宅配業者装い強盗 ２００万円奪う

3月15日 5時25分

１４日夜、東京・羽村市の住宅に宅配業者を装った２人組の男が押し入り、粘着テープで住人の男性を縛るなどして軽いけがを負わせ、キャッシュカードを奪って逃げました。
男性の複数の口座から現金およそ２００万円が引き出されていたということで、警視庁は強盗傷害事件として逃げた男２人の行方を捜査しています。

１４日午後６時４５分ごろ、東京・羽村市富士見平２丁目の住宅に、宅配業者を名乗る２人組の男が押し入り、住人の５０代の男性の目を粘着テープでふさいで両手両足を縛りました。
２人は室内を物色して数枚のキャッシュカードを奪い、さらに男性から暗証番号を聞き出したうえで、１人が外に行き、もう１人は家に残って男性を１時間半にわたって監禁して逃げました。
警視庁の調べによりますと、男性の複数の口座から現金およそ２００万円が引き出されていたということで、先に外に出た男が現金を引き出したとみています。
男性は、２人と、もみ合いになった際に顔に軽いけがをしました。現場はＪＲ青梅線の羽村駅から東に１キロほどにある住宅街で、警視庁は強盗傷害事件として男２人の行方を捜査しています。