京都伏見の城南宮へ。
こちらの枝垂れ梅は見事☆
ちょうどこの前日、京都は雨。
花を散らしたことでかえって思いもかけなかった景色に巡り会えて。
白、桃、紅…梅の花びらのグラデーション。
(ブログではサイズを小さくするので。。。見えるかな)
春色の絨毯が自然と完成
梅の香りでむせるような中で深呼吸
春をたっぷり吸い込んで☆
心の栄養になった春の午後。
城南宮は、こちら☆
庭に流れている「曲水の宴」の遣水。
説明するまでもないけれど、「曲水の宴」は王羲之の『蘭亭序』にある
「永和九年、歳在癸丑、暮春之初、會于會稽山陰之蘭亭」がもともとのもの。
先日の東京国立博物館での『書聖 王羲之』展でも(この記事の前後参照☆)、
『蘭亭序』とともに、その様子を描いた画も。
一見、美しく格調高い宴であるけれど、
詩人たちは歌を詠むのに必死だったかもしれないね(笑)。
日本ではまた少し意味合いに変化があるのでその比較も。
それにしてもなかなかよいお庭が広がっていて
時代ごとに見られるのも楽しい。
今回はとにかく枝垂れ梅を見たかったので満足☆
そのために時間をたっぷりと。
「美しさ」は優しくもある。