「おー、着いたぞ我が家に!」
家の隣のガレージに停められたワゴンを降り、そこから広い道の真ん中に立つ。
少し見上げる形で我が家に目をやった。白い壁で二階建ての、左右に並ぶ肉屋や本屋よりもやや大きいそれ。
レイオット青果店、建物の入り口と成っている自動ドアの上にはそんな看板がある。
ちなみに二階は居住スペースとなっています。結構金を掛けたらしく、かなり頑丈な家らしい。
「看板、新しいのに変わってるね」
いつの間にやら隣に立っていたノエルが呟く。確かに、以前見たときより綺麗になっている。
最後に帰省したのって、半年以上前だったかな。…実は、ノエルの両親が結構心配しているので、たまに帰省してたりする。
まあ、家の両親も帰ったときは必ず一回は豪勢な食事出したりするし、俺の事、結構案じてくれるんだろうと思われる。
その帰省も二、三日帰ってきて、ちょっとダラダラして家の仕事手伝ってたらあっという間ですが。
ちなみにクリスはししょーの家に来てからは一回も帰省していない。解る気がするが。
「でも、何故に震えが止まらんのだろう…?」
呟く。そう、俺の足はガクガクブルブル元気に振動中。声も微妙に震えている。
見慣れたはずの我が家が魔窟に感じるですよ~!?
「それだけお前も成長したんだ」
後ろに立っていたししょーがそう言って俺の肩を叩く。
「強くなって、初めて解る強さもあるって事だ」
にしても、その怯え方は異常だとししょーは続けた。…いや、まぁ確かに。
つーか、このままだとかーさんに会ったら気絶しそうな――。
「家の前で何やってるの? 早く入ってきなさいよ」
「ヒィィィッッ!!?」
……気絶はしませんでしたけど、一瞬ハートブレイクショットで時が止まりました。
微妙に憂鬱な日々
十六話
「たっ、た、たただいま、かーさん!!?」
「どうしてそんなに慌ててるの?」
「絶やっておいて、それは無いですよ」
ただでさえビビリモードに入ってたのに、それに加えて絶で声掛けてくるとか、心臓に悪すぎです。
かーさんはにこやかに半分は成功、もう半分は驚き方が異常だろってなんか形容しづらい表情になっている。
そう、我が母親ミリア・レイオット。長く、若干ウェーブのかかった亜麻色の髪をサラリと揺らしている結構な美人さん。
今年で39歳になるはずだが、念の恩恵のためか、30代前半…いや、20代後半にも見える。
わずかでもこの人に似れば、俺は美形に生まれる事が出来たのだろうに思うと、酷く損した気分になる。
黒髪黒目は父親ゆずりさー。
「こんにちは、おばさん」
「あらあらノエル君、元気だった」
「はい、そちらも変わってない様で」
「あらあらあら、そんなに他人行儀にならないで、お義母さんと呼んでもいいのよ?」
和やかに会話してる二人。ノエルとかーさんは結構仲良かったりする。
…微妙に不吉な単語が聞こえたような気がするが、無視しておこう。我が子のようにノエルを可愛がってるって事だよね? そうに決まってる。
……いちいち気にするのは止めよう、うん。キリ無いし。
「えーと、暗くなってきたしボクは一旦家に帰るけど、クリスはどうするの?」
確かに、もうすぐ夕飯時だしなぁ。ノエルは既に親に連絡入れてあるから帰って飯かっ食らって寝るんだろうけど。
ししょーと話は明日だろうしな。
「ふむ…。と言っても、リュークかノエルの家に泊まるしかないわけだが」
「それなら家に来なよ。実は、もうお母さんに連絡入れて許可貰ってるんだ」
おやおや、そんなにクリスと一夜を過ごしたいのかい、ノエル?
