【ソウル=貝瀬秋彦】韓国政府関係者によると、北朝鮮軍が15日午後、日本海側の公海上に向け、短距離ミサイル2発を発射した。北朝鮮は11日から始まった米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」に強く反発しており、これを牽制(けんせい)する狙いとみられる。
北朝鮮が日本海側で実施している軍事訓練の一環で、短距離ミサイルの性能を確かめる目的もあるとみられる。韓国軍関係者は、発射されたのは地対地ミサイル「KN02」と推定。北朝鮮は過去にも、KN02とみられるミサイルを日本海側に発射している。
北朝鮮は、金正恩(キムジョンウン)第1書記が最前線を視察して実弾射撃訓練を指導するなど、米韓への圧迫を強めている。
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朝日新聞国際報道部