◇西武3−1阪神
先発枠が有力な阪神の新人・藤浪は5イニングを5安打2失点。5三振を奪う一方、3四死球の制球などに課題を残した。久保は1イニングを無失点。打線では西岡が3安打と依然好調。西武は前回乱れた石井が5イニング1失点で先発枠入りへ修正した。
阪神のドラフト1位・藤浪が17日の西武とのオープン戦(西武ドーム)でプロ初黒星を喫した。オープン戦2度目の先発で3回に先制点をもらったが、4回に秋山に同点、上本に逆転と相次いでタイムリーを許し、5イニング5安打2失点。80球ジャストでマウンドを降りた。
リードを許しての降板に「悔しいとまではいかないですけど、気持ち良いことではないですね」とクールな中にも負けん気をのぞかせた。打ち込まれた4回は、本人いわく「中学校以来じゃないですか」というボーク判定も受けた。
和田監督は「そういうのが出ることで課題を修正していける」と語り、藤浪本人も降板後のベンチで、中西投手コーチと笑みさえ浮かべベンチで話し合うなど、前向きにとらえているようす。
初のビジターでの登板だったが、「結構自分はアウェーが好きなタイプなんで。悪役が好きなので、周りが敵ばっかりで抑えたらすごく気持ちが良い」と、意外な“ヒール(悪役)願望”をも口にした。
公式戦デビューが予定される開幕3戦目、31日のヤクルト戦(神宮)もビジターとなるが、全くひるむことはない。オープン戦ラスト登板の24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で100球をメドに総仕上げを図る。 (中谷秀樹)
この記事を印刷する