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TPP慎重の議員ら 超党派で緊急集会3月15日 16時26分
TPP=環太平洋パートナーシップ協定に慎重な立場を取る、超党派の国会議員や業界団体の代表らが国会の前で緊急の集会を開き、「TPPの交渉に参加しても、日本の主張は受け入れられない」などと安倍総理大臣の参加表明への批判が相次ぎました。
TPPの交渉参加に慎重な立場を取る、民主党、生活の党、共産党、社民党の国会議員や業界団体の代表らおよそ80人は、安倍総理大臣の交渉参加の表明を受けて、国会の前で緊急の集会を開きました。
この中で、超党派の国会議員で作る「TPPを慎重に考える会」の事務局長で、民主党の徳永エリ参議院議員は、「今までにない緊張感と大きな怒りを感じている。国民に十分な説明もなく、多くの懸念事項を抱えたまま、この国をアメリカに売り渡してはならない」と述べました。
また、原中勝征前日本医師会会長は、「交渉にほかの国より遅れて参加しても、日本の主張は受け入れられず不平等なルールを強いられてしまう。日本の主権を渡してはならない」と述べました。
参加者はこのあと、国会の前で座り込みを行ったり、通行人にビラを配ったりして、交渉参加への反対を訴えました。
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