中国にサイバー規範順守要求=「国家による攻撃」警戒―米大統領
【ワシントン時事】オバマ米大統領は13日放送のABCテレビのインタビューで、米国を標的にしたサイバー攻撃の脅威は一貫して高まり続けており、その一部は「国家の支援を受けている」と指摘した。中国を念頭に置いた発言で、大統領は、中国と「極めて厳しい話し合い」を行い、国際規範を順守するよう求めていく意向を示した。(時事通信)[記事全文]
・ 「中国のサイバー攻撃、 一部は国家が支援」 オバマ米大統領 - AFP=時事(3月14日)
◆危機感を強める米政府
・ オバマ米大統領、サイバーセキュリティを強化する大統領令を発動 - 一般教書演説で、「米国の敵は我が国の送電網や金融機関のネットワーク、航空管制システムを妨害しようとしている。」と述べた。Computerworld(2月14日)
・ [映像]米大統領補佐官「中国はサイバー攻撃停止すべき」 |スマホ版 - TBS系(JNN)(3月12日)
◇中国は関与を否定
・ 中国外相、「中国軍が一連のハッキング攻撃の黒幕」説を否定 - Computerworld(3月12日)
・ 人民解放軍のハッキング関与を否定、「わが国も被害国」=中国 - サーチナ(2月20日)
◇一般化するサイバー攻撃
・ Twitterもやられた… 世界的にサイバー攻撃が増えている件 - 山本 一郎(2月4日)
・ サイバー攻撃の魔の手は個人ユーザーにも及ぶ - ソニー「VAIO」
ニュース
- 「サイバー攻撃に国家の後ろ盾」オバマ大統領の発言、中国人はどう反論する?―中国版ツイッター(Record China)
14日 - 21時20分
- 中国念頭に「サイバー攻撃」問題重視 オバマ大統領(朝日新聞デジタル)14日 - 19時30分
- サイバー攻撃の最大の被害者はIT企業(ウォール・ストリート・ジャーナル)14日 - 18時5分
- 米国狙ったサイバー攻撃、企業は「政府の積極関与求めず」(ロイター)14日 - 17時58分
- 米大統領、サイバー攻撃めぐり中国を名指し(TBS系(JNN))
14日 - 12時54分
- 不確定要素多いサイバー兵器使用基準(WEDGE)14日 - 12時26分
- サイバー攻撃やネット炎上の対策を講演、総務や広報も対象(ニューメディアリスク協会)(ScanNetSecurity)14日 - 12時15分
- 「中国のサイバー攻撃、 一部は国家が支援」 オバマ米大統領(AFP=時事)
14日 - 10時44分
- 中国の“サイバー民兵”は800万人存在する?(週プレNEWS)14日 - 9時10分
- 米主要紙の朝刊から(13日付)(時事通信)13日 - 15時23分
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サイバー攻撃とは
- サイバー攻撃(サイバーテロ) - Wikipedia|サイバー攻撃 【cyberattack】 - IT用語辞典
- [特集]サイバー攻撃 - サイバー攻撃が確認された国・組織の分布図も。ロイター
国内で起きたサイバー攻撃
- 国会議員のパスワードが流出したサイバー攻撃の概要 - NAVERまとめ
- 財務省がウイルス感染で情報流出した事件内容 - NAVERまとめ(2012年7月20日)
海外のサイバー攻撃事例
- 各国政府が標的となった“サイバー攻撃”の事例まとめ - NAVERまとめ
新しい戦争の形
- [特集]サイバー戦争:それは脅威なのか - 朝日新聞グローブ
- [特集]サイバー戦争 - WEDGE
- サイバー攻撃は、どの時点で戦争行為になるのか?/エレン・ナカシマ(WP・安全保障問題担当記者) - WEDGE(2012年12月18日)
- 高まるサイバー戦争の危険性/クレピネヴィッチ(米戦略・予算評価センター) - WEDGE(2012年10月26日)
- オバマも懸念する深刻なサイバー攻撃の脅威/オバマ大統領 - WEDGE(2012年8月23日)
- 米国がサイバー戦に勝てない理由/Fred Kaplan(コラムニスト) - WEDGE(2012年7月24日)
- 中国サイバー攻撃の対処に苦しむ米国/Richard A. Clarke(元米大統領サイバー問題担当特別補佐官) - WEDGE(2012年4月23日)
