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(15時間27分前に更新) |
米軍普天間飛行場の県内移設先、名護市辺野古沖に隣接する海域に漁業権を持つ三つの漁協が16日、移設に反対する集会を同県宜野座村の宜野座漁港で開いた。漁師ら約150人が参加し「建設されれば、漁場崩壊につながり漁師は生きていけない」と訴えた。
3漁協は宜野座村(宜野座村)、金武(金武町)、石川(うるま市)。
石川漁協の若津武徳組合長は「国は一方的な手続きで移設を進めようとしている。ウミンチュ(漁師)は無視できない」と強調。宜野座村の漁師仲地譲さん(29)は「基地建設がもたらす影響が、モズク養殖や魚介類に害がないと言えるのか。若い世代が希望を持って漁業ができる環境を守るため、力を合わせて頑張ろう」と呼び掛けた。(共同通信)