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保原高で大林映画上映会 SKE48・松井珠理奈さんも登場

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大林さん(右)とサプライズで登場した松井さん
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伊達市の保原高美術部員らが展開する「がれきに花を咲かせようプロジェクト」を通じ、同校と交流している映画監督の大林宣彦さんが12日、同校で開いた映画上映会に訪れた。舞台あいさつの最中には、アイドルグループAKB48・SKE48の松井珠理奈さんが復興支援としてサプライズで登場。震災、原発事故の影響下で学校生活を過ごす生徒らにエールを送った。
大林さんは、AKB48の「So long !」のミュージックビデオ(MV)の監督を手掛け、松井さんが物語の中心的な役割を担った。同校をMV撮影の舞台に使用した縁で、かねてから映画の上映会を計画していたという。
上映した映画は大林さんが監督した「この空の花 長岡花火物語」。新潟県長岡市を訪れた女性新聞記者が、先々で出会う人々と、同市が経験した戦争の歴史と重なる不思議な体験をしていく―という物語。
上映後、登壇した大林さんは「皆さんは爆弾を花火に変えるような、明るい未来をつくってください」と生徒らに伝えた。大林さんの呼び込みで突如、登場した松井さんは、生徒の大歓声に包まれながら、「皆さんにお会いできてうれしいです。(私にとって)夢は誰かと一緒に追い掛けるもの。皆さんと一緒に成長していきたいと思います」と笑顔で話した。
(2013年3月13日 福島民友トピックス)
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