この日22歳の誕生日を迎えたMF磯村は、後半19分に負傷のダニエルに替わってセンターバックとして投入された。本多とともにプロでは未経験者同士のコンビとなったが、今季は3バックの右ストッパーなど守備的なポジションでの練習を重ねていたため、1人少ない相手の攻撃を冷静に対処した。
「自分は出たところでちゃんとやるしかない。失点しなかったのは良かった」と磯村。「それよりもきょうは本多でしょ」と名古屋U−18の同期の活躍もたたえた。
◆田口、誕生日絶妙FK
後半ロスタイムのFKをけり、決勝点を演出したのはMF田口。「FKはゴールに向かってというイメージ。風で思ったよりボールが高く上がって、GKに取られたと思ったら勇喜が詰めていた」と振り返った。磯村同様この日が22歳の誕生日だったが、「きょうは勇喜で書いといてください。素晴らしかったです」と同学年のヒーローを持ち上げた。
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