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【社会】

福岡高裁は「違憲状態」 「1票の格差」5件目判決

2013年3月18日 14時03分

 衆院選をめぐる「1票の格差」訴訟の判決を受け、福岡高裁前で「違憲判断」と書かれた紙を掲げる升永英俊弁護士(中央)ら=18日午後1時42分

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 最大2・43倍の「1票の格差」を是正せずに実施した昨年12月の衆院選は違憲だとして、升永英俊弁護士らのグループが福岡1、2区の選挙無効を求めた訴訟の判決が18日、福岡高裁(西謙二裁判長)で言い渡された。西裁判長は「違憲状態」と判断、無効請求は棄却した。

 判決は「憲法の投票価値の平等の要求に反する状態だが、国会は暫定的ではあっても対応した」と指摘した。

 二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした訴訟で5件目の判決。東京、札幌、仙台の3高裁は「違憲」、名古屋高裁は「違憲状態」と判断した。4高裁とも選挙の無効請求は棄却している。

(共同)
 

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