米ニューヨークの連邦地裁陪審団は13日、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が特許を侵害しているとして同社を提訴していた元ソニー技術者の富田誠次郎氏の主張を認め、任天堂に3020万ドル(約29億円)の賠償金支払いを命じる評決を下した。
問題の特許は、専用のメガネ無しで3次元(3D)画像が見られる技術。富田氏が米国で特許を取得し、2011年に任天堂を提訴していた。
任天堂は「主張を陪審員の方々に理解していただけず残念。今後、特許を侵害していないとの判決を得られると信じている」とコメントし、評決が確定すれば控訴する意向を示した。
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朝日新聞社会部