Windowsでは共有設定していなくても、Windowsが勝手にCドライブなどを共有しています。これを「管理共有」と言います。
ためしにコマンドプロンプトで net share と打ってみてください。
C:\>net share 共有名 リソース 注釈 --------------------------------------------------------------- ADMIN$ C:\WINDOWS Remote Admin C$ C:\ Default share IPC$ Remote IPC コマンドは正常に終了しました。
この C$ や ADMIN$ が管理共有です。
管理共有にアクセスするには、エクスプローラーのアドレスに
\\コンピュータ名\C$
とします。
言うまでもなく C ドライブ全体が共有されているため、リモートから C ドライブ全体にアクセスが可能です。ただし、管理者権限を持っているユーザしかアクセスはできません。
管理共有が設定されているはずなのに、リモートからアクセスできない場合があります。その場合、管理共有するパソコンで、エクスプローラーのメニュー、ツール>フォルダオプションを選択し、表示タブで「簡易ファイルの共有を使用する(推奨)」のチェックボックスを外してみてください。
管理共有自体、家で使っている限り、そもそも必要のない機能なので、オフにしてしまうべきだと思います。
オフにするためには、レジストリをいじります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services \Lanmanserver\parameters に AutoShareWks という DWORD 値を作成し、値を 0 にして、再起動させます。
詳細は、「@IT デフォルト共有(管理共有)を停止させる方法」をご覧ください。