まあ、早く決まるならそれに越した事無いし、別に良いか。
女の子に執着するノエル見たら、別の意味でも安心するし。
「用意がいいな。だったらお言葉に甘えると――」
「あら、家に泊まらないの?」
そこに口を挟むかーさん。別にいいじゃないっすかー、んなことせんでも。
「いや、私はどっちでも良いんだがな」
「い、いや、いきなりだし、やっぱり迷惑だと思うから家に来なよ!」
「そんな事無いわよ~。今夜のご飯はカレーだから、人数が少しくらい増えても大丈夫」
あ、あれ…? なんか険悪な雰囲気が漂ってきたような気がする。
いや、いちいち気にしてたらキリ無いってさっき思ったばっかだろ。
き、木の精、いや、気のせいさ。
「あ、そ、それより、店番はしなくていいんですか?」
ノエルのあからさまな話題逸らし。
「店の前なんだし、お客さんが来たらすぐに分かるわよ」
さらりと流す。流石は年の功。
なんか知らんが、ノエルが遊ばれてるっぽい。
「――ねえ、いっその事、ノエル君も泊まる?」
まさに、妖艶と言った形容の似合う笑みでかーさんが言った。
この一言で、皆が我が家に宿泊する事が決定。後で聞いた事だが、ノエルの両親は半泣きしたらしい。
ご馳走作って待ってたんだろうなぁ…。
***
「こーいうとこ、半端に和風やなぁ…」
ぼやきつつ、抱えていた布団を下ろす。名前や容姿は和風とはかけ離れているのに、この辺の商店街感じとか、微妙に和風だ。
そして、布団もベッドがメインだが、たまにやっぱり床に敷くこともある。…不思議だ。
ここは六畳位の空き部屋でっす。板の床ですがさっと拭いて布団敷いて、ノエルやクリスと一緒に寝るのですよ。
川の字に並べられる布団。並びは俺、クリス、ノエルだな。…別に、クリスの隣になって卑猥な妄想したいってワケじゃないからね!?
ま、今更か。クリスと一緒の部屋なんていつもの事だしな。ノエルと一緒だと背後が過剰に気になって眠れないんですよ。…深くは聞くな。
「リューク」
湯上りで水色一色のパジャマ着装のクリスが現れた。
いつも思うが、どうしてこうも、この時のこいつは可愛いんだ!?
濡れた髪と少し紅くなった頬にトキメキますよ!
……ノエルの湯上りスタイルの方が可愛いなんてことはナイデスヨ?
「湯加減はどうだった、クリス?」
「普段とそう変わらないさ」
ま、そだな。別に特別な風呂のわけでもないし。
「それよりリューク、ちょっと話がある」
「何?」
「…ハンター試験の事を話し合いたい」
クリスは声を潜めて言った。
「ここでか?」
その様子からすると、人に聞かれたくない話じゃないのか?
「ノエルは今風呂に入ってる。大人三人は酒盛りの最中だ。――とは言っても、長くなったらまずいな…」
そして一拍置き、
「今日、お前が気絶している時に申込み済ませたんだがな。…今回の試験、会場はザバン市だ」
「…そうか」
原作通りってことか。…なんか気持ち悪いな。
「トリップして、都合よく念能力者になれて、受験しようと思ったら、その年はたまたま原作と同じ。――気持ち悪いな」
クリスも俺と同じような事を考えていたらしい。その言葉に頷いて応える。
「少し二人で今後の方針について話したい。構わないか?」
「こっちもそう思ったところだ。夜中にでも、近くの公園で」
俺の返答に、クリスは頷いて了承した。
「――んじゃ、今はこの辺にして、からくりサーカスの声優について話し合うとするか」
「…今更だが、その手の話も、ここでするとノエルが不審がるんじゃ無いか?」
「なぁに、足音聞こえたら打ち切ればいいさ」
ジャージのポケットに忍ばせておいたトランプを取り出し、敷いた布団の上に座り込む。
そして適当にシャッフルした後、トランプの束を二つに分けた。
「ババ抜きでもしながら話そうや」
「二人でババ抜きはどうかと」
「フェイスレスは小野坂昌也が良いと思うんだが…」
「マジで話すのか…」
その後、声優ネタで雑談しながらババ抜き3敗、インディアンポーカー17敗、ダウト6敗したところでノエルが加わった。
……勝に水樹奈々は、やっぱり駄目かねぇ…? というか、声優の声をこうも鮮明に思い出せる自分に驚いた。
***
「待った?」
「五分ほど」
「そこで冷静に返すなよ…」
ノリが悪いよクリス。
「ノエルには気づかれてないな?」
「ふ、問題無い。…俺の特技を忘れたのか?」
絶プラス影薄いで、俺の気配立ちは完璧さっ!
