<名古屋大病院>がん3年放置 30代患者、肺に転移し死亡
名古屋大病院(名古屋市昭和区)は13日、口腔(こうくう)内のがんと診断して手術をすると決めていた愛知県の30代患者に、08年から3年間入院の連絡をしないまま放置し、患者が死亡したと発表した。病院が賠償金を支払うことで遺族と示談が成立しており、記者会見した松尾清一病院長は「ご遺族に心より謝罪する。病院全体のシステムを見直す」と話した。(毎日新聞)[記事全文]
・ がん手術せず3年放置、転移で死亡 名大病院 - 産経新聞(3月13日)
・ 名古屋大学医学部附属病院(名大病院)
ニュース
- 医師教育や終末期医療でもメディエーション−和田早大教授が可能性示す(医療介護CBニュース)11日 - 12時41分
- 消費税の原則課税要望など活動方針を決定−医法協代議員会・総会(医療介護CBニュース)8日 - 22時20分
- リピーター医師対策で委員会設置案が浮上−日医(医療介護CBニュース)7日 - 21時36分
- インプラント事故 歯科医に有罪判決(産経新聞)5日 - 7時55分
- インプラント手術で死亡、歯科医に有罪判決 東京地裁(朝日新聞デジタル)4日 - 20時34分
- <インプラント手術死亡>歯科医師に有罪判決 東京地裁(毎日新聞)4日 - 19時39分
- 宝塚市立病院の医療事故:チューブ切断事故調査報告 「危険予知、不十分」 死亡と因果関係否定 /兵庫(毎日新聞)2月28日 - 15時53分
- 明石歩道橋圧死事故業務上過失致死事件の免訴判決に学ぶこと(早川 忠孝)2月22日 - 12時56分
- 医療過誤保険アンダーライターを採用=英ニューライン〔BW〕(時事通信)2月20日 - 13時44分
- 海外トップニュース(19日)(時事通信)2月19日 - 17時36分
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医療過誤とは
医療過誤には、(1)診断ミス、(2)検査ミス、(3)手術の失敗、(4)全身管理の不全、(5)投薬量の間違い、(6)薬の副作用、(7)看護ミス、など様々な形態がある(京都第一法律事務所 法律ハンドブック(改訂新版))。
医療事故の現状
- 医療事故情報収集 - 医療機関からの医療事故情報およびヒヤリ・ハット事例の収集等。日本医療機能評価機構
- 平成22年 年報 - 日本医療機能評価機構(2011年8月30日)
- 【医療事故報告/年報】2010年は過去最多に‐事故報告が定着 - 薬事日報(2011年9月6日)
民間による取り組み
- 患者・家族と医療をつなぐ NPO法人「架け橋」が始動 - WEDGE(2012年6月29日)
出産時の事故
- 出産時の事故から身を守るには? 重度脳性麻痺とずさんな医療 - WEDGE(2012年2月6日)
体内への置き忘れ
- 患者体内に器具2週間手術で置き忘れ 京都第二赤十字病院 - 京都新聞(2010年3月27日)
- 術後に体内「置き忘れ」124件/ガーゼやメス - 西日本新聞(2008年12月9日)
ガーゼ
- 体内にガーゼ24年間放置=子宮摘出手術でミス−岐阜 - 時事通信(2009年5月27日)
- 熊大病院、体内にガーゼ置き忘れ 患者、一時集中治療に - 西日本新聞(2009年4月14日)
- 27年前のガーゼ体内に 手術時に置き忘れ、京都 - 47NEWS(2008年6月28日)
レーシック手術後に角膜炎が発症
- 被害拡大!レーシック感染の重症患者20人超 - スポニチアネックス(2009年3月19日)
- 日本眼科学会 - レーシック解説やガイドライン。日本眼科協会
- 安心LASIK NETWORK - レーシックの疑問や10のチェックテスト
手掌多汗症手術後に別の部位から異常発汗
手掌多汗症について
- 手掌多汗症に対する胸腔鏡下低位交感神経遮断術(低位ETS) - おだクリニック日帰り手術外科
- 手掌多汗症とは - 手のひらや足の裏に異常に汗をかく状態。多汗症.com
手術による被害報告
- ETS(交感神経切除手術)被害者連絡会 - ETSとは、声明文など
- ETS(胸腔鏡下胸部交感神経遮断術)後遺症に苦しむ者たちのサイト - 被害者の声
複合性局所疼痛症候群
大野病院事件
産科医不足を加速させたなどとして全国の医療関係者が注目するなか、2008年8月20日、福島地裁で医師に無罪判決が言い渡された。
2008年8月29日、福島地検は控訴断念を発表。9月4日午前0時に控訴期限を迎え、無罪が確定した。
- 大野病院事件判決要旨 - 47NEWS(2008年8月20日)
- 大野病院事件で無罪判決/医療界「“聖域”守った」 - 東奥日報(2008年8月20日)
- 福島県立大野病院事件に「無罪」判決 - All About(2008年8月21日)
帝王切開中の妊婦死亡をめぐり、産婦人科医に無罪を言い渡した二十日の大野病院事件判決は、医師の裁量という医療界にとっての“聖域”を守った形となった。警察への届け出が必要な「異状死」も、限定する方向で踏み込み、医師側からは歓迎の声が上がるが、国が創設を目指す「医療版事故調」が骨抜きになりかねないとの懸念も出ている。
- 産科医無罪確定と今後の課題 - NHK解説委員室ブログ(2008年9月2日)
医療界の声明
- 福島県立大野病院事件についての福島地方裁判所の判決に対する声明 - 日本産科婦人科学会(2008年8月20日)
- 福島県立大野病院事件についての福島地方裁判所無罪判決に対する 検察当局の控訴断念について - 日本産科婦人科学会(2008年8月29日)
- 福島県立大野病院事件判決について(PDFファイル) - 日本産婦人科医会(2008年8月20日)
- 福島県立大野病院の医療事故問題について - 日本医師会
キーワード
関連用語
- 医療事故:医療過誤より意味は広い。リスクマネージメントマニュアル作成指針の定義によれば、医療過誤だけでなく、医療関連の事故ながら「医療行為とは直接関係しない場合」や患者ではなく「医療従事者に被害が生じた場合」もこれに含まれる。
- ヒヤリ・ハット:大事には至らなかったものの、ひとつ間違えば事故につながったような事例を指す。
- 医療不信
- 医療訴訟
- 医療崩壊
- 医師賠償責任保険 - 医療事故のための保険。All About
対策
- 患者の安全確保対策室 - 日本医師会
- 医療安全対策について - 厚生労働省
関連トピックス
- 医療
- 受精卵取り違え問題 - 香川県立中央病院が、不妊治療中の夫婦に対し、誤って別の患者の可能性が高い受精卵を移植。その後和解。
- 採血器具使い回し問題 - 厚生労働省が2006年3月に共用禁止を通知した採血器具を医療機関で使い回していることが全国各地で発覚。
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