2009年10月11日

C$(Windowsの管理共有)

今回は管理共有の話。

Windowsでは共有設定していなくても、Windowsが勝手にCドライブなどを共有しています。これを「管理共有」と言います。

ためしにコマンドプロンプトで net share と打ってみてください。
C:\>net share

共有名       リソース                            注釈

---------------------------------------------------------------
ADMIN$       C:\WINDOWS                      Remote Admin
C$           C:\                             Default share
IPC$                                         Remote IPC
コマンドは正常に終了しました。

この C$ や ADMIN$ が管理共有です。
管理共有にアクセスするには、エクスプローラーのアドレスに

\\コンピュータ名\C$

とします。
言うまでもなく C ドライブ全体が共有されているため、リモートから C ドライブ全体にアクセスが可能です。ただし、管理者権限を持っているユーザしかアクセスはできません。

管理共有が設定されているはずなのに、リモートからアクセスできない場合があります。その場合、管理共有するパソコンで、エクスプローラーのメニュー、ツール>フォルダオプションを選択し、表示タブで「簡易ファイルの共有を使用する(推奨)」のチェックボックスを外してみてください。

管理共有自体、家で使っている限り、そもそも必要のない機能なので、オフにしてしまうべきだと思います。
オフにするためには、レジストリをいじります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services \Lanmanserver\parametersAutoShareWks という DWORD 値を作成し、値を 0 にして、再起動させます。

詳細は、「@IT デフォルト共有(管理共有)を停止させる方法」をご覧ください。
posted by おちエン at 22:41| Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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