。】
【面倒ごとを全て押し付けて、婆を引かせるだけの存在に――正義の組織が、そういう位置にいては、いけないのだろう。】
――ふふ。抱え込まないと、楽になるもんだね。
・・・ありがとう、京。
【――京君、ではなく――"京"と、そう呼び】
【セリーナは力強く――気恥ずかしそうに笑んだ京へと、自らも微笑を向けて。】
・・・と、ごめんね、あんまり面白くない長話を聞かせちゃって――・・・。
/ごめんなさい、落ちていました・・・。
- 862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 13:01:19.65 ID:RcwdWE9Mo
- >>861
【――、彼女の話を、黒色の水面を眺めつつ、聞き続ける】
【途中で遮ることは無く。ただ、首肯だけを偶に返して――】
…、…“僕達”は、それが分かるまでに凄く時間が掛かりました。
【……“僕達”と言うのは、何を指すのだろうか】
【――、若し、前回の邂逅の後、彼の身元を調べていれば】
【彼が、とある『組織』に所属していた人間だと、分かったかも知れないが――】
(―― 誰か、…、…いや。 皆で、『リーダー』を支えてあげないと、な。)
【どちらにせよ――、其処から先は、“彼の仕事”ではない】
【…、…無論、彼自身、人を助けることは吝かではない……と言うか、好きだが】
【そこまで、口を出すべきではない。 ――其処は、UT≠ナやらねば、「意味が無い」のだから】
いえ。―― どう致しまして。
僕に話す位で、セリーナさんが楽になったのなら、来た甲斐が有りました。
【柔らかな微笑を浮かべて――臆面も無く、クサい事を言ってのけると】
【…、…恐らくは歳下の癖に、右手をセリーナの頭に伸ばして、軽く撫でようとしながら】
【空になった珈琲カップを、「ごちそうさまでした」、と置いて、立ち上がり―― 】
- 863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 13:23:18.83 ID:Xsfby7Mc0
- 【珍しく人気の少ない公園。やっと蕾が出来はじめた櫻が所々に植えてあって、もう少ししたら其処はきっと見事なピンクに染められるのであろう】
【申し訳程度に備え付けられたベンチに座って、何やら談話している人物が二人】
【片方の表情を見る限り、余り楽しそうな内容とは思えないのだが――――】
【不機嫌な表情を浮かべる、白いドレスを纏った少女と、重々しい甲冑を身につけた人物】
『それでは、御前の働きに期待している』
「うっさいわね……そんな事あなたに今更言われ無くても分かっているわよ
悪人は潰して偽善者も全部葬る。それで良いでしょ」
『…………嗚呼、それさえ分かっていれば十分だ』
【一挙一動。その動作には鉄同士がぶつかる音がして】
【その音を聞くだけで、それ自体の重さを計り知れようが――――それを身につけた人物は、大した苦労も見せる事無く自然に動作を行っており】
【一度頷けば、ガシャンガシャンと音を鳴らしながら立ち去って行くのだろう】
【――――その途端、少女の口から出るのは不満。人気が無いことを良い事に、声量も大きくて】
「ばっっっっかみたい!!なにが『御前の働きに期待しているー』よ!
私が偽善者嫌いな事を知っていて言ってるのかしら!
あーもう……イライラしてくるわね……」
【側に置いていた空き缶が、触れた訳で無いのにグシャリと潰れて】
【――――その不満。声だけで無く表情でもこれでもかと言わんばかりに表されており】
【逆ハの字の眉は勿論の事、口までへの字に曲げられていて】
【人気の無い公園でブツブツと……と言うよりは、ガミガミとぼやくその姿は非常に異質である故に、近くを通りかかった者の興味を惹くことになろうか】
- 864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 13:54:23.88 ID:tEwVhXWKo
- >>863
ピッーーーガコン
【傍の自販機に黒いベンチコートを着た、黒髪一本結いの青年が立っている】
【まだ少し肌寒いとはいえもう春だ、流石に不自然なほどの厚着である】
春ですねぇ……あったかくなってきましたし……
【小さく呟きながらしゃがみ込み、落ちてきた飲み物を取り出すと】
……春ですねぇ
【騒いでいる少女をちらりと横目で見て、もう一度呟く】
もう少ししたらああいうのが沢山湧いて出るんでしょうか…
【聞こえよがしに言っているわけでは無いが、何分人が少ないので独り言は丸聞こえのはずだ】
/まだいらっしゃりますでしょうか?
- 865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 14:09:12.99 ID:Xsfby7Mc0
- >>864
「何様のつもりよ?!大体にして私の方が――――
其処!五月蠅い!」
【一人騒いでいても、耳の機能は存分に働かせていた様で】
【黙っていろと言わんばかりにズビシィ!!と指される人差し指】
【――――少しの間。早い早いホトトギスがホーホケキョ】
「何が春ですねよ……花粉は飛ぶし、暖かいか寒いかよく分かんない季節だし、嫌い嫌いの大ッ嫌いよ!
ああもう、あなたのせいで更にイライラしてきたわ……」
【三白眼。そのまま歩み寄れば、買ったばかりの其れをぶんどろうとするのだろう】
【もしそれが出来なかったら、忌々しそうに舌打ちを一つ聞かせて】
【……自販機を蹴ったって、吐き出すはずも無いのだが】
「それに何よその格好
暖かいのなら裸にでも褌にでもなれば良いでしょう
私の前でそんな格好になったら否応なしに殺すけど」
【暖かいと暑いは全く違うと誰か教えてあげよう】
【その手に飲み物が握られていたならば勝手に飲み始めて、無ければ未だに自販機を蹴り続けて】
【――――「文句でもあるの?」不機嫌な瞳がそう問いかけているようでも有り】
/居りまするよー
- 866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 14:25:07.18 ID:65GmKOpQo
- >>865
うわ、絡まれた!?
【少し頭の幸せな人と思って油断していたら絡まれてしまったため、当惑し】
【普段ならば奪われるはずの無い飲み物を奪い取られてしまう】
あー…すみませんでした、少々頭が春爛漫な方かと思っていて…私の独り言を理解できると思ってなかったんですよ…
【態度はものすごく丁寧で、本来なら飲み物を握っていた筈の右手は宙を彷徨い、寂しげに腿辺りへと引き返して行く】
【ただし、その言葉は非常に挑発的であり、少しからかいのような響きを持っている】
私は春、好きですけどね
何分櫻が好きなもので
それに夏物も冬物も無理をすれば着られるこの時期はとても楽しいと思いますよ?
【黒いベンチコートのわずかに空いた襟元からは昏い赤の燕尾服が覗いており、暖かいというよりも暑そうである】
【見ている人も暑くなってきそうな厚着、額には僅かながら汗も浮いている】
しかし流石にコートは暑すぎますね
冷たいコーヒーでも飲んで涼もうと思っていたのですが…
【脱げよ】
【ちなみに、奪い取られた飲み物はアイスなめコーヒー】
【缶を開ければ辺りにコーヒーの良い香りが漂い】
【口をつければヌルヌルとしたなめこのぬめりと、ゴロゴロとしたなめこ本体がコーヒーの香りと共に口腔の侵略を開始するだろう】
- 867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 14:31:37.10 ID:OBLFHeE8o
- >>862
(―――そっか、"僕達"って――。)
【このセリーナと言う女は確かに豪胆で、奔放で、ありのままに生きている人間ではあるが】
【それでも矢張り、現在は一つの組織を率いる存在――情報は何よりの武器となる事をよく知っている】
【酒と金に溺れているのかと思いきや、しっかりと森島の事は"あの日"から調べていて】
【いくつかの手がかりから彼が対機関連合――つまりは、かつての正義組織、"先輩"である事を理解していた。】
【だからこそ、今こうしてUTに来てくれている事はとても有り難く、そして同時に喜ばしい事であったのだろう。】
・・・時間がかかっても、理解できる事が重要だよ、京君。
アタシだって、きっと一人だったら気付けなかったと思う――京君がこうして、話してくれたおかげだよ。
・・・重ね重ね、感謝してるよ。
――――ん、。
【――多分、だが。】
【この女は滅多に、誰かに頭をなでられる事など、ないのであろう。】
【どちらかと言えば撫でる事の方が多いかもしれない――そういう性格をしていたし、そういう生き方をしてきた。】
【お姉さんぶってみたり、年上風を吹かせてみたり、女の癖にやたらと勢いがあったり。】
【――いつでも仲間を、先導するようなタイプだった。】
【だからきっと――こうして撫でられる事に、まだあまり、慣れていなくて。】
【彼の手がクセのあるショートブロンドへと伸ばされ、指が髪の毛を優しく、梳いたのなら】
【ほんの少し、目を細めて――直ぐに驚いたように丸くして、そして――】
・・・京君は、悪い子だね。あんまり年上をからかっちゃ、いけないんだぞ?
【――ふふ、と口元を緩ませ、笑った。】
【――嫌な気なんて、するわけがない。】
【こうして誰かに触れられる事も、なんだかとっても――気分が、良いじゃないか。なんて。】
【彼の手が離れるまで、大人しく頭を撫でられるその姿は――歳不相応に、子供のようで。】
【ごちそうさまでした、と言われると一瞬、つまらなそうに口を尖らせる。】
お粗末さまでした。
――コーヒーの御代は要らないよ、でも――アタシの"身体"の鑑賞料は、その内払ってもらうからねん♪
前も言ったけどアタシ、タダ働きだけは嫌いなんだ――っふふふ!
【――怪我を治してもらって、心配までしてもらって、愚痴も聞いてもらっておいてこの女ときたら――!!】
【しかし――これでわかるだろう、きっと彼女は――元気を取り戻した、と。】
【――にひひ、と何時もの様に悪戯ぽく笑うと、彼を見送る。】
【――最後に、「また、いつでも来てね」と――言葉を添えて。】
- 868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 14:39:36.15 ID:Xsfby7Mc0
- >>866
「何よそれ、どういう事か詳しく説明してみなさいよ
あなた、本当に噛み殺すわよ?」
【プルタブに指を掛ける――――訳でも無く】
【何らかの異能であろう。丁度上の部分だけが何かに囓り取られたかのように無くなっていて】
【まるで獣が噛んだかの様な跡。お世辞にも綺麗に囓り取ったとは言えない】
「汗を垂らしながら言われても別に感心はしないわ
――――中々美味しいわね、コレ」
【一体どんな味覚をしているのだろうか】
【常人ならば吐き出してしまうかも知れない其れに対しての感想が美味しい】
【腹に入ればみんな一緒な考えを持つ少女からすれば、もう味なんて二の次なのだろう】
「それよりも、あなたに聞きたい事が一つ
カノッサみたいな悪の組織やUNITEDTRIGGERみたいな正義組織に加入しているのかしら
答えを待つのももどかしいから、結論から言わせて貰えばその何れかに入っていたら今からあなたを殺しに掛かるわよ」
【最後のナメコを飲み下せば、横目を向けてそんな事を訊ねるのだろう】
【恐らく、その言葉は本気。然れど、騙すことだって可能であろう】
【別段警戒している様子も無い。――――寧ろ、周りに及ぶ被害を考えたら騙してしまうのが得策だろうか】
【赤い髪を持ち、白いドレスを纏った少女】
【その視線は飲み物のお陰か少し和らいでいて。さて――――果たしてどの様な答えを聞くことになるのか】
- 869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 14:58:38.32 ID:RcwdWE9Mo
- >>867
【「からかうって何ですか?」――と、不思議そうな顔】
【…、…取り敢えず、セリーナが元気になったのは、分かったのだろう】
【ほっと、安堵の笑みを零して。彼女の頭から、手を離し―― 】
――、…ぅっ。 …、…あ、あははは。
その、今度来る時は――、勘弁して貰えると、有難いです。
【――最後の、彼女の『からかい』に、声にならない呻き声を出して】
【それから、幾らか別れの言葉を告げて、その場を去って行くだろう――】
/それでは、この辺りで!お疲れ様でした!
- 870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 15:03:16.97 ID:65GmKOpQo
- >>868
いえ、ですからほら、春になると頭のおかしい人が湧くっていいますから
貴女もその類の人かと
【柔和な態度は崩さず、しかし言葉を選ばず】
【決して本人にそのつもりは無いのだが、挑発と受け取られることもあるだろう】
【そんな発言をしている中】
(あの開け方いいな…いつも最後のなめこが入り口に引っかかってイライラするんですよね)
(しかしあれは能力でしょうか、やたら荒っぽいですね)
(切り口を見る限り、獣か何かの噛み跡のようですね…先程の噛み[ピーーー]発言と関連しているのでしょうか?)
【と、思考を巡らせる】
それ、なめコーヒーって言うんですよ
美味しいですよね!
【勿論それを購入した彼もなめコーヒーの愛飲者】
【少女がなめコーヒーを飲み干して行く様を少し羨ましそうに見つめて】
悪の組織、ですか?
生憎と、そういった機関に所属する機会が無くって……
【その様子に嘘は無い】
【実際、彼は無所属であり組織ぐるみでの抗争とは無縁の人物である】
【が、しかし】
まぁ先日、その一員と思われる人物と交戦しましたが
【戦いの臭いを感じ取り、思わせぶりな発言をする】
【嘘は言っていないが、肝心の「自己防衛」であったという事実を伝えることもしない】
- 871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 15:16:55.10 ID:Xsfby7Mc0
- >>870
「…………そんなに死にたいの?
原型留めない位ぐちゃぐちゃにして欲しいなら今すぐにでもしてあげるけど?」
【握っていた缶が、グチャリと音を立てて潰れて】
【――――その際に、少女の異能を僅かに垣間見る事が出来ただろうか】
【掌が裂けて現れたのは一つの“口”。それが缶を噛めば、そのまま凹ませて、やがてはバラバラにして】
【フンと鼻を鳴らしてそのゴミを撒いた頃には、もうその口も消えている事だろう】
「何よその安直な名前。そのまんまじゃない
私だったらもっと別な名前にするわね。もっとこう……べ、別な名前よ」
【得意げに語ってはいたものの、浮かばなかったのかその先は出すこと無く】
【それでも得意げな表情が崩れないのは強者と思える。色々な意味で】
【しかし――――それも、男が答えを返す頃には真面目な表情へと変わっていて】
「別に、悪の組織だけの話じゃないわよ
正義の組織。偽善者も私からすればみんな一緒の“対象”
あなたがそのどれでも無いって言うなら、それでおしまい」
【十分な殺気を感じ取る事は出来ただろうか】
【無縁と知れば、その殺気も収まって再び不機嫌な表情を浮かべるのだが】
【続けられた言葉には、興味を示して】
「変人のあなたが交戦ね
どうせロクな理由も無く始まったんでしょう?」
【この少女も理由無くただ殺意を向けている様に思えるが――――】
【それは、実際本人に問わねば計れない事か】
【“交戦”の理由。訊ねるように首を傾げ】
- 872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [saga]:2013/03/17(日) 15:38:55.60 ID:65GmKOpQo
- >>871
死にたいと願う人ってのはそんなに多く無いと思うのですがね…
いやぁ物騒なものです
【少女の掌を視認して能力を目撃し、少し身構える】
【と同時に思考をまた動かし】
(あの口のようなものが噛んだんでしょうかね…間合は超接近から近接程度でしょうか?)
(威力は十分、さらに口ぶりや性格からして場慣れはしているようですね)
(命の奪り合いも経験済み….でしょうか?奪ったことはありそうですね)
(ま、戦闘に入った際は少なくとも簡単に隙を作れはしないでしょうね……)
【あくまでも冷静に戦力を分析して行く】
シンプルでいいじゃないですか、単純であるほど純粋に素敵だと思えますよ?
【シンプルとは程遠い味と食感の飲み物ではあったが】
【少女の殺気を受けてもその態度は崩さず、しかし油断や隙も存在はしていない】
そのような組織に所属はしていませんね、フリーランス、というやつでしょうか?
【違う】
【少女の殺意を受け流すように、この男から感じられる気は不気味なほどに穏やかで、しかしその裏で何かが沸き立つような気配もある】
ええ、まぁ禄でも無い理由でしたよ
公園で大声出して一人で怒り狂ってる、駅前の酔っ払いクラスの変な人に変人呼ばわりはされたくないですがね
【くすり、と笑う】
【その笑いと共に、穏やかだった気が少しだけ揺れ、隠されていた荒々しい気がほんの一部、姿を見せる】
【それは殺気ほど冷たく鋭いものではなく、闘気という表現が似合っていた】
争い事はあまり、好きでは無いのでね
【その言葉にはありありと好戦的な響きがあった】
【男は、少女の嫌う偽善者などではなく、また悪人とも違う】
【ただの戦闘狂(バトルマニア)なのであった】
- 873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 15:58:43.86 ID:Xsfby7Mc0
- >>872
「――――考えたって無駄よ
実際にやってみなきゃ分からない事だって沢山あるじゃない
もしかしたらあなたは私の力は掌限定と思って居るかもしれないし、いないかもしれない
……別に全てをさらけ出す気はないけれど、暇だから少し位は見せましょうか」
【言い終わったその刹那である。少女の首、そして顔が横に割れれば、其処には“歯”が並んでいて】
【筋組織が見えるわけでも無いその様子は現実離れしていて、それでいて人によっては気分が悪くなるのかも知れない】
【バケモノ。そんな名前が相応しいのだろうか】
【ガチンと一度かみ合わせれば、その異能を解除して】
【読心術を得ている訳でも無い――――ならば、それは経験によって“自分の力を考察しているであろう”という考えに辿り着いたのか】
「無所属……なら、別にどうでも良いわ
だけど、私達に楯突けば話は別。あなたもそこら辺の野晒しの死体の一つになって貰うから」
【興味が失せた訳では無い】
【ただ――――時間を気にした仕草から、何か事情でもあるのだろう】
【嫌味とも取れそうな言葉には「うっさい」の一言だけを返して】
「まるで“好きです”って言ってるような言葉ね
あなたが戦いが好きでも嫌いでも別にどうでもいいわ
私達の機嫌を損ねなければ、無用な怪我をせずに済む。それだけよ
じゃあね」
【不意に、少女の足下が盛り上がれば、そのまま少女を飲み込んでいって――――】
【消えてしまうその瞬間、ポイと投げ渡されたのは小銭】
【これで代わりのジュースでも買えと言いたかったのだろうか……それにしては、ちょっと足りなかったのはご愛敬】
/時間故にそろそろ失礼いたしまする……!
/お疲れ様でした―!
- 874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 16:00:24.22 ID:sW1IsQWuo
- 【風の国――“レナール”近郊調査隊作戦本部】
【背の高い幌馬車の上で、寝っ転がって空を仰ぐ】
【日と場所さえ違えれば日常の呑気な風景であるそれも】
【とある一か所へと吸い込まれるように流れていく雲と、どこか淀んでぬかるんだ風の感触】
【ヒトの不安を煽るようないつもと全く違う“風”の様子に、褐色肌の青年は顔をしかめた】
【突入本隊への支援と協力を目的とした、依頼側である風の国の現地情報収集隊】
【彼らに物資を運んできたらしき隊商の幌馬車が、やや外れたところに駐車している】
【動物では無く機械を使った推進力によって動くその車は、見た目にも頑丈でそこそこに目立っている様子で】
【金属張りの屋根に片膝を立てて寝転ぶ彼も、例によって目立っている】
【隊商の面々は各部署に物資を運んでいるものの、幌馬車で留守番している青年は顔見せの営業には参加せず】
【――不意に、ひょこっと寝そべっていた上体を起こした】
……なンだか、いい予感がしないなァ……
- 875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 16:33:48.78 ID:65GmKOpQo
- >>873
おっと……これはまたなんともグロテスクな……
【少女の能力を見て、予想よりも凶悪なものだったことを知って少々面食らっている様子】
とても…楽しそうですね
【内に秘めた闘気はそれを見るなり膨れ上がってゆく】
【穏やかだった気は見る見る荒れて行き、その表情も笑みに歪んで行く】
【完全にオラワクワクスッゾ状態である】
【自分の思考が読まれたことにはさして興味も示さず、ただ闘いの準備を始めようとした所で】
おや、用事ですか
お急ぎならば仕方ありませんね…
【交戦の意思が無いことを見ると、その気を鎮めていく】
【先程まで誰にでも噛みつきそうなほどに荒れていた気は元の穏やかさを取り戻し、表情も元に戻って行く】
ええ、無用な争いは避けるべきであり、流す必要の無い血は大切にすべきなんですよ
【少女の言葉への返答というよりも、まるで自分に言い聞かせるようにそう言い】
おや…
【消えゆく少女を見送って、投げられた小銭を拾い上げる】
女の人から何かをもらったのは始めてですね…
【少し嬉しそうに呟くと、小銭をポケットにしまい込み、踵を返し夕暮れの街へ消えて行った】
/お疲れ様でした!!長々と申し訳ありませんでした!!
- 876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 17:08:33.30 ID:TMztqX4Ao
- 【水の国にかかる大きな古びた鉄橋】
【水が多ければ、土地々々は離ればなれになる】
【それに応じて、繋ぐ橋もまた多い 幾つも、架け替えられながらつないでいく】
【その中の、海に近い河口にかけられた大型の鉄橋】
【サイズばかり大きいが、潮風で錆びている 今は使う人も少なくて】
【旧世代の遺物……撤去も面倒だし、あっても良い。くらいの扱いだ】
【その真ん中辺りに、男が一人、海を見ながら鉄橋の欄干にもたれていた】
【スーツ姿の男は、足元にアタッシェケースを置いている サングラスが明るい日差しを反射する】
【乗ってきた黒い大型二輪も日差しを熱そうに近くに止められていた】
俺は何でも屋じゃないってのに…仕方ないか
【頭を掻きながら、足元のアタッシェケースを拾い上げる】
- 877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [!red_res]:2013/03/17(日) 19:42:43.89 ID:ueMfccAio
- 【風の国、草原地帯に存在する交易都市レナール――その歴史は古い】
【国を吹き渡る爽やかな風、そして人の住みやすいステップは、得てして発展するものである】
【そして、そこには人も物も流入する。間口の広さは、そのまま良さに繋がっていたのだ】
【それが永遠に続けばどれほど良かったか。今、風の国の民が思うのはまさにそれ】
【イレギュラー≠フ存在は、『纏衣』に続き二度目であった】
【おそらく、首謀者はかの『ガイスト・ウォレン』。その老人が目撃された“らしい”のだ】
【“らしい”という理由は、黒い霧。元居た人も、調査隊も、蟻の一匹でさえそれに飲まれれば帰ってはこない】
【故に、伝聞でしかない。レナールを覆い尽くした不穏な霧について、頭を捻って畏怖することしか出来ないのだった】
【自然、風で流されないこの霧の調査を能力者へ依頼するという流れになる】
【しかし報酬金額の約束も無く、都市への潜入も各々の脚でという悪待遇――それでも尚集まるのは勇の士ばかり】
【―――彼らが霧に入って最初に遭遇するのは、グールやゾンビと形容される存在であった】
【その動きは明確に人を殺して喰うためのそれであり、調査隊のバッジが落ちているのはつまり、そういうことか】
【それを凌いで各所を巡ったところで、生者なんて見つからない。霧の中、暗くはないが視界が悪く】
【そこを蠢く存在はいずれもニンゲンの体をなさないバケモノばかりなのである】
【電柱と同化し手足に皮膜じみた翼を持つ異形、屋根の上に転がる目の付いた肉塊】
【薄霧の向こうを歩く、身の丈が5mにもなろうかという異人や、壁に頭を打ち付け続ける死体】
【それらを食する上位の怪物や、巨大な深海魚じみて醜い、ただ其処に在るだけの異物、などなど―――】
【―――形容するのなら、それはまさに地獄であった。誰一人として、そこで救われるものはない】
【蜘蛛の糸かと思ってつかむのは、或いは捕食者の巧妙な罠であるという可能性すら浮上する】
【ただし、機関員ばかりはこれに当てはまらない。その地獄を創りだしたのが、六罪王であるが為だ】
【彼が生み出した黒い霧は吸引した生物の尽くをこれらの、或いはまた違った何かに変貌させたのである】
【例外は後から入ったモノ、そして先に述べたとおり機関員。言ってしまえば、罠であった】
【外には害意を及ぼさない霧。出入りは自由。しかしうちに広がるは現世の地獄、吐き気を催す負の巣窟】
【街を歩けば誰しも思うだろうことは、『最早復興など』という一念か、それとも―――。】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【老人が魔書を片手に陣取るのは交易の、そして街の中心であった広場である】
【無数の道が此処に繋がり、流れていく。中央には石像があったのだろうか、砕けた岩が転がっていて】
【今、石像の在った台座には1つの黒い箱が置かれていた。恐らくはコレが霧の元凶か―――】
地の獄より湧き出て 清き現世を濁し給え 其の贄は人の負なり 呪いの一念なり
我が願いを聞き届け いざや此方を彼方に 我が願いを聞き届け いざや彼方を地の獄に
【―――否。その現況は、低く重々しい声で詠唱を続ける老人に他ならない】
【彼は台座の下に居た。広場には巨大な魔法陣が血液で描かれていて、台座を強固に守護しており】
【故に箱を害することは出来ないけども、老人は何処から見ても隙ばかりが目立っていた】
【それが意図したものなのか、余程詠唱が大事なのか、果たしてどのような理由で身を危険に晒しているのかは分からない】
【ただ言えるのは、これが絶好のチャンスであるということ。もし誰かが彼を見つければ、先制の一撃は確実に′められる】
【細かいことは最早言うまい。そればかりは事実だと伝えてしまえば、後はどうなるかなど予測できないのが地獄であって――――。】
/The second tragedy≠ヘこちらの投下文を以て開始となります、悪側の方は投下をお願いします
/またGet back the BB≠フ開始文は別にありますので、そちらも確認出来次第、正義側の方から投下をお願いします。
/最後になりましたが、VSガイストのお二人はこちらにレスをお願い致します
/カズネの方、ナウファルの方、本日はよろしくお願いしますねー!
- 878 :!蒼_res [saga]:2013/03/17(日) 19:45:05.80 ID:OBLFHeE8o
- 【――――――風が吹いた。】
【一陣の風が"店"の周りを大きく吹き荒れ、その異様な雰囲気を露にする。】
【静かだった"店内"に幾つ物警告音が発せられ、電気は非常照明へと移り、】
【"地下"に位置する"基地"の内部で、巨大な機械の駆動音が、警告灯とシンクロしていた。】
――うん、分かった――レーダーでも感知したよ、見間違いじゃない。
来たんだね、やっぱり――大丈夫、落ち着いてるよ。
ちょっと前まで気が立ってたんだけど――ふふ、もう平気だから。
【無線によりどこかと会話をする女は――変わった格好をしていた。】
【――土埃により汚れた白いシャツ、首元に赤いスカーフ、褪せた土気色のベストで豊満な肢体を包み】
【長い足をブーツ・カットのダメージジーンズで覆い、その先には年季の入ったウェスタン・ブーツを身に着けて】
【頭部には特徴的な古いテンガロン・ハット、その奥にブルーとも、翡翠とも取れるような神秘的な輝きの瞳を宿し】
【――有体に言えば、西部劇のにでも出て来そうな"ガンマン"――カウ・ガールのような風貌の女性だ。】
【時代錯誤な格好の彼女――セリーナ・ザ・"キッド"は手に握っていた"W−Phone"をベストの内側へとしまい】
【代わりにその両腕に二対の"棒"を、握り締めた。】
【――瞬間、唸る機械音――警告音声にも負けない程に鋭く、重いそれは】
【紛れもなく"自動二輪"のエンジン音であって――】
【スロットルを捻り、ブォン、と一度、二度――エンジンを過熱させていく。】
【握り締めた"棒"――ハンドルから、動力が熱と振動を身体の芯へと伝えた。】
【自身のトルクを全開にするその灼熱の瞬間を今か、今かと恋焦がれるように――。】
――よっし!好調好調♪エンジンに異常はナシ、っと。
さて、作戦概要を説明するよ!ちゃちゃっと済ませるからよく聞いてね!
今からカノッサの連中が此処に攻撃を仕掛けてくる――恐らくだけど、事務所はもたない。
だから地下基地は閉鎖して、事務所が焼かれても"存在"がばれないようにエレベーターごと封鎖するよ!
まあ、地価の存在を知るには瓦礫を全部どけないといけないし、エレベーター封鎖しちゃえばまずバレないだろうから安心して!
けど流石に基地に篭ってたら"怪しまれる"でしょ?事務所にいないんならどこに逃げたのか、って――
そうなると一帯をくまなく捜索されて、地下の基地まで攻撃されてしまうかもしれない。だから――
だからそうなる前に、こっちから姿を――"見せてやろう"。
――みんなの目の前にあるのはサイドカー付のバイク数台と、大型の車両が数台!
揃えるのに苦労したんだよー、まあ中古品だから性能は保証できないけどね!
ともかく、彼ら――"カノッサ"の目的はここにいる捕虜の"ベイゼ・ベゲンプフェン"を奪還すること。
大人しく返してあげても良いけど、それでもどうせ攻撃されるのは一緒――なにより、彼女は強力な機関の戦力。
まだ聞きたい事もあるし、出来れば開放したく、ない。
だから今から、攻撃が始まる寸前――基地を閉鎖して、ここから一斉に飛び出します!!
もちろん、バイクならサイドカーに、車なら後部座席にベイゼを乗せて、ね。
誰がベイゼを鹵獲しているのか分からない状況にしてやって、カノッサの攻撃を拠点から逸らす――つまるところ
ここから皆には、ちょいと危ないカーチェイスに付き合ってもらう事になる。
/続きます!
- 879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 19:46:32.00 ID:OBLFHeE8o
-
【非常灯から通常電源に切り替わり、広い"車庫"の内部に幾つ物"車両"が並んでいるだろう】
【セリーナはその内の一つ、1200cc程のドラッグ・レース用大型バイクに"サイドカー"を取り付けた】
【非常にゴツいアメリカン・スタイルな車両に跨っており――いつものベストの上から】
【ライダース用の合皮ジャケットを羽織、グラマーなラインを際立たせて】
――アタシ達ってさ、いっつも"やられて"ばっかりでしょう?
後手、後手に回ってばっかりで――こっちから吹っかける事は一度も無い。
・・・それじゃ、何のための"組織"なのか――って、そう思わないかな。
UNITED TRIGGERはね、アタシのイメージでは――象徴<シンボル>なんだ。
タダの戦力じゃない、ただの組織じゃない・・・カノッサが簡単にあちこち攻撃できないように
拳を振り上げて「やったらタダじゃ済まさないよ」って――そういう牽制をかける為の、象徴。
戦えない人達に代わってアタシ達が戦う――それに。
舐められッ放しっていうのはなんていうかさ―――性に合わないんだ、アタシの!!
・・・一泡吹かせてやろう、みんなの力で。
そうそう簡単に――アタシ達を倒せると思うなよ、ってね。
【エレベーターが閉鎖され、強固なロックがかかり――裏口へと繋がる通路が、完全に"通路"と化した音が響く。】
【一見しただけではこれが昇降機であるとはなかなかわからないであろう、カモフラージュ】
【しかし悦那の情報が地下の場所まで漏れていたのならば――いや、そこまで悲観するのはよそう。】
【セリーナは迷いを断ち切るように、ハーフフェイスのヘルメットを被り、ゴーグルを装着する。】
【再びエンジンを吹かし、爆音を響かせる――ッ!!】
――ベイゼはイライザに任せてあるッ!バレないように上手い事逃げてね!
もし追っ手を"撒けない"ようなら・・・最悪、ベイゼは開放しても良いから!
ともかく、この襲撃で誰一人――欠けない事!それがアタシ達に出来る抵抗だ!!
・・・頼んだよ、イライザ。
集合地点は連絡したとおり、地の国の小さな酒場――さあ、準備は良いかい!
―――UNITED TRIGGER!!出撃だッ!!
【風の国――UNITED TRIGGER事務所】
【奥の倉庫から、幾台物エンジン音が木霊する――それは反撃の狼煙。】
【さあ、カノッサ機関よ――始めよう。】
【―――ここに吹くは正義の風。疾風はやがて雷光となり――】
【稲妻のような速度で、車庫の壁を突き破り――全方向に、一斉に、放たれる。】
【―――カー・チェイスの行方は――神にすらも、分からず。】
/投下は以上と成ります!なんか青文字にしようとして間違えて名前欄に入れちゃった!締まらないね!
ではGet back BBにご参加の方は此方へ!!よろしくおねがいしまっする!!
- 880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 19:48:30.25 ID:Kwc2P+hto
- 【夕焼けを飲み込む夜空が宵闇の名を冠する頃、慟哭のような風が吹きぬけた】
【仄かに金色の混じったプラチナブロンドの長い髪、大きなマリンブルーの瞳】
【透き通るような素肌に女性としてはやや小柄で華奢な体躯、それでいて膨らんだ大きな胸】
【ゴシック調の紅いミニシルクハットと同じくゴシック調の白いブラウス、首元には紅のリボンタイ】
【紅いチェックのミニスカートの上から黒いコルセットで細いウェストを締め上げ】
【編み上げブーツに黒いニーソックスの雪のように儚い印象の少女が一人現れる】
【銀の十字架のロザリオを首につけて、その先端は膨らんだ胸元に乗って】
【スカートの下から伸びて、ふりふりと揺れるのは猫を模したやや長めの尻尾】
ん……久しぶり……なの――――運転、大丈夫……かな
……大丈夫、だよね……少しぐらい、危なくて、も……
もっと大切なもの、守らなくちゃいけないから……
いくよRaumKrankheit=c…それと
――――SR-71
【――――――――SR-71#゙女が名づけた、彼女の愛車の名前】
【世界最速の異名を持つ漆黒の鳥、天空を駆ける、世界には早すぎた代物】
【羽ばたくその姿の勇姿は、きっと誰にも辿られない透明色の翼で】
【月光が突き刺す、黒塗りのボディ、夜から切り裂かれる、そのボディの片鱗】
【メルセデス=\―――その最高傑作ベンツ℃ス黒の車体が月下に揺らめいた】
【地上へと射止める首輪と繋ぎとめる鳥籠、そこから解き放たれたなら】
【乗り込む少女の手に握られる長き銃身RaumKrankheit≠フ溜息のような銃身】
【彼女の握る狙撃銃を、彼女は助手席に置いて、彼女の膝へもちょこんと乗せた】
【少女が乗るには大きすぎる運転席、ハンドルへと置く両手は、小さすぎるみたいに】
【アクセルを踏みしめるエンジンが響かせる音律が、夜の波間に誘われて】
【轟音と呼ぶには静か過ぎる夜、後部座席の捕虜≠ヨと、果てない逡巡を傾けて】
【やがて消える前の、漣に向ける感情が、果てたならばきっとそれで十分のよう】
【ハイウェイに引く一本の線、筆先が撫でるコンクリートの感触は】
【抱きしめて、その先――――涙に濡れた、そして乾いた、純粋色が如く】
【冷たき線路に四辻の旋律が、バラバラの破音のように響き渡る――――】
/ソニアです、ブラックハートの方宜しくですー
- 881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 20:01:44.23 ID:Sc7aY8ar0
- >>880
【――――今宵、周辺の幹線道路全てが、戦場となる】
「……反応が、出たか……! よし、貴様は目標Bを追跡・攻撃するんじゃよ……!?
恐らく、奴等は数で捲いて来るつもりじゃ……! 外れだとしても、貴様が殺せばよい……! それで、奴等の戦力は落ちるじゃろうからなぁ……!」
分かってる……! ベイゼじゃなかったら、全部殺しゃあ良いんだろう!? ……当たりだったら、ベイゼは巻き込まない様に、工夫がいるだろうけどさ……
「そうじゃな……!」
【――――上空から、バラバラバラバラ……と、ヘリのローター音が響いてくる】
【上を見上げたならば、そこには――――1機の輸送ヘリが旋回しているのが見えるだろう】
――――よし、準備は完了さ……!