…まあ、かーさんには気付かれましたが。家を出る俺に向かって『おかーさん、野外プレーはどうかと思うのよ』とか、ふざけた事をほざきやがりました。
「ならいいさ」
そう言いクリスは傍のベンチに座り込む。
ここは家から大通りに沿って徒歩二分ほどの公園。
トランプしていた時にこの場所を教えておいて、夜更けに時間差で布団を出て集合という流れ。現在2時。
周囲は暗く、照らしてくれるのはベンチの横にある街灯のみ。そこには蛾が2、3羽舞っている。
「それで、まずは何を話す?」
クリスの隣りに座って言った。
「まずはお互いの事を。『前世』――実際そうなのか疑わしいが、今はそう呼んで置こう。で、その『前世』なんだが――」
「ちょい待ちちょい待ち」
クリスの言葉に待ったを掛ける。
「…何だ?」
「前世か疑わしいって、どういう事?」
俺は事故にあってから記憶が途切れてるし、転生トリップで確定じゃないの!?
その時の状況を語る俺の言葉に耳を傾けた後、クリスはため息を吐く。
「――ああくそっ、もっと早くこの事について話すべきだったな」
そして頭を掻きながら呟いた。
「…私もいわゆる転生トリッパーのようだが、どうしてこうなったか解らないんだ」
原因? 転生の原因なんて、俺にもさっぱり解らんよ。
「そうじゃなくてだな。――私は、お前で言えば事故の様な、トリップの『切欠』が解らないんだ」
つまり何? と、そんな風に首を傾げる俺。
「学校帰りに友達とカラオケに行って、帰ってきた後にそのまま寝入ったら、そこから記憶が途切れてる」
…へ!? どゆこと?
「眠っている私が突然死した為にトリップしたということも、無論有り得る。だが、一応中学で皆勤賞とった健康優良児だったからな。その可能性は低いと見てる」
つまり…。
「トリップの原因に事故などは関係ないんじゃないかという事だ。もっと言えば、お前がその事故で本当に死んだのかも怪しい」
そう言われると確かにそうだ。
「さらにもっと言えば――」
「これが異世界トリップなんかじゃなく、夢オチなんて可能性もあるわけだ」
クリスの言葉を遮って言う。
「誰の夢かは知らないがな」
それにクリスは続けて言った。
…疑いだすとキリが無いな。俺らがそもそも別世界の人間だった事さえ疑わしくなる。
「その通りだな。とりあえずは、私達がトリッパーだという前提で話を進めよう」
そして、お互いについて情報交換。
そして解った事は、クリスは俺と高校が違うが、住んでいた場所が意外と近かった事。
トリップした日にちは、おそらく同じ『つばさ』の発売日の翌日だという事。
そして、俺が事故にあったのはクリスの家からそう遠くない場所…かもしれないという事。
「これだけ取り上げて考えると、結構怪しいな」
確かに、微妙な共通点が幾つかある。だけど――。
「私達二人だけなら、偶然という可能性もあるわけだ。どんな偶然かは知らんがな」
知らない事ばっかりだな…。というか、今までそれについて全く考えなかった俺って……。
「ん? お前も情報収集の為にハンター目指すんじゃなかったのか?」
「金のことしか考えてなかった…」
「…まあ、私もそれが主な目的だったがな」
「「……はぁ」」
お互い、俗な人間やのう…。
まあ、解った。ハンターになれば行動範囲が広がるし、もしかしたら何か解るかも知れないしな。
「いや、それもあるが、もっと別の目的もある」
そこでクリスは右手の人差し指をピンと立てる。
「トリッパーは、別に私達だけとは限らないだろう?」
情報収集って、そういう事か。自分以外のトリッパーに会って状況を聞くことが出来れば――。
「もしかしたら、何か解るかもしれないだろう?」
もし、『何か』があれば協力できるかもしれないしな。
トリッパーが皆、『原作』を知っているとは限らないが、知っているならば、何人かはハンター試験を受ける可能性がある。
そこで見つからなくても、やっぱり人探しにはハンターライセンスを取っといて損は無い。
「でも、俺らと同じ転生トリッパーだったらどうすんだ?」
俺ら二人ともそうなんだし、トリッパー皆がもしそうだったら簡単に分からんぞ?
