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事件
【陸山会事件】小沢氏と現在も変わらぬ師弟関係 石川氏、衆院法務委所属「今後も戦う」
2013.3.9 21:56
[小沢一郎]
「私はケリがついたが、石川も、大久保、池田も裁判が続いている。無罪を勝ち取らなければならない」。生活の党の小沢一郎代表は7日夜、支援者が開いた集会に出席。控訴審判決を控えた元秘書3人への支援を求め深々と頭を下げると、大きな拍手と歓声が沸き起こった。
集会に同席した石川知裕被告が、先に退席する際、小沢氏の肩に手をかけ言葉を交わす場面も。所属党が別れた現在も、変わらぬ師弟の絆をうかがわせた。
石川被告は昨年12月の衆院選で比例復活当選を果たし、現在も議員バッジをつける。有罪が確定すれば原則として失職するため、今年1月の被告人質問では虚偽記載について「政治家の仕事ができなくなるほどのミスなのか判断してほしい」と訴えた。
7日の集会では小沢氏に先立つあいさつで、衆院の法務委員会に所属していることに言及。「大事なのは国策捜査を二度と行わせないこと。今後も戦ってまいりたい」と検察改革にも意欲をにじませた。
一方、池田光智被告は政治活動から退き、税理士試験合格を目指しつつ税理士事務所で勤務する毎日を送る。2月の被告人質問では、資格取得に必要な5つの試験科目のうち、すでに4科目に合格していることを明らかにした。
かつて市議を務めた地元・岩手県釜石市に戻った大久保隆規被告も、目立った政治活動などは行っていない。
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