盲目のふりをした女装の男が「道に迷った」とうそをつき、道案内をしてくれた女性に「お礼に正しい下着のつけ方を教えてあげる」と言って胸を触る事件が起きた。一方で、女装を悪用する変態事件とは別に、現代は“女装道”を突き進む男性が増えている。モノマネ芸人、あの鳩山来留夫(39)は、芸能界生き残りのため真剣に女装に取り組み始めた――って、マジか!?
千葉東署によると、男は1日深夜、千葉市内の路上で女性(28)に声を掛けて案内をさせた後、「お礼に――」と言って胸を触った。かつらからのぞける白いもみあげを見て女性は男の女装に気付いた。男は60歳前後で、白いシャツに黒っぽいカーディガン、焦げ茶色で細身のズボンをはいていたという。
この犯罪もひょっとすると、女装ブームがヒントになったのかもしれない。それほど、世間の認知度や許容度がアップしているのだろう。
KYといわれた鳩山由紀夫元首相(66)のモノマネで注目されながら、鳴かず飛ばずの来留夫は「お願いします。僕をかわいくしてください。ニューハーフが好きな業界人はいます。プロデューサーに抱かれて仕事を取る」と宣言した。“枕営業”のターゲットはAKB48のプロデューサー秋元康氏(54)だ。
「あの秋元さんにカマを掘っていただいて、AKB48のメンバーにしてもらう。よし決めた!! 板野友美ちゃんみたいにしてもらおう」――。
来留夫がすがったのは、女装初心者の男性をかわいくコーディネートする出張サービス「女装!! MAKEOVER Project」だ。
スタッフはすべてニューハーフ。東大卒ニューハーフAV嬢のしずかさんは「昔の私はノンケ男性を引きずり込むことが好きだった。でも、今は男性の女装願望だけをしっかりかなえます」と妖しい笑みを浮かべる。
初めて女装した来留夫は鏡を見て「ともちんにしか見えない! これならAKBに入れる!!」と大喜び。「アタシの新しい名前は『鳩山ミユキ』よ!」と、元首相の奥様の名を口走る悪ノリぶりで、自分がどこまで通用するか確かめるべく、新宿の街へ。
ミユキは「私、キレイ?」と口裂け女のような質問を通行人に投げかけるが「うっせえブス!」「2点(=10点中)」。罵声を浴びせられただけでなく「おまえ、鳩山由紀夫に似てんな」と驚く男性もいた。通りすがりの男性らも「さっきから鳩山首相に似たオカマの立ちんぼが声掛けてるから気を付けなきゃ」と警戒心丸出しだった。
それでも、本気の来留夫は「芸能界枕営業作戦はこれで終わりじゃない! 少なくとも峯岸みなみにはマジで似てるはずだぁ~!」と叫びながらドレス姿のまま新宿2丁目方面に走っていった。
来留夫は残念ながら、一緒に女装にチャレンジした男性はタレントの中川翔子(27)そっくりに変身。女装ブームはさらに広がりそうだ。
時は来た。ブシロードから発売されているネット対戦型トレーディングカードゲーム「キング オブ プロレスリング」 の第6回公式リーグで「東スポ杯」(3月29日午前6時から4月2日午後10時までの5日間)の開催が決定した。
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