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中間貯蔵施設 候補地で現地調査始まる
3月8日 15時51分

中間貯蔵施設 候補地で現地調査始まる
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福島県の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設について、環境省は、建設候補地となっている原発周辺の3つの町で今週から現地調査を始めたことを明らかにし、石原環境大臣は、地元の理解を得ながら建設を進める考えを示しました。

福島県の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設について、環境省は福島第一原発の周辺にある双葉町、大熊町、楢葉町の3つの町に分散して設置する方針です。
環境省は建設候補地の現地調査をことし1月から始める予定でしたが、地元との調整が難航し、今週から候補地の地形などを確認する調査を始めたということです。
これについて、石原環境大臣は8日の閣議後の会見で、「今後、候補地の地権者の同意を得て、ボーリング調査などを進めていきたい」と述べました。
中間貯蔵施設を巡っては、地元の一部から「復興の妨げになる」などとして、依然として反対する声が上がっていて、石原環境大臣は、「調査の結果を踏まえて、安全性に十分配慮した施設の具体的なイメージを示し、丁寧な説明を行って設置について理解を得ていきたい」と述べ、地元の理解を得ながら建設を進める考えを示しました。

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