「…リューク、お前と私の出会いを覚えているか?」
「ん? …ああ、覚えてる」
クリスが銃撃って、ヴァッシュさんみたいな決め台詞かまして――。
「そうやってネタ振りに反応した人に接触すればいいと、そういう事?」
「その通り。アニメのだけじゃなくて、有名な歌とか結構歌いながら移動してるしな」
ふむふむ…。でも、1つ問題が。
「お前の歌じゃ、気付く人少ないと思う」
実はクリスって結構歌を歌う。
よく聞くけど、あれは歌が別物に昇華してる。トリッパーがいたとしても、多分気付いてない。
いや、ジャイアンほど酷いわけではない。でも音程が外れまくってる。
というかアレにあんな意味が…。
「なら次からお前がやれ」
「へいへい、りょーかい。でもさ――」
「何だ?」
「このご都合主義が怪しいって思うのは分かるけど、もし、調べても何も出なかったら?」
わざわざハンター試験受けて、それでも何も無かったら骨折り損じゃ…?
「その時は、ライセンス売るなりして楽しく暮らせばいい。…それにお前達とも会えたしな。骨折り損ではないさ」
「クリス…」
お前、真顔で何を恥ずかしい事言ってるんだよ!? というか、俺が恥ずかしくなってきた…。
「まあ、とりあえずこの話は止めて、次はハンター試験の対策について話そう」
クリスは顔を紅くするこっちを見て、クスと笑っていた。うぅ…。
「――試験を受けるに当たって、念の使用は極力控えたいと思うが意見は?」
「…いや、それには同意する」
もし『原作通り』なら、ヤバイ奴がいるわけだ。具体的に言えばヒソカとかヒソカとかヒソカとか。
…懐かしいな、密・リターンズ。それは置いといて、後、イルミも安全牌ではない。
そんで俺らのメンバーには、一人天才がいるわけで。…下手なことしたら、絶対目をつけられる。
「後、携帯食を幾つか用意しておいたほうが良いな」
「枕も要るな」
アレがなきゃ眠れん。
「駄目とは言わないが、かさ張る物を持つのはどうかと思うぞ」
まあ、枕がそう使える状況になるとは思えないしな。仕方ない、諦めよう。
「――だけど、防寒具くらいは用意しといた方がいいよな?」
「その辺は、保温性の高いアルミシート辺りを用意すればいいと思う」
「ああ、そういやそんなんがあったな」
そしてそんな感じで数分ほど話し合い、後にノエルを加えて改めて話し合うことにして今夜の会議は終了した。
これから先、何かあるかもしれないし、何も無いかもしれない。
…まあ、気を引き締めるに越した事はないわな。
続く?
