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米高官 TPPは日本の参加で意味増す3月14日 8時24分
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、安倍総理大臣が交渉参加を表明する方向で検討を進めていることに関連して、アメリカ国務省の高官は講演で、日本が参加すればTPPは「より意味あるものになる」として歓迎する意向を示しました。
アメリカ国務省で東アジア政策を担当するズムワルト次官補代理は、13日、ワシントンで講演し、TPP交渉への参加を日本が検討していることについて、包括的な貿易自由化は政治的に難しい判断が伴うものの、安倍総理大臣が重視する構造改革にもつながるという認識を示しました。
また、ズムワルト次官補代理は「アメリカがアジアへの関わりを維持するよう期待する日本にとって、アメリカが参加する自由貿易の枠組みは戦略的な価値がある」と述べてアメリカが主導するTPPの意義を強調しました。
そのうえで、ズムワルト次官補代理は「日本が交渉に参加するなら、TPPはアメリカにとってより意味あるものになるだろう」と述べ、日本の参加はアメリカにとっても重要だとして参加を歓迎する意向を示しました。
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