ロシア軍機、日本列島周辺を1周 空自がスクランブル日本列島の周辺空域を飛行するロシアのTU95爆撃機=15日(防衛省統合幕僚監部提供) 防衛省統合幕僚監部は15日、ロシアのTU95爆撃機2機が同日朝から夜にかけ、日本列島の周辺空域を1周しながら飛行したと発表した。航空自衛隊が戦闘機を緊急発進(スクランブル)させて対応した。領空侵犯はなかった。 防衛省によると、ロシア機による同様の飛行を確認したのは2011年9月以来。ことし2月には、5年ぶりに北海道沖で領空侵犯もしており、同省がロシアの意図を分析している。 今回、ロシア機を最初に確認したのは朝鮮半島の東側。日本海上空を対馬海峡へ向かうなどして南下、沖縄本島と宮古島の間を通過し、日本列島の太平洋側に沿って北方領土付近まで北上した。 【共同通信】
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