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<内申書転記ミス>我孫子市の中学校で 高校入試で不合格も

毎日新聞 3月13日(水)21時55分配信

 千葉県の我孫子市教育委員会は13日、高校入試で使用された同市立白山中学校に在籍する3年生115人の調査書(内申書)に記載ミスがあり、うち16人が公立高校などの第1希望に最終的に合格していなかったと発表した。県教委は内申書の記載ミスがなければ合格していた受験生の数を精査中で、特例的な追加合格を検討している。本来なら不合格になる受験生の合格取り消しもしないという。【橋本利昭、斎川瞳】

 記者会見した市教委によると、今月8日に県内公立高に合格した生徒の保護者が、入試関係書類を情報公開請求。通知表に記載された1年の理科の5段階評価が「5」だったにもかかわらず、調査書は「3」になっていることを発見した。

 連絡を受けた学校側が確認したところ、257人中115人で記載ミスが見つかった。3年間の調査書の点数(満点135点)に対し、88人が実際の成績より減点されており、最大の減点幅は4点だった。このうち、24人が県内公立高校の前期試験に不合格。後期試験で9人が合格したが、後期試験も不合格となるなど16人が第1希望に合格していなかった。誤って加点された生徒が受験した影響で、不合格となった他校の生徒についても合否判定をやり直す。

 昨年3月、同校の2年生の担任だった20代の男性教諭が1人で1年の成績を整理し、転記する際に数学の成績を理科、保健体育の成績を技術家庭に誤入力したことが原因。中村準教育長は「弁解の余地がない。深くおわびしたい」と話した。

 白山中では13日夜、3年生の保護者対象の説明会が開かれた。中学3年の男子生徒の母親(47)は「子供は不合格になった後でこうした事情が分かれば、すごく動揺したと思う」と話した。

最終更新:3月14日(木)0時6分

毎日新聞

 

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