「……急ごしらえで悪いがの、そのバイクは問題ないはずじゃよ……? しっかり『仕事』せいよぉ……?」
……今さら、言われるまでもないねぇ……! 久しぶりに左腕も『手』なんだ……! やってやろうじゃないのさ……!
【そのヘリの運搬部分が開き、何かが飛び出してくる】
【ぐんぐん落下してくるそれは――――1台のバイクだった。頭上50mほどで、パラシュートを展開し、落下の勢いを殺す】
【そして10mほどで、そのパラシュートを再度、切り離した】
ぐぅっ……!!
…………っは、男だったら、こんな真似は出来ないだろうねぇ……!
【様々な仕掛けが施してあるらしい重バイクが、荒々しく着地する。そのバイクに乗りこんでいたのは】
【銀色のウェーブがかったロングヘアーに、黒のライダースーツで全身を固めた、目元をサングラスで隠す、毒々しい赤い口紅が印象的な女性】
【その細い首筋には、『Canossa 616』と刻み込まれたプレートのついた、金属製の首輪がはめ込まれている】
【荒々しい着地に一瞬歯を食いしばるも、サングラスをかけたその顔を、グッと前方へと持ちあげる】
……ベイゼ……今行くよ…………あたしが、必ず助け出してやる……!
そん時ぁ、さ……好きなだけ、やり合おうじゃないのさ……!
【奪還目標――――かつて垣間見た≪No.3≫の姿を思い起こしながら、≪No.616≫――――ブラックハートは、アクセルを全開させる】
【他者を害する為だけに戦い続けてきたサイボーグによる、捕虜奪還行動が開始される】
――――『ビームガトリング』、『ワスプランチャー』展開……!
さあぁ、行くぜ……ぇぇ……!!
【ブラックハートの背中から、射撃用の兵装が展開され、バイクと合わせてさながら1個の機動兵器の様相を呈する】
【遥か前方に捉えた、黒の車体の車を追いかけ、悪魔の兵器が追走する】
/ブラックハートです。今日はよろしくお願いしますー!
- 882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 20:04:06.03 ID:iV/89pfFo
- 【──風が吹いていた。それは決して霧を晴らすことのないもの】
【しかしそれは吹き続けていた。まるで誰かを誘うように、あるいは誰かの存在を知らせるように】
【霧という暗闇の中で迷う者を導くその風に誘われれば、貴方は見るだろう、屋根の上に立つ少年を】
【月光に照らされることのない地上を見下ろすアルフォンス=ヴェントを】
【彼は15歳前後の風貌──160前後の身長、幼さの残る顔立ち、細身の躰──だ】
【魔術師としては標準的なローブに身を包み、すっぽりと被ったフードの隙間に金色の髪が見える】
【右腕の腕輪はトパーズで飾られていて、黄金色の輝きを放っている】
【彼は微笑んでいた。彼の足元に蠢く憎悪と汚物を悪魔が混ぜ込んだような地獄を眺めながら】
【風は彼の周囲に吹き付けていた。まるで意思を持ち彼に付き従う下僕のように】
【彼は一見すれば無害な少年だが──その暗闇を湛える瞳がそうではないことを物語っていた】
──素晴らしい。感嘆したとしか形容しようがない
一体誰が、何を見ればこのような発想が浮かぶのだろうか……?
そして何よりも、あの邂逅の直後にこの状況。これは我が精霊からの啓示としか思えない!!
【空に向かって彼は大きく両腕を広げ天を仰いだ。祝福を受ける聖者がそうするように】
【冥界、地獄、惨状。ありとあらゆる形容の言葉がそれでも足りないほどの状況を見下ろして】
【そうする彼は悪魔信仰者か何かを彷彿とさせる。彼は明らかに──ただの少年ではなかった】
【眼下に広がる光景を称賛する彼の元に一人の──いや、一体の異形が這い上がってきた】
【彼はそれに気が付き、そして目にした。元人間であったその怪物を】
【アルフォンス=ヴェントはそれを、風の刃で真っ二つに切り裂いた】
いけませんね。貴方がたには地獄を満喫して頂かなくては
これも全ては汚物に目を伏せ、耳を塞いできた結果だと知りなさい
ですが悪くはないでしょう? 貴方たちの下らない人生の幕引きにしては盛大だ!!
【アルフォンスは大声で叫び、そして笑い声をあげた。この汚染されつくした街に響き渡るほどに】
【彼にとって最早全ての異形たちは“モノ”だった。命などではなく】
【何よりも、彼は善良と呼ばれる市民たちを憎悪していた──】
/遅くなりました!
/アルフォンスです。ラビの人、よろしくお願いします!
- 883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 20:04:40.61 ID:4cbiSuaoo
- 【レナール 商店街】
【交易都市として栄えたこの地の商店街。常ならば人々が絶え間なく行き交う、活気あふれた地のはずが】
【今は、見る影もなく荒れ果てていた。街道の左右に広がる店は破壊され、店先に並んでいたであろう商品が地面に散らばっている】
【さらには、街は数メートル先も見通せるか怪しいほどの、濃霧に包まれていた。この惨状も、思うようには見渡せないだろう】
【建物の中からは、何かの破壊音やうめき声のようなものが断続している。いったい、ここで何が起きているのか。哀れな犠牲者たちは知る間もないことだろう】
【その街道の中央に、身長2メートルを超えているであろう、大男がいた。薄汚れた灰色の作業着の上に黒いラバー地のエプロン、足には黒いゴム長靴】
【角ばった顔つきに、短めの黒髪のその大男は、黒い瞳でゆっくりと商店街を睥睨する】
(私が言うのもなんだが、ひどいものだな……先の襲撃から立ち直り始めたところだろうに、この街もいよいよおしまいか)
(ガイスト・ウォレン……まさしく、悪魔の所業だ。このバケモノのことといい、いやな趣味をしている。『奸ギツネ』めが)
(……しかし、これはチャンスだ。この濃霧と異形の中なら……紛れ込ませられる)
(改めて、感謝しよう、月彗さん。あなたの情報のおかげで、この機会を得たのだ)
【大男の首筋が、かすかにうごめいた。と思うと首の両側に、何かが浮き出てくる。顔だ。人間の顔。目と鼻と口。それが大男の首筋の両側に、二つ浮き上がっている】
【すると、その顔が浮き出た部位の肉が見る間に盛り上がっていく。膨張し、伸び、それらはなんと異様なことか、人間の姿を形作っていく】
【首から、肉が落ちた。それらは、人の形をとった、肉だった。しばらくびくびくと痙攣していたが、やがて立ち上がる】
【肉の人形。そうとでもいうべきか。筋肉がむき出しになったような赤い身体に、生みの親と同じく、鋭い牙と長い舌を覗かせる裂けた口、飛び出さんばかりに大きな眼球】
【普段ならば、とても街中で出せるような代物ではないが、この場に限っては、むしろ溶け込むことができるだろう】
【二体の肉人形は、大男に近寄り、ひざまずく。大男は肉人形の頭部に、それぞれカメラを取り付けた。この濃霧の中にあっても、鮮明に映像を記録できる代物。機関の技術の恩恵だ】
頼んだぞ、『人面瘡』ども。命令は一つ。『ガイスト・ウォレンの動向を、逃さず撮影しろ』。
【大男の命を受けた分身体、二体の『人面瘡』たちは、頭部にしっかりと取り付けられたカメラを作動させると、濃霧の中へと、四つん這いで走り去って行った。先ほどの異形のように】
【分身体を見送ると、大男は街道へと向き直る。霧に包まれたレナールの街を、再びねめつける】
さて……任務のほうもきっちりとこなさなければな
【大男は、エプロンの内側から大きな肉切り包丁を取り出す。現れるであろう、正義の使徒に相対するために】
/悪側、カニバディールです。ラッシュの方、ライラの方、よろしくお願いいたします!
- 884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 20:10:49.11 ID:Wx4nLwtGo
- >>879
【高潔なる志を備えし正義の徒達】
【防衛を余儀なくされる事の多い正義陣営にとって異例とも言える作戦】
【火蓋を切られ、街に疾駆していく数多の影】
【其れを追いしは――闇に生きしカノッサの刺客達であった】
【UNITED TRIGGERがリーダー・セリーナ】
【爆音轟かせるバイクの背を追うようにして後方に】
【地面を爆散させるような音が鳴り響いた】
【次いで鳴らされるは甲高い何かの"動物"の鳴き声と――】
――UNITED TRIGGERが首領!
セリーナ・ザ・"キッド"殿とお見受けした!!
【――嗄れた調子の女の声であった】
【近くであれば鼓膜を破られかねないほどの剛声を轟かせ】
【セリーナの名を呼ぶその存在を、振り返れば確認することも容易であろうか】
【130cm前後の小柄な体躯に、緑の肌】
【ギョロリとした大きな眼と尖った長い耳を持ち】
【羽飾りがついた茶色の皮兜から、亜麻色の長髪を靡かせた女"ゴブリン"】
【手には突撃槍、腰に二本のダガー、腕に蔦のようなものを巻きつけており】
【胸には動物の革で作られた鎧を纏っている】
【だが、先ほど鳴らされた"動物の声"は女ゴブリンとか似ても似つかない】
【その正体は、ゴブリンの下を見れば判明するだろう】
【それは純白の肌をした体高3.5m程の馬】
【発達した強靭な四肢と硬い蹄で地面を駆っていた】
【銀の装甲を四肢と額に装着しており、額の装甲には剣のような金属が取り付けられている】
【金色の瞳には確かな知性を匂わせる光が点り】
【動物とは思えない、賢人の如き静謐な気配を漂わせながら前方を見据えている】
【この女ゴブリンは"騎士"――動物を騎乗する古き兵種が一つであった】
我が名はガガルル・レシフィード!
誉れ高き女王陛下メルルの臣下にしてカノッサの騎士である!!
我らがカノッサの意志により、戦士ベイゼの奪還に参った!!
カノッサの騎士として!!貴殿に死合いを申し込む!!
【女ゴブリン――ガガルルは、時代錯誤な口上を張り上げ】
【尋常ならざる速度で騎馬を駆り、無骨な突撃槍を片手で構え穂先を突きつけて】
行くぞ"フウイヌム"!!
我が愛しき友の力は鉄の馬などには劣らぬことを!!彼の高名な戦士の眼に焼き付けるのだ!!
【応えるように甲高く鳴く馬――"フウイヌム"】
【其の足には白銀色の魔翌力が篭り、馬という種を越えた異常な速度を生み出していく】
【馬でバイクを追うという馬鹿げた光景】
【しかしながらそれを実現可能とするであろう力を、この騎士から感じることが出来るだろうか】
/セリーナの方よろしくお願いします!
- 885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 20:12:22.32 ID:Kwc2P+hto
- >>881
【光が後方へと流れていく、舗装された道路、彼女のSR-71≠ヘすぐさま高速道路へと乗り込んだ】
【他に誰もいない道路の中央へと乗り入れたなら、アクセルを全開にし、その速度を上昇させる】
【真っ暗闇の中、ヘッドライトだけを頼りに、そのまま真っ直ぐ進むのだろう】
音――……これは……ヘリ――――!!
おいで……Broken Glass Syndrome
【彼女の車体の右手側、空中へと出現する大きな姿見、彼女の直ぐ側に縦で浮翌遊するそれ】
【バックミラーを覗き込む彼女、出現させた姿見と視界をリンクさせたなら、姿見の映す景色を、そこで辿ることが可能になる】
【上空を旋回する一台のヘリと、そこから落ちてくる人影】
【正気の沙汰ではない、と思った、生身の人間ならば、それだけでショック死しそうなほどの無茶=z
【きっとそれを為すのは、とてつもないバカ≠ゥ――――或いは】
【それができるだけの力を持った強者≠セけ】
(距離は開いてる……かな……)
【サイドミラーをチラリと覗き込んだなら、点のような姿が見えた】
【通常ならば車≠ニバイク=\―――その馬力の差は明らかと言えよう】
【だからこそ、念には念を、彼女は強くアクセルを踏み込む力を入れた】
【加速を始めるSR-71″浮揺らす漆黒が、その身を震わせたなら】
【轟音が刻まれた、後方の貴方にも伝わるであろう、その破壊音にも似た凄まじい音が】
【負荷が彼女にかかる、後方へと押し付けられて、僅かに表情を崩した】
- 886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 20:14:02.09 ID:zZgw9pqd0
- 【――どこかの山の中。忘れ去られた場所。白蛇の社】
【どれだけたくさんのひとに尋ねても、この場所を明確に知る者など無く、】
【どれだけたくさんの本を読み耽っても、この場所を明確に記した物など無く、】
【調べれば調べるほど、この場所に関することなんて、世界は覚えていなかった】
【それなのに。この狭い狭い神域、張り巡らされているのはひとを寄せ付けないための魔術式】
【三日月の明かりみたいに蒼白く紡いだなら、どんな手段で訪れようと一度は拒絶されるけれど】
【(魔術に長けるわけでもない、ひどく弱った白蛇のそれに。迷わされるなんて――)】
【――踏み入ったなら。或いは、座標を間違えたとも思うだろうか、何もかもが違いすぎた】
【皮膚に染み入って侵すような空気はどこまでも害意を湛えて重く、ここが水中だと錯覚させるよう】
【どこかからかひしひし注がれる視線はどこまでも鋭く、冷たく、その源流を辿らせないまま】
【吹き抜ける風がぴゅうと鳴いて、空っぽの地面から僅かの砂埃を抱き上げて、空へと連れて行く】
【罅割れた地面はたった一滴の水すら持たず、枯れた草を踏みつけたなら、かさりと鳴るだけ】
【たくさんの葉を花を抱きしめていたはずの木々はすっかりと枯れ果てて――あの桜なんて、折れてすらいた】
【最後に訪れてからどれだけの時間が経っただろうか。手繰ったとて、この有様に至るには、早すぎる気がした】
【(だって、たったひとつの命すら、この場所にはないのだから)】
【それでも変わらないもの――ちいさく造られた石の社は、あの日のまま、そこにあって】
【座ることすら出来ないかのように地面に臥した身体の白さも、長たらしい髪の黒さも、或いはあの日のまま】
【両の耳をぎゅっと塞いだ両手と、浅く早く繰り返される呼吸の動きだけが、毀れてないことを示していて、】
【――早く退いてと、そこは私の場所と、鈴色の声が、ひっきりなしに響いていた】
【そっと口を寄せるのはふさがれた耳の傍らで、居なくなれと紡ぐのは、臥した黒色とまるで同じ声音】
【雪色の髪も、血色の瞳も、その総てが薄らと透けていて――来訪者に気付いたなら、何もかも同じ顔が、振り向くのだろうか】
【声を掛けたとしても返事はない。音もなく立ち上がったなら、枯木の向こう側に駆けて行く――まるで、だれか、呼びに行くみたいに】
【残されたのは、地面で臥したままの彼女と――さて、誰だろうか】
- 887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 20:14:07.98 ID:VciDs2Poo
- 【風地国境を少し越えた、往来もまばらな道路】
【黒く塗られた軍用のサイドカー付きバイクが、そこを春の闇の中を縫うように駆け抜けていた】
【自警団の兵員輸送車と同様であるそれは、見た目こそ古臭いが幾分かの近代化改修が施されており】
【そして、側車側には完全に蓋がされ――乗員が何者かは分からないようになっている】
【――その三輪が輸送しているのは、三人】
「……御一行様、近いな。越境審査は今までにないほど手早く済ませたつもりだったのに」
【ひとり。22歳で両親を相次いで失い、父の生業であった探偵業を受け継いだ、アダレード・マスグレイヴ】
【音≠ノ特化した能力者で、今回の戦闘では操縦士と索敵役を務める者】
【ヘルメットに隠されて容貌は分からないが、服装は実務的なジャケット。声からも硬い人物と思われた】
良いじゃない、ビクビクしながら逃げるより正面から完膚なきまでにぶっ飛ばしちゃおうよ。
荒れる風を突き抜け切り抜け、台風の目に乗るみたいなもんさ……。
【ひとり。UNITED TRIGGERの構成員である妖精≠フ先祖返り、イライザ・エインセル】
【両手に携えた長剣と円盾を構える姿と、その口ぶりは勇ましい】
【尤も身長150cmのドレスを着た少女、という要素に、全部食われてしまっているが――】
【そして最後。捕虜――真のベイゼ・ベケンプフェンが、眠りたるままに側車の中に隠れていた】
「簡単に言ってくれるが、物事は悪い方に考えた方が捗るぞ?
……そら、早い。多分あっちからはこっちがもう見えているはずだ」
【先刻UT事務所を発した4台のバイクの1台、この『ザントフォールト号』は、先程から何者かに狙われている】
【考えるまでもなく機関員だろう。何度か敢えて不便な道を選んだにも関わらず、追われているのだ】
【そして敵は既に近い。アダレードの忠告を受けて、イライザは体ごと後ろへ振り向いた】
【それと同時、ギリ、と最大まで入れられるギア。交通規制に唾を吐く準備】
【ルール無用の路上戦が、今此処に開幕しようとしていた――――】
/イライザ(+α)です、ノーグさん一行の方よろしくお願いします!
- 888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 20:16:21.66 ID:EM/AWJ8ro
- 【交易都市レナール】
【多くのモノにとっては紛れもない地獄であるこの黒霧――】
【――しかし、この霧に対して歓喜の声を上げる……異質なモノが居た】
【ここはとある通り――両手には店が立ち並んでいるが、それらに居るのは異型の者共】
【車幅は20mだろうか――車道の脇には、歩道が有りそして街路樹が数メートル単位の等間隔で立ち並ぶ】
【ベンチや公衆電話といった公共物もちらほら見られる】
ヒャ……ヒャハハハハハァァアアハハッハーーーッ!!
な、なァーんて素ん晴らしィィイイーーーッ空間なんだァァアアーーッ!!!
うゥーん、こォの霧を作った奴はベテアドットの次くれェに素晴らしい! 断言してやるッ!
なァんなら親友以上の関係になアっても良ィいぞォォオオ
…………うゥへへへへへへへへへへへへ
【それは全身真っ黒な毛に覆われている奥二重でコワモテ、エルフ耳で2mの身長の悪魔だ】
【頭部には二本の鋭く禍々しい赤い角を持っている】
【黒い白目と血の様に真っ赤な虹彩を持ち、首にはマフラーの様な長い紫色の毛を持ち、他にも所々に紫色や赤の模様や毛を持っている】
【鋭く赤い牙と同じく爪を持ち、手足や尻尾の先の方は紫色で、いかにも悪魔だと思わせる尻尾の先端には赤い棘がある】
【赤い棘は肩や手の甲、アキレス腱の位置にもあり、先端に赤い爪を持ち紫色の翼膜な黒い悪魔の翼を背から生やしていた】
【――しかし、……その悪魔の顔は、おそらく引き締まった雰囲気で訪れるであろう正義の者のそれをぶち壊しかねない】
【その顔に浮かぶ歓喜の表情、満面の笑み、おっと口元から思わずよだれが……流石に腕で拭ったか】
【……ともかく、この場で両腕をあげてはしゃいでいる悪魔は……紛れもなく、"邪悪"そのモノッ!】
【数刻前、この悪魔が何やら幾らかの化け物を"真っ黒な闇"で捕らえていたとの情報があり――――】
【――――間違いなく、討つべき存在だッ!】
/遅れてすみません、邪禍です
/中邑の方、八攫の方、よろしくお願いします!
- 889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 20:16:48.74 ID:RcwdWE9Mo
-
【 ―― レナール=A大通り】
…、… まぁぁああああああーーーああああったく、厭な霧ネェ。
【――漂うは、濃霧。】
【そして、それを以ってしても隠し切れぬは、夜を切り裂く悪の意思=B】
――、ガイスト・ウォレン=B
…、…会ったコト無いけど、趣味が悪いったら無いワ。
こんなにスモークが煙ってちゃ、アタシのナイト・オン・ステージ≠ェ際立たないじゃなイ。
大体、なにヨ。 この『化け物』。 ――、弱いったらありゃしなイ。
【――マゼンタのシャツに白いネクタイ、金の長髪に銀縁眼鏡、黒のクォーターパンツに黄のハイソックス】
【と、ヴィヴィッドな色の目立つ趣味の悪い服装をした、中性的な相貌の男≠ナある】
【右腕の派手な腕章には、『Timy-XCIII』―― 93≠意味する文字が記されていた】
【彼が立つのは、大通りの中央=c、…濃霧でも、服装の色は十分に映える】
【…、…だが、『映える』色は、それだけではない。 ――、紅=w朱』「赫」】
…、…今宵はアタシの、ナイト・オンリー・ステージ≠ナ、十分だワ。
【 ――、血液の、“赤”を、路上を濡らしている 】
【元は、『住民』であったであろう“怪物”…、…其れが、十数体、そこら中に転がっている】
【その“行為”自体、『悪』に相違無い事ではあるが―― 、加えて 】
【カノッサ機関の生み出した¢エれ等を、ナンバーズが殺している≠ニいう光景は、『異常』極まり無かった】
/すいません、お待たせしましたオカマです木蓮さんの方どうぞー
- 890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 20:18:59.97 ID:wHRVDZbvo
- >>877
【霧に飲まれる街、いや霧を生み出したという方がもしかしたら正しいのかもしれない】
【その呪いが人を根源とするならば因果応報とは正にこれか、全てが霧の中に埋もれて時間も経てばきっと叫び声もないのだろう】
【外界に立つ彼女、ヒトツギ・カズネの瞳は街の様相を睨んでいてまるで下弦の月のよう】
【躊躇っているのか恐れているのか】
【自分に問うても答えはでず、ならば逆に打ち震えようその身を昂ぶらせ】
【今宵生まれたこの異界を月が沈まぬ内に終わらせよう】
クイックドロウ、総計九つ……装填完了
回路の起動、回転、回転、回転――――――――
【腕を柱として現れる魔翌力回路は九つ肩側から順番に弾ける音と共に現れる】
【端から順番に回転は始まりひとつがトップになれば隣の回転が始まり順々にやがて最後の回路の回転が最高速に達した時】
【響く音は魔術的要素とはかけ離れた例えるならば機械の駆動音に近く、触れれば皮膚が裂かれると幻惑されそうな程】
準備はオッケイ…………ええ、ホントは少し恐いの
でも、このまま逃げ出すほうがもっと恐いしそんなアタシはアタシじゃないから。待ってなさいよ……。
【握った掌は自分の為に、短い髪を揺らして霧へと踏み出す】
【纏わり付く感触は気を引き締めていなければそれこそ飲み込まれてしまいそうなほど】
【華奢な身体を左手に持った杖ごと抱きしめて、震えて進む】
(ローブがなきゃマズい場所ね、攻撃は受けない方がいい……)
(早く終わらせたいのが本音よ、でもきっとそう簡単にはいかない――――――――)
【そう確信があった、なんせこれだけの舞台が一瞬で幕を降ろす筈がない】
【侵入した瞬間から分かっていたけど体験して初めて分かる、表現し難い気持ち悪さ】
【それでもブーツを鳴らして一歩ずつ進む】
―――――――声……これは
【そうすれば耳に届くのはどこかで聞いたような声】
【その瞬間に沸き立つ感情は今まで大部分を占めていた恐怖を瞬く間に侵食して、右腕の回路のガソリンとなる】
【街の中心の広場に彼は、あの男はいるらしく】
(魔法陣も趣味が悪ければ詠唱も、ね……)
(取り敢えずアレが根源と見て間違いなさそうよ……だったらどうする?カズネ)
【物陰に隠れて自分の意識を目的を明確に、自身に問う】
【答えは初めから決まっている、腕の輝きがそれだ】
……当然、術者を始末する――――――!!
【物陰から出て右掌をかの老人に】
【「がちん、がちん」と回路が2つ直列に繋がって溢れるのは紫色の魔翌力線】
【魔弾を圧縮したその攻撃は貫通力と威力を高めた代物で、ラインは霧を突き破り老人の身体その中央へと迫るだろう】
/カズネでございます
/遅くなってしまいすいませんでした、よろしくお願いします!
- 891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 20:19:01.53 ID:xEsieHw+o
- >>878>>879
【事務所で一度合流し、出発してからすでに小一時間が経過し】
【日が暮れ行くハイウェイを高らかにエンジン音を鳴らしながら通過する車両が一つ】
【サイドカーらしき物を取り付けている中型二輪車だ――――ただし、バイクと呼ぶには少々奇妙な特徴が一つある】
【目に付くのは車両のフロント、車両を作成する時にまるで棺桶の上半分のパーツを採用したかのようにフロントが異様に角張っているのだ】
【その奇妙な自動二輪を駆る、ハーフフェイスヘルメットにゴーグルをかけた青年がぽつりと呟いた】
セリーナってなんだかカッコいいよね、一つか二つくらいしか違わないはずなんだけど
なんか異様な貫録があるって言うかさ、まあとりあえず女の子に負けてはいられないな
俺は出来る限り操縦に専念するから、迎撃は今回ムクに任せたよ
『うむ、我がライドコフィンの性能、カノッサのガキ共にとことん味あわせてくれるわい』
【ゴーグルの下から赤い瞳を覗かせるそのどこかおっとりとした言葉使いの青年】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカー】
【首には赤いマフラーを巻いており、高速で走り続ける今、それは極めて華麗に棚引いている】
【どこからか聞こえてくる通信音、声からして初老の男性らしき人物らしいその相手に声をかけながら青年は滑走する】
【ちらり、とサイドカーに乗せたその人物に目配せしながら彼、剛田 剛太郎は言う】
俺も負けてられないな、ゼンやジャンクちゃんが不在な分今日は俺ががんばらなくっちゃね!
【ハンドル右手側のスロットルレバーを大きく捻りながら青年はさらに加速する】
【今まさに近付いてくるであろうその脅威を待ち構えながら】
/遅れてすいません!剛太郎です!
- 892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 20:20:17.23 ID:kBbXN/7no
- >>887
【――――レナールの街は濃霧に覆われていた】
【男の知らない一回目の襲撃。其処からようやく立ち上がった住人達も、今となっては見る影もない】
【町中を闊歩する「ソレら」をつい先日までは復興に尽力して来たレナールの人間だと思うと、男はやるせない気持ちになった】
(……とんでもねーことしてくれるぜ。カノッサの奴ら)
【元は人間。しかし今はただの化け物だ。そんなモノに成り果てた彼らに殺されるほど、男は情にあふれていなかった】
【それでも、怪物達が潰されるたびに歯を軋ませるのは単に力を込めているからだけではないだろう】
【度々襲い来る異形をなぎ倒しながら進む先には、かつては商店街だったであろう地域】
【そして、自分が一度倒したはずのそいつが、其処にはいた】
……よぉ。やっぱ死んでなかったか、カニバディール。
俺としては、あそこで野垂れ死んでりゃ一番良かったんだがな……!
【丁度彼が「人面瘡」を街に放って街道に向き直せば、距離としては遠めだが確実に見える位置に、男は立っている】
【紫色の大きな三角帽子、同色で縁に金色の刺繍が施されたローブ、そして肩に担がれた木製の杖。この前と、全く一緒の服装】
【御伽噺の魔法使いのような出で立ちの男は、担いだ杖を彼に向けて言い放つ】
――――今日こそテメーをぶっ[ピーーー]!
/よろしくお願いいたします! ラッシュの方もよろしくです!
- 893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 20:20:49.11 ID:kBbXN/7no
- >>892
/安価ミスった、>>883ですね、すみません!
- 894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/17(日) 20:22:42.67 ID:QY9XPT9Uo
- >>882
【魑魅魍魎が跋扈する…と言うのはまさにこのことだろう】
【街は異形のもので溢れかえっていた】
【それはまさしく地獄絵図が現世に具現化したものだろう】
【だがその中に道を作っているものがいた】
何かあるとは思っていたが…これはまさしく亡者の群れだな
今までの行いはそれほど悪いものではないと思っていたが
どうやら閻魔の帳簿は私の悪行で黒いらしい
【白い髪に白い肌、白い目をした身長175cmの男だ】
【服装は前を留めていないスーツに締めていないネクタイ…
さらに片目に何かゴーグルを付けている】
【そして男は前かがみなのに高さが3mもあるゴーレムの頭の方に
両手をゴーレムにつけて載っていた】
【男が屈めば攻撃はゴーレムが受けてくれるような位置だ】
【男の足元はゴーレムに埋まっている】
【そしてゴーレムは巨大な牛の突進…とも言えるような速さで駆ける】
【それに異形の者たちは跳ね飛ばされ動かなくなる】
【そして男は風を感じる…ゴーレムが駆けることによって
出来たものではない気味の悪い風を】
【男は気配を感じ上を見る…すると宗教画に出てきそうな
この場に似つかわしくない少年が屋根の上にいるのが見えた】
地獄に舞い降りた天使だと良かったのだがな…こんな所で何をしている
【男はそう語りかける。答えは分かっているが…】
【この地獄の中で異形ではないものは後から入ってきた調査隊と…
先にいる敵だけだ】
/よろしくお願いします レイブ・ラビ参ります
- 895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 20:23:08.60 ID:Sc7aY8ar0
- >>885
(……チッ、随分派手に飛ばしやがるじゃ無いのさ……!)
【真っすぐに前方を睨むブラックハートの目に映るのは、十分な距離は空いているにもかかわらず、更なる加速を行う敵車両の姿】
【無論、追いつかれると言う事は向こうの負けを意味するのだから、それを避けるために全力を尽くすのは、分からない事ではない】
(……わざわざ障害の少ない高速道路に踏み入るとはねぇ……!
ずっと走り続けるつもりかい……! あるいは、回りを巻きこまない様に、かい……!?)
【普通なら、多少逃げにくくとも様々な障害のある、通常の幹線道路を選ぶのがベターだろう】
【障害があると言う事は、それだけ『撒ける』可能性も高まるからだ。そうすれば、逃げに徹する必要さえなくなる】
【それをしないと言う事は、スピード勝負に自信があるのか、巻き添えを作る事を恐れたのか――――】
(ともあれ、加速だ……! グラトンのじじいが、色々いじくりまわしてたこのバイクなら……そう簡単に、おいて行かれはしねぇ……!)
【通常なら、むき身の人間が乗る車両であるバイクは、そうそう乗用車に迫る程のスピードは出せない】
【それは、メカニック的な問題ではなく、乗っている人間の安全の問題の観点からだ】
【だが、この人物はそうした問題点など問題と見做さない、世間の常識の外で『戦う』、耐久力のあるサイボーグなのだ】
【更に加速する――――時速100km――――110km――――120km――――】
(止めなきゃ、な……!
だが、トランクはヤバい……ベイゼがいるかも知れねぇ……それに、タンクやキャプレターに当たって、爆発でもさせたら目も当てられねぇ……!
……ここで狙うは、やっぱタイヤか……!)
【彼我の距離はまだ空いているが、ブラックハートは焦っていた。故に、ともかく相手の機動力を奪わんとする】
【――――肩から伸びる2門のビームガトリングが、SR-71≠フタイヤ目掛けて連射される】
【距離が遠い上に、互いに一方へと爆走している二者間の射撃である。まだ当たる様子は無いだろうが――――少なくとも、追撃者の本気は、伝わるかもしれない】
- 896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 20:23:20.39 ID:M9QVyoUno
- >>883
《ーーーおい》
…なんだ?
《折角私がマシンを作ってやったのに何故使わない》
…あっちはUNITED TRGGER(アイツら)の仕事だよ、俺が手出しする事もねぇ
それにーーーこっちはこっちでいいだろ?
【深い深い、濃霧の中ーーーそこを歩く男は一人、通信機で、主人の不満を聞き流して】
【右手に持つのは紅い刃ーーー機械の柄から伸びる、紅い魔翌力光子ブレードだ】
【当然、武器を持っているからには使った後でーーー彼の歩いた跡を示すように、異形の死体が死屍累々】
…ったく…まさかまたあの纏衣のパチモンの仕業じゃねぇだろうな…
《違うな、それよりそろそろ前を見ろ》
あ…?ん…?
【この街を過去に襲った驚異ーーーリフレインする奴≠フ顔と、蘇った奴≠フ顔】
【まさか、もうこんな風に街を包める程の力を取り戻したというのかーーーと、彼は思ったのだが、主人が言うからには『違う』らしい】
【言われるままに前に視線を向けた彼の視界に入り込む、巨大な影ーーー】
…逃げ遅れた肉屋…だったら嬉しいんだがなぁ
【霧の中に浮かぶ巨大な影、それだけでも威圧感があるのに、その全容がよく見えて来ると、苦笑いを浮かべて、足が止まる】
【黒いビジネススーツ、黒い革靴、骨が散りばめられた模様のネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型の男】
【霧の中を歩いて来た男の服装は、お世辞にも戦士らしい見た目とは言えず】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【右手には件のブレードを、そして銃身の長い銃をベルトに吊り下げている】
《ーーー機関員だな、心してかかれよ》
…おいおい、マジでかよ…化け物共と変わらねぇ面構えじゃねぇか…!?
【眼帯に搭載された通信機から主人の声が入る、大人を気取る少女のような声】
【彼ーーーラッシュ・ワンスドッグは、目の前の男に対峙すると、お互いによく見える位置で立ち止まって】
ーーーテメェがこの化け物共の親玉か?
【隻眼を男の顔に向ければ、気怠そうに問い掛けた】
/よろしくお願いします
- 897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [!red_res]:2013/03/17(日) 20:29:31.21 ID:ueMfccAio
- >>891
(なるほど……ガイストの誘導に引っかからず、むしろやり返すつもりってワケか)
(複数台に当たりとハズレを仕込んで、上手くすりゃベイゼは虜のまま……!)
(リリアが面倒がるハズだぜ。あのセリーナって女、見た目や噂だけのバカじゃなさそうだ)
……だがよ、機関やアタシをその程度でどうにか出来ると思ってんなら間違いだぜ
【ダンッ!=\―バイクの、いや自動二輪の背後から、強烈な衝撃音が響き届く】
【振り返ればそこに居るのは鎧を纏ったケンタウロスの女性――その髪は、毒々しいまでの紫で】
【ニヤリと笑った美麗な顔を映し出すほどに磨き上げられた、巨大な大斧が獲物だろうか】
【彼女は、駆けた。蹄の音を高らかに鳴らしながら、凄まじい速度で自動二輪を追うのである】
【その身に数字は見当たらず、額に有る一角はそもそも人でもケンタウロスでもないらしいことを物語っており】
このキルフェ・ド・ゴール≠ェ居るからにはよぉ――!
ガイストの邪魔するゴミどもは全員排除するだけだぜ、そォら早速―――
――――氷の杭に打ち抜かれちまいなッ!!
【初撃――それは、人外の速度で迫りながら撃ち放つ巨大な氷の杭、言葉そのままの一撃だった】
【巨大な斧で地面を削り、その破片が氷となって自動二輪へと飛ばされたのである】
【どうやら、このキルフェというらしいケンタウロス―――とんでもパワーの持ち主であるらしく】
【また或いは、青年も知っているかもしれない存在。何にせよ、カーチェイスは既に始まっていて―――!!】
- 898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 20:30:35.98 ID:In02dpbpo
- >>889
【近づく人影】
【それは一つ】
【たった一つ、影が伸びていく】
風の国も無茶なこと言ってくれるな……まったく
次の化け物は……
【共に聞こえてくるのは、少し小さめの声】
【その声は、未熟さを表すように静かに、しかし、成長を表すように、力強く】
【その声の主は、少年だ】
【黒いロングコートを羽織り、中に白いシャツを着てその下に黒いズボンをはいている】
【少し上を見ると黒い髪、長さは肩まで届く程度】
【手には一対の二丁拳銃を持って、腰には大きさがぴったりのホルスターを下げている】
【そしてもう一つ、ホルスターのベルトに謎の紙の束が下がっている】
【大きさとしては紙幣と同程度、それが10cmほどの厚さをもって5つ並んで存在している】
【少年が独り言を呟く間にも、二人の距離は縮まっていき―――】
あれま、このあたりは化け物が山になってますね
貴方のお陰ですか?
