“エロ男爵”こと沢村一樹（４５）が、その人の良さから新人教育係に任命されているという。

　昨年放送された主演ドラマ「ＤＯＣＴＯＲＳ」（テレビ朝日）が、平均視聴率１４・８％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）と安定した数字を出したことで続編が決まり、「テレ朝内では『相棒』の水谷豊、『ドクターＸ』の米倉涼子に続き第３の視聴率俳優などと言われてます」（テレビ局関係者）と評価が上昇中だ。

　沢村といえばかつてはイケメンモデル、二枚目俳優としての地位を確立していたが、バラエティー番組に出演し始めてからは下ネタトーク全開でカッ飛んでいる。小学生時代からあだ名が「エロス」とあって、そのマニアックなエロ探求者ぶりには、共演者たちも思わず引き気味になる印象は拭えないが、一方でその裏表ない性格は所属事務所でも重宝されている。

「新人のマネジャーは必ず沢村さんにつくことになっているんです。マネジャーはスケジュール管理だけでなく、気遣いがしっかりできないといけません。あそこの事務所は、ドラマで主演を張るような役者ばかりですから、その多忙さと気疲れのせいで、入ってもすぐにやめてしまう新人が多い。沢村さんはそんな新人たちをまず“エロネタ”でリラックスさせて、ちょっとしたミスをしてもフォローしてくれると評判なんです」（業界関係者）

　唐沢寿明や竹野内豊、天海祐希をはじめ、そうそうたる役者が顔を揃える事務所だけあって、マネジャー業の厳しさは業界随一。そんな中で沢村の存在は人材流出の大きな歯止めとなっているのだ。

「沢村さんは事務所を辞めたマネジャーにも現場で会えばあいさつ代わりにエロトークを仕掛けてくる。その人柄からテレビ局の上層部からの評価も高くここ数年仕事のオファーが全く絶えない」（同関係者）。あけすけエロに悪い人はいないということか！？