- サイバー戦を知れば新冷戦が分かる - oiso.net(2011年9月29日)
攻撃への対応、課題と提言
国防問題として認識を
| 誰でもサイバーテロリストになれる時代 ソニーは明日の我が身 | WEDGE Infinity (2011年7月20日) | サイバー攻撃はテロからWar(戦争)へ、という様相。 |
| 国家安全保障〜防衛省・自衛隊の任務を再定義し、21世紀型の脅威に備えよ! | 大前研一「ニュースの視点」 (2011年6月18日) | サイバー攻撃からの防衛も、国防の範囲として考えよ。 |
| 国防部会:南スーダンPKO派遣、機関・防衛産業へのサイバー攻撃 | 参議院議員 佐藤正久 | 国家防衛を揺るがす事態があっても、防衛省に報告すらされない。明らかにこれは怠慢であり早急に整備する必要がある。 |
| 「サイバー戦争」は官民連携で防衛を | ITpro (2011年10月20日) | 三菱重工業、川崎重工業やIHIへの攻撃には同種の手口が使われており、情報共有が早ければ有効な対策が打てた可能性があった。 |
他国との協力を
| 中国サイバー攻撃に無防備な日本 | 櫻井よしこ (2011年11月3日) | 中国はインターネットに接続すれば大事な情報はすべて盗られる危険性を知っているのだ。この中国こそ、日本にとっても、米国にとっても、当面の脅威である。米国と力を合わせるのが合理的な道ではないだろうか。 |
| サイバー攻撃に関するコリント[協力諜報]を強化せよ | 佐藤優 - BLOGOS (2011年9月21日) | サイバー攻撃に対する防御が発達しているのは、この分野での最も高いノウハウを持った国。それは、米国やロシアではない。イスラエルである。日本の国益のためにイスラエルとのコリントを真剣に考えるべき。 |
| サイバーテロに対処する・・日米同盟 | 未来から見た過去に生きる (2011年9月15日) | (ルイス氏が指摘されるように)「国家間で共通の規則と規範を作る」必要があり、「各国が行うべき責任について決める必要」があることは確か。その上で法的にサイバーテロを犯罪として定義し、厳しく対処することが不可欠。 |
| 米国・イスラエルと一緒になってサイバーテロと闘ってはいけない | 天木直人のブログ (2011年11月3日) | 一方で、米国やイスラエルは、イランの核施設(原子力施設)を破壊する目的で、サイバー・テロを仕掛けていると報じられてきた。 |
人材確保の問題提起
| サイバー戦争に勝てるか 日本人ハッカー養成現場 | WEDGE Infinity (2011年9月28日) | 国家間でサイバー空間における攻防が繰り広げられても、攻撃を仕掛ける側、守る側、いずれも担うのは「人」である。日本でもせっかく芽が出はじめたサイバー人材の発掘と育成だが、国内で彼らが活躍する場があるかどうか。天才たちも、日本で必要とされていないと感じれば、やがて海外に出て行ってしまうことも考えられる。 |
さまざまな攻撃方法
| 標的型メール攻撃 | 標的を決めてメールを送り、ウイルスに感染させ情報を盗んだり、他のサーバーやパソコンを攻撃するための踏み台にしたりする攻撃。標的となるメールアドレスはウイルス感染して流出したメールアドレスなどを使う。 | All About「相次ぐサイバーテロ 標的型メール攻撃とは?」(2011年11月17日) |
| サーバ攻撃 | 目標としたサーバやネットワーク自体にアクセスを集中させ、負荷をかける方法とブラウザやサイトのセキュリティホールに不正アクセスし、ウイルスを仕掛けてデータを改ざん、盗むなどの主に2つの方法がある。 | All About「2ちゃんダウン、サーバ攻撃って何?」 (2010年3月16日) |
| SQLインジェクション | RLやウェブページのテキスト入力欄に想定外のデータを送り込むことで、不正な命令のSQLにし、データベースから情報を盗んだり、改ざんしたりする方法。2005年5月に発生した「価格.com」のウェブサイト改ざん事件は、このSQLインジェクションによる。 | 「今、会社のサーバーが攻撃されている」 - All About(2008年8月2日) |
対策
- 「カード情報漏洩しないための対策」 - All About(2009年10月1日)