'13/3/12
被爆の電車敷石で記念碑
爆心地に近い相生橋(広島市中区)で被爆した路面電車の敷石が記念碑になり、広島電鉄(同)の本社ビル前に設置された。除幕式が11日あり、社員が恒久平和と東日本大震災からの復興を願った。
石は縦約50センチ、横約40センチの花こう岩で、平和を願う観音像と「広島より」という意味の英語が彫られている。各国に被爆石を贈る活動をしている市民団体「ひろしま・祈りの石の会」が敷石を広電から譲り受け、加工して贈った。
式には広電社員たち約40人が参加し、同会の梅本道生会長代行と椋田昌夫社長が除幕した。
【写真説明】モニュメントを除幕した梅本会長代行(左)と椋田社長