あーちゃんの放浪記

子供のころ読んだ「ちばてつや漫画」の中で今も記憶に残っているのがこの「紫電改のタカ」だ。

第2次世界大戦時の飛行機乗りを描いた漫画だったが面白いというよりも切ない漫画だったように記憶している。特に印象に残っているのが主人公と妹か幼なじみらしき二人が小高い丘の上で語り合っているシーンだ。ふたりで遠くの空をながめている情景は妹がいない自分にはうらやましく感じられた。私に妹がいればもう少し「やさしく思いやりのある人間」になっていたのかもしれない。

当時は知らずに読んでいたがこの漫画の設定は台湾の高雄（カオション）だった。私は仕事でよく台湾へ行っていたがその街が高雄市だったのも何かの縁だ。ストリーはほとんど忘れたが先日調べたところ今も販売されているらしいので読んでみようと思っている。昔読んだ小説も読み返したくなるが漫画も強く記憶に残っているものがこうしてある。共に私の中で生きている気がする。

トラックバックURL : http://skodama.exblog.jp/tb/13070217
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]

名前 :
URL :
非公開コメント
削除用パスワード