サポーターが地面を掘って侵入図る/欧州CL【拡大】
12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのシャルケ対ガラタサライ戦で、チケットを持たないガラタサライサポーターが「素手で地面を掘って」スタジアムへの侵入を試みたと報じられている。
試合はシャルケの本拠地ヴェルティンス・アレーナで行われた。アウェーチケットの予約には熱狂的なガラタサライサポーターが殺到し、最終的には1枚1000ユーロ近い高額で取引されるほどになっていたとのことだ。チケットを入手できなかったファンの一部は、スタジアム内外の敷地を隔てるフェンスの下を掘って侵入を図ったと見られるが、企ては失敗に終わった。
「その通りだ。一部のサポーターは素手でトンネルを掘ろうとしていた」とシャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツ・ディレクター)の言葉をイギリス『ガーディアン』が伝えている。
試合はアウェーのガラタサライが3-2の勝利を収め、2試合合計4-3でシャルケを下して準々決勝進出を果たした。スタジアム侵入を果たせなかったファンも、応援するチームの結果には満足できたことだろう。(Goal.com)