＜世界フィギュア＞男子ＳＰ　高橋は４位、羽生は９位

男子ショートプログラムで演技する高橋＝カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで２０１３年３月１３日、山本晋撮影

　【ロンドン（カナダ）芳賀竜也】１４年ソチ五輪の国・地域別出場枠を懸けたフィギュアスケートの世界選手権は１３日、当地で開幕した。男子はショートプログラム（ＳＰ）を行い、２連覇中のパトリック・チャン（カナダ）が世界歴代最高得点となる９８．３７点で首位発進した。今季のグランプリ（ＧＰ）ファイナル王者の高橋大輔（関大大学院）が８４．６７点で４位、今季の全日本選手権を制した羽生結弦（はにゅう・ゆづる）＝宮城・東北高＝は７５．９４点で９位、ＧＰフランス杯覇者の無良崇人（むら・たかひと）＝中京大＝は７３．４６点で１１位だった。

【演技後、謝るように手を合わせる羽生】

　ペアもＳＰを行い、タチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組（ロシア）が７５．８４点で１位。川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組（ロシア）は６９．９８点で４位だった。