メディアに関するコメントを時おり求められる。
今、専門であるメディアエンターテインメントに関して一番コメントしたいのは、ドラマ「最高の離婚」についてだろうか。
喋れと言われれば、新聞一面分でも喜んで語る。
ドラマで言えば、「八重の桜」についてのお題だと、自分の立場もあり、少々気を遣うことになるだろう。
だが、もし依頼があれば、思ってることを素直に話すつもりではある。
それくらいしか取り柄はない。
今回の関西テレビの件は、コメントをすることを内心ためらった。
親しき人たちの顔も浮かんだ。
新聞社からまず連絡があったとき、数秒の間にさまざまなことを考えた。
「万が一、もっと近いところ、たとえば古巣で同じようなことがあり、かつコメントを求められたら、ボクは応じるか?」
と、自問自答してみた。
そのときはコメントに応じよう。
そう決めたことで、今回の関西テレビの件にもコメントを寄せることにした。
取材をしてくれた数人のうち、親しき記者は、
「影山センセ、すんません。辛いコメントをお願いして。。。」
と、言ってくれた。少しだけ気持ちが楽になった。