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以前のベストセラーである『マーケットの魔術師』『新マーケットの魔術師』『マーケットの魔術師【株式編】』(いずれもパンローリング)と同様、シュワッガーは成功したトレーダーの核心を突く質問をしている。マーケットの先達から学ぶべき重要な教訓を40にまとめ上げた本書は、最高のトレーダーたちから学んでトレード能力を向上させようとしている投資のプロにも、マーケットに熱中している人にも、貴重な指針や時を超えた洞察を提供している。
やっと読み終えました続マーケットの魔術師!!
今回の魔術師シリーズ最新作は、ヘッジファンドマネージャーのみに焦点を当ててインタビューしています。エド・スィコータの序文か始まって、出てくる魔術師は15人。結構なボリュームです。
と言う訳でレビューです。
まず、読んだ実感としてはマーケットの魔術師や新マーケットの魔術師とちょっと違うかな?と感じました。
監修者まえがきで、長尾慎太郎さんが
「本シリーズ四部作は、古い話になるほどアネクドータルな内容や教訓が多く、逆に新しいものになるほど、方法論の解説が増えてくるのは、このように運用の現場で使われている戦略のシステム的枠組みが、初期に見られた決め打ちの静的の最適戦略から、階層構造を持ったレジームスイッチなどの適応戦略へ、そしてさらに進化した学習戦略やオートぽいエティックな戦略へと変化してきたことを反映している。
と書かれています。
実際に、私が読んだ感覚としては、話が難しい・・・。
デリバティブが多様化した結果、新しい取引方法や理論が誕生したからでしょう。
また、ファンダメンタルズメインの魔術師が多いせいか、テクニカルの話題は少なく、ちょっと寂しい印象を持ちました。
しかし世界のトップレベルのトレーダーの話が読める本はこれしかありません。
貴重ですね。
インタビューした期間が2010年以降ですので、質問として多かったのが「
如何にして2008年を乗り切ったか?」でした。このことについて、トレードの手法や相場に関する考え方は違っていても、多くの魔術師がリスク管理の重要性については同じように語っています。それだけ大切な事だということですね。
個人的に好きなインタビューは
エドワード・ソープです。
彼のことは、
ディーラーをやっつけろ! 
の著者ということで以前から知っていましたが、トレーダーでもあったんですね(失礼)
もともとは数学者で、カジノのブラックジャックにおいて、プレーヤーがディーラーに対して優位性を得られる賭け戦略を初めて考案した人です。そのおかげでカジノはルール変更をせざるを得なかったり、彼を殺害する企てもあったようです。
ソープのインタビューは60ページと比較的長く、カジノの話も非常に興味深いです。
そして、インタビュー中盤の資金管理についての彼の考え方は非常に勉強になります。
それを要約すると、
「ケリーの公式で得られた賭ける資金量よりも、多くリスクを取れば破産する確率が増える。
基準を超えて賭けすぎる方が、少なく賭けるよりも害が大きくなる。また、トレードの検証や結果で得られた確率はあくまで
推計であって、今後変動する可能性も十分あるので、ケリーの公式通りのトレードをすべきではない。100万ドルの手持ち資金があり、許容できるドローダウンが20万ドルならば、ケリーの公式を採用する際は、資金を20万ドルとして考える。」
というものです。資金管理にも色々な考え方があって楽しいですね。ケリーの公式については
こちら多くのヘッジファンドマネージャーと対話して、色々な話を引き出せるシュワッガーは凄い人だと思います。
最後にはインタビューで得られた内容から、40の教訓として纏めてあります。
魔術師のエッセンスが詰まっていると言ってもいい内容ですね。
相変わらずのトップレベルの投資本だと思います。
何度も読み返して勉強したいと思います。
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私のオススメ口座はこちら。一番良いと思います。