トップページ政治ニュース一覧自民 TPPで5品目の例外を最優先に
ニュース詳細

自民 TPPで5品目の例外を最優先に
3月14日 4時7分

自民 TPPで5品目の例外を最優先に

自民党は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、安倍総理大臣が交渉参加を表明することを前提に、コメなど農林水産分野の5品目を関税撤廃の例外とすることなどを最優先に交渉に当たるよう求める決議をまとめ、14日、安倍総理大臣に申し入れることにしています。

TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、安倍総理大臣が、15日、交渉参加を表明する方向で検討していることを踏まえ、自民党は、13日夜、TPP対策委員会の総会を開き、政府に対する要求を決議としてまとめました。
決議は交渉参加を前提とした内容になっていて、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖の原料となる作物の農林水産分野の5品目などを、「聖域」として関税撤廃の例外とすることを最優先に交渉に当たり、それが実現できないと判断した場合は、交渉からの脱退も辞さないものとするとしています。また、国民皆保険制度の維持についても、「聖域」として最優先で取り組むとしています。
さらに、政府に対し、TPPが国民生活に与える影響を明らかにし、守るべき国益をどのようにして守るのか明確な方針と十分な情報を国民に速やかに提示することや、交渉を進めるなかで党と緊密に連携することなども求めています。
一方、決議は「TPPの交渉に参加しなければ、アジア太平洋地域の成長を十分に取り込むことができず、国民生活の水準などを保つことができなくなるという懸念の声も大きい」としていて、交渉参加に賛成する立場の議員の意見も盛り込まれています。
自民党は、この決議を、14日、安倍総理大臣に申し入れることにしています。

[関連ニュース]
k10013185521000.html

[関連ニュース]

  自動検索

自民 TPPの例外品目で決議 (3月14日 19時1分)

自民 TPPの政府への要求まとめる (3月13日 23時23分)

自民 TPP要求で意見集約へ (3月13日 18時34分)

公明 コメなど関税撤廃の例外に (3月13日 16時58分)

橋下氏 TPPで自民は例外作りすぎ (3月13日 16時4分)

このページの先頭へ