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事件
不倫相手との戸籍偽造 札幌市職員を懲戒免職
2013.3.15 17:38
[不祥事]
札幌市は15日、不倫相手の女性と結婚したかのように装った戸籍抄本を偽造したとして、中央区市民部地域振興課の脇田英樹係長(43)を懲戒免職処分にした。市は公文書偽造容疑で北海道警に告訴する方針。
札幌市によると、脇田係長は既婚者で、女性も市職員。結婚の約束をしたが、妻との離婚協議が進まず、昨年7月ごろ、女性と結婚したように見せかけた戸籍抄本を自宅のパソコンで偽造した。女性はその戸籍抄本を添えて市に名字変更を届け出た。精巧だったため、市も女性も偽物とは気付かなかったという。
1月に市に「脇田係長が再婚したと聞いたが、離婚が成立していない」という内容の情報提供があり、事情を聴いたところ偽造を認めた。脇田係長は市の調査に対し、「結婚の約束が果たせなかったので偽造した」と話しているという。
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