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金沢 兼六園で「雪吊り」外し3月15日 14時5分
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日本三名園の一つで、国の特別名勝に指定されている金沢市の兼六園で、冬の間、雪の重みから木の枝を守ってきた「雪吊り(つり)」を外す作業が、15日から始まりました。
雪吊りは、北陸特有の湿った雪の重みで木の枝が折れないよう支柱や縄で支えるもので、傘を開いたような美しい形で知られ、毎年この時期に外されます。
兼六園では、この冬、松の木の枝などおよそ800か所に雪吊りが施され、15日から取り外す作業が始まりました。
兼六園の庭師や委託を受けた業者らがおよそ13メートルの高さの松にはしごを使って登り、枝の先に結んであった縄を、枝を傷つけないように慎重にのこぎりで切って取り外していきました。
兼六園管理事務所によりますと、この冬は雪が少なかったことから折れたり傷ついたりした枝はなかったということです。
15日の金沢市は朝からすっきりとした青空が広がり、県外や海外から訪れた観光客たちが珍しそうに作業の様子を写真に撮っていました。
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