そうだとしたら仕事がはかどるのでありがたいことですが
【十分に近づき、お互いにようやく視認できるまでの距離になったとき、少年は問いかける】
【両手の銃を少し上に上げ、男の様子を見る】
【何かあったらすぐに対応できるように、何かなくても、穏便に済むように】
【まだ、好戦的な態度はない】
【仕掛けるのなら今は大きなチャンスだろう】
【いまは、まだ油断をしている】
【男が敵なのかどうかも分かっておらず、発砲も控えている】
/木蓮です、よろしくお願いします
- 899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2013/03/17(日) 20:32:48.08 ID:sW1IsQWuo
- >>877>>890
【冗談だろう、なんて言葉は口にする前にぐっと飲み込んだ】
【かつては文明と文化の彩に満ちていた美しい都市は今や腐肉と悪臭に塗りつぶされ】
【己を奮い立たせ律すること叶わねば正気を失ってしまいそうなほどに、その姿を変えてしまっている】
【後より踏み入った褐色肌の青年が思わず口元を押さえたのは、黒い霧への嫌悪のみではないだろう】
……なンて、コトを
【彼が街に入って最初に発した言葉はそれ、そして中心の広場に近付くまでの道中の、最後の言葉でもある】
【首謀者を探す道中にて青年が屠った者は、彼に気付いて襲い掛かり、なおかつ彼に追いついた者のみ】
【元に戻るかもしれないという望みが天に届くか否かは、きっとこの血の宴が終わってようやく分かることなのだろう】
【一目見て砂漠の遊牧民だろうと分かるほど民族色の濃い異装をした、長身の青年】
【黒い髪はツーブロックのベリーショート、目は金色のどんぐり眼】
【色黒で口が大きく、目鼻立ちのしっかりした彫りの深い顔をして】
【服装はややくすんだ赤のベストと裾を絞ったゆったりとしたズボン】
【各所には濃い緑の布製・石製のアクセサリーがちりばめられた派手な装い】
【握りしめた曲刀には、既に人とも何ともつかぬ姿になった者たちの血がべったりと付着している】
【ようやく街を奈落と変えたと思しき人物を見つけたのは、この場に辿りついたもう一人の後】
【その位置は広場の老人を挟んで反対側にあり、相手は攻撃の直前、もしくはその後にひょっとすると青年に気付くかもしれない】
【ひどく真っ直ぐな目は、老人を発見すると決意と怒りの気配を隠しもせずにぐっと見据える】
【霧の向こうにあるであろう月に掲げるように、曲刀が空を切り開いて】
【都市にわずかに生き残った水の気配を刀の周りに収縮し、清廉な空気をごく薄く狭く霧の隙間にこじ開ける】
――天に居ります孤独ノ星、大河ノ蛇ミルドラよ、わが手に護りノ剣ヲ
正しき者ノ身に力は宿りたり。偉大なる大河は、いついかなる時も我らヲ見守りたり!
【“その行動”は、いつぞや彼の部下が報告した内容とは全く違っていた】
【祈りの言葉は隠される事なく高らかに朗唱され、老人に己の位置を自ら教える】
【少女の攻撃が成功するように後押ししたと見るには、その行動は余りに単純であり】
【青年にもっと演技の才があれば、否、あったとしてもその愚直過ぎる行動は変わらなかったかもしれない】
【そして、伏兵の存在を危惧する様子も無く、ある種の無防備でもあった】
/ナウファル中身です、お二方本日はよろしくお願いします!
- 900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 20:33:04.71 ID:Kwc2P+hto
- >>895
【ビームガトリングの弾ける音鏡≠ナ後方を確認しつつ、彼女は息を呑んだ】
【――――人ではないと思うには十分であって、それがまた事実であったから】
【地面へと消え行くその旋律、直撃はしなかった、だからこその恐れがある】
誰か知らない……けど、飛ばしすぎるの、ダメ……っ……
【彼女は左手でRaumKrankheit≠手繰りよせた、右脇に抱え込むように挟むのだろう】
【高速道路の直線は、細かいハンドル捌きを必要としない、必然、彼女には両手を使う隙が生まれる】
【構えるRaumKrankheit=\―――だが、どうやって後方の相手に当てる、というのか】
【彼女はその銃身を、目の前のウィンドウ≠ヨと向けたなら、躊躇なく、その引き金を引くだろう】
【響く銃声は掻き消えて、やがて消える涙が如く――――】
【伸びた一閃のその先を、誰にも辿られぬようにしたかった】
……ソニアの……Broken Glass Syndrome=c…
でも……やだな、狙撃……できないの、不安……
【目の前のウィンドウへと放った銃弾は、まるで波間に溶けるかのように消える】
【硝子を介して、彼女の右手側の空に浮かぶ鏡≠ヨと銃弾を転移させたのだ】
【鏡から放たれる銃弾、それは真っ直ぐ、貴方のバイクの前輪へと放たれるだろう】
【狙いは甘い、鏡を介しているから、彼女の狙い通りには決して放たれない】
【右か左か、少し動く事が出来れば、回避する事は可能だ】
【だが、いずれにせよ、その高速は、速度を落とさざるを得ない――――】
【そして彼女はそれを狙い、更に強くアクセルを踏み込もうとした】
【だがレッドゾーンへと踏み込んだ車体は、これ以上の速度を望もうとはしない】
【軋みを上げる四輪、地面との接触部からいくつか火花が飛び散ったなら】
【夜空を切り裂く黒色の羽、広げた翼が解ける隙間も、知らないまま】
【啄ばむような音色で、ただ飛び続けるかのよう、落ちることすら、分からないように】
【速度は上げれず、思いは告げられず、ただ彼女は速さを維持するだけだった】
- 901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 20:38:12.60 ID:VzCiUwHvo
- >>886
【歪んだ世界。黒一色の家具が天井から、床から、重力法則を無視して配置され】
【その中に僅か浮遊した宝石の散りばめられた玉座に座すのは、黒一色の女性】
【彼女の躰は透け、椅子の背もたれの装飾が透けて見えている。――亡霊、だ】
“ふふ、ふふふふ、ふふふ……悦那も、月彗も、全て捨てて来てくれたわ
そして貴方も……そうでしょう? 私の可愛い子。 私だけの子”
………………
【その前に佇むのは、揺らぐ紅茶色の髪の長躯】
【葬列めいた黒衣は或いは死装束でもあって、それは全ての忠誠を眼前の女に捧げていた】
【何も無い。何一つとして無い。この心は、もう戻れない何処かに置いてきた】
“さあ、もう一度聞かせて。 貴方は私に、何をくれるの?”
――……平等なる、不幸。 終わらない世界を、救われない物語を
必ずや、永遠に勝利も敗北も無い血色の杯を、貴女に
【透けた手を取って、其処に触れられない口付けをひとつ落とせば】
【黒ずくめの女は耳障りな高笑いを残して、ふつとその姿をかき消した】
【後に残るはがらんどうの玉座と、跪いたままの男――彼の目は昏く、何物も捉えはしない】
……行くか
【懐から取り出す小さな玉石。手許に残る唯一の“其処”へ繋がる座標】
【ソレが罅割れ欠けてしまいそうな程の負荷を掛けて、その場所へ飛ぶ為の道をこじ開ける】
【空間を侵食して微かな抵抗を感じ取れば、イカれた高笑いと共に湧き上がる黄緑色の燐光】
【その幻魔作用は、精緻な聖域を蹂躙し暗澹の坩堝へ突き落とす為だけに、無慈悲に開放される】
【叶わなかったといえ、嘗て「義父」と呼んだ者さえも容易く突き放そうとして、其処に降り立てば】
――…………
【痛々しいその姿に掛ける言葉など、ただの一言さえ持ち合わせはしない】
【地面で臥す彼女を見下ろすオリーブの目は、其処に内包する呪詛をそのまま突き出すよう】
【視線が合えばどうなるか。 彼は知っていて、伝えておいて、それでいて――逸らす事も、無かった】
- 902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 20:42:24.09 ID:OBLFHeE8o
- >>884
【サイドカーは頑丈な屋根に覆われ――ルーフから正面の硝子に至るまで全てがスモークで"加工"されており】
【仮にベイゼ・ベゲンプフェンが乗り込んでいようと、居まいと――その姿は確認できないよう、"工夫"されていた。】
【同時に、オープンタイプのサイドカーでは成し得ないであろう捕虜の"拘束"すらも、登場席が覆われている事で可能としていた。】
【つまるところ――彼女を取り返したくば、いや――"中身"を確認したくば】
【バイクを止め、サイドカーを破壊し――自分の目で確かめる必要が在る、ということだった。】
【――来るカノッサの"騎士"に対し、セリーナは振り返ることなく――サイド・ミラーでその姿を確認する。】
(―――人間じゃない・・・能力者でも・・・!!)
(あれは――亜人?いや――ゴブリン、ってヤツかな。なんにしろ――)
――相手に不足は、ないってこったね。
【瞬間、V-Boostシステムが作動――1200ccの巨体を前へ、前へと突き進める――爆進。】
【圧倒的な加速力、エンジンの回転数が跳ね上がり、スロットルを握る両手にかかるGが肥大していく――】
【サイドカーを取り付けて尚、この速度――まさに新世代の、"鋼鉄の馬"といえよう。】
【しかし―――】
(――――!?着いて、来てる・・・ッ!!)
(元から"チェイス"<追いかけっこ>の予定ではあったけど――まさか大型二輪の初速に"追い縋る"くらいの速度なんて・・・!!)
(――ハハッ・・・面白い、面白いよ"ナイト"さん・・・ッ!!)
――アタシも馬、持ってるんだけどさ――そっちで来なくて、正解だった、よッ!!
【瞬間、ハンドルを大きく左に切り――車体を滑らせ、ハイウェイのど真ん中で"バイク"は"旋回"――!!】
【今度は直進方向ではなく、真横へめがけて再・加速――!その手際たるや、相当に乗りなれていないと出来ないほどの芸当。】
【タイヤが路面をすべり、煙が上がる――焦げた匂いが鼻腔をついた。さあ――ドラッグ・レースの始まりだ。】
――機関のナイトさん・・・お宅の"愛馬"とウチの"マシン"――どっちが速いか、競争と行こうじゃないかッ!
アンタみたいな――正々堂々、正面から――ってタイプ、アタシ嫌いじゃないよ!
【ショットガン・マフラーから火花が散るような加速――進行方向を変え、再びの激走】
【しかしその最中、セリーナはスロットルを握る左手とは逆の右手――"利き腕"を腰元のガン・ベルトへと伸ばし】
【信頼できる彼女の"友"―――"魔銃"を引き抜くッ!!】
(――戦争なんかで使われる「ガンナー仕様」のオートバイ――利き腕で銃を撃つ人が多いから)
(バイクに乗りながら射撃が出来るようにスロットルが通常とは逆の方についてるんだよね――)
(――用意しといて、良かったよ。)
――アンタの"友"の名前、しっかり聞き取ったよ。じゃあこっちも自己紹介と行こうか、"騎士"<ナイト>さんッ!
――セリーナ・ザ・"キッド"、UNITED TRIGGER創設者にしてリーダー!!
そして――ただの、ガンマンさ。
――吠えろ、"弾"末魔――ベイゼは渡さないッ!!
【"弾"末魔――彼女の"愛銃"が、火を噴いた。】
【バイクの操縦をしながらでも寸分狂わぬ精密な射撃――馬に乗りなれているからこそ、振動がより少ないバイクであれば】
【銃を撃ちながら運転する事など容易い――もっとも、速度は違ったが。】
【だがどうしようもないほどにこの女はアドレナリンで溢れていた――まだまだ、飛ばし足りないと思えるほどにッ!】
【加速を続けるバイクから放たれる"弾丸"は――通常のそれとちがい、空中で紫の"魔弾"と化し、フウイヌムの脚部めがけ、放たれたッ!!】
- 903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 20:43:48.83 ID:RcwdWE9Mo
- >>898
【――靴に付着した返り血を、軽く振って払う】
【化け物との戦闘は、大凡、『圧倒』に終わった…、…敵が来る気配も無い】
(…、…あー、つまんないわネ。)
(思ったような、『材料』も集まらないシ。 ――、帰ろうかしラ。)
……ァン?
【――、彼が身につける腕章の、番号=z
【濃霧のせいで、少年からは見えないかもしれないが】
【……恐らく、その『警戒』は正しい。 男は、十指を少年に向けて】
――、ガキ≠ヘ、好みじゃ無いのよネ。
【放たれるのは、『鋼線』!! …、…彼の魔翌力が、紫色≠ノ其れ等を輝かせる】
【横一列に連なって、狙うは“腹部”。 速度は、非常に速い部類に入るだろう】
【――、先制攻撃=c、…否、致命攻撃≠ニ、言った方が正しいか】
【完全に、『化け物』と『少年』を同列に扱い、屠らんとする攻撃は、些か、常軌を逸している――】
- 904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/17(日) 20:44:24.23 ID:XTMGkbEAO
- >>887
【最早隠れる気配すらなく、国境近くの道路を爆走するバイクがあった】
【白い車体の右側に連結されたサイドカーは黒く、街灯の光を反射する】
【そしてこのバイク、恐らくかなりの改造が施されているのだろう】
【兵器こそ搭載していないが、装甲の堅さはかなりのものと見ていい】
あれ……だよね、UTのやつ
見た感じあのサイドカーが怪しさ全開って感じか
【サイドカーに座る若い女】
【鼠色のパーカーに黒いショートパンツ、後ろで結んだ茶髪と、一見何処にでもいそうな外見】
【しかし、サングラスをかけ、左手に包帯を巻き付けたその姿は只者には見えず】
「──ええ、そのようですね」
「こういう状況では僕はあまり戦えませんから、レイジア、貴女に任せます」
「ですが、援護と操縦は任せてください」
【バイクに跨がった白衣の男が返す】
【男の長い紫紺の髪は後方に流れ、首筋の逆五芒星と31の数字が見えるか】
【そう、彼らはカノッサ機関の人間──レイジア=キディックとNo.31、ノーグ=ナシエである】
じゃあ、さっさと始めようか──スピード上げて、あいつらの横に付こう
「ええ、いきましょうか」
【バイクが更に加速し、女はポケットから紙吹雪状の鉄の刃を4つ取り出す】
【素手で触っているあたり、切れ味は大したものではないだろう】
【そして軍用バイクの右側に現れる、一台のサイドカー付きバイク】
さぁて、一応、小手調べといっとこうか──!
【次の瞬間、サイドカーから突き出した銃口が前方のタイヤ目掛けて鉛弾を放つ!】
【──そう、このバイクに乗っているのはノーグ=ナシエの手下であり被験者!】
【捕らわれ、生体実験の材料にされ、挙句「これに生き残ったら解放する」という言葉に乗せられた哀れな一般人なのだ!】
【そして肝心の二人を乗せたバイクは左側、今にも並ぼうとしている──!】
/レイジアwithノーグです、よろしくお願いしますー
- 905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 20:47:17.44 ID:Sc7aY8ar0
- >>900
くそっ……距離が遠い……! ガトリングじゃ、今のままだと全然届かないねぇ……!!
【いくつかアスファルトを砕くにとどまった射撃の成果を、思わず唇を噛みしめて口惜しむ】
【ただでさえ安定しない射撃なのだ。そこに、互いに移動しているところへと正確に命中させるのは、至難の業である】
【――――あるいは、単純に有効射程距離に捉えきれていないと言う事になるのだろうか?】
(ランチャーは……まだ早い!! いくら対人用がメインの使い方とは言え、下手したら車両ごといっちまう……!
ともあれ、まずは接近をしなきゃ始まらない……!)
【策を練りながら、更にアクセルを強めるブラックハート。違法改造されたバイクのエンジンが、轟きを放って更に回転数を上昇させる】
【――――能力による銃弾が飛来したのは、その時だった】
な、っ――――――――!?
【何かが飛来した事を察知し、反射的に重心を左に倒す。バイクごと進路を逸らして、銃弾を回避する事に成功した】
【だが――――高速移動の中の無用な重心移動は、転倒の元だ。ブラックハートの身体も、重心を戻す事叶わず、横倒しになっていき】
――――――――くそったれぇぇぇぇ!!
【――――左の義手を、倒れそうになった地面に突っ込み、無理やり身体を押し上げる】
【ガリガリガリガリ――――と、アスファルトを砕き、摩擦の故に発生した火花が走る。新品の兵器義手である左腕が、早くも摩耗し、傷ついて行く】
【――――だが、その荒技が功を奏してか、ブラックハートは完全な転倒を、防ぐ事が出来た】
(くそっ……再加速だ……このまま離される訳にはいかねぇ……!)
【その無理な姿勢や、摩擦によるブレーキ作用がたたり、バイクは時速55kmまで減速していた。それを再び加速させる】
【――――彼我の距離が、更に少し空いた】
(……こうなったら、少し強引にでも……! 向こうの能力が、あの射撃にも関係するだろうし、直撃は無いだろうさ……!)
【加速をしながら、ブラックハートは、背中の緑色のボックス――――『ワスプランチャー』から、2発の小型ミサイルを発射する】
【上空へ、煙の尾を引きながら上昇する2発のミサイル。やはりスピードの問題があり、着弾するのは更に次のレスだが】
【ガトリングよりも直接的かつ、命中した際のダメージが大きい兵器を、ブラックハートは躊躇なく選んだ】
【――――『奇妙な射撃』の、その正体を掴めないままに、相手の能力とアタリをつけた故の、一種の賭けだった】
/ミサイルは、今のところ『撃った』と言う事実だけと言う事でお願いします
/更に次のレスで、具体的なアプローチの内容などを書く予定です。無論その前に手を打ってもらっても構いません
- 906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/17(日) 20:48:50.63 ID:X3+WSuJVo
- >>888
【―――視界は朧。異形の者達の低い呻き声が、四方八方から響き渡る中、音も無く街を駆ける男が居た】
【視界を狭める霧は厄介だが、静かな走りの彼には逆に「敵に見つかりにくい」という利点もあり、異形との戦闘は避けている】
【……あくまで任務は、調査。―――首謀者らしき怪しい人物を見つけ次第、捕える。其れが出来れば理想だろう】
―――……声。 下品な笑いが聞こえる……此方か……!!
【―――異質な声に近づけば、直ぐにその姿は見えて。彼もまた「異形」であるが、男が避けてきた異形たちとは「質」が違う】
【……まさに、イメージ通りの悪魔だ。白く濁った視界に浮かび上がる邪悪の化身。その姿に、その下卑た笑みに―――筋肉が緊張した】
―――首謀者は貴様か、若しくはカノッサの輩か?
幾ら視界が悪かろうと、そんなに大きな笑い声を上げていれば此方も気付く……!!
―――いや、聞かずとも解る。 ……貴様は邪悪なる存在だ、自警団でありUTの俺の本能がそう言っているッッ……!!
【……本能が自然に左腰から刀を抜かせていた。黒髪を、そした袴に羽織る薄藍のインバネスを揺らしながら、構えて声を飛ばし】
【両手で握った刀を肩の高さで立てた構えのまま、濡羽色の瞳ではったと相手の両眼の間を睨みつけてさらに告げる―――】
答えろッッ……!! 貴様は何者だ……この霧は、この現象は何なんだ……!?
調査隊はどこへ消えたぁぁぁぁッッ!!
【猛々しい色になりながら、吼えた。―――眼前の異形に、気圧されぬように】
/瑛月ですオナシャス!
- 907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 20:52:07.33 ID:iV/89pfFo
- >>894
【自身の笑い声に混じって、別の音が聞こえてくるのに彼は気が付いた。明らかに人ではない轟音を】
【音を頼りに方向を見定めてその方角に目を向ければ、霧の奥に巨大な影を視認した】
【それは新たな異形などではなく──彼が誘い込んだ訪問者だった】
──アビスへようこそ。歓迎しましょう、盛大に……!
【アルフォンスはその男を確認すると喜びに口元を歪めた】
【そして更に強い風が吹いた。普通であれば立ち止まってしまうほどの強風が】
【まるで現れた敵を、彼の従者たる大気が威嚇しているかのように】
何をしているか、ですって? ご覧の通り、ただの見学ですよ
自分たちを被害者だと思い込み、現実から目を逸らし続けた罪人の、成れの果ての、ね
どうですか、貴方もご一緒しませんか? ここは特等席ですが、もう一人ぐらいなら入る余裕はありますよ……?
【アルフォンスは男をこの場所へと誘うように、手を開いて差し出した】
【彼の言葉には敵意が全くなかった。ただそこにあったのは純粋な喜びとそれを分かち合おうとする意識だけだった】
【純然たるもの。善なる悪意。狂気にも見紛う笑みが月明かりに照らされた──】
- 908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [!red_res]:2013/03/17(日) 20:54:03.70 ID:ueMfccAio
- >>890
【詠唱が終わる―――カズネの一撃が老人の胴を深く抉ったのはその時だった】
【胸部の肉を、横一文字に真っ直ぐと吹き飛ばすその攻撃。まさか、気付かなかったわけでもなかろうに】
【それでも詠唱は終わった。痛みのあまり本を取り落としてしゃがみ込みながら、老人の瞳は女性に向き】
く、ッ……これはこれは、ご友人を守りきれなかった魔砲使いの方ではないですか……!
老体に中々、酷な事をなさるもの…っ!……は、ぁ…だが、もう遅い。
……既に、綾津妃はその身を我が物とされて久しく。見よあの箱≠……!
【左手で指差すのは、魔術で防護された台座の上。そこから立ち上るのは黒い霧】
【そして感じられる、極限まで高められた負の感情――呪い。そう、呪いであった】
【かつて尊大な振る舞いを見せたあの女性もまた、それであったことは言うまでも無いが―――】
>>899
ふ、っ……これは、また…!残光剣を奪い、ベイゼ殿を負かした方ですな?
お初にお目にかかる。私の名はガイスト・ウォレン……機関の六罪王が一席を戴く者。
本来ならは大会においても名を馳せたナウファル殿だ……持て成しなどしたいものですが
残念なことに、この地に有るのは人の口に合わぬ泉下の物ばかりでして……
……ふっ。この哀れな老人をお斬りなさるか。ならばよろしい、私にも考えがございます故―――
【しゃがみこんだまま、老人の視線は青年に移る。挟まれたか、ならば――そういうように、両手を広げ】
【それぞれの掌に沌い魔翌力を溜めながら、何事かを小さく小さく囁いていて。次の瞬間――――】
>>ALL
GIIIIIIIIIIIIIIAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHH―――!!!
【そんな耳障りな声と共に、カズネ、ナウファルへと霧の中から異形が飛びかかっていく】
【元は人なのだろうそれは既に表皮を失って赤々とした筋肉や真皮を晒し、脚も無く】
【極大まで両手での行動を重視した太い腕、その先に光る大きな爪で二人を斬り殺そうというのである】
【更に、それとタイミングを合わせて撃ち放たれる強烈な闇の魔翌力――ガイストのそれは、対物ライフルの一撃にも似る】
【当たっても身体を貫通することはない。しかし骨を折るほどの衝撃を与えることは先ず必定で】
【そんな一撃を、両手のひらから二人の敵対者へ向かって正確に放った後―――】
ク、クク―――よもや初撃でコレほどのダメージを負うとは……しかし、良し。
お二人も殺して差し上げよう。この地の民と、永遠に終わることのない生を貪る姿にして差し上げよう……くぅ、っ!
【そう呟きながら魔書を拾い上げようとすれば、胸部のダメージが大きいのか膝をついて苦鳴を漏らす】
【確かに、彼の攻撃や魔術は強力だ。けれども―――けれども、老人とはいえこれは、なん≠セ?】
【六罪王を名乗るものが、敵に重症となる攻撃を許すか?しかも、大した罠も無しに――果たして、何故か―――?】
- 909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 20:55:01.37 ID:Kwc2P+hto
- >>905
【銃弾を放った彼女、横目でチラリとその状況を確認しつつ、目の前の状況にも目を落とす】
【零れ落ちた薬莢を足元にカランと落として、新しい銃弾を、右手で取り出した】
【RaumKrankheit≠フ無機質なボディへと、新たな命を吹き込むように】
無茶……するね……今の……普通の人だったら、はじけてる、の……
――――機械、なのかな……後ろの……
【巻き上がる閃光、それはまるで、燃え尽きる前の灯火が如く】
【煌々と燃え上がる蝋燭にも似た、その火花に、彼女はかすかな焦りを覚えて】
【貴女の正体へと、逡巡するのに、僅かな時間も隙も必要なかった】
【速度は依然保ったまま、その距離を開けつつ、彼女は新たな銃弾を装填するだろう】
【なるべく早く繰り返されるその行為、何千回と繰り返した仕種は、前を見たままでも可能で】
【リロードを終えたなら、チラリとサイドミラーへと視線を落とした】
……っ!!……この距離で……ミサイル……無茶……するね……!!
【発射されるミサイル、夜空に描く二つの尾が、確かな形を響き上げる】
【吹き上がる煙、粉塵にも似たその形が、夜空へと揺れる線を描く】
【そうしたならば、いくつもの風を切り裂いて、その身を彼女へと近づけるのだろう】
【――――誘導がついている筈だ、彼女には容易に振り切ることができない】
【アクセルを踏みこんだなら、タイヤが悲鳴をあげる、それでもなお、速度を落とす事すら赦されなかった】
/把握ですー
- 910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 20:57:17.85 ID:xEsieHw+o
- >>897
【前方、フルフェイスヘルメットで完全に顔を隠したサイドカーの人物と青年が何かを話し合っている】
【本物なら、この先この状況で進撃してくるのはどのメンバーが打って出て来るかを聞き出しているか】
【フェイクなら、すなわり彼の味方側、相手がどう来るかに対しての打ち合わせでもしているか】
【いずれにせよ両者の様子しか伝わってこないその会話はキルフェの放った衝撃音で破られる】
【ハッ、とした様子で運転している青年が振り向く、どんな相手がこちらに仕掛けて来るかの確認】
【実際に振り向いてみた所で彼は息を飲む、追ってくるのは車両ではない―――あの馬のごとき下半身、ケンタウロスか】
――――やべッ!?
【攻撃の気配を察知し剛太郎は即座に判断】
【ハンドルを捻り急加速、そして後輪を滑らせるような動きで速度を落とさないままカーブを曲がって氷の破片をやり過ごす】
【サイドカーのままドリフトとはなかなか思い切った事が出来る、操縦の腕もなかなか立つようだ――サイドカーに乗ってる方も動揺する様子すら見せない】
【改めて振り向きながら彼はまた後ろを向いた――疑問が胸にあったのだ、あの見た目は以前に話を聞いていた『敵』か?】
――おまえ……!?ゼンが火山の一件で見たって言うケンタウロスか!?確かキルフェって言ったよな!
おまえがベイゼの奪還に出てくるなんてな……それもよりによって俺達の相手かよ!
竜の卵を割ったり"旧遺物"を狙って暗躍したって聞いてるぞ、一体何が狙いだ!?
――いずれにせよ、俺たちと戦うって言うんだったらついてきな!ついて来れる物ならなッ!!
【話ではこのキルフェはあの火山の一件で旧遺物のある部屋の近くを探ったり、竜の卵を割って回っていた】
【情報では一度"旧遺物"を用意しろ、と一般人を人質に取りソニアと一悶着あったなどと言う事情も届いている】
【一体何を狙っているのか?この戦いの中である程度分かるのだろうか】
【こんこん、と彼はまるでそこにいる何かに合図を送るようにバイクのフロントを叩いた後、キルフェを挑発すると】
【再び見えた直線の道を再びエンジン音を高らかに鳴らして加速、純粋なスピードでキルフェを大きく引き離す事を狙う!】
- 911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage saga]:2013/03/17(日) 20:59:42.18 ID:4cbiSuaoo
- >>892
【現れた、相手。あの日、己を打倒した魔法使いの姿。忘れようとて忘れられない】
【自分に最大限の敗北と屈辱を与えた存在――ライラを前にして、大男、カニバディールは醜悪な笑いを顔いっぱいに浮かべる】
久しいな、ライラ。わざわざこの死地に現れたところをみると、本気で『カノッサ機関ハンター』などというものを続けているようだ
お前に切られた首筋が、折に触れてうずいて仕方がなかったよ
【相対するカニバディールも、あの時と変わらない姿だ。しかし、その身にまとうまがまがしさは、この魔都においては、むしろ以前にも増して見えるか】
私のしぶとさは、お前もよく知るところだろう? 無理だな。私は殺せんよ
>>896
【そして、もう一人、紅い刃を携えた、彼。その姿が戦士には見えずとも、その強者の気配は油断など許さぬものだ】
【同じく、醜悪な笑いを浮かべて、彼に――ラッシュに語りかける】
残念ながら、逃げ遅れた肉屋じゃあない、自分の意思でここにいる肉屋だ
バケモノと変わらない、とはひどいじゃあないか。傷つくね
……見覚えのある顔だ。確か、第一回の水の国大会に出場していた――ラッシュ・ワンスドッグとかいったかね
あの時は、片目ではなかったと記憶しているが。そのなりに合わず、ずいぶんと修羅場をくぐっていそうじゃあないか
その通信の相手は誰だ? こんなときにお話しとは、余裕だな
【語りかけながら、油断なくラッシュを見据える。この霧の中で互いを見通せる位置。そう離れてはいないだろうか】
親玉? 冗談はよしてくれ、私にこんな真似をする力はないよ。私は一構成員、機関員は機関員でも、ただの下っ端だよ
カニバディールだ。よろしく
>>ALL
さて、役者がそろったようだな。……いや、もう一人、お出ましのようだ
【カニバディールがそうつぶやいた途端。建物の一つから、ガラス窓を破って何かが飛び出してきた】
【異形。そう形容するしかないような生物だった。異様に太い四肢、鋭く長い爪、口は耳まで裂けてずらりと並んだ牙がのぞく】
【長く黒い髪は、口以外の顔を覆い隠し、頭部からは触角のようなものが生えていた。それは地面に四つん這いに着地した】
【異形は、周囲を見回しながら鼻をひくつかせるような動作をした。かと思うと、ぐるりと方向を転換し、>>896のラッシュに向かって走り出す】
【そのまま、鋭い牙をむき出しにして、ラッシュにとびかかろうとする。しかし、その動きは単純で直線的だ。対処は容易だろう】
【カニバディールも攻撃を開始。自身は、>>892のライラに向けて】
【顎が外れるかというほど、大きく口をあける。その奥から延びてくる何か。舌だ。太く赤黒い舌】
【先端に、肉切り包丁を巻きつけるように装着している。即席の肉の槍】
【一直線にライラへと伸びていく。しかし、この動きもまた直線的なものだ】
【カニバディール自身は、その場から動かない。まずは小手調べということか】
/大変、遅くなりました……申し訳ないです
- 912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 21:06:12.45 ID:Sc7aY8ar0
- >>909
――――もっと速く……もっと速く……!!
【自分の体に掛かる慣性や空気抵抗など無視して、ブラックハートは更にバイクを加速させる】
【先ほど姿勢を崩してしまっただけ、距離が空いているのだ。それを取り戻そうと、焦りを感じていた】
(……向こうも、これで少しは勢いを減じさせるはずだ……!
向こうがスピードを落とした分だけ……こっちが踏み込むッ!)
【半ばヤケクソじみた加速だったが、考え無しの猪突猛進と言う訳でもなかった】
【ミサイルを撃った事を勘案に入れながら、相手の先の動きを考え、その上でより近づこうと、勢いを出し切っていたのだ】
(……そうだ……ガトリングを引っ込めて……『ツインレイ』を出す……!
こいつなら……連射は効かない分、射程距離も弾速も上さ……!)
【肩に展開していたガトリングを体内に格納し、代わりに背中から、赤色の2門の砲台を展開する】
【――――ガトリングではなく、収束されたビームを放つこの兵装が、この場での最善手であると考えたのだ】
(さあ……どうする!? 行くぜ、あたしのミサイルが…………!!)
【――――上空へと放たれていたミサイルが、射角を下方へと修正し、上から敵車両を攻撃する】
【内、1発は車体のボディの上――――座席部分の頭上を、直接狙う。着弾し、その部分に穴をあけてしまえば、無理な加速が効かなくなるとの判断だ】
【もう1発は、更に前方100m地点へと落とされる。敵の前方で爆発させることで、心理的に反応させようと言う腹だろう】
【――――それだけではなく、小さいながらも爆発が起きれば、地面が抉れ、道路状況が悪くなる。それでスピードを落とさせようと言う事だろう】
【もし、これが爆発すれば、仮に時速100kmで走っていた場合、その地点に到達するのは約5秒後】
【つまり、着弾を許せば5秒以内にそこを避ける様に、速度や進路を修正しなければならなくなる】
- 913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 21:08:55.54 ID:In02dpbpo
- >>903
【返答の代わりに届いた一列の攻撃】
【一瞬の輝きを見て行動に移る】
【攻撃かどうかは分からない、けど回避して悪いことは何もない】
っと、うー……
いきなりでビックリしましたよ、まったく
【平気そうな声、それだけなら全部回避したようにも思えるかもしれない】
【でも、実際はただのやせ我慢】
【横に並んだ攻撃のうち端の幾つかは腹部へと命中した】
【それほど早い攻撃なら避けきれるはずもない、最初から諦めていたからこれくらいは許容範囲内】
【その直後、動きが入る】
【少年は両手の銃へと魔翌力を注いだ、時間は一瞬、右手には強く、左手には弱く】
【そして右手の銃で一発大きな一撃を放った】
【それはただの風】
【しかしそれは大きく、周囲の霧も一瞬は晴れるほど】
【男への攻撃ではない、しかし銃使いに必要な地形把握という大きな一手】
【晴れた一瞬を利用し、周囲を見渡す】
【時間にすれば3秒もない、しかし地形を見るのには十分な時間】
こちらからも、行きますよ
"お兄さん"
【嫌がらせのようにお兄さんと強調し、笑顔を一瞬見せた】
【とてもいい笑顔だ、完全に嫌がらせだった】
【そして、再び霧が立ち込めた】
【その直後に左手の銃からも攻撃が入った】
【今度は紛れもない男への攻撃】
【床を一回跳ねさせ男へと向かう銃弾】
【狙う位置は男の腹、先ほどの意趣返しといったところだろうか】
【弾が当たったのならば弾は冷えだす】
【凍らせるほどではないが不愉快にさせるのには十分だ】
- 914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/17(日) 21:08:56.99 ID:QY9XPT9Uo
- >>907
残念ながら私が受けた仕事に地獄の鑑賞は無くてな
【そう言うと男は自分が両手をつけ操っている
ゴーレムの腕を振った】
【するとゴーレムの腕の先の拳らしきものが腕から外れ
少年の方へ拳が飛んだ】
【大きさは大人の胴ほどの直径がある球だ】
【だが狙いが逸れている…恐らくそこまで正確さはないようだ
牽制のために投げたのだろう】
【そしてゴーレムの拳は周りの道を材料にみるみる回復する】
そこの少年!お前を重要参考人兼容疑者兼私の敵として
倒させてもらうぞ
【男はそう叫ぶ。顔は厳しく臨戦態勢になっている。
姿勢はさっきより腰を低くしたものになっていた】
そしてもう一言言わせてもらおう…この地獄にいる時点で
私もお前も同類だ
【舞台の案内人が喋り終わり命を賭けた戦いの緞帳が開いた】
- 915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 21:10:21.81 ID:Wx4nLwtGo
- >>902
(戦士ベイゼはあそこか――?)
