大中小　文字サイズ

武藤、白石新オーナー改革を否定

2013年3月17日

前日会見で健闘を誓い合った（左から）ドン・フライ、武藤敬司組と高山善廣、河野真幸組

拡大写真はこちら

　全日本の武藤敬司会長（５０）が１６日、都内の事務所で、改革を掲げて反発を招いている白石伸生新オーナーについて初めて口を開き、白石案の鎖国や総合格闘技進出などを否定した。白石氏と「コミュニケーションはとれていない」としたが、“プロレスＬＯＶＥ”を語ることで対極の考えであることを明確にした。

　他団体との交流について「鎖国なんてしない」と明言。総合は「興味がない」と斬り捨て、「来年でデビュー３０周年。２９年間生きた証を否定するようなことは絶対やらない。プロレス論が違ったから、（総合に進出した）新日本から全日本に移ったわけだし」と拒絶反応を示した。

　２・２３に超満員だった後楽園ホールが、オーナー発言後の３・１０は空席が目立った。「新しい人たちをつかみに行って、今のお客さんを逃すのは経営者として良くない」と危機感を口にした。

イチオシ！

【動画】森三中・大島、キンコン西野とのバトルは「絶対ネタじゃない！」