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2010年06月03日


Windows : 管理共有(C$等)とネットワーク接続とシステムエラー5(53)とSymantec Endpoint Protection


2010/06/03 : 更新
「簡易ファイルの共有を使用する」のチェックは外して下さい

エクスプローラのアドレスで \\PC名\共有名 と入力して他のPCのディスクを参照
する事ができますが、これにはログイン済みのユーザとパスワードでその PC に
ログイン可能である必要があります。もし、接続できない場合は新たなユーザと
パスワードでログインするようにダイアログが表示されます

Login

この時使用する共有名は通常接続先のユーザが作成した共有名を使用しますが、
Windows には、「隠し共有または管理用共有」と呼ばれる共有名が存在します


隠し共有は、共有名の最後にドル記号 ($) が付いていることで識別されます。
これらは、コンピュータ上の共有を参照する場合や、net view コマンドを実行
した場合には、表示されません。Windows では、ネットワーク上のコンピュータ
環境を管理するために管理者、プログラムおよびサービスによって使用される、
管理用の隠し共有が作成されます。デフォルトでは、Windows では以下の管理用
隠し共有を有効にすることができます。 

1) ルート パーティションまたはボリューム 
2) システム ルート フォルダ 
3) FAX$ 共有 
4) IPC$ 共有 
5) PRINT$ 共有 

※ ドキュメントには以上が書かれていますが、3) と 5) はここでは省略します。

ルート パーティションとボリュームは、ドライブ文字に $ 記号が付いた名前で
共有されます。たとえば、ドライブ文字の C と D は、それぞれ C$、D$ という
名前で共有されます。 

システム ルート フォルダ (%SYSTEMROOT%) は ADMIN$ という名前で共有されます。
管理者はネットワーク経由でシステム ルートのフォルダ階層に簡単にアクセスできます。 

IPC$ 共有は、ネットワーク プログラム間の通信に名前付きパイプを使用する、
クライアントとサーバーの間の一時接続で使用されます。net view \\PC名 で、
システム エラー 5 が発生する時、この共有を使って以下のように接続する事
で表示できるようになります。これは、GUI でダイアログでログインするのと
同様の意味があります。

net use \\PC名\ipc$ /user:ユーザ名 パスワード

この処理が正常終了した場合、net view \\PC名で一覧が表示されるようになり、
エクスプローラのアドレスで \\PC名\共有名 を入力する事が可能になります。

しかし、最初の段階で システム エラー53 が発生している場合は、接続先のPC
で、Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有サービスが有効になって
ないので有効にする必要があります

ただ、これは接続先に PC のセキュリティソフトの設定で遮断されている可能性
が大きいので注意して下さい。Windows の Firewall の可能性もありますが、
Symantec の Endpoint Protection の可能性もあります。この場合は設定が複雑
な場合があるので、うまくいかない場合はこちらを参照して下さい。

同じ症状になっていたので、TCP[ローカルポート] に 88,135,139,445 を入力して
対応できました。

Endpoint
※ IPv6 を遮断するというエントリが2つあり、Windows7 で両方を許可すると ping -6 が使えます
※ 遮断のまま使う場合は、ping -4 です。

コンピュータによって作成される管理用隠し共有 (ADMIN$ や C$ など) は管理
ツールの「共有」から削除できますが、Server サービスをいったん停止して再開
するか、コンピュータを再起動すると、コンピュータによって再作成されます。

起動時より作成しないようにするにはレジストリにエントリを追加する必要があります 
( IPC$ は削除されません )


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posted by at 2010-06-03 22:20 | windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






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