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豚の生レバー提供もやめて 厚労省が指導3月18日 4時26分
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去年7月、牛の生レバーの提供が禁止されたことなどを受けて、規制の対象となっていない豚の生レバーを提供する飲食店が全国で80か所あったことが厚生労働省の調査で分かりました。
豚の生レバーは付着した細菌で食中毒を起こすこともあることから、厚生労働省は生で提供しないよう指導を続けています。
牛の生レバーについて厚生労働省は、重い食中毒を引き起こすおそれのあるO157などの病原性大腸菌が検出されたことなどから、去年7月、飲食店などでの提供を法律で禁止しました。
飲食店の中には牛の生レバーに代わって禁止の対象となっていない豚の生レバーを提供する店もあったことから、厚生労働省が調べたところ、去年12月の時点で全国の80か所の飲食店で豚の生レバーが提供されていることが分かりました。
豚の生レバーはサルモネラ菌などの細菌が付着し食中毒を起こすこともあるほか、食べた後にE型肝炎を発症し死亡した例も報告されていることから、厚生労働省は生で提供しないよう指導しました。
厚生労働省は、今後、豚のレバーの内部にどの程度、食中毒の原因となる細菌などがあるか調べ、法律で規制する必要があるかどうか専門家会議で検討を始めることにしています。
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