東横線渋谷駅引っ越し レール締結式

3月15日 13時45分

１６日の始発から直通運転を始める東急東横線と東京メトロ副都心線のレールをつなげる式典が、東京の渋谷駅で行われました。
直通運転に伴い、半世紀にわたり親しまれてきた東急東横線の駅は、１５日深夜に営業を終了し、地下の新しい駅に引っ越します。

現在、渋谷駅が終点の東急東横線は、１６日午前５時の始発から東京メトロ副都心線に乗り入れ、相互に直通運転が始まります。
これを前に１５日、地下に新たに敷かれた東横線と副都心線のレールをつなげる「締結式」が渋谷駅で行われ、関係者がボルトを締めて新しいレールを枕木に固定し、開通を祝いました。
直通運転の開始で、埼玉県を走るほかの私鉄とも相互乗り入れが始まるため、渋谷駅を中心に、横浜方面と埼玉県内の各駅が乗り換えなしで直接結ばれることになり、利便性が向上すると期待されています。
一方、かまぼこ型の屋根が連なるしょうしゃな造りが特徴の東横線の渋谷駅は、半世紀にわたり親しまれてきたものの、１５日深夜で営業を終え、駅周辺では１６日の始発までの間に大がかりな引っ越し作業が行われます。
渋谷駅は、今回の駅の移転に続いて、今後大規模な再開発が計画されていて、渋谷の玄関口は大きく姿を変えることになります。