対馬仏像盗難 韓国の寺の僧侶「仏教的な対話で解決したい」
長崎・対馬市の寺から盗まれた仏像が、韓国から返還されない問題で、もともと仏像を所有していたと主張している韓国の寺の僧侶が、日本側の反発と困惑の中で、14日、対馬市を訪問する予定となっている。
韓国・浮石寺の僧侶は「仏教的な対話をして、日本のお寺が同意する中で、この問題を解決したい」などと話した。
盗まれた仏像を所有していたと主張している、韓国の浮石寺の僧侶は、別の仏像と寺のマスコットを持って、対馬市の観音寺などを訪れる。
観音寺から韓国人窃盗団が盗み出した、県の重要文化財に指定されている仏像について、韓国の裁判所は、今後の民事裁判で判決が確定するまで、日本に仏像を返還できないとする仮処分を出している。
一方、対馬市や寺の関係者は、「仏像の所有権を主張しながら、なぜ対馬を訪問するのか、真意をはかりかねる」と、困惑の表情を見せている。
特に観音寺側は、「会いたければ、盗まれた仏像を背負ってこいと言いたい」と、面会を拒否する姿勢を見せている。
また、市側も、国際問題につながるだけに、頭を悩ませていて、状況を見ながら慎重に対応したいとしている。