映画「鈴木先生」やCMなどで注目を集める女優の土屋太鳳(たお=18)が、人気漫画が原作の「アルカナ」(山口義高監督、今秋公開)で映画初主演する。
2000~01年にヤングジャンプで連載された「アルカナ」(作・小手川ゆあ)は、人間の“本体”と“分身”の闘いを描くホラー作品。土屋は、ヒロインの少女「さつき」と、分身の「まき」の1人2役に挑戦している。
連載終了直後から映画化の計画があったが、製作する日活の関係者は「将来の大型女優候補が現れるまで温めていた。スターのオーラも秘めた土屋さんは次世代のブレーク候補にふさわしい」と期待を寄せる。
05年にオーディションを経て芸能界入りした土屋は、「鈴木先生」のドラマ版、映画版のほか、NHK大河ドラマ「龍馬伝」、NHK連続テレビ小説「おひさま」などに出演。正統派の美少女としてキャリアを積んできた。地域映画の主演はあるが、全国公開される商業映画の主演は初めて。
撮影は2月5日から20日まで茨城・常総市の支援作品として同市内でオールロケで行われた。つえをついて歩いたり、アクションにも挑戦するなど体当たりの演技を披露。「緊張もありましたが、現場には映像への工夫と作品の愛情があふれていてとても勉強になりました。人の心の切なさや命の大切さを強く意識した」と振り返った。
◆土屋 太鳳 (つちや・たお)1995年2月3日、東京都生まれ。18歳。05年にミスフェニックスオーディションで審査員特別賞を受賞。雑誌モデルなどを務め、08年の映画「トウキョウソナタ」で女優デビュー。4月スタートのNHK―BSプレミアムドラマ「真夜中のパン屋さん」でヒロインを演じる。身長155センチ。
[2013/3/15-06:03 スポーツ報知]