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アフリカ治安対策に500億円余拠出へ3月16日 17時46分
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エチオピアを訪れている岸田外務大臣は、アフリカの成長と繁栄のためには、平和と安定を確立させる必要があるとして、内戦状態が続くソマリアや各地で戦闘が続くマリなどの治安対策や難民支援などのため、500億円余りを拠出することを表明しました。
岸田外務大臣は、ことし6月に横浜市で開かれる首脳級の国際会議、TICAD=アフリカ開発会議の議題などについて、アフリカ各国の閣僚らと意見を交わすため、エチオピアのアディスアベバを訪れています。
およそ50か国の閣僚らが出席して16日に始まった会議で、岸田大臣は「アフリカは、次の経済フロンティアとして国際社会の注目を集めている。アフリカの成長と繁栄の重要な土台である平和と安定を確立させる必要がある」と述べました。
そのうえで、内戦状態が続くソマリア、各地で戦闘が続くマリ、それに、おととし独立した南スーダンとスーダンの国境地域などを対象に、治安維持の能力の向上や難民支援などのため、総額でおよそ5億5000万ドル(日本円で500億円余り)を拠出することを表明しました。
政府は、6月のTICADでは、アルジェリアで起きた人質事件も踏まえて、アフリカ各国の治安対策を支援する考えを打ち出す方針です。
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