１６日午後４時半ごろ、兵庫県加古川市平岡町のＪＲ山陽線土山−東加古川間の長ヶ林東踏切の遮断機に、ごみ収集車が衝突した。
収集車はそのまま踏切内に入り込んで脱輪、線路の外側に設置しているフェンスにぶつかり停車した。この事故で収集車を運転していた男性（４５）が左手首をねんざし軽傷を負った。
ＪＲ西日本によると、収集車は約１時間半にわたって線路内に入ったままになり、この影響で上下線３５本が運休、最大約２時間５分の遅れが出て、約１万４千人に影響した。
兵庫県警加古川署によると、事故当時、遮断機は動いていなかった。同署の調べに対し、男性は「何があったか覚えていない」と話しているという。