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【ゴルフ】

森田 67で3位フィニッシュ 師匠のごとく“サンデー・モリコ”

2013年3月18日 紙面から

最終日、1番でティーショットを放つ森田理香子=高知・土佐CCで(市川和宏撮影)

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◇ヨコハマタイヤPRGRレディス<最終日>

 ▽17日、高知県・土佐CC(6232ヤード、パー72)▽曇り、気温15・9度、風速3・5メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽55選手▽観衆3710人

 首位と5打差スタートから2週連続Vを狙った森田理香子(23)=リコー=は、15番ホールから4連続バーディーで追い込んだが1打及ばず、この日67、通算8アンダーの3位でフィニッシュした。賞金ランクトップを守った。昨年の賞金女王・全美貞(韓国)がプレーオフでヤング・キム(韓国)を下して今季初優勝、昨年10月の森永製菓ウイダーレディス以来となるツアー通算22勝目を飾った。

 最終日には必ずスコアを伸ばす。師匠・岡本が“サンデー綾子”の異名をとったことから「私も“サンデー・モリコ”と呼ばれたい」という願望を抱く森田。前週華々しく開幕戦Vを飾った今季は、そんな構想も現実味を帯びてきそうだ。68で回った前週日曜に続き、この日も67のサンデーチャージを見せた。

 「13番ぐらいまではボロボロだったんですよ。アイアンショットがひどくて、引っかけてすごいところへ行っちゃったり…。でも14番から、気をつけている今の課題を考えながら打つようにしたらよくなって」。インパクト以降で左手首を折らず、左肘を地面に向けたまま大きくフォロースルーをとる、というのが最近の注意点。「それがインパクト直後でフォローがあまり出ずに止まっちゃってた感じだったから、もうちょっと大きく振り抜いていこうとやってみた」という。

 効果てきめん。15番からの上がりホールは、すべてピンそば1メートルほどにピタリとつけての4連続バーディーだ。プレーオフにこそ進めなかったものの、前日の13位から3位に食い込み、今季獲得賞金は早くも1人だけ2000万円に。「悪いなりにも今週も3日間オーバーパー打たずに過ごせた。これからも、何かが悪くても何かでカバーしてやっていきたい」と森田。今季賞金女王を期待する気の早い声にも「まだ早いですよ〜。でも頑張ります!」と答えた。

  (月橋文美)

 

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