あとがき
どうも、お久しぶりです。ちょいと間が空いてしまいましたが、圭亮は死んでいません
なんか微シリアスな感じになりました。おもっくそこじ付けっぽいけど、気にしないでいてくれるなら幸いです。
このままシリアスを入れつつ行くか、お気楽らくしょーいってみよーで行くか悩み中。いえ、おそらくアホネタ小説で在り続けるかと。
ただ、こんな小説でこんな事をいきなり話し合うなんて、独創的でしょう? …アホアホですな、スイマセン。
それと、ノエルの性別ですが、アレだけ意見貰っておきながらなんですが、もう少し保留という事にします。またもやスイマセン。
いやぁ、あんなに来るとは予想外ですよ、はい。それだけ注目されていると思うとプレッシャーが…。
下手な展開に出来ませんな。下手な展開になるんでしょうけど。
では返信を
>123様
そ、そういう気持ちになるって…。
もしかしたら、私にBLの小説のサイダネがあるのかもしれませんね。ノエルが男だとしても、絶対書きませんが。
>ガイ様
もう少し性別不明のままで行きます。もしかしたら、そのままな可能性も無きにしも非ずですが。
クラピカの性別は気になりますな。軍艦島で生娘のような感じを醸し出していましたし。
…ノエルの容姿のイメージですか。悠久のクリスをベースに改造しまくった感じ…って何か分かりにくい上に違いますな。
えーと、オーフェンのマジクベースにブラックラグーンのヘンゼルをちょっと混ぜた感じですか…ね。
はい、声優つながりですスイマセン。
>Sakaki様
性別が定まらないですか…。
一応その場合も考えてありますが、私には扱いきれなさそうなんで、すみませんが、そうなる可能性は低いと考えて下さい。
>Σ(゚д゚ )様
率直な意見をどうも。実は、どっちかというと女子な方に傾いてる気がします。
>る~と様
両性具有。やはり私には、そんな新庄運切なキャラは無理っぽいかと…。
>Iris様
そう言われると、男にして欲しいんじゃないかと誤解しますよ~?
いやまあ、結局はもう少し保留ですが。
ちなみに、ノエルのガントレットは形状的にFateのセイバーがつけてるのっぽいのを漠然とイメージしていただければ良いかと。
>・・・様
このグダグダっぷりをお気に召してくれるとは、嬉しいです。
次に1話のんびり話をやった後にハンター試験編に入る予定です。
かといって、そこでテンポ良くなるかは不明ですが。
私は大富豪とか、その手のゲームは大人数でやると強いですが、少人数でやると、もの凄く弱いです。
>ryo様
なんか、微妙に怨念じみたものを感じますな…。まあ、今は保留という事で(逃げ)
>TOM様
クリスといざこざ…。ノエルが一方的にクリスにライバル宣言するくらいですな、きっと。
>GYUSYA様
ノエルが女でも、あの3人が三角関係は無理っぽく、仰る通り三角関係?な意味不明トライアングルができそうですな。
期待に沿えるかは微妙ですが、頑張りますんでそん時は勘弁して下さい。
>しばかり様
えーと、モロに言い訳ですが、ルシアは自然と振舞っていたらああなってしまっているので性別とかは関係なくて、名前はそのまんま。
一方リプレは女装は趣味で、男と女の自分を切り替えるのがなんか好いので、なりきるために名前を変えているという設定です。
…分かりにくいですね。
誤解は解けたようでホッとしました。
それと、性同一性障害とか、その手の題材は私には難しいかなと思います。
ノリでやっちゃえばいいんでしょうけど、何故かストップがかかるんですよ。
昔くだらんギャグ小説でネタに使った事あるんですが、それで激しく後悔したんで。
>烏竜茶様
周りが気付いてて…な展開は、ノエルが女だった場合きっとそうなります。ノエルが男でも、BでLは私も勘弁です。
母親と会ったとき、逃げはしなかったけど、かなりビビッてました。すぐ慣れたようですが。
…うーむ、やはりキョンの声は何か違うと思います。自分的にリュークはテンション高めな少年ボイスって感じなんで。
作者と受け手の認識の違いでしょうか…? 私が自分の脳内のキャラを上手く投影出来てないと言う事ですな。
ではこれにて。
どうでもいいでしょうが、祝クレイモアアニメ化!!
イレーネは沢海陽子が良いと思います!