ほぼ事実上の事務局会議としては最終回(残るは9月の署名直前の最終回のみ)のTPPシンガポール会議が閉幕。今朝、それにアメリカNGOの資格で参加した内田聖子さんが会議内容を国会内で開催された「TPPを考える国民会議」で報告。同時に、アメリカの貿易問題を監視するNGOグループ、パブリックシチズンのワラッチ代表がビデオメッセージをよせて、「日本の皆様、こんなにひどいTPPに加盟するのですか?あまりに屈辱的ではありませんか}と訴えた。
この会議ではやはり恐るべき内容が暴露された。完全秘密会という一方で数十の多国籍企業がそれぞれブースを設営して営業活動したり、もう完全に多国籍企業とアメリカ政府の共演・協働の様相を呈してきた。
中でもアメリカ貿易交渉担当高官より、まだ日本の参加が表明されていないのに、「日本は入れることになったが、カナダ・メキシコと同様に、後発参加国にはいっさい過去の交渉内容も開示しないし、すでに決まったことへの最低限や変更要請は拒否する...」みたいな発言が参加国になされたとのこと。これでは、例外を求めるとか、センシチブ品目はアメリカもあるから今後の交渉で認められる可能性がある...なんていう言い訳がまったく虚偽のものであることがわかった。諸外国が決めたことを自動的に飲まなければならないなら、国会もいらないし、憲法放棄にひとしい行為だと思う。こんなひどい状況は実は昨年からなんどもマスコミに報告したのに、一切報道されなかった。マスコミの責任もあまりに重いといわざるをえない。世も末とはこういうことだ。
この会議ではやはり恐るべき内容が暴露された。完全秘密会という一方で数十の多国籍企業がそれぞれブースを設営して営業活動したり、もう完全に多国籍企業とアメリカ政府の共演・協働の様相を呈してきた。
中でもアメリカ貿易交渉担当高官より、まだ日本の参加が表明されていないのに、「日本は入れることになったが、カナダ・メキシコと同様に、後発参加国にはいっさい過去の交渉内容も開示しないし、すでに決まったことへの最低限や変更要請は拒否する...」みたいな発言が参加国になされたとのこと。これでは、例外を求めるとか、センシチブ品目はアメリカもあるから今後の交渉で認められる可能性がある...なんていう言い訳がまったく虚偽のものであることがわかった。諸外国が決めたことを自動的に飲まなければならないなら、国会もいらないし、憲法放棄にひとしい行為だと思う。こんなひどい状況は実は昨年からなんどもマスコミに報告したのに、一切報道されなかった。マスコミの責任もあまりに重いといわざるをえない。世も末とはこういうことだ。