(仮初の同胞とはいえ、傷をつけるわけにはいかん)
(横の荷車を避け――戦士セリーナのみを討つ、私と"フウイヌム"ならば可能であるか!)
【其処に本当に確保対象がいるかを見極める術はない】
【故に虚偽であったとしてもサイドカーを巻き込むわけには行かない】
【ガガルルの頭に一つの敗北条件が追加された】
ほう――機械ながら凡百の馬とは比べ物にならぬほど器用に動く!!
だが人馬一体の騎士を相手に!意志なき偽りの馬が何処まで逃げきれるか!!
【並のドライバーでは考えられぬ程のテクニックを見せるセリーナの"鉄馬"を相手に】
【ガガルルの"騎馬"も負けじと速度を上げていく】
【勢いを殺さぬまま、地面に叩きつけた蹄を中心に身体を捻り方向転換】
【生じた衝撃によりコンクリートの地面は蹄の形に深く陥没し、炸裂する!】
【"フウイヌム"は微かに鼻息を鳴らしながらも未だ多くの余力を残し】
【銀の魔翌力色を濃霧のように四肢に絡ませながら、一陣の白い閃光の如くセリーナを追う】
戦士セリーナ!確かに其の名聞き届けた!!
世に轟く貴殿の武勇!!偽りなき真実であるか否か!!
我が槍にて、いざ確かめさせて頂こう!!
ハアァァァァ――――ッッ!!
【ガガルルはセリーナの名乗りを聞き届けると、満足げに口元を歪ませた】
【異様な加速、ふと気を抜けば風に意識を吹き飛ばされそうになる中でも】
【戦士としての矜持は"正気"保たせ、馬を駆る手に狂いもない】
【否――既に頭のネジは外れているのかもしれないが】
銃器使い!そうであったな戦士セリーナ!
数多の騎兵を駆逐したその鉄の砲で、私の槍を見事砕いてみせるがいい!!
我が槍にて貴殿の臓腑を貫かせて頂く、その前にな――ッ!!
【向けられる銃口に、しかし怯える様子は微塵もなく】
【放たれるその瞬間までギョロリとした両眼にも、身体にも硬直した様子はない】
【圧倒的な突撃翌力により正面から迎え撃ち、叩き伏せる】
【それこそが"騎士"としての最大の誉であると信じているガガルルに、鉄砲を恐れる"常識"などなかった】
【放たれた紫の魔弾、それに対する行動は単純であった】
【"フウイヌム"が、残像すら見えるような速度で"首を振る"】
【その動作によって魔弾を確かに"叩き落とした"】
【額の剣のような装甲には、脚部同様に白銀の魔翌力光が輝いており】
【そして、その動作には"剣技"の如き動物らしからぬ"技術"があった】
お返しだ――貴殿の鉄馬の足も狙い打たせて頂くぞ!!
【ガガルルの咆哮と同時に、その腕に巻きついていた"蔦"が変化する】
【それは植物により形成された"ボウガン"であった】
【以前の戦闘によって使用したものよりも二回りも大きな"植物のボウガンは"】
【キリキリと機械な音を鳴らしながら自然にその弦を引き――放った】
【飛来するは長さ30cm程の"棘の矢"。狙いはセリーナのバイクの後輪だ】
【殺人的な暴風の中にあっても届くようにと強靭に引き絞られた"バリスタ砲"の如き一撃が襲いかかる――!】
- 916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 21:13:44.77 ID:wHRVDZbvo
- >>908
煩い黙れ、老害が……
守る為にアタシはここにいるんだ、そして綾津妃も取り戻す覚悟しておきなさいよ
【月のエンブレムが刻まれた身長大の魔術杖で床をこつんと叩く】
【漏れだす濃密な魔翌力と探索用の魔法陣が1つが広がる、真円に真円を重ね中央には三日月を讃えたそれは】
【隠されたものを曝け出す為のモノで数瞬の後に周囲へと微弱な魔翌力の波が広がるだろう】
【要するにソナーのような物と考えてくれれば良い】
【その波に触れた物を感知して、晒す……ただそれだけのシンプルな術式探す物はそうあの「使い魔」と呪いの具現のあの「彼女」】
【無論だが非探知防止などの対策を取られれば見つかる事はないし、ただでさえ霧の干渉が多い場所だから精度も甘い】
……そう、あの箱ね殊勝な事
【電撃のような痛みは魔翌力を再装填した為のもの】
【しかし苦悶の表情ひとつも無く老人の指した「箱」を見つめて尊大に頷く】
ああ、ところでだけど墓の深さはどれくらいがいいかしら?
アタシとしては二度と復活しないくらいに深く深くに埋めたいのだけど…………御免ね
【彼女はどこまでも冷たく酷薄とその魔翌力を滾らせる】
【例えかの化け物が元は人間だろうと、躊躇いなく魔弾を放ち崩そうとする】
【通常の魔弾を同時に3発、化け物の腕から胴の辺りへと撃つ】
(ちゃんと、始末するからね……っ!!)
【「がちゃん」と弾倉を回転させる音】
【更に3発の魔翌力を直列に繋げて威力を一点に高める、狙うものは身近な床に】
【老人の放つ闇色の魔翌力がこちらに来る前、自身の魔砲を推進力にカズネは跳ぶ!】
【痛みを伴うが痛みなくして得られる物などない】
【ローブをはためかせ杖の重さに腕を引きずられそうになりながらカズネは件の箱へと迫るだろう】
【それ即ち、近距離の攻撃手段が惰弱な彼女が老人に近づく事に他ならない】
【或いは秘策があるのかただの無謀か】
【しかし忘れるなかれ、彼女の表情は未だ崩れず】
- 917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga]:2013/03/17(日) 21:18:42.63 ID:xzCNHYMY0
- >>888、>>906
【歓喜に酔う悪魔から数十メートルの位置、霧のなかを歩むものの姿があった。】
【腰までの伸びやかな黒髪が、濡れ羽烏と呼ぶに相応しい色合いで】
【銀の混ざる橡色の瞳をして、濃藍のトレンチコートを纏った―――少女、だろうか】
【右手には前腕を覆う手の甲までの漆黒の装甲、魔の霧を払うが如く曇りなき太刀の白銀の刃。】
【移ろい行く刹那を留め、硝子の様な雰囲気を漂わせる。】
【そんな形容の出来る人影だった。 】
(……ッ、―――――――――)
【――――― 地獄の光景。変化し/貪られ/姿一つ見えぬ住民たち、】
【総てが手遅れなのではと、“護れなかった” 事への敗北感の軋みから心に生じかける幻想―――――】
(…………違う、)
(何も、未だ、終わっていない――――――――)
【ひねり潰すように心からかき消す。弱まりかけた双眸の光は、再び鋭さと強さを再燃させた。】
【大切なのは、未だ戦いは続いているという事だ。】
【既に悪夢と成り果てたこの現実を、否み、許せぬと断じる心がこの胸にあることだ――――】
【………ひとつでも救える生命はあるか。二度とこんな悪夢が生まれぬよう、斬り滅すべきものに辿り着けるのか、】
(…………―――――――――――)
【その疑問すらもはや忘却の果てに消えた。ただひたすらに少女は疾走する。生存者を、そして絶つべき元凶を求めて。】
【研ぎ澄まされたその感覚が、やがて悪魔の哄笑と魔力を捉え――――――】
【――――――――――― 跳躍。侍と悪魔の対峙する、その空間へと踊り込んだ。】
…………奇遇ね瑛月=A今夜の敵は私も一緒。
―――――― 邪魔させて貰うわ “知らない誰か”―――――……彼への答えがどうであれ、私は、貴方を終わらせる―――――
【肩を並べ紡ぐのは同じく櫻に生まれた剣士への言葉。】
【それで十分だ、と―――そんなある種の信頼を含む様な、最低限のそれだった。】
【そして周囲に蠢く魔物は目に入らぬが如く、少女はただ悪魔ひとりに双眸を向ける。】
【静かに、だが赫怒と凄絶なる冷徹さを以て、邪悪に過ぎるこの “敵” を貫かんとするかの様に。】
【その右手は無造作に太刀を携えながら、今にも斬りかからんと、ギュ、と力の篭もる音をたてて―――――。】
- 918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 21:19:51.94 ID:Kwc2P+hto
- >>912
【――――響き渡るのは二つの淡い音、それは何かの、思いが途切れる音】
【彼女が胸元から取り出した何かを彼女がキスしたなら、その唇が音律を辿った】
【何者かも分からぬまま、何物をも知らぬまま、そこに行くまでの旅路を辿るかの如く】
目標……二つ……予想到達時間……およそ、五秒……
お姉さんか……お兄さんか……知らないけど――――
軍人、舐めたら……ダメだよ
【彼女が前方のガラスへと何かを放ったなら、すぐさま彼女の横の鏡からその何かが姿を現す】
【グレネード≠セ、勢いを保ったまま、鏡を介して上≠ヨと放られるグレネード】
【――――寸刻、爆発する、ミサイルが着弾するより早く、空中で爆破させるように】
【衝撃が車内に響き渡った、衝撃を吸収するサスペンションが、悲鳴を上げて、彼女の身がはじき出されそうになる】
【ミサイルは着弾するより早く、車の頭上で爆発するだろう、100万ドルの流線型にへこんだ傷跡をつけるだけに終わる】
【だがもう一方のミサイルは、前方に亀裂≠作った――――】
【爆発は慣れていた、だからこそ、反応は見せない】
【けれども僅かに速度が落ちたことは伺えるだろう、貴方の捨て身の加速はここで大きなアドバンテージを生んだ】
【相対するは彼女、眼前の亀裂を、どう対処するのか】
……掴まっててね……今から少し、無茶――――するの……!!
舌噛んじゃっても、知らない……から!!
【彼女はもう一つのグレネード≠ガラスへと投げる、鏡を介してそれは前方≠ヨと出現する】
【ころころと転がって、前方に出現した亀裂へと、ぽっかりと入り込むだろう】
【歯を食いしばった、その座席へと身を縛り付けて、何度か強く呼吸をする】
【彼女のSR-71≠ェ亀裂へと脚を踏み入れた瞬間、彼女の投げたグレネードが爆発する】
【車の底で爆発するグレネード、その衝撃を一杯に受けて、彼女の車体が宙に浮いた】
【長く前方へとはじき出されるSR-71¢Oのめりになる形で、強く前へと飛んだ】
【地面へと着地したならば、前方に投げ出されるかのような衝撃が彼女を襲う】
【響く悲鳴、それを必死にこらえて、彼女はシートベルトに身を預けて】
【減速したぶんの跳躍=\―――前へと進む距離は少しだけでも多くなる】
【亀裂を爆発させたのだ、その地点は、かなり酷い亀裂が走っているだろう】
【四輪でさえ躊躇するその亀裂、二輪なら、速度を落とさざるを得ないかもしれない】
- 919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 21:20:07.79 ID:kBbXN/7no
- >>896
【この場に現れたもう1人の人間。ライラは会った事がないが、その背中はいやに戦士としての何かを感じさせる】
【カニバディールに相対しているところを見ると、彼もレナールの調査に乗り出した勇士なのだろう】
【彼が近づいて行ってしまったため、必然的に後方に居るライラは彼に大声で注意を呼びかける】
―――おい、其処のお前! ソイツはカノッサ機関員だ!
名前はカニバディール! 能力は―――肉体の変化、分裂、増殖だ!
【これで幾らか、次の瞬間から起こりうるであろう戦闘で有利になれば良いと、そう思って掛けた声なのだが―――】
>>911
確かにな。死に損なったテメーが戦闘前みたいな状態でいることには、ちょっと驚いてるもんだが―――。
「あん時死んどけばよかった」って思わせてやるぜ!
【カニバディールの能力は前回の戦闘でよく分かっているつもりだったライラだが、異常な回復力でもあるのだろうか】
【どちらにしろ潰すだけなのだが、その異様な出で立ちは、その纏う雰囲気は、いやでもライラを緊張させる】
【だが、カニバディールの前にはあの彼が。自分は後方支援にでも回ろうかと、考えていた矢先だ】
【ビルから、化け物が降ってきたのは。そして】
【――――カニバディールの魔手……いや、魔舌は、彼ではなく自分を狙ってくる!】
(チッ……やっぱ俺かよ!)
【心の中の舌打ちは当然ながら誰にも届かない。しかしカニバディールの即席の槍とでも形容するべきか肉切り包丁を巻きつけた長い舌は】
【今にもライラに届かんと迫ってくる!】
【ライラはその舌をダッシュと同時に行った右ステップで避けながら、猛然とカニバディールへと切迫する】
【近づければ、振りかぶった杖を容赦なくカニバディールの頭へと振り下ろさんとするだろう―――その動きはやはり、単調なものだ。】
【しかし、その腕のブレスレットは緑のソレが2段階光る―――それが見えれば、つまりどんなことを意味するか、以前戦闘したカニバディールには分かるだろう】
- 920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [!red_res]:2013/03/17(日) 21:21:31.46 ID:ueMfccAio
- >>910
半魔のケンタウロス相手に『ついてこれるか』たぁ良い度胸だ!
そこいらの馬や機械なんぞより余程恐ろしいってところを見せてやるから―――
【『覚悟しなッ!』―――言葉に続いて、避けられた氷杭が地面に落ちて派手な音を立て】
【急なカーブを決めた自動二輪を追いかけて、キルフェは舗装された地面を踏み砕いて進んでいく】
【彼女が走った後には馬蹄型の氷が有り、先ほどの一撃と合わせて彼女が氷系の能力者だと分かるだろう】
【そして、どうも攻撃の起点=\―先ほどなら地面を大斧で抉るなどの、スイッチが必要であるらしいことも分かる】
【加えて理解したくはないだろうことは、彼女の速度だ。加速に追いつくように動く四脚は、最早人の目では捕らえられないほどとなり】
『何が狙い』だぁ……?んなもん言うまでも無ぇ、大親友のガイストの手伝いよ!
テメェらのような雑魚や、UTや自警団や!月彗のような裏切り者を皆殺しにするッ!
旧遺物があればそれを手に入れ、必要な駒――今回のようなことがあれば身を呈して、ってなァ!!
……チッ、中々速ェ!だがこれならどうだ、食らってくたばれ―――!!
【目的――というより、方針か。その大きな声で、キルフェはやすやすと目的を吐いた】
【おそらく、激昂すると頭の回転が悪くなるタイプだ。パワーが驚異的な分、やりやすくは有るが――】
【ブオッ!=\―風を斬って、大斧がバイクへ――いや、バイクの前方へと投擲された】
【どちらが走るよりも速いそれは一見投げ損なったかのようだが、実は全く違っている】
【その目的は斧の着地点から発生する氷のフィールド!路面を一挙に、斧を中心に凍らせたのである】
【流石に半魔と言えど、急加速には勝てない――ならば、相手の速度を逆手に取れば良い】
【そういう戦闘的センスは素晴らしいようで。ただうまくすれば、凍りつくよりも早く脇を抜けられる可能性もあるが―――!?】
- 921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 21:22:03.97 ID:VciDs2Poo
- >>904
「あんなものをここまで運んできたとは。なら、国境警備隊も可哀想に」
んっもう、縁起でもない事言わないでよ!
【斜め後ろで狙いを澄ます雑兵サイドカーを舌打ちしながら一瞥するのは、アダレードだった】
【内心こいつらはダミーで本隊は集合場所を探しているのではないか――と、イライザとさっき話したものだが】
【二桁ナンバーズが部下連れで来るとは、恐らく本気≠ナデッドヒートをやるつもりなのだろう】
【馬鹿正直で有難いことだと、ヘルメットの奥で小さく呟く】
「――――≪The Piper≫」
【――瞬間、大気が縮れるように歪むのが見えたかもしれない】
【アダレードが声≠媒介に発動した能力は、指向性を持った轟音を生み出したのだ】
【それは魔翌力干渉によって音速より遅いながらも、視認性の低い飛び道具として機能する】
【もしもそのままのルートを走れば、操縦などままならないほどの響きが、雑兵の鼓膜を叩く】
【なお、このせいで彼がバイクごと道から転げ落ちてしまったとしても、顔も知らない以上頓着はしない】
【アダレード・マスグレイヴとは、そういう人間だった】
【そしてタンデムシートになんと立つイライザは、盾の曲面を使って銃弾を逸らして見せる】
【甲高い衝突音。盾が弾着の瞬間に纏った石竹色のオーラ揺らめきは、きっとその防御力を高めている】
【でなければ防弾チョッキを着ていても激痛があるように、彼女は無事では済まなかったろう】
「……銃器で狙われる危険性と爆弾でも撒かれる危険性、どっちが上だと思う?
(最悪、こっちには人質が居るがね)」
前を取るか後ろを取るかって?――そんなの、全力で飛ばして全力でぶっ飛ばすだけよ。考えなくて良い!
「そうか。では君がそう言うなら」
【かくしてレイジア達のバイクと軍用バイクが横に並び、雑兵が脱落しようと言う中】
――――たぁぁああーーーっ!!
【イライザは背中に蝶の翼を発現させ、シートの上から飛び立った】
【標的は――運転者であるノーグ。主義には反するが、明らかに弱そうな方に襲い掛かって突き落とそうとする魂胆なのだ】
【だがその右隣には、サイドカーの乗員として彼の身を守るレイジアが居る――どう迎撃してくるのか】
- 922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 21:24:58.61 ID:mOMSI7zDO
- 【路地裏】
【──くしゅん】
【小さく、小さく。誰かがくしゃみをする音がした】
【その後、どさりという、重い荷物を落とすような音】
【もし付近に通行人がいるのなら──次に感覚へ訴えかけてくるものは】
【それは、嗅ぎ慣れた者ならすぐ分かるだろう。硝煙の、香りだった】
【嗅覚と聴覚、そしてあるいは第六感と運を用いてそれらの発生源にたどり着いたのなら】
【きっと──彼は、彼女は、見るだろう】
【ローブに身を包んだ、小柄な人物と】
【そしてその者の足元で血を流して倒れ伏す、男の姿を】
- 923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 21:28:54.28 ID:zZgw9pqd0
- >>901
【耳元で無限に繰り返される言葉たちは、その総てが彼女を否定するもので、その心を抉るためだけに誂えたよう】
【圧し折れたままに風に曝される桜の木は彼女の心と同じ。何もかも折れて枯れてしまったのに】
【それでも現世に留まりたいと願ったのは、どうしてなのか――なんて、誰も分からないから】
【ふつと消えた自らと同じ声、怯えたような気配を湛えて、震える両手をそっと外したのがしばらく後】
【棒切れみたいに細い腕でぐぅと身体を押して。起き上がろうとして、失敗と失敗と成功――ざらりと、黒髪が流れて】
【癒着しそうなぐらいに閉ざしたままの瞳をそうっと開けたなら、久方ぶりに見る世界は、やっぱり。嫌だった】
…………
【ぱきりと泣いたのは、枯れ枝のちいさな泣き声だと思って、】
【空気が揺らぐのは、紫色をした鳥の些細な悪戯だと思って、】
【――彼女の身体に刻まれているはずの術式、その力がほとんど喪われていることに気付くのは、きっと容易いはず】
【あの半魔による介入が原因ではなく、生きたように動くための最低限以外を絶ったのは、疑うほどもなくあの白蛇】
【重ったるい嫌な空気も、水中を模造したこの空間も、総て彼女を害すためにあって――ひとを避けたのも、妙な介入を防ぐため】
【だとしたら。あの白の少女は何なのか――(白蛇の愛した女性は、鈴音と同じ顔をしていたというけれど)】
【こんな世界にすがり付いてまで待ちたかったひと。その何にも気付けないのは、彼女の衰弱を示して】
【瞬きすら気だるそうに繰り返す瞳が、やがてそちらへと振り向いて――少しだけ、丸くなる】
【夜よりも冥い色をした髪。好き勝手にざらざら流したなら、寝起きよりもひどく乱れて】
【血色の瞳――黒かったはずの右すらも赤いなら、その印象もおもしろいぐらいに違うはず】
…………――
【浮かべた驚きが薄れたなら、ほんの少しだけ浮かべるのは嬉しそうな――すぐに掻き消えたとしても】
【水面の金魚めいて、戸惑う言葉は音にもなれず。そもそも、声がうまく出てくれないから、その欠片すら手繰れない】
――(どう、して)
【それでも。やっと搾り出せたちいさな言葉、音になれなくっても辿るのは難しくない】
【目を合わせることを恐れるように逸らしたままの瞳は、そっと視線を合わせることを拒んだまま】
【言いたいことはたくさんあるのに。それ以降押し黙ったなら、ひゅるりと風が吹きぬけた】
- 924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 21:30:35.04 ID:RcwdWE9Mo
- >>913
【男は、依然として、その場から動いては居ない――】
【左手で、軽く髪を掻き上げると。 ……少年の『風』に、髪がたなびく】
…、…あラ、今のを『避け切る』“程度”には、愉しめるみたいネ。
【――、少年の“嫌味”は、不発に終わったらしい】
【鋼線を引き戻すと、其処に付着した『血液』を確認して、双眸を少年に向け】
【放つ言葉は、『挑発』にも聞こえる其れ。 …、…明らかに、軽く′ゥている】
――、ふン。
【 …… そして、少年の 攻撃 =z
(あラ、あの軌道だと――“跳弾”、かしラ。)
(さっきの風は、『状況把握』、でしょうネ。 …、…なラ、確実に『狙って』るワ。)
(――、まぁでも、“あの程度”なら…… )
【この男――、こと、戦闘に関しては、緻密≠ナ冷静≠セ】
【…、…少年が、その外見とのギャップ≠ノ、どの時点で気づくのかは不明だが】
【『外見そのまま』、の……“エキセントリックさ”しか、感じていないとすれば、『死』は確実に近付く】
…、…あラ、何処を狙って ――ッ!!?
【 ――そういう、人間≠セ 】
【見事、『腹部』に命中した弾丸…、…それから、彼の演技=z
【その反応に、“油断”をしたならば。 ――、霧の中に隠された、『足元』は看破できないだろう】
……、 なぁぁぁああぁあーーーーんて、ネ ェ 。
【――、“號” 、と。 音を錯覚するような、魔翌力の奔流=z
【ウルトラ・ヴァイオレットは“可視性の光”となって、両足より霧の中を輝き】
【次の瞬間――、男の体が弾丸のように射出≠ウれ、少年へと迫る】
【まるで、『冷えた弾』など、意に介さないような、靭やかな体の動き】
【――、狙うは矢張り、『腹部』。 傷口の辺り≠ノ、サイドからの右回し蹴りを、射出の勢いを載せて放つ――!!】
- 925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 21:35:00.52 ID:M9QVyoUno
- >>911
ーーーへぇ、俺の事を知ってんのか、名前を知られるってのは嬉しいもんだな
…出来ればテメェみたいな奴じゃなくて、可愛い姉ちゃんに知られたかったけどな
【カニバディールの醜悪な笑みに、ニヤリとした不敵な笑みを返しながら、冗談まじりに言葉を返す】
【こんな状況で軽口を叩くのなら、それこそ慣れている証拠に他ならない】
はっ…修羅場ねぇ
テメェの気にする通信相手が、色々気を回すお陰でな、片目もこんな有様だよ
…ま、片目でも話しながらでも、下っ端相手のハンデにゃ丁度いい
【左手で眼帯を撫で、見据え返す目は片目でも、力強く】
【挑発の言葉を自然に発しながら、左手を降ろす】
>>919
情報あんがとさんーーー聞いただけでもグロテスクだな、そいつぁ
…ラッシュ・ワンスドッグだ、お互いよろしーーー
【後ろからかかる声、ライラの叫ぶ情報に応え、左手の親指を立てて後ろに見せる】
【この場では味方同士ーーー面識はないが、簡単な連携くらいはーーー】
【ガラスが割れる音ーーー言葉はそれに掻き消される】
【一気に纏う雰囲気は研ぎ澄まされ、新たに現れた異形と目が合ったーーー気がした】
…おいおい、俺かよ!?
【牙を剥き飛び掛かってくる異形、その見た目もさることながら、三人の内自分がいの一番に狙われた事に悪態をついて】
【異形の大きく開いた口に、横に突っ返させるようにブレードをあてて防いだ】
くそっ…!気持ち悪ぃ面しやがって!
【片手だけで防ぎ切るのも時間の問題、反撃しなくては】
【素早く左手で銃を抜き、異形を押しとどめながら、銃口を異形の口に突っ込む】
【そのまま引鉄を引くーーー銃弾と変わらぬ威力の紅い魔弾が、三発連続で放たれた】
- 926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 21:35:44.67 ID:Sc7aY8ar0
- >>918
――――――――ッ
(見えた…………あの妙なのを、アスポート(瞬間転送)させてやがるのか……!)
【バイクで尚も追い掛けながら。ブラックハートは、ミサイルへの対処を行う敵のパターンを観察し――――そして、その瞬間を見た】
【突如、何かを介して、グレネードが放りあげられ、車体を狙っていたミサイルを叩き潰す】
【何か、携えられた横のものは、いわばワープゲート。転送の門としての機能を有しているのだ】
【――――ようやく、相手の能力の、正確な姿を把握するに至った。有効打とはいかなかったが、そう言う意味では、遥かに意義のある一撃――――】
(もう少し……あと少し……!)
【縮まる両者の差。ブラックハートはそのまま加速を維持させる】
【無論、遥か前方へと放ったミサイルの事は忘れていない。地形に影響させる一撃と言う事は、自分にも帰ってくるのだ】
【しかし、こっちは乗用車に比べて小回りが利く。多少抉れた地面を回避するのは、難しい事ではない】
【――――両者の距離が、おおよそ7mほどまで縮まっただろうか】
【その時だった。突如起こった爆発で、敵が『ジャンプ』したのは】
――――なぁ……ッ!?
【前方での爆発は、真っ向からの衝撃となって、ブラックハートを打ち据える】
【思わず、バイクをブレーキさせて、歯を食いしばった。サングラスが消し飛び、その下の、眼球の代わりであるカメラレンズを露出させる】
【衝撃波は、程なく過ぎ去ったが、敵車両は思ったよりも遠く、ガシャンと着地していた】
ご、ほっ…………!!
やりやがる…………! なら、こっちもそろそろ切り札だ……!
(グラトン……こんな装備用意できるぐらいなら、大型兵器開発も、自分でやるって言やぁ良いのによ……!)
【相手は、急激なジャンプで距離を離したとはいえ、しばらく軽々に加速出来ないだろう】
【運転手も参っているだろうし、車体に思わぬダメージが入っている可能性もある】
【距離は離れたが――――そこを詰める為に、ブラックハートは準備していた装備を起動させる】
【――――バイクの後方から、スラスター噴射が吹き上がる。外付けのジェット機構を発動させ、急激な加速を実行させたのだ】
【最大で6秒しか使用できないとの事だったが、この亀裂を乗り越えて、再度追撃の体制をつくるための一時的な加速を得るためなら、十分である】
【同時に重心を後方へと逸らし、バイクの前輪を浮かばせる。そのまま、噴射の勢いでバイクは斜め上方へと推進力を得て――――亀裂を、飛び越える】
【その直後に、スラスターを切って着地し、再び走行による追撃を再開させる】
【――――無理なアクションが祟ったのか、それとも先ほどの爆発の煽りを受けてか】
【ブラックハートの口から、唾液の様にも見える人工血液が、知らぬうちに滴っていた】
- 927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 21:35:59.74 ID:OBLFHeE8o
- >>915
(――生真面目、っていうのかな――いや、本当に騎士然としてる。)
(女の子とは思えない、って――まあ、こういうのはアタシが言ってもアレか、あはは・・・。)
(――ともかく、正面から真っ向勝負!って印象の娘だし・・・やっぱり、そうなると――)
【『――秘密を漏らすような戦闘員であれば、切ってしまえば良い――』】
【カノッサという組織が"悪"とされる理由――ただ民間に被害を出し、世界を破滅へ導こうとしているから、というだけではあるまい】
【もっと単純に彼らは冷血――仲間を殺すことも、目的のためなら平然とやってのけるであろう"冷酷さ"こそが、彼らを"悪"としていた。】
【この襲撃にしても――本当にベイゼを"助け"に来たのか、それとも・・・】
(――口封じの為に命を奪いに来たのか。まだ不鮮明だったけど――どうやら、アタシの"お相手さん"はそうじゃないらしい。)
(――ま、正義を語る以上はあんまり汚い真似は――出来ないけど、ね。)
【――片手でハンドルを握り、もう片方の手では銃を握りながら、彼女は考える――彼女(ベイゼ)はあくまで、人質。】
【有効活用することも出来るだろうが――興が冷めそうだ。なにより。】
【彼女は考えこそすれど、卑怯な手段を取る事をあまり好かない――。】
(――格好つかないじゃん、そういうのはさ・・・!)
ハッ・・・ガガルルちゃん、だっけ?こんな程度の機動で驚いてちゃ、まだまだこの先ガス欠必至だよ!!
アタシの腕前は――こっからだッ!!
【放った魔弾は紫の魔力塊となり直進するも――フウイヌムの脚部を撃ち抜く事は、叶わず。】
【代わりに額に構えた剣の一閃で弾き飛ばされ――消滅。】
【普通に撃っただけでは、どうやら彼女と、彼女の愛馬を倒すことは出来ないようだ――】
【―――ならば、行うべきはただ、一つ。】
――うおっ!?槍だけじゃなくてそんなステキな"武器"も持ってるんだ、やるじゃんガガルル――それじゃこっちも本気で行くとしようッ!!
【瞬間、セリーナは放たれた"矢"めがけ――ではなく、後方めがけ銃弾を発射――なんのつもりか、これでは"矢は"――】
(―――なにも、バイクがすごいのは走りの性能だけじゃない。)
(―――圧倒的に、減速が―――速い。)
【――急ブレーキ、まさかの失速――しかしこれにより矢が放たれたその直後、セリーナの影は一気に後方へと"下がる"!!】
【そしてそれによりタイヤへの直撃を避け、セリーナ自身は後方に向かう事で――】
――アタシの銃の本領発揮は、ここからだ。
【――後方に放たれた銃弾が、召還陣を展開していた。】
【彼女が先ほど放ったそれは"魔弾"ではなく召還弾――展開した召還陣は彼女を追うように急速で迫り】
【一気に減速したバイクに――"追いつく"ッ!!】
騎士怪醒――"ティターン・アーマー"
【召還陣がバイクの後方から、そのままセリーナの身体をすり抜けていく――ッ!】
【先端まで透過されたそれが消えると――セリーナはセリーナで、なくなっていた。】
【召還された武装は"魔導鎧"――魔力を人造的に生み出す魔道エンジンを背に積んだ、悪魔製の"自動装着アーマー"】
【太古の巨人族、強固な皮膚を持つ「タイタン」をモチーフとして精製された強固な外骨格に全身を包まれたセリーナは】
【見た目には、まさに"人造の悪魔"――機械と、悪魔とを融合させたかのような不気味なシルエットと化す。】
【しかし"ソレ"は紛れもなく、ただの人間であり能力者ではないセリーナを"戦士"の次元へと昇格させる為の"武器"で】
【関節部分に、魔力が流れていく音が木霊する――魔道エンジンの駆動音が全身を駆け巡る。】
【装着された事で使用者のパワー・防御力を大きく上昇させるその鎧――外見こそ生物的なフォルムを持っているものの】
【魔力によって駆動するこの鎧はまさに、特殊な動力を有するとはいえ一種のパワード・スーツと呼べるだろう。】
【――尚、彼女が頭部に被っているテンガロン・ハットの影響で装着後の鎧にもその「形状」がきちんと反映されている辺りが】
【いかにも単純な"メカニック"――機構を有するものでなく、悪魔の技術で造られた"機械"である事を伺わせる。】
さあ――加速だッ!!
【鎧を纏い、その姿のままスロットルを捻り――急加速、今度は逆にガガルムの背後から狙いをつけようとするッ!】
- 928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 21:39:30.64 ID:iV/89pfFo
- >>914
【ゴーレムの巨大な腕が飛び、その風圧が彼のローブを揺らした。暗闇を携えた瞳が目の前の“敵”を見つめた】
【巨大な召喚物。再生の速度に正確さはないものの操作しきる能力。この状況に恐れることない精神力】
【中々の術者だと、アルフォンスは感じた。この地獄の光景を見て、冷静さを保つのは難しい】
残念ですね……悲しいことに、賢い方は少ないようだ
僕も、そして貴方も、ここで愚かにも怪物にされた元人間たちとは違う生き物ですよ
ですが──貴方には生贄になってもらう。“善良なる市民”たちの目を覚まさせるための生贄にね!!
【大気が集い彼の身体に纏わり付く。彼を守護するために、その刃となるために】
【彼の表面を保護する圧縮された大気は緩衝材のように衝撃に対して反発する不可視の鎧】
【アルフォンスは目の前にゆっくりと倒れ──彼の足元にある壁が破裂し、その衝撃で彼は真っ直ぐにゴーレムの元へと飛ぶ】
【彼は足元の空気を圧縮し、破裂させた衝撃で加速した】
【当然、彼は愚直な突進をしたわけではなかった。そんなことをすればゴーレムの巨大な腕に捕らわれてしまう】
【ある程度──ゴーレムの腕が届かない程度──まで接近した後に、空中で縦に一回転した。その脚の軌跡から、真空の刃がゴーレムに向かって放たれる】
【その正体もまた圧縮された空気だ。塵を含むそれは白く濁って見えるため、不可視ではない】
【刃を放った後、アルフォンスは慣性を失ったかのように真っ直ぐに落下した】
【彼の狙いはゴーレムの足元だった。巨大さから来る動きの鈍さを予期しての行動だった】
【しかし落下した位置は遠く、接近するには僅かばかりの時間が必要だった】
- 929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2013/03/17(日) 21:42:33.76 ID:sW1IsQWuo
- >>908>>916
俺ノ事などどうでもいい!
この街ヲ……この街ノ人々を変えたノは、貴様なンだな!
【耳にしただけでもそうだと取れるほどに、語調と物言いには隠しようも無い激昂が満ちている】
【青年は以前にこの街が強襲された時にも立ち合い、その後いくらか滞在した事もあり】
【この惨状への悔しさを募らせるように、眼球に多少の滴がにじむ】
【新手へと振り返る身体はつま先から回転の力を受けながら飛び上がり】
【鋭い爪ごと腕を薙ぎ払いながら、身体の回転と共に曲刀の切っ先がずぶりとその頭部へめり込む】
【灰色の脳漿が、いや今はそんな体内の機構さえ狂ってしまっているのだろうか、脳圧から解放されて周囲に飛び散り】
【人間の精神生理的な部分に訴えるような半固体のシャワーが地面に降りかかる】
街も、人も、ソノ誰かも、元に戻セ
これ以上ヒトの尊厳と未来を奪い去るヨうなら、許さない!
【着地と共に闇の魔力が背筋を掠め、くぐもった悲鳴と共に内臓が悲鳴をあげる】
【苦痛を堪えるように奥歯を噛み締めて耐え、ひたすらに真面目ったらしい怒号を吐く】
【見ればこの場のもう一人、華奢な身体が広場の中心へと飛びこまんとしている】
【それを追いかけるようにこちらも大地を蹴って老人に向かってその身を突き進める】
《尾(ザイル)》、絡め取れッ!
