女児に体当たりした男 暴行で逮捕

3月14日 11時46分

東京・大田区の路上で、自転車に乗って帰宅途中だった女子児童にわざと当たり公園に連れて行こうとしたとして、２６歳の会社員の男が暴行の疑いで逮捕されました。
周辺では、小中学生の女の子を狙った同じような被害が相次いでいるということで、警視庁が関連を調べています。

逮捕されたのは、ネット通販大手「楽天」の社員で東京・大田区に住む伴野貴之容疑者（２６）です。
警視庁の調べによりますと、伴野容疑者は、ことし１月の午後８時ごろ、大田区の路上で自転車に乗って帰宅途中だった小学生の女の子にわざと当たり、立ち止まった女子児童に「一緒に公園に行こう」と誘ったとして暴行の疑いが持たれています。
女子児童は自宅に帰り、けがはなかったということです。
警視庁によりますと、現場周辺では去年の秋ごろから自転車に乗った小中学生が男に体当たりされたあと、連絡先を聞かれたり「公園に行こう」と誘われたりする被害が数件相次いでいるということです。
調べに対して、伴野容疑者は「小中学生の女の子に興味があり、これまでにも同じようなことを何回か繰り返した」と供述しているということで、警視庁がほかの事件との関連を調べています。