やや協力的に過ぎる内容のような気がしますが、学部側も決して現状のままで良いと考えているわけではありませんので、まずは一歩一歩というところなのでしょう。何せこういった文書が同封されるということ自体が画期的なことだそうですから。
以下はその文書です。例によって書式は少し異なります。この文書は一部微妙な内容を含んでいますので、注釈は後ほど別記事で書きます。
新入生・ご父母の皆さん
ご入学おめでとうございます。
お送りした入学手続きの書類の封筒には,「東京大学教養学部オリエンテーション委員会」からの諸手続関連の書類を入れた小さな封筒が同封されております。この委員会は,学生が自主的に組織した委員会で大学の組織ではありません。
従いまして,学生諸団体会費の納入は,大学としての入学の手続きの一部ではなく,これらの会費の納入は入学の条件ではありません。従来,この点が不明確だとのご意見がありましたので,この点を明記いたします。しかし,このことは,これらの会費を支払わないことを大学として容認あるいは推奨しているということではありません。
以下に事情をご説明申し上げます。
本学教養学部では,学生が行う様々な活動は,基本的に学生の自主的な意思によって運営されることになっており,教員・職員はそれらの自主的な活動を側面から支援するという形を取っております。このため,学生自治会をはじめとする学生諸団体がそれぞれの役割に応じて活動しております。少しわかりにくいかもしれませんが,自治会が主に暮らす単位の活動をまとめているのに対し,学友会は主にサークル活動等をまとめています。また,運動会は全学の団体で,運動部のまとめ役であると同時に,山中湖などにある保健体育寮(レクリエーション施設)の維持管理も行っています。学生会館は学生の活動の拠点となる建物で,この維持管理を学生会館委員会が行っています。年2回の学園祭の開催準備と運営を行うのは,五月祭常任委員会と駒場祭委員会です、さらに,新入生に学生活動について知っていただくためのオリエンテーション活動を行うのがオリエンテーション委員会で,この委員会が,各学生団体の会費の一括納入を行っております。
一部にはこうした学生団体は自分には関係ないという学生もおりますが,学生生活を送っていく上で,どの団体の活動も必ず必要になって参ります。学部としてもこれらの活動は,学生生活にとってきわめて重要であり,これが維持できなくなってはいけないとの認識を持っております。このようなわけで,同封された書類をご一読くださり,学生活動がどのようなものかについてご理解をいただいた上で,オリエンテーション委員会の指定する方法で,諸会費の納入にご協力くださいますようお願い申し上げます。
なお,明記されていないようですが,学生団体会費についても,減免や入学後の納入,および個別納入も可能と聞いておりますので,疑問があれば,それぞれの団体におたずねいただければ幸いです。
楽しく実りある学生生活を送られますよう,学部としても様々な局面で支援して参りますので,よろしくお願い申し上げます。
東京大学教養学部
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