【振り下ろされる曲刀は未だ距離が足らず、老人の前方で空を切る】
【だが、その刀身を覆う水は急にその身を長く伸ばしてワンテンポ遅れてその身に叩きつけられんとする】
【狙いは相手の右腕、当たれば水の鞭は一巻き二巻きと絡んでその動きを留めんとされるだろう】
【箱を狙う少女の代わりに、こちらが老人の気を引くつもりであるのだろうが】
【先より、老人はどこか自身の身の守りに捨鉢であるように思える――そしてその落とし穴に、青年は気付いていない】
【彼の術式は全て水であり、変幻自在のその形態は物理的な障害にはかなり強い】
【しかし属性が形となった術の性質上、逆に同じく属性攻撃にはやや相性が悪い場合が有る】
【老人は先の攻撃を見てもその姿を見ても、魔力の扱いに青年より確実に長けている――さて】
- 930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 21:42:56.10 ID:Kwc2P+hto
- >>926
【完全に楽観視していた、このまま――――逃げ切れる、と】
【弛緩する筋肉と精神、緩む思いは、警戒を怠りあるいは――――】
【自ら死地へと進むアクセルを、踏み入れるかのよう】
……っ……!!飛ん……だ……の……?
【アクセルを踏む彼女の足、けれども速度は上がらない】
【衝撃でどこか壊れたのだろう、速度は速いものの、加速ができなくなっていた】
【その状態で、貴方の跳躍だ、つまる距離に彼女の緊張も高まった】
【風の色が段々と深さを増す、夜の月の形もうかがえないほどに】
【刻み込んだ幾つもの証しが、印のようにひずみを帯びて】
【やがて消える雲間の中、わけも分からぬ導火線のように】
- 931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 21:43:24.40 ID:k5JlTBEBo
- >>922
【がしゃん、がしゃん、がしゃん】
【金属と金属の擦れ合う音が等間隔で近づいてくる】
【がしゃん、がしゃん、がしゃん】
【金属の音に邪魔されてかすかに聞こえる足音は、ひどく重い足取りで】
【がしゃん、がしゃん、がしゃん】
【伸ばした腕二本ほどの長さで、先細りのフォルムをした機械ーーー槍と】
【がしゃん、がしゃん、がしゃん】
【トラックのタイヤほどの大きさの凸状にたわんだ円盤ーーー盾を】
【がしゃん、がしゃん、がしゃ…】
【決して大柄とは言えない体躯に背負い、進めていた歩を止める】
ありゃま、流石に路地裏は物騒な出来事が付き物ッスねぇ
【そして、血と硝煙の臭いには不釣り合いなほど輝く瞳を持つ少年が、二人に遭遇した】
- 932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 21:48:13.96 ID:VzCiUwHvo
- >>923
……どうして、とは?
未練があったとか、そういう理由にした方が良いのでしょうか?
それとも「矢張り愛している」とか、そんな甘ったるい“嘘”を並べ直した方が、お気に召されますか?
【――逸らされてもなお、向けたままの視線】
【其処に篭る呪詛と、連ねる言葉は、どちらが酷薄なのだろう】
【両眼共に赤いその色を覗き込むように、徐々に、彼はその距離を縮めていく】
私はただ手慰みに貴女を受け入れた。 それだけですよ
貴女だって、一人にされなければ、ただ縋れるならば、誰でも良かったのでしょう?
私でなくたって、受け入れてくれそうな人間ならば、辺り構わず声を掛けたんでしょう?
【息の触れそうな距離にまで接近すれば、徐に紫の爪先を其方へ伸ばす】
【それは彼女が臥したままであるなら手を差し伸べるような、】
【立ち上がっているならばそっと触れようとするような、そんな様相で伸ばされたが――】
――……騙されるとでも、思ったんですか。 馬鹿げている
【どんな体勢にあるとしても、その手が彼女を突き飛ばそうとする事に変わりはなく】
【成功すれば更にその華奢な躰の上に馬乗りになろうとし、紫色の指を首元へと伸ばそうとする】
【――その手に込めた力は、ただ無慈悲に強められていた】
- 933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 21:49:26.83 ID:4cbiSuaoo
- >>890>>899>>908
【中央広場にて、開始される戦闘。うごめく異形どもにまぎれて、別々の位置からその戦闘をじっと見つめる、肉塊が二つ】
【戦闘開始前に、この場への侵入に成功。撮影可能なギリギリの距離で、カニバディールの『人面瘡』は、潜んでいる】
【それぞれ、別々の位置からの撮影。この場での出来事を漏らすことなく、収めるために】
>>919
おいおい、人の能力をペラペラとしゃべってくれるなよ
こっちこそ、お前に与えた傷は浅いものではなかったはずだがな。頑丈な奴め
……やってみるがいい
【第一撃はかわされ、肉薄してくるライラ。さすがに、一筋縄ではいかない】
【目に映るは、あの日の記憶と重なる光景。光り輝く、ブレスレット】
(緑……風の刃か。今度は、しのぎ切ってみせようじゃあないか)
【カニバディールの頭が、人の形を失って大きく膨れ上がる。杖の一撃は確かにその頭部を捉えた】
【しかし、出血はほとんどない。膨れ上がった肉が盾となって、ダメージを軽減したのだ】
【変形した頭部の中で、人の名残をとどめる口元が、またも笑みを形作る】
【ギョロリ、とライラを見据える眼球。膨れた頭部の肉の一部に、眼球が浮き出ている。肉体増殖の一形態だ】
【反撃。右手に持ったままの肉切り包丁が、ライラの頭部に振り下ろされる。単純な切りつけ。ライラなら、簡単に見切れるだろう】
【しかし、同時に背後から迫る風を切る音。ライラの回避によって伸び切っていた舌が、反転して戻ってくる。狙いはライラの背中だ】
【前後からの挟み撃ち攻撃】
>>925
あの大会で名を売ったものは多いだろう。お前もその一人、というだけの話だ
ハハッ、もっともだな。私とて、私のような人間に名を知られていても、うれしくもなんともない
【不敵に笑うラッシュに、こちらも世間話でもするかのような気楽さで返す】
【同時に、ここで軽口をたたける胆力に、内心で強まる警戒心】
言ってくれるじゃあないか。ハンデだろうと、もらえるものなら私はありがたくいただくがね
しかし、なかなかうまそうな眼球をしているな。よければ、くれないかね。夜食に欲しい
【ラッシュの挑発に対しては、聞くもおぞましい言葉。その名の由来もわかるだろうか。この男の異常性の一つ、食人嗜好が垣間見える】
【単純にとびかかるだけの異形では、ラッシュにかなうべくもない。ブレードで見事なまでにいなされ、銃を突き込まれる】
【瞬間、異形の頭部の後ろ側が砕け散り、鮮血を散らす。後ろに吹き飛んだ異形は、ピクリと一度痙攣して、動きを止めた】
【カニバディールは、肉薄しているライラへの対処に意識を割いている。今、その隙を見出すことができるのは、ラッシュだけだ】
- 934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/17(日) 21:49:35.46 ID:XTMGkbEAO
- >>921
《う、うわあぁぁ!!?》
【直撃。一般人の素人が能力に依る攻撃を躱せるはずもなく】
【右側のバイクは横転、転落し、二人の哀れな人間と共に闇に消えていく】
【その途中、爆発音が聞こえたが残る二人は振り返りもしない】
やっぱり役に立たないか……バイクの無駄だったかな
「それでも少しは能力を見ることができました、失敗作にしてはよくやったものですよ」
【仲間がやられたというのに、二人の声は非情なまでに冷酷】
【バイクから飛び立った相手を見ても変わらず落ち着き払った声で】
「やれやれ、僕を狙うとは……ナンバーズをなめないでいただきたいですね」
「レイジア、構わずやってください。こっちは何とかします」
ok、操縦はちゃんとしてよね
【ノーグは右腕で胸ポケットからメスを取り出して】
【まず、捲り上げた右袖の下から覗く紅の眼が、イライザの右腕を狙って熱線を放つ】
【威力はあまり高くはなく、一般人が当たっても火傷を負う程度だろう】
【本命は右手のメス。そのまま近付いて来たなら首を狙って一文字に振り払うだろう】
【また、メスを取り出すのと同じタイミング、レイジアは先程の刃を握った左手を軍用バイクへ向けている】
【そして左手を開き、刃が落下するよりも速く】
"磁力波動・斥力"!
【発動した能力に依って刃は真っ直ぐに飛んでいく】
【狙いはアダレードの左腕だ】
- 935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/17(日) 21:50:11.56 ID:QY9XPT9Uo
- >>928
【ゴーレムは飛び上がり攻撃をかわす】
【一般のゴーレムみたいに愚鈍だと思うなかれ
レイブ・ラビが直接触れて操るゴーレムは機敏な動きができるのだ】
【そして飛び上がりながらもアルフォンスへ向かう】
【レイブ・ラビは体が揺れながらもその目ははっきりとアルフォンスを捉えていた】
【そしてそのまま落下する巨体でアルフォンスを押しつぶそうとする】
【だが空中にいるため攻撃が来れば避けることは出来ないだろう】
行くぞ!ナルシスト野郎!
【レイブ・ラビはそう叫んだ…彼は全力で少年を
叩きのめそうとしていることが声の気迫に表れていた】
- 936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 21:51:57.15 ID:Sc7aY8ar0
- >>930
ぶふ……っ……は、っ…………!!
【つっと滴る血が、むせるように吐き出される】
【忌々しげに歯を食いしばり直し、ブラックハートは前方を見やる。多少身体に無茶が響いたが、それで追撃を諦める訳にはいかない】
……っ、やっぱり……な!
あんな無茶な上下の衝撃、車は想定しちゃいねぇよ……!
【車両が、速度を上げていない様子を見てとり、ブラックハートの唇に笑みが浮かぶ】
【恐らく、サスペンション辺りに損傷が生じて、車の摩擦や空気抵抗を受けやすくなったか、車輪に異常が生じて、エンジンの動力が伝わりにくくなったのだろう】
【――――これなら、追いつける】
――――止まれ! 止まりやがれ!!
ベイゼを……ベイゼを返せぇぇぇぇ!!
【徐々に――――しかし、先ほどよりも確実に、見てとれるように距離が縮まっていく両者】
【ブラックハートは、あらぬ限りの声を絞り出し、敵へと向かって叫ぶ】
【――――物騒だが、あっけらかんとした、さっぱりしたバトルマニアの、機関員としての『仲間』】
【そこに、本人が居ないとも知らずに、ブラックハートは力の限り叫ぶ】
――――止まれって……言ってんだろぉぉぉ!!
【叫ぶだけに留まらない。ブラックハートの背中の砲台――――『ツインレイ』が光り、緑色のビームを発射する】
【狙いは、後輪の左右のタイヤ。先ほどのガトリングとは違い、彼我の距離は十分に詰まっている】
【即座に対応しなければ、タイヤが焼き切られてしまう可能性がある。そうなれば――――走行不可能になる可能性が高い】
- 937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 21:54:29.76 ID:EM/AWJ8ro
- >>906,917
「ヒャハハ、……せェっかく良ォい気分だったのに人間が紛れ込んできたよォーだなァ」
「――首ゥ謀者ァ?」 「カノッサァ?」 「違うなァァアア」
「だァが、最後の"邪悪なる存在"だけは正解だ、褒ォめてやるぞ人間」
【黒霧の如きその邪悪な雰囲気は、確かに周りの異型の者共とは一線を画していた】
【瑛月や柊がこの場に来れば、その笑みは"満面"から"邪悪"なそれへと変わる】
【――少々苛立った様子もあるようだが、それ以上にこの状況が嬉しくて嬉しくて堪らないようだ】
「俺様は、悪しき闇の主"ベテアドット"という悪魔!」 「そォの中でも超強ェー存在、"邪禍"ッ!」
「こォの素ゥ晴らしい霧に関しちゃア俺も知らんなァ、人間どもの調査隊なァんて知ったこっちゃねェよ」
「――ヒャハハ、今日の俺様は気分が良いからなァ、さっさとどっかに行けば見ィ逃してやってもいいぞォ」
「どォっかに行かないならァァアア……!」
【刹那、悪魔を中心に広がる魔法陣ッ!】
【近づかずともわかる、それより広がるのは邪悪な闇の魔力!】
「終ォわらせる、だァ?」 「――ヒャハハハ!」
「出ェ来るならやってみろ、人間共ッ!」 「尻ィ尾巻いて逃げるのは今のうちだぞォォオオ」
【その魔法陣より吹き出す闇は、やがて複数の生き物にへと変貌する】
【悪魔の背後に現れた生き物は、ジャガーの様な形状で、鏡の様な銀色の鎧的存在を頭部に纏った、20m程の長さの大蛇だった】
【鎧は頭部下にも伸び、端が3つにわかれていて、黄色の身体に茶色のジャガーの模様を持っており、それは頭部にもあり】
【眼は銀色で、牙や爪は黒く、下から半分は真っ黒な体をしており、そして尻尾にはやはり鎧的存在があって】
【その先端はまるで千切れたようになっていて、その断面はまるで鏡のようになっていた】
【悪魔の右側に現れた生き物は、薄紫色で背に翼を持つ軽そうな竜だ】
【脚は無く、上腕は細いが前腕は太く、五本指でその先には爪を持つ】
【身体の所々には矢印状の模様があり、目の周りは金属のような何かで縁取られていた】
【悪魔の左側に現れた生き物は、四枚の羽と長い尻尾を持った40cm程の真っ黒な蜘蛛だ、しかも二匹ッ!】
【浮遊する蜘蛛、その周囲には黒い霧が生成されており、まるでそれや周りの黒い霧に溶けこむかのようで――】
「ヒャハハハ!」 「だァが、もォし俺様に牙を剥くなら!」 「生ィきて帰れなくなるぞォォオオ」
【その言葉が速いか否か、竜はなんと"霧と一体化"した】
【気配自体は感じるものの、その姿は"見えない"――また、"霧"へ対する攻撃の結果は、"本物"のそれと"同一"である】
【また、蜘蛛が吐き出す黒い霧は辺りの視界をより狭めている――】
【――そして、その霧に紛れ込んだ蜘蛛達より吐き出されるのは、"黒い蜘蛛の糸"】
【色以外は何の変哲もない蜘蛛の糸だ、但し太さは通常よりある】 【狙いは――2人それぞれの"胴体部"】
【位置がわかりづらい場所からの攻撃だが、逆に言えば糸を吐いた後は位置が――どちらも"蛇の正面"に居ることがわかってくるだろう】
【――竜の気配が、2人の背後よりする】
【――大蛇の尾より黒い煙が吐かれれば、大蛇の頭部の数メートル手前へとそれが移動し、留まる】
【――悪魔はその翼を羽ばたかせれば、上空15m程の位置まで飛んで行きそして留まる】 【それと同時に、魔法陣は消える】
- 938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 21:58:55.65 ID:mOMSI7zDO
- >>931
【ローブの人物は、顔が見えなかった】
【すっぽりと被ったフードに、夜と路地裏の闇】
【──それは、その人物の表情を隠すには十分なものだった】
【ローブの人物の片手には、サイレンサー付きの銃が一丁あった】
【──先ほどの「くしゃみ」はこの音だと、彼は知ることができるだろうか】
【物音に気付けば、その者はふらりとそちらへ視線を向ける】
【フードの中で、薄い金の髪が波打った】
……あら、こんばんは
今宵も月が綺麗ですわね
【──紡がれた言葉は、女のもの、だった】
貴方の仰る通り、路地裏は物騒ですわ
これ以上厄介なことに巻き込まれぬよう、はやくおうちへ帰った方がよいかと思われますが──?
【するすると、ローブの中へ消えていく拳銃】
【そして、次いでかけられたのは、少年の身を気遣うようなもの、だった】
【──足元に伏す、男】
【その息は、もう絶えていた】
【だがそんなモノなど見えていないかのように、女は少年へ言葉を投げ掛ける】
【──そっと、路地裏に月光が差す】
【淡い淡い、その光は。確かに、女の口元に浮かぶ笑みを、照らし出した】
- 939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [!red_res]:2013/03/17(日) 22:00:54.39 ID:ueMfccAio
- >>916
【ひくり、という反応がソナーには有る。見れば、魔書から飛び出すその姿――】
【そう、あの使い魔だ。小さく赤いその姿は、また元の小さなモノに戻っていたが】
【小さな魔翌力の波を感じてかケタケタと笑っていて、誰を助け害すわけでもなく飛び回り】
【―――三発の魔弾は、正確にバケモノの身体を撃ちぬいて、地に落とした】
【そもそも、元は一般人。人でなくなったから、即座に人殺しが得意になるわけではない】
【相手が無抵抗な調査隊などならともかく――腕も胴も穴が開いてしまっては、呻いて地を零すことしか出来ず】
【大地をまた1つ汚しながら、異形の怪物は絶命の時を迎えるほかなかった】
ふ、ふっ……どうせ掘るのなら、地の底まで……!
地獄に通ずるまで深くへ埋めていただくのが、私の願いですとも
……はてしかし、これでは些か不釣り合いな取引≠ナすかな?
私としたことがとんだ無礼を……いや失礼、カズネ殿でよろしかったか
このガイスト、聞き忘れておりました。『貴方様はどれほど深くに眠りたい』ので―――?
【――カズネは、箱≠ノ容易に触れられるだろう。そこに至るまで、ガイストの邪魔はない】
【しかし、箱そのものが罠であれば。もしそれをカズネが掴めば、言葉には表せないほどドス黒い何かが流れ込むだろう】
【それは哲学者の卵など塵に思えるほど濃密な暗い魔翌力であり、呪いであり、全人類の負の感情と言っても良く】
【すぐさま離すか何かしらの対策を講じねば、その精神を犯されて。果てはどうなるのか、分かったことではないが】
【只の人間がそのまま≠ナあり続けられる可能性は、先ず無いと思って構わない。】
>>929
元に戻せ……はて、それはご冗談ですかな。私は何分、耄碌した年寄りです故理解が及びませぬ
―――尊厳や未来を奪い去るなと言い、異形が元は人であったと理解して
その上で何故、貴方様はそのバケモノを一撃で。しかも容赦すら無く殺したのですかな?
やろうと思えば気絶させたり……くっ、ふ……!っ…こうして、拘束することも出来たでしょうにっ……!
【ザイル――水の尾は、これ以上ないほど完璧に老人の腕を捕らえ、締め上げる】
【或いは本当に、この老人は弱いのか?魔術と奸智にいかほど長けていようと、戦闘はドのつく素人なのか】
だというのに……アナタは躊躇いも無く彼≠殺した。
穀物屋の主人であった彼には、子が居た。妻も居た。いずれも異形にこそなったが、まだ生きている
だというのに=\―――ナウファル・ディヤー・アル=ミルドリー。あなたは当然の如く頭部を割った。
――――何故です?自前の勝手な正義観に酔って、目の前の現実すら見えなくなった……と、でも?
【フッ――と浮かんだ笑いは、青年の動揺を誘うもの。続いて何かの破裂するような音がして】
【直後、雷電が走る。白と蒼の中間に位置するような紫電が、老人の腕から発せられて水の尾を走り】
【まずは拘束を弾き飛ばそうと。可能であればナウファル自身にダメージを与えようと、電撃は走った】
【とはいえ前兆はあったし、霧の中であるお陰で雷電の光も捉えることはそうそう難しくない】
【それ以上の反撃が―電撃は余波すら強烈である事を除けば―無いのは、やはり奇妙だが】
【―――老人の傷からは、血が多量に滴っていた。加えて、ナウファルのそれで腕も折れたか】
【使い魔が空を自由に舞うのと反対に、既にその身はボロボロで。まるで殺せと言わんばかりに、スキだらけ】
【六罪王がそんな窮地へ感嘆に陥る、なんていう異常な状況は、逐一>>933のカメラに収められ―――。】
- 940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 22:02:03.56 ID:Kwc2P+hto
- >>936
【――――銃声が鳴り響いた、かなり距離を縮めた貴女にはきっと聞こえるだろう】
【鏡から銃弾が出現したなら、銃弾は車の直ぐ後方へと着弾する】
【そして同時に、吹き上がる、凄まじい勢いの風=z
Bullet for my Valentine=\―――風の、魔弾
コレで少しは……マシになる、かな……っ!!
【彼女はRaumKrankheit≠胸元で抱えたまま、左手でサイドブレーキを握った】
【風に吹かれ勢いを上げるSR-71″ナ後の加速をすることで貴女のレーザーを回避するだろう】
【だがそれも一瞬だけだ、長くは持たない、そしてそれが終わったなら、彼女は追いつかれる、だから】
【速度をマックスに振り絞ったまま、彼女は三つだけ、数えることにする】
【一つ、二つ、数えるたびに、貴女の声が直ぐそこまで聞こえるかのように】
【ベイゼの名前、その名前は彼女にとっても、とても大切なものである、から】
返す……なんて……おかしいの……
機関=\―――なんて、ベイゼの居る場所じゃ……ないの……!!
ベイゼは、ソニアの、大事な人、ソニア達の、大切な友達……
お姉ちゃん達と、一緒に……居ちゃ、ダメなの……!!
【サイドブレーキを引いたSR-71≠フボディが、急速にその身を揺らす】
【ブレーキを踏み込んだなら、タイヤが奇声を上げ、粉塵が撒き散らされた】
【大きなハイウェイの中心で、前輪だけがロックされ、勢いを止めたならば】
【前輪を軸に、大きく外回りに、その巨大な車体が回転した】
【後輪がコンパスで大きく円を描くかのよう、反時計回りに一回転、車体が回転したなら】
【前方に進んでいたSR-71≠ヘその向きを反対方向へと、変えるだろう】
【サイドブレーキを元に戻したなら、再び加速を始める車体】
【一瞬だ、今にも接触しそう、真っ直ぐに前進する貴女と、後方へと前進する彼女の車体がすれ違う一瞬】
【その刹那に、決着が決まると言っても、過言ではない】
- 941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 22:06:29.86 ID:Wx4nLwtGo
- >>927
【騎士ガガルル――ナンバーズの中でも異端の一人であろう】
【悪の巣窟であるカノッサの中で、高らかに戦士の矜持を掲げる者などそうはいまい】
【故にか、上層部との関わりも極めて薄く】
【彼女はただ"仲間を奪還する"という使命の為に騎馬を駆っていた】
(目的を語った以上、人質を使われる可能性も考えたが)
(くくっ――戦士セリーナよ、やはり貴殿は……面白いっ!!)
ほう!ならば見せてみるがよい!
人馬一体!我が"黄金郷"に伝わりし騎士の兵法を破れるならばな!!
【人の目からすれば醜いとされる面に獰猛な笑みを浮かべながら】
【敵対しているはずのセリーナへ、しかして憎悪や敵意ではなく敬意を混ぜた声色で語り】
【無骨な突撃槍を器用に一回転させながら"前方"を注視した】
な、にィ――ッ!
【だが――それが仇となった】
【セリーナの取った行動はガガルルの知る常識を容易に覆した】
【互いに"馬"を駆る高速戦闘の中で瞬時に後方へと回り込まれるなどと】
【"フウイヌム"は魔獣の一種であり、常識的な騎馬を大きく上回る知性と能力を持つ】
【しかし減速の精度では大きくバイクに遅れを取っていた】
【放たれた弾丸"攻撃"と誤認し弾き返そうとしたガガルルの槍は虚しく空を切り】
【瞬く間の動きで減速、後退するセリーナへの対処が致命的に遅れた】
【結果、二人の位置は逆転した】
【追う者と追われる者の変化、凡百な戦士ならば放心し頭蓋を打ち抜かれてもおかしくはない】
【それほどまでのセリーナの華麗なまでの"技"に、ガガルルは】
クッ――ハハハハハ――――ッ!!
見事、見事であるぞ戦士セリーナ!!
それでこそカノッサが宿敵!!
それでこそ――ニンゲンの希望であるに相応しい!!
【激しい笑い声とともに、彼女を大いに讃えた】
【相手が大きければ大きいほど燃え上がる戦士としての心】
【最早堪えきれぬとばかりに牙を覗かせ肉食獣がごとき笑みを浮かべると】
ならば私も貴殿に応えねばなるまい――!!
貴殿が人間の希望であるならば、私はそれを越えなくてはならぬ!!
戦士セリーナ!!我が騎馬の背を安全圏と思わぬことだ!!
【"フウイヌム"に前を見させたまま、ガガルルは後ろに視線を送る】
【そして取った行動は――"背後への攻撃"】
【"フウイヌム"は前足を渾身の力でコンクリートに叩き込む】
【さながら"楔"、自身を縫い止めるための一撃であった】
【それによって起こりうる状況は超加速状態からの"急停止"である】
【背後から急加速する"セリーナ"に対するカウンターの一手】
【"フウイヌム"は強靭な"後ろ足"を以てセリーナのバイクを思い切り蹴り飛ばそうとする】
【加速と停止、それによって急激に縮まるであろう距離を利用した攻撃だ】
【鍵となるのは判断に要する速度であろうか】
【停止したことにより騎士ガガルルは蓄積した勢いを一度捨て】
【また強力ながらも非常に大振りの一撃である】
【対処することが出来たならばおそらく、戦況はセリーナへと大きく傾くことになろう】
- 942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 22:08:01.56 ID:xEsieHw+o
- >>920
【ゴーグルの下で、眉を寄せながらキルフェの行動を見る】
【『ライドコフィン』"ビークルモード"の排気量は競技用二輪車の二倍くらいに設計されている】
【それでも相手は今なお自分の速度に追いつきつつある―――危機的状況に苦い顔を隠せない】
(おいおい、なんて速度だ―――走るたびに足元が凍っていて、さっきの氷の杭から
考えるとアイツは氷タイプの能力者でもあるのか……)
と言う事は……ムク!足元注意!奴は氷の能力者だ!
【通信でムク、と言う相手に注意を促している、この一連の流れで相手の手を予測したらしいが】
【一体誰に話している?何のための通信だ?相手はどういった手を隠している?】
【その疑問を得る前に剛太郎の方は予想より素直に自分の方の疑問を解決させてしまい、拍子抜けしたようにやや目を丸くする】
ガイストって"六罪王"のガイスト?そいつのダチってか相棒的存在って訳か
そいつの為に俺たちとやり合おうって訳か、オーケー、敵ながら天晴れな奴だぜ!
月彗って奴の話もどうも気になるがとりあえずそれは後回しだ!
【すでに目の前に危機的状況は近づいている、大斧が飛んでくる、と思いきや狙いは前方】
【外したのではない別の狙い、氷の能力であるならばカーチェイスのこの状況では当然氷で足元を狙ってくる】
【ゆえに先ほどの『警戒の合図』なのだ】
≪spike on≫
【突然聞こえる音声と共に両の車輪から――サイドカーからすらも棘が発生した】
【前方の氷の能力に対抗してのスリップ対策か、ここまでの一手と特徴の観察でこの手段を導いたのか】
【キルフェに劣らずこの剛太郎もなかなかの戦闘センス、だが発生したスパイクの影響でわずかに速度が落ちる】
【だが、速度が落ちるのは織り込み済みの行動だ――わざと速度を落として距離を縮める事で】
―――ムク!今だ『撃て』ッ!!
【もう一つの合図とともにバイクの後ろから一筋の―――緑色に光る魔術の光弾が三発放たれる】
【それも前を向きながら運転しているのに、真っ直ぐキルフェの顔面や胸目がけて正確に飛んでくる!】
- 943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2013/03/17(日) 22:09:45.20 ID:In02dpbpo
- >>924
【挑発らしきそれも聞き終えた】
【子供としては落ち着いている、続けて出た言葉も穏やかなもので】
あはは、まあ愉しんでいってくださいな
本当は通り道の怪物の除去くらいの仕事しかなかったような雑兵ですから
【自分の力を弁えているのか、本来より下に見させるためか】
【自分を下に置くような発言】
【子供らしくない、でも大人にはなりきれない】
【少年による、小さな背伸び】
(完全に嫌がらせだったんだけど逆上は無しか)
(激情してくるタイプなら楽だったんだけど……)
(もう少し様子を見て判断するしかないかな)
(見た目どおり派手に進めてくれるタイプとは限らない)
【冷静に少ない情報をまとめていく】
【だが情報はほとんどないようなもの】
【ならば慎重に進めなければ自分が死ぬだけ】
【少しずつ男の戦闘を見極めていく】
【油断はしない、できない】
【霧によって隠された足元】
【それも見てはいた、次の行動は幾つか予想できた】
【足に何らかの力を溜めている】
【つまり大きな移動をする可能性が高い】
【直接近づいてくるか回り込んでくるかは分からない】
【ならばすることは―――】
"summon slime"
【一言、早口で呟いた】
【少年の左右に緑のスライムが湧き出る】
【正面ならすぐに対処できる、ならば左右を別に守ればいい】
【そして、予測は的中】
【動き始めを見て、スライムは即座に姿を変えた】
【盾の形に変化する、ただし利用法は少し特殊】
【盾は足に対して斜めになって浮かんだ】
【防ぐのではなく力をそらす狙い】
【それと同時にしゃがんでそれた足を避ける】
【この距離なら見えるだろうか、盾に足が当たった瞬間少年の腹部から血が流れた】
【そしてやることはそれで終わりではない】
【しゃがんだ体制のまま左足を伸ばし、そのまま横に思い切り振る】
【要するに、足払いだ】
【それが成功しようと失敗しようと少年は次の行動に移る】
【その体制のまま右足で思い切り後ろへ踏み切る】
【バックステップで距離をとる目的だろう】
【距離を離すことに成功したなら間には盾が割り込む】
【それと同時に元のスライム状に戻り、柔らかさが増す】
/ごめんなさい、遅れました
/それと少し用事が入るかも知れません
/入ってしまった場合1時間か2時間くらい離席します
/その場合、本当に申し訳ないです
- 944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 22:10:13.32 ID:kBbXN/7no
- >>925
俺はライラ=フェルンストレーム! カノッサ機関ハンターだ!
ラッシュ、今日はよろしく頼むぜ!
【やはり間違いではなかった。彼は――ラッシュは一般人ではなく、何者かの意思で行動する戦闘員】
【おそらく通信相手はその組織のオペレーター。もしかすると、その組織のボスかもしれないが、それはともかく】
【今この場では、仲間が1人。それだけでも、単独戦闘の時よりずっと心強い。その味方が戦闘慣れしているならなおさらだ】
【ラッシュには見えないだろうがライラもサムズアップを掲げてみせる―――即席の連携、取れるかどうか】
>>933
……情報は戦闘において重要な要素だぜ、言ったろ、今度こそテメーをぶっ殺すってな!
【そう、あの時カニバディールを駆逐し損ねたことをライラはずっと根に持っていたのだ】
【何千、何万。世界を混沌に陥れると謳うに相応しい数の戦力を持っている(のであろう)カノッサの中で、今日この怪都にて相対できたことが奇跡】
【此処でカニバディールを殲滅する。彼を再見した時から、ライラはずっとそう思っていた】
【振り下ろされる包丁に、ライラはすばやく対応する。早いものの、その動きは単調。そしてこのまま魔法を発動しようと――――】
―――! ッ……!!
【背後からの強襲。――― 一瞬で理解した、コレは先ほどの即席槍。舌を動かし、背後から挟み撃ちにしようとしていたその意図を理解した】
【しかし、その槍はライラの脇腹を削る程度に終わる。体を動かしていたおかげか、ダメージはまともに当たるより少ない】
「 S 3 W i n d B l a d e 」 ! ! !
【脇腹から血を流し、顔を顰めながらも此処で蹲って死ぬわけにはどうしてもいかなかった】
【緑のブレスレットがもう一段階発光し、そう叫べば薄緑色で半月状の薄い刃が3枚出現。至近距離から、カニバディールに襲い掛かる】
【だが、その直前に吹く微かな、しかし妙な風によってその刃は見切られてしまうかもしれない】
【ブレスレットと魔法の関係を知っているカニバディールなら、難しくはないだろう】
- 945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 22:19:59.33 ID:Sc7aY8ar0
- >>940
ッ――――!
【銃声――――思わず身を固くするブラックハート】
【既に、相手の能力は分かっている。どこから自分に向けて放たれるとも分からない】
【自分へと放たれたという仮定を最優先に置き、ブラックハートは警戒を強める】
あれは……風の魔弾!?
【だが、その狙いは自分ではなかった。ましてや、何かを『攻撃』するための一撃でもなかった】
【着弾した箇所から吹き荒れる風が、車を前方へと押しやる】
【『ツインレイ』の一撃を回避するための――――身を守るための射撃】
――――――――ッ!?
【そして、自分の叫びに呼応したかの様に聞こえてくる。敵のものと思しき声】
【意外にもその声は、少女のものと思しき、覇気を感じさせない声で、ブラックハートは一瞬、耳を疑った】
ふざけんなぁッ!! てめぇら、てめぇらベイゼに何をしやがった!?
あの戦闘狂が『友達』だと――――ッ!?
言うに事欠いて……貴様らあいつを洗脳しやがったな……!? あいつを自分の都合の良い様に、作り替えやがったなぁぁぁぁッ!?
ふざけてんじゃねぇぞこの『人間』どもがぁッ!! てめぇらの都合の悪いものは、心さえも作り変えて取り込みやがるのかよ!?
ぶっ殺す…………絶対にぶっ殺してやる!! 裏切り者もろとも、このあたしが絶対にぶっ殺してやるッッッッ!!
【思いの丈を、堰が切れた様にぶちまけるブラックハート】
【――――最初は、仲間内でのもめ事をよしとしない姿勢にも拘らず、強引に手合わせを強行してきた、ハタ迷惑な仲間だった】
【しかし、自分の想いのまま、下手な遺恨すら引きずる事無く、さっぱりとした笑顔を見せたベイゼは、信用できる相手だと思った】
【それを――――こんな、甘ったれた連中が『仲間』とまで言う事は、もうベイゼの人格に対して何かをしたとしか、思えなかった】
【――――この戦いには関係の無い話だが、心を開いた『仲間』の裏切りの事実を直前に受け止めていたブラックハートは】
【普段にもまして、『人間』と言うモノの心への憎しみをたぎらせて、せめて眼前の敵だけでも殺してやると、狂ったように叫びまくった】
――――――――ッッ!!
【敵の車が急回転して、方向転換するのをブラックハートは驚愕の表情で見やる】
【そして、急速反転したところで、相手の思惑を悟った。逆を取って、脇を通り過ぎようとしている】
【――――そこに思い至った時には、既に彼我の距離は1mを切っていた。もう、手を考えてあれこれと検討している余裕は無い】
【――――無茶でもなんでも、これを止めなければ――――】
――――――――ッッガァァァァァァァァァァッッ!!
【脇を通り過ぎようとした、車のガラスに義手の一撃。ガラスを叩き割って、腕を中に突っ込む】
【ドアのフレームに腕が引っ掛かり、身体ごと後方へと急激に引っ張られる】
【そのまま――――ブラックハートは腕1本で、助手席のガラスを叩き割り、外から腕を掛けて車のドアへとしがみついたのだ】
【バイクはその場に置き去りになる――――もう、こうやって車を止めて、ベイゼの安否を確認するしか、方法は無い――――】
- 946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 22:20:19.58 ID:M9QVyoUno
- >>933
【ずる、と崩れ落ちる異形ーーーその元の形≠ヘわかっているーーー気にする様子は微塵もない、躊躇は一瞬たりともしていない】
【飛び散り、銃にへばり付いた肉塊を振るい落とし、目を向けるのはカニバディール】
お前も目かよ、目フェチの多い所だな機関は
…くれてやる訳ねぇだろ、変わりに大会じゃ見せられねぇもんたっぷり見せてやんよ
【片手には銃、片手にはブレードーーー大会に出た時とは全く違う、武器と構え】
【ライラが新たに風の刃を打ち出した瞬間、同じくしてカニバディールへと駆け出す】
>>944
ーーー俺が前に出る!後ろは任せたから存分にやれ!
