NHK富山県のニュース　富山放送局

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器物損壊容疑 県職員を逮捕

県の土木センターで課長をつとめる５８歳の男が、１４日未明に、富山市のＪＲ水橋駅で壁を蹴って穴を開けたとして器物損壊の疑いで逮捕されました。男は酒に酔っていて「覚えていない」と話しているということです。
逮捕されたのは、県の富山土木センターで施設管理課長をつとめる濱本進容疑者（５８）です。
濱本課長は、１４日午前１時前、ＪＲ水橋駅の改札口の横にある壁を蹴り、直径１５ｃｍほどの穴を開けたとして、器物損壊の疑いが持たれています。
当時、水橋駅は最終電車が出たあとで、駅員や利用客はいませんでしたが、壁を蹴った勢いで縦横約１ｍの窓ガラスが落ち、警報器が鳴ったために警備員が駆けつけて濱本課長を取り押さえました。
警察やＪＲによりますと駅構内では壁のほか、ホームから駅の事務所に入るドアにも何度も蹴られたような痕があり、ガラスにひびが入っていたということです。
濱本課長は酒に酔っていて、調べに対し「覚えていない」と話しているということです。警察は詳しいいきさつについて調べています。職員が逮捕されたことについて、県の人事課は「県民の信頼を大きく損ない深くお詫びします。本人に事実を確認した上で厳正な処分を検討します」とコメントしています。

03月14日　18時53分

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