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【サッカー】

清武2アシスト ヨルダン退治も任せろ!

2013年3月18日 紙面から

シャルケ戦の後半、エスバイン(33)のゴールを祝福するニュルンベルクの清武(共同)

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◇ニュルンベルク3−0シャルケ

 【ニュルンベルク(ドイツ)島崎美紀】サッカーの欧州各リーグは16日、各地で行われ、ドイツ1部リーグで清武弘嗣と金崎夢生のニュルンベルクは内田篤人のシャルケに3−0で快勝、フル出場の清武は2点に絡み、金崎と内田は出番がなかった。ホッフェンハイムの宇佐美貴史は0−0で引き分けたマインツ戦で後半15分に出場した。細貝萌のレーバークーゼンはバイエルン・ミュンヘンに1−2で敗れ、細貝は出場機会がなかった。

 清武が鮮やかに2点をおぜん立てし、ニュルンベルクが実力的には格上のシャルケを3−0で粉砕した。

 前半31分に先制したニュルンベルク。好機の数ではシャルケの方が多かったが何とかしのぎ、後半24分、清武がチーム待望の追加点をもたらした。中盤で相手がタックルに来る寸前に、右足アウトサイドで絶妙のパス。これをMFエスバインが持ち込み、落ち着いて決めた。終了間際の同42分には巧みなスルーパス。今度は左足アウトサイドで相手守備網を切り裂くキラーパスを通し、MFフランツのダメ押し点を導き出した。

 ニュルンベルクの“中盤の将軍”として君臨する「背番号13」はパスだけではなく、シュートでもスタンドを沸かせた。後半36分には、やや左の位置から強烈なミドルシュート。バーをかすめて惜しくもそれたが、相手守備陣の度肝を抜いた。

 試合後の清武は当然笑顔。「シャルケは(欧州チャンピオンズリーグによる連戦で)疲れていたと思う。まずは勝って良かったし、きょうの勝ちは大きい。運もあった」と喜んだ。アシストに関しては「後半はスペースが空いてくると思っていた。予想通りだった」と“してやったり”の表情で振り返った。

 ウィージンガー監督が「いい働きを見せてくれた」と称賛した秀逸のパフォーマンス。これで気分よく、代表のヨルダン戦に臨めるはずだ。エース本田圭佑が不在の中、上り調子の清武に期待がかかる。「(シャルケ戦の出来に)満足せずに、気持ちを切り替えて代表にいく。(代表戦では)チャンスがあれば、しっかりとやりたい。頑張ります」と気合をみなぎらせた。

 

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