【風の刃に追従するようにしながら、ラッシュはライラへと役割分担を叫んだ】
【ライラの攻撃方法からして、得意距離を遠距離と判断、ならば近接に自分が躍り出てカニバディールを抑えようと】
【カニバディールに風の刃が到達した瞬間、防御したならその隙を、回避したならその動きを追って】
【ブレードを突き出し、カニバディールの体なや突き刺そうとする】
- 947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 22:21:29.06 ID:zZgw9pqd0
- >>932
【ふらふらと揺れる視線が、石ころとか地面とか枯草とかその足とか、何度も通り過ぎて、】
【いいたいことがいろいろあるはずなのに、考えれば考えるほどに、毛糸玉を引っ張ったみたいに分からなくなる】
【地面でぎゅっと握る手の蒼白さ、血の気なんて嘘みたいになくて――或いは、この空間で何よりも、生き物から遠い】
【向けられる言葉の総て、どんな針よりも刃よりもその心を刺して裂いて、ぐぅと表情が歪んでいく】
【何度も何度も繰り返す瞬きは、涙を堪えるのにもよく似て。言い返そうとするばかり、言葉はやっぱり音になれない】
【この場に唯一残った彼女がこれなのだから。当然、その接近を拒む存在など無く、】
【投げてくる無数の視線は変わらないまま、確かに居るはずの白蛇は無言を貫いて】
【――或いは。数多の枯木の向こう側、明るい紫の羽を持った鳥の姿に気付くことが出来るかもしれないけれど、そんなのどうでもいい】
――っ、
【違うと。そう言うかのよう、ふるふると揺らす頭の動きは曖昧で、それなのに髪ばかり大袈裟に揺れる】
【ぱたと堕ちた涙が地面に円を描いて、伸ばされる手――もう何も信じないと思ったはずなのに、期待しそうになるなんて】
【あひる座りを崩したような。手の支えでようやく座れていたようなか細さが、突き飛ばされて耐えられる、わけがない】
【呆気ないぐらいに押し倒された身体は再び地面に転がって――受身も取れなければ、すぐに起き上がることすら出来ないなら】
【掛けられる体重に呻くことしか出来なくて――苦しげな吐息、零すことは叶わない】
ぐ、う、ぅ――――っ
【物理的に塞がれた気道、喉の奥で鳴る空気の音。もがくみたいに足が何度か地面を蹴って、ただ非力にもほどがある】
【拒むようにその手に触れようとする手をそっと伸ばして、つぅと涙を零す瞳、視線を上げたなら、目が逢うのだろうか】
【そうだとしたら。縮む瞳孔は拒絶にも似て、触れていたならその手元に立てる爪は、今度こそ拒絶を示す】
【こわばる身体が何を見たのかは分からずとも、異常なぐらいに怯えていることを察するは容易くて――】
- 948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 22:21:43.20 ID:k5JlTBEBo
- >>938
こ、こんばんはッス…
【少年は、雰囲気に飲まれ取り敢えず挨拶を返す】
【しかし、すぐに嫌そうに顔を歪めて鼻をひくつかせる】
(血と…銃のにおい……)
【足元に倒れ伏す男「だったもの」を一瞥すると、すぐに真っ直ぐフードの女を見据える】
【その瞳は、まるで小さな子供のように澄んでおり、困惑と───かすかな好奇の光を讃えている】
えーと、やっぱり一悶着あった後ッスか?
いやぁ事情があるとはいえ…
【ちらりと死んだ男を見やり】
こ、殺しちゃうのはまずくないッスか…?
【男は傍目から見てもがっつりと死んでいる】
【そして、銃をしまった顔の分からない女性】
【少年を警戒させるには充分すぎるほどの状況だ】
確かに路地裏は物騒で、そこら中で人が死んでるッスけど、自分の身は守れる自信はあるッス
【見れば、モスグリーンカラーのベストから覗く腕はしっかりと筋肉が付いており、ある程度の身体能力があることが見て伺える】
【また、背中の「荷物」も武具であるのは明白なため、戦闘能力も存在する事がわかる】
【そして、あるいは魔翌力と呼ばれるエネルギーに敏感な者であれば、彼の体内で渦巻くそれの量が、尋常ではなく多いことが感じ取れるだろう】
それよりも、女の人が銃を持ってウロついてるほうが問題だと思うッスよ?
【状況が飲み込めたのか、今ではその瞳の光は、好奇が大部分を占めていた】
- 949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga]:2013/03/17(日) 22:23:07.17 ID:tvdTWI7+0
- >>937、>>906
………逃げる? 冗談のつもりかしら、だけど今はそんな気分じゃない――――
この光景を哂う貴方には、最後まで、分からない事でしょうけれど……。
【悪魔、邪禍の言葉が、そしてその哄笑が戦意に熱を帯びさせていた。】
【静かながらも激しい声は、頭は普段の冷静さを維持したまま、心が激している彼女の “今” を伝える様で――――】
(…………!―――――――)
【顕現する幾つもの魔物の姿/意識に迸る警戒と鋭い緊張感。戦闘の始まりを認識すると同時、】
………最初の陽動は私が。
貴方は、機を見て打撃を与えて――――
【瑛月にだけ聞こえる様に、小声で柊は言葉を続けた。直後に放たれた蜘蛛糸はタン、と地を蹴り右側に回避――――】
【ほとんど間を置かず十センチ右の座標に着地、直後、】
―――――――――――…………ふっ!
【体重移動、筋肉の収縮、腱の弾性を利用――――― 僅かに身を沈ませると同時、爆発的な加速を以て前方に身を滑り込ませる。】
【太刀は右腰側に腰溜めに構えていた。】
【ゼロとすら思える一瞬で “糸の発生源” に到達、】
【一層深く腕を引き絞り、左脚を軸に反時計回りに全身を回転、その勢いに乗せて横薙ぎの一閃――――】
【蜘蛛二体を左側から右側へと、斜めに斬り捨てんとする斬撃を放つだろう】
【挙動の一つ一つは “常人ならば” 目にも映らぬほどの速度を持っていたが、全体で見ればやや大振りだ。】
【読めれば回避も可能だろうし、それが叶わずとも、何らかの手段での “防御” ならば可能にも思えて―――――。】
【……或いは後者の錯覚を与え、護りの一手を打たせる事が、少女の狙いであるのかも知れない。】
【少女の太刀は、異能(ちから)は “かたちあるものを斬る” 概念を付与された至鋭なる刃――――】
【並みの重合金装甲程度ならば、薄紙同然に切り裂ける其れだ。遣い手の技量もまた常軌を逸し、十全にその力を引き出している。】
【―――― 計算の誤算は全体の歪みを、ひいてはより迅い決着を戦闘に生み出す。】
【……仮に初撃を凌がれたとしても、その隙を突いて、共闘する瑛月はこの状況を優勢に傾けられる。】
【そう判断しての行動だった。警戒は、残る二体の魔物にも向けられてはいたが……邪禍が天秤を傾けるのなら、“彼ら” が鍵となるのかもしれない】
- 950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 22:25:42.12 ID:VciDs2Poo
- >>934
「少しは狼狽えてくれれば、気慰みにもなったが」
【イライザはUTという正義組織の義侠だが、アダレードは縁があったから手を貸しているだけのただの人】
【それも、探偵。善とも悪とも付かない非合法すれすれの人間――故に、汚れ仕事は自分で引き受けるという気概があった】
【バイクが砕け散る音。少女はアダレードを責めないが、だからと言って好くも思われてはいまい】
【何ら問題は無いのだが……】
舐めてないから正面から叩き潰すって言うのさ。
馬鹿げているようで、あんたらの下らない遊びに付き合う時間が最短になるんだから、……いちばん冴えたやり方なのよ!
【そんな想いを知ってか知らずか、イライザは――完全に殺しに行くつもりで飛び込んでいた】
【熱線は予め前方に向けて構えていた盾を小さくずらして受ける。焦げが入って劣化したが、まだ許容範囲】
【次に飛ぶメスにはそのまま盾を横に大きく薙ぎ、手への重い衝撃と共に弾き飛ばそうとするだろう】
【忘れてはならないが、彼女は近接戦に慣れている。研究者一人で相手にするのは勧められない――】
【同時並行して進むレイジアとアダレードの戦いでは、まず顔なきバイク乗りの探偵に大きな動きがあった】
【身を沈めながらの急加速で刃を上手くあしらった黒塗りの無骨な車体は、その後――迷いなき急減速に入ったのだ】
【加速を重ねている分、安全性を考慮しなければブレーキ時の動きはよりダイナミック!】
【キリキリ、道路とタイヤが擦れる音を立てながら、アダレードはそのまま機関員の背後を取る】
「……私は職業病でついコネを作ろうとしてしまうのだけれど、君たちのような小物には興味が無いな。
早い所消えてしまえ、こっちはこの仕事に生活がかかっている――!!」
【懐から取り出すのは拳銃。大した威力は無いだろうが、狙う場所を考えれば十分な武器だ】
【アダレードがここで攻めるのは、タイヤ。急所の一つ燃料タンクは装甲されている可能性を考えて諦めたが、装甲に関わる部分は迂闊に固めないと見た】
【衝撃波と銃声の交じり合った音≠ェ闇を裂けば、後方からの銃撃が、ひとつ、ふたつ】
【しかし片手で付ける狙いは流石にぼやけていて、少し車体をそらせば十分に回避は可能だろう】
【ただしその場合は、イライザの動きにも気をつける必要があるが――】
- 951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [!red_res]:2013/03/17(日) 22:26:08.86 ID:ueMfccAio
- >>942
(スパイクだと……っ!あの野郎、随分と用意周到じゃねぇか!)
(UNITED TRIGGERは小さな組織、金も装備も大したことないとリリアから聞いちゃいたが……)
どうやら遊んじゃいられねぇようだな……わざわざ氷の上を行くとは中々だぜ
六罪王のか、って?他にガイストが居るなら別だが、確かにそいつだッ!
六罪王ガイスト・ウォレンの大親友、キルフェ・ド・ゴール様を忘れるんじゃねーぜ、ケケッ―――
【スリップか、或いは避けられるにしても時間稼ぎ――考えていた行動は、いずれも打ち破られ】
【その顔を顰めながら、キルフェは真っ直ぐにバイクへと突っ込んでいった】
【相手が意図的に速度を落としたことには勘付かず。故にッ!魔弾は彼女の胸を、顔を――】
しゃらくせぇぜボケがッ!半魔相手に生っちょろい真似してんじゃあねェ!!
ちょいとばかし鎧が砕けよーがよぉ……それで退くほど柔いメンタルしてねーぜェ――!
【まだ大斧を回収する位置までは来ていない。かといって、避けては速度で置いて行かれる――】
【――故に、だ。キルフェは魔弾を、まるで曲芸か何かのようにその拳で叩き落とした―!】
【氷だ――氷の魔翌力を拳に纏わせて迎撃することで、先ず顔への被弾を回避したのだ】
【しかしもう一発。胸への魔弾は防げなかった。これによって胸部の鎧が破壊され】
【その奥、薄絹のドレスローブらしき布と、派手に揺れる――いや、詳しく描写はしないが、それが顕となり】
【もう一発は、下半身の背。いわば馬である部分の右側面を皮ごと抉っていた】
【そうダメージが大きいわけではないが、ここでキルフェは地面の大斧を回収する作業を挟む】
【その為、追撃はない。かなり距離は縮まって、防具を失し、武器を再度得ただけに留まった】
【これが隙かと言われると素直には頷けないが―――青年が行動を起こすなら、邪魔は入らないッ!】
- 952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 22:27:10.22 ID:Kwc2P+hto
- >>945
【強くブレーキを踏んだならSR-71≠ヘ動きを止めるのだろう】
【勢いを止めたなら彼女は、運転席から降りて、一歩車の前へと出る】
【貴女がついてくるかは分からない、けれどもきっと、憎き相手を、そのままにするほど、狡猾な人物では、ないと、思ったから】
――――静かに……するの……人聞きの悪いの、ソニア――――嫌い
ベイゼは……ソニアの、友達――――大切な人……
お姉ちゃん達とは、もう……違うん、だよ……
【両手で抱えるRaumKrankheit#゙女の言葉を辿るように、その銃口が揺らめいた】
【左手で銃身を握り、右手でその引き金へと指先を沿わせたなら、後はもう、引くだけだから】
【紡ぐ言葉の音律だけが確かな意味を伝えて、やがて、消え入る先へと届くように】
【貴女の言葉、悲痛な叫びのような音が、彼女の耳には強く響いた】
【それほどまでに思う人を、それほどまでに憎む人を――――彼女は、知らなかったから】
- 953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 22:27:45.58 ID:wHRVDZbvo
- >>939>>929
(ひとつ……アレね、アレが根源!)
【ようやく見つけた敵の姿、自分の身に宿す暴虐をぶつけるべき相手はそこに!】
【魔法陣を解いて、あとは魔翌力の捻出に専念するそれと同時に――――――――】
ちょっとアンタ!!狙うならあのジジイじゃなくて魔導書……使い魔を狙いなさい!
ジジイはカカシよ!一番の根源はあの使い魔!!
【彼(>>929)へと向けて大声を張り上げる】
【老人の言葉に惑わされるな、と真の敵は別にあるのだ、と】
さて、――――――――
【不恰好な着地でもなんとか立ち上がり】
【そしてカズネは件の箱へと手を伸ばす、遠かったモノがようやく】
【万感の想いを込めて右手を伸ばし触れれば――――――――】
ぁ、―――――…………
【先にあるのは「黒い」意識、門扉の向こうは果てのない深淵か】
【心臓を直接掴まれたような致命的な感覚はどこまでもついて回り逃れられそうもない】
【思い出したくない記憶、認めたくない現実、先のない未来が身体を蝕んで……とても遠く】
【望郷、小さき頃の自分の姿を見つめ浮かぶ感情は……羨み】
【自分にあった筈の「」はどうして今の自分に無いのだろうか、自分は昔より強い筈なのに】
【過去よりずっと良くなった筈なのに一番欲しい「」は無い、こんなことは道理ではない】
【嗚呼、彼女は箱に触れて自身の過去を否定してしまった】
【過去を認める筈の自分がそれを認められず……どうしようもない矛盾】
…………っ、あ……ああ
【何者かが脳裏で呟く「そのまま果てまで堕ちてしまえと」だから右手が離れないのか】
【もうそれでいいとさえ思っているなら、……じゃあそれで終わりにしたいなんて蕩けた思考は傾いて】
【でも――――――今まで培ってきた「自分」は、自身がそう思おうとも弱くある事を許さない】
【巨大な生物の臓腑が動くような音、回路が全て繋がる音】
【溢れる魔翌力はかの杖よりカズネを包むようにやがて腕の掌の先へと収束し呪いへとその物量をもって「抵抗する】
【一瞬でも拮抗すればその瞬間に手を離して……】
―――……っふ、く……アンタ、なの?綾津妃なの!?
【無理矢理に取り戻される意識、覚醒も不思議と早く瞳を開いてカズネは箱に叫ぶ】
【この場に長くいればいずれまた飲み込まれてしまう危険を犯してまで、遠かった彼女の名を何度も何度も】
【物品に込められた意味を理解するカズネの能力はきっと役に立つだろうしそして汚染もより早く進む】
【今はただ声が聞きたくて、奮い立たせる起爆剤が欲しかった】
- 954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga]:2013/03/17(日) 22:28:40.17 ID:tvdTWI7+0
- /あわわ、タイプミス…
>>949
【太刀は右腰側に腰溜めに構えていた。】 →【太刀は左腰側に腰溜めに構えていた。】
…でした。
- 955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 22:30:40.74 ID:RcwdWE9Mo
- >>943
【――、右足が、攻撃を逸らされて着地=z
【続いて、重力法則に従った左足が着地し――、丁度、少年に背を向ける形となる】
(『外れた』――、けド。 この距離≠ネら、“チェックメイト”ヨ。)
(肘打ち喰らわして攻撃止めテ、鋼線で内臓、掻き回してや―― )
…、…ッ 。――、舐めた真似、シテくれるじゃなイ。
【『追撃』を喰らわせようとした刹那、“足払い”を喰らってバランスが崩れる】
【――この距離なら相手も、『それなりの攻撃翌力』を狙って来る、という予測が外れた】
【“攻撃翌力の低い初撃”。 同条件なら、背中を捉えている少年の方が速い】
【――姿勢を取り戻す内に、少年は距離を取る事に成功するだろう】
【見れば、間には“スライム状の盾”。 …、…鋼線では、些か、仕掛けにくいか】
……、デ。 さっきから防戦一方だけド、どうやってアタシを倒すのかしら?
【軽い、挑発…、…その間に、破る℃阯ァてに思考を巡らせる】
【正直言って、『やり難い』。彼が好むのは、高火力のぶつかり合い】
【――持久戦になれば、抑え≠ェ効かなくなるのを把握しつつも、状況を伺っていた】
- 956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/17(日) 22:33:12.77 ID:X3+WSuJVo
- >>917、>>937
なッ……!? ―――フッ、君も来ていたのか柊
解っているだろうが、恐らくあの悪魔は只者ではない……
君の神速の剣も、俺の数多の剣技も―――簡単に通用するほど、甘くはない
【懐かしい闘気が、その雰囲気が後方から入ってくる。―――八攫 柊。 男の好敵手であり、心から認める剣士】
【……苗字でなく名前で呼ばれた事に一瞬ぎょっとした顔を浮かべるも、直ぐに微かな笑みに変わる】
【―――少し緊張が解けた。此方も初めて彼女を下の名前で呼びながらも警戒を告げ、そして―――】
……フン、何も知らないようだが見逃すわけにはいかない
―――貴様が悪魔と言うのなら。闇の主だとほざくなら……我が刃が、『唯刃流』が……!!
―――悪を斬り裂き闇を葬る……それだけだッッ!!
【強く強く、己の正義の意志の硬さを確かめながら叫ぶ。闘気刀身に満ちて、寸毫微塵の隙も無く】
【……さあ来い、と腰を沈ませた刹那―――肌に染みこむ、深い黒の魔翌力。悪魔の足元に描かれる、邪悪な魔法陣】
【―――「異形」が生み出したのは、更に悍ましい外見の異形。しかも4体―――この時点で、数の優位は逆転した】
―――……ッッ!? 召還魔法かッ……!? 柊、コイツ等に構っている暇は無い、本人を……クソ、空に逃げられては手出しもできんッ!!
(いや、其れよりも……竜が消えただと……! 視界も黒い霧のせいで更に悪い……だが獣、気配は見える―――)
【多くの敵と悪条件に囲まれ、思考を深める暇も無く。飛んでくるは黒い糸。確かに朧な視界の中で飛んでくる其れは見切りにくいが】
【胴体部と言う狙いは浅い。立てて構えた剣を振り下ろせば済む―――】
―――疾ッッ!! ……其処かッッ!!
【上手く鋭く断ち切れば、糸が刀に張り付くこともない。黒き糸を両断すれば、蜘蛛の位置も解る。―――そのまま蜘蛛に向かって疾走するも】
【大蛇の尾からは更なる目隠しが視界を奪いにかかる。しかし構わない……獣は気配を隠す術を知らない。目が見えなければ、肌で感じる】
【剣士たる者、その技術は持ち合わせている。 大蛇の正面の蜘蛛に向かって、正中線を微動だにさせない静かな走りで迫り―――】
―――っせぁぁぁあっ!!
【先程振り下ろした刀で切り上げる。つまり彼の取った行動は、疾走からの切り上げ。その疾走は後ろに感じた気配から距離を置く意味もある】
- 957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 22:37:25.31 ID:Sc7aY8ar0
- >>952
――――ぬぅぅぅぅん……!!
【急ブレーキ――――身体が大きく揺さぶられ、ガリガリと残ったガラスを、鋼鉄の腕が削ぎ落す】
【その破片が顔に降り注ぎ――――額や頬に、サクサクと切り傷を作っていく】
【だがともあれ――――車を止める事には成功したようだ】
【だが、その代償として、背中に展開していた『ワスプランチャー』と『ツインレイ』の砲台が、触手ごと身体から斬り飛ばされ、失われてしまう】
【目標の車を止めた代償としては、むしろ安いぐらいだろうか――――】
ぐ……は、ぁっ…………ん、ぐぅ……ッ!!
【大きく身体を揺さぶられるブラックハートだが、上がる息を苦しげに整えながら、車のボンネットへと飛び上がって、操縦席から離れた敵の姿を見据える】
【――――銃を、向けている。咄嗟に鋼鉄の両腕を前方へと突き出した。銃口の先へとこの腕を上手く向ける事が出来れば――――少なくとも、致命傷は受けないはずだから】
……返せ…………!
あたしの『仲間』を返せ…………!
あたしの『身体』を返せ…………!
あたしの『命』を、返せ…………ッ!
【車を確保して、ブラックハートはうわ言のようにぶつぶつと呟きながら、少女と相対する】
【新しい兵装を、背中から展開している余裕はないだろう。そんな動作を見せれば、有無を言わさず発砲されるに決まっている】
【――――先ほど車に飛び乗った時と、同じ。瞬間を捉えるか否かで全てが決まる。究極の1発勝負】
【さっきは、車への対処だった――――今度は、敵の銃の動きを捉える事が――――生死を、そして作戦の成否を分ける】
【顔から、口元から、そしてところどころ破れたライダースーツの合間から、透明度の高い、水の様な人工血液がポタポタと零れる】
【息が上がり、流血し――――そんな中で、神経を研ぎ澄ます。そこにノイズの様に、ブラックハートの口から『返せ』と言葉が漏れる】
- 958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 22:38:28.16 ID:mOMSI7zDO
- >>948
【「殺してしまうのは、まずい」】
【その言葉を聞けば、女はそっと、首を傾げる】
【──ちりん】
【彼女の胸元のあたり。そこから、小さく、金属が擦れる音がした】
──お仕事、でしたから
ちゃんと殺めて差し上げなければ、契約違反でしょう?
それに、女性が銃を持つことの、何がいけないのでしょうか──?
毒よりも扱いが容易く、刃よりも鮮やかに
槍より軽く、魔術よりも一般的で
口先よりも確実で、力任せにするには非力すぎる──
──銃こそ、女性に似合う素敵な宝石だと思いますわ?
【少年に戦う力があることを知れば、彼女はなるほどとうなずいて】
【そうしてそれ以降。彼の身を案ずることはなくなるはずだ】
【また、多くの殺し屋に見られる行動──目撃者を殺す、ということもなく】
【その理由を問われれば、「契約内容になかったですから」などと微笑んで答えるだろう】
【更に彼女は──どこか楽しげに、銃の利点を語り出す】
【ずっと形の変わらぬ、ふんわりとした笑み】
【それはまるで、大好きなお菓子のことを話す少女のような、そんな笑みだった】
- 959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 22:39:54.43 ID:sW1IsQWuo
- >>939>>953
ッ――!
【なにか水っぽい空気を飲みこむような、吐き戻す直前の呼吸にも似た喉の挙動】
【けしかけたのが相手であるという事実を含めても、老人の挑発は紛れもない事実であり】
【あるいは嘘が含まれていたとしても、疑い自身を棚に上げる要領の良さの無い青年にとっては真実となる】
【明らかに曲刀の柄にかかる指が緩み、広い肩幅は不格好に強張り、先の痛み以上に眉が苦悶に歪む】
それ以上言うな、言わないデくれ、俺は
や、め……ぐゥッ
【連続して畳み掛けるつもりであったのだろう返しの刃は、手首を捻りかけた段階でぴたりと止まってしまう】
【相手の言葉を振り払うようにきつく細められた金の瞳は、そんな不用意な行動の為に相手の攻撃の前兆を見失う】
【弾ける紫電の余波を受けるように、水の鞭は手を打つような音を立てて相手の腕から離れて霧散し】
【その先の青年の体もまた、物理的なショックを受けてがくりと跳ねあがって一歩二歩老人から離れる】
使い魔……?
なんでそッち、ヲ、ええい信じるからな、仲間(ザミール)!
【絶望と自己嫌悪によって喪失しかかった戦意を奮い起こすのは、友を助くために力を注ぐ少女の声】
【目的は理解し得ずとも真剣な表情で立ち向かう相手の姿は先程しかと目に焼きつけている】
【目を覚ますように首をいくらか横に振ると、飛びまわる使い魔らしき生き物の影を視界に収め】
【ワンテンポ遅れながらも、曲刀の刃が再び閃き使い魔に向かって振り上げられた!】
- 960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 22:40:18.04 ID:iV/89pfFo
- >>935
【着地して目の前を見たときにはゴーレムは彼の視界から消えていた】
【彼がゴーレムが跳んだのだと気付くのには数瞬必要だった。彼の思う以上に、素早かった】
【アルフォンスは訂正をした────中々の術者どころではない、と】
ナルシスト? そういった誤解は困りますね
そして知ってください。風の魔術師に対して空中にいることの愚かさを……!
【ぐっと後ろに身体を逸らして素早く両足を真上へと蹴り上げ、アルフォンスは縦に一回転をした】
【また同じようにその脚の軌跡から真空の刃が形成され真上に向かっていく】
【更に風の力を利用し、単なる回転ではなくバック転のように彼は大きく後ろへと移動した】
【回避と攻撃の両立だが刃の威力は高いわけではない。ダメージとなるかはゴーレムの強度次第だ】
【その後、アルフォンスはもう一度ゴーレムに接近を試みる。先ほどと違い大した距離ではないため、すぐに詰められるだろう】
- 961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 22:41:37.86 ID:VzCiUwHvo
- >>947
【刺すような視線にも無視を貫き通す男の目は、彼女にしか向けられていない】
【故に。 その鳥の存在にも、気付いたとして微細な注意さえも払わないままだ】
【ただその手を、頚を締めゆく嫌に冷たい手を強めながら】
【その最中、視線が合う――同時、彼女を襲うだろう呪いは、『束縛』の類】
【本来であれば彼自身には、その呪いの種類を決定する権限は無く】
【或いは別の呪いであるかも知れないし、また、己への負担を避けるために】
【掛けたと同時に逸らされる視線、それはその呪いを何らかの手法で解く隙にもなり得た】
つまらない。 何か言ったら如何ですか?
……嗚呼、私がこうしているから、ですね。 それは失敬
【思案してやっとその事に思い当たったのか、相手が窒息する寸前にその両手は外れる】
【爪の立てられた手。 ふつと切れた皮膚から溢れる血液は黒く】
【もし触れてしまったなら、妙な毒性が相手の手を汚す事になるだろう】
【――地に伝い落ちた、黒き一滴】
【其処にはきっと草の類さえ無いのだろうけれど、あればきっとそれを枯らすだろう程】
【取り合えずは、乾いた地面を更に灰色に乾かしていくような】
【ダメージこそ少ないが、其処にそういう確かな呪属性を与えるのだった】
……怖いのですか? この、私が
篭絡して手繰れる程度の存在だったでしょうに。 今更、何を恐れるのやら
ほら。 もう話せるでしょう? 何か言えば良い。 ……言えないなら、叫ぶなりすれば良い
【首元から外した手は、平手の形ですうと斜め上に持ち上げられ】
【振り下ろされれば――相手の頬に、ひとつ乾いた音を張るのだろう】
【止めどなく彼女に傷をつけてきた“彼”は、今までこんな手を取ったことなど一度も無かった】
【心を抉るような言葉にしろ、頬に張ろうとしている平手にしろ】
【呪縛の効果が成されてしまえば、きっと防ぎ手もないような、非情であった】
- 962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage saga]:2013/03/17(日) 22:44:37.38 ID:4cbiSuaoo
- >>944
こっちこそ言ったはずだ、不可能だとな!
【根に持っていたのはカニバディールも同じ、今度こそ、この場でライラを仕留めてみせる。肉塊と化した頭部の眼球はそう語るかのようだ】
【包丁が回避されるのは、想定内。本命は彼の背後から――】
……チィッ!! 動きの素早い魔法使いとは、邪道じゃあないのかね!!
【またも回避される包丁。思わず苛立った声を上げる。ライラも歴戦の勇士、小細工は通用しないか】
【かわされた舌は、勢いをそのままに、カニバディールの口中へと消える】
【さらに、目に飛び込んでくる光。ライラの魔法が発動する――!!】
……情報を持っているのは、お前だけではないぞ!!
【光るブレスレット。以前、見た技だ。そこから放たれる刃の鋭さは、肉体が覚えている】
【はたして、その身に感じる微風。カニバディールは飛びのいた】
【さっきまで自分がいた空間をなぎ払う、薄緑の刃。わずかにカニバディールの肉体をかすめるが、軽傷だ】
【だが――】
>>946
――なに!?
【予想以上の素早さで、ラッシュが追ってくる。突きだされるブレード。回避行動の直後では、対策がとれない】
ぐがっ!! ……痛いじゃあないか
【ブレードは、カニバディールのわき腹を捉えた。しかし、その部位の肉が蠢くと、突き刺さったブレードを固定しようとする】
【固定に成功すれば、そのまま身体を前傾させて、ブレードを握るラッシュの肩口に牙を突きたてようとするだろう】
>>ALL
(さすがに、二対一では分が悪いな……助っ人を呼ぶとするか)
【ラッシュの刃を受けたままの状態で、カニバディールはさらに能力を発動させる】
【首の後ろに浮かび上がる人の顔。それが盛り上がり、伸びて、小さな、しかしはっきりとした人間の上半身を形作っていく】
【大男の首の後ろから、伸びる人間の上半身。街の異形と区別がつかぬ有様】
やれ、『人面瘡』!! 『その魔法使いを殺せ』!!
【ライラのほうへと、伸びていく上半身。といっても、赤い筋肉がむき出しのその見かけは、ただ人の形をしているだけで、バケモノに相違ない】
【カニバディールの首に、肉のロープでつながれた上半身、『人面瘡』が、ライラへと向かう】
【接近しつつ、『人面瘡』の口から肉切り包丁が一本吐き出された。牽制のつもりだろう。多少の自立思考は可能なようだ】
【包丁の攻撃の成否を見ずに『人面瘡』はライラへの突進をやめず、そのままかみつきを仕掛けようとするだろう
- 963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 22:45:40.59 ID:OBLFHeE8o
- >>941
――"黄金郷"ってのがどこかは知らないけど――!
アンタが言うのが本当なら、アタシ燃えちゃうねぇ!それってつまり金銀財宝の眠る土地、ってヤツでしょ!?
――イイねぇ、おねいさん俄然やる気出てきたよッ!
ガガルムちゃん――お金の話が絡んだアタシは、折れないよッ!!
【――急激な減速、そしてそこかの加速――なんとか、背後に回りこむ事には成功した。】
【しかし、ここからが問題だった、ガガルムはまだ無傷のまま健在であるし】
【彼女の騎乗した"馬"――フウイヌムもまだその猛足を持って自分を追いかけてくるだろう。】
【――どちらかを倒さなければ、ならない。】
(――背はもらったッ!"弾"末魔の銃撃で―――え!?)
―――うわッ、とぉ!?ちょちょちょ、そんなのアリ!?
【――銃撃を重ね、フウイヌムを撃破しようとしたその時――"弾"末魔のハンマーを起こす途中】
【まさかの、其方も"減速"――いや、もはや減速などという温いものではない】
【それはまさに急停止――如何にバイクが優れた機構を有し、ブレーキパッドがレーサー向けにカスタムされていたとしても】
【絶対に出来ないであろう"制止"――まさに足を持った生物だからこそ出来る、そして彼女が聡明であったからこそ出来る芸当ッ!】
【自分がやった事の更に上をいく戦法に、舌を巻くと同時――セリーナは対応に打って出た。】
(――このままじゃ、スクラップ確実――かといってサイドカーのついたこの状態で逃げる事なんて――!!)
(蹄で踏まれたら流石のティターン・アーマーだって間違いなく――くッ、どうする―――!!)
(機動力が足りない・・・急停止するフウイヌムに突っ込まざるを得ない――ならッ!!)
――うん、そうだね・・・ここはどうやら、グリーン・ゾーン<安全圏>ってワケじゃなさそうだ・・・!
むしろレッド・ゾーン<危険地帯>――なら、さっさと逃げるのが正解だッ!!
【――もし、今セリーナの動向を振り返ってうかがっていたのなら――目を見開く結果になるかも、知れない。】
【セリーナはハンマーを起こし、装填の済んだ"弾"末魔の銃口を素早く、下へと向ける――それは紛れも無い】
【―――サイドカーとの、連結部―――ッ!!】
【ドゥ、という鈍い銃声が夜空に木霊する――爆熱するエンジンに掻き消される事なく、確かにその存在を主張して】
【放たれた"魔弾"は確かに、逸れることなくサイドカーとバイクとを結ぶ楔を貫き――破壊ッ!】
【瞬間、それまでバイクが抱えていた制限が、一気に解き放たれる――リミッターが解除されたのだ。】
【サイドカーという錘を捨て、本来の走りを取り戻した"バイク"――V−Maxは後輪を滑らせ、方向転換ッ!!】
【サイドカーはそのまま真横へと吹き飛んで行き――ガードレールへとブチ当たり、破損した。】
【――そしてその瞬間に、聡明なガガルムは知るだろう。】
【そこには誰にも乗っていないと。何故なら――破壊されたフロント・ガラスから覗くのはベイゼ・ベゲンプフェンではなく】
【――ただのマネキン、なのだから。】
――――く、う、おおおおおおッ!!
【セリーナを乗せたV−Maxは横転する勢いで後輪をスリップ、車体を斜めにし鎧を地面へと擦らせながら――】
【ギリギリの所で、振り下ろされる"ギロチン"――フウイヌムの後脚を、回避ッ!】
【しかしその勢いと、衝撃波に飲まれアーマーは道路の"破片"により破損――『く・・・』というセリーナの声が、漏れる。】
【――しかしこれで、勝負は見えなくなった。】
【破壊されたサイドカー、そして車体から火花を上げて回避に専念し、なんとか――急停止に成功するセリーナ。】
【止まっているであろう"ガガルム"、そして"フウイヌム"に対しセリーナは再び、前輪を向け、アクセルを吹かす――!!】
――ナイトのお嬢さん、見ての通り――アタシに人質は、いない。
つまりこっからは完全に――アタシと、貴女の、一騎打ちってワケさ。
―――それとも、目的が"ロスト"した以上――アタシに興味はない、かい?
/超遅れました、すいません!!
- 964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 22:50:55.79 ID:Kwc2P+hto
- >>957
【歪む月がその形を明らかにすれば、舞い落ちる月光もきっと、その色を知らせる】
【分かつように二つの人影を照らしたなら、そこに浮かび上がるのは確かな残影のよう】
【濛々と燃え上がる煙の、その先に溶けた魔法のような紡ぐ音さえも】
【誰も彼もが求め、誰も彼もが夢破れた、宴の後の熱のよう】
【迷妄するいくつもの言葉と、紡がれるその意味をもった音律】
【形の上では彼女が有利で、誰がどう見ても、その引き金を引くだけで】
【だがそれだけのことが躊躇われるほどに、貴女の姿は強く映った】
……お姉ちゃんは……ベイゼの、何を知っているの……
きっと、戦ってる、ベイゼの……姿しか、知らない、の……
ソニアは知ってるよ、ベイゼの――――色んな、姿
怒った姿、泣いた姿、笑った姿……戦う、姿……
その全部が、ベイゼで、その全部が……ソニアの大好きな、ベイゼの、姿
――――でもね、一つだけ……ソニアが、嫌いな姿、あるの
それは、[ピーーー]、姿、ベイゼが――――誰かを、傷つけて、[ピーーー]、姿
【風が吹雪いた、頬を撫でるその感触だけが、指先で辿る陽炎のように】
【その輪郭すらも、受け取られないのだろう、その形すらも、確かめられなくて】
【唯一つ、二つの声だけが、真実という音律を刻んで】
【銃口を真っ直ぐに構えた、その射線に、貴女の姿を捉える】
【迂闊な攻撃はできなかった、防がれたなら、それで彼女の敗北であるから】
【リロードするのに時間がかかる、その武器の弱点は、明らかだから】
【頬が濡れた、恐怖ではなくて、ただ純粋に、震えるかのよう】
【それは終わらせる事を危うく思う心情であって、同時に、いくつもの思いを逡巡したから】
【やがてその先に広がる、吐息のような儚い一瞬だけを、辿って欲しかった】
……その、[ピーーー]姿で、ベイゼが……ベイゼが、一杯になるの、だったら……
ソニアは、返さないの……ベイゼを、ソニアの大切なベイゼを、ずっと、ソニアのモノにするの
――――仲間≠熈身体≠熈命≠焉c…ソニアの、モノに、する……!!
