微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報


本日の状況について

本日のPM2.5の濃度は、府域では注意喚起が必要なレベルを下回っています。
詳しくは、
大阪府 大気汚染常時監視のページ(外部サイト)でご覧いただけます。
(午前5時、6時、7時の1時間値の平均値を一般局ごとに算出し、地域ごとの平均値の中央値が85μg/m3を超過した場合に注意喚起を行います。)
 

大気汚染常時監視のページ(外部サイト)をより分かりやすく改良します(3月15日)

3月16日(土曜日)から、毎朝、その日の地域ブロックごとに注意喚起を行うかどうかの判断のもととなる濃度レベルを分かりやすく表示することとしました。

平成25年3月9日(土)における三宝測定局(堺市堺区)における高濃度について

・三宝測定局においては、3月9日の日平均値が国の注意喚起の指針値(70μg/m)を超過しました。なお、この日は府内の全ての測定局(41局)で日平均の環境基準値(35μg/m)を超過しています。

これは黄砂の影響であると考えられます。

 ・府は、環境省の考え方を踏まえ、午前5時、6時、7時の1時間値の平均値を一般局ごとに算出し、地域ごとにこれらの平均値の中央値をもって85μg/m3と比較し、これを超過した場合に注意喚起を行うこととしています。

・3月9日の堺市地域の5時から7時の平均値の中央値は47μg/mでしたので、注意喚起は行いませんでした。午前10時ごろから濃度が上昇し、その後、高濃度で推移したため日平均値が注意喚起の指針値(70μg/m)を超過しました。

・今後、黄砂の影響による濃度上昇にも対応した情報発信を検討します。

 3月9日濃度グラフ

PM2.5高濃度予測時の注意喚起について

PM2.5が高濃度となると予測され、注意喚起が必要となった場合、防災情報メールで配信することとしましたのでお知らせします。

○防災情報メールの登録方法    
詳しい登録方法はこちら [Wordファイル/469KB]       
詳しい登録方法はこちら [PDFファイル/327KB]     
・防災情報メールの登録画面で「お知らせ」の項目を選択された方に配信されます。
(関連サイト) おおさか防災ネット(防災情報メール)はこちら(外部サイト)

 ○環境省の指針の概要 
  ・暫定指針値(日平均値70μg/m3)
  注意喚起は、午前5時、6時、7時の1時間値の平均値を一般局ごとに算出し、地域ごとにこれらの平均値の中央値をもって85μg/m3と比較し、これを超過した場合   
  ・注意喚起時の行動の目安(例)   
  屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らす。  
  屋内でも換気や窓の開閉を必要最小限にする。
  呼吸器系や循環器系疾患のある方、小児、高齢の方は体調に応じて、より慎重に行動する。 

○指針値の超過予測は次の地域ごとに行い、注意喚起のお知らせは府域全域に行います。

地 域

市 町 村 名

 北摂豊能町、能勢町、高槻市、島本町、茨木市、
箕面市、池田市、豊中市、吹田市、摂津市
 北・中河内枚方市、交野市、寝屋川市、四條畷市、門真市、
守口市、大東市、東大阪市、八尾市
 大阪市大阪市
 堺市堺市
 南河内

富田林市、河内長野市、藤井寺市、松原市、柏原市、羽曳野市、
大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村

 泉州高石市、泉大津市、岸和田市、忠岡町、貝塚市、
泉佐野市、和泉市、泉南市、阪南市、熊取町、
田尻町、岬町

大阪府内の測定状況について

 注意喚起の判断を行う地域ごとに、一般環境測定局における日平均値の推移を示します。 

大阪市地域の日平均値の推移

堺市地域の日平均値推移

北摂地域の日平均値推移

北・中河内地域の日平均値推移

南河内地域の日平均値推移

泉州地域の日平均値

環境省に「PM2.5に関する専門家会合」について

 環境省では、大気汚染及び健康影響の専門家による「PM2.5に関する専門家会合」を設置し、濃度が高くなった場合における注意喚起等の指針をとりまとめました。(2月27日)

環境省「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」(外部サイト)

マスクに関する問い合わせについて

 府民のみなさまからマスクに関するお問い合わせが寄せられています。
 市販のマスクの中には、PM2.5よりも小さい粒子であるウィルスに対応したマスクがあります。
 (例えば、「PFE95%」と表示されているマスクは、0.1マイクロメートルの粒子が95%除去されるという仕様です。)
 マスクを購入するときは、お近くの薬局などで表示をお確かめください。

微小粒子状物質(PM2.5)とは

 ・大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径2.5マイクロメートル(※)以下の微小な粒子のことをいいます。
     (※)マイクロ(μ)は100万分の1の単位。2.5マイクロメートル(μm)は髪の毛の太さの1/30程度、花粉より小さいです。

    イメージ図     大きさ比較

 
 ・日本の環境基準(平成21年設定)
   1日平均値35μg/m3、1年平均値15μg/m3    評価方法はこちら

  肺の奥深くまで入り込みやすく、長期的に一定濃度以上吸引すると、呼吸器疾患、循環器疾患などの影響が懸念されるため、
  我が国では平成21年から環境基準を設定しています。

このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境監視グループ

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