 |
2013年3月14日(木) 19:03 |
|
 |
健康志向のうどんが続々登場
全国的な健康ブームを受けて、香川県の県民食、讃岐うどんにも最近、健康に配慮したうどんが登場しています。 野菜たっぷりのうどんから、香川大学が開発した希少糖をダシに使ったものなど、健康志向のうどんです。
高松市の老舗うどん店、さぬき麺業です。 この店のメニューの一つが、野菜うどんです。 野菜うどんは、レタスやニンジン、タマネギなど7種類の生野菜が約100グラム使われています。 香川県は、野菜の摂取量が、男女ともに全国平均より低くいかに野菜の摂取量を増やすのかが、大きな課題となっています。 野菜うどんは2012年8月、香川県と本場さぬきうどん協同組合が、開発したもので現在は県内の14の店で提供されています。 一方、こちらの「かけうどん」、一見すると分かりませんが、健康志向を目的に開発されたうどんです。 このうどんのダシには香川大学などが開発した、希少糖入りシロップ「レアシュガースウィート」が使われています。 レアシュガスウィートは、砂糖に比べてカロリーが低い新たな低カロリー甘味料として注目されています。 開発したのは、県内に9店舗を持つ「こだわり麺や」で希少糖入りシロップを使ったダシを開発し、14日から「新かけうどん」として販売を始めました。 3月1日、高松空港にオープンしたうどん店です。 こちらの店の店頭に置かれているのが、土産用の塩を使っていないうどん「塩なきこ」です。 うどんはコシの強さを出す為塩が使われますが、塩なき子は、複数の銘柄の小麦をブレンドし、うどんのコシをだしています。 讃岐うどんが主食とさえいわれる香川県、日常的にたべるうどんだけに、これからも多様な健康志向のうどんが登場してきそうです。
|
|