【言葉が通じるかは分からない、人をただひたすらに憎む°M女に、届くかなんて】
【きっとそれは表層を撫でるだけだから、貴女の感情という波間に、埋もれていくのだから】
【だからきっと、無価値で無意味な、行動だって思われるかもしれない】
【指先が奏でる引き金、引いたならば、貴女の胸へと一発銃弾が放たれる】
【致死には至らない、けれども、直撃したなら、気絶する事もある】
【――――きっと、貴女なら止める事も出来る、簡単に】
【ふわりと風に流される彼女の胸元、首筋に溶けたロザリオ】
【それは、彼女と、ベイゼを繋ぐ大切なもの、ベイゼがくれた、唯一の存在の証】
【月光に照らされるその正体を、貴女は、気づく事ができるのであろうか】
- 965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 22:57:01.34 ID:k5JlTBEBo
- >>958
こ、殺し屋さんッスか…
なるほど、ならばなんとなく解るッス
【契約、という言葉の異質さに少したじろいだがすぐにうんうん、と頷く】
【鈴の音は大して気にもとめず】
え、えぇ〜と……はは…ッス
【銃の魅力を力説する目の前の女性に、なんと声を掛ければいいのか思い浮かばずに言葉を濁す】
(僕は槍と盾を使うッスから、遠距離武器にはいい印象無いッス……)
【そんな想いもあってか、話を逸らそうとする】
そ、そういえば、僕の事は撃たないッスか?
殺し屋さんは、目撃者を消すのか一般的じゃないッスか!
…というか、よく考えたら僕、危険が危なくないッスか……?
【少し慌てた素ぶりを見せ、右手を背中の大盾にかける】
【攻撃の意思を見せれば、彼は迷いなく防御行動に出るだろう】
【女の「契約内容に無いから」という返答にも、警戒した相手に対しては嘘かもしれないという疑念を抱かせるだけである事は想像に難く無い】
【事実、少年はこの笑みを浮かべる不思議な女に大きな不信感と、少しばかりの好奇心を抱いていた】
- 966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/17(日) 22:59:53.45 ID:QY9XPT9Uo
- >>960
【真空の刃がゴーレムの体にめり込む…が
刃の跡がついただけで、その跡もすぐに無くなる】
【レイブ・ラビのゴーレムははっきり言って無敵だ】
【上に立つものがほとんどいない力に高いクラスの耐久力とスピード…
さらに本体の供給さえ無事なら再生もする】
【ゴーレムとまともに戦ったなら100%近い確率でレイブ・ラビが勝つ】
(この勝負は私の弱点が見抜かれるかどうか…さらにその弱点を
突かれるか否かが勝負の分かれ目だ…もしある状況に陥ったら
私は勝てない…それに見たところかなりの風の使い手…
複雑な使い方もできる上機動力もある…相性ははっきり言って悪い)
【レイブ・ラビは短期決戦に持ち込もうと考えた。
彼はゴーレムにずっとつけたままの両手に力を込める】
【するとゴーレムの下の地面からアルフォンスの後ろの地面が
ゴーレムに引き込まれるかのように隆起した】
【そして地面が剥がれた。その破片はアルフォンスへ向かう】
【鋭い破片に中々のスピード…対人用としては
申し分の無い威力だろう】
【惜しむべくは派手であるがゆえに読まれやすいということだが】
- 967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 23:00:00.17 ID:kBbXN/7no
- >>946
サンキューだラッシュ! 俺はチャージが必要なんだ、後方の支援もするが……悪いが時間稼ぎしてくれ!
【割って入る、先ほどの異形を倒したのであろうラッシュの言葉に此方も大声で反応する】
【カニバディールの力は、仮に勝った相手だとしても侮れない。このように戦っていても、勝てるか分からない】
【化け物が街中を覆い尽くす完全アウェーな状況でなら、勝率は更に下がってしまうだろう】
【そんなときだからこそ、仲間は心強い。例え一回きりの、即席で作り上げたチームだとしても】
【目的が一致していれば、何の問題もないのだから】
>>962
魔法使いナメんじゃねぇぞ! この世界じゃ、常識取っ払った奴が強ぇんだよ!
――――チッ、流石に同じ手は通用しねーか……ッ!?
【自分が「御伽噺の魔法使いに似て非なる者」なんていうのは、ライラ自身が一番分かっていることだった】
【魔法使いといえば後方支援で魔法を打ち込む係。常識は、この男にとって無用の長物だった】
【なにより―――自分の生きる支えでもあるこの魔法で、弱くてはいけない!】
【風で感づかれたか、そう思えたのもごく一瞬で。カニバディールの能力なのであろう異形が、ライラの前に立ちはだかる】
【遠くのカニバディールより此方の化け物だ、と目標を変更――――その際、ラッシュに「任せた!」と声を掛けるのも忘れない】
【吐き出され、此方へ飛来する包丁に当たる筋は無く。そのまま避けようとするも、本命は、あくまでもソイツの噛み付きだったらしい】
……グッ……アアアアッ!?
【腕を引くことで腕全体を噛まれることはなかった。しかし、骨には届かないものの左腕に大きな噛み傷が出来―――そのまま皮膚が引きちぎられる】
【斬られた経験こそ有るものの皮膚を千切られた経験など有るわけが無くその裂かれるような痛みに思わず、声が出る】
【歪んだ顔で、それでもライラが繰り出すのは杖での打撃。ただの木製の杖だが、大きく振りかぶられた杖はそれなりに大きな攻撃力を生み出すだろう】
【狙いは頭で、一気に機能を停止させようと考えているようだ。そして―――光出すのは、赤と青のブレスレット】
- 968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 23:03:30.06 ID:xEsieHw+o
- >>951
―――魔弾を拳で無理やりブチのめしやが……うわゴメン!
いやそうじゃなくて……流石に六罪王の相棒やってるだけはあるな、でたらめだ
だが俺だって負けちゃあいないぜ、ガンガンきやがれ――こいつが欲しかったらな!
【ゴメンというのは胸部のダメージに関してか、律儀な男だ】
【ぽん、ぽん、と隣のサイドカーに座る人物の頭、ベイゼに見せかけたその女性のフルフェイスヘルメットを叩いて見せつける】
【一方で先ほどの攻撃に驚く様子を向けるのは―――マシンのフロント部分に搭載されている『メインコックピット』】
【角張ったフロントの前に丁度子犬一匹分の何かが座る事の出来る空間が存在し、そこにちょこんと『お座り』するトイプードルが苦い顔をする】
『ふん、見た目はただの女にしかみえんツラしながらなかなかタフな所を見せてくれるのう、あのウマ
じゃがこれはどうかの、転送魔方陣展開、『サブガンナー』起動!』
【トイプードルが前足で目の前のボタンを押し込むと、剛太郎の頭上、左右に魔法陣が展開】
【そこから飛び出すのはホルスの頭部を象ったような飛行物、その下にバルカン砲をぶら下げた何かが二体出現】
【キルフェが大斧を拾っているうちに無事展開完了、くるん、と後ろを振り向いてキルフェの方向に飛来すると】
【そのまま左右斜め前方、5mの間合いから火の魔弾をキルフェ目がけて真っ直ぐ浴びせかかってくる!】
- 969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 23:05:50.26 ID:TMztqX4Ao
- 【ある廃工場】
【とある工場跡地、取り壊されて広い土地とボロボロの5階建ての廃ビルが1つ在るのみ】
【一応、取り残された街灯がチョコチョコとついているが最寄りの街から少し外れているので無人である】
【囲んでいたフェンスは殆どボロボロに成って、今は時たま忍び込んだ人が】
【能力やら格闘技の練習に使っているぐらいである】
【一台の大型バイクが、敷地の中に入ってくる エンジン音と砂利を踏む音が聞こえる】
【バイクが停まる、エンジンも止まって、ドライバが降りてきた】
【ドライバーは手にアタッシェケースを持って、廃ビルに入っていった】
……相変わらず静かだな
【しゃがれた声で呟いたスーツ姿の男 階段を登って行った】
- 970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [!red_res]:2013/03/17(日) 23:06:10.15 ID:ueMfccAio
- >>953
【―――カズネが何を見て、何を感じて、そしてそれをどうしたのかは誰にもわからない】
【或いは、綾津妃であれば分かるのかもしれない。ただ、呼びかけには―――】
ふ、ふふlる……言ったはずでしたが、ね。彼女は長く私の手の下に居すぎた
時間さえかければ、例えどれだけ膨大で暗い存在であろうと閉じ込めることは出来る……!
まして、ニンゲンのセンチメンタルな言葉ひとつやふたつ……意味も無い。
……『そんな筈はない』とでも、言いたいですかな?
しかし、これが現実。黒い霧も、バケモノも、届かぬ声もまた世界に在るリアルの1つ――――。
>>959
―――認めたくありませんか。そうでしょうな、今まで信じていたものは嘘だったのですから。
いやなに、拒絶することはない。悩む必要も、考えを改める必要もない
あなたはあるがままを受け入れれば良い……それによって立ち位置が変わろうが、だからなんです?
無力で、名声も無く、金もなく、何時もいつも我々に蹂躙されるだけのちっぽけな矜持。
そんなものは捨ててしまって、自分に正直に生きればよろしい―――それがニンゲンでしょぉ?
【かぁん=\――金属と、何か不思議な物質で出来た武器がぶつかり合う音だった】
【そこに混ざる声は、耳にまとわりつく蜂蜜のような女性のモノ。見れば、そこには―――】
>>ALL
【―――所々に癖の強いカールが目立つ、毒々しいまでのオレンジという髪色】
【ラバー素材なのだろう服は胸や腰回りなど、本当に必要最低限の位置しか隠さない形状で】
【首や指で音を立てる鎖は、何処かインモラルな雰囲気を醸し出す。魔性の女性が、そこに居た】
【それは正しく、先ほどまで使い魔だった。彼女のすぐ傍には、生き物らしからぬ表情の老人が在って】
キミ達はさぁ、所詮アリやプランクトンと変わらないんだよ。弱くて、ちっちゃくて、存在する価値も無い
なのに必死に生きちゃってさぁ……邪魔なんだよね。みんなとっと、絶望して自殺しちゃえば楽なのに
特にそっちのカズネとかいうのは、二度目だよねぇ……♪
【頭部には、捻くれた二本の角。その瞳は何重にも円を重ねた魔眼で、色は定まらず虹色に輝き】
【背には二枚の翼を持ち、腰からは先の尖った尻尾を伸ばし、手には三叉槍を持って、曲刀を受け止めている】
【―――悪魔、というよりは淫魔に近い。男だけでなく、女までも誑かす人外の一つ】
【といっても他者を見下す其の目線、悪魔ではないとも言い切れず、なんとも邪悪を漂わせ】
ナウファル・ディヤー・アル=ミルドリーに、ヒトツギ・カズネ……キミらは、特にさ
私がヤりたい事の壁にばっかりなってくれちゃって、今日だって私は出るつもりはなかった――なのに
……『殻』の方、弱く作りすぎちゃった?フフッ、どっちにしても、この霧じゃ他の人には見えないね
なら、目撃者は『二人だけ』―――――――だからキミ達は、ここで死のっか♪
【突如として、老人の肉体が動き出す。その掌を裂いて、血まみれの両手を地面に押し付けるのである】
【すると、広場全体を囲うような地面の魔法陣が点滅し、赤い光が―――霧を貫き、空に灯る】
【その紋章は、何処か門≠フようでもあって。魔の禁術を知るものであれば、魔界に関するそれだと分かるだろうか】
【―――この魔方陣の明かりは、世界中の何処からであっても見ることが出来ることを特記しておこう】
【さて――その老人の行動後、彼は動きを止めて地に倒れ。同時に魔の女がにやりと笑いながら指を鳴らした】
【すると地鳴り、続いて大地が隆起して―――灼熱の溶岩が、場所を問わずに広場へと、何重もの柱の如く噴出する】
【それはナウファルを襲うかもしれないし、カズネを焼くかもしれない。無差別の攻撃なのだろう】
【おどろくべきことに火柱は悪魔をも襲う。けれど、彼女は嬌声にも似た声を漏らしながら溶岩のシャワーを浴び】
【その肌を上気させながら、魔法陣と灼熱による煌々とした明かりに身を包み――存分な隙を見せながら、笑っていた。】
- 971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2013/03/17(日) 23:06:56.38 ID:XTMGkbEAO
- >>950
【先程から笑みを貼り付けていたノーグの顔】
【イライザの言葉にその笑みが一層濃くなって】
「まさか、白衣を着ている人間が全員ひ弱な科学者だなんて思ってないですよねぇ?」
「もしそう思っているなら───」
【メスが盾で受けられたと見るや、あっさりと手を放して捨てさり】
【素早く引いた右手は手刀の構え】
「死にますよ?」
【露になっている右腕は、科学者然とした見た目に似合わずかなり太い】
【筋肉量はかなりのものと見ていいだろう】
【今、ノーグの左眼がしっかりと開かれつつある】
【一方、レイジアは、先の攻撃の直後、右手で新たに3つの刃取り出している】
減速から攻撃してくるなら───ここだよねぇ?
【後ろを向くと素早く左手でフードからピンポン玉サイズの鉄球を取り出す】
【そして、右手は彼女から見て右後方上側へ、左手は前方の地面へ向けられて】
もっかい!"磁力波動・斥力"!
更に"減重化"!!
【鉄球が道路表面を砕き、生じた無数のコンクリート片】
【続く能力でそれらを上方に飛ばし、相殺、悪くとも軌道変更を狙っての行動だ】
【そして、彼女を中心として発動する"磁力波動"は、右手の刃を上空へ飛ばす】
【これはあくまで牽制でろくに狙ってもいない、イライザに当たるかどうかはかなり怪しいものだ】
- 972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 23:08:25.13 ID:VciDs2Poo
- http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1363529223/
/次スレです
- 973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 23:08:45.24 ID:EM/AWJ8ro
- >>949
「――ヒャハハハ、俺様がご丁寧に"蜘蛛の糸"をぶっ放してやアったのによォ」
「正義に燃ォえる人間共は本当ォーに、愚かだ」
【2人を嘲笑うその悪魔は、非常に傲慢で――それを隠す素振りもない口調だ】
「"宵闇と鏡の豪蛇"ッ!」 「幻霧竜――"ミスティラス"ッ!」 「"黒霧の潜隠者"共ッ!」
「さァて、人間共――"地獄送り"か、"俺様の部下"にするか、今なら好ゥきな方を選ばせてやるぞォォオオ」
【――それぞれに回避及び防がれた蜘蛛の糸は地面に線を描くかのように落ちる】
【踏めば少しの粘りを感じるかもしれないが、大した障害にはならないだろう】
【蜘蛛へと襲いかかる柊の一閃ッ!】 【瑛月の斬り上げッ!】
【――黒霧ごと斬り裂かれた蜘蛛、地面に落ちる4つの蜘蛛の欠片――普通の蜘蛛よりやや柔らかいそれ】
【蜘蛛の体液が地面を染める、どうやら二体とも"再起不能"――そうみて間違いない】
【しかしその霧は未だ残っている、大蛇の腹部周辺のその霧は視界の妨げになる可能性がある】
「んゥ、……速ェな、こォいつは面倒だ」
【はたして柊のその高速の動きは悪魔に見えていたのだろうか?】
【――見えていてもいなくても、それは脅威に違いない】 【悪魔が小さく舌打ちをした音がする】
「――黒霧の潜隠者共め、簡単に斬ィり捨てられやがって」
「まァー良い、"雑魚"共が二匹死んだだけだ、――ヒャハハハ!」
「やれェッ!」
【二者とも大蛇の近くにいる、小回りの利かない大蛇にとってはあまり好ましくない――】
【――大蛇の尾より発せられる黒い煙、それは大蛇の左右――地上1m程のところにわかれて広がる】
【続けて尾より吐かれるのは"闇の刃"―― 一枚15cm程のそれが2枚ずつ"煙"に向けて飛ばされる】
【――――刃が煙に当たれば、それは"反射"するッ!】
【尾から煙へ、煙から柊と瑛月へッ!】 【闇の刃――刀より切れ味が劣るとはいえ、威力は十分なそれが飛来する】
【狙いはどちらも胴体と脚部】 【"反射"を行った煙は、未だその場に残っている】
【大蛇の尻尾が、後方から右側にへと移動した】
【――竜の気配の位置は変わっていない、しかし】
【その攻撃に合わせるかのように、背後から攻撃を仕掛けた】
【霧より出現する"竜の両腕"】 【――それぞれの腕に向けて一本ずつ飛ばされるのは"霧の針"】
【威力自体は刀より弱く数ミリ刺さる程度だろうか、しかしもし刺さってしまえば――】
【針は植物のように根を張り腕に喰い込み、持続的なダメージを与えるだろう】
- 974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 23:11:26.23 ID:zZgw9pqd0
- >>961
【震える手の、こわばる身体の、意味が。まるで分からなかった】
【大好きなのに、今だって、愛していると言えるはずなのに――ただ、どこかが、こわくて】
【その瞳の異常性に対してなのか、その向こう側に広がる呪いの色になのか、それすらも分からないなら】
【ぎちと固められる身体、金縛りによく似て――優しく触れてくれる手がないなら、目覚めることすら】
【嫌でも触れる微かな脈が目減りするみたいに弱まっていく。ぐうと鳴るのは常の声には似つかないそれで、】
【ぼろぼろ零す涙ばかりが頬と髪と、最後に地を濡らして、そっと消えていく】
【身体が動かないこと。酸素が、血液が滞ったからなのか、束縛のせいなのか、よく分からないままにふつと、】
【――意識が堕ちる刹那に。呼吸を取り戻せたなら、げほと、咳き込んで酸素を強く求めた】
【彼に押し潰されたままのお腹も、薄ぺらの胸も、玩具みたいに何度も何度も呼吸を繰り返すことに精一杯で】
【手を焼く黒さには気付かないから――その指先は、意図の外だろうと、呪われて】
【視界の外。まるで一等席で眺めるお客様。赤と紫の瞳は、ただの鳥ではないと教えてくれるみたい】
【それでも意識の外のもの。まるでひゅるり吹く風のよう、そこに居ることがさも当然のようで】
【(或いは。とても強く幻視の類に秀でていたなら、その位置に紫色の髪をした少女の姿を見たかもしれないけれど、まあ、余談だ)】
【ぱん! と、乾いた音はこの場にきっとよく響く。さすがに反響こそしないものの――】
【驚いたように丸い目が少しだけ場違いで、ひゅうとちいさく呼吸の音がする】
わ、から、ない、の
【打たれたそのまま、逸れた視線は遠くどこかを見て。枯れ枝のひとつひとつを数えるみたいに、微かにぶれる】
【少しだけ時間を置いてから、ようやくまともに吐き出せた言葉はそれでも掠れて――】
――どうして、大切なひとから、いなく、なるの?
【血色の瞳。どこかを見つめながらどこも見つめていない先で、思いだすのは、かつてのこと】
【向けられた銃口の冥さと、分かれなかった意味と、今も分からない意味と。あるのは、果てまで続くよな疑問ばかり】
【落ちた涙がまた地を潤すけれど。草木を取り戻すには、ずっとずっと、足りなくて】
ねえ、そんなに――わるい、こと、かな、
【ろくに動かないはずの身体。少しずつ取り戻し行くのは、父の残した血の耐性のおかげ、だろうか】
【それでも、そもそもの元が万全でないから。取り戻したとて、何が変わるということもなく、危ういまま】
【或いは。魔力でもくれてやれば、元のように動けるのかもしれないけれど――まあ、くれてやる意味なんて】
- 975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 23:14:50.44 ID:mOMSI7zDO
- >>965
【苦笑いを浮かべられれば、女はまたそっと首を傾げた】
【口元ぐらいしか見えないために定かではないが──】
【きっと、フードの奥では目を瞬かせているのだろう】
【そして、少年が盾に意識を向けたのであれば、今度は反対方向に首を傾け】
【──また、笑っ、た】
ふふ──気付くのが遅いですよ?
私がもう少し真面目で堅物な性格だったら、あなた様もこんな風に……、ああ
────証拠隠滅がまだでしたね
【ふわり。風もないのに、ローブが揺れた】
【──ふと、路地裏に灯りがついた】
【月明かりでもなく、窓から零れ落ちたものでもなく】
【それは、すぐ、近くから】
【──肉と血の、焼ける臭いが、して】
【女は笑って、静かに燃え出した男の死体を──ただそっと、見つめていた】
──あぁ、ところで。さっきから気になっていたのですけれど
【攻撃の意思は、ない】
こんな夜遅くに、こんな路地裏に、なんのご用で──?
【攻撃の意図は、ない】
あんまり遅くまで起きてると……
【女は、燃えて炭に成り行く男から、少年に視線を、移す】
──おしおき、されちゃいます、よ?
【────女は、笑う】
- 976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 23:16:54.58 ID:Wx4nLwtGo
- >>963
(――すまぬな、貴殿にはいつも無理を強いるっ!)
【如何に強力な魔獣であれど、如何に魔翌力と装甲による防御があれど】
【恐ろしいまで加速を一息に止める急停止で負荷を負わぬはずはない】
【あの状況からガガルルの頭で考えうる最善手であったとはいえ】
【"フウイヌム"の前足装甲は無残に砕け散り】
【迸っていた白銀の魔翌力も掻き消えていた】
【走行は可能、しかしながら加速域は大きく狭まった】
【骨は折れておらず、筋肉も断裂には至っていないがこれ以上の過負荷は故障に繋がる】
【それをガガルルは――それ以上に"フウイヌム"本人が理解していた】
む!?まさか――これは……!!
【ガガルルは森の狩人としての技能を持って、夜闇の中でもしかと確認し理解した】
【己の追っていた相手は"囮"であったことに】
【連結が外れ、サイドカーが破損した瞬間ガガルルは肝が凍りつく想いであった】
【セリーナが正義の長に相応しい人物であると、戦いの中で理解はしていたが】
【己の命と敵組織の捕虜の命を計りにかければ、誰であれ捕虜の切り捨てを選ぶ】
【彼女がその判断と取り、目的の人物は絶命したものかと――一。】
……成程、これは一本取られたな
まさか組織の長を囮にする等、私では考えもつかん
大胆にして巧妙、我らカノッサは丸ごと貴殿の手の上で踊ったというわけだな
ククッ――良い、貴殿は確かに一軍の将であるに相応しい器よ!!
【反転し、再び対峙する二人】
【ガガルルは騙されていたことに憤怒するわけでもなく】
【剛毅な笑みを浮かべながらセリーナの策を賞賛した】
興味がない?異な事を言う
例え戦士ベイゼがおらずとも、貴殿がかのUNITED TRIGGERの長にして
優秀な戦士であることに変わりはない
ならば――雌雄を決するまでこのガガルル・レシフィードが退く理由もありはせぬ!!
いざ、いざいざ参ろうぞ!
高き壁に向かえばこそ!強き剣に挑めばこそ!!我が槍は叫ぶのだ!!
"戦え"――"そして勝利せよ"とな!!
行くぞ"フウイヌム"!!
我らが騎馬戦術を以て、至上の御首(みしるし)を得ん!!
ハアァァァァァア――――ッ!!
【ガガルルが叫び、"フウイヌム"の瞳にも勇猛な気配が宿る】
【そして――空気を爆発させるような咆哮と共に、騎兵は駆け出した!!】
【突撃槍を前方に構え、地を蹴り相当な勢いと速度でセリーナに迫らんとする】
【先ほど見せた"フウイヌム"の剣技の如き角の一閃】
【そしてガガルルが持つであろう戦士の武器術、共に"並の弾丸"程度では】
【通用させる事は難しいことを察するのは難しくないだろう】
【しかし"フウイヌム"の前足の変化に気づいているならば】
【その二肢が極端に防御能力を低下させていることは簡単に判る】
【それはガガルル自身も気づいていることだ】
【故に――】
(さて、どう出る戦士セリーナ……!)
(我らは二身にて一体……もしも貴殿が騎馬の脚を狙うならば……!!)
【――この時点でガガルルは、"フウイヌム"の"前足"を狙うであろうと予想している】
【突撃槍を脇に挟み構える右腕――その反対の左手は、静かに腰のダガーへと添えられていた】
- 977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 23:17:58.78 ID:jslWQVdD0
- 【公園】
ない……。ポケットに入れてあった予備のボタンが
【公園の地面を、学生の制服をきた男がはい回っている】
【どうやら、ボタンを探しているようだ】
だめだ、見つかんねぇ
【男の後方には、長さ150cmの刀が置いてある】
- 978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 23:19:28.54 ID:iV/89pfFo
- >>966
【風の刃。彼の中で標準的な攻撃手段であるそれが通じなかったのを見て、彼は認識をまた改めることとなった】
【一般に召喚物は時間と物資をかければかけるほど強靭なものが作り上がる。操作できるかは別として】
【どんなに控えめに見ても、目の前のゴーレムは彼一人の手に負えるものではなかった。まともに破壊するならば時間が必要だ】
中々優秀なゴーレムですね、勿体ない
貴方ほどの術者が、時間を無駄に消費するのは見ていて心苦しい
こんなことをして、一体何の意味があるというのですか?
【そう言った直後、彼の足元が隆起した。彼は素早く大気を集め圧縮、破裂させて高く跳躍することでそれらを回避した】
【そして彼は最初の場所、屋根の上に戻った。ゴーレムと異形のものどもを見下ろす、あの特等席に】
【見下ろすアルフォンスは不可解さに眉を顰めていた。その感情は術者に向けられたものだった】
貴方には十分過ぎる力がある。そのゴーレムがまさか魔術を覚えて三日足らずで出せたわけではないでしょう?
その力は貴重だ。それ故に、成すべきことに使うべきだ
良いのですか、こんな大局を見ないやり方で。貴方にも目標があるのでは?
【問いを投げかけながらも、彼も戦闘を止める気配はなかった。高位の術者を前に手を止めれば待っているのは死だ】
【右手を開き、ゴーレムの足元に向ける。徐々にその手の前に大気が集まり、空気の塊を形成した。それは刃と同じく白濁色だ】
【衝撃音と共に撃ち出されたそれはゴーレムの足ではなく、足元の地面を狙っている。地面を削り、足元をぐらつかせようという狙いだ】
- 979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/03/17(日) 23:23:23.98 ID:M9QVyoUno
- >>962
はっ!どうだよ化け物!そうやって粘土みてぇな体でもやっぱりいてぇか!?
【カニバディールの体にブレードを突き刺した、確かな、気持ちの悪い手応えだ】
【それらに気圧されない為に、叫ぶ、罵るーーー気を強く持つ】
このまま切り裂いてーーーなッ、なにぃッ!?
【言葉通り、ブレードを突き刺したまま振り抜き、カニバディールの体を切り裂こうと力を込める】
【しかし、カニバディールの肉体が盛り上がり、形を変えてブレードの柄を固定させる、力をいくら込めようと動かない】
【それに狼狽えた瞬間ーーー!一瞬の隙をついてカニバディールの鋭い牙がラッシュの右肩に突き刺さった!】
ぐ……ぐあああああぁぁぁ……ッ!!
【血と肉が、首筋すぐ近くで飛び散る、カニバディールの呼吸すら感じられる程に、頭すぐ近くを噛み砕く】
【声にならない声はその痛みの程を知るには十分だ、しかもこうなってしまえば、引くにも引けない、無理矢理引いては肩の肉を千切られてしまう】
>>967
ち……ちっくしょ……!!
【カニバディールに喰いつかれながら、震える左腕を上げるーーー自由に使えるのは、こちらの銃だけだ】
【痛みに腕は震え、狙いは上手くつかないが、ここまで距離が近ければそれは問題ではないーーーッ!】
【狙いをそれ≠ノつけて引鉄を引く、何度も、何度も何度も、それ≠ノ当たるまでッ!】
【狙ったのはカニバディール自身ではない、その奥に、自分の背後にいる人面瘡≠フ肉のロープッ!】
【カニバディールの頭や体ではなく、そのちょっと向こうにいる人面瘡とカニバディールを繋ぐ器官を魔弾で千切り飛ばそうとしたッ!】
【これは自らを犠牲とした支援だ、カニバディール本体が自分に構っているのを逆手に取り、ライラの攻撃をサポートするッ!】
- 980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 23:23:34.80 ID:Sc7aY8ar0
- >>964
――――貴様こそ、あいつの何を知っていやがる……んだ!!
そんなもの、貴様がただあいつに求めて『かくある様に』押しつけてるだけじゃねぇか!!
あいつがそうある様に、お前の勝手な投影を、押しつけてるだろうがッ!!
あいつは、お前の都合の良い『人形』なんかじゃねぇんだぞ!!
あいつのあるべき姿を、お前が、お前のモノになんかする権利があると思うのかよぉッ!
【人を殺す姿を、見たくない――――それで、自分が見たい姿をモノにする】
【戦う事に輝きを見せていたベイゼを、そんな風に拘束する。そんな身勝手、許されていいのか】
【――――『人形』の様だと、ブラックハートは評した。本来の輝きを失ってまで、自分の思いを押し付けるのか――――】
お前に、他人の輝きを封じてまで、自分の希望を押し付ける権利があるのかよ……ッ!!
――――答えろッッ!!
【ブラックハートは――――殺戮の機械人形は吼える。身体のあちこちを傷つけ、ボロボロになりながら】
【自分自身――――使役させられている『人形』だから。あるべき姿を強制させられている――――と言う訳でもないが】
【それでも、今の境遇に満足している訳ではない。そんな境遇をベイゼにも押しつけるのかと】
――――――――ッ!!
【弾丸が来る――――カメラに、その瞬間は捉える事は出来た】
【だが、身体が動かない――――動かせるのは、腕だけだ。何とか防ぎに――――】
ッッッああああぁぁぁぁぁ――――――――――――ッ!!
【――――左腕が、吹き飛ぶ】
【液体をぶちまけながら、義手が吹き飛ばされる。その痛みに、ブラックハートは絶叫を上げて仰け反る】
【気絶する事は無かったが――――しかし激痛にのたうち、戦力が殺がれる】
…………まだ、だ…………あたしゃ、まだ――――ッ
【片腕すら失い、ボンネットの上で膝を折りながら、ブラックハートは尚も少女を見据えて――――】
【――――突如、別な方角から銃弾が飛来する】
――――――――が、ハッ…………――――――――ッ?
【突如、ブラックハートのわき腹が、ぶち抜かれる】
【信じられないと言った様子で、ブラックハートの身体が、ボンネットからずり落ちた】
【――――――――バラバラバラバラと、またヘリのローター音が近付いてきた】
/遅れました。申し訳ないです……orz
- 981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [!red_res]:2013/03/17(日) 23:29:03.74 ID:ueMfccAio
- >>968
(―――ラチが開かねえな。運転してる野郎、相当なもんだぜ)
(氷柱は回避、スリップ狙いはスパイク……手が無い訳じゃあねぇが)
(リリアの言うほど、こいつら甘くねぇ…!いや、もしかするとそれ以上に―――!?)
……犬、だと……ッ?なんだテメェ、お前も犬と悪魔のハーフかなんかか……!!?
いやそんな事ァどうでもいいッ!俺はベイゼを取り戻すためならよォ―――
【『空だって飛んでやるぜ――!』――――岩が砕けるような音は、正しく歩道が破壊される音】
【飛ぶ――正確には跳ぶ≠ゥ。半魔のケンタウロスは、強力な脚の力を全て使って、跳んだのだ】
【其の跳躍たるや眼を見張るものがあり、近づいていたことや速度が安定していたこともあって】
【―――なんと、着地点はバイクの前方。流石に疲れるのか、突っ込んだり、並走したりする余裕はないが】
【着地と共に周囲の地面にはヒビが入り、そこから湧き出るように氷の棘が無数に発生して】
(……はぁ、っ…へ、ヘヘッ……!これで、奴らはまっすぐは進めねぇ!)
(パンクがご希望か?それとも、スパイクで真っ直ぐ進んで俺にぶっ潰されたいか……)
選ぶ時間くらいはやるぜ、テメェらの運転と機転は中々だったからな……!
だが、まあ精々三秒かそこら……死に方選ぶには、ちょいとばかり時間が短いだろーが
おぉっと先に言っといてやるが、火の魔弾くらいでアタシの氷を溶かし尽くせると……思うなよ?
【氷のサイズは、徐々に大きくなっていく。一部はタイヤをパンクさせるに十分な棘という程度だが】
【その一方で、特に大きなものは子供の背丈程度はあって、激突すれば――先は見えている】
【更には当然、火の魔弾は回避され。更に大斧だって今にも振り下ろさんと構える姿は、まさに悪魔】
【絶対に生き残れないとは、言わないが―――人外の行動たるや、普通のニンゲン≠ノ絶望を与えるには十分すぎるほどで。】
- 982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage saga]:2013/03/17(日) 23:31:15.96 ID:EM/AWJ8ro
- >>973は>>956宛でもあります、抜けてましたすみません
- 983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/17(日) 23:34:16.76 ID:VzCiUwHvo
- >>974
……貴女が、貴女自身を、大切だと思っていないから、では?
【束縛は一瞬掛けただけであるために弱いもので、彼女ならばすぐに外れるだろう程度】
【打った手に響く痛みは、だからと言って彼に何かの感傷を齎すでも無かった】
【だから――連ね始めた言葉が、概ね彼自身にも該当するものだという事にも、気付いていない】
自分以外ならば幾らでも愛せる。 けれどその自分自身の事となると、簡単に投げ出す
悪い事だと思いますよ。 己を、貫けないというのは。 はっきり言えば“鬱陶しい”
……自分の所為にすれば全て済むとは、思わない方が良いですよ
【掛ける体重は柔らかな腹部に容赦無く伸し掛るが、彼は更に其処に自重を載せていく】
【彼女の顔の横に手をついて、近まる距離に紅茶色の髪が、打ったばかりの頬に掛かり流れようとして】
【束縛が解けかかっていても抵抗が無いのならば、相手に完全に覆い被さる形となってしまうのだろう】
――何故、私を責めないのですか?
責めるべきは貴女自身ではないでしょう。 なのに一言も、馬鹿みたいに、何も無い
まるで私など眼中に無いと言うような、その態度。 それが一番手酷いと、思いますが
【静かに溢れ出す言葉は、自分が切っ掛けであるのに、その癖に諭すような酷い道化であった】
【彼女の躰が元より悲鳴を上げているだろう事には、とうに気付いていて――視線が、揺らぐ】
- 984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2013/03/17(日) 23:37:52.05 ID:QY9XPT9Uo
- >>978
勘違いしているようだが私のゴーレムは魔術とは関係ない
私の能力だ…故に魔術のゴーレムの理とは違う
【そう答えつつ彼はゴーレムに地面を強く叩かせる】
【地面は砕け散りゴーレムの巨体は飛び上がった】
【その地面に空気の塊がぶつかりさらに砕け散り破片が広がった】
【そして、またゴーレムの腕を振り、拳が分離し屋根へ飛ぶ】
【少し狙いが逸れているが今度はアルフォンスに向かっている】
【最低限、屋根にめり込む衝撃があるだろう】
そして私は好奇心という重大なものを満たすために使っている
お前に言われる必要はない…あと私が大局を見ていないかどうかは
この戦いで分かる
【レイブ・ラビはそう言い放ち、譲歩する姿勢を見せない】
【また何か策があるようだ】
/お願いがあるのですがレイブ・ラビが考えている策と
関係があるので今度から地面や家に攻撃が当たった場合で
なおかつ相当の威力がある場合は
破片の描写をしていただけませんでしょうか?
- 985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/17(日) 23:39:30.07 ID:Kwc2P+hto
- >>980
【――――きっと貴女の言葉は正しくて、彼女にそれが正しいかは分からない】
【でも、そうあるべきだと思う事は、間違ってなんかいないと、感じて――――】
【それが正しいことではないと思う心に、誤りも正しさもない】
……あるよ、そのあるべき姿が、間違ってる、なら……正しくしないと、いけないの
人を、[ピーーー]事……そんなのが、肯定されるの……おかしいの
間違ったこと、してるなら……間違ってるって、言う事……
――――友達≠ネら、当然の、こと……!!
【RaumKrankheit≠ェ火を吹いたなら、そこに落ちた硝煙が微かな雪を降らせる】
【遠くへと果てる思いの欠片、やがて残る言葉すら知らずに――――】
【正しさと呼ぶには、つたない理論であったかもしれないが……】
……っ――――誰……!?
【彼女は咄嗟にRaumKrankheit≠フ銃身をヘリへと向けた、もう銃弾は入っていないが】
【それでも、牽制にはなる、近づくヘリの音に、耳を傾けて――――】
- 986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/17(日) 23:39:45.96 ID:VciDs2Poo
- >>971
例えそうだろうと、このイライザ・エインセルを止められるものか……ぐっ!
【幾ら筋肉を誇示してきた所で、まだ本格的な攻撃がないのは事実】
【下方から昇ってきた刃は盾をすり抜けて左手を掠め、混沌とした戦況を赤い血が染める】
【異様な眼からはあからさまな嫌な予感が漂っていた。対処するならば、腕ごと切り落とすか――或いは】
【背後でバイクをつけるアダレードは、もう一発の銃撃】
【それも含めた銃弾はコンクリにあっけなくすり潰され、敵を貫くことなく形を失う】
「……うむ、そうなると思っていた所だ。
だが、時にお嬢さん。銃口からはいったいどんなものが出てくるか、改めて考えて欲しいのだよ」
「ちなみに複数回答は可能だ、いや、むしろ推奨するべきかな?
――――《The Piper》」
【道化じみて問うアダレードは先程と同じ能力を――銃声で発動】
【ノーグへの指向性を与えて放ち、邪気眼を覚醒させようとする彼に音撃を仕掛けるだろう】
【やはり、バイクごと使えば回避は難しくない】
【――だが元の音量が音量ゆえ、その威力は比べ物にならず、食らえば脳をカクテルするかのよう】
この風の震えは……うん、分かってるよアダレード!
【そしてその合間にも、イライザは右手の長剣をくるくると振り回し、眼をエグリにかかる】
……あたしの手で、地に落ちろ!
【――と見せかけて、翼で最大限に推進してのタックルを、ノーグに仕掛けようとした!】
【前方を見ればそこにはトンネル。およそ1km続くそこを抜ければ、集結の地はすぐそこ、だが……】
【この突撃を防げるかは、きっとレイジアにもかかってくるだろう】
- 987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/17(日) 23:44:17.86 ID:wHRVDZbvo
- >>970
………………
【声は返らず、されど我は答えを得たり】
【ならばこの身の全てを以って眼前の敵を跡形もなく消すも容易】
【しかし望外の力を求めるならば相応の代価を払わなければならないのもまた事実】
(さっき……一瞬だけど箱との接続を絶てた、膨大な魔翌力があれば物量で汚染は防げる?)
(パワーソースは、杖がある……だけどそれを通す回路はきっと長い間は保たない……)
【ただ心を細くして対策を考える、まるで迷路のように先も分からずそれでも進まなければいけない感覚】
【淫魔の声にも気を使いながらただただ回路を組み上げ始める】
閉じ込めるには六方を回路で塞がなきゃ、出力も同じじゃないとダメだから必然的に並列で……
【腕から6つ分の回路が解き放ち箱の周りを包むように配置】
【刻印を中央から四方に伸ばす形に変え全てを並列に繋げる】
【その場しのぎの入れ物としては十分か、なんて少し満足気に呟いて一息吐く】
よ、し……――――――――?
あ、アレは……淫魔め……っ!!
【あとは出力としての魔翌力供給路の構築だ、と回路を回そうとすれば】
【全身が総毛立つ感覚、それに振り返れば地表を侵す巨大な魔法陣が1つ】
【魔術師の知識と勘が「拙い」と、ここから逃げなければいけない程の代物だと叫ぶ】
【しかし目の前には「彼女」が在る、ここで見捨てて逃げればきっと自分を許せないまま後悔して終わる】
【誰よりも絶望を知っている呪いたる彼女を、人の歴史を蒐める自分が投げ出しては絶対にいけないから】
―――――保護っ!と、回路接続!!
【事態は急を要する、カズネはその身を包んだ深紫のローブを脱いで箱に被せる】
【汚染から使用者を守る殻としてのローブは逆に箱から漏れる「モノ」を押しとどめる事も可能だろう、と】
【勿論カズネはこの環境下を素のままの状態で過ごすリスクを負う、でも些細な事だ】
上面と下面に2つ!杖と接続――――――っつ、
【魔翌力を流す経路としての回路を2つ重ねた時には既に世界は赤色で】
【盛大に舞い上がる火柱、その欠片だけでも膨大な熱量のそれがカズネに肉薄して】
【彼女は咄嗟に身を庇う……否、庇ったのは「箱」で、抱きかかえるようにした彼女は背中に痛みを受けて】
――――――――!!
【声なき悲鳴をあげながら箱ごとその場から飛び退こうとする】
【言う必要もないが守る為とはいえカズネは先程よりも深く「箱」に触れてしまって】
【地面に伏した後、静かなままで、動かない】
【ただ左手の杖から溢れる魔翌力だけは「異様」に辺りに満ちて】
【色は違えどさながら溶岩のように、下に下にと流れ始めていた】
- 988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2013/03/17(日) 23:45:11.29 ID:bpl4t1FBo
- >>975
うぅ…ッス
【あたりに漂う異臭に少年は顔を顰める】
【流石に人間焼肉には慣れていないのか、少し涙目になっている】
【しかし、その涙目の理由は目の前のバーベキューだけでは無い】
【女の笑いに対して背中にぞくぞくと走る悪寒】
【間近で目にした命の喪失、そして焼失】
【それを容易く行った女は目の前で自分に笑いかけている】
【当たり前の事だが──】
(ややや、やっべぇぇぇッス!!)
【─少年は恐怖を感じていた】
【或いは、強力な能力者であれば少年ぐらいの年頃の男でも不敵な笑みを湛えて殺し屋とやりあうことも出来ただろう】
【しかし、命のやりとりをした事の無い少年にとって、目の前の存在は危険過ぎた】
ぼ、ぼ、僕ッスか!?
僕は、あの、えと…
【自分の命を奪うかもしれない存在】
【そんな人物と言葉を交わす、それを意識しただけで喉はからからに渇き、舌は思うように動かず、思考も纏まらない】
ろ、路地裏へは…えーっと……
【その恐怖は、少年をパニックへと導き】
【そのパニックは──】
お、お前を成敗するッス!!!
【─少年にとんでもない事を口走らせていた】
………あれっ?、ッス
【少年の疑問に答える者は居ないだろう】
- 989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/03/17(日) 23:45:26.07 ID:4cbiSuaoo
- >>967
クク……常識外れなら、私も負けてないだろう?
【『人面瘡』に背後を任せたカニバディールが、背中越しにライラに返答する】
【しかし、内心では、見事に常識を乗り越えて見せるライラの力に、舌を巻いていた】
【やはり、この男も強者だ。対面するラッシュも、同様。わずかに冷や汗を流す】
(この感触……浅い、か)
【『人面瘡』のかみつきの成功は悟った。しかし、致命傷には至らない】
【痛みをこらえてのライラの反撃。以前、自分の肉腕をたたき落とした、強烈な一撃】
【それは、狙いたがわず『人面瘡』の頭部を捉える。横ざまに吹き飛んだ……かに見えたが】
【『人面瘡』の口が笑う。ライラの一撃は機能停止には至らなかったのだ。ここから、反撃の一手を――】
>>979
がああ!! 貴様……!!
【カニバディールが、またも苦悶を漏らす。かみついているにも関わらず、違和感のない発音だ。ラッシュとライラの、両名の肉の味を口中に感じ、意識のどこかで感じていた喜悦が吹き飛んだ】
【刃の固定に成功し、ラッシュの身体を捕えたことが、裏目に出た】
【決死の覚悟で放たれた魔弾が、肉のロープに吸い込まれていく。一撃、二撃、三撃】
【続けざまに放たれるラッシュの『覚悟』が、『人面瘡』をつなぐ肉のロープを破壊した】
【ライラへの反撃の機会を得ることなく、地面へと落ちる『人面瘡』。すぐに、機能停止する】
>>ALL
(これは、まずいな……!)
【わき腹に突きたてられたブレードを固定する肉の力は、抜かずに済んでいるものの、ブレードの与える痛み、ダメージは決して小さくはない】
【加えて、『人面瘡』をつないでいた器官の断面から、出血。止まらない。体力が落ちていく】
【このままでは、やられる。そう判断したカニバディールは、悲鳴を上げる身体に鞭打って、身体を反転させようとする】
(グ……早く……)
【ラッシュにかみついたまま、ブレードを固定したまま、身体を反転させて、背後で攻撃の準備をしているライラへ、盾として差し出すつもりだ】
【しかし、ラッシュの胆力をもってすれば、痛みにうめきつつのカニバディールの動きを、遅らせることは可能か】
【また、盾とすることに成功したとしても、ライラにはラッシュを傷つけずに、カニバディールのみを攻撃する手段もあるかもしれない】
【カニバディールにとって、ただ身体を反転させる、という行為が、大きな賭けとなった。結果は、二人の戦士にゆだねられる――!!】
>>970
【主の危機にも構わず、二体の『人面瘡』の撮影は続く】
【そして、カメラはついに、ガイスト・ウォレンの――その正体と】
【それから起こることを、捉えることとなる。カニバディールが死んだとしても、『人面瘡』は、命令を遂行するか、破壊されるまでは止まらない】
【この世のものとは思えぬ、恐るべき光景が――カメラと肉人形たちの眼前に広がっていく】
【だが、撮影は止まることがない――カメラも『人面瘡』も、恐怖を知らず、ただ淡々と与えられた任務を遂行する】
- 990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga]:2013/03/17(日) 23:46:48.79 ID:tvdTWI7+0
- >>973
【邪禍の言葉に、柊は、そのままの雰囲気で口を開き………。】
…………呆れて物も言えないわね。
【くだらなげに、けれどもどこか鋭い響きで返答を終えた。】
【唯刃流の継承者にして、その理すらも越えて自らの “道” を選んだ瑛月、】
【如何なる者にも捧げられざる “孤剣” たる柊―――】
【よりにもよってこの二者を配下にするなどと、妄言ですらないとしか思えなかった。】
【そう判断した要因のひとつ―――― 彼らの共通項たる邪禍への戦意が、柊の思考を研ぎ澄ます。】
(…………、―――――――)
【確実に着実に迅速に、地の利がある敵の戦力を削ぎ続ける――― 出来得る限り損耗を抑えつつ、最速で邪禍 】
【その目的に適する戦術は、距離的に最も近い/そして討ち易いと判断できる、力の劣る者からの撃破。】
―――――――――――――
【――――――― つまりは、背後に陣取る小さな竜を狙う事だった。】
…………はぁっ!
【回転の勢いから全身を高速で反転、捻りを加えて刀身を再加速、踏み込みから鉛直方向へと “斬り上げ” て一閃――――】
【未だ姿の窺えない幻霧竜。唯一視認できるその両腕、その中間あたりを狙い撃つ。】
【目論む光景 (ヴィジョン)は幻霧竜の両断。】
【腕があるならば、躰もそこにあるのだろう、と―――― 胴体を縦に左右に割いて、一撃で止めを刺す目的だった。】
【仮に不発でも判断材料は増える。今宵ここから先に於いて、より有効な戦術を選べる。】
【―――――― そのために、防御は二の次だった。】
…………っ!
【幻霧竜の撃ち出した二本の針、その一本を右の二の腕に受け、瑛月を狙った “もう一本” が左腕を掠る。】
【それで幾らかは速度も落ちるだろうし、漏れた声は彼にも伝わるだろうか。】
【だが、胴狙いの “闇の刃” は未だ柊をその軌道上に捉えていて―――――】
【何も被弾を阻害するものがなかったのなら、柊は一定以上のダメージを受けるのだろう。少なくとも無傷では凌げまい。】
【…………再度の疾走で柊の場所が変わった事で、瑛月は、柊と“大蛇”との間に位置する事になる。】
【それは反撃にも防御にも向く、絶好の位置ともいえて―――――】
【だからこそこの場の戦況は、彼次第であるとも言える。如何なる一手も瑛月の意志だった。】
- 991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/17(日) 23:51:44.65 ID:Sc7aY8ar0
- >>985
……『友達』…………っ
【倒れ伏したブラックハートの口から、ゴボッと血が吐き出され、オウム返しに『友達』の語が漏れる】
【――――無理やり束縛した分際で、『友達』などと言えるのか――――そう、反論したかったのだが】
【今のブラックハートに、そんな余力は残っていなかった】
「――――――――――――――――ッッッハーーーァハァハァハァハァハァハァ!!
御苦労じゃったなぁブラックハート!! 今まで本当に、苦労を掛けさせたのぉ!!」
【――――輸送ヘリの積載部分が開く。そして、戦場を見下ろす形でそこから覗く影があった】
【量は多いが短い白髪をバック気味に整え、皺が多い割に肌の色合いが良い、ダボダボの研究衣を着こんだ、細めの目をどこかぎらつかせている、年の頃は壮年程の男性】
【ヘリのプロペラの回転に、頭髪や衣服が煽られているが、そんな事を気にした様子もなく、戦場を見下ろして、狂笑を浮かべている】
【――――その研究衣の襟の部分には、≪No.6≫と言う刺繍が施されていた】
「じゃがなぁ……お前はもはや、人形としてすら役に立たんのだわぁ!!
『D.R.U.G.S.』の如き連中と分けおって……あまつさえ、こうやってボロボロになって敗北を喫しおってが……!!
何故だか分かるか!? お前がわしらに心服しなかったらじゃよ!! それに、お前のツキハギだらけの改造では、もう先がない……!
じゃからここで、お前は『戦死』じゃ!! 裏切り者として処分されないだけ、ありがたく思うんじゃなぁぁぁぁぁぁぁ!?」
【ヘリから見下ろす老人は狂ったようなハイテンションで、倒れ伏すブラックハートへと、あらん限りの罵声を叩きつける】
【――――この狂戦士、切り捨てられようと言うのだ】
「そして……丁度居る様じゃな、『UNITED TRIGGER』の能力者がのぉ……!!
覚えておくが良いわ!! そこのサイボーグの如き、行き当たりばったりの改造じゃぁない!! わしらはもっと洗練された、最強の兵士を抱えておるんじゃ!!
今すぐに軍門に下るなら善し!! さもなくば遠くない未来に、破滅を自ら!! 招く事になるじゃろうのぉぉぉぉ?
――――ウゥブァーーーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハァ!!」
【そして老人は、銃を向けてくる少女に真っすぐ向かい、宣戦布告と取れる言葉を、思いきり叩きつけた】
【――――その老人のそばに、全身を黒いローブで覆った、3つの人影が見える】
【――――先ほどの射撃は、その人影のどれかが放ったのだろう】
「……ハッ!! この場は貴様らに花を持たせてやるがの!?
ゆめゆめ忘れない事じゃ!! ……『最終勝利』はいつだって、わしらの未来に輝いておると言う事をのぉ!!!
……こやつらも、実戦には、まだ早い……!」
【ぎらついた――――見ているだけで魂が凍りつきそうな狂笑を浮かべながら、老人はそう言葉をくくる】
【――――倒れているブラックハートに残った右腕が、ギクン、ギクンと震えた】
- 992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2013/03/17(日) 23:51:52.17 ID:OBLFHeE8o
- >>976
【―――ともかく、囮作戦は成功だ。】
【これでこのガガルルという、強力な兵の攻撃を"拠点"そして"ベイゼ"から離す事が出来た。】
【リーダーとしての威厳という物など、そもそもこの女は持ちえていない――だからこそ】
【真っ先に機動力が低い自分はバイクに頼ったし――もっとも機動力の高い"仲間"にこそ、ベイゼを預けられた。】
【しかしそこまで考えていて、尚――この女は"熱さ"を失っては居ない。】
【敵でありながらどこまでも優しく、高潔なこのゴブリン――ガガルルを相手取って、逃げ続けるわけには、いかない。】
【――しっかりと見ていたのだ、サイドカーが破損したその瞬間に、ガガルルが戦慄していた様子を。】
【其れほどまでに仲間を想う強い、気持ち。敵を侮らない精神。】
【――強敵といえた。真の意味で、彼女は。】
―――いいや、そうでもないよガガルル。
掌で躍らせることが出来るほど・・・"貴女達"はちっぽけでも、間抜けでもない。
仮に踊っているとしたら、それは――アタシ達も交えた、舞踏会さ。
【――片や、バイクに跨るガンマン。】
【――片や、馬に跨る騎士。】
【――相反する2人の戦士がいま、まさにここで向き合って――】
――だから、踊りは途中じゃ止められない。
パーティはこっからがクライマックスだよガガルル――踊ろう、一緒に。
――その勝負ッ!!受けて立つッ!!
【ブォン、とスロットルを捻り――エンジンを吹かす。】
【ショットガン・マフラーから爆音が放たれ――タイヤが空転する。】
【煙を巻き上げ、今か今かとスタートの時を待ち、そして―――発進。】
【ガガルル、そして愛馬"フウイヌム"の突撃と同時に、向かい合ったバイクのスロットルを全開――瞬間、爆走ッ!】
【構えられた突撃槍、そして強馬の頭部に括りつけらた刃めがけ、一直線に加速――加速、加速ッ!!】
【回転数が上がり続け、エンジンが限界を迎えるその瞬間までセリーナはスロットルを、緩めず――!】
【このまま行けばまず間違いなく、衝突は間逃れないだろう――そういう速度でただ、奔るッ!】
(――弾丸を直接撃ったところで、さっきみたいに"斬り裂かれる"――魔弾の威力じゃ、倒せない。)
(なら狙うのはむこうの――"足"か、今なら攻撃が通る筈――だけど、そんなの絶対に、読まれてる・・・ッ!)
(――やっぱり、一か八か――アタシの戦い方はいっつもそう、ギャンブルだ。)
――でも仕方ないよね、そうじゃなきゃ――人生はスリルに満ちてなきゃッ!!
(さあ、これがアタシの――最大の攻撃ッ!!)
【向かうはフウイヌム、そしてガガルル――接近戦では間違いなく、此方が不利。】
【アーマーごと槍で貫かれるのは逃れられないだろう、しかし分かりきった魔弾による攻撃で――果たして通じるか。】
【――セリーナはそこで、賭けに出た。】
――――くっ・・・ああああッ!!
【――――――――ハンドルから、手を――離す。】
【その瞬間、制御を失ったV−Maxは横転――滑り、火花を散らしながらフウイヌムへと向かうだろう】
【だがそれで終わりではない――空中に身を投げ、もはや地面へと叩きつけられるのを運命付けられたセリーナ・ザ・"キッド"は、ここで】
(―――今だッ!!)
【宙に身を投げた、その不安定すぎる状態から"弾"末魔を構え、なんと発砲――射撃音が響き渡り、四発目の"魔弾"が放たれるッ!】
【紫色の魔力は猛スピードで飛来、その弾丸が狙った先は―――――】
【―――V−Maxの、エンジン部分――――!!】
【身を投げ、今にも地面に激突するかという姿勢から穿たれた"本気の一撃"は――超絶的な精密度で、正確に其処を、狙っていて】
【仮にその発砲された魔弾を打消すか、もしくはV−Maxを避けるかという行動をとらなかった場合――ほぼ、間違いなく】
【魔弾は動力部をブチ抜き――巨大な炎を以って、自らを犠牲に爆発という名の攻撃を、行うだろうッ!!】
【――衝突、地面に凄まじい勢いで叩きつけられるセリーナの表情が、アーマーの奥で苦悶に歪む――!】
【自らの"逃走手段"を失う事すら恐れない、まさに捨て身の一撃――正面から通らない攻撃を通すには】
【強敵であるガガルルを打ち倒すには――セリーナは投げ出さなくてはいけないものが、多い。】
【よっていま、この瞬間のセリーナは衝撃に身を貫かれとても、無防備で――ッ!】
- 993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga]:2013/03/17(日) 23:53:26.94 ID:tvdTWI7+0
- />>990
【確実に着実に迅速に、地の利がある敵の戦力を削ぎ続ける――― 出来得る限り損耗を抑えつつ、最速で邪禍 】
↓
【確実に着実に迅速に、地の利がある敵の戦力を削ぎ続ける――― 出来得る限り損耗を抑えつつ、最速で邪禍を滅ぼす結末へと到る其れ。】
…です。急いでこの遅さ+二連続でのミスとか本当すみません…!
- 994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage]:2013/03/17(日) 23:57:09.09 ID:X3+WSuJVo
- >>973、>>990
―――次はこの蛇か……!!
(繰り出す闇の攻撃が「魔翌力」でできたモノなら……我が剣「御代櫻」で多少は攻撃を弱体化させることは可能だが)
【―――彼の握り締める刀、名を「御代櫻」と呼ぶが】
【斬った相手の異能(魔翌力・能力)を微々ながら一定時間だけ弱める不思議な力の篭ったモノ】
【その刀の切っ先を蛇に向けつつ、地を滑るような柔らかい動きで接近、更に視界を奪おうとする煙を刀で右薙ぎで振り払おうとすれば―――】
―――なっ……!!
【なんと煙に「弾かれる」。右斜め後ろに力がかかり、思わず後退し姿勢が崩れる。……そして煙の不可解な能力に、困惑せざるを得なく】
【そこに追撃とばかりに、黒き刃が尾から飛び出した。―――刃の不規則な動きを見て煙の特性を掴むが】
【姿勢が崩れたことで対応が遅く、闇の刃が彼に迫り―――否、刃が切り裂くは虚空】
【八攫の動きが神速ならば、此方は流水。―――速度は彼女に劣るが、滑るような走りは重心を自由自在に動かし、流れるような華麗な体捌きを可能にする】
【脚が静かに地面に触れれば、身体が深く沈み姿勢は直ぐ様立て直されて―――胴体狙いの刃は頭上を通り、足元狙いの刃は突きで弾く】
【一見、凌いだかに思われたが―――直後。左腕に、鋭い痛みが奔った。背後からの、針】
【前後に敵がいる状態での戦闘では、どちらに対しても隙を作らないということはどうしても難しい】
【―――低い姿勢になり意識が完全に刃に向いた所を、狙われた】
…………っぐゥッ!!
【―――痛みに耐えながらも、状況を確認する。八攫は後ろの、たった今自分が攻撃を食らわされた竜に狙いを定めた】
【……視界に見えたのは、彼女に襲いかかる刃。しゃがんだ体勢からの一歩は、やや遅いか。ならば―――】
唯刃流……―――「幻牙」ッッ!!
【彼女の胴を狙った其れに対し、立ち上がる動作、その力を利用しながら同時に左手を鞘に移し腰から抜く、そして―――】
【……―――投擲! 鞘を投げつけ、回転する鞘が闇の刃の軌道を反らす。彼が操る数多の技の1つ―――唯刃流「幻牙」で、彼女のサポートに回った】
- 995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/18(月) 00:04:13.74 ID:WKUDGYLqo
- >>970>>987
【景色は一変し、小悪魔では無く扇情的で邪悪な女性が視界にその姿を現す】
【瞳孔が丸く収縮したのは予想外の出来事への驚きか、けれどもそれはすぐに、相手の言葉への動揺へと変わる】
……あるガまま……自分ニ正直に……
【抑揚の失せた僅かに焼けたような声は、相手の囁きの端々を捉えて復唱する】
【長身が傾いで頭部は俯き表情を隠して、さもその様子はすっかりと相手の言葉を受けて堕ちたようにも思えたか――】
【けれども、三叉槍に引っ掛けられた曲刀に籠もる力は脱力することなく】
【むしろ徐々に力を増し、一度押し込んで反動を付けて一歩女性から離れる】
……お前ノ言うとおり、きット俺は自前の勝手な正義観に溺テレ目的を見失ッテいたのかもしれない
俺ノ“本当に大切なもの”は、正義だトか、矜持だトか、そンなのはどうだっていいンだ
ただ郷ノ未来が守レレば、それで良い
だから、俺はお前ヲ倒して生きテ帰るンだ!
【自身の功績は微々たるものなれど、数々のテロの抑制に参加し、大会で負の存在しない戦いを経験し】
【きっとそれは多大なる成長を及ぼしたであろうが、同時に慢心と油断を心の中に居座らせた】
【再び相手の向けた瞳に、良くも悪くも欲張った思いと動揺は存在せず、ひたすらに愚直な光が宿る】
【相手にとってはそれは刻んでも刻んでも死なぬ蚯蚓のような、鬱陶しい存在でしかないのだろうが】
《鱗(ハラシーフ)》――彼女ヲ守れ!
【再び魔翌力を帯びた水となって集まる水気は、その半分が破片のような形でカズネの周囲に散逸する】
【それは攻撃では無く防御、水で出来たバリアポッドとして彼女を囲んで中空に浮いた】
【しかしながら、水の鱗は完全に攻撃を防ぐためのものではなく、エネルギーを半減させる装置に過ぎず】
【かてて加えて例によって属性には弱く、凄まじい熱量を持つ溶岩を相手にしては、ほんの気休め程度でしかない】
【醜い抵抗だ、弱々しくむやみに必死で、ひどくちっぽけな意志表示。けれどもしつこいほどに、何度でも立ち上がる】
悪いケド、諦めの悪い方なんでネ……!
【もう半分の鱗は青年の周囲を取り囲むも、女性に向かって突出する過程の溶岩に耐え切れず瞬く間に蒸発していき】
【彼自身の褐色の肌も、更に濃い色の火傷をあちこちに作っていく】
【低く落とした体勢は、何より速く相手に接近する事を目的とし、倒れ伏す老人を横目に女性の足元へと肉薄する】
【外気に晒された肌を切り裂かんと、胴体を横薙ぎに曲刀が払われた】
- 996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2013/03/18(月) 00:06:32.18 ID:Ii8SxWr0o
- >>979>>989
クソ……ッ、確かに、常識外れだぜ……!
【渾身の力で叩きつけたにも拘らず、『人面瘡』の動きは止まらない】
【一度振り抜いた杖は、すぐには戻らない。このままでは自分より先に、『人面瘡』の攻撃が来る!!】
【振り抜いた姿勢のまま、ライラは目を見開いて――――】
……!!
ありがとうな、ラッシュ!
【―――しかし、またあの強烈な噛み付きがライラを襲うことは無かった。見ればカニバディールと『人面瘡』をつなぐロープが切れている】
【そして、ラッシュの銃から吐き出される煙……彼の弾丸が、肉人形を行動不能に陥れたと理解すれば、ライラは人形を蹴り飛ばした】
【そのまま魔力のチャージをするのだろう、緑のブレスレットが、光始める――――と】
……ッ、テメェ……!
【体を反転させれば、まるでカニバディールの盾にラッシュがなっているようで】
【遠距離攻撃こそ出来るものの、盾になっているラッシュを傷つけずにカニバディールだけを倒す方法が、ライラには無い】
【ライラにとって一番の弱点。それをカニバディールが突いた形になった。当然、ライラには何も出来ることが無くて】
【しかし、ラッシュが現在進行形で傷ついている中で何もせずに突っ立っているほうが無理だ―――ならば】
――――――――くそったれがァァァァァァァァァァッ!!
【途端、ライラはダッシュした。倒れ付した肉人形を超え、目指す先は勿論、2人の組み合う場所へ】
【近づければ、ライラの振り上げた杖で持ってカニバディールの頭を叩き割らんとする。頭上からではなく、側頭部から】
【ラッシュよりカニバディールの方がずっと身長は高い―――それなら、横から攻めればラッシュを傷つけずに攻撃できるのではないか―――そう考えた】
- 997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2013/03/18(月) 00:06:52.55 ID:Emv0B/FNo
- >>981
【かぱ、とフロントが開いてトイプードル――ムクがわざわざ頭を出してキルフェの方を見ると】
『ふん、お前さんの方は悪魔のハーフか何かなのか?そんな大層なモンじゃあない、しがない魔術師じゃあ
しかし大したもんじゃのう!奴めあの態勢は―――飛んでくるぞ剛の字!』
見りゃ分かるよ!―――先回りする気だろ!あの氷の棘を溶かしている暇はない……
だったら受けて立ってやる、ちょっと軽量化してな!―――そういうわけで真っ直ぐ突っ込む
危ないから『終わり次第』耳を塞いでね、ムクもだぞ!
【ガンナーの弾幕を圧倒的な脚力で飛び越えて来るキルフェに対して、剛太郎も息を飲む】
【もう逃げることは出来ない、ならば戦うまで、しかしキルフェの着地地点の周りには氷の棘】
【逃げることなど不可能、だが真っ直ぐ行けば棘でパンクする事は間違いない】
【だから、剛太郎はハンドルから手を離して両手で狙いを定めるようにしながらキルフェを睨む】
『そんじゃあ、後は任せたぞ!思いっきりぶちかましてやれ!』
【ひょい、とムクが開いたフロントからサイドカーに乗る女性の膝の上に即座に飛び乗ると】
【それまでずっと沈黙していたフルフェイスヘルメットの女性がす、と手に持った工具をサイドカーとバイクの間にあてがい二、三か所ほど捻る】
【―――すると突然、バイクとサイドカーがキルフェの目前で『分離』したのが見えるかもしれない―――】
【分離すると、一人と一匹を乗せたサイドカーが少しずつ速度を落とし始める一方で、バイクはさらに加速し始める】
【さらにムクが離脱する直前に打ち込んだコマンドでバイクの後ろから緊急加速のためのブースターが射出】
【激突まであと2秒、と言ったところで彼はその手を使う】
葉隠流 奥義! 『高 山 流 水』ッ!!
――――――キィィィィィィィアアアアアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!
【す、と大きく息を吸った後、突然剛太郎の腹の底から男性とは思えないほど高い声が響き渡る】
【金切声の様な耳障りなスクリーム、それを細身な見た目からは意外なほどの大音量で叫ぶ】
【たまらず耳をふさぎたくなるほどの気迫のこもった叫び、当然相手の動きを威する事で封じるための奥義】
【そしてボォッ!と後ろのブースターが点火し激突1秒前の瞬間に緊急加速したなら】
【キルフェの手前で二輪車の車体が跳ね、キルフェの腹部目がけて高速で前輪が叩き込まれるだろう!】
- 998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2013/03/18(月) 00:09:55.01 ID:Q7xx0F6Go
- >>991
【出現する圧倒的な存在感に彼女の身体が震えた】
【言葉が出なかった、怯えるのではない、竦んでいたのだ、その存在に、呑まれて】
【何が起こったのか、それを辿るのに、僅かな時間が必要だった】
覚えて……おいて――――ソニア、ソニア=エカチェリーナ=ドラグノフ
ぜったい、赦さないよ……貴方の、こと
【真っ直ぐに言葉を向けたなら、彼女は慌てて、倒れたブラックハートの元へと急ぐだろう】
【可能ならば彼女をおぶって、後部座席へと詰め込もうとする】
【彼女に老人と相対している暇は無かった、その状態が危険であるのは、目に見えていたから】
【そしてそのままSR-71≠走らせて、その場を後にするのだろうか】
/すいません……明日早いのでこの辺りで、お疲れ様でしたー
- 999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/03/18(月) 00:10:41.54 ID:0RMLq+jDO
- >>988
【──死肉から、じわりと脂が溢れ。ぱちりと炎が悲鳴をあげる】
【ちりちりと髪の毛が焦げ付き。薄くなり始めた肉の間から、骨が見え隠れする】
【そろそろと死体や彼らの周りを蠢く影は】
【熱気から逃げ出そうとする蟲や鼠たち、だろうか】
【──ぱちん。火が爆ぜる】
【散った火の粉が、不幸な蟲にキスをして】
【きいきいと、軋むような小さな悲鳴が、2人の間に割って入った】
【動揺し、混乱する少年──】
【そんな彼の姿を見て、女は一歩だけ、彼の方へと足を動かした】
──成敗、ですか?
ふふ。おかしなこと言うのですね
私──悪いことなんて、していないのに
【ふわり。ローブが揺れる】
【男を包む炎のヴェールが、明るさを増した】
でも、私。そういう勇ましさは、好き、ですよ?
カッコいいじゃないですか。すごく、憧れちゃいます
【炎が、ぱちぱちと燃える】
【夜に似つかわしくない橙が、2人の影を細く長く、伸ばす】
【──また一歩。彼女と彼の距離が、縮まった】
それとも──もう、すでに
あなた様が私を……
────殺したいくらい、好きになっているんですか?
【影が、伸びる】
【女が、近づく】
【女は一歩、また一歩。彼へと近づいていき】
【そうして、距離がなくなりそうになったのならば、腕を伸ばし】
【彼の頬を、指で撫でようとするはずだ】
【もしかすると──少年の声は、意図は。歪んで、伝わっているのだろう、か】
【──路地裏は、明るかった】
【お互いの顔がはっきりと見えるくらい、明るかった】
【少年を見つめる女の目は、まるで硝子のように蒼く、深く】
【彼を撫でる手はきっと──ひどく、冷たかった】
- 1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/03/18(月) 00:11:18.70 ID:UuthToVYo
- >>984
【迫り来るゴーレムの腕にタイミングを合わせ、先ほどと同じように空気を破裂させて跳躍】
【破壊されてしまった場所とは別の屋根に着地した】
意外ですね……やはり能力とは圧倒的だ
僕もそれぐらいのものがほしかったですよ……
それならば尚更ですが……貴方がそこまで言うのであれば、ここで終わらせるとしましょう
【引き続き、跳躍。アルフォンスは空中に飛び出した】
【そこは一見すれば無防備になる空間。しかし彼は風の魔術師、空中こそ彼の領域だ】
【まるで浮翌遊しているかのように、彼は重力に引かれない動きだった】
【空中で彼が繰り出したのはまたしても回転からの風の刃だった。それはゴーレムではなく術者を狙って放たれた】
/遅れてすいません
/では前述したとおりの役割を果たしましょう!
/ちょっと言うのが遅くなりましたが、無敵とも描写できるほどのゴーレムはだいぶマズイです。相手のやる気を削ぐ可能性があります。必ずではありませんが
/あと、策などは予め描写した方が多分、良いと思います。こういったロールで策は嵌めるものではなく、嵌ってもらうものなので
/あとそちらのご要望についてですが、すいません、出来そうにないです
/そういったお願いもまたゴーレムの強さや策の描写等々と同じく、このスレでは珍しいものだと思います
/お願いについては何ともいえませんが、三つともやらない方が無難かもしれませんねー
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,.――――-、
ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 【呪いのパーマン Ver2.0】
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- 佐天「触れた相手の性別を変化させる能力?」上条「それで遊ぼうぜ」 @ 2013/03/17(日) 23:58:43.19 ID:KCPzKbtw0
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第二十二回.何かしないといけないフラグ(共有スレ) @ 2013/03/17(日) 23:29:23.64 ID:aGf1vyWP0
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低身長の女の子ちょっと来い Part.64 @ 2013/03/17(日) 23:28:24.99 ID:Y8mBHyHLo
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Cialis vs viagra @ 2013/03/17(日) 23:23:44.95 ID:Hl+LLS5L0
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