
子供達が楽しくご飯を食べられるように、子供達が大好きなキャラクターをお弁当で再現する『キャラ弁』は、海外の母達を驚かせ、日本の新たな文化の一つとなりつつある。
だが、海外にもキャラ弁ならぬ『キャラ・サンド』を作るパパが出現し、話題になっている。
(画像:Daily mail)
イギリス老舗のゴシップ紙に掲載されるだけあって、サンドイッチの表面に描かれた様々なキャラクターは、とても可愛らしく、これなら子供達が喜ぶこと間違いなしだ。
ご飯と違ってパンは弾力性が弱いし、一体どんな素材を使ってキャラ・サンドイッチを作っているのだろう?
―と思ってよく見たら、サンドイッチの表面に描かれている絵は、食材で工夫を凝らしてこしらえたものではなく、
ただサンドイッチを入れているジップ・ロックにペンで絵を書いているだけだ。
日本人的にはかなりがっかりだが、海外ではなかなかの評判だ。
(画像:Daily mail)
アメリカ・マサチューセッツ在住のデイビッド・ラファリエレさんは、2008年から、子供達のお弁当にサンドイッチを作った後、それを入れるジップ・ロックに絵を描き、写真を撮ってインターネット上で公開し始めた。
デイビッドさんの職業はグラフィックデザイナーというだけあって、ジップ・ロックに描かれた絵は、さすがに上手い。ユーモアのセンスもあるようで、思わず小さく噴出してしまうような絵が多い。
(画像:Daily mail)
このサンドイッチを持たされる子供達は、お昼を食べ始めるまで、今日はどんな絵がジップ・ロックに描いてあるのか分からない。
きっと、「今日はどんな絵が描いてあるんだろう」とワクワクしながら、お昼の時間を心待ちにしていたに違いない。
正直、完成度は日本のキャラ弁の方が断然上だが、この子供達がワクワクする気持ちは、デイビッドさんのキャラ・ジップ・ロックも同じだ。
デイビッドさんがジップ・ロックに絵を描き始めてから5年経った今、その作品は1000点を越えた。
子供達もきっと大きくなって、キャラ・ジップ・ロックはもう必要なくなったかも知れないが、もはや彼の趣味と化したキャラ・ジップ・ロックを、デイビッドさんが止める気配はない。
そこも、日本のキャラ弁と一緒かもしれない。
今日はどんなキャラが、デイビッドさんの子供達のジップ・ロックに描かれているのだろうか。
【記